JP2000203190A - 筆記具用クリップの取付構造 - Google Patents

筆記具用クリップの取付構造

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JP2000203190A JP11008843A JP884399A JP2000203190A JP 2000203190 A JP2000203190 A JP 2000203190A JP 11008843 A JP11008843 A JP 11008843A JP 884399 A JP884399 A JP 884399A JP 2000203190 A JP2000203190 A JP 2000203190A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】極めて簡単な構造で回転を防止することができ
る鉢巻型のクリップ取付構造を提供する。 【解決手段】クリップ本体1の基端部側に断面形状がC
字状の抱持部2が連設され、この抱持部が軸筒5の外周
面を抱持して固着される筆記具用クリップにおいて、ク
リップ本体との連設部分の抱持部の端縁に係止切欠き2
1を形成するとともに、軸筒の外周に係止突起71を形
成し、係止切欠きと係止突起が係合した状態で抱持部が
筆記具の軸筒の外周面を抱持する。また、軸筒の外周に
係止突起を形成し、抱持部の両端縁22がこの係止突起
に当接した状態で抱持部が軸筒の外周面を抱持する。そ
して、係止突起をパンチ法により形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は筆記具の鉢巻型のク
リップ取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】筆記具の軸筒やキャップにはクリップが
取り付けられることが多いが、このクリップは、簡単な
取付構造でがたつくことなく確実に軸筒やキャップに取
り付ける必要がある。そして、取付構造が簡単な代表例
として、鉢巻型と称されるクリップが知られている。
【0003】この鉢巻型のクリップは、クリップ本体の
基端部側に、弾性に富む金属板からなり、断面形状がC
字状の抱持部が連設され、この抱持部が筆記具の軸筒や
キャップの外周面を圧接した状態で抱持して固着される
ものであり、部品点数が極めて少なくて組付構造が簡単
であり、組立も容易である利点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる鉢巻型のクリッ
プは、組付構造が簡単であるが、その反面、クリップに
回転モーメントがかかると空回りして回転し易い不具合
がある。そこで本願発明は、極めて簡単な構造で回転を
防止することができる鉢巻型のクリップ取付構造を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1の発明は、クリップ本体の基端部側に断面
形状がC字状の抱持部が連設され、この抱持部が筆記具
の軸筒やキャップの外周面を抱持して固着される筆記具
用クリップにおいて、クリップ本体との連設部分の抱持
部の端縁に係止切欠きを形成するとともに、軸筒もしく
はキャップの外周に係止突起を形成し、係止切欠きと係
止突起が係合した状態で抱持部が筆記具の軸筒もしくは
キャップの外周面を抱持するようにする。
【0006】また、請求項2の発明は、クリップ本体の
基端部側に断面形状がC字状の抱持部が連設され、該抱
持部が筆記具の軸筒やキャップの外周面を抱持して固着
される筆記具用クリップにおいて、軸筒もしくはキャッ
プの外周に係止突起を形成し、抱持部の両端縁がこの係
止突起に当接した状態で抱持部が筆記具の軸筒もしくは
キャップの外周面を抱持するようにする。
【0007】また、請求項3の発明は、請求項1又は請
求項2の発明において、筆記具の金属製の軸筒もしくは
キャップの外周面に、その間にクリップの抱持部が位置
する2本の環状突起を形成するとともに、いずれかの環
状突起の周縁の一部をパンチして変形部分が他方の環状
突起側にせり出すことにより係止突起を形成するように
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、図面に基づいて本発明の
実施の形態を具体的に説明する。図1において、クリッ
プは、クリップ本体1と軸筒への取付部である抱持部2
からなる。クリップ本体1は、帯状の金属板の先端部を
先細り形状に成形したものであり、先端内面に玉部3が
取り付けられている。抱持部2は、クリップ本体1と同
じく、弾性に富んだ金属板製であり、この金属板を断面
形状がC字状になるように形成したものであって、クリ
ップ本体1の基端縁と一体に連設されている。そして、
図2に示すように、抱持部2のクリップ本体1の裏側の
位置の端縁に係止切欠き21が形成されている。
【0009】筆記具の軸筒5は靱性に富んだ金属からな
り、その尾端側には、図3に示すように、第1環状突起
6と第2環状突起の2本の環状突起が形成されており、
第1環状突起6と第2環状突起7の間に抱持部2が填め
込まれる。従って、第1環状突起6と第2環状突起7の
間隔は、抱持部2の長手方向の寸法に等しく、軸筒5の
第1環状突起6と第2環状突起7の間の外径は、C字状
をした抱持部2の自然状態における内径よりも大きくな
っている。そして、第2環状突起7の尾端側には、つま
り、抱持部2が填め込まれる部分には、係止突起71が
形成されている。なお、軸筒5が筆記具のキャップであ
ってもよい。
【0010】ここで、係止突起71は、図4に示すパン
チ法により形成するのが好ましい。すなわち、先ず、図
4(A)に示すように、押圧部材Pを降下させて、第2
環状突起7の尾端縁の一部をパンチする。これにより、
図4(B)に示すように、第2環状突起7が変形し、そ
の変形部分が第1環状突起6側にせり出すことにより係
止突起71が簡単に形成される。係止突起71の大きさ
は押圧部材Pの大きさにより定めることができ、係止突
起71の大きさを抱持部2の係止切欠き21と同じ大き
さに形成する。このように、パンチ法により任意の大き
さの係止突起71を簡単に形成できる。一方、パンチ法
により係止突起71を形成すると、第2環状突起7が変
形するが、その変形部分は組み立てたときに、クリップ
本体1の裏側になるので、外観上の問題点は生じない。
【0011】しかして、図5に示すように、抱持部2の
弾性を利用して、軸筒5の第1環状突起6と第2環状突
起7の間に、係止切欠き21と係止突起71が係合した
状態で、抱持部2を填め込む。このとき、軸筒5の外径
がC字状をした抱持部2の自然状態における内径よりも
大きいので抱持部2が拡開し、その弾発力により抱持部
2が軸筒5の外周面を抱持して固着される。そして、抱
持部2の両端が第1環状突起6と第2環状突起7により
挟持され、かつ係止切欠き21と係止突起71が係合し
ているので、クリップが回転したり、上下にずれること
がなく、簡単な構造で確実に軸筒5に取り付けることが
できる。
【0012】次に、請求項2の発明の実施例を図6に示
す。この実施例においては、抱持部2に係止切欠き21
を形成せず、抱持部2を第1環状突起6と第2環状突起
7の間に填め込んだときに、C字状をした抱持部2の両
端縁22,22がパンチ法で形成された係止突起71の
両側縁に当接するようにする。この取付構造によっても
クリップが回転したり、上下にずれることがなく、簡単
な構造で確実に軸筒5に取り付けることができる。
【0013】なお、係止突起71をパンチ法で形成する
と第2環状突起7が変形するが、外観上に問題があると
きは、図7に示すように、絞り法などで形成した係止突
起71の両側縁にC字状をした抱持部2の両端縁22,
22が当接するようにするのがよい。また、係止突起7
1が第1環状突起6と第2環状突起7を連結する形状の
ものであってもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、クリッ
プ本体の基端部側に断面形状がC字状の抱持部が連設さ
れ、この抱持部が筆記具の軸筒やキャップの外周面を抱
持して固着される筆記具用クリップにおいて、クリップ
本体との連設部分の抱持部の端縁に係止切欠きを形成す
るとともに、軸筒もしくはキャップの外周に係止突起を
形成し、係止切欠きと係止突起が係合した状態で抱持部
が筆記具の軸筒もしくはキャップの外周面を抱持するよ
うにするか、もしくは軸筒もしくはキャップの外周に係
止突起を形成し、抱持部の両端縁がこの係止突起に当接
した状態で抱持部が筆記具の軸筒もしくはキャップの外
周面を抱持するようにするので、極めて簡単な構造で回
転を防止することができる鉢巻型のクリップ取付構造と
することができる。また、パンチ法により係止突起を簡
単に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のクリップの斜視図である。
【図2】本発明実施例のクリップの裏面図である。
【図3】本発明実施例の軸筒の斜視図である。
【図4】係止突起の形成方法の説明図である。
【図5】組立状態の一部切欠き斜視図である。
【図6】他の実施例の斜視図である。
【図7】他の実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 クリップ本体 2 抱持部 21 係止切欠き 22 抱持部の両端縁 3 玉部 5 軸筒 6 第1環状突起 7 第2環状突起 71 係止突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリップ本体の基端部側に断面形状がC
    字状の抱持部が連設され、該抱持部が筆記具の軸筒やキ
    ャップの外周面を抱持して固着される筆記具用クリップ
    の取付構造において、 該クリップ本体との連設部分の抱持部の端縁に係止切欠
    きが形成されるとともに、該軸筒もしくはキャップの外
    周に係止突起が形成され、該係止切欠きと係止突起が係
    合した状態で該抱持部が筆記具の軸筒もしくはキャップ
    の外周面を抱持することを特徴とする筆記具用クリップ
    の取付構造。
  2. 【請求項2】 クリップ本体の基端部側に断面形状がC
    字状の抱持部が連設され、該抱持部が筆記具の軸筒やキ
    ャップの外周面を抱持して固着される筆記具用クリップ
    の取付構造において、 該軸筒もしくはキャップの外周に係止突起が形成され、
    該抱持部の両端縁が該係止突起に当接した状態で該抱持
    部が筆記具の軸筒もしくはキャップの外周面を抱持する
    ことを特徴とする筆記具用クリップの取付構造。
  3. 【請求項3】 筆記具の金属製の軸筒もしくはキャップ
    の外周面に、その間に該抱持部が位置する2本の環状突
    起が形成されるとともに、いずれかの環状突起の周縁の
    一部がパンチされて変形部分が他方の環状突起側にせり
    出すことにより該係止突起が形成されたことを特徴とす
    る請求項1または2記載の筆記具用クリップの取付構
    造。
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