JPH0826461A - 部品整列供給装置 - Google Patents

部品整列供給装置

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JPH0826461A
JPH0826461A JP16520194A JP16520194A JPH0826461A JP H0826461 A JPH0826461 A JP H0826461A JP 16520194 A JP16520194 A JP 16520194A JP 16520194 A JP16520194 A JP 16520194A JP H0826461 A JPH0826461 A JP H0826461A
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JP
Japan
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drum
component
columnar
fence
cylindrical
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JP16520194A
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Haruo Kamijo
晴夫 上條
Toshiichi Akaha
敏一 赤羽
Atsutoshi Yokota
敦俊 横田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドラムの回動を利用して、円柱状部品をスム
ーズかつ高速に供給することができる部品整列供給装置
を提供すること。 【構成】 外周に沿って円柱状部品(10)を受ける溝
(12)が形成され軸(15)を中心に平面回転可能に
ドラム(11)を設け、ドラム(11)の外側にフェン
ス(16)を垂直に設け、フェンス(16)とドラム
(11)との間に円柱状部品誘導用の羽根(17)を複
数配設し、振動付加装置による整列供給のような騒音や
締結部等の緩みを発生させずに、円柱状部品(10)を
外部に整列供給するようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、次工程へ試験管等の円
柱状部品を1個単位で連続的に供給する部品整列供給装
置に係わり、特に円柱状部品を振動付加手段によらず、
円柱形状部品を受けたドラムの回動で供給できるように
した部品整列供給装置。
【0002】
【従来の技術】従来、次工程へ部品を1個単位で連続的
に供給する部品整列供給装置として、実開昭58−38
623号公報に示されているように、部品の入った容器
をある一定の振動で振動させその容器の中から部品を容
器外へ供給するように構成されたものが知られている。
また、この公報には、振動による移送途中に傾斜を設け
ることで、姿勢の正しくない部品がバランスを崩して除
外される機構も記載されている。
【0003】また、振動を利用しない装置としては、部
品を受け入れる容器内の円盤回転軸を傾斜させて回転さ
せ、その円盤の傾斜の上端側で別体のリングを回転させ
ることにより、上記整列機構を兼ね備えながら部品を容
器外へ供給するように構成された部品供給装置も提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては次のような不具合があった。まず、従来
例1、従来例2は部品を供給する際、部品の入った容器
に振動を与えるようにしているため、振動付加装置自体
の騒音や振動による締結部等の緩みが発生する他、更に
他の機械と組み合わせてシステムを構成する場合、他の
機械への振動の影響も考えられるので、除振対策が必要
となる。また、振動を利用しているので、振動の大きさ
や周波数等で部品供給速度が決まってしまうので、ある
一定速度以上の部品供給はできない。
【0005】次に、円盤とリングを使用する従来例2
は、部品構成要素が多くなり装置全体の価格が高価とな
ってしまう。また、部品を供給しているうちに、複数の
部品同士が例えば入口が狭くなっている部分等で楔が食
い込むようなブリッジ現象を起こしてその箇所で詰まっ
てしまい、部品供給が困難になることがある。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
べく提案されたものであって、騒音や締結部等の緩みを
発生させることなく、また円柱状部品が入り口等に詰ま
らせることなく、ドラムの回動を利用し円柱状部品を1
個単位でスムーズに高速で整列させながら供給するとと
もに、構成要素を少なくした安価な部品整列供給装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ランダムに投入された円柱状部品の方向
を揃えて供給する部品整列供給装置において、外周に沿
って円柱状部品を受ける溝が形成され軸を中心に平面回
転可能にドラムを設け、このドラムの外側にフェンスを
垂直に設け、このフェンスとドラムとの間に円柱状部品
誘導用の羽根を複数配設したことを特徴とする部品供給
装置である。また、円柱状部品の高さ方向を規制し、円
柱状部品1個分が通過できるようにした規制部材を設け
たことを特徴とする部品供給装置である。また、円柱状
部品が上部開口を有する試験管であることを特徴とする
部品供給装置である。
【0008】
【作用】このように、ドラムの回動を利用して部品を移
動させるようにしているので、騒音や締結部等の緩みを
発生させることなく、円滑に部品の整列供給をすること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、図面に従い本発明の実施例を説明して
いく。先ず、本発明に係る部品供給装置を組み込んだ例
として試料分注装置について説明する。図1に示した装
置は、血清前処理工程を行わせるために用いられるもの
である。親チューブ2は、適宜の遠心機等により予め分
離処理された採血試料を収容し、そのチューブ側面には
採血者に対応する検体番号等の情報を有するコード、例
えばバーコードが貼付されている。図示のように親チュ
ーブ供給部1から親チューブ2は子チューブの搬送ベル
トの下をくぐって分注器3の下方を通り、ストッカー部
4に搬送されるようになっている。このとき、各親チュ
ーブ2に貼付されたバーコードは、バーコードリーダ3
4を通過する際に順次読取られる。次いで、親チューブ
2が分注器3の下方に停止すると、分注器3が下降し親
チューブ2のゴムキャップに穿入して内部の試料を吸引
するようになっている。
【0010】分注器3は親チューブ2の上方において親
チューブ1本分の間隔をおいて3本並列しており、その
昇降駆動の過程で針状に形成された先端部が親チューブ
2のゴムキャップに穿入してそれぞれの分注器3a,3
b,3cが子チューブ5本分の血清、血球等の試料を吸
引できるようになっている。また、3本の分注器3a,
3b,3cのそれぞれは子チューブの上方において子チ
ューブ5本分の間隔となるように互いに離間するととも
に、1個分づつ順次停止しながら搬送される子チューブ
1〜5個のうち任意数に分注できるようになっている。
このような分注器3の動作は、バーコードリーダ34に
よって読取られた検体番号に応じて制御ユニット35か
ら出される指令信号により制御される。
【0011】前記子チューブ5はチューブホッパー6に
収容されており、パーツフィーダ7により子チューブ5
が整列されるとともにその開口部が上を向くように姿勢
直しが行われるようになっている。さらに、子チューブ
5は親チューブ2に対応する各種情報(検体番号、分析
項目等)が確認できるようにバーコードプリンタ8で各
種バーコードを貼付され、前記分注器3下に搬送されて
いくようになっている。バーコードプリンタ8は、バー
コードリーダ34によって読取られた親チューブ2の情
報に応じて制御ユニット35が選択決定するコードを印
字するように制御される。また、制御ユニット35の分
注制御により試料を分注された子チューブ5は、子チュ
ーブ仕分け手段36により把持された後、横移送されて
分析項目枚に分けられたラック列37の中から所望の分
析項目に対応する列上のラック9上に順次に落とされ、
保持されることによって仕分け作業を終える。かかるチ
ューブ仕分け手段36の制御もまた、バーコードリーダ
34からの情報に応じて制御ユニット35により制御さ
れる。
【0012】図2((A)は平面図、(B)は側面図)
は本発明に係る部品整列供給装置の第1実施例を示した
もので、図1においてはパーツフィーダ7として用いら
れるものである。この部品整列供給装置はランダムに投
入された円柱状部品10の方向を揃えて供給するもので
あり、ドラム11の外周に円柱状部品10の直径よりわ
ずかに深く(図2(B)、寸法C)、円柱状部品10が
倒れた姿勢で移動できる程度の巾(図2(A)、寸法
D)を有する水平な溝12が設けられている。
【0013】上記ドラム11はベース14上に取り付け
られ、軸15を中心に平面回転可能に構成されている。
また、ドラム11の外側にはフェンス16が垂直に設け
られている。このフェンス16の内側には、図2(A)
に示すように一端をフェンスに固定されるとともにフェ
ンス16に対して任意に角度が調整でき、ドラム11の
前記溝12内を円柱状部品10が通過するのを妨げない
ように複数枚の羽根17が設けられている。なお、この
羽根17の長さ及び取付けピッチは円柱状部品10の全
長、径により異ならせる。つまり、羽根17の長さ、取
付けピッチはドラム11を逆転させて円柱状部品10を
ドラム11の溝12に落とすことができる条件で決定さ
れる。また、溝12にある円柱状部品10と羽根17下
面とのすき間は大き過ぎるとブリッジの原因となるの
で、1〜2mm程度がよい。さらに、図2(A)に示す
ように、フェンス16の一部には案内部18が連設され
ている。
【0014】このように構成された第1実施例に係る部
品整列供給装置の動作を説明すると、ドラム11に投入
された円柱状部品10は、ドラム11の回転による遠心
力あるいは重力等によりドラム11の外周側に移動す
る。そして、円柱状部品10にはドラム11の外周側に
移動してからも、常に外側への力がかかっている。ドラ
ム11は初め円柱状部品10の排出方向(矢印A)に回
転している。そして、ドラム11の外周側に寄せられた
円柱状部品10は、ドラム11の中心方向に向いている
複数枚の羽根17に沿ってドラム11とともに回転移動
していく。
【0015】しばらくして、ドラム11の回転方向を円
柱状部品10の排出方向とは逆(矢印B)に変える。す
ると、先ほどまで複数枚の羽根17沿いにドラム11と
ともに回転移動していた円柱状部品10は、複数枚の羽
根17の間より溝12に落ちる。またしばらくして、ド
ラム11の回転方向を円柱状部品10の排出方向と同じ
にすると、溝12に落ちた円柱状部品10はフェンス1
6に沿って進み、案内部18を通って外部に供給され
る。つまり、羽根17はドラム11の溝12よりも、円
柱状部品5のほぼ径の分だけ高い位置にあるので羽根1
7の下をくぐりぬけていくのである。この一連の動作を
繰り返すことにより、円柱状部品10を1個単位でスム
ーズに高速で整列供給させることができる。
【0016】図3、図4は本発明の第2実施例を示した
もので、第1実施例と対応する個所には同一符号を付し
た。なお図3(A)は平面図、図3(B)は側面図、図
4(A)は図3(A)におけるY−Y断面、図4(B)
は図4(A)におけるZ−Z断面を示したものである。
ベース14の下面にはモータ19が設けられ、ベース1
4上面に突出したモータ軸20にドラム11が回動自在
に支承されている。このドラム11は、中心部から周辺
部に向かって低くなるような斜面形成され、外周に沿っ
て円柱状部品10の直径よりわずかに深く(図3
(B)、寸法C)、円柱状部品10が倒れた姿勢で移動
できる程度の巾(図3(A)、寸法D)を有する水平な
溝12が設けられている。 また、ドラム11の外側に
は、ベース14に固定されているフェンス支え21を介
して垂直に立ち上がっているフェンス16が設けられて
いる。
【0017】また、図4に示すとおりフェンス16に
は、一部に切り欠き22が形成してあり、この切り欠き
22からドラム11の溝12に位置している円柱状部品
10がドラム11の接線方向に排出できるようにした案
内具18(図3(A))が設けられている。また、フェ
ンス16には円柱状部品10を溝12に落とすことがで
きるようにドラム11の中心に向かって所要の角度が設
定された複数枚の羽根17が固定されている。この羽根
17はドラム11の稜線Eまで達するまでの長さをもっ
ている。そして、フェンス16には、羽根17の設定角
度、羽根同士の間隔を調整するための調整用ネジ23も
具備されている。なお、フェンス16には、ベース14
に固定されている判別用センサ24(図3(A))のた
めの孔が形成されている。
【0018】また図4に示すように、案内具18の入り
口のドラム11上には、ベース14に固定されフェンス
16まで延びた仕切板25が設けられている。この仕切
板25には、斜線F部(図3(A))に円柱状部品10
が入らないように遮板26が設けられ、ドラム11の稜
線Eまで達するように延在されている。さらに、仕切板
25には、遮板26に最も近い羽根17とのすき間を調
整できる調整用ネジ27が具備されている。
【0019】また、案内具18の前記溝12との連絡個
所は拡開されており、円柱状部品10が押されて自然に
落ち込むようになっている。そして、案内具18の途中
には爪28が配設されており、この爪28はベース14
に固定されているシリンダ29とリニアガイド30を介
して、案内具18延在方向に移動自在となっている(図
3(A),図4(A))。なお、案内具18の端部には
ベース14に固定されているシリンダ用センサ31のた
めの孔が形成されている。
【0020】次に、上記のように構成されている第1実
施例の作用について図5〜図8に基づいて説明する。図
5に示すように、先ず、ドラム11に投入された円柱状
部品10は、ドラム1の回転(矢印A方向)による遠心
力及び傾斜によりドラム11の外周側に移動する。この
場合、ドラム11は最初円柱状部品10を排出する方向
に回転している。こうしてドラム11の外周側に寄せら
れた円柱状部品10は、複数枚の羽根17及び仕切板2
5、遮板26に沿ってドラム11とともに回転移動して
いく。この時、円柱状部品10は複数枚の羽根17及び
仕切板25、遮板26が、円柱状部品10の進行方向に
対し、ドラム11の中心方向に向いているため円柱状部
品10は溝12に落ちることはない。
【0021】しばらくして、図6に示すようにドラム1
1の回転方向を円柱状部品10の排出方向とは逆にする
(矢印B方向)。すると、先ほどまで複数枚の羽根17
及び仕切板25、遮板26沿いにドラム11とともに回
転移動していた円柱状部品10は複数枚の羽根17の間
から溝12に落ちる。
【0022】その後しばらくして図7に示すように、ド
ラム11の回転方向を円柱状部品10の排出方向(矢印
A方向)と同じにする。すると、溝12に落ちた円柱状
部品10は羽根17とドラム11の溝12の底面の間を
フェンスに沿って進み、案内具18内に入る。そして、
案内具18の拡開部に円柱状部品10が後続の円柱状部
品10に押されて1個落ち込むとセンサ31により拡開
部に落ちたことが判別され、その信号が入ることにより
後退していたシリンダ29が前進し、リニアガイド30
を介して案内具18の途中に位置している爪28も前進
し、案内部18に落ち込んだ円柱状部品10は1個ずつ
確実に外部に供給される。なお、シリンダ29は前進し
きってから後退し、後退しきった状態でセンサ31から
の次の信号を持って同じ動作を繰り返す。
【0023】こうした動作を行い、ドラム11が円柱状
部品10の排出方向に回転していると図8に示すよう
に、たまたまドラム11の斜面上にある円柱状部品10
同士が複数枚の羽根17の先端部で積み重なって動かな
くなってしまうような現象(ブリッジ)が生じてしま
い、円柱状部品10がドラム11上に蓄積し、円柱状部
品10が外部に供給されなくなってしまうことがある
(図8(B)はブリッジ部の拡大図)。この場合、ドラ
ム11の回転方向の変化(反転)でブリッジ現象を崩す
ことにより、円柱状部品10を外部にスムーズに供給で
きるようになっている。
【0024】なお、このブリッジ現象は、羽根17と羽
根17との間の間隔が大き過ぎてこの間隔に、2ケ以上
の円柱状部品10が入ると起こりやすいので、調整用ネ
ジ23による羽根17の設定角度の調整をし、さらに羽
根17の長さの調整により、羽根17と羽根17との間
には円柱状部品10が1ケ分しか入らないようにする。
さらに、案内具18の入り口で円柱状部品10がブリッ
ジや混乱を起こさないようにするため仕切板25と遮板
26を設け、さらに円柱状部品10の供給の高さ方向を
規制するため仕切板25と溝12とのすき間を円柱状部
品10が1個しか通り抜けられないように設定してある
ので、円柱状部品10は案内具18に1個ずつ確実に供
給されるようになる。
【0025】前記のごとく、フェンス16に具備されて
いる調整用ネジ23は、羽根17の設定角度を調整し、
また、判別用センサ24はドラム11外周側の溝12に
位置している円柱状部品10の有無を判別し、無いとき
に信号を出して、図示していない供給装置から円柱状部
品10を供給させるようにしている。
【0026】以上のごとく、第2実施例によれば第1実
施例と同様に一連の動作を繰り返して円柱状部品を1個
づつスムーズかつ高速に外部へ供給できる。なお第2実
施例に係る構成の応用例として、モータ19は回動可能
であれば電気式、空気式等の任意の構成のものが使用可
能である。また、シリンダ29も油圧式、空気式等が使
用可能で、他にコンベアやリニアフィーダ等の搬送装置
でもよい。また、ドラム11は斜板になっているが、遠
心力で円柱状部品10を外周側へ移動できるようになっ
ていれば、平面のドラムでもよい。
【0027】図9は本発明の第3実施例を示したもので
ある。本実施例は、第2実施例のドラム11が中心部か
ら周辺部に低くなる様な斜面をもち、さらに外周側に水
平な溝12が形成されていたのに対して、面を水平に形
成するとともに、その面に回動中心から外周側の方向に
出口が向いている無数の空気排出孔32を開け、さらに
回動中心位置に円錐状のコマ33を設けている。その他
の構成は、第2実施例と同様である。
【0028】このように構成された第3実施例の作用を
説明すると、ドラム11に投入された円柱状部品10は
コマ33に当たって外側へ転がるか、図示していない空
気供給装置を介して回動中心側から空気排出穴32を通
って外周側方向に空気が吹きだしているので、ドラム1
1の回転の遠心力とあいまってドラム11の外周側に移
動される。外周側に移動された円柱状部品10は第2実
施例と同様に、羽根17及び仕切板25、遮板26沿い
にドラム11とともに回転移動していき、溝12には落
ちることはない。なお、円柱状部品10の重量や形状に
より上記空気の吹き出し量を調整したい時には、図示し
ていない空気の元圧を変える等によって行なえばよい。
【0029】本実施例は以上のように構成されているの
で、ドラム11の空気排出穴32より吹き出す空気によ
って、円柱状部品10がドラム11に投入される時やド
ラム11上に位置している時などにドラム11との擦れ
等による傷等が付きにくく、また軽い力でドラム外周側
に移動できるようになる。また、コマ33を設けている
のでドラム11の回動中心に円柱状部品10が留まるこ
とを防止できる。他の効果については、第2実施例と同
様である。
【0030】なお、第3実施例の変形例として、空気排
出穴32から空気を吹き出させる手段に代えてドラム1
1の回動との干渉等を考慮しながらドラム11の回動中
心から外周側に向かって無数の繊維や毛、ゴム柱等を植
生させる構成としてもよい。また、コマ33も回動中心
に円柱状部品10が留まることを防止できれば、球や四
角錘、三角錘等の形状にしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のごとく本発明によれば、振動を起
こさせることにより円柱状部品を整列供給する構成でな
いので、騒音や締結部等の緩みを発生させることなく、
また円柱状部品が出口等で詰まることなく、ドラムの回
動を利用し円柱状部品を1個単位でスムーズに高速で整
列供給するとともに、構成部品を少なくし安価にした部
品整列供給装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部品整列供給装置を組み込んだ試
料分注装置の斜視図である。
【図2】本発明に係る部品整列供給装置の第1実施例の
平面図及び側面図である。
【図3】本発明に係る部品整列供給装置の第2実施例の
平面図及び側面図である。
【図4】同じく図3(A)におけるY−Y断面図及び図
4(A)におけるZ−Z断面図である。
【図5】同じく作用を説明するための説明図である。
【図6】同じく作用を説明するための説明図である。
【図7】同じく作用を説明するための説明図である。
【図8】同じく作用を説明するための説明図である。
【図9】本発明に係る部品整列供給装置の第3実施例の
平面図、側面図、X部分拡大図及びX部分拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
10 円柱状部品 11 ドラム 12 溝 14 ベース 15 軸 16 フェンス 17 羽根 18 案内具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランダムに投入された円柱状部品の方向
    を揃えて供給する部品整列供給装置において、 外周に沿って円柱状部品を受ける溝が形成され軸を中心
    に平面回転可能にドラムを設け、このドラムの外側にフ
    ェンスを垂直に設け、このフェンスとドラムとの間に円
    柱状部品誘導用の羽根を複数配設したことを特徴とする
    部品供給装置。
  2. 【請求項2】 円柱状部品の高さ方向を規制し、円柱状
    部品1個分が通過できるようにした規制部材を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の部品供給装置。
  3. 【請求項3】 円柱状部品が上部開口を有する試験管で
    あることを特徴とする請求項1記載の部品供給装置。
JP16520194A 1994-07-18 1994-07-18 部品整列供給装置 Pending JPH0826461A (ja)

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