JP2000158062A - パンチプレスにおけるダイプッシャー装置 - Google Patents

パンチプレスにおけるダイプッシャー装置

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JP2000158062A
JP2000158062A JP10340434A JP34043498A JP2000158062A JP 2000158062 A JP2000158062 A JP 2000158062A JP 10340434 A JP10340434 A JP 10340434A JP 34043498 A JP34043498 A JP 34043498A JP 2000158062 A JP2000158062 A JP 2000158062A
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JP
Japan
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die
dies
pusher
rows
punch
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JP10340434A
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English (en)
Inventor
Koji Kawaguchi
晃司 川口
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抜きカスがダイプッシャー間に詰まるのを防
止して、円滑な加工を行うことのできるパンチプレスに
おけるダイプッシャー装置を提供する。 【解決手段】 複数列のダイDのうちの所望の1個のダ
イDを交換するため下部金型支持部材17からダイDを
取り外す際に、移動手段69がダイ押し上げ手段59を
往復移動させ、このダイ押し上げ手段59が所望のダイ
Dのみを下側から押し上げて下部金型支持部材17から
取り外す。この際、ダイプッシャープレート63の中央
の平板部67が所望のダイDを押し上げると共に、複数
列のダイDのうち所望のダイD以外のダイDはダイプッ
シャープレート63に設けられている切欠き65部分に
位置していて蓋の役目をするので、抜きカスが落下する
のを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パンチとの協働
でパンチングを行うダイを交換する際に、ダイを押し上
げて取り外すためのパンチプレスにおけるダイプッシャ
ー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示されているように、パンチとの
協働でパンチング加工を行うために、下部タレット10
1に例えば100番、200番、300番からなる3列
のダイD1、D2、D3が設けられている場合がある。
このような場合に、下部タレット101からダイD1、
D2、D3を取り外して交換するために、ダイD1、D
2、D3の下方位置に3列のダイプッシャーシリンダ1
03a、103b、103cが対応して設けられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の技術にあっては、図5に示されているように、
下部タレット101から1個のダイDを取り外す際に
は、3列のダイプッシャーシリンダ103a、103
b、103cのうちの1個が用いられるが、この際に抜
きカス105が各ダイプッシャーシリンダ103a、1
03b、103cの間に落下して挟まり、ダイプッシャ
ーシリンダ103a、103b、103cの上昇が妨げ
られたり、あるいはスライドができないため誤作動が生
じる場合があるという問題がある。
【0004】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、抜きカスがダイプッ
シャー間に詰まるのを防止して、円滑な加工を行うこと
のできるパンチプレスにおけるダイプッシャー装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明のパンチプレスにおけるダイ
プッシャー装置は、上部金型支持部材に支持されたパン
チとの協働でパンチングを行うダイをダイ交換位置にお
いて下部金型支持部材からはずすためのパンチプレスに
おけるダイプッシャー装置であって、前記ダイ交換位置
における前記下部金型支持部材の下側に設けられこの下
部金型支持部材に装着されている複数列のダイから所望
のダイのみを押し上げるべく中央に前記複数列のダイの
うちの所望の1個のダイのみを押し上げる平板部を有す
ると共にこの平板部の両側に前記所望のダイ以外のダイ
と干渉しない切欠きが設けられているダイプッシャープ
レートと、このダイプッシャープレートを昇降する昇降
手段と、前記平板部をダイ交換位置に位置決めすべく前
記ダイプッシャープレートを前記複数列のダイ方向へ移
動させる移動手段と、を備えてなることを特徴とするも
のである。
【0006】従って、複数列のダイのうちの所望の1個
のダイを交換するため下部金型支持部材からダイを取り
外す際に、移動手段がダイプッシャープレートを往復移
動させてダイ交換位置である所望のダイの真下にダイプ
レッシャープレートの平板部を位置決めし、昇降手段が
ダイプッシャープレートを持ち上げることにより所望の
ダイのみを下側から押し上げて下部金型支持部材から取
り外す。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0008】図2には、ATC装置1を有するパンチプ
レスの一例としてのタレットパンチプレス3の全体が示
されている。このタレットパンチプレス3では、ベース
5の両側にコラムフレーム7、9を立設し、このコラム
フレーム7、9上に上部フレーム11が一体的に設けら
れている。
【0009】この上部フレーム11の下方には、複数の
パンチPを装着した上部金型支持部材としての上部タレ
ット13が上部回転軸15により回転自在に設けられて
いる。なお、パンチPは、図2に示されているように、
複数列(図2では3列)のパンチP1 、P2 、P3 が装
着されている場合もある。
【0010】また、前記上部タレット13の下方に相対
向して、複数のダイDを装着し前記上部タレット13に
比して大径の下部金型支持部材としての下部タレット1
7が下部回転軸19により回転自在に設けられている。
なお、ダイDは、図2に示されているように、複数列
(図2では3列)のダイD1 、D2 、D3 が装着されて
いる場合もある。
【0011】前記上部タレット13と下部タレット17
は偏心して設けられ、パンチング加工位置K1 と、パン
チ交換位置K2 と、ダイ交換位置K3 が設けられてい
て、パンチング加工位置K1 のパンチPの直上にはスト
ライカ21を備えた流体圧シリンダ23が設けられてい
る。
【0012】このストライカ21は、図2に示されてい
るように複数列のパンチP1 、P2、P3 および複数列
のダイD1 、D2 、D3 から選択的に使用してパンチン
グ加工を行う場合に、選択されたパンチPのみを打撃す
ることができるように、ストライカシフトシリンダ25
により移動されるようになっている。
【0013】上記構成により、図示省略のサーボモータ
等により回転伝達部材を介して同期して上部タレット1
3と下部タレット17を回転させ、ストライカシフトシ
リンダ25により選択したパンチPおよびダイDの真上
にストライカ21を移動させ、流体圧シリンダ23によ
りストライカ21を介してパンチPを打撃して、ダイD
との協働によりワークWにパンチング加工を行う。
【0014】前記ベース5の上部にはワークテーブル2
7が設けられ、このワークテーブル27の上部にはY軸
駆動モータ29に連結されたY軸ボールネジ31がY軸
方向(図2中左右方向)へ延伸して設けられている。
【0015】また、このY軸ボールネジ31に螺合する
Y軸ナット部材33を有するキャレッジベース35がX
軸方向(図2中紙面直交方向)へ延伸して設けられてお
り、このキャレッジベース35にはX軸方向へ移動自在
なキャレッジ37が内装されていて、キャレッジ37に
はワークWをクランプしてX軸方向へ移動自在な複数の
ワーククランパ39が設けられている。
【0016】上記構成により、キャレッジベース35が
Y軸方向へ移動されると共に、キャレッジ37がX軸方
向へ移動されることにより、ワーククランパ39にクラ
ンプされたワークWはX軸、Y軸方向へ移動して、加工
すべき所望の位置がパンチング加工位置K1 に位置決め
されるものである。
【0017】前記上部タレット13および下部タレット
17の図2中右側に隣接してパンチP、ダイDを交換す
るATC装置1が設けられている。このATC装置1
は、タレットパンチプレス3に隣接するツールチェンジ
ャー41と、このツールチェンジャー41に隣接してス
トレージタレット43を有している。
【0018】すなわち、ツールチェンジャー41は、回
転自在な支柱45に伸縮、上下動自在なパンチ交換用の
複数の第1ツールチェンジャアーム47と、伸縮、上下
動自在なダイ交換用の複数の第2ツールチェンジャアー
ム49とが設けられている。
【0019】図3を併せて参照するに、前記第1ツール
チェンジャアーム47の先端には、パンチPを把持する
例えば公知の構成であるパンチチェンジャグリッパ51
が設けられている。また、前記第2ツールチェンジャア
ーム49の先端には、ダイチェンジャグリッパ53が設
けられている。
【0020】このダイチェンジャグリッパ53の先端に
は、交換した新しいダイDを下部タレット17に押し込
むための上部ダイプッシャーシリンダ55と、この上部
ダイプッシャーシリンダ55によりダイDを押し込む上
プッシャー57が取り付けられている。
【0021】ダイ交換位置K3 における下部タレット1
7の下方には、下部タレット17に装着されている交換
するダイDを下側から押し上げて外すためのダイプッシ
ャー装置58が設けられており、昇降手段の一例として
の下ダイプッシャーシリンダ59が設けられている。
【0022】図1(B)を併せて参照するに、この下ダ
イプッシャーシリンダ59の上側にはジャバラ61を介
してダイプッシャープレート63が設けられている。図
1(A)を参照するに、このダイプッシャープレート6
3の左右端部には半長円形状の切欠き65が設けられて
おり、この切欠き65はダイDの外形よりも若干大きな
幅を有している。また、ダイプッシャープレート63の
中央は、所望のダイDを押し上げるために平板部67と
なっている。
【0023】前記下部ダイプッシャーシリンダ59は図
1(B)中左右方向へ移動自在に設けられており、移動
手段の一例としてのセレクトシリンダ69により左右に
移動して、ダイプッシャープレート63の平板部67を
下部タレット17から取り外したいダイDの真下に位置
決めする。
【0024】再び図2に戻って、前記ストレージタレッ
ト43は、モータ71により伝達機構73を介して回転
自在な支柱75にパンチ用円盤77と、このパンチ用円
盤77の下方にダイ用円盤79が設けられ、前記パンチ
用円盤77には複数のパンチPが収納され、ダイ用円盤
79には複数のダイDが収納されている。
【0025】上記構成により、下部タレット17を回転
させて交換するダイDをダイ交換位置K3 に位置決め
し、セレクトシリンダ69により下部ダイプッシャーシ
リンダ59を移動させて、ダイプッシャープレート63
の平板部67を所望のダイDの真下に位置決めする。そ
して、下ダイプッシャーシリンダ59によりダイプッシ
ャープレート63を介してダイDを支持しているエジェ
クターパイプ81を押し上げて、所望のダイDを下部タ
レット17から取り外す。
【0026】取り外されたダイDは、前記ツールチェン
ジャー41の第2ツールチェンジャアーム49に設けら
れているダイチェンジャグリッパ53により取り上げら
れ、支柱45を180度回転させることにより第2ツー
ルチェンジャアーム49を回転させ、ストレージタレッ
ト43の所望の位置に格納される。
【0027】以上の結果から、3列のダイDの中から1
個のダイDを押し上げて下部タレット17から取り外す
際に、他の隣接するダイDとの間がダイプッシャープレ
ート63により蓋されるので、抜きカスが下ダイプッシ
ャーシリンダ59の下に落下するのを防止することがで
きる。また、下ダイプッシャーシリンダ59は1個しか
用いていないので、抜きカスが下ダイプッシャーシリン
ダ59の間に挟まって誤動作することがない。
【0028】また、これに伴い下ダイプッシャーシリン
ダ59が1個で3個のダイD1 、D2 、D3 の取り外し
に対応できるので、コスト面でも有利となる。
【0029】なお、この発明は前述の発明の実施の形態
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。すなわち、前述
の実施の形態においては、3列のダイDが装着されてい
る場合について説明したが、2列の場合にもまったく同
様に適用することができる。さらに、4列以上の場合に
も適用することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よるパンチプレスにおけるダイプッシャー装置では、複
数列のダイのうちの所望の1個のダイを交換するため下
部金型支持部材からダイを取り外す際に、移動手段がダ
イプッシャープレートを往復移動させてダイ交換位置で
ある所望のダイの真下にダイプレッシャープレートの平
板部を位置決めし、昇降手段がダイプッシャープレート
を持ち上げることにより所望のダイのみを下側から押し
上げて下部金型支持部材から取り外すので、1個のダイ
押し上げ手段で複数のダイを選択的に押し上げてはずす
ことができる。この時、複数列のダイのうち所望のダイ
に隣接するダイはダイプッシャープレートに設けられて
いる切欠き部分に位置しており、所望のダイとの間は蓋
されているので、抜きカスが落下するのを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るダイプッシャー装置の詳細図で
ある。
【図2】この発明に係るダイプッシャー装置を備えたタ
レットパンチプレスを示す正面図である。
【図3】ダイ交換位置の拡大詳細図である。
【図4】従来における3列のダイを押し上げるダイプッ
シャー装置である。
【図5】図4のダイプッシャー装置により1個のダイを
押し上げる際の問題点を示す説明図である。
【符号の説明】
3 タレットパンチプレス(パンチプレス) 13 上部タレット(上部金型支持部材) 17 下部タレット(下部金型支持部材) 58 ダイプッシャー装置 59 下ダイプッシャーシリンダ(昇降手段) 63 ダイプッシャープレート 65 切欠き 67 平板部 69 セレクトシリンダ(移動手段) P パンチ D ダイ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部金型支持部材に支持されたパンチと
    の協働でパンチングを行うダイをダイ交換位置において
    下部金型支持部材からはずすためのパンチプレスにおけ
    るダイプッシャー装置であって、前記ダイ交換位置にお
    ける前記下部金型支持部材の下側に設けられこの下部金
    型支持部材に装着されている複数列のダイから所望のダ
    イのみを押し上げるべく中央に前記複数列のダイのうち
    の所望の1個のダイのみを押し上げる平板部を有すると
    共にこの平板部の両側に前記所望のダイ以外のダイと干
    渉しない切欠きが設けられているダイプッシャープレー
    トと、このダイプッシャープレートを昇降する昇降手段
    と、前記平板部をダイ交換位置に位置決めすべく前記ダ
    イプッシャープレートを前記複数列のダイ方向へ移動さ
    せる移動手段と、を備えてなることを特徴とするパンチ
    プレスにおけるダイプッシャー装置。
JP10340434A 1998-11-30 1998-11-30 パンチプレスにおけるダイプッシャー装置 Pending JP2000158062A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011235319A (ja) * 2010-05-11 2011-11-24 Amada Co Ltd パンチプレス及びパンチプレスのダイ交換方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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