JP2000170821A - ショックアブソ―バ - Google Patents
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/06—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using both gas and liquid
- F16F9/064—Units characterised by the location or shape of the expansion chamber
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/48—Arrangements for providing different damping effects at different parts of the stroke
- F16F9/49—Stops limiting fluid passage, e.g. hydraulic stops or elastomeric elements inside the cylinder which contribute to changes in fluid damping
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/50—Special means providing automatic damping adjustment, i.e. self-adjustment of damping by particular sliding movements of a valve element, other than flexions or displacement of valve discs; Special means providing self-adjustment of spring characteristics
- F16F9/512—Means responsive to load action, i.e. static load on the damper or dynamic fluid pressure changes in the damper, e.g. due to changes in velocity
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブリード機能と逆止弁機能とを併せ持つショ
ックアブソーバを提供する。 【解決手段】 シリンダ3と、該シリンダ3内に挿入さ
れたピストンロッド4と、該ピストンロッド4に装着さ
れた少なくとも第1,第2ピストン5,6とを有し、逆
止弁機能と相互作用可能のブリード機能を備えたショッ
クアブソーバにおいて、上記第1,第2ピストン5,6
の少なくとも一方が上記シリンダ3内の第1空間14内
に挿入され、該第1空間14内での位置によって、該ピ
ストン5が該第1空間14の外側にある場合に比べて異
なる減衰力を与えるようになっており、上記ピストンロ
ッド4内に形成された第2空間15内に上記ブリード機
能と何らかの逆止弁機能とを併せ持たせるか、又は上記
第1空間14の外側で作動する第2ピストン6にブリー
ド機能と何らかの逆止弁機能とを併せ持たせた。
ックアブソーバを提供する。 【解決手段】 シリンダ3と、該シリンダ3内に挿入さ
れたピストンロッド4と、該ピストンロッド4に装着さ
れた少なくとも第1,第2ピストン5,6とを有し、逆
止弁機能と相互作用可能のブリード機能を備えたショッ
クアブソーバにおいて、上記第1,第2ピストン5,6
の少なくとも一方が上記シリンダ3内の第1空間14内
に挿入され、該第1空間14内での位置によって、該ピ
ストン5が該第1空間14の外側にある場合に比べて異
なる減衰力を与えるようになっており、上記ピストンロ
ッド4内に形成された第2空間15内に上記ブリード機
能と何らかの逆止弁機能とを併せ持たせるか、又は上記
第1空間14の外側で作動する第2ピストン6にブリー
ド機能と何らかの逆止弁機能とを併せ持たせた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つのシリンダ内
に挿入された1つのピストンロッドに少なくとも第1,
第2ピストンを離間して装着したいわゆる2ピストン構
成を有するショックアブソーバに関する。より詳細に
は、ブリード機能、即ち作動媒体の逃げあるいは洩れと
いった小量の流れにより路面の小さな凹凸を吸収する機
能と、逆止弁機能とを兼ね備えるように構成することが
好ましく、上記第1ピストンは、上記シリンダの端部に
設けられた第1空間内に導入され、該第1空間における
軸方向位置によって、該第1ピストンが該第1空間の外
側に位置する場合に比較して、改善された、あるいは異
なる減衰力を発生することができるようにしたショック
アブソーバに関する。
に挿入された1つのピストンロッドに少なくとも第1,
第2ピストンを離間して装着したいわゆる2ピストン構
成を有するショックアブソーバに関する。より詳細に
は、ブリード機能、即ち作動媒体の逃げあるいは洩れと
いった小量の流れにより路面の小さな凹凸を吸収する機
能と、逆止弁機能とを兼ね備えるように構成することが
好ましく、上記第1ピストンは、上記シリンダの端部に
設けられた第1空間内に導入され、該第1空間における
軸方向位置によって、該第1ピストンが該第1空間の外
側に位置する場合に比較して、改善された、あるいは異
なる減衰力を発生することができるようにしたショック
アブソーバに関する。
【0002】
【従来の技術】上記2ピストン構成を有するショックア
ブソーバは従来から知られており、例えば米国特許第
3,195,645号に記載されたものがある。本発明
は、この公知のショックアブソーバを改善したものであ
る。上記公知のショックアブソーバでは、第1ピストン
(前ピストン)が、シリンダ内に第1空間を構成するよ
う設けられたカップ形の容器内に進入・退出することに
より、より大きな減衰力を発生するようになっている。
また第2ピストンはシリンダ内径と略同じ外径を有し、
上記第1ピストンが上記第1空間から退出している状態
でも必要な減衰力を発生する固定スロットルを有してい
る。また、この公知のショックアブソーバでは、上記シ
リンダの両方の端位置での減衰力を増加させることもで
きる。
ブソーバは従来から知られており、例えば米国特許第
3,195,645号に記載されたものがある。本発明
は、この公知のショックアブソーバを改善したものであ
る。上記公知のショックアブソーバでは、第1ピストン
(前ピストン)が、シリンダ内に第1空間を構成するよ
う設けられたカップ形の容器内に進入・退出することに
より、より大きな減衰力を発生するようになっている。
また第2ピストンはシリンダ内径と略同じ外径を有し、
上記第1ピストンが上記第1空間から退出している状態
でも必要な減衰力を発生する固定スロットルを有してい
る。また、この公知のショックアブソーバでは、上記シ
リンダの両方の端位置での減衰力を増加させることもで
きる。
【0003】また、英国特許明細書第2202921号
には、シリンダの端部に第1空間を形成するカップ形の
部品を配置する代わりに、ピン状部材を使用したものが
記載されている。この公知のショックアブソーバは、ピ
ストンロッドの軸芯に形成された孔内にピン状部材を挿
入配置して相互作用させ、もってシリンダの端部におい
て発生する減衰力を増加させることが示されている。
には、シリンダの端部に第1空間を形成するカップ形の
部品を配置する代わりに、ピン状部材を使用したものが
記載されている。この公知のショックアブソーバは、ピ
ストンロッドの軸芯に形成された孔内にピン状部材を挿
入配置して相互作用させ、もってシリンダの端部におい
て発生する減衰力を増加させることが示されている。
【0004】また、非常に概括的には、ヨーロッパ登録
特許明細書第565832B 1号にも上記2ピストン構
成を有し、シリンダの端部において発生する減衰力を増
加させるようにしたショックアブソーバが記載されてい
る。
特許明細書第565832B 1号にも上記2ピストン構
成を有し、シリンダの端部において発生する減衰力を増
加させるようにしたショックアブソーバが記載されてい
る。
【0005】ショックアブソーバにブリード機能を持た
せること自体も公知である。逆ブリード機能(膨張動作
時のブリード機能)として知られていることを利用し
て、乗り物の車輪がよりうまく地面に追随するようにし
ている。ブリード流が問題のピストンに設けている部材
を通り、作動媒体に作用するようにすると、伸縮動作が
容易になる。逆ブリードに逆止弁を使うと、圧縮ブリー
ドと逆ブリードを異なる大きさにすることができるが、
これは選定する逆止弁によって変えることができる。
せること自体も公知である。逆ブリード機能(膨張動作
時のブリード機能)として知られていることを利用し
て、乗り物の車輪がよりうまく地面に追随するようにし
ている。ブリード流が問題のピストンに設けている部材
を通り、作動媒体に作用するようにすると、伸縮動作が
容易になる。逆ブリードに逆止弁を使うと、圧縮ブリー
ドと逆ブリードを異なる大きさにすることができるが、
これは選定する逆止弁によって変えることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記米国特許明細書に
よれば、開示されているこのタイプの2ピストン構成体
を、一方で、本質的に油圧オイルからなる作動媒体の中
にピストンロッドと2ピストン構成体を収容するシリン
ダと、他方で、このシリンダの中間部分に、ホースある
いはパイプ接続などを介して接続されている蓄圧機能の
ための容器とを持つタイプのショックアブソーバに設け
られるようにすることが望ましい。これに関しては、適
切なブリード機能を、もし適切であれば逆止弁機能も一
緒にしてその構成体の中に設けて、機能する一体構造を
得るようにすることが可能なのが必須である。本発明
は、この課題を解決することが狙いである。
よれば、開示されているこのタイプの2ピストン構成体
を、一方で、本質的に油圧オイルからなる作動媒体の中
にピストンロッドと2ピストン構成体を収容するシリン
ダと、他方で、このシリンダの中間部分に、ホースある
いはパイプ接続などを介して接続されている蓄圧機能の
ための容器とを持つタイプのショックアブソーバに設け
られるようにすることが望ましい。これに関しては、適
切なブリード機能を、もし適切であれば逆止弁機能も一
緒にしてその構成体の中に設けて、機能する一体構造を
得るようにすることが可能なのが必須である。本発明
は、この課題を解決することが狙いである。
【0007】ブリード機能及び逆止弁機能を利用すると
きは、ブリード機能を調節可能とする部材を設けること
がしばしば有利となる。それ自体公知の方法でそれ自体
公知の部材によって、この調整機能を果たさせることが
可能である。本発明はこの課題も解決する。
きは、ブリード機能を調節可能とする部材を設けること
がしばしば有利となる。それ自体公知の方法でそれ自体
公知の部材によって、この調整機能を果たさせることが
可能である。本発明はこの課題も解決する。
【0008】上記第1,第2ピストンと、ブリード機構
と、逆止弁との構成体は、シムを設けることによりピス
トン機能とともに働き、このシムによって減衰力がピス
トン速度によって変えられるようにすることが望まし
い。本発明はこの課題も解決する。
と、逆止弁との構成体は、シムを設けることによりピス
トン機能とともに働き、このシムによって減衰力がピス
トン速度によって変えられるようにすることが望まし
い。本発明はこの課題も解決する。
【0009】上記英国特許明細書に関連して、円錐のピ
ン形要素を設けることは、ピストンロッドの内部を利用
して上記ブリード機能,逆止弁機能の一方又は両方を果
たす部材を取付けて位置決めすることができるようにす
ることに関する課題を伴っている。本発明はこの課題も
解決し、上記米国特許明細書に述べているようなカップ
形要素、あるいは対応する構造を持つ基本的な構造を示
している。
ン形要素を設けることは、ピストンロッドの内部を利用
して上記ブリード機能,逆止弁機能の一方又は両方を果
たす部材を取付けて位置決めすることができるようにす
ることに関する課題を伴っている。本発明はこの課題も
解決し、上記米国特許明細書に述べているようなカップ
形要素、あるいは対応する構造を持つ基本的な構造を示
している。
【0010】上記英国特許明細書で述べている装置ある
いはショックアブソーバに関連して、第1および第2ピ
ストンの機能を明確に曖昧さなく分離することができる
ようにするという課題もある。第2ピストンに影響され
ることなく第1ピストンがシリンダ端部における減衰力
を発揮することができなければならない。本発明は、米
国特許明細書に基づいた基本概念を提案することによっ
てこの課題も解決する。
いはショックアブソーバに関連して、第1および第2ピ
ストンの機能を明確に曖昧さなく分離することができる
ようにするという課題もある。第2ピストンに影響され
ることなく第1ピストンがシリンダ端部における減衰力
を発揮することができなければならない。本発明は、米
国特許明細書に基づいた基本概念を提案することによっ
てこの課題も解決する。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、シリ
ンダと、該シリンダ内に挿入されたピストンロッドと、
該ピストンロッドに装着された少なくとも第1,第2ピ
ストンとを有し、逆止弁機能と相互作用可能のブリード
機能を備えたショックアブソーバにおいて、上記第1,
第2ピストンの少なくとも一方が上記シリンダ内の第1
空間内に挿入され、該第1空間内での位置によって、該
ピストンが該第1空間の外側にある場合に比べて異なる
減衰力を与えるようになっており、上記ピストンロッド
内に形成された第2空間内に上記ブリード機能と何らか
の逆止弁機能とを併せ持たせるか、又は上記第1空間の
外側で作動する第2ピストンにブリード機能と何らかの
逆止弁機能とを併せ持たせたことを特徴としている。
ンダと、該シリンダ内に挿入されたピストンロッドと、
該ピストンロッドに装着された少なくとも第1,第2ピ
ストンとを有し、逆止弁機能と相互作用可能のブリード
機能を備えたショックアブソーバにおいて、上記第1,
第2ピストンの少なくとも一方が上記シリンダ内の第1
空間内に挿入され、該第1空間内での位置によって、該
ピストンが該第1空間の外側にある場合に比べて異なる
減衰力を与えるようになっており、上記ピストンロッド
内に形成された第2空間内に上記ブリード機能と何らか
の逆止弁機能とを併せ持たせるか、又は上記第1空間の
外側で作動する第2ピストンにブリード機能と何らかの
逆止弁機能とを併せ持たせたことを特徴としている。
【0012】請求項2の発明は、請求項1において、上
記第1空間がシリンダ内の端部に配置されたカップ形あ
るいはスリーブ形のカップ状部品の中に設けられている
ことを特徴としている。
記第1空間がシリンダ内の端部に配置されたカップ形あ
るいはスリーブ形のカップ状部品の中に設けられている
ことを特徴としている。
【0013】請求項3の発明は、請求項1において、上
記カップ形あるいはスリーブ形の第1,第2カップ状部
品が上記シリンダ内の第1,第2端部に配置され、第1
カップ状部品が第1端部に位置して第1ピストンのため
に供され、第2カップ状部品が第2端部に位置して第3
ピストンのために供されていることを特徴としている。
記カップ形あるいはスリーブ形の第1,第2カップ状部
品が上記シリンダ内の第1,第2端部に配置され、第1
カップ状部品が第1端部に位置して第1ピストンのため
に供され、第2カップ状部品が第2端部に位置して第3
ピストンのために供されていることを特徴としている。
【0014】請求項4の発明は、請求項1ないし3の何
れかにおいて、上記第1空間がシリンダ壁の該第1空間
に対応する部分を内方に厚くすることにより形成されて
いることを特徴としている。
れかにおいて、上記第1空間がシリンダ壁の該第1空間
に対応する部分を内方に厚くすることにより形成されて
いることを特徴としている。
【0015】請求項5の発明は、請求項1ないし4の何
れかにおいて、上記ピストンロッド内の第2空間内に、
ブリード機能を果たす部材と逆止弁機能を果たす部材の
両方が配設されていることを特徴としている。
れかにおいて、上記ピストンロッド内の第2空間内に、
ブリード機能を果たす部材と逆止弁機能を果たす部材の
両方が配設されていることを特徴としている。
【0016】請求項6の発明は、請求項5において、ブ
リード機能を果たす部材が、該ブリード機能を調節可能
に配設されていることを特徴としている。
リード機能を果たす部材が、該ブリード機能を調節可能
に配設されていることを特徴としている。
【0017】請求項7の発明は、請求項5又は6におい
て、上記第2空間がピストンロッドの長手方向に延在し
ている孔により構成されており、該孔の第1端にブリー
ド機能を果たす部材が配置され、該部材から上記孔の第
2端に向かって延在する作動ロッドが設けられ、該作動
ロッドが上記第2端に配置された作動部材により軸方向
位置を調節可能となっていることを特徴としている。
て、上記第2空間がピストンロッドの長手方向に延在し
ている孔により構成されており、該孔の第1端にブリー
ド機能を果たす部材が配置され、該部材から上記孔の第
2端に向かって延在する作動ロッドが設けられ、該作動
ロッドが上記第2端に配置された作動部材により軸方向
位置を調節可能となっていることを特徴としている。
【0018】請求項8の発明は、請求項5ないし7の何
れかにおいて、逆止弁機能を果たす部材がブリード機能
を果たす部材よりピストンロッドの自由端側に配置され
ていることを特徴としている。
れかにおいて、逆止弁機能を果たす部材がブリード機能
を果たす部材よりピストンロッドの自由端側に配置され
ていることを特徴としている。
【0019】請求項9の発明は、請求項1ないし8の何
れかにおいて、上記ピストンロッド内に形成された第2
空間が、ピストンロッド壁に形成された1個又はそれ以
上の第1流路を介して、第1,第2ピストン間の第1シ
リンダ空間に連通していることを特徴としている。
れかにおいて、上記ピストンロッド内に形成された第2
空間が、ピストンロッド壁に形成された1個又はそれ以
上の第1流路を介して、第1,第2ピストン間の第1シ
リンダ空間に連通していることを特徴としている。
【0020】請求項10の発明は、請求項1ないし9の
何れかにおいて、上記ピストンロッド内に形成された第
2空間が、ピストンロッド壁に形成された1個又はそれ
以上の第2流路を介して、第2ピストンの反第1ピスト
ン側に位置する第2シリンダ空間に連通していることを
特徴としている。
何れかにおいて、上記ピストンロッド内に形成された第
2空間が、ピストンロッド壁に形成された1個又はそれ
以上の第2流路を介して、第2ピストンの反第1ピスト
ン側に位置する第2シリンダ空間に連通していることを
特徴としている。
【0021】請求項11の発明は、請求項9又は10に
おいて、膨張動作時には、作動媒体が第2シリンダ空間
から第2流路に進入し、さらに上記ブリード機能を果た
す部材を通って第1流路から上記第1シリンダ空間内に
流出することによってブリード機能が実現されているこ
とを特徴としている。
おいて、膨張動作時には、作動媒体が第2シリンダ空間
から第2流路に進入し、さらに上記ブリード機能を果た
す部材を通って第1流路から上記第1シリンダ空間内に
流出することによってブリード機能が実現されているこ
とを特徴としている。
【0022】請求項12の発明は、請求項9ないし11
の何れかにおいて、圧縮動作時には、逆止弁機能を果た
す部材が、ブリード機能を果たす部材を介して流れるブ
リード流を阻止するか、あるいはこれに作用してそのブ
リード機能に影響を与えていることを特徴としている。
の何れかにおいて、圧縮動作時には、逆止弁機能を果た
す部材が、ブリード機能を果たす部材を介して流れるブ
リード流を阻止するか、あるいはこれに作用してそのブ
リード機能に影響を与えていることを特徴としている。
【0023】請求項13は、請求項1ないし12の何れ
かにおいて、カップ形あるいはスリーブ形のカップ状部
品に、シリンダの長手方向に延在する側部流路を設け、
該側部流路を通って第1シリンダ空間を該シリンダと別
に設けられている蓄圧容器に連通可能となっていること
を特徴としている。
かにおいて、カップ形あるいはスリーブ形のカップ状部
品に、シリンダの長手方向に延在する側部流路を設け、
該側部流路を通って第1シリンダ空間を該シリンダと別
に設けられている蓄圧容器に連通可能となっていること
を特徴としている。
【0024】請求項14の発明は、請求項1ないし13
の何れかにおいて、ピストンロッドの自由端に配設され
た第1ピストンが、第1空間の直径に対応しかつシリン
ダの残りの部分の直径よりも小さい直径に形成されてお
り、該第1ピストンに、該第1空間での該第1ピストン
の位置に応じて作動可能な第1作動媒体流路を有してい
ることを特徴としている。
の何れかにおいて、ピストンロッドの自由端に配設され
た第1ピストンが、第1空間の直径に対応しかつシリン
ダの残りの部分の直径よりも小さい直径に形成されてお
り、該第1ピストンに、該第1空間での該第1ピストン
の位置に応じて作動可能な第1作動媒体流路を有してい
ることを特徴としている。
【0025】請求項15の発明は、請求項1ないし14
の何れかにおいて、第2ピストンが、上記シリンダの残
りの部分に対応する直径を有し、かつ第2作動媒体流路
を備えており、さらにシムパックが該第2ピストンの上
側と下側に設けられていることを特徴としている。
の何れかにおいて、第2ピストンが、上記シリンダの残
りの部分に対応する直径を有し、かつ第2作動媒体流路
を備えており、さらにシムパックが該第2ピストンの上
側と下側に設けられていることを特徴としている。
【0026】請求項16の発明は、請求項1ないし15
の何れかにおいて、ピストンロッドが第1ロッド部品と
第2ロッド部品とを有し、第1ロッド部品の前部は小径
に形成され、該小径部分に上記第2ピストンが装着され
ており、また上記第2ロッド部品は、ブッシング状をな
し、その前部は小径に形成され、該小径部分に上記第1
ピストンが装着されていることを特徴としている。
の何れかにおいて、ピストンロッドが第1ロッド部品と
第2ロッド部品とを有し、第1ロッド部品の前部は小径
に形成され、該小径部分に上記第2ピストンが装着され
ており、また上記第2ロッド部品は、ブッシング状をな
し、その前部は小径に形成され、該小径部分に上記第1
ピストンが装着されていることを特徴としている。
【0027】請求項17の発明は、請求項16におい
て、上記第1ロッド部品の小径部分に円盤プレート,上
下のシムパックを有する第2ピストンを配置し、これら
を該小径部分に螺装された上記第2ロッド部品と上記小
径部分の段部とにより挟持固定していることを特徴とし
ている。
て、上記第1ロッド部品の小径部分に円盤プレート,上
下のシムパックを有する第2ピストンを配置し、これら
を該小径部分に螺装された上記第2ロッド部品と上記小
径部分の段部とにより挟持固定していることを特徴とし
ている。
【0028】請求項18の発明は、請求項16又は17
において、上記第2ロッド部品の小径部分にシムパック
を有する第1ピストンを配置し、これらを上記小径部分
に螺装されたナット部材と該小径部分の段部とにより挟
持固定していることを特徴としている。
において、上記第2ロッド部品の小径部分にシムパック
を有する第1ピストンを配置し、これらを上記小径部分
に螺装されたナット部材と該小径部分の段部とにより挟
持固定していることを特徴としている。
【0029】請求項19の発明は、請求項16ないし1
8の何れかにおいて、上記第1,第2ロッド部品内に上
記第2空間が形成されており、第1ロッド部品内に形成
された第2空間部分に座を有するノズルが配置されてブ
リード機能を果していることを特徴としている。
8の何れかにおいて、上記第1,第2ロッド部品内に上
記第2空間が形成されており、第1ロッド部品内に形成
された第2空間部分に座を有するノズルが配置されてブ
リード機能を果していることを特徴としている。
【0030】請求項20の発明は、請求項19におい
て、上記ノズルの第1,第2端部側に上記第1流路,第
2流路が配置されていることを特徴としている。
て、上記ノズルの第1,第2端部側に上記第1流路,第
2流路が配置されていることを特徴としている。
【0031】請求項21の発明は、請求項1ないし20
の何れかにおいて、膨脹動作時には、上記逆止弁機能が
流路を開いてブリード流を通すことを特徴としている。
の何れかにおいて、膨脹動作時には、上記逆止弁機能が
流路を開いてブリード流を通すことを特徴としている。
【0032】請求項22の発明は、請求項1ないし21
の何れかにおいて、圧縮動作時には、上記逆止弁機能が
ブリード流を通す流路を閉鎖することを特徴としてい
る。
の何れかにおいて、圧縮動作時には、上記逆止弁機能が
ブリード流を通す流路を閉鎖することを特徴としてい
る。
【0033】請求項23の発明は、請求項21又は22
において、上記逆止弁機能を果たす逆止弁を、ブリード
穴を持たないか、あるいは1個またはそれ以上のブリー
ド穴を有するカップ形あるいは蓋形の部品を備え、ブリ
ード流の通過を阻止するか、あるいは所要量のブリード
流を通過させるように構成し、圧縮動作時,膨張動作時
に、それぞれブリード機能を阻止し,調整することを特
徴としている。
において、上記逆止弁機能を果たす逆止弁を、ブリード
穴を持たないか、あるいは1個またはそれ以上のブリー
ド穴を有するカップ形あるいは蓋形の部品を備え、ブリ
ード流の通過を阻止するか、あるいは所要量のブリード
流を通過させるように構成し、圧縮動作時,膨張動作時
に、それぞれブリード機能を阻止し,調整することを特
徴としている。
【0034】請求項24の発明は、請求項23におい
て、上記第1ロッド部材の第2空間部分の一端部に逆止
弁機能を果たす部材が、他端部にブリード機能を果たす
部材が配置されていることを特徴としている。
て、上記第1ロッド部材の第2空間部分の一端部に逆止
弁機能を果たす部材が、他端部にブリード機能を果たす
部材が配置されていることを特徴としている。
【0035】請求項25の発明は、請求項1ないし24
の何れかにおいて、ブリード機能と逆止弁機能を果たす
機構が、第1空間の外で動作するピストンに設けられて
おり、ばねで付勢された球等の開閉部材を有し、圧縮動
作時には、ばねと印加される作動媒体圧力とによって開
閉部材を座に押し付けて密閉してブリード流を阻止し、
膨張動作時には、印加された媒体圧力によってばねの動
きに抗して開閉部材を座から引き離してブリード流を流
すようにしたことを特徴としている。
の何れかにおいて、ブリード機能と逆止弁機能を果たす
機構が、第1空間の外で動作するピストンに設けられて
おり、ばねで付勢された球等の開閉部材を有し、圧縮動
作時には、ばねと印加される作動媒体圧力とによって開
閉部材を座に押し付けて密閉してブリード流を阻止し、
膨張動作時には、印加された媒体圧力によってばねの動
きに抗して開閉部材を座から引き離してブリード流を流
すようにしたことを特徴としている。
【0036】
【発明の作用効果】請求項1の発明によれば、上記ピス
トンロッド内に形成された第2空間内にブリード機能と
何らかの逆止弁機能とを併せ持たせるか、又は上記第1
空間の外側で作動する第2ピストンにブリード機能と何
らかの逆止弁機能とを併せ持たせたので、特に適切なブ
リード機能を実現でき、また顧客の要求に応じてブリー
ド機能と逆止弁機能を備えることができる。
トンロッド内に形成された第2空間内にブリード機能と
何らかの逆止弁機能とを併せ持たせるか、又は上記第1
空間の外側で作動する第2ピストンにブリード機能と何
らかの逆止弁機能とを併せ持たせたので、特に適切なブ
リード機能を実現でき、また顧客の要求に応じてブリー
ド機能と逆止弁機能を備えることができる。
【0037】請求項2の発明によれば、上記第1空間が
シリンダ内の端部に配置されたカップ形あるいはスリー
ブ形のカップ状部品の中に設けられているので、第1空
間内で第1ピストンを移動させることによりシリンダの
残りの部分で第1ピストンが移動する場合より大きな、
あるいは異なった減衰力を得ることができる。
シリンダ内の端部に配置されたカップ形あるいはスリー
ブ形のカップ状部品の中に設けられているので、第1空
間内で第1ピストンを移動させることによりシリンダの
残りの部分で第1ピストンが移動する場合より大きな、
あるいは異なった減衰力を得ることができる。
【0038】請求項3の発明によれば、第1,第2カッ
プ状部品を設け、第1カップ状部品が第1端部に位置し
て第1ピストンのために供され、第2カップ状部品が第
2端部に位置して第3ピストンのために供されるように
したので、第1,第2カップ状部品により2段階の減衰
力を得ることができる。
プ状部品を設け、第1カップ状部品が第1端部に位置し
て第1ピストンのために供され、第2カップ状部品が第
2端部に位置して第3ピストンのために供されるように
したので、第1,第2カップ状部品により2段階の減衰
力を得ることができる。
【0039】請求項4の発明によれば、上記第1空間が
シリンダ壁の該第1空間に対応する部分を内方に厚くす
ることにより形成されているので、シリンダ内に別の部
品を配置して第1空間を形成する場合に比較して構造が
簡単で部品点数が少なく済む。
シリンダ壁の該第1空間に対応する部分を内方に厚くす
ることにより形成されているので、シリンダ内に別の部
品を配置して第1空間を形成する場合に比較して構造が
簡単で部品点数が少なく済む。
【0040】請求項5の発明によれば、、上記ピストン
ロッド内の第2空間内に、ブリード機能を果たす部材と
逆止弁機能を果たす部材の両方が配設されているので、
簡単な構造によりブリード機能と逆止弁機能とを実現で
きる。
ロッド内の第2空間内に、ブリード機能を果たす部材と
逆止弁機能を果たす部材の両方が配設されているので、
簡単な構造によりブリード機能と逆止弁機能とを実現で
きる。
【0041】請求項6の発明によれば、ブリード機能を
調節可能としたので、小量の流れによる路面の小さな凹
凸吸収特性をユーザの希望に応じて調整できる。
調節可能としたので、小量の流れによる路面の小さな凹
凸吸収特性をユーザの希望に応じて調整できる。
【0042】請求項7の発明によれば、ピストンロッド
内の上記第2空間をなす孔内に配置されたブリード機能
を果たす部材の軸方向位置を作動ロッドにより調節可能
としたので、請求項6におけるブリード機能の調整を簡
単な構造により実現できる。
内の上記第2空間をなす孔内に配置されたブリード機能
を果たす部材の軸方向位置を作動ロッドにより調節可能
としたので、請求項6におけるブリード機能の調整を簡
単な構造により実現できる。
【0043】請求項8の発明によれば、逆止弁機能を果
たす部材がブリード機能を果たす部材よりピストンロッ
ドの自由端側に配置されているので、特に膨張動作時に
ブリード機能を発生させ、圧縮動作時に逆止弁機能を発
生させることができる。
たす部材がブリード機能を果たす部材よりピストンロッ
ドの自由端側に配置されているので、特に膨張動作時に
ブリード機能を発生させ、圧縮動作時に逆止弁機能を発
生させることができる。
【0044】請求項9の発明によれば、上記ピストンロ
ッド内に形成された第2空間が、ピストンロッド壁に形
成された第1流路を介して、第1,第2ピストン間の第
1シリンダ空間に連通しており、請求項10の発明によ
れば、上記ピストンロッド内に形成された第2空間が、
ピストンロッド壁に形成された第2流路を介して第2シ
リンダ空間に連通しているので、第2空間内においてブ
リード機能を支障なく実現できる。
ッド内に形成された第2空間が、ピストンロッド壁に形
成された第1流路を介して、第1,第2ピストン間の第
1シリンダ空間に連通しており、請求項10の発明によ
れば、上記ピストンロッド内に形成された第2空間が、
ピストンロッド壁に形成された第2流路を介して第2シ
リンダ空間に連通しているので、第2空間内においてブ
リード機能を支障なく実現できる。
【0045】より具体的には、請求項11の発明に示す
ように、膨張動作時には、作動媒体が第2シリンダ空間
から第2流路に進入し、さらに上記ブリード機能を果た
す部材を通って第1流路から上記第1シリンダ空間内に
流出するので、また請求項12の発明に示すように、圧
縮動作時には、逆止弁機能を果たす部材が、ブリード機
能を果たす部材を介して流れるブリード流を阻止する
か、あるいはこれに作用してそのブリード機能に影響を
与えるので、第2空間内においてブリード機能と逆止弁
機能の両方を支障なく実現できる。
ように、膨張動作時には、作動媒体が第2シリンダ空間
から第2流路に進入し、さらに上記ブリード機能を果た
す部材を通って第1流路から上記第1シリンダ空間内に
流出するので、また請求項12の発明に示すように、圧
縮動作時には、逆止弁機能を果たす部材が、ブリード機
能を果たす部材を介して流れるブリード流を阻止する
か、あるいはこれに作用してそのブリード機能に影響を
与えるので、第2空間内においてブリード機能と逆止弁
機能の両方を支障なく実現できる。
【0046】請求項13の発明によれば、カップ形ある
いはスリーブ形のカップ状部品に、シリンダの長手方向
に延在する側部流路を設けたので、該側部流路を通して
第1シリンダ空間を該シリンダと別に設けられている蓄
圧容器に容易に連通させることができ、蓄圧容器の機能
により減衰特性の改善を図ることができる。
いはスリーブ形のカップ状部品に、シリンダの長手方向
に延在する側部流路を設けたので、該側部流路を通して
第1シリンダ空間を該シリンダと別に設けられている蓄
圧容器に容易に連通させることができ、蓄圧容器の機能
により減衰特性の改善を図ることができる。
【0047】請求項14の発明によれば、第1ピストン
が、第1空間の直径に対応しかつシリンダの残りの部分
の直径よりも小さい直径に形成されており、該第1ピス
トンに第1作動媒体流路を設けたので、該第1ピストン
が第1空間に位置している状態での減衰力を大きくある
いは異なる値にすることができる。
が、第1空間の直径に対応しかつシリンダの残りの部分
の直径よりも小さい直径に形成されており、該第1ピス
トンに第1作動媒体流路を設けたので、該第1ピストン
が第1空間に位置している状態での減衰力を大きくある
いは異なる値にすることができる。
【0048】請求項15の発明によれば、第2ピストン
が、上記シリンダの残りの部分に対応する直径を有し、
かつ第2作動媒体流路を備えており、さらにシムパック
が該第2ピストンの下側と上側に設けられているので、
第1ピストンが上記第1空間の外側に位置している場合
でもブリード機能を実現できる。
が、上記シリンダの残りの部分に対応する直径を有し、
かつ第2作動媒体流路を備えており、さらにシムパック
が該第2ピストンの下側と上側に設けられているので、
第1ピストンが上記第1空間の外側に位置している場合
でもブリード機能を実現できる。
【0049】請求項16の発明によれば、ピストンロッ
ドを第1ロッド部品と第2ロッド部品とに分割し、第1
ロッド部品の前部の小径部分に上記第2ピストンを装着
し、また上記第2ロッド部品の小径部分に上記第1ピス
トンを装着したので、簡単な構造により第1,第2ピス
トンを互いに離間させた状態でピストンロッドに装着で
きる。
ドを第1ロッド部品と第2ロッド部品とに分割し、第1
ロッド部品の前部の小径部分に上記第2ピストンを装着
し、また上記第2ロッド部品の小径部分に上記第1ピス
トンを装着したので、簡単な構造により第1,第2ピス
トンを互いに離間させた状態でピストンロッドに装着で
きる。
【0050】請求項17の発明によれば、上記第1ロッ
ド部品の小径部分に円盤プレート,上下のシムパックを
有する第2ピストンを配置し、これらを該小径部分に螺
装された上記第2ロッド部品と上記小径部分の段部とに
より挟持固定したので、簡単な構造により第2ピストン
及び上,下のシムパックをピストンロッド上に容易確実
に保持できる。
ド部品の小径部分に円盤プレート,上下のシムパックを
有する第2ピストンを配置し、これらを該小径部分に螺
装された上記第2ロッド部品と上記小径部分の段部とに
より挟持固定したので、簡単な構造により第2ピストン
及び上,下のシムパックをピストンロッド上に容易確実
に保持できる。
【0051】請求項18の発明によれば、上記第2ロッ
ド部品の小径部分にシムパックを有する第1ピストンを
配置し、これらを上記小径部分に螺装されたナット部材
と該小径部分の段部とにより挟持固定したので、簡単な
構造により第1ピストン及びシムパックをピストンロッ
ド上に容易確実に保持できる。
ド部品の小径部分にシムパックを有する第1ピストンを
配置し、これらを上記小径部分に螺装されたナット部材
と該小径部分の段部とにより挟持固定したので、簡単な
構造により第1ピストン及びシムパックをピストンロッ
ド上に容易確実に保持できる。
【0052】請求項19の発明によれば、上記第1,第
2ロッド部品内に上記第2空間を形成し、第1ロッド部
品内に形成された第2空間部分に座を有するノズルを挿
入配置したので、該第2空間を流れる作動媒体によりブ
リード機能を果すことができる。
2ロッド部品内に上記第2空間を形成し、第1ロッド部
品内に形成された第2空間部分に座を有するノズルを挿
入配置したので、該第2空間を流れる作動媒体によりブ
リード機能を果すことができる。
【0053】請求項20の発明によれば、上記ノズルの
第1,第2端部側に上記第1流路,第2流路を配置した
ので、作動媒体が第2シリンダ空間から第2流路を通っ
てノズル内に流入し、第1流路を通って第1シリンダ空
間に流出し、これによりブリード機能を確保できる。
第1,第2端部側に上記第1流路,第2流路を配置した
ので、作動媒体が第2シリンダ空間から第2流路を通っ
てノズル内に流入し、第1流路を通って第1シリンダ空
間に流出し、これによりブリード機能を確保できる。
【0054】請求項21の発明によれば、膨脹動作時に
は、上記逆止弁機能が流路を開いてブリード流を通し、
また請求項22の発明によれば、圧縮動作時には、上記
逆止弁機能がブリード流を通す流路を閉鎖するようにし
たので、膨張動作時にはブリード機能を発生させ、圧縮
動作時にはブリード機能を停止させることとなり、圧縮
動作時の減衰力を変化させることなく膨張動作時の減衰
力を高めることができる。
は、上記逆止弁機能が流路を開いてブリード流を通し、
また請求項22の発明によれば、圧縮動作時には、上記
逆止弁機能がブリード流を通す流路を閉鎖するようにし
たので、膨張動作時にはブリード機能を発生させ、圧縮
動作時にはブリード機能を停止させることとなり、圧縮
動作時の減衰力を変化させることなく膨張動作時の減衰
力を高めることができる。
【0055】請求項23の発明によれば、上記逆止弁機
能を果たす逆止弁を、ブリード穴を有しないかあるいは
有する部品を備え、ブリード流の通過を阻止するか、あ
るいは所要量のブリード流を通過させるように構成した
ので、圧縮動作時,膨張動作時に、それぞれブリード機
能を阻止し,調整することができる。
能を果たす逆止弁を、ブリード穴を有しないかあるいは
有する部品を備え、ブリード流の通過を阻止するか、あ
るいは所要量のブリード流を通過させるように構成した
ので、圧縮動作時,膨張動作時に、それぞれブリード機
能を阻止し,調整することができる。
【0056】また請求項24の発明によれば、上記第1
ロッド部品の第2空間部分の一端部に逆止弁機能を果た
す部材を配置し、他端部にブリード機能を果たす部材を
配置したので、圧縮動作時にはブリード機能を阻止し、
膨張動作時にはブリード機能を調整できる。
ロッド部品の第2空間部分の一端部に逆止弁機能を果た
す部材を配置し、他端部にブリード機能を果たす部材を
配置したので、圧縮動作時にはブリード機能を阻止し、
膨張動作時にはブリード機能を調整できる。
【0057】請求項25の発明によれば、ブリード機能
と逆止弁機能を果たす機構を、第1空間の外で動作する
ピストンに設けたので、具体的には上記機構を、ばねで
付勢された球等の開閉部材を有し、圧縮動作時には、ば
ねと印加される作動媒体圧力とによって開閉部材を座に
押し付けて密閉してブリード流を阻止し、膨張動作時に
は、印加された媒体圧力によってばねの動きに抗して開
閉部材を座から引き離してブリード流を流すように構成
したので、圧縮動作時にはブリード機能を停止し、膨張
動作時にはブリード機能を発生させることができる。
と逆止弁機能を果たす機構を、第1空間の外で動作する
ピストンに設けたので、具体的には上記機構を、ばねで
付勢された球等の開閉部材を有し、圧縮動作時には、ば
ねと印加される作動媒体圧力とによって開閉部材を座に
押し付けて密閉してブリード流を阻止し、膨張動作時に
は、印加された媒体圧力によってばねの動きに抗して開
閉部材を座から引き離してブリード流を流すように構成
したので、圧縮動作時にはブリード機能を停止し、膨張
動作時にはブリード機能を発生させることができる。
【0058】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に基づい
て説明する。図1,図2は本発明の第1実施形態による
ショックアブソーバの縦断面図であり、図1は圧縮動作
における最大ストローク近傍の状態を示し、図2は膨脹
動作の開始時近傍の状態を示している。
て説明する。図1,図2は本発明の第1実施形態による
ショックアブソーバの縦断面図であり、図1は圧縮動作
における最大ストローク近傍の状態を示し、図2は膨脹
動作の開始時近傍の状態を示している。
【0059】本実施形態のショックアブソーバは、上側
に位置する第1締結支持部1と、下側に位置する第2締
結支持部2とを有しており、図1,図2の左側を上にし
て縦置きに配置され、上記第1締結支持部1を介して車
両のシャーシに接続され、上記第2締結支持部2を介し
て車輪支持アームに接続される。
に位置する第1締結支持部1と、下側に位置する第2締
結支持部2とを有しており、図1,図2の左側を上にし
て縦置きに配置され、上記第1締結支持部1を介して車
両のシャーシに接続され、上記第2締結支持部2を介し
て車輪支持アームに接続される。
【0060】上記ショックアブソーバは、シリンダ3
と、該シリンダ3内で摺動する第1ピストン5と第2ピ
ストン6を有するピストン構成体と、該ピストン構成体
が装着されたピストンロッド4とを有している。また、
このショックアブソーバは、主ばね7と、接続部9を介
してシリンダ3に接続されている蓄圧容器8とを備えて
いる。
と、該シリンダ3内で摺動する第1ピストン5と第2ピ
ストン6を有するピストン構成体と、該ピストン構成体
が装着されたピストンロッド4とを有している。また、
このショックアブソーバは、主ばね7と、接続部9を介
してシリンダ3に接続されている蓄圧容器8とを備えて
いる。
【0061】上記第1ピストン5の上側及び下側には、
1枚またはそれ以上のシム10,10´が設けられてい
る。また、第2ピストン6には、シムパック11および
12がそれぞれ上側と下側に設けられている。
1枚またはそれ以上のシム10,10´が設けられてい
る。また、第2ピストン6には、シムパック11および
12がそれぞれ上側と下側に設けられている。
【0062】シリンダ3の上端部3a内にカップ形、あ
るいはスリーブ形のカップ状部品13が挿入配置されて
おり、該部品13の空間を第1空間14と称する。ピス
トンロッド4には内部空間が設けられているが、これを
第2空間15と称する。この第2空間15は、ピストン
ロッド4と同心をなすようにかつ長手方向に実質的に貫
通している。
るいはスリーブ形のカップ状部品13が挿入配置されて
おり、該部品13の空間を第1空間14と称する。ピス
トンロッド4には内部空間が設けられているが、これを
第2空間15と称する。この第2空間15は、ピストン
ロッド4と同心をなすようにかつ長手方向に実質的に貫
通している。
【0063】なお、上記カップ状部品13を挿入配置し
て第1空間14を形成する代わりに、シリンダ3の壁部
の第1空間14に対応する部分を内方に厚くすることに
より形成することも可能であり、このようにした場合に
は構造が簡単となり、また部品点数を削減できる。この
ようにしたのが請求項4の発明である。
て第1空間14を形成する代わりに、シリンダ3の壁部
の第1空間14に対応する部分を内方に厚くすることに
より形成することも可能であり、このようにした場合に
は構造が簡単となり、また部品点数を削減できる。この
ようにしたのが請求項4の発明である。
【0064】上記カップ状部品13とシリンダ3の内壁
面3bとの間には、1個またはそれ以上の側部通路、即
ち側穴16が設けられており、これはショックアブソー
バの長手方向に延び、ショックアブソーバの中心軸に平
行に延在している。それぞれの側穴16によって、シリ
ンダ3内の第2ピストン6の下方のに位置する第1シリ
ンダ空間18は、上記接続部9内の連通路9aを介して
蓄圧容器8に接続されている。この連通路9aの途中に
は調整弁9bが配設されている。また上記蓄圧容器8
は、該容器8内の気体と作動油(作動媒体)とを分離す
る浮動ピストン8aを有している。
面3bとの間には、1個またはそれ以上の側部通路、即
ち側穴16が設けられており、これはショックアブソー
バの長手方向に延び、ショックアブソーバの中心軸に平
行に延在している。それぞれの側穴16によって、シリ
ンダ3内の第2ピストン6の下方のに位置する第1シリ
ンダ空間18は、上記接続部9内の連通路9aを介して
蓄圧容器8に接続されている。この連通路9aの途中に
は調整弁9bが配設されている。また上記蓄圧容器8
は、該容器8内の気体と作動油(作動媒体)とを分離す
る浮動ピストン8aを有している。
【0065】また上記カップ状部品13には第1ピスト
ン5の進入を容易確実にするために入口の内側にテーパ
状の斜面13aが形成されている。
ン5の進入を容易確実にするために入口の内側にテーパ
状の斜面13aが形成されている。
【0066】図1では、第1ピストン5はカップ状部品
13内の第1空間14内に位置し、該空間14の内方
(図の左方)に移動しており、このショックアブソーバ
が圧縮動作の進行中であることが、より詳細には最大ス
トローク近傍の状態にあることが示されている。これと
関連して、作動油の流れ方向が矢印19で示してあり、
該作動油は、第1ピストン5の1個またはそれ以上の開
口20を通り、シム10´を押し開けて通過する。この
際にピストン速度に依存した減衰力が得られる。なお、
シム10は開口20部分が切り欠かれており、またシム
10´は開口25部分が切り欠かれており、シム10は
上記流れ19を阻止しない。またシム10´は流れ25
を阻止しない。
13内の第1空間14内に位置し、該空間14の内方
(図の左方)に移動しており、このショックアブソーバ
が圧縮動作の進行中であることが、より詳細には最大ス
トローク近傍の状態にあることが示されている。これと
関連して、作動油の流れ方向が矢印19で示してあり、
該作動油は、第1ピストン5の1個またはそれ以上の開
口20を通り、シム10´を押し開けて通過する。この
際にピストン速度に依存した減衰力が得られる。なお、
シム10は開口20部分が切り欠かれており、またシム
10´は開口25部分が切り欠かれており、シム10は
上記流れ19を阻止しない。またシム10´は流れ25
を阻止しない。
【0067】上記作動油は、第1空間14から開口20
を通り第2ピストン6の前側の第1シリンダ空間18へ
と流れる。該第2ピストン6には1個またはそれ以上の
開口21が設けられており、ここを通って作動油22
は、第1シリンダ空間18から第2ピストン6の下側の
第2シリンダ空間23へと流れる。このとき作動油はシ
ムパック12を押し開いて該部分を通過する。このシム
パック12によって、ピストン速度に依存した減衰力が
それ自体は公知の方法で得られるのである。
を通り第2ピストン6の前側の第1シリンダ空間18へ
と流れる。該第2ピストン6には1個またはそれ以上の
開口21が設けられており、ここを通って作動油22
は、第1シリンダ空間18から第2ピストン6の下側の
第2シリンダ空間23へと流れる。このとき作動油はシ
ムパック12を押し開いて該部分を通過する。このシム
パック12によって、ピストン速度に依存した減衰力が
それ自体は公知の方法で得られるのである。
【0068】また、第1ピストン5が第1空間14から
外れた位置、即ちカップ状部品13から外れた位置にあ
るときは、ショックアブソーバの減衰力は、本質的に第
2ピストン6によってもたらされる。第1ピストン5が
カップ状部品13内に入り込むと、より大きな端部減衰
機能が得られるのであるが、この端部減衰機能は、開口
20の径,個数及びシム10のばね力等によって変わ
る。第2ピストン6は全期間にわたってカップ状部品1
3から外れた位置にある。
外れた位置、即ちカップ状部品13から外れた位置にあ
るときは、ショックアブソーバの減衰力は、本質的に第
2ピストン6によってもたらされる。第1ピストン5が
カップ状部品13内に入り込むと、より大きな端部減衰
機能が得られるのであるが、この端部減衰機能は、開口
20の径,個数及びシム10のばね力等によって変わ
る。第2ピストン6は全期間にわたってカップ状部品1
3から外れた位置にある。
【0069】図2は、ショックアブソーバが膨張動作を
開始した状態を、即ち、第1ピストン5が第1空間14
内で図の右方に向かって動いている状態を示している。
第1シリンダ空間18から第1空間14への作動油の流
れ方向を24で示している。この場合も、また、作動油
は、第1ピストン5の開口25を通りシム10を押し開
いて流れ、ピストン速度に依存した減衰力を発生する。
開始した状態を、即ち、第1ピストン5が第1空間14
内で図の右方に向かって動いている状態を示している。
第1シリンダ空間18から第1空間14への作動油の流
れ方向を24で示している。この場合も、また、作動油
は、第1ピストン5の開口25を通りシム10を押し開
いて流れ、ピストン速度に依存した減衰力を発生する。
【0070】上記膨脹動作時には、第1空間14にキャ
ビテーションが発生する恐れがある(気体圧力と有効ピ
ストン面積とを比較されたい)ので、シム10は大きな
レベルの減衰力は発生させないよう構成すべきである。
第2シリンダ空間23から第1シリンダ空間18への作
動油の流れ方向を26で示している。この作動油の流れ
26は、第2ピストン6の上側にあるシムパック11に
よって減衰せしめられ、ピストン速度に依存した減衰力
が発生する。
ビテーションが発生する恐れがある(気体圧力と有効ピ
ストン面積とを比較されたい)ので、シム10は大きな
レベルの減衰力は発生させないよう構成すべきである。
第2シリンダ空間23から第1シリンダ空間18への作
動油の流れ方向を26で示している。この作動油の流れ
26は、第2ピストン6の上側にあるシムパック11に
よって減衰せしめられ、ピストン速度に依存した減衰力
が発生する。
【0071】なお、カップ形あるいはスリーブ形の第
1,第2カップ状部品を上記シリンダ内の第1,第2端
部(上端部,下端部)に配置し、第1カップ状部品13
内に上記第1ピストン5を導入するとともに、第2カッ
プ状部品内にピストンロッドに装着された第3ピストン
を導入するようにしても良く、このようにしたのが請求
項3の発明である。このように構成した場合には、シリ
ンダの上端部及び下端部の両方において減衰力を大きく
でき、又は減衰力を異なる値に設定でき、減衰特性の自
由度を拡大できる。
1,第2カップ状部品を上記シリンダ内の第1,第2端
部(上端部,下端部)に配置し、第1カップ状部品13
内に上記第1ピストン5を導入するとともに、第2カッ
プ状部品内にピストンロッドに装着された第3ピストン
を導入するようにしても良く、このようにしたのが請求
項3の発明である。このように構成した場合には、シリ
ンダの上端部及び下端部の両方において減衰力を大きく
でき、又は減衰力を異なる値に設定でき、減衰特性の自
由度を拡大できる。
【0072】上記ピストンロッド4は、第1,第2ロッ
ド部品4a,4bから構成されている。該第1ロッド部
品4aは、本質的に管状で、直径が小さくなった前部分
4a´を有している。第2ロッド部品4bはブッシング
状に形成され、上記第1ロッド部品4aの前部分4a´
に螺装されている。また該第2ロッド部品4bの前部に
位置する前部スピンドル4b´は小径に形成されてい
る。
ド部品4a,4bから構成されている。該第1ロッド部
品4aは、本質的に管状で、直径が小さくなった前部分
4a´を有している。第2ロッド部品4bはブッシング
状に形成され、上記第1ロッド部品4aの前部分4a´
に螺装されている。また該第2ロッド部品4bの前部に
位置する前部スピンドル4b´は小径に形成されてい
る。
【0073】第2ピストン6は上記第1ロッド部品4a
の前部分4a´に取り付けられている。即ち、第1ロッ
ド部品4aの前部分4a´に、当たり面4a´´に当接
するように円盤プレート27を配置し、その上側にシム
パック12,第2ピストン6,シムパック11の順に配
置し、上記第2ロッド部品4bで締め付けることによっ
て固定されている。
の前部分4a´に取り付けられている。即ち、第1ロッ
ド部品4aの前部分4a´に、当たり面4a´´に当接
するように円盤プレート27を配置し、その上側にシム
パック12,第2ピストン6,シムパック11の順に配
置し、上記第2ロッド部品4bで締め付けることによっ
て固定されている。
【0074】また上記第1ピストン5は前部スピンドル
4b´に配置され、該前部スピンドル4b´にナット2
8を螺装することにより固定されている。なお、第1,
第2ロッド部品4a,4b間の接続部29は移動可能の
接続であっていてもよい。
4b´に配置され、該前部スピンドル4b´にナット2
8を螺装することにより固定されている。なお、第1,
第2ロッド部品4a,4b間の接続部29は移動可能の
接続であっていてもよい。
【0075】上記第2空間15は2つの部分空間15a
と15bからなると考えてもよく、部分空間15aは第
1ロッド部品4aの中に延在し、部分空間15bは第2
ロッド部品4bの中にある。これに関連して、ブリード
機能を果たす部材としてのノズル30が第1ロッド部品
4aの前部分4a´にある部分空間15a内に設けられ
ている。
と15bからなると考えてもよく、部分空間15aは第
1ロッド部品4aの中に延在し、部分空間15bは第2
ロッド部品4bの中にある。これに関連して、ブリード
機能を果たす部材としてのノズル30が第1ロッド部品
4aの前部分4a´にある部分空間15a内に設けられ
ている。
【0076】部分空間15aは、第2ピストン6の下側
の第2シリンダ空間23と、1つ又は複数の第2流路、
即ち、ピストンロッド壁に形成された1つ又は複数の側
穴31を介して連通している。この側穴31は円盤プレ
ート27及び第2ピストン6の直ぐ下側に開口してい
る。上記部分空間15bは、1つ又は複数の第1流路、
即ち、ピストンロッド壁に形成された1つ又は複数の側
穴32を介して、第1,第2ピストン間の第1シリンダ
空間18に連通している。
の第2シリンダ空間23と、1つ又は複数の第2流路、
即ち、ピストンロッド壁に形成された1つ又は複数の側
穴31を介して連通している。この側穴31は円盤プレ
ート27及び第2ピストン6の直ぐ下側に開口してい
る。上記部分空間15bは、1つ又は複数の第1流路、
即ち、ピストンロッド壁に形成された1つ又は複数の側
穴32を介して、第1,第2ピストン間の第1シリンダ
空間18に連通している。
【0077】上記の構成によって、図2に示ように、シ
ョックアブソーバが膨張動作をしている間は、作動油
は、第2シリンダ空間23から側穴31を通ってブリー
ド機能を果たす部材としてのノズル30部分に流れ込
み、部分空間15bから側穴32を通って、第1シリン
ダ空間18に流出する。
ョックアブソーバが膨張動作をしている間は、作動油
は、第2シリンダ空間23から側穴31を通ってブリー
ド機能を果たす部材としてのノズル30部分に流れ込
み、部分空間15bから側穴32を通って、第1シリン
ダ空間18に流出する。
【0078】上記第2空間15には、この第2空間15
の第2の端(下端)に延在する作動ロッド33が設けら
れている。この作動ロッド33は、作動部材34によっ
て軸方向位置が可変となるように設けられている。本実
施形態においては、この作動ロッド33は、作動部材3
4の回転運動によって縦方向に変位する。作動部材34
は車輪の形をしていてもよい。この作動部材34と作動
ロッド33によって、ブリード機能を調節したり、ある
いは加減したりできるのである。
の第2の端(下端)に延在する作動ロッド33が設けら
れている。この作動ロッド33は、作動部材34によっ
て軸方向位置が可変となるように設けられている。本実
施形態においては、この作動ロッド33は、作動部材3
4の回転運動によって縦方向に変位する。作動部材34
は車輪の形をしていてもよい。この作動部材34と作動
ロッド33によって、ブリード機能を調節したり、ある
いは加減したりできるのである。
【0079】図3,図4は上記ブリード機能を実現する
部分の別の実施形態を詳細に示している。なお、ピスト
ンロッド(ピストンは記載が省略されている)の前部分
のみが表示されている。図中35はブリード機能を調節
するピン状部品であり、37は座36を有するノズル部
品である。なお、図3ではピン状部品35は開放位置に
ある。なお図1および図2では、このピン状部品35に
対応する部品は閉鎖位置にある。上記ピン状部品35の
縦方向の変位位置によって、円錐弁部35aと座36と
の間を通過するブリード流38の量を変えることができ
る。前述したように、ブリード流は流路31´を通って
空間15b´に流入する。ブリード機能を調節するピン
状部品35は、図1および2と同じあるいは同様の設計
であっても構わない。
部分の別の実施形態を詳細に示している。なお、ピスト
ンロッド(ピストンは記載が省略されている)の前部分
のみが表示されている。図中35はブリード機能を調節
するピン状部品であり、37は座36を有するノズル部
品である。なお、図3ではピン状部品35は開放位置に
ある。なお図1および図2では、このピン状部品35に
対応する部品は閉鎖位置にある。上記ピン状部品35の
縦方向の変位位置によって、円錐弁部35aと座36と
の間を通過するブリード流38の量を変えることができ
る。前述したように、ブリード流は流路31´を通って
空間15b´に流入する。ブリード機能を調節するピン
状部品35は、図1および2と同じあるいは同様の設計
であっても構わない。
【0080】上記空間15b´の先端部には、ブリード
流に対して働く逆止弁39が設けられている。この逆止
弁39は、カップ形あるいは蓋形の部品39aとばね3
9bとを有している。図3に示しているショックアブソ
ーバで膨張動作が起こると、ブリード流はカップ形部品
39aをばね39bの付勢力に抗して図3の左に動か
す。この動き、即ち変位によって、側穴40(図3
(a)も参照されたい)が露出し、ブリード流は空間1
5b´からピストンロッドの外へ出ていくことができる
(図1および2についての前述の説明と比較された
い)。
流に対して働く逆止弁39が設けられている。この逆止
弁39は、カップ形あるいは蓋形の部品39aとばね3
9bとを有している。図3に示しているショックアブソ
ーバで膨張動作が起こると、ブリード流はカップ形部品
39aをばね39bの付勢力に抗して図3の左に動か
す。この動き、即ち変位によって、側穴40(図3
(a)も参照されたい)が露出し、ブリード流は空間1
5b´からピストンロッドの外へ出ていくことができる
(図1および2についての前述の説明と比較された
い)。
【0081】図4に、ショックアブソーバが圧縮動作を
行っている状況を示している。この場合、ばね39bは
カップ形部品39aを側穴40が閉まる位置に動かす。
カップ形部品に1個またはそれ以上のブリード孔39c
を設けて、ここを介して逆向きのブリード流38´がピ
ストンロッドの外側から空間15b´に入り、座36と
円錐弁部35aを介して側穴31´を通って出て行くよ
うにすることもできる(図1および2についての説明と
比較されたい)。
行っている状況を示している。この場合、ばね39bは
カップ形部品39aを側穴40が閉まる位置に動かす。
カップ形部品に1個またはそれ以上のブリード孔39c
を設けて、ここを介して逆向きのブリード流38´がピ
ストンロッドの外側から空間15b´に入り、座36と
円錐弁部35aを介して側穴31´を通って出て行くよ
うにすることもできる(図1および2についての説明と
比較されたい)。
【0082】なお、別の逆止弁に異なる数、寸法のブリ
ード孔を設けてもよい。いろいろな逆止弁から選定する
ことができる。ある実施形態では、ブリード孔を設けな
いで、流れ38´を完全に止めてしまうこともできる。
ード孔を設けてもよい。いろいろな逆止弁から選定する
ことができる。ある実施形態では、ブリード孔を設けな
いで、流れ38´を完全に止めてしまうこともできる。
【0083】図5は、上記ブリード機能を第2ピストン
にて生じるようにした実施形態である。第2ピストン6
´に開口41および42が形成され、該開口42に球4
4(あるいは等価な部材)の弁座43が形成されてい
る。球44は弁座43に対してばね45あるいはこれと
等価な要素により押し付けられている。これは、開口4
2の中に設けられていて、サークリップ46(穴開きワ
ッシャ)によってこの中に保持されている。
にて生じるようにした実施形態である。第2ピストン6
´に開口41および42が形成され、該開口42に球4
4(あるいは等価な部材)の弁座43が形成されてい
る。球44は弁座43に対してばね45あるいはこれと
等価な要素により押し付けられている。これは、開口4
2の中に設けられていて、サークリップ46(穴開きワ
ッシャ)によってこの中に保持されている。
【0084】ショックアブソーバで膨張動作が起こっ
て、ピストン6´の下側の圧力が増加するか、あるいは
ピストンの上側の圧力よりも高くなると、球44がばね
45の付勢力に抗して動き、座43と球44との間をブ
リード流38´´が流れる。圧縮動作の時は、圧力条件
がピストン6´の上側と下側で逆になり、球44が座4
3に当たって開口42を閉鎖し、上記ブリード流38´
´と逆のブリード流は発生しない。
て、ピストン6´の下側の圧力が増加するか、あるいは
ピストンの上側の圧力よりも高くなると、球44がばね
45の付勢力に抗して動き、座43と球44との間をブ
リード流38´´が流れる。圧縮動作の時は、圧力条件
がピストン6´の上側と下側で逆になり、球44が座4
3に当たって開口42を閉鎖し、上記ブリード流38´
´と逆のブリード流は発生しない。
【0085】なお、上記ブリード流38´´とは異なる
強さでかつ反対向きに流れるように、座,開口,球,ば
ね等を配設してもよい。また、固定流路を設けてこのよ
うな反対向きのブリード流が発生するようにしてもよ
い。
強さでかつ反対向きに流れるように、座,開口,球,ば
ね等を配設してもよい。また、固定流路を設けてこのよ
うな反対向きのブリード流が発生するようにしてもよ
い。
【0086】上記実施形態によれば、上記ピストンロッ
ド4内に形成された第2空間15内にブリード機能と何
らかの逆止弁機能とを併せ持たせるか、又は上記第1空
間14の外側で作動する第2ピストン6にブリード機能
と何らかの逆止弁機能とを併せ持たせたので、特に適切
なブリード機能を実現でき、また顧客の要求に応じてブ
リード機能と逆止弁機能の両方を備えることができる。
ド4内に形成された第2空間15内にブリード機能と何
らかの逆止弁機能とを併せ持たせるか、又は上記第1空
間14の外側で作動する第2ピストン6にブリード機能
と何らかの逆止弁機能とを併せ持たせたので、特に適切
なブリード機能を実現でき、また顧客の要求に応じてブ
リード機能と逆止弁機能の両方を備えることができる。
【0087】また上記第1空間14がシリンダ3内の端
部に配置されたカップ形あるいはスリーブ形のカップ状
部品13の中に設けられているので、第1空間内14で
第1ピストン5を移動させることによりシリンダ3の残
りの部分で第1ピストン5が移動する場合より大きな、
あるいは異なった減衰力を得ることができる。
部に配置されたカップ形あるいはスリーブ形のカップ状
部品13の中に設けられているので、第1空間内14で
第1ピストン5を移動させることによりシリンダ3の残
りの部分で第1ピストン5が移動する場合より大きな、
あるいは異なった減衰力を得ることができる。
【0088】上記ピストンロッド4内の第2空間15内
に、ブリード機能を果たす部材としてのノズル30又は
37と逆止弁機能を果たす逆止弁39の両方を配設した
ので、簡単な構造によりブリード機能と逆止弁機能とを
実現できる。
に、ブリード機能を果たす部材としてのノズル30又は
37と逆止弁機能を果たす逆止弁39の両方を配設した
ので、簡単な構造によりブリード機能と逆止弁機能とを
実現できる。
【0089】上記第2空間15をなす孔内に配置された
ブリード機能を果たす部材35の軸方向位置を作動ロッ
ド33により調節可能としたので、ブリード特性の調整
を簡単な構造により実現できる。
ブリード機能を果たす部材35の軸方向位置を作動ロッ
ド33により調節可能としたので、ブリード特性の調整
を簡単な構造により実現できる。
【0090】逆止弁機能を果たす逆止弁39をブリード
機能を果たすノズル30よりピストンロッド4の自由端
側に配置したので、特に膨張動作時にブリード機能を発
生させ、圧縮動作時に逆止弁機能を発生させることがで
きる。
機能を果たすノズル30よりピストンロッド4の自由端
側に配置したので、特に膨張動作時にブリード機能を発
生させ、圧縮動作時に逆止弁機能を発生させることがで
きる。
【0091】上記ピストンロッド4内に形成された第2
空間15を、ピストンロッド壁に形成された第1流路
(側穴)32を介して、第1,第2ピストン間の第1シ
リンダ空間18に連通させ、第2流路(側穴)31を介
して第2シリンダ空間23に連通させたので、第2空間
15内においてブリード機能を支障なく実現できる。
空間15を、ピストンロッド壁に形成された第1流路
(側穴)32を介して、第1,第2ピストン間の第1シ
リンダ空間18に連通させ、第2流路(側穴)31を介
して第2シリンダ空間23に連通させたので、第2空間
15内においてブリード機能を支障なく実現できる。
【0092】より具体的には、膨張動作時には、作動媒
体が第2シリンダ空間23から第2流路31に進入し、
さらに上記ブリード機能を果たす部材30を通って第1
流路32から上記第1シリンダ空間18内に流出するの
で、また圧縮動作時には、逆止弁39が、ブリード機能
を果たす部材30を介して流れるブリード流を阻止する
か、あるいはこれに作用してそのブリード機能に影響を
与えるので、第2空間15内においてブリード機能と逆
止弁機能の両方を支障なく実現できる。
体が第2シリンダ空間23から第2流路31に進入し、
さらに上記ブリード機能を果たす部材30を通って第1
流路32から上記第1シリンダ空間18内に流出するの
で、また圧縮動作時には、逆止弁39が、ブリード機能
を果たす部材30を介して流れるブリード流を阻止する
か、あるいはこれに作用してそのブリード機能に影響を
与えるので、第2空間15内においてブリード機能と逆
止弁機能の両方を支障なく実現できる。
【0093】カップ形あるいはスリーブ形のカップ状部
品13に、シリンダの長手方向に延在する側部通路16
を設けたので、該側部通路16を通して第1シリンダ空
間18を該シリンダ3と別に設けられている蓄圧容器8
に容易に連通させることができ、蓄圧容器8の機能によ
り減衰特性の改善を図ることができる。
品13に、シリンダの長手方向に延在する側部通路16
を設けたので、該側部通路16を通して第1シリンダ空
間18を該シリンダ3と別に設けられている蓄圧容器8
に容易に連通させることができ、蓄圧容器8の機能によ
り減衰特性の改善を図ることができる。
【0094】第1ピストン5が、第1空間14の直径に
対応しかつシリンダ3の残りの部分の直径よりも小さい
直径に形成されており、該第1ピストン5にシム10,
10´を配置し、開口20,25を形成したので、該第
1ピストン5が第1空間14に位置している状態での減
衰力を大きくあるいは異なる値にすることができる。
対応しかつシリンダ3の残りの部分の直径よりも小さい
直径に形成されており、該第1ピストン5にシム10,
10´を配置し、開口20,25を形成したので、該第
1ピストン5が第1空間14に位置している状態での減
衰力を大きくあるいは異なる値にすることができる。
【0095】上記第2ピストン6が、上記シリンダ3の
残りの部分に対応する直径を有し、かつ開口21,21
´を備えており、さらにシムパック11,12が上側と
下側に設けられているので、第1ピストン5が上記第1
空間14の外側に位置している場合でも該第2ピストン
6により減衰機能を実現できる。
残りの部分に対応する直径を有し、かつ開口21,21
´を備えており、さらにシムパック11,12が上側と
下側に設けられているので、第1ピストン5が上記第1
空間14の外側に位置している場合でも該第2ピストン
6により減衰機能を実現できる。
【0096】ピストンロッド4を第1ロッド部品4aと
第2ロッド部品4bとに分割し、第1ロッド部品4aの
小径の前部分4a′に上記第2ピストン6を装着し、ま
た上記第2ロッド部品4bの小径の前部スピンドル4
b′に上記第1ピストン5を装着したので、簡単な構造
により第1,第2ピストン5,6を互いに離間させた状
態でピストンロッド4に装着できる。
第2ロッド部品4bとに分割し、第1ロッド部品4aの
小径の前部分4a′に上記第2ピストン6を装着し、ま
た上記第2ロッド部品4bの小径の前部スピンドル4
b′に上記第1ピストン5を装着したので、簡単な構造
により第1,第2ピストン5,6を互いに離間させた状
態でピストンロッド4に装着できる。
【0097】上記第1ロッド部品4aの前部分4a′に
円盤プレート27,上下のシムパック11,12を有す
る第2ピストン6を配置し、これらを該前部分4a′に
螺装された上記第2ロッド部品4bと上記前部分4a′
の当たり面4a′′により挟持固定したので、簡単な構
造により第2ピストン6及び上,下のシムパック11,
12をピストンロッド4上に容易確実に保持できる。
円盤プレート27,上下のシムパック11,12を有す
る第2ピストン6を配置し、これらを該前部分4a′に
螺装された上記第2ロッド部品4bと上記前部分4a′
の当たり面4a′′により挟持固定したので、簡単な構
造により第2ピストン6及び上,下のシムパック11,
12をピストンロッド4上に容易確実に保持できる。
【0098】上記第2ロッド部品4bの前部スピンドル
4b′にシムパック10を有する第1ピストン5を配置
し、これらを上記前部スピンドル4b′に螺装されたナ
ット部材28と該スピンドル4b′の段部とにより挟持
固定したので、簡単な構造により第1ピストン5及びシ
ムパック10,10´をピストンロッド4上に容易確実
に保持できる。
4b′にシムパック10を有する第1ピストン5を配置
し、これらを上記前部スピンドル4b′に螺装されたナ
ット部材28と該スピンドル4b′の段部とにより挟持
固定したので、簡単な構造により第1ピストン5及びシ
ムパック10,10´をピストンロッド4上に容易確実
に保持できる。
【0099】上記第1,第2ロッド部品4a,4b内に
上記第2空間15を形成し、第1ロッド部品4b内に形
成された第2空間15に座36を有するノズル37を挿
入配置したので、該第2空間15を流れる作動媒体によ
りブリード機能を果すことができる。
上記第2空間15を形成し、第1ロッド部品4b内に形
成された第2空間15に座36を有するノズル37を挿
入配置したので、該第2空間15を流れる作動媒体によ
りブリード機能を果すことができる。
【0100】上記ノズル37の第1,第2端部側に上記
第1流路(側穴)32,40,第2流路(側穴)31,
31´を配置したので、作動媒体が第2シリンダ空間2
3から第2流路32を通ってノズル37内に流入し、第
1流路32を通って第1シリンダ空間18に流出し、こ
れによりブリード機能を確保できる。
第1流路(側穴)32,40,第2流路(側穴)31,
31´を配置したので、作動媒体が第2シリンダ空間2
3から第2流路32を通ってノズル37内に流入し、第
1流路32を通って第1シリンダ空間18に流出し、こ
れによりブリード機能を確保できる。
【0101】膨脹動作時には、上記逆止弁39が流路を
開いてブリード流を通し、圧縮動作時には、上記逆止弁
39がブリード流を通す流路を略閉鎖するようにしたの
で、膨張動作時にはブリード機能を発生させ、圧縮動作
時にはブリード機能を小さいものとすることができる、
圧縮動作時の減衰力の変化量を小さくしつつ、膨張動作
時の減衰力を高めることができる。
開いてブリード流を通し、圧縮動作時には、上記逆止弁
39がブリード流を通す流路を略閉鎖するようにしたの
で、膨張動作時にはブリード機能を発生させ、圧縮動作
時にはブリード機能を小さいものとすることができる、
圧縮動作時の減衰力の変化量を小さくしつつ、膨張動作
時の減衰力を高めることができる。
【0102】また上記第1ロッド部品4aの第2空間1
5部分の一端部に逆止弁39を配置し、他端部にブリー
ド機能を果たすノズル30を配置したので、圧縮動作時
にはブリード機能を調整し、膨張動作時にはブリード機
能を確保できる。
5部分の一端部に逆止弁39を配置し、他端部にブリー
ド機能を果たすノズル30を配置したので、圧縮動作時
にはブリード機能を調整し、膨張動作時にはブリード機
能を確保できる。
【0103】ブリード機能と逆止弁機能を果たす機構
を、第1空間14の外で動作する第2ピストン6に設け
たので、具体的には上記機構を、球44をばね45で付
勢し、圧縮動作時には、ばねと印加される作動媒体圧力
とによって球44を座に押し付けて密閉してブリード流
を阻止し、膨張動作時には、印加された媒体圧力によっ
てばね45の動きに抗して球44を座から引き離してブ
リード流を流すように構成したので、圧縮動作時にはブ
リード機能を停止し、膨張動作時にはブリード機能を発
生させることができる。
を、第1空間14の外で動作する第2ピストン6に設け
たので、具体的には上記機構を、球44をばね45で付
勢し、圧縮動作時には、ばねと印加される作動媒体圧力
とによって球44を座に押し付けて密閉してブリード流
を阻止し、膨張動作時には、印加された媒体圧力によっ
てばね45の動きに抗して球44を座から引き離してブ
リード流を流すように構成したので、圧縮動作時にはブ
リード機能を停止し、膨張動作時にはブリード機能を発
生させることができる。
【0104】なお、本発明は、上記の実施態様に限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲と発明の主旨の範囲
内であれば変更が可能である。
れるものではなく、特許請求の範囲と発明の主旨の範囲
内であれば変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のショックアブソーバの
圧縮動作の最大ストローク近傍の状態を示す縦断面側面
図である。
圧縮動作の最大ストローク近傍の状態を示す縦断面側面
図である。
【図2】上記ショックアブソーバの膨張動作を開始した
状態を示す縦断面側面図ある。
状態を示す縦断面側面図ある。
【図3】図1,図2におけるピストンロッド内のブリー
ド機能及び逆止弁機能を発生する部分の変形例の拡大縦
断面図であり、ショックアブソーバの膨脹動作中の状態
を示している。
ド機能及び逆止弁機能を発生する部分の変形例の拡大縦
断面図であり、ショックアブソーバの膨脹動作中の状態
を示している。
【図4】ショックアブソーバの圧縮動作中の状態を示す
図3に対応する拡大縦断面図である。
図3に対応する拡大縦断面図である。
【図5】第2ピストンにブリード機能及び逆止弁機能を
発生する部分を設けた変形例の拡大縦断面図である。
発生する部分を設けた変形例の拡大縦断面図である。
3 シリンダ 4 ピストンロッド 4a 第1ロッド部品 4b 第2ロッド部品 5,6 第1,第2ピストン 8 蓄圧容器 10,10´ シムパック 11,12 シムパック 13 カップ状部品 14 第1空間 15 第2空間 16 側穴(側部通路) 18 第1シリンダ空間 20,25 開口(第1作動媒体流路) 21,21´ 開口(第2作動媒体流路) 23 第2シリンダ空間 27 円盤プレート 28 ナット部材 30 ノズル 31 側穴(第2流路) 32 側穴(第1流路) 33 作動ロッド 34 作動部品 39 逆止弁 39a 蓋形の部品 39c ブリード穴 43 座 44 球 45 ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トルケル シントン スウェーデン国、エス−194 27 ウップ ーランズ ベスビイ ピー オー ボック ス722 オーリンス レーシング アクテ ィエボラーグ内 (72)発明者 オスカー レーフグレン スウェーデン国、エス−194 27 ウップ ーランズ ベスビイ ピー オー ボック ス722 オーリンス レーシング アクテ ィエボラーグ内
Claims (25)
- 【請求項1】 シリンダと、該シリンダ内に挿入された
ピストンロッドと、該ピストンロッドに装着された少な
くとも第1,第2ピストンとを有し、逆止弁機能と相互
作用可能のブリード機能を備えたショックアブソーバに
おいて、上記第1,第2ピストンの少なくとも一方が上
記シリンダ内の第1空間内に挿入され、該第1空間内で
の位置によって、該ピストンが該第1空間の外側にある
場合に比べて異なる減衰力を与えるようになっており、
上記ピストンロッド内に形成された第2空間内に上記ブ
リード機能と何らかの逆止弁機能とを併せ持たせるか、
又は上記第1空間の外側で作動する第2ピストンにブリ
ード機能と何らかの逆止弁機能とを併せ持たせたことを
特徴とするショックアブソーバ。 - 【請求項2】 請求項1において、上記第1空間がシリ
ンダ内の端部に配置されたカップ形あるいはスリーブ形
のカップ状部品の中に設けられていることを特徴とする
ショックアブソーバ。 - 【請求項3】 請求項1において、上記カップ形あるい
はスリーブ形の第1,第2カップ状部品が上記シリンダ
内の第1,第2端部に配置され、第1カップ状部品が第
1端部に位置して第1ピストンのために供され、第2カ
ップ状部品が第2端部に位置して第3ピストンのために
供されていることを特徴とするショックアブソーバ。 - 【請求項4】 請求項1ないし3の何れかにおいて、上
記第1空間がシリンダ壁の該第1空間に対応する部分を
内方に厚くすることにより形成されていることを特徴と
するショックアブソーバ。 - 【請求項5】 請求項1ないし4の何れかにおいて、上
記ピストンロッド内の第2空間内に、ブリード機能を果
たす部材と逆止弁機能を果たす部材の両方が配設されて
いることを特徴とするショックアブソーバ。 - 【請求項6】 請求項5において、ブリード機能を果た
す部材が、該ブリード機能を調節可能に配設されている
ことを特徴とするショックアブソーバ。 - 【請求項7】 請求項5又は6において、上記第2空間
がピストンロッドの長手方向に延在している孔により構
成されており、該孔の第1端にブリード機能を果たす部
材が配置され、該部材から上記孔の第2端に向かって延
在する作動ロッドが設けられ、該作動ロッドが上記第2
端に配置された作動部材により軸方向位置を調節可能と
なっていることを特徴とするショックアブソーバ。 - 【請求項8】 請求項5ないし7の何れかにおいて、逆
止弁機能を果たす部材がブリード機能を果たす部材より
ピストンロッドの自由端側に配置されていることを特徴
とするショックアブソーバ。 - 【請求項9】 請求項1ないし8の何れかにおいて、上
記ピストンロッド内に形成された第2空間が、ピストン
ロッド壁に形成された1個又はそれ以上の第1流路を介
して、第1,第2ピストン間の第1シリンダ空間に連通
していることを特徴とするショックアブソーバ。 - 【請求項10】 請求項1ないし9の何れかにおいて、
上記ピストンロッド内に形成された第2空間が、ピスト
ンロッド壁に形成された1個又はそれ以上の第2流路を
介して、第2ピストンの反第1ピストン側に位置する第
2シリンダ空間に連通していることを特徴とするショッ
クアブソーバ。 - 【請求項11】 請求項9又は10において、膨張動作
時には、作動媒体が第2シリンダ空間から第2流路に進
入し、さらに上記ブリード機能を果たす部材を通って第
1流路から上記第1シリンダ空間内に流出することによ
ってブリード機能が実現されていることを特徴とするシ
ョックアブソーバ。 - 【請求項12】 請求項9ないし11の何れかにおい
て、圧縮動作時には、逆止弁機能を果たす部材が、ブリ
ード機能を果たす部材を介して流れるブリード流を阻止
するか、あるいはこれに作用してそのブリード機能に影
響を与えていることを特徴とするショックアブソーバ。 - 【請求項13】 請求項1ないし12の何れかにおい
て、カップ形あるいはスリーブ形のカップ状部品に、シ
リンダの長手方向に延在する側部流路を設け、該側部流
路を通って第1シリンダ空間を該シリンダと別に設けら
れている蓄圧容器に連通可能となっていることを特徴と
するショックアブソーバ。 - 【請求項14】 請求項1ないし13の何れかにおい
て、ピストンロッドの自由端に配設された第1ピストン
が、第1空間の直径に対応しかつシリンダの残りの部分
の直径よりも小さい直径に形成されており、該第1ピス
トンに、該第1空間での該第1ピストンの位置に応じて
作動可能な第1作動媒体流路を有していることを特徴と
するショックアブソーバ。 - 【請求項15】 請求項1ないし14の何れかにおい
て、第2ピストンが、上記シリンダの残りの部分に対応
する直径を有し、かつ第2作動媒体流路を備えており、
さらにシムパックが該第2ピストンの上側と下側に設け
られていることを特徴とするショックアブソーバ。 - 【請求項16】 請求項1ないし15の何れかにおい
て、ピストンロッドが第1ロッド部品と第2ロッド部品
とを有し、第1ロッド部品の前部は小径に形成され、該
小径部分に上記第2ピストンが装着されており、また上
記第2ロッド部品は、ブッシング状をなし、その前部は
小径に形成され、該小径部分に上記第1ピストンが装着
されていることを特徴とするショックアブソーバ。 - 【請求項17】 請求項16において、上記第1ロッド
部品の小径部分に円盤プレート,上下のシムパックを有
する第2ピストンを配置し、これらを該小径部分に螺装
された上記第2ロッド部品と上記小径部分の段部とによ
り挟持固定していることを特徴とするショックアブソー
バ。 - 【請求項18】 請求項16又は17において、上記第
2ロッド部品の小径部分にシムパックを有する第1ピス
トンを配置し、これらを上記小径部分に螺装されたナッ
ト部材と該小径部分の段部とにより挟持固定しているこ
とを特徴とするショックアブソーバ。 - 【請求項19】 請求項16ないし18の何れかにおい
て、上記第1,第2ロッド部品内に上記第2空間が形成
されており、第1ロッド部品内に形成された第2空間部
分に座を有するノズルが配置されてブリード機能を果し
ていることを特徴とするショックアブソーバ。 - 【請求項20】 請求項19において、上記ノズルの第
1,第2端部側に上記第1流路,第2流路が配置されて
いることを特徴とするショックアブソーバ。 - 【請求項21】 請求項1ないし20の何れかにおい
て、膨脹動作時には、上記逆止弁機能が流路を開いてブ
リード流を通すことを特徴とするショックアブソーバ。 - 【請求項22】 請求項1ないし21の何れかにおい
て、圧縮動作時には、上記逆止弁機能がブリード流を通
す流路を閉鎖することを特徴とするショックアブソー
バ。 - 【請求項23】 請求項21又は22において、上記逆
止弁機能を果たす逆止弁を、ブリード穴を持たないか、
あるいは1個またはそれ以上のブリード穴を有するカッ
プ形あるいは蓋形の部品を備え、ブリード流の通過を阻
止するか、あるいは所要量のブリード流を通過させるよ
うに構成し、圧縮動作時,膨張動作時に、それぞれブリ
ード機能を阻止し,調整することを特徴とするショック
アブソーバ。 - 【請求項24】 請求項23において、上記第1ロッド
部材の第2空間部分の一端部に逆止弁機能を果たす部材
が、他端部にブリード機能を果たす部材が配置されてい
ることを特徴とするショックアブソーバ。 - 【請求項25】 請求項1ないし24の何れかにおい
て、ブリード機能と逆止弁機能を果たす機構が、第1空
間の外で動作するピストンに設けられており、ばねで付
勢された球等の開閉部材を有し、圧縮動作時には、ばね
と印加される作動媒体圧力とによって開閉部材を座に押
し付けて密閉してブリード流を阻止し、膨張動作時に
は、印加された媒体圧力によってばねの動きに抗して開
閉部材を座から引き離してブリード流を流すようにした
ことを特徴とするショックアブソーバ。
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