JP2000515613A - オイルダンパシステム - Google Patents

オイルダンパシステム

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JP2000515613A
JP2000515613A JP10506667A JP50666798A JP2000515613A JP 2000515613 A JP2000515613 A JP 2000515613A JP 10506667 A JP10506667 A JP 10506667A JP 50666798 A JP50666798 A JP 50666798A JP 2000515613 A JP2000515613 A JP 2000515613A
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JP10506667A
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ドウ・フレンヌ,ピエール
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ソシエテ・ドネール・アモルテイツスール・エス・アー・エール・エル
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/06Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using both gas and liquid
    • F16F9/08Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using both gas and liquid where gas is in a chamber with a flexible wall
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、可動ロッドの先端(10)に取付けられたピストン(13)から構成され、ピストン(13)とダンパの中空本体の底面との間に含まれるオイルを、変形可能なリザーブチャンバ(4)に向けて排出することによって中空円筒形本体(15)の中を移動するオイルダンパシステムであって、リザーブチャンバの外側には、加圧された気体(5)が供給され、オイルが、ピストンの移動速度に応じて異なる少なくとも二つの開口部によってリザーブチャンバに向けて排出され、さらにオイルの流路が、一定の容積の中間チャンバを通り、リザーブチャンバ(4)と中間チャンバ(321)との間には開口部が配置され、それら開口部の少なくとも一つは、調節可能な油圧ブレーキを構成する調整可能な逆流防止弁(36)によって塞がれ、その結果、ピストンによってオイルに加えられた圧力が、予想される最も極端な車両の使用条件を超えるような場合にのみ、オイルの排出が可能となることを特徴とするオイルダンパシステムに関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】 オイルダンパシステム 本発明は、二輪車または四輪車、特にレース用あるいはオフロード用車両のた めのオイルダンパシステムに関するものである。 米国特許4.958.706によって、圧縮行程の際に、チャンバ内に含まれ たオイルを、一方ではタンクに向けて、もう一方ではピストンの反対側に配置さ れた第二チャンバに向けて移動させるシリンダの中に可動ピストンを備えたオイ ルダンパが知られている。ピストンの反対側に配置された第二チャンバに向けて のオイルの流路は、ダンパのリバウンド特性の調整バルブを通る。タンク内に排 出されるオイルの圧力は、加圧された気体を含み、いわば、従来の技術によるば ね式ダンパのばねに相当する役割を果たすポケットによって補償される。タンク のチャンバへのアクセスは、一方では、圧縮率の調整用ねじによって調節可能な システムによって、他方では、およそ140kg/cm2(2000psi)の 最大圧に耐えるように較正 された過剰圧に対する保護弁によって制限される。 本発明は、このようなタイプのダンパ、もしくは、より単純なまたはより複雑 な他のタイプのダンパとともに使用可能なオイルタンクに関するものである。実 際に、これらのダンパシステムでは、常にダンパ上で、車両のシャーシへの固定 用アイレット(12)に隣接するピストンのロッド(10)の先端に配置された リング(11)と、圧縮チャンバを構成する円筒形本体(15)の下部外側表面 (151)との間に、極端な作動条件において必要となるダンパのストッパを形 成する一般にラバー製リングで構成された弾性エレメントを備えることが知られ ている。実際に、ダンパは過剰圧力から保護されているので、大きくジャンプし た後に車両が再び落下する時にタンクの弁が開いてしまう危険があり、この場合 、ダンパのための唯一の保護機構は、シリンダ(15)とリング(11)との間 に配置された弾性ストッパである。 この弾性ストッパは、運転者にとって制御不能なリバウンド現象を引き起こし 、車両を前方に転倒させてしまうという欠点を有する。 本発明の第一の目的は、オイルダンパの利点及び特徴を保ち ながらもこれらの欠点を取り除くことができるダンパシステムを提案することで ある。 この目的は、可動ロッドの先端に取付けられたピストンで構成され、ピストン とダンパの中空本体の底面との間に含まれるオイルを、変形可能なリザーブチャ ンバに向けて排出することによって中空円筒形本体の中を移動するオイルダンパ システムであって、リザーブチャンバの外側には、加圧された気体が供給され、 オイルが、ピストンの移動速度に応じて異なる少なくとも二つの開口部によって リザーブチャンバに向けて排出され、さらにオイルの流路が一定の容積の中間チ ャンバを通り、リザーブチャンバと中間チャンバの間には開口部が配置され、そ れら開口部の少なくとも一つは、調節可能な油圧ブレーキを構成する調整可能な 逆流防止弁によって塞がれ、その結果、ピストンによってオイルに加えられた圧 力が、予想される最も極端な車両の使用条件を超えるような場合にのみ、オイル の排出が可能となることを特徴とするオイルダンパシステムによって達成される 。 本発明の他の目的は、圧縮段階におけるダンパのレスポンス特性を改良するこ とができるシステムを提案することである。 この目的は、調整可能な第二の逆流防止弁が、中間チャンバとリザーブチャン バの間に設けられ、低速と油圧ブレーキの速度との間に位置するピストンの移動 速度の範囲に関して調整されることによって達成される。 他の特徴によれば、調整可能な狭窄部分を備えた第三の開口部によって、中間 チャンバからリザーブチャンバに向けてオイルを低速で排出することが可能であ る。 他の特徴によれば、第一及び第二の弁は、その周辺の一定の高さにおいて規則 正しくノッチが刻まれたロッドによって延び、保持用キャップと、弁に連結され た各開口部の座に対して密閉ワッシャを一定の力で押付ける弾性手段と密閉ワッ シャのノッチが刻まれた部分との間でロッドの先端において保持用キャップの固 定手段を支持するねじ本体とを備える。 他の特徴によれば、ノッチが刻まれた部分は、調整用停止ノッチを構成するた めに弾性手段によって力を加えられる球と協働する。 他の特徴によれば、中間チャンバは、タンクの開放された端部を開鎖するため の円筒リング中に形成される環状凹面によって構成され、前記円筒リングは、そ のリングと環状凹面を通る 孔を備え、前記孔は、タンクの外側に、ねじ本体のためのねじ切りと、ねじ本体 と孔との間を密閉性することができる手段を備える。 他の特徴によれば、密閉ワッシャを孔の座に押し付ける弾性手段は、向かい合 うように取り付けられた複数のベルビル(beleville)ワッシャを積み重ねること によって構成される。 他の特徴によれば、高速のねじのための弾性手段は、厚さが0.20mmから 0.45mmの間のベルビルワッシャを積み重ねることによって構成される。 他の特徴によれば、油圧止めねじのための弾性手段は、高速のねじのワッシャ の厚さよりも止めねじのワッシャの厚さを大きくし、厚さが0.45mmから1 mmの間のベルビルワッシャを積み重ねることによって構成される。 添付の図面を参照して、以下に説明することで本発明の他の特徴及び利点がよ り明らかになるであろう。 第1図は、本発明の原理の概略図である。 第2A図は、調整可能弁の詳細な部分断面図である。 第2B図は、ねじのノッチが刻まれた部分の上面図である。 第2C図は、タンクの閉鎖リングの下面図である。 第2D図は、このリングの側面図である。 第2E図は、二つの調整可能弁の二本の対称軸を通るラインに沿った断面図で ある。 第3図は、圧縮速度に応じた力のレスポンス特性を表わす曲線グラフである。 まず、第1図から第3図を用いて本発明を説明する。 ダンパシステムは、中空シリンダ(15)で構成され、その中をロッド(10 )の先端に配置されたピストン(13)が移動し、そのロッドの他端は、車両に 固定するためのアイレット(12)を備え、そのアイレットの付近に、ストッパ ワッシャ(11)が備えられる。アイレット(12)と反対側のシリンダ(15 )の先端にはまた、車両に固定するためのアイレット(14)が備えられる。車 両が移動すると、ロッドが圧縮または伸張され、圧縮段階では、ピストン(13 )と、シリンダ(15)のアイレット(14)に近接したチャンバ(15)の底 部との間に含まれる流体が、パイプ(2)によってタンク(3)に向けて排出さ れる。このタンク(3)は、円筒形ピストン(31)によって規定されるリザー ブチャンバ(4)を有し、このピストン(31)は、ピストン(31)の他方の 面と タンクの底面との間に含まれるゾーン内に入れられた気体(5)と流体(4)の 圧力作用によってタンク内を自由に移動する。この流体は、充填物の逆流防止弁 (6)によって、従来の方法で導入される。気体と流体との間の密閉性は、ピス トン(31)の周辺凹面内に配置された環状パッキン(310)によって確立さ れる。パイプ(2)は、ノズル(33)によってタンクに接続され、そのノズル の一端は、リング(32)内に形成された中間チャンバ(321)内に通じる。 この中間チャンバ(321)は、3つの開口部(325、322、326)によ ってオイルのリザーブチャンバ(4)と連絡し、それら開口部のうちの二つは、 逆流防止弁によって塞がれ、第三の開口部(322)には、ある程度開くことが できる調整可能な狭窄部が備えられる。たとえば、リング(32)のねじ切りさ れた穴の中に一本の栓止ねじ(34)が配置される。この栓止ねじ(34)は、 円錐台形の開口部(322)をある程度塞ぐ。この栓止ねじ(34)は、環状チ ャンバ(321)とリング(32)の外側部分との間にパッキン(9)を備える 。栓止ねじはまた、たとえば較正されたスリットのような他の何らかの同等手段 によって置き換えることもできる。 中間チャンバ(321)とリザーブチャンバ(4)との間の連通は、少なくと も一つの逆流防止弁によって、また第1図に示された変形形態においては、以下 に説明する調整可能な二つの逆流防止弁(35、36)によって妨げられる。各 逆流防止弁は、第2A図に示されているのと同じように構成される。弁は、弁の 座を形成するための孔(3251)より直径が大きい円筒形孔(3252)によ って規定される座に寄りかかるワッシャ(354)で形成される。孔(3251 )は、座と向かい合ったその先端にねじ切り部分を有する。この孔(3251) は、ねじ切り部分とともに肩(3253)を形成するより大きな直径孔によって リング(32)の外側に通じている。同様に、弁(36)は、リング(364) を備え、孔(3262)は、ねじ切りされた孔(3261)と肩(3263)と ともに座を形成する。各密閉ワッシャ(354、364)は、ロッド(3512 、あるいは3612)上に取付けられ、そのロッドは、先端に孔を有し、その孔 の中を、ロッドとキャップ(359、あるいは369)を連動させるピン(35 8、あるいは368)が通り、そのキャップの断面はほぼU字形であり、そのU 字の中央部分に、オイルが通る孔(3590)が備えられる。 キャップ(359、369)の下には、ベルビルワッシャ(355a、355b 、356a、356b)が、二つずつ向き合うように(365aと365b、3 66aと366b)取付けられる。同じく弁(36)のためにも、一定数のベル ビルワッシャが二つずつ向き合うように取付けられ、その結果それらワッシャは 、一方では孔の座に対して、他方では、各弁(35、36)の各ねじのそれぞれ のロッド(3512、3612)の連動するノッチ付きリング(353、あるい は363)に対して、一定の力で、密閉ワッシャ(354、あるいは364)を 押し付ける弾性手段を構成する。各ノッチ付きリング(353、363)は、そ の周囲に規則的に分配されたスロット(3531、3631)を有し、それらス ロットは、ばね(7a、あるいは7b)によって力が加えられる球(8a、8b )の収容部を構成し、その結果、球(8a、あるいは8b)は、向かい合って位 置するノッチ付きリングのそれそれのスロット(3531、3561)内に収容 される。ノッチ付きリングは、ロッド上に、たとえばろう付けのような適切な手 段によって取付けられ、ロッドと連動する。ロッドは、ねじ切り部分(3513 、あるいは3613)によってねじ山(351、あるいは36 1)の近傍に延び、ねじ山は、直径の拡大部分を有し、その中に、パッキン(3 52、あるいは362)を取付けることができる凹面が形成される。ねじ山の各 々は、第2C図に示されているように、第一のねじ(35)については一本の溝 (3511)を、第二のねじ(36)については十字溝(3611)を有する。 これらの溝によって工具を用いて、ノッチごとの調整弁を構成するねじの各々を 緩めることができる。その結果、それそれのキャップ(359、369)とワッ シャ(354、あるいは364)との間でベルビルワッシャが圧縮される。これ により、その値を超えると弁が開く限界圧縮力を定めることができる。リング( 32)とタンク(30)の円筒形壁面との間の密閉性は、中間チャンバ(321 )を構成する環状凹面の両側に形成された周辺凹面(3258、3257)内に 各々配置された二つの環状パッキン(358、357)によって確立される。 第3図に示されているように、圧縮速度と圧縮力に応じたダンパの特性の変化 を表わすグラフは、各ねじ上で行われる調整に応じて変化する。たとえば、低速 とよばれるねじを構成する栓止ねじ(34)を調整すると、曲線の点Aは、第3 図の矢印 (34)で示されているように、高方または低方に向かって移動する。開口部( 322)が、ねじの栓止によって小さくなればなるほど、この開口部は速く飽和 状態になり、高速弁によって流出が行われることになる。したがって、ねじ(3 4)を締めることによって、曲線(340)は矢印Sの方向に移動する。開口部 (322)が飽和すると、中間チャンバ内の圧力が増大し、第一の弁(35)の ベルビルワッシャ(355、356)によって構成される耐久力に到達する。こ れにより、密閉ワッシャ(354)がその座から引き離され、その結果、ノッチ 付きリング(353)と孔(3251)との間で使用可能な環状空間によって、 中間チャンバ(321)からリザーブチャンバ(4)に向かっての流体の流出が 可能になる。ピストンの移動速度または流体の圧力が著しく増大すると、第一の 調整弁(35)が飽和状態となり、圧力は、油圧ストッパを構成する第二の弁( 36)に加圧されながら増大し続ける。この第二の弁(36)は、より大きな厚 さベルビルワッシャを備え、ねじ(361)は、ワッシャ(364)がその座に 寄りかかったままとなり、その一方で圧縮速度と圧縮力が、曲線(3640)の 点Cに到達しないように調整される。したがって、この作業 ゾーンにおいては、ダンパは、油圧ブレーキを構成する速度と圧力に応じたレス ポンス特性を保つ。圧力と速度が曲線の点Cを超えると、弁(364)が開き、 この弁によってオイルがタンクに向かって流れ出す。ワッシャの厚さは、弁と用 途に応じて調整される。たとえば、二輪車や4×4四輪車用ダンパには、高速ね じについては厚さ0.45mm、止めねじまたは油圧ブレーキについては厚さ0 .65mmのワッシャを取付けることができる。VTT(装甲兵員輸送車)また はVTCのような他の用途においては、たとえば高速ねじについては0.20m m、止めねじまたは油圧ブレーキについては0.45mmの厚さが使用される。 これらの厚さは、必要とされている圧縮に対するレスポンス曲線や用途のタイプ 、さらに各ダンパによって支持される荷重に応じて当業者によって決定される。 第3図に、同じく点線で、米国特許4.958.706に対応する装置の場合 における、ジャッキのロッドの移動速度または圧縮速度に応じた圧縮力曲線が示 されている。点線の曲線部分(7)は、ねじ(54)の調整の可能性に対応し、 このねじの調整に応じて、点線の曲線の点Dが水平線(8)上を移動する。この 米国特許にしたがって、ダンパがほぼ通常の作動特性 を有することが望まれる場合には、ねじ(54)の調整に応じて、点D及びD’ に到達する曲線の間で移動が行われる。点線の水平線(8)によって表わされた 水平部は、米国特許4.958.706の弁(64)によって支持可能な最大圧 に対応する。ここでも、弁(64)が、意図的に点Cと同じ値について調整され ると仮定している。ただし、以上説明したように、油圧ブレーキのねじの点Cは 、より大きな値またはより小さな値に調整することもできる。このようにして、 本発明のダンパは、その用途にしたがってダンパが支持する力に適合することが できるという利点を有する。実際に、二輪車または四輪車でダンパが使用される 場合、油圧ブレーキの効果を生じる必要のある最大圧縮力は、車両のタイプに応 じて異なるからである。 したがって、本発明の第一の利点は、同一タイプのダンパによって、四輪車と 同じように二輪車にも適合することができ、さらに、点Cを多かれ少なかれ高方 に置くことによって、車両が走行する道路条件に適合させることができる点にあ る。 他の利点は、許容最大力より小さい所与の同一圧縮力について、本発明による ダンパは、点Dと点Cの間に含まれる速度範囲において異なるジャッキロッドの 移動速度及び圧縮速度とと もに反応することにある。このような異なる圧縮速度特性は、サスペンションの 快適性を高める、すなわち、ホイールのグリップ性を高める。その結果、車両に より大きな運動性を与えることができる。曲線(8)上の点D及びCの間に含ま れる圧縮速度ゾーンは、実際は、従来のラバーストッパが働き、車両が最初に述 べたリバウンド現象を受ける圧縮速度である。同様に、低速(34)及び高速( 35)の調整ねじによる点A及びBの移動可能性によって、走行する地面の種類 に関係なく本発明によるダンパのレスポンス曲線をよりよく適合させることがで きる。これは、米国特許4.958.706の発明では行われない。ねじの調整 によって、車両が、低速で本発明の曲線(340)に類似したレスポンス特性を もつように、プロフィルD’に対応するようにレスポンス曲線を適合させるべく 選択することができるが、その場合、曲線(350)に対応する平均速度におい ては、点D’に到達する曲線にしたがって調整されるダンパのレスポンスは、は るかに悪くなり、車両は、非常に早い時点で弾性ストッパが作動する状態になる 。点Dに到達し、点Eにおいて曲線(350)と交差する曲線(7)によって示 される中間調整を行なうことを選択する他の可能性もある。この 場合には、ダンパのレスポンスは、平均圧縮速度についてはわずかに良くなるが 、ダンパのレスポンスは、低速ではより悪くなる。このように、道路に起伏があ る場合には、車両の快適性及びその運動性は、あまり高くない移動速度について は起伏の上でははるかに悪くなる。実際、曲線(340)の部分は、振幅の小さ い移動に対応するのに対して、部分(350、3640)は、たとえば道路にで きた小さな窪みの上を通るための大きな振幅の移動に対応する。 以上から、高速ねじ(351)及び制動ねじ(361)の調整に作用すること によって、その動作が弾性ストッパの代わりとなる油圧ブレーキを形成し、さら により低い速度についての作動は、この油圧ブレーキ特性の影響を受けないよう なダンパを構成できることがわかる。 当業者が行なうことができる他の改良もまた、本発明の範囲の一部を成すもの である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年10月12日(1998.10.12) 【補正内容】 明細書 オイルダンパシステム 本発明は、二輪車または四輪車、特にレース用あるいはオフロード用車両のた めのオイルダンパシステムに関するものである。 米国特許4.958.706によって、圧縮行程の際に、チャンバ内に含まれ たオイルを、一方ではタンクに向けて、もう一方ではピストンの反対側に配置さ れた第二チャンバに向けて移動させるシリンダの中に可動ピストンを備えたオイ ルダンパが知られている。ピストンの反対側に配置された第二チャンバに向けて のオイルの流路は、ダンパのリバウンド特性の調整バルブを通る。タンク内に排 出されるオイルの圧力は、加圧された気体を含み、いわば、従来の技術によるば ね式ダンパのばねに相当する役割を果たすポケットによって補償される。タンク のチャンバへのアクセスは、一方では、圧縮率の調整用ねじによって調節可能な システムによって、他方では、およそ140kg/cm2(2000psi)の 最大圧に耐えるように較正 された過剰圧に対する保護弁によって制限される。 国際特許出願WO S4 12360によって、シリンダを備えており、その 中で可動ピストンが二つの作用容積ゾーンを規定するダンパシステムが知られて いる。各容積は導管によって中間容積ゾーンに連通している。二つの中間容積ゾ ーンは、各々三つの開口部によって、同一の制御チャンバと連通する。三つの開 口部はそれぞれ、中間容積ゾーンから制御チャンバに向けてのオイルの流れを調 節するバルブを備え、調整可能な逆流防止弁が、油圧ブレーキを構成し、さらに バルブによって、制御チャンバから中間容積ゾーンに向けてオイルを恒常的に通 すことができる。このようなかなり複雑なシステムは、ダンパの圧縮及び緩和特 性に関係なく調整することができるが、低速と油圧ブレーキ速度との間に位置す るピストンの移動速度範囲内に含まれる使用条件に対してダンパの最適な調整を 行なうことができない。 本発明は、このようなタイプのダンパ、もしくは、より単純なまたはより複雑 な他のタイプのダンパとともに使用可能なオイルタンクに関するものである。実 際に、これらのダンパシステムでは、常にダンパ上で、車両のシャーシへの固定 用アイレ ット(12)に隣接するピストンのロッド(10)の先端に配置されたリング( 11)と、圧縮チャンバを構成する円筒形本体(15)の下部外側表面(151 )との間に、極端な作動条件において必要となるダンパのストッパを形成する一 般にラバー製リングで構成された弾性エレメントを備えることが知られている。 実際に、ダンパは過剰圧力から保護されているので、大きくジャンプした後に車 両が再び落下する時にタンクの弁が開いてしまう危険があり、この場合、ダンパ のための唯一の保護機構は、シリンダ(15)とリング(11)との間に配置さ れた弾性ストッパである。 この弾性ストッパは、運転者にとって制御不能なリバウンド現象を引き起こし 、車両を前方に転倒させてしまうという欠点を有する。 本発明の第一の目的は、オイルダンパの利点及び特性を保ちながらも、これら の欠点を取り除き、圧縮段階におけるダンパのレスポンス特性を改良することが できるダンパシステムを提案することにある。 この目的は、可動ロッドの先端に取付けられたピストンで構成され、ピストン とダンパの中空本体の底面との間に含まれる オイルを、変形可能なリザーブチャンバに向けて排出することによって中空円筒 形本体の中を移動するオイルダンパシステムであって、リザーブチャンバの外側 には、加圧された気体が供給され、オイルが、ピストンの移動速度に応じて異な る少なくとも二つの開口部によってリザーブチャンバに向けて排出され、さらに オイルの流路が一定の容積の中間チャンバを通り、リザーブチャンバと中間チャ ンバの間には開口部が配置され、それら開口部の少なくとも一つあるいは、第一 の孔は、調整可能な油圧ブレーキを構成する調整可能な逆流防止弁によって塞が れ、その結果、ピストンによってオイルに加えられた圧力が、予想される最も極 端な車両の使用条件を超えるような場合にのみ、オイルの排出が可能となり、さ らに調整可能な第二の逆流防止弁が、中間チャンバとリザーブチャンバとの間に 位置する第二の孔を塞ぎ、第二の逆流防止弁が、低速と油圧ブレーキの速度との 間に位置するピストンの移動速度の範囲に関して調整されるという特徴を有する オイルダンパシステムによって達成される。 他の特徴によれば、調整可能な狭窄部分を備えた第三の開口部によって、中間 チャンバからリザーブチャンバに向けてオイ ルを低速で排出することが可能である。 他の特徴によれば、第一及び第二の弁は、その周辺の一定の高さにおいて規則 的にノッチが刻まれたロッドによって延び、保持用キャップ、密閉ワッシャ(3 54)及び弾性手段が、保持用キャップとノッチが刻まれた部分との間に保持さ れ、弾性手段は、密閉ワッシャを弁に連結されたそれぞれの孔の座に一定の力で 押し付ける、ロッドの先端において保持用キャップの固定手段を支持するねじ本 体を備える。 他の特徴によれば、ノッチが刻まれた部分は、調整用停止ノッチを構成するた めに弾性手段によって力を加えられる球と協働する。 他の特徴によれば、中間チャンバは、タンクの開放された端部を閉鎖するため の円筒リング中に形成される環状凹面によって構成され、前記円筒リングは、そ のリングと環状凹面を通る孔を備え、前記孔は、タンクの外側に、ねじ本体のた めのねじ切りと、ねじ本体と孔との間を密閉性することを可能にする手段を備え る。 他の特徴によれば、孔の座に密閉ワッシャを押し付ける弾性手段は、二つずつ 向かい合うように取付けられたいくつかのベ ルビルワッシャを積み重ねることによって構成される。 他の特徴によれば、高速のねじのための弾性手段は、厚さが0.20mmから 0.45mmの間のベルビルワッシャを積み重ねることによって構成される。 他の特徴によれば、油圧止めねじのための弾性手段は、高速のねじのワッシャ の厚さよりも止めねじのワッシャの厚さを大きくし、厚さが0.45mmから1 mmの間のベルビルワッシャを積み重ねることによって構成される。 請求の範囲 1.可動ロッドの先端(10)に取付けられたピストン(13)から構成され、 ピストン(13)とダンパの中空本体の底面との間に含まれるオイルを、変形可 能なリザーブチャンバ(4)に向けて排出することによって中空円筒形本体(1 5)の中を移動するオイルダンパシステムであって、リザーブチャンバの外側に は、加圧された気体(5)が供給され、オイルが、ピストンの移動速度に応じて 異なる少なくとも二つの開口部(322、325、326)によってリザーブチ ャンバに向けて排出され、さらにオイルの流路が一定の容積の中間チャンバ(3 21)を通り、孔(322、325、326)が、リザーブチャンバ(4)と中 間チャンバ(321)との間に配置され、それらの孔のいずれか一つまたは第一 の孔(326)が、調整可能な油圧ブレーキを構成する調整可能な逆流防止弁( 36)によって塞がれ、その結果、ピストンによってオイルに加えられた圧力が 、予想される最も極端な車両の使用条件を超えるような場合にのみ、オイルの排 出を可能とし、さらに調整可能な第二の逆流防止弁(35)が、中間チャンバ( 321)とリザ ーブチャンバ(4)との間に位置する第二の孔(325)を塞ぎ、第二の逆流防 止弁(35)が、低速と油圧ブレーキの速度との間に位置するピストンの移動速 度の範囲(13)に関して調整されることを特徴とするオイルダンパシステム。 2.調整可能な狭窄部を備えた第三の開口部(322)が、中間チャンバからリ ザーブチャンバに向けて低速でのオイルの排出を可能にすることを特徴とする請 求の範囲第1項に記載のオイルダンパシステム。 3.第一及び第二の弁(35、36)が、その周辺の一定の高さにおいて規則的 にノッチが刻まれたロッド(353、363)によって延び、ロッドの先端にお いて保持用キャップ(359、369)の固定手段(358)を支持するねじの 本体(351、361)を備え、密閉ワッシャ(354)及び弾性装置(356 a、356b、355a、355b)は、保持用キャップ(359、369)と ノッチが刻まれた部分(353、363)との間で保持され、弾性手段(356 a、356b、355a、355b)が、弁(35、36)に連結されたそれぞ れの孔の座に密閉ワッシャ(354)を一定の力で押し付けることを特徴とする 請求項1または2に記載のオイルダンパシ ステム。 4.ノッチが刻まれた部分(353)が、調整用の停止ノッチを構成するために 、弾性手段(7a、7b)によって力を加えられる球(8a、8b)と協働する ことを特徴とする請求の範囲第3項に記載のオイルダンパシステム。 5.中間チャンバ(321)が、タンク(30)の開放された先端を閉鎖するた めの円筒形リング(32)内に形成される環状凹面によって構成され、前記円筒 形リングが、リング(32)と環状凹面(321)とを通る孔を備え、前記孔( 3251、3261)がタンクの外側に、ねじの本体(351、361)のため のねじ切り部分と、ねじの本体と孔との間を密閉することを可能にする手段(3 52、362)を有することを特徴とする請求の範囲第1項から第4項のいずれ か一項に記載のオイルダンパシステム。 6.孔の座に密閉ワッシャを押し付ける弾性手段が、二つずつ向かい合うように 取付けられたいくつかのベルビルワッシャ(355a、355b)を積み重ねる ことによって構成されることを特徴とする請求の範囲第3項に記載のオイルダン パシステム。 7.高速ねじのための弾性手段が、厚さが0.20mmから0.45mmの間の ベルビルワッシャを積み重ねることによって構成されることを特徴とする請求の 範囲第6項に記載のオイルダンパシステム。 8.油圧制動ねじのための弾性手段が、高速ねじのワッシャの厚さよりもストッ パねじのワッシャの厚さを大きくしながら、厚さが0.45mmから1mmの間 のベルビルワッシャを積み重ねることによって構成されることを特徴とする請求 の範囲第6項に記載のオイルダンパシステム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.可動ロッドの先端(10)に取付けられたピストン(13)から構成され、 ピストン(13)とダンパの中空本体の底面との間に含まれるオイルを、変形可 能なリザーブチャンバ(4)に向けて排出することによって中空円筒形本体(1 5)の中を移動するオイルダンパシステムであって、リザーブチャンバの外側に は、加圧された気体(5)が供給され、オイルが、ピストンの移動速度に応じて 異なる少なくとも二つの開口部によってリザーブチャンバに向けて排出され、さ らにオイルの流路が一定の容積の中間チャンバを通り、リザーブチャンバ(4) と中間チャンバ(321)との間に開口部が配置され、それら開口部の少なくと も一つは、調節可能な油圧ブレーキを構成する調整可能な逆流防止弁(36)に よって塞がれ、その結果、ピストンによってオイルに加えられる圧力が、予想さ れる最も極端な車両の使用条件を超えるような場合にのみ、オイルの排出が可能 となることを特徴とするオイルダンパシステム。 2.調整可能な第二の逆流防止弁(35)が、中間チャンバ(321)とリザー ブチャンバ(4)との間に置かれ、低速と 油圧ブレーキの速度との間に位置するピストンの移動速度範囲に関して調整され ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のオイルダンパシステム。 3.調整可能な狭窄部を備えた第三の開口部(322)が、中間チャンバからリ ザーブチャンバに向けて低速でのオイルの排出を可能にすることを特徴とする請 求の範囲第1項または第2項に記載のオイルダンパシステム。 4.第一及び第二の弁(35、36)が、その周辺の一定の高さにおいて規則的 にノッチが刻まれたロッド(353、363)によって延び、保持用キャップと 、一定の力で弁に連結されたそれぞれの開口部の座に密閉ワッシャを押し付ける 弾性手段及び密閉ワッシャのノッチが刻まれた部分との間でロッドの先端におい て、保持用キャップの固定手段(359、369)を支持するねじ本体(351 、361)とを有することを特徴とする請求の範囲第2項または第3項に記載の オイルダンパシステム。 5.ノッチが刻まれた部分が、調整用の停止ノッチを構成するために、弾性手段 (7a、7b)によって力を加えられる球(8a、8b)と協働することを特徴 とする請求の範囲第4項 に記載のオイルダンパシステム。 6.中間チャンバ(321)が、タンク(30)の開放された先端を閉鎖するた めの円筒形リング(32)内に形成される環状凹面によって構成され、前記円筒 形リングが、リング(32)と環状凹面(321)とを通る孔を備え、前記孔( 3251、3261)がタンクの外側に、ねじの本体(351、361)のため のねじ切り部分と、ねじの本体と孔との間を密閉することを可能にする手段(3 52、362)を有することを特徴とする請求の範囲第1項から第5項のいずれ か一項に記載のオイルダンパシステム。 7.孔の座に密閉ワッシャを押し付ける弾性手段が、二つずつ向かい合うように 取付けられたいくつかのベルビルワッシャ(355a、355b)を積み重ねる ことによって構成されることを特徴とする請求の範囲第4項に記載のオイルダン パシステム。 8.高速ねじのための弾性手段が、厚さが0.20mmから0.45mmの間の ベルビルワッシャを積み重ねることによって構成されることを特徴とする請求の 範囲第7項に記載のオイルダンパシステム。 9.油圧制動ねじのための弾性手段が、高速ねじのワッシャの厚さよりもストッ パねじのワッシャの厚さを大きくしながら、厚さが0.45mmから1mmの間 のベルビルワッシャを積み重ねることによって構成されることを特徴とする請求 の範囲第7項に記載のオイルダンパシステム。
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