JP2000181060A - フレキソ印刷用感光性エラストマー組成物 - Google Patents

フレキソ印刷用感光性エラストマー組成物

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JP2000181060A
JP2000181060A JP35551098A JP35551098A JP2000181060A JP 2000181060 A JP2000181060 A JP 2000181060A JP 35551098 A JP35551098 A JP 35551098A JP 35551098 A JP35551098 A JP 35551098A JP 2000181060 A JP2000181060 A JP 2000181060A
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JP
Japan
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weight
plate
thermoplastic elastomer
photosensitive
polymer blocks
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JP35551098A
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English (en)
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Shuji Ozaki
修司 小崎
Katsuhiro Takahashi
勝弘 高橋
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面に凹凸がある段ボールや再生紙など質の
悪い被印刷体への印刷に於いて、ベタ部分へのインキ乗
りが良い良好な印刷物を与え、未硬化版を貯蔵・輸送す
る際の変形(コールドフロー)と得られる版のべとつき
が少なく、しかも高感度でシャープな画像が得られるこ
とを可能にしたフレキソ印刷版を提供する。 【解決手段】 (1)(a)スチレン重合体ブロックと
ブタジエン重合体ブロックからなる熱可塑性エラストマ
ー、(b)スチレン重合体ブロックとイソプレン重合体
ブロックからなる熱可塑性エラストマーであって、
(a)の合計含量が14〜35重量%で、(a),
(b)の混合比が重量比で10:1〜1:10である熱
可塑性エラストマー50〜90重量%、(2)分子量が
500〜5,000で1,2−結合比率50〜70モル
%の液状ポリブタジエン5〜40重量%、(3)エチレ
ン性不飽和化合物1〜20重量%、(4)光重合開始剤
0.1〜3重量%、を含有する感光性エラストマー組成
物を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なフレキソ印
刷用感光性エラストマー組成物に関する。更に詳しく
は、表面に凹凸がある段ボールや再生紙などの質の悪い
被印刷体に対する印刷に於いて、ベタ部分へのインキ乗
りが良い良好な印刷物を与え、且つ未硬化版を貯蔵・輸
送する際の変形(コールドフロー)や得られる版のべと
つきが少なく、しかも高感度でシャープな画像が得られ
るフレキソ印刷版を提供する感光性エラストマーに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】フレキソ印刷版の作製方法としては、金
属板の腐食により原版を作製して母型とし、それにゴム
を流し込んで固化させる方法や、ゴム版を手彫り加工す
るなどの従来の方法があるが、近年感光性エラストマー
組成物を用いて直接的にフレキソ印刷版を製造すること
が多くなってきている。
【0003】そのフレキソ印刷版としては、寸法精度を
維持する為の支持体層の上に、エラストマー性バインダ
ーポリマーに、エチレン性不飽和化合物及び光重合開始
剤、また必要に応じて熱重合防止剤、紫外線吸収剤、ハ
レーション防止剤、光安定剤などを混合した感光性エラ
ストマー組成物層を形成し、更にその上に感光性エラス
トマー層の粘着性を防止して透明画像坦体(ネガフィル
ム)との接触性を良くするとともに、その透明画像坦体
の再使用を可能にする為、溶剤可溶性の薄い可撓性フィ
ルム層が設けられた構成体からなっているのが一般的で
ある。
【0004】その感光性エラストマー組成物構成体から
フレキソ印刷版を製造する方法としては、支持体と反対
側の面に透明画像坦体(ネガフィルム)を密着させ、そ
のフィルムを通して活性光線を照射し、特定の部分を選
択的に溶剤不溶化することで画像を形成させた後、未露
光部を現像液で除去することでレリーフを形成してい
る。得られた印刷版の表面にべとつきがある場合には、
特公平2−46935号広報に記載されている波長30
0nm以下の活性光線による露光処理などによってべと
つきを除去し、同時に版表面に紙粉やゴミ、ホコリが付
着し易くなるのを防止している。
【0005】しかしながら、これらの感光性エラストマ
ー組成物が与えるフレキソ印刷版を用いて、表面に凹凸
がある段ボールや再生紙などの質の悪い被印刷体へ印刷
をする場合、ベタ部分への十分なインキ乗りを達成する
ことは容易ではない。すなわち、ベタ部分への良好なイ
ンキ乗りを達成する為に過剰な印圧をかけると、文字や
細線の太りが大きな印刷物となってしまう上、段ボール
のフルートをつぶしてしまい、包装材として必要な強度
が維持できなくなるという問題があったのである。
【0006】そこで、ベタ部分へのインキ乗りを良くす
る為に、従来より硬度の低い版材を使用することが知ら
れているが、その為に感光性組成物に可塑剤を多く添加
すると、未硬化版の貯蔵・輸送時の版の変形(コールド
フロー)が大きくなって実用に耐えなくなるし、細かい
点や文字の形成性の低下をも招くという問題があった。
また感光性組成物からエチレン性不飽和化合物の含有量
を少なくしたり、紫外線吸収剤の添加などの手段で、活
性光線による溶剤不溶化反応の進行を抑えることで版の
硬度を下げるような調整を行うという方法もあるが、や
はり細かい点や文字の形成性を低下させてしまうという
問題を有していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、表面
に凹凸がある段ボールや再生紙などの質の悪い被印刷体
に対するフレキソ印刷に有用なベタのインキのりが良好
で、未硬化版を貯蔵・輸送する際の変形や、得られる版
のべとつきが少なく、しかも高感度でシャープな画像が
得られることを可能にしたフレキソ印刷版用感光性エラ
ストマー組成物を提供することである。
【0008】
【課題を解決する為の手段】本発明者は、上記の課題を
解決すべく検討を重ねた結果、次の感光性エラストマー
組成物を発明した。すなわち、本発明は、(1)(a)
モノビニル置換芳香族炭化水素重合体ブロックとブタジ
エンから構成される少なくとも1つの共役ジエン重合体
ブロックとからなる熱可塑性エラストマー及び(b)モ
ノビニル置換芳香族炭化水素重合体ブロックとイソプレ
ンから構成される共役ジエン重合体ブロックとからなる
熱可塑性エラストマーの少なくとも(a),(b)2種
類の熱可塑性エラストマーからなり、その合計重量に対
してモノビニル置換芳香族炭化水素重合体ブロックの合
計含量が14〜35重量%であり、上記熱可塑性エラス
トマー(a),(b)の混合比が重量比で10:1〜
1:10の範囲である熱可塑性エラストマー50〜90
重量%、(2)分子量が500〜5,000で1,2−
結合比率50〜70モル%の液状ポリブタジエン5〜4
0重量%、(3)エチレン性不飽和化合物1〜20重量
%、及び(4)光重合開始剤0.1〜3重量%を含有し
ていることを特徴とする感光性エラストマー組成物を提
供するものである。
【0009】本発明で使用される二種類の熱可塑性エラ
ストマーは、(a)モノビニル置換芳香族炭化水素重合
体ブロックとブタジエンから構成される共役ジエンブロ
ックからなる熱可塑性エラストマーと、(b)モノビニ
ル置換芳香族炭化水素重合体ブロックと、イソプレンか
ら構成される共役ジエンブロックからなる熱可塑性エラ
ストマーである。これらに含まれるモノビニル置換芳香
族炭化水素重合体ブロックの例としては、ポリスチレン
及びポリ(α−メチルスチレン)のブロックをあげるこ
とができ、入手のし易さという点に於いて、ポリスチレ
ンブロックが好ましい。
【0010】熱可塑性エラストマー(a)に含まれるブ
タジエンから構成される共役ジエンブロックとしては、
ポリブタジエン、部分水添ポリブタジエン等、共役ジエ
ンブロック中90重量%以上がブタジエン単位からなる
ものを用いる。
【0011】熱可塑性エラストマー(b)に含まれるポ
リイソプレンから構成される共役ジエンブロックとして
は、ポリイソプレン、部分水添ポリイソプレン等、共役
ジエンブロック中90重量%以上がイソプレン単位から
なるものを用いる。
【0012】本発明で用いる熱可塑性エラストマー状ブ
ロック共重合体は、モノビニル置換芳香族炭化水素重合
体ブロックが物理的架橋をすることによって、未加硫の
状態でもゴム弾性を有し、コールドフローを起こさない
という特徴を有している。従って、熱可塑性エラストマ
ーに於けるモノビニル置換芳香族炭化水素重合体ブロッ
クの比率が低すぎると物理架橋の効果が現れず、未硬化
版の貯蔵・輸送時の変形(コールドフロー)が大きくな
って印刷版として使用できなくなる。
【0013】またこの比率が高すぎると、感光性エラス
トマー組成物のゴム弾性を損なってしまい、表面に凹凸
がある段ボールや、再生紙など紙質の悪い被印刷体への
印刷に於いて、ベタ部分への十分なインキ乗りを確保す
ることができなくなる為、熱可塑性エラストマーに於け
るモノビニル置換芳香族炭化水素重合体ブロックの含量
合計は14〜35重量%が好ましい。
【0014】これら(a),(b)の2つの必須成分の
うち(a)の比率が高すぎると、ベタ部分への十分なイ
ンキ乗りを確保できる低い硬度と、未硬化版の貯蔵・輸
送時の変形を小さく抑えることをバランス良く達成する
ことが困難である。また(b)の比率が高すぎると、得
られる版のべとつきが大きくなってしまい、製版工程に
於ける現像・乾燥後の後露光処理によってべとつきを除
去する際に、版表面にクラックを生じることなく、十分
に低いタック性を得ることのバランスを取ることが難し
い。そこで成分(a)と(b)を10:1〜1:10
(重量比)で混合して用いることが必要であり、より好
ましくは、1:5〜1:1(重量比)の範囲で混合して
用いることが望ましい。
【0015】感光性エラストマー組成物に於ける熱可塑
性エラストマー成分の含有量が高すぎると、感光性エラ
ストマー組成物の硬度が高くなって、表面に凹凸がある
段ボールや、再生紙など紙質の悪い被印刷体への印刷に
於いて、ベタ部分への十分なインキ乗りを確保できなく
なる。またこの含有量が低すぎると、生版の貯蔵・輸送
時の変形が大きくなって印刷版として使用できなくなる
し、細かい点や文字の形成性の低下をも招くことになる
為、熱可塑性エラストマーを感光性エラストマー組成物
中50〜90重量%、より好ましくは55〜75重量%
の範囲で含有することが望ましい。
【0016】本発明で使用される成分(2)は分子量が
500〜5,000で1,2−結合比率50〜70モル
%の液状ポリブタジエンである。ここで定義される分子
量とは、Vaper Pressure Osmome
terによって測定された数平均分子量である。また
1,2−結合比率とは、液状ポリブタジエン中、1,2
−ブタジエンのモル数の、1,2−ブタジエンのモル数
と(シス/トランス)1,4−ブタジエンのモル数との
和に対する百分率であり、ポリマーの1H−NMRスペ
クトル分析に於ける1,2−ブタジエン由来のピーク
(−C=CH2)及び1,4−ポリブタジエン由来のピ
ーク(−CH=CH−)の積分値から求めることができ
る。
【0017】1,2−結合比率が低すぎると、熱可塑性
エラストマーとの相溶性が悪くなり、感光性エラストマ
ー組成物として濁りが大きくなる。組成物の濁りは、組
成物を溶剤に不溶化させる為の活性光線照射の際に活性
光線の乱反射を起こし、出来上がった印刷版は切れの悪
いレリーフ形状となる為、印刷に於いては文字や線の太
りの大きい印刷物しか得られない。またこの1,2−結
合比率が高すぎると、ゴム弾性を失ってしまう。従っ
て、1,2−結合比率は50〜70モル%が望ましい。
【0018】成分(2)の配合量が少なすぎると、表面
に凹凸のある段ボールや、再生紙等紙質の悪い被印刷体
への印刷に於いて、ベタ部分への十分なインキ乗りが確
保できなくなる。またこの配合量が多すぎると、未硬化
版の貯蔵・輸送時の変形が大きくなって印刷版として使
用できなくなる為、感光性エラストマー組成物全量に対
して5〜40重量%の配合量が好ましい。
【0019】本発明で使用される成分(3)のエチレン
性不飽和化合物としては、アクリル酸、メタクリル酸、
フマル酸、マレイン酸などのエステル類、アクリルアミ
ドやメタクリルアミドの誘導体、アリルエステル、スチ
レン及びその誘導体、N置換マレイミド化合物などをあ
げることができる。
【0020】その具体的な例としては、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、
ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキサ
メチレングリコール、ノナメチレングリコールのジアク
リレート及びジメタクリレート、あるいはトリメチロー
ルプロパントリアクリレート及びトリメタクリレート、
ペンタエリトリットテトラアクリレート及びテトラメタ
クリレートなどや、ジアセトンアクリルアミド、及びメ
タクリルアミド、スチレン、ビニルトルエン、ジビニル
ベンゼン、ジアリルフタレート、トリアリルシアヌレー
ト、
【0021】フマル酸ジエチルエステル、フマル酸ジブ
チルエステル、フマル酸ジオクチルエステル、フマル酸
ジステアリルエステル、フマル酸ブチルオクチルエステ
ル、フマル酸ジフェニルエステル、フマル酸ジフェニル
エステル、フマル酸ジベンジルエステル、マレイン酸ジ
ブチルエステル、マレイン酸ジオクチルエステル、フマ
ル酸ビス(3−フェニルプロピル)エステル、フマル酸
ジラウリルエステル、フマル酸ジベヘニルエステル、N
−n−ヘキシルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイ
ミド、N−n−オクチルマレイミド、N−2−エチルヘ
キシルマレイミド、N−n−デシルマレイミド、N−n
−ラウリルマレイミドなどをあげることができるが、こ
れらに限定されるものではない。これらは単独で用いて
もよいし、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
【0022】成分(3)のエチレン性不飽和化合物は配
合量が少なすぎると、細かい点や文字の形成性を低下さ
せてしまう。また配合量が多すぎると、未硬化版の貯蔵
・輸送時の変形が大きくなるし、得られた版の硬度が高
くなって、表面に凹凸のある段ボールや、再生紙など紙
質の悪い被印刷体への印刷に於けるベタ部分へのインキ
乗りを損なう等の弊害を生じる為、感光性エラストマー
組成物全量に対して1〜20重量%の配合量が好まし
い。
【0023】本発明で使用される成分(4)の光重合開
始剤としては、ベンゾフェノン、ベンゾイン、ベンゾイ
ンメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾ
インイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエー
テル、α−メチロールベンゾイン、α−メチロールベン
ゾインメチルエーテル、α−メトキシベンゾインメチル
エーテル、ベンゾインフェニルエーテル、α−t−ブチ
ルベンゾインなどを例としてあげることができるが、こ
れらに限定されるものではない。これらは単独で用いて
もよいし、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
【0024】上記成分(4)の配合量は、少なすぎると
細かい文字や点の形成性を低下させてしまうし、また配
合量が多すぎると、感光性エラストマー組成物の活性光
線透過率を低下させることから却って露光感度を低下さ
れる弊害が現れる為、感光性エラストマー組成物全量に
対して0.1〜3重量%の添加が好ましい。
【0025】その他、本発明の感光性エラストマー組成
物には前記した必須成分の他に、所望に応じ通常の感光
性樹脂組成物に慣用されている種々の補助添加成分、例
えば熱重合防止剤、紫外線吸収剤、ハレーション防止
剤、光安定剤などを添加することができる。
【0026】この熱重合防止剤としては、例えば、2,
6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、p−メトキシフ
ェノール、ペンタエリスリトールテトラキス[3−
(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシ)フ
ェニルプロピオネート]、ヒドロキノン、t−ブチルカ
テコール、t−ブチルヒドロキシアニソール、4,4’
−ブチリデンビス(3−メチル−6−t−ブチル)フェ
ノール等をあげることができる。これらは単独で用いて
もよいし、2種類以上組み合わせて用いてもよい。
【0027】本発明の感光性エラストマー組成物は、印
刷版としての寸法精度を維持する為に、ポリエステルな
どの支持体層をレリーフ面の反対側に設けてもよい。本
発明の感光性エラストマー組成物は、その組成によって
は粘着性を生じるので、その上に重ねられる透明画像坦
体(ネガフィルム)との接触性を良くする為、及びその
透明画像坦体の再使用を可能にする為に、その表面に溶
剤可溶性の薄い可撓性フィルム層を設けてもよい。この
可撓性フィルム層としては、ポリアミド類、セルロース
誘導体などが一般的である。
【0028】本発明の感光性エラストマー組成物は各成
分を混合することにより製造することができる。その混
合手段としては、クロロホルム、テトラクロロエチレ
ン、メチルエチルケトン、トルエン、酢酸エチル、テト
ラヒロドフランなどの適当な溶媒にこれを溶解させて混
合し、型枠の中に流延して溶剤を蒸発させ、そのまま板
とすることもできるし、この感光性エラストマー組成物
の板に加熱プレス処理をすれば精度の良い層が得られ
る。また、ニーダー、ロールミル等を用いて混練された
後、熱プレス成形、カレンダー処理または押し出し成形
により所望の厚さの層を製造することが可能である。
【0029】支持体や可撓性フィルム層は、シート成形
後ロールラミネートにより感光層に密着させることがで
きる。ラミネート後加熱プレスして一層精度の良い感光
層を得ることもできる。
【0030】本発明の感光性エラストマー組成物を溶剤
不溶化するのに用いられる活性光線源としては、低圧水
銀灯、高圧水銀灯、紫外線用蛍光灯、カーボンアーク
灯、キセノンランプ、ジルコニウムランプ、太陽光など
がある。
【0031】本発明の感光性エラストマー組成物に透明
画像坦体を通して光照射して画像を形成させた後、未露
光部を溶出させる為の現像液としては、未露光部を膨潤
・溶解させるものが用いられるが、露光されてできた画
像部にはあまり影響を与えないものであることが望まし
い。例えば、テトラクロロエチレン、トルエン、酢酸エ
ステル類、リモネン、デカヒドロナフタレン、石油系芳
香族炭化水素などや、これらに60重量%以下のアルコ
ール、例えばn−ブタノール、1−ペンタノール、ベン
ジルアルコールなどを混合させたものである。未露光部
の溶出はノズルからの噴霧によってまたはブラシによる
ブラッシングで行われる。
【0032】溶剤を用いた未露光部の溶出で得られた印
刷版は、現像溶剤によって膨潤している為、強制気流ま
たは赤外線オーブン中で乾燥される。乾燥温度と時間
は、60℃で30〜120分間行うのが一般的である。
本発明の感光性エラストマー組成物は、その組成によっ
ては乾燥が終わった後も版表面にべとつきが残っている
場合がある。その場合、公知の表面処理方法により、べ
とつきを除去することができる。表面処理の方法として
は波長300nm以下の活性光線による露光処理が好ま
しい。
【0033】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を実施
例で具体的に説明する。
【0034】
【実施例】実施例1 スチレン−ブタジエン熱可塑性エラストマーであるタフ
プレン315(商品名、旭化成(株)製,スチレン単位
含量 20重量%)20重量部、スチレン−イソプレン
熱可塑性エラストマーであるクレイトンD1107CP
(商品名、シェル化学(株)製,スチレン単位含量 1
4重量%)40重量部、液状ポリブタジエンである日石
ポリブタジエンB−2000(商品名、日本石油化学
(株)製、1,2−結合65%)33重量部、1,9−
ノナンジオールジアクリレート5重量部、2,2−ジメ
トキシ−2−フェニル−アセトフェノン1.5重量部、
2,6−ジ−t−ブチルクレゾール0.5重量部をニー
ダーで混練した。
【0035】得られた感光性組成物を100μm厚のポ
リエステルフィルムと、3μmの溶解性ポリアミド膜
(マクロメルト6900、商品名、ヘンケル(株)製)
をコーティングした100μm厚のポリエステルフィル
ムとの2枚のフィルムの間に、該溶解性ポリアミド膜が
感光性組成物と接する様にして挟み、加熱プレスにより
6mm厚のシートとした。
【0036】このシートには濁りはほとんどみとめられ
ず、日本電色工業(株)NDH−1101DPを使用し
てヘイズ値を測定してみても、20%と小さかった。こ
のシートを5cm×5cmに切り出し、全面に28g/
cm2の荷重をかけて40℃雰囲気下、24時間静置し
た後の厚みを測定した。この測定でシートの厚み減少率
(コールドフロー)が2%を越えると、未硬化版の状態
で保存あるいは輸送された場合に版が変形して使えなく
なることがあるが、厚み減少率測定の結果は0.7%と
小さく、版の変形が起こる心配のないことがわかった。
【0037】加熱プレスで成形したシートの溶解性ポリ
アミド膜の無い方の面に、強度10mW/cm2の紫外
線蛍光灯で3分間露光し、ついで溶解性ポリアミド膜側
のポリエステルフィルムを剥ぎ取り、画像を有するネガ
フィルムを密着させ、このフィルムを通して強度12m
W/cm2の紫外線蛍光灯で7分間露光した。次いで、
テトラクロロエチレン/n−ブタノール(容量比4/
1)の混合液を用いてブラシによる未露光部分の洗い出
しを行い、60℃で30分間乾燥したところ、ネガを忠
実に再現したレリーフが得られた。
【0038】この状態で版面にはべとつきが残っていた
為、版面の汚れをテトラクロロエチレンの新液に浸した
ウェスで拭き取った後、強度4mW/cm2の殺菌灯で
75秒間の後露光を行ったところ、版面にクラックを生
じることなくべとつきを除去することができた。こうし
て得られた印刷版を段ボール印刷機で印刷したところ、
ベタ部分へのインキの乗りが良好で、細かい文字や線の
太りも少ない良好な印刷物が得られた。
【0039】実施例2 感光性組成物の処方を様々に変えて、実施例1に示す方
法で感光性組成物の混練、成形、製版、印刷を行った結
果を表1に示す。なお、表1中に示した商品名等は下記
の通りの意味を有する。
【0040】タフプレン315:商品名、旭化成工業
(株)製、スチレン−ブタジエン熱可塑性エラストマ
ー、スチレン単位含量20重量% アサプレン420:商品名、旭化成工業(株)製、スチ
レン−ブタジエン熱可塑性エラストマー、スチレン単位
含量30重量% クレイトンD1107CP:商品名、シェル化学(株)
製、スチレン−イソプレン熱可塑性エラストマー、スチ
レン単位含量14重量% クインタック3421:商品名、日本ゼオン(株)製、
スチレン−イソプレン熱可塑性エラストマー、スチレン
単位含量14重量% 日石B−2000:日石ポリブタジエンB−2000
(商品名、日本石油化学(株)製、分子量Mn200
0,1,2−結合比率65%) 日石B−1000:日石ポリブタジエンB−1000
(商品名、日本石油化学(株)製、分子量Mn100
0,1,2−結合比率65%) 1,9−NMDA:1,9−ノナンジオールジアクリレ
ート 1,6−HMDA:1,6−ヘキサンジオールジアクリ
レート 増感剤:2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェ
ノン 安定剤:2,6−ジ−t−ブチルクレゾール
【0041】
【表1】
【0042】比較例1 スチレン−イソプレン熱可塑性エラストマーであるクレ
イトンD1107CP(商品名、シェル化学(株)製,
スチレン単位含量 14重量%)60重量部、液状ポリ
ブタジエンである日石ポリブタジエンB−2000(商
品名、日本石油化学(株)製、1,2−結合65%)3
3重量部、1,9−ノンジオールジアクリレート5重量
部、2,2−ジメトキシ−2−フェニル−アセトフェノ
ン1.5重量部、2,6−ジ−t−ブチルクレゾール
0.5重量部を実施例1に示す方法で混練、プレス成
形、露光、現像、乾燥処理を行った。
【0043】この状態で版面にはべとつきが残っていた
為、版面の汚れをテトラクロロエチレンの新液に浸した
ウェスで拭き取った後、強度4mW/cm2の殺菌灯で
125秒間の後露光を行ったが、べとつきの除去が不十
分であり、このまま段ボール印刷機にかけると、版表面
に紙粉やゴミ、ホコリが付着し易く、何度も印刷機を止
めて版を洗浄する必要があった。殺菌灯での後露光を1
50秒に増やしてみると、版面のべとつきは除去できた
が、版表面にクラックが生じて印刷版として使用できな
い状態となった。
【0044】比較例2 スチレン−ブタジエン熱可塑性エラストマーであるタフ
プレン315(商品名、旭化成(株)製,スチレン単位
含量 20重量%)60重量部、液状ポリブタジエンで
ある日石ポリブタジエンB−2000(商品名、日本石
油化学(株)製、1,2−結合65%)33重量部、
1,9−ノナンジオールジアクリレート5重量部、2,
2−ジメトキシ−2−フェニル−アセトフェノン1.5
重量部、2,6−ジ−t−ブチルクレゾール0.5重量
部(以上を組成C1とする)
【0045】及び、スチレン−ブタジエン熱可塑性エラ
ストマーであるタフプレン315(商品名、旭化成
(株)製,スチレン単位含量 20重量%)50重量
部、液状ポリブタジエンである日石ポリブタジエンB−
2000(商品名、日本石油化学(株)製、1,2−結
合65%)43重量部、1,9−ノナメチレンジオール
ジアクリレート5重量部、2,2−ジメトキシ−2−フ
ェニル−アセトフェノン1.5重量部、2,6−ジ−t
−ブチルクレゾール0.5重量部(以上を組成C2とす
る)をそれぞれ実施例1に示す方法で混練、プレス成形
した。
【0046】得られたシートの荷重保存時の変形を実施
例1と同じ方法で測定した結果、組成物C1の厚み減少
率は0.7%と小さかったが、C2では4.1%と大き
かった為、未硬化版の状態で保存あるいは輸送された場
合に版が変形して使えなくなる可能性が高く、C2は実
用的でないことがわかった。
【0047】これらの組成物を実施例1に示す方法で製
版後、段ボール印刷機にて印刷を行ったところ、C2で
はベタ部分へのインキ乗りが良好な印刷物を得ることが
できたが、C1ではベタ部分へのインキの乗りが不十分
で、良好な印刷物を得ることができなかった。
【0048】比較例3 スチレン−ブタジエン熱可塑性エラストマーであるタフ
プレン315(商品名、旭化成(株)製,スチレン単位
含量 20重量%)20重量部、スチレン−イソプレン
熱可塑性エラストマーであるクレイトンD1107CP
(商品名、シェル化学(株)製,スチレン単位含量 1
4重量%)40重量部、液状ポリブタジエンであるポリ
オイル−110(商品名、日本ゼオン(株)製、1,2
−結合1%)33重量部、1,9−ノナンジオールジア
クリレート5重量部、2,2−ジメトキシ−2−フェニ
ル−アセトフェノン1.5重量部、2,6−ジ−t−ブ
チルクレゾール0.5重量部(以上を組成D1とする)
【0049】及び、スチレン−ブタジエン熱可塑性エラ
ストマーであるタフプレン315(商品名、旭化成
(株)製,スチレン単位含量 20重量%)20重量
部、スチレン−イソプレン熱可塑性エラストマーである
クレイトンD1107CP(商品名、シェル化学(株)
製,スチレン単位含量 14重量%)40重量部、液状
ポリブタジエンであるNISSO−PB G2000
(商品名、日本曹達(株)製、1,2−結合85%以
上)33重量部、1,9−ノナンジオールジアクリレー
ト5重量部、2,2−ジメトキシ−2−フェニル−アセ
トフェノン1.5重量部、2,6−ジ−t−ブチルクレ
ゾール0.5重量部(以上を組成D2とする)をそれぞ
れ実施例1と同じ方法で混練、プレス成形した。
【0050】得られたシートのヘイズ値を、日本電色工
業(株)NDH−1101DPを使用して測定してみる
と、D2は20%と小さかったのに対し、D1では70
%と大きかった。更に実施例1に示す方法で製版したと
ころ、D2では非画像部の埋まりもなく、ネガを忠実に
再現したレリーフが得られたが、D1では非画像部の埋
まりの大きい切れの悪いレリーフしか得ることができな
かった。これらの版を用いて段ボール印刷機にて印刷を
した結果、D2はベタ部分へのインキの乗りが不十分
で、良好な印刷物を得ることができなかった。D1では
文字や細線の太りが大きい印刷物となった。
【0051】
【発明の効果】本発明のフレキソ印刷用感光性エラスト
マー組成物は、生版を保管したり輸送したりする際の変
形が小さく、表面処理によるべとつきの除去性に優れ、
且つ高感度でシャープな画像が得られ、表面に凹凸があ
る段ボールや再生紙等の質の悪い被印刷体への印刷に於
いてベタ部分へのインキの乗りと文字や細線の太りの少
なさとのバランスのとれた、良好な印刷品質を有する印
刷版を与えることを可能にしたという効果を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03F 7/00 502 G03F 7/00 502 7/027 502 7/027 502 7/028 7/028 //(C08L 53/02 9:00) Fターム(参考) 2H025 AA00 AA01 AA04 AB02 AC01 AD01 BC37 BC55 BC81 BC95 CA00 CB11 CB16 CB58 2H096 AA02 BA05 BA06 EA02 4J002 AC04Y BP01W BP01X EA046 EE037 EH076 EP016 EU026 FD200 FD206 FD207 GP03 4J011 PA54 PA79 PB40 PC02 QA01 QA02 QA03 QA06 QA08 QA09 QA13 QA20 QA24 QA27 QB04 RA05 SA22 SA31 SA34 SA36 TA01 UA01 WA01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)(a)モノビニル置換芳香族炭化
    水素重合体ブロックとブタジエンから構成される少なく
    とも1つの共役ジエン重合体ブロックとからなる熱可塑
    性エラストマー及び(b)モノビニル置換芳香族炭化水
    素重合体ブロックとイソプレンから構成される共役ジエ
    ン重合体ブロックとからなる熱可塑性エラストマーの少
    なくとも(a),(b)2種類の熱可塑性エラストマー
    からなり、且つその合計重量に対してモノビニル置換芳
    香族炭化水素重合体ブロックの合計含量が14〜35重
    量%であり、上記熱可塑性エラストマー(a),(b)
    の混合比が重量比で10:1〜1:10の範囲である熱
    可塑性エラストマー50〜90重量%、(2)分子量が
    500〜5,000で1,2−結合比率50〜70モル
    %の液状ポリブタジエン5〜40重量%、(3)エチレ
    ン性不飽和化合物1〜20重量%、及び(4)光重合開
    始剤0.1〜3重量%を含有していることを特徴とする
    感光性エラストマー組成物。
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