JP2000203525A - 錠剤供給ホッパ― - Google Patents

錠剤供給ホッパ―

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JP2000203525A
JP2000203525A JP11003551A JP355199A JP2000203525A JP 2000203525 A JP2000203525 A JP 2000203525A JP 11003551 A JP11003551 A JP 11003551A JP 355199 A JP355199 A JP 355199A JP 2000203525 A JP2000203525 A JP 2000203525A
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tablet
supply
hole
hopper
tablets
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JP11003551A
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English (en)
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Shoji Togashi
庄二 富樫
Toshio Saito
敏夫 斉藤
Kenji Nishioka
賢治 西岡
Yoshiaki Ishii
義昭 石井
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 傾斜して回転する供給回転盤4に形成した錠
剤計量穴5に錠剤2を1個ずつ収容し錠剤投下穴15に
供給する構成の錠剤供給ホッパーにおいて、錠剤供給不
良を解消する。 【解決手段】 錠剤計量穴5の上端に、穴断面が穴入口
に向かって拡がる形状の導入部を設けて、錠剤2が錠剤
計量穴5に入り易くする。また、供給回転盤4の上面に
多数の溝7を形成して錠剤2を供給回転盤4の回転中心
よりも上側の領域に送ると共にその錠剤2を第一ガイド
26によって空の錠剤計量穴5が通過する領域に案内
し、錠剤計量穴5へ錠剤が入ることを一層確実とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、錠剤を袋内に充填
して包装する包装装置において、錠剤を一定数ずつ(通
常1個ずつ)、分離して供給する錠剤供給ホッパーに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、錠剤の充填包装装置における錠剤
供給ホッパーとして、水平に対して傾斜した軸線を中心
として回転するように設けられ、回転中心を中心とする
円上に複数の錠剤計量穴を形成した供給回転盤と、その
供給回転盤の下側に回転しないように設けられ、前記錠
剤計量穴が通過する軌道の最上部に錠剤投下穴を有し、
それ以外の軌道では前記錠剤計量穴を塞ぐ固定板を備え
たホッパー本体とを有する錠剤供給ホッパーが用いられ
ている。この錠剤供給ホッパーでは、供給回転盤の錠剤
計量穴を1個の錠剤のみを収容する大きさとしており、
ホッパー内に多数の錠剤を、但し傾斜した供給回転盤の
上部に位置する錠剤計量穴は露出させる程度に、投入し
て運転すると、供給回転盤の回転中に各錠剤計量穴に錠
剤が1個ずつ入り、その錠剤計量穴が固定板の錠剤投下
穴を通過する際に、収容していた1個の錠剤を錠剤投下
穴に送り出すことができ、これにより錠剤を1個ずつ分
離して供給していた。ここで、供給回転盤の回転軸線の
傾斜角は一定に固定されていた。また、錠剤計量穴の形
状は全体がストレートであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
装置は、球状の錠剤に対しては比較的良好に作動し、錠
剤を1個ずつ分離して供給できるが、錠剤の形状によっ
ては、供給不良が多発するという問題が生じた。例え
ば、従来の錠剤供給ホッパーによって細長いカプセル状
の錠剤を取り扱おうとして、錠剤計量穴の内径を、その
細長い錠剤を縦方向に1個収容し且つ通過させるサイズ
としたところ、錠剤計量穴が細長いストレートな穴とな
るためか、細長い錠剤がその錠剤計量穴に入らないこと
が多く、供給ミスを多発した。そこで、錠剤計量穴を、
細長い錠剤を横にして収容し且つ通過させる形状とした
ところ、錠剤が少しは入りやすくなるが、依然としてか
なりの供給ミスが生じ、しかも、一度に2個の錠剤が縦
方向で入ってしまい、2個供給してしまうという問題も
生じた。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、取り扱う錠剤の形状に関わらず、供給回転盤の各
錠剤計量穴に所定数の(通常は1個の)錠剤を確実に入
れることができ、これによって確実に一定数ずつの錠剤
を供給することの可能な錠剤供給ホッパーを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の一つの発明は、供
給回転盤に形成した錠剤計量穴に錠剤が入り易くするた
め、錠剤計量穴の上端に穴断面が穴入口に向かって拡が
る形状の導入部を設けるという構成としたものである。
この導入部を設けたことで、錠剤計量穴の入り口が大き
くなって錠剤が入り易くなり、しかも、細長いカプセル
状の錠剤の場合には、その錠剤が供給回転盤上に横たわ
った状態であっても一端が錠剤計量穴の導入部に入るこ
とで錠剤が立ち上がった状態となって円滑に錠剤計量穴
に縦方向に入ることができ、供給回転盤の回転中に各錠
剤計量穴に錠剤が入る確率が高くなり、錠剤の供給不良
を大幅に低減できる。
【0006】また、本願の他の発明は、供給回転盤に形
成した錠剤計量穴への錠剤収容の確実性を高めるため、
前記供給回転盤の上面の、前記錠剤計量穴を配置した円
の内側の領域に回転方向に交叉する方向に延びる複数の
溝若しくは突起を設け、更に、前記供給回転盤の上方
に、供給回転盤上の錠剤を、供給回転盤の回転中心より
も上側の領域から回転中心の側方を通過する錠剤計量穴
に向かって案内する第一ガイドを設けるという構成とし
たものである。そして、この構成により、供給回転盤の
回転中に、供給回転盤の上面の錠剤が複数の溝若しくは
突起によって回転中心よりも上側の領域に持ち上げら
れ、次いで第一ガイドで案内されて、供給回転盤の回転
中心の側方を通過中の錠剤計量穴に送られ、これによっ
て空の錠剤計量穴に錠剤が接触する頻度が増し、錠剤計
量穴に錠剤が入る確率が高くなり、錠剤の供給不良を大
幅に低減できる。
【0007】この際、前記供給回転盤の上方に、供給回
転盤上の錠剤を、供給回転盤の外周部から前記第一ガイ
ドの先端よりも下流において錠剤計量穴に案内する第二
ガイドを設ける構成とすることが好ましい。このように
第二ガイドを設けると、第一ガイドの先端近傍を通り過
ぎたにも係わらず、まだ錠剤が入っていない錠剤計量穴
に対して、第二ガイドが錠剤を案内するので、錠剤計量
穴に錠剤が入る確率が一層高くなり、錠剤の供給不良を
大幅に低減できる。
【0008】本願の更に他の発明は、供給回転盤及びホ
ッパー本体の中心軸線の、垂直方向に対する傾斜角度θ
を、15〜45度の範囲で変更可能とするという構成と
したものである。供給回転盤の回転中、錠剤は供給回転
盤の上でころがりながら錠剤計量穴に出会ってその中に
入るが、錠剤の供給回転盤での動きは錠剤の形状によっ
て異なるのみならず、供給回転盤の傾斜によっても異な
る。そこで、供給回転盤の傾斜を錠剤の形状に応じた適
切な角度に設定することで、錠剤計量穴に錠剤が入る確
率を高め、錠剤の供給不良を大幅に低減できる。ここで
上記の角度範囲は、大抵の錠剤に対応可能であり、また
逆に、この角度範囲の外側では供給不良が多くなるの
で、本発明ではこの角度範囲を選定している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す実施例によって詳細に説明する。図1は錠剤包
装装置に設けられた本発明の一実施例による錠剤供給ホ
ッパー1を、一部を断面で示す概略側面図、図2はその
錠剤供給ホッパー1をホッパー本体の軸線方向に見た概
略平面図であり、傾斜した供給回転盤4の最も低い位置
を下側として示している。この実施例の錠剤供給ホッパ
ー1は、細長いカプセル状の錠剤2を1個ずつ供給する
ためのものである。
【0010】図1、図2において、4は垂直に対して傾
斜した軸線O−Oを中心として回転するように設けられ
た供給回転盤であり、回転中心Oを中心とする円Pの上
に、一定ピッチで複数の錠剤計量穴5を形成している。
この錠剤計量穴5は、その断面を図3に拡大して示すよ
うに、1個の錠剤2を縦方向にして収容し且つ下方に通
過させることができる形状、サイズのものであり、スト
レート部5aの上端に、角取りによって、穴断面が穴入
口に向かって拡がる形状に形成した導入部5bを設けて
いる。この導入部5bは、供給回転盤4の上面に横たわ
っている錠剤2aが錠剤計量穴5の上に移動してきた時
に、錠剤2bのように傾いて円滑にストレート部5a内
に入ることができるように設けるものであり、この実施
形態では断面を円弧状としている。その導入部5bの大
きさ(入口径D、深さe、円弧の半径R等)は、錠剤5
が円滑にストレート部5a内に入ることができるよう
に、錠剤5のサイズに応じて適宜定めるものであり、大
凡の目安としては、ストレート部5aの直径dに対し
て、入口径Dを2〜3倍程度、深さe及び半径Rを0.
5〜1倍程度と設定することが好ましい。なお、導入部
5bは図示したように断面を円弧状に形成する場合に限
らず、直線状としてもよく、その場合にも導入部5bの
大きさは図示した円弧状の場合に準じて設定すればよ
い。
【0011】図2において、供給回転盤4の上面には、
錠剤計量穴5を配置した円Pの内側の領域に回転方向に
交叉する方向に延びる複数の浅い溝7を設けている。こ
の溝7は、供給回転盤4が傾斜した状態で回転する時に
その上に乗っている錠剤2を引っかけて移動させること
ができるように設けるものである。ただし、錠剤2が容
易にその溝7から外れることができるよう、溝7の深さ
は錠剤2の直径よりもかなり小さく設定している。な
お、溝7の方向は、図面では回転中心Oを中心とする放
射方向としているが、必ずしもこの方向に限らず、放射
方向に対して適当を傾斜させてもよい。また、溝7に代
えて低い突起を用いてもよい。
【0012】図1、図2において、11はホッパー本体
であり、供給回転盤4の下側に回転しないように設けら
れた固定板12と、その外周に取り付けられた側壁13
と、固定板12の下面を支持した支持部材14等を備え
ている。側壁13は供給回転盤4の外周にほぼ接する位
置に設けられており、これにより、ホッパー本体11内
に投入された錠剤2はすべて供給回転盤4の上に乗るこ
ととなる。固定板12は、供給回転盤4の錠剤計量穴5
が通過する軌道の最上部に錠剤投下穴15を有し、それ
以外の軌道では錠剤計量穴5の下端を塞ぐ構成となって
いる。錠剤投下穴15の下方にはシューター16が設け
られ、その下方には錠剤を包装装置の充填部に搬送する
バケットコンベア18が設けられている。ホッパー本体
11は、定位置に設けられている支持台21にピン22
を介して揺動可能に保持されており且つ締付ボルト23
を締め込むことで所望位置に固定可能となっている。か
くして、供給回転盤4及びホッパー本体11は、そのの
中心軸線O−Oの、垂直方向に対する傾斜角度θを調整
可能である。ここで、傾斜角度θの調整可能範囲として
は、15〜45度程度とすることが好ましく、この範囲
で種々な形状の錠剤に対応できる。なお、供給回転盤4
の軸4aは、ユニバーサルジョイントを介して、支持台
21内に配置されている駆動軸(図示せず)に連結され
ており、供給回転盤4の傾斜角度を変化させても支障な
く回転駆動される構成となっている。
【0013】供給回転盤4の上方には、供給回転盤4の
上面に近接して、供給回転盤4上の錠剤2を案内するよ
うに第一ガイド26、第二ガイド27が適当な保持手段
(図示せず)に保持されて設けられている。第一ガイド
26は、供給回転盤4上の錠剤を、供給回転盤4の回転
中心Oよりも上側の領域から回転中心Oの側方を通過す
る錠剤計量穴5に向かって案内するように配置されてい
る。一方、第二ガイド27は、供給回転盤4上の錠剤
を、供給回転盤4の外周部から第一ガイド26の先端よ
りも下流において錠剤計量穴5に向かって案内するよう
に配置されている。
【0014】供給回転盤4の上方には更に、錠剤投下穴
15よりも少し上流で、供給回転盤4の錠剤計量穴5を
形成している領域の上面から錠剤を払いのけるブラシ3
0が適当な保持手段(図示せず)に保持されて設けられ
ている。
【0015】次に上記構成の錠剤供給ホッパーによる錠
剤供給動作を説明する。使用に先立って、供給回転盤4
及びホッパー本体11の中心軸線O−Oの傾斜角度θを
取り扱う錠剤2の形状に応じて適性な値に設定してお
く。また、ホッパー内に適当量の錠剤2を投入してお
く。この時の投入量は、傾斜した供給回転盤4の上部に
位置する錠剤計量穴5は露出させる程度としておく。こ
の状態で供給回転盤4が図2に矢印Aで示す方向に一定
速度で回転し、その回転中、錠剤計量穴5が、第一ガイ
ド26、第二ガイド27で錠剤2が送られてくる領域及
び錠剤2の溜まっている領域を通過中にその錠剤計量穴
5に錠剤2が1個ずつ入り、ブラシ30の下を通過する
際に、ブラシ30が錠剤計量穴5の上に乗っている余分
な錠剤を払い落とす。その後、1個の錠剤2を収容した
錠剤計量穴5が固定板11に形成している錠剤投下穴1
5に到達し、錠剤2をその錠剤投下穴15に排出する。
その後、空になった錠剤計量穴5は再び錠剤2の溜まっ
ている領域に戻り、1個の錠剤2を収容して錠剤投下穴
15に向かって移動する。このようにして、錠剤2が1
個ずつ一定間隔で錠剤投下穴15に送りこまれ、バケッ
トコンベア18の各バケットに1個ずつ入れられ、充填
部に送られる。
【0016】以上の動作中において、供給回転盤4に形
成している錠剤計量穴5は上端に入口径の大きい導入部
5bを有しているので、細長い錠剤2でも錠剤計量穴5
に入り易く、錠剤2が錠剤計量穴5に入る確率が極めて
高くなる。このため、第一ガイド26、第二ガイド27
が無い状態でも、錠剤計量穴5が錠剤2の溜まっている
領域を通過することでほとんどの錠剤計量穴5に錠剤2
が1個ずつ入ることとなり、従来のストレート穴を用い
たものに比べて、錠剤の供給不良を大幅に低減できる。
【0017】しかしながら、錠剤の投入量によっては、
錠剤計量穴5が錠剤2の溜まっている領域を通過するの
みでは各錠剤計量穴5に100%の確率で錠剤2が入る
とは限らない。そこで、この実施例では供給回転盤4の
上面に溝7を形成し、且つ供給回転盤4の上方に第一ガ
イド26、第二ガイド27を配置している。この構成に
より、溝7が錠剤2を引っかけて供給回転盤4の回転中
心Oよりも上方の領域に移動させ、且つ第一ガイド26
によって錠剤2を矢印Bで示すように、回転中心Oの側
方の、空の錠剤計量穴5が通過する位置に向かって案内
する。このため、第一ガイド26の先端近傍を通過中の
錠剤計量穴5が錠剤2に出会う確率が高くなり、しか
も、この領域では錠剤2が重なり合った状態ではないの
で、錠剤計量穴5にきわめて入りやすい。かくして、こ
の位置を通過する錠剤計量穴5のほとんどに錠剤2が入
る。更に、この位置で錠剤計量穴5に錠剤2が入らない
場合でも、その錠剤計量穴5が第二ガイド27の先端近
傍を通過する際に、第二ガイド27が錠剤2を矢印Cで
示すように案内しており、その錠剤2が錠剤計量穴5に
入る。しかも、例えこの位置で錠剤が入らない場合があ
ったとしても、錠剤計量穴5はその後、錠剤2が溜まっ
た領域を通過するので、その際に錠剤2が入る。かくし
て、錠剤計量穴5にはほぼ100%の確率で錠剤2が入
ることとなり、錠剤計量穴5に入れにくい細長い錠剤2
でも、ほぼ100%の確率で1個ずつ、シューター16
に対して供給することができる。
【0018】なお、上記実施例では、供給回転盤4の錠
剤計量穴5に1個の錠剤2のみを収容させ、錠剤2を1
個ずつ錠剤投下穴15に送り出す場合を説明したが、錠
剤計量穴5のサイズを変更して複数個の錠剤2を収容さ
せるようにすることも可能であり、これにより、錠剤2
を複数個ずつ供給することができる。また、この実施例
の供給回転盤4では、錠剤計量穴5を一つの円P上に配
置しているが、複数の同心円上にそれぞれ錠剤計量穴5
を形成するように変更することもできる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明は、錠剤計量穴の
上端に穴断面が穴入口に向かって拡がる形状の導入部を
設けたことにより、錠剤がきわめて入り易くなり、錠剤
の形状に係わらず、供給回転盤の回転中に各錠剤計量穴
に錠剤が入る確率が高くなり、錠剤の供給不良を大幅に
低減できるという効果を有している。
【0020】また、本発明は、供給回転盤の上面の、前
記錠剤計量穴を配置した円の内側の領域に回転方向に交
叉する方向に延びる複数の溝若しくは突起を設け、更
に、前記供給回転盤の上方に、供給回転盤上の錠剤を、
供給回転盤の回転中心よりも上側の領域から回転中心の
側方を通過する錠剤計量穴に向かって案内する第一ガイ
ドを設けたことにより、供給回転盤の回転中に、錠剤を
空の錠剤計量穴が通過する領域に積極的に送ることがで
き、これによって空の錠剤計量穴に錠剤が接触する頻度
が増し、錠剤計量穴に錠剤が入る確率を高くでき、錠剤
の供給不良を大幅に低減できるという効果を有してい
る。
【0021】この際、前記供給回転盤の上方に、供給回
転盤上の錠剤を、供給回転盤の外周部から第一ガイドの
先端よりも下流において錠剤計量穴に案内する第二ガイ
ドを設ける構成とすると、第一ガイドの先端近傍を空の
状態で通り過ぎてしまった錠剤計量穴に対しても錠剤を
第二ガイドで送り込むことができ、錠剤計量穴に錠剤が
入る確率を一層高くして、錠剤の供給不良を大幅に低減
できるという効果が得られる。
【0022】また、本発明は、供給回転盤及びホッパー
本体の中心軸線の、垂直方向に対する傾斜角度θを、1
5〜45度の範囲で変更可能としたことにより、供給回
転盤の傾斜を錠剤の形状に応じた適切な角度に設定する
ことができ、錠剤計量穴に錠剤が入る確率を高め、錠剤
の供給不良を大幅に低減できるという効果を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による錠剤供給ホッパーを、
一部を断面で示す概略側面図
【図2】図1の錠剤供給ホッパー1をホッパー本体の軸
線方向に見た概略平面図
【図3】供給回転盤に形成している錠剤計量穴5の概略
断面図
【符号の説明】
1 錠剤供給ホッパー 2 錠剤 4 供給回転盤 5 錠剤計量穴 5a ストレート部 5b 導入部 7 溝 11 ホッパー本体 12 固定板 13 側壁 14 支持部材 15 錠剤投下穴 16 シューター 21 支持台 22 ピン 23 締付ボルト 26 第一ガイド 27 第二ガイド 30 ブラシ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西岡 賢治 東京都北区赤羽南二丁目10番25号 大日本 包装株式会社内 (72)発明者 石井 義昭 東京都新宿区市谷砂土原町一丁目2番34号 株式会社ディー・エヌ・ピー・エンジニ アリング内 Fターム(参考) 3E018 AA01 AB05 BB01 BB05 DA02 DA06 EA01 3E055 AA08 BB02 CA02 CA06 CB08 EA10 3F075 AA01 BA01 BB01 CA04 CA05 CA09 CC02 CC08 CD04 3F080 AA34 BA02 BA03 BC05 BF07 CC04 DA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平に対して傾斜した軸線を中心として
    回転するように設けられ、回転中心を中心とする円上に
    複数の錠剤計量穴を形成した供給回転盤と、その供給回
    転盤の下側に回転しないように設けられ、前記錠剤計量
    穴が通過する軌道の最上部に錠剤投下穴を有し、それ以
    外の軌道では前記錠剤計量穴を塞ぐ固定板を備えたホッ
    パー本体とを有する錠剤供給ホッパーにおいて、前記錠
    剤計量穴の上端に穴断面が穴入口に向かって拡がる形状
    の導入部を設けたことを特徴とする錠剤供給ホッパー。
  2. 【請求項2】 水平に対して傾斜した軸線を中心として
    回転するように設けられ、回転中心を中心とする円上に
    複数の錠剤計量穴を形成した供給回転盤と、その供給回
    転盤の下側に回転しないように設けられ、前記錠剤計量
    穴が通過する軌道の最上部に錠剤投下穴を有し、それ以
    外の軌道では前記錠剤計量穴を塞ぐ固定板を備えたホッ
    パー本体とを有する錠剤供給ホッパーにおいて、前記供
    給回転盤の上面の、前記錠剤計量穴を配置した円の内側
    の領域に回転方向に交叉する方向に延びる複数の溝若し
    くは突起を設け、更に、前記供給回転盤の上方に、供給
    回転盤上の錠剤を、供給回転盤の回転中心よりも上側の
    領域から回転中心の側方を通過する錠剤計量穴に向かっ
    て案内する第一ガイドを設けたことを特徴とする錠剤供
    給ホッパー。
  3. 【請求項3】 更に、前記供給回転盤の上方に、供給回
    転盤上の錠剤を、供給回転盤の外周部から前記第一ガイ
    ドの先端よりも下流において錠剤計量穴に向かって案内
    する第二ガイドを設けたことを特徴とする錠剤供給ホッ
    パー。
  4. 【請求項4】 前記錠剤計量穴の上端に穴断面が穴入口
    に向かって拡がる形状の導入部を設けたことを特徴とす
    る請求項2又は3記載の錠剤供給ホッパー。
  5. 【請求項5】 前記供給回転盤及びホッパー本体の中心
    軸線の、垂直方向に対する傾斜角度θを、15〜45度
    の範囲で変更可能としたことを特徴とする請求項1から
    4のいずれか1項記載の錠剤供給ホッパー。
  6. 【請求項6】 水平に対して傾斜した軸線を中心として
    回転するように設けられ、回転中心を中心とする円上に
    複数の錠剤計量穴を形成した供給回転盤と、その供給回
    転盤の下側に回転しないように設けられ、前記錠剤計量
    穴が通過する軌道の最上部に錠剤投下穴を有し、それ以
    外の軌道では前記錠剤計量穴を塞ぐ固定板を備えたホッ
    パー本体とを有する錠剤供給ホッパーにおいて、前記供
    給回転盤及びホッパー本体の中心軸線の、垂直線に対す
    る傾斜角度θを、15〜45度の範囲で変更可能とした
    ことを特徴とする錠剤供給ホッパー。
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