JP2000191251A - 非常解放装置 - Google Patents

非常解放装置

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JP2000191251A
JP2000191251A JP11263542A JP26354299A JP2000191251A JP 2000191251 A JP2000191251 A JP 2000191251A JP 11263542 A JP11263542 A JP 11263542A JP 26354299 A JP26354299 A JP 26354299A JP 2000191251 A JP2000191251 A JP 2000191251A
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JP
Japan
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release device
elevator
emergency release
handle
drive
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JP11263542A
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English (en)
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Kochel Hans
ハンス・コツヘル
Dietrich Wegener
デイートリツヒ・ベーゲナー
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Inventio AG
Original Assignee
Inventio AG
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/02Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
    • B66B5/027Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions to permit passengers to leave an elevator car in case of failure, e.g. moving the car to a reference floor or unlocking the door

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  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Handcart (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 人用のエレベータに用いられ、操作時確実に
機能し、作動させ易く、経済的に製造される、手動で作
動可能な非常解放装置を提供する。 【解決手段】 エレベータ駆動装置と、エレベータ駆動
装置との作動連結を生じてエレベータ駆動装置の解放ブ
レーキ(21、25)を解放する操作要素を介してエレ
ベータかごを動す手動操作可能な駆動要素とから成る。
クランク装置(16、17)、たわみ軸(15)および
切り換えができる冠歯車伝達装置(1、2、3)が駆動
要素として存在する。冠歯車伝達装置(1、2、3)の
切り換えまたは連結が、トグル継ぎ手機構を有するハン
ドル(14)、ケーブルプル(12、13)および係合
フォーク(11)によって行われる。ケーブルプル(1
9、29)を介してブレーキ解放の遠隔作動を可能にす
るハンドル(18)がクランク装置(16、17)に配
置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータモータ
とブレーキを有し歯車伝達装置をもつまたはもたない駆
動装置によって駆動される駆動プーリーを介して可動の
キャリア要素によって誘導されるエレベータかごを有す
る、建物の中のまたは建物にあるエレベータのための手
動で作動可能な非常解放装置に関する。該非常解放装置
は、エレベータ駆動装置との作動連結を可能にする装置
と、手動で作動可能な駆動要素と、機械式伝達手段と、
エレベータ駆動装置との作動連結を遠隔操作するための
操作要素とから成る。
【0002】
【従来の技術】二つの階の間で止まったかごから乗客を
解放するための様々な非常手段および装置が知られてい
る。本発明は、自動避難移動装置を持たないエレベータ
設備のために提案される。そのような場合、ブレーキを
手動で解放して、ハンドル車を回すかまたはエレベータ
モータの駆動プレートを回して、閉じこめられた乗客を
避難させるかまたは緊急解放させる。しかしながら、そ
のような手動による非常解放装置は、操作するべき装置
に良好にアクセス(接近)できることを前提としてい
る。
【0003】機械室を持たないか、またはアクセスが難
しい機械室を有するエレベータの場合、言及された装置
へ直接アクセスすることは保証されていない。そのよう
な場合、他の手段及び装置が備えられなければならな
い。
【0004】EP O244 030は、人用の階段エ
レベータ(ステアリフト)および同様の輸送装置のため
の手動で作動可能な解放駆動装置を記載している。その
装置の場合、長手方向に移動可能な軸に連結スリーブを
有するハンドル車を押し付けることができ、2つのベベ
ルピニオン(傘形小歯車)がスプリング力に抗して係合
して、電気接点を作動させる。同時に、ハンドル車の軸
の押付け運動によって、搬送装置の駆動モータのブレー
キが解放される。
【0005】上記の装置を使用するためには搬送装置の
駆動装置に多少とも直接的にアクセスすることが必要で
ある。連結装置を問題なく中心に置くことができるため
には、ハンドル車の軸が非常に長いことは許されない。
ハンドル車の軸を中に押し込むとき、主ベベルピニオン
を有する移動軸のスプリング力とブレーキのブレーキ解
放レバーの解放力とに打ち勝たなければならない。完全
に係合すると、ブレーキ解放レバーがハンドル車の軸の
溝にはまり、これを係合設定状態に保持しなければなら
ない。さもなければ、作動中の歯の力は常に連結を解除
するように作用する。
【0006】上記の設定状態にあるブレーキは常時解放
されているので、戻り止め(セルフロッキング)歯車伝
達装置が必然的に要求される。さもなければ、ブレーキ
が解放されるとすぐ、ロードキャリアとカウンタウエイ
トとの間のわずかの不均衡重量によってさえ、ロードキ
ャリアまたはエレベータかごが自動的に動き出すので、
仕様に反する危険な状態が起こるだろう。したがって、
従来既知の装置は、効率の高い駆動装置に使用すること
はできず、駆動力の小さい、効率の低い、アクセスのよ
い小型の駆動装置のみに適している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、操作
持、確実に機能し、作動させ易く、経済的に製造され
る、改良された手動で作動可能な非常解放装置を作り出
すことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による非常解放装
置の特徴は、エレベータ駆動装置を介してエレベータか
ごを手動で動かすために、好ましくはたわみ軸と切換え
可能な歯車伝達装置とを有する単純な機械式のクランク
装置が、エレベータ駆動装置との作動連結を提供するこ
とである。切換え可能な歯車伝達装置の歯車はその軸に
沿って、従って歯面に沿って、係合の深さを変えること
なく移動可能なので、解放作業中は、歯車は確実に係合
されたままである。
【0009】発展と改良に伴う利点が従属請求項に記載
されている。
【0010】エレベータかごを動かすための機械式のフ
レキシブルな伝達手段として、たわみ軸またはクランク
ロッドを使用することができる。
【0011】減速歯車、例えば、冠歯車伝達装置を取り
付けることは有利であり、その結果、クランク装置に加
わるトルクならびに連結要素、例えばたわみ軸の負荷と
が減少する。
【0012】切換え可能な作動連結部として冠歯車伝達
装置を使用することの利点は、実際、伝達手段の好まし
くない配置が要求されるであろうところの係合および分
離可能な歯車の軸をエレベータモータの軸に平行に配置
する必要がないことである。そのうえ軸方向の反動のな
いトルク伝達が可能であり、また、係合の深さを変化さ
せることなく作動連結部を係合および分離することが可
能である。
【0013】好ましくは、クランク装置と操作要素は、
組み合わせて操作ニッチに配置され、操作ニッチは昇降
路(シャフト)の壁面ばかりではなく、ある階のドア前
面(ドアフロント)にも備えることができる。ドアの前
面に配置するとき、工場で予め部分的に組み立てること
も可能である。操作要素の特徴は構成が単純なことであ
る。
【0014】目的に適応した操作要素が、クランク装置
の第1の自己復帰ハンドルと引き設定状態にあるハンド
ルとの形態で構成される。自転車のブレーキレバーのよ
うにクランク装置の第1のハンドルを構成することがで
き、また、引き設定状態を保持するために第2のハンド
ルはトグル継ぎ手機構を有する。
【0015】エレベータ駆動装置のブレーキは、その作
動持、補助電源を使用することなく、第1のハンドルに
よりケーブルプルを介して解放され、また、重量不均衡
が大きくてエレベータかごが速く動きすぎるときはいつ
でも再び制動が可能である。
【0016】第2のケーブルプルを介して、第2のハン
ドルにより、エレベータ駆動装置のエレベータモータと
の作動連結が生じ、円筒状の歯付きピニオンが軸方向に
移動して冠歯車と係合する。第2の戻り止めハンドルを
作動させると、エレベータ駆動装置との作動連結が定位
置に保持され、常時力を加えておく必要はない。
【0017】歯付きピニオンと冠歯車とが機械的に連結
された後は、片手でトルクをクランクに加え、もう一方
の手でブレーキ解放ハンドルを引くだけで非常解放装置
が操作される。
【0018】手動でクランク装置を回転させることによ
り、駆動モータの軸の冠に係合している歯付きピニオ
ン、歯車伝達装置、駆動プーリーおよびキャリア要素を
介して、避難すべきエレベータかごを動かすことができ
る。
【0019】特に、解放操作の間に予期しない電源電圧
の復帰があった場合でさえも、非常解放装置での少なく
とも1つの直接的な点検制御と、さらにエレベータ制御
におけるエレベータ駆動装置での連続する接触とによっ
て、非常解放装置の安全(リスクフリー)な動作が保証
される。
【0020】ブレーキ解放ハンドルを放し、トグルレバ
ーを反転させて元の位置に戻すと、故障の原因が取り除
かれたと想定して非常解放後にエレベータは再び通常の
運転準備が整えられる。
【0021】非常解放装置が作動した場合、強制的に作
動された安全接点がエレベータ駆動装置の通常の起動
(スイッチオン)を阻止する。
【0022】クランクロッドをもつ構造において、ロッ
ドは、伸縮部分構造によってその長さを変化させること
ができる。
【0023】本発明は、実施形態を参照して以下により
詳細に説明され、図面で示される。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明による非常解放装置を有す
るエレベータ駆動装置が図1に示されている。エレベー
タ駆動装置が、直接アクセスできないようにエレベータ
昇降路内に配置され、エレベータモータ23と、ブレー
キ解放磁石21を有するブレーキ25と、歯車伝達装置
26と、駆動プーリー27とから成る。駆動プーリー上
には、図示されていないエレベータケーブルと図示され
ていないカウンタウエイトにつながるキャリア要素28
が巻かれている。冠(クラウン)歯車2はそのフリーな
前面でエレベータモータ23の軸の端部に固定される。
この冠歯車は、エレベータ駆動装置と直接作動連結(連
動結合)され、アダプタとして働く取付け部品22を介
してエレベータ駆動装置のエレベータモータ23に横方
向に固定される非常解放装置のサブアセンブリに属す
る。そのサブアセンブリの作用(能動)素子はハウジン
グ8に収容される。軸4は、ハウジング8を貫通し、右
側のハウジング出口のベアリング5に保持され、左側の
ハウジング出口の軸継ぎ手9で終わる。円筒状の歯付き
ピニオン3が歯車として右手側の軸端部に設置される。
以下冠歯車2と呼ばれる冠大歯車が、エレベータモータ
23のもう一方の自由な軸端部に固定され、歯付きピニ
オン3が冠歯車2と係合しているとき、歯付きピニオン
3と共に冠歯車伝達装置9を形成する。このために、軸
5が、エレベータ駆動装置と作動連結を生じるために歯
付きピニオン3と共にその軸に沿って長手方向に移動可
能であるようにハウジングに取り付けられており、エレ
ベータの通常運転の間、軸は、図1に示すようにスプリ
ング6によって分離された状態に維持される。一部切り
取って示されているハウジング8には、下端が回動可能
に取り付けられると共に、フォーク端部が、長手方向に
移動可能であるようにスプリング7の右側に直接配置さ
れた押圧リング6に対して支承される係合フォーク11
がある。ボーデンプル13のプルワイヤ12の働きによ
って、軸4が長手方向に移動する。そのプルワイヤ12
は係合フォーク11と作動連結されており、係合フォー
ク11が作動すると、押圧リング6を介して軸4を歯付
きピニオン3と共にスプリング7の力に抗して左側に引
っ張り、これを冠歯車2と係合させる。その状態におい
て、冠歯車伝達装置1が機能可能な状態になる。軸継ぎ
手9では、剛体の軸4が回転に関して堅固にたわみ軸1
5と連結され、その連結プロセスの間、軸4と共に移動
する切り換えスリーブ10が安全スイッチ30を強制的
に作動させる。
【0025】非常解放装置の作動部分は外部からアクセ
スできる操作ニッチすなわち壁がん24に収容される。
操作ニッチ24が配置される場所は、原則として建物内
のエレベータに近い所であればどこでもよい。操作ニッ
チ24は有利にはフラップ、ドアまたはスライドによっ
て閉じられており、知らされた人々がアクセスできる。
エレベータ駆動装置への距離は、フレキシブルな(たわ
み性の)機械式伝達手段が実際に実現できる長さだけに
よって制限される。現在の使用状況では、その距離は、
例えば2ないし3mの距離である。
【0026】ハンドル14とハンドクランク16とが操
作ニッチ24に配置される。ケーブルワイヤ12を有す
るケーブルプル13を介して、ハンドル14を傾斜ある
いは反転(チップオーバー)させることによって冠歯車
伝達装置1の分離が行われる。ハンドル14のトグル継
ぎ手機構のおかげで、ハンドルが引き設定状態を保持す
る。例として、自転車のブレーキレバーの形状をしたハ
ンドル15がハンドルスリーブ17のハンドクランク1
6にある。ハンドル18を引くと、プルワイヤ29を有
するケーブルプル19を介してブレーキ磁石21のブレ
ーキレバー20が作動し、その結果、エレベータ駆動装
置のブレーキ25が解放される。ハンドクランク16を
回転させると、冠歯車伝達装置1を介してエレベータモ
ータが動き、その結果、歯車伝達装置26と、駆動プー
リー27とキャリア要素28とを介してエレベータかご
が希望する方向に動くことができる。その動きはより小
さいトルクが必要とされる方向である。図示されていな
い単純な機械式の階指示器が、クランクハンドル16の
所にいる人に、エレベータかごの位置に関する情報を与
える。これは、視覚による連絡を前提として、例えばキ
ャリア要素にマーキングする形態で実行することができ
る。
【0027】図2は、冠歯車2の歯付き冠部と円筒状の
歯付きピニオン3を有する冠歯車伝達装置の平面図を示
す。冠歯車2の歯と歯付きピニオン3の歯は、互いに係
合するのに好ましい形状を有している。上記の目的のた
めに、冠歯車2の歯は中心に向かう方向に少し細くなる
よう形成され、歯付きピニオン3の歯は逆方向に少し細
くなるように形成されている。その結果、冠歯車2の歯
付き冠部に歯付きピニオン3が係合している間に歯の横
断面の表面が互いにぶつかって起きる機械的な詰まりの
確率は極端に小さい。
【0028】昇降路の壁面に操作ニッチ24を設けるこ
とを計画するとき、閉鎖可能なアクセスドアを有する開
口部を適切な位置に設けなければならない。しかしなが
ら、好ましくは、操作ニッチ24が昇降路ドア近くのド
ア前面に収容される。この配置方式では、後部側に配置
されたボックスと前部側に配置された閉鎖ドアとをもつ
ドア前面を備えることができ、工場で前もって製作して
おくことができる。
【0029】関節式のクランクロッドを使用する場合、
操作をより簡単にするために、該クランクロッドを伸縮
自在に伸長できるよう組み立てることができる。また、
同じ目的のために、たわみ軸のクランク付き端部部材を
好ましくは操作ニッチ24から少し引っ込める。
【0030】また、冠歯車伝達装置1の代わりに、適切
な改良を加えて、平歯車伝達装置、または内歯付き歯車
伝達装置を使用することができる。上記の実施形態で
は、歯付きピニオンを有する軸がエレベータモータの軸
に平行に伸びており、また長手方向に移動して同様に係
合する。上記の組み立て形態は、例えば、平らなモータ
またはモータを平らに配置する場合、モータの軸方向に
スペースを利用できるエレベータに適当である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による非常解放装置の全体を示す部分概
略図である。
【図2】歯付きピニオンと冠歯車を有する歯車伝達装置
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 冠歯車伝達装置 2 冠歯車 3 歯付きピニオン 4 軸 6 押圧リング 7 スプリング 10 切り換えスリーブ 11 係合フォーク 12、29 プルワイヤ 13、19 ケーブルプル 14、18 ハンドル 15 たわみ軸 16 ハンドクランク 17 ハンドルスリーブ 20 ブレーキ解放レバー 21 ブレーキ磁石 23 モータ 24 設置適所 25 ブレーキ 27 駆動プーリー 28 キャリア要素 30 安全スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 デイートリツヒ・ベーゲナー スイス国、ツエー・ハー−6353・ベークギ ス、ヘルテンシユタインシユトラーセ・6

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータモータ(23)とブレーキ
    (21、25)を有し歯車伝達装置(26)をもつまた
    はもたない駆動装置によって駆動される駆動プーリー
    (27)を介して可動のキャリア要素(28)によって
    誘導されるエレベータかごを有する、建物の中のまたは
    建物にあるエレベータのための手動で作動可能な非常解
    放装置であって、該非常解放装置は、エレベータ駆動装
    置(1、4、6、7、11)との作動連結を可能にする
    装置と、手動で作動可能な駆動要素(15、16、1
    7)と、機械式伝達手段(12、13、19、29)
    と、エレベータ駆動装置との作動連結を遠隔操作するた
    めの操作要素(14、17、18)とから成り、前記非
    常解放装置が、好ましくはたわみ軸(15)を有するク
    ランク装置(16、17)を駆動要素としてもち、エレ
    ベータ駆動装置との作動連結部が、係合の深さを変える
    ことなく歯面に沿って移動可能な歯車(3)を具備する
    ことを特徴とする非常解放装置。
  2. 【請求項2】 歯車伝達が、冠歯車伝達(1、2、
    3)、平歯車伝達、または内歯歯車伝達として行われる
    ことを特徴とする請求項1に記載の非常解放装置。
  3. 【請求項3】 作動連結を切り換えできる各歯車(2、
    3)の軸が互いに平行でないことを特徴とする請求項1
    に記載の非常解放装置。
  4. 【請求項4】 クランク装置(16、17)と操作要素
    (14、18)が操作ニッチ(24)に配置されると共
    に、操作ニッチ(24)が昇降路の壁面またはドアの前
    面に備えられることを特徴とする請求項1に記載の非常
    解放装置。
  5. 【請求項5】 追加の操作要素として、クランク装置
    (16、17)にある第1の自己復帰ハンドル(18)
    と、引き設定状態をつづける第2のハンドル(14)と
    が存在することを特徴とする請求項1に記載の非常解放
    装置。
  6. 【請求項6】 第1の自己復帰ハンドル(18)が自転
    車のブレーキレバーの形態に構成され、引き設定状態を
    つづける第2のハンドル(14)がトグル継ぎ手の原理
    により構成されることを特徴とする請求項2に記載の非
    常解放装置。
  7. 【請求項7】 エレベータ駆動装置との作動連結を生じ
    させる第2のハンドル(14)の機械式伝達手段とし
    て、ケーブルプル(13)と、プルワイヤ(12)と、
    係合フォーク(11)と、押圧リング(6)と、スプリ
    ング(7)と、歯付きピニオン(3)を有する長手方向
    に移動可能な軸(4)と、冠歯車(2)とがあることを
    特徴とする請求項1に記載の非常解放装置。
  8. 【請求項8】 第1の自己復帰ハンドル(18)から少
    し離れたところにある手動で操作可能なブレーキ解放装
    置が、機械式伝達手段として働くケーブルプル(19)
    と、ブレーキ磁石(21)の手動解放レバー(20)と
    作動連結されたプルワイヤ(29)とを有することを特
    徴とする請求項1に記載の非常解放装置。
  9. 【請求項9】 軸(4)と共に移動可能な切り換えスリ
    ーブ(10)と切り換えスリーブ(10)によって作動
    する安全接点(30)とが存在していることを特徴とす
    る請求項1に記載の非常解放装置。
  10. 【請求項10】 関節式のクランクロッドを有するクラ
    ンク装置(16、17)が駆動要素として存在すること
    を特徴とする請求項1に記載の非常解放装置。
JP11263542A 1998-09-28 1999-09-17 非常解放装置 Pending JP2000191251A (ja)

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CH197098 1998-09-28

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EP (1) EP0990614B1 (ja)
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AT (1) ATE245119T1 (ja)
AU (1) AU5015599A (ja)
BR (1) BR9904371A (ja)
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EG (1) EG22235A (ja)
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