JPH1133642A - パンチプレス - Google Patents
パンチプレスInfo
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- JPH1133642A JPH1133642A JP18541097A JP18541097A JPH1133642A JP H1133642 A JPH1133642 A JP H1133642A JP 18541097 A JP18541097 A JP 18541097A JP 18541097 A JP18541097 A JP 18541097A JP H1133642 A JPH1133642 A JP H1133642A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- punch
- block
- die
- dust
- die block
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- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パンチとダイの芯合せを容易に行うべくパン
チブロックとダイブロックの位置決めを容易にすると共
に、パンチブロック、ダイブロックにそれぞれダストが
侵入するのを防止する。 【解決手段】 パンチブロック35,ダイブロック29
をパンチブロックフレーム33,ダイブロックフレーム
27に着脱可能に設け、前記パンチブロック35に位置
決め穴61を、ダイブロック29に位置決め部材59を
設ける。この位置決め部材59を上昇せしめて位置決め
穴61に係合せしめる。前記ダイブロック29上に位置
決め部材の上下動を案内せしめるガイド部材77を設
け、このガイド部材に前記位置決め部材59が前記位置
決め孔61に係合したときの状態を保持するストッパ9
3を設け、前記位置決め部材59,ガイド部材77の上
部にダスト防止装置99を設けてなることを特徴とす
る。
チブロックとダイブロックの位置決めを容易にすると共
に、パンチブロック、ダイブロックにそれぞれダストが
侵入するのを防止する。 【解決手段】 パンチブロック35,ダイブロック29
をパンチブロックフレーム33,ダイブロックフレーム
27に着脱可能に設け、前記パンチブロック35に位置
決め穴61を、ダイブロック29に位置決め部材59を
設ける。この位置決め部材59を上昇せしめて位置決め
穴61に係合せしめる。前記ダイブロック29上に位置
決め部材の上下動を案内せしめるガイド部材77を設
け、このガイド部材に前記位置決め部材59が前記位置
決め孔61に係合したときの状態を保持するストッパ9
3を設け、前記位置決め部材59,ガイド部材77の上
部にダスト防止装置99を設けてなることを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パンチを保持す
るパンチブロックとダイを保持するダイブロックをそれ
ぞれ水平方向へ移動可能に構成したパンチプレスに関す
る。
るパンチブロックとダイを保持するダイブロックをそれ
ぞれ水平方向へ移動可能に構成したパンチプレスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のパンチプレスには本体フレームが
立設されている。この本体フレームの上部にはパンチブ
ロックフレームが水平方向へ移動可能に設けられている
と共に、本体フレームの下部にはこのパンチブロックフ
レームに上下に対向したダイブロックフレームが水平方
向へ移動可能に設けられている。前記パンチブロックフ
レームの下側には複数のパンチを碁盤状に配置したパン
チブロックが着脱可能に設けられており、前記ダイブロ
ックフレームの上側には複数のダイを碁盤状に配置した
ダイブロックが着脱可能に設けられている。
立設されている。この本体フレームの上部にはパンチブ
ロックフレームが水平方向へ移動可能に設けられている
と共に、本体フレームの下部にはこのパンチブロックフ
レームに上下に対向したダイブロックフレームが水平方
向へ移動可能に設けられている。前記パンチブロックフ
レームの下側には複数のパンチを碁盤状に配置したパン
チブロックが着脱可能に設けられており、前記ダイブロ
ックフレームの上側には複数のダイを碁盤状に配置した
ダイブロックが着脱可能に設けられている。
【0003】従って、パンチブロックフレーム及びダイ
ブロックフレームを水平方向へ移動させることにより、
所定のパンチ及び所定のダイを加工位置に位置決めす
る。又、ワークを水平方向へ移動させて、ワークにおけ
る被加工部を加工位置に位置決めする。そして、所定の
パンチと所定のダイを協働させてワークにおける被加工
部に対してパンチング加工を行う。
ブロックフレームを水平方向へ移動させることにより、
所定のパンチ及び所定のダイを加工位置に位置決めす
る。又、ワークを水平方向へ移動させて、ワークにおけ
る被加工部を加工位置に位置決めする。そして、所定の
パンチと所定のダイを協働させてワークにおける被加工
部に対してパンチング加工を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パンチ及び
ダイの交換を行うときに、パンチとダイの芯が合った状
態のもとで、パンチブロックをパンチブロックフレーム
及びダイブロックをダイブロックフレームにそれぞれ装
着することは容易ではなく、パンチ及びダイの交換作業
が煩雑化するという問題がある。
ダイの交換を行うときに、パンチとダイの芯が合った状
態のもとで、パンチブロックをパンチブロックフレーム
及びダイブロックをダイブロックフレームにそれぞれ装
着することは容易ではなく、パンチ及びダイの交換作業
が煩雑化するという問題がある。
【0005】この発明の目的は、パンチとダイの芯合せ
を容易に行うべくパンチブロックとダイブロックの位置
決めを容易にすると共に、パンチブロック、ダイブロッ
クにそれぞれダストが侵入するのを防止するようにした
パンチプレスを提供することにある。
を容易に行うべくパンチブロックとダイブロックの位置
決めを容易にすると共に、パンチブロック、ダイブロッ
クにそれぞれダストが侵入するのを防止するようにした
パンチプレスを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のパンチプレスは、本体フレ
ームの上部にパンチブロックフレームを水平方向へ移動
可能に設けると共に、本体フレームの下部にダイブロッ
クフレームを水平方向へ移動可能に設け、前記パンチブ
ロックフレームに複数のパンチを保持するパンチブロッ
クを着脱可能に設けると共に、前記ダイブロックフレー
ムに前記各パンチに対応した複数のダイを保持するダイ
ブロックを着脱可能に設け、前記パンチとダイの位置決
めを行うべく、前記パンチブロックに位置決め孔を設け
ると共に、この位置決め孔に係脱可能な位置決め部材を
前記ダイブロック内にパスラインに対して出没可能に設
け、前記ダイブロック上に位置決め部材の上下動を案内
せしめるガイド部材を設け、このガイド部材に前記位置
決め部材が前記位置決め孔に係合したときの状態を保持
するストッパを設け、前記位置決め部材、ガイド部材の
上部部分にダスト防止装置を設けてなることを特徴とす
るものである。
に請求項1によるこの発明のパンチプレスは、本体フレ
ームの上部にパンチブロックフレームを水平方向へ移動
可能に設けると共に、本体フレームの下部にダイブロッ
クフレームを水平方向へ移動可能に設け、前記パンチブ
ロックフレームに複数のパンチを保持するパンチブロッ
クを着脱可能に設けると共に、前記ダイブロックフレー
ムに前記各パンチに対応した複数のダイを保持するダイ
ブロックを着脱可能に設け、前記パンチとダイの位置決
めを行うべく、前記パンチブロックに位置決め孔を設け
ると共に、この位置決め孔に係脱可能な位置決め部材を
前記ダイブロック内にパスラインに対して出没可能に設
け、前記ダイブロック上に位置決め部材の上下動を案内
せしめるガイド部材を設け、このガイド部材に前記位置
決め部材が前記位置決め孔に係合したときの状態を保持
するストッパを設け、前記位置決め部材、ガイド部材の
上部部分にダスト防止装置を設けてなることを特徴とす
るものである。
【0007】したがって、パンチブロック、ダイブロッ
クをパンチブロックフレーム、ダイブロックフレームか
らそれぞれ離脱せしめる場合には、パンチブロックに設
けられている位置決め穴に位置決め部材がガイド部材に
案内されて上昇して係合されると共にストッパで位置決
め穴に位置決め部材が係合した状態にし保持せしめる。
この状態でパンチブロック、ダイブロックがそれぞれパ
ンチブロックフレーム、ダイブロックフレームから離脱
される。次いで、パンチブロック、ダイブロックが一体
となって交換位置へ搬出されて交換される。
クをパンチブロックフレーム、ダイブロックフレームか
らそれぞれ離脱せしめる場合には、パンチブロックに設
けられている位置決め穴に位置決め部材がガイド部材に
案内されて上昇して係合されると共にストッパで位置決
め穴に位置決め部材が係合した状態にし保持せしめる。
この状態でパンチブロック、ダイブロックがそれぞれパ
ンチブロックフレーム、ダイブロックフレームから離脱
される。次いで、パンチブロック、ダイブロックが一体
となって交換位置へ搬出されて交換される。
【0008】パンチブロック、ダイブロックをパンチブ
ロック、ダイブロックフレームにそれぞれ装着する場合
には上述した動作の逆の動作を行えばよい。
ロック、ダイブロックフレームにそれぞれ装着する場合
には上述した動作の逆の動作を行えばよい。
【0009】このように、位置決め穴に位置決め部材を
係合せしめることによって、パンチとダイとの芯合せが
容易に行われる。しかも、ダイブロック上に設けたガイ
ド部材と、位置決め部材の上部部分にダスト防止装置を
設けたことにより、パンチブロック、ダイブロックにダ
ストが侵入するのが防止される。
係合せしめることによって、パンチとダイとの芯合せが
容易に行われる。しかも、ダイブロック上に設けたガイ
ド部材と、位置決め部材の上部部分にダスト防止装置を
設けたことにより、パンチブロック、ダイブロックにダ
ストが侵入するのが防止される。
【0010】請求項2によるこの発明のパンチプレス
は、請求項1のパンチプレスにおいて、前記ダスト防止
装置が、前記ガイド部材の上部内面に設けられた第1ダ
ストシールと、この第1ダストシール上に設けられ第2
ダストシールを装着したダストリングと、前記位置決め
部材の先端外周をテーパ状に形成せしめると共に上面に
設けられたダストヘッドと、で構成されていることを特
徴とするものである。
は、請求項1のパンチプレスにおいて、前記ダスト防止
装置が、前記ガイド部材の上部内面に設けられた第1ダ
ストシールと、この第1ダストシール上に設けられ第2
ダストシールを装着したダストリングと、前記位置決め
部材の先端外周をテーパ状に形成せしめると共に上面に
設けられたダストヘッドと、で構成されていることを特
徴とするものである。
【0011】したがって、位置決め部材を上昇せしめて
位置決め穴に係合させると、位置決め部材の上昇と共に
ダストヘッド、ダストリングが上昇し、しかも第2ダス
トシールが弯曲し、ダストリングがパンチブロックの下
面に当接する。また、位置決め部材は第1ダストシール
でシールされる。
位置決め穴に係合させると、位置決め部材の上昇と共に
ダストヘッド、ダストリングが上昇し、しかも第2ダス
トシールが弯曲し、ダストリングがパンチブロックの下
面に当接する。また、位置決め部材は第1ダストシール
でシールされる。
【0012】而して、位置決め穴に位置決め部材が係合
された状態ではダストがパンチブロック、ダイブロック
に侵入されるのが防止される。
された状態ではダストがパンチブロック、ダイブロック
に侵入されるのが防止される。
【0013】位置決め穴に位置決め部材が係合されない
ときには、位置決め部材はダイブロック内にあり、位置
決め部材とガイド部材の上部部分は、前記第1ダストシ
ール、第2ダストシール、ダストリング及びダストヘッ
ドでダストがダイブロック内に侵入されるのが防止され
る。
ときには、位置決め部材はダイブロック内にあり、位置
決め部材とガイド部材の上部部分は、前記第1ダストシ
ール、第2ダストシール、ダストリング及びダストヘッ
ドでダストがダイブロック内に侵入されるのが防止され
る。
【0014】請求項3によるこの発明のパンチプレス
は、請求項2のパンチプレスにおいて、前記第2ダスト
シール、ダストヘッドが弾性部材であることを特徴とす
るものである。
は、請求項2のパンチプレスにおいて、前記第2ダスト
シール、ダストヘッドが弾性部材であることを特徴とす
るものである。
【0015】したがって、第2ダストシール、ダストヘ
ッドが弾性部材であるから、位置決め部材が上昇された
ときに第2ダストシールが弾性変形し、位置決め部材に
おける外周部に密着して外部からダストが侵入されるの
がより一層防止される。位置決め部材が位置決め穴に係
合される際に、ダストヘッドが弾性変形して位置決め穴
に入り込む。
ッドが弾性部材であるから、位置決め部材が上昇された
ときに第2ダストシールが弾性変形し、位置決め部材に
おける外周部に密着して外部からダストが侵入されるの
がより一層防止される。位置決め部材が位置決め穴に係
合される際に、ダストヘッドが弾性変形して位置決め穴
に入り込む。
【0016】請求項4によるこの発明のパンチプレス
は、請求項2,3のパンチプレスにおいて、前記ダスト
ヘッドが係脱される係合溝を前記位置決め孔に設けてな
ることを特徴とするものである。
は、請求項2,3のパンチプレスにおいて、前記ダスト
ヘッドが係脱される係合溝を前記位置決め孔に設けてな
ることを特徴とするものである。
【0017】したがって、位置決め部材が位置決め穴に
係合される際、ダストヘッドが弾性変形し、位置決め穴
に設けた係合溝に係合される。
係合される際、ダストヘッドが弾性変形し、位置決め穴
に設けた係合溝に係合される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基いて詳細に説明する。
面に基いて詳細に説明する。
【0019】図5および図6を参照するに、パンチプレ
ス1の土台3には中央部にギャップGを有する全体略門
型形状の本体フレーム5が立設されている。この本体フ
レーム5における前記ギャップGの下端である下部フレ
ーム7の上面にはY軸方向へ一対の下ガイドレール9が
設けられている。また、本体フレーム5における前記ギ
ャップGの上端である上部フレーム11の下面にも同様
にY軸方向に一対の上ガイドレール13が設けられてい
る。
ス1の土台3には中央部にギャップGを有する全体略門
型形状の本体フレーム5が立設されている。この本体フ
レーム5における前記ギャップGの下端である下部フレ
ーム7の上面にはY軸方向へ一対の下ガイドレール9が
設けられている。また、本体フレーム5における前記ギ
ャップGの上端である上部フレーム11の下面にも同様
にY軸方向に一対の上ガイドレール13が設けられてい
る。
【0020】図5を参照に、前記本体フレーム5の前後
(図5中左右)両側にはX軸方向に加工テーブル15が
延伸されている。この加工テーブル15には、ワークW
をクランプするワーククランプ17を備えたX軸キャレ
ッジ19がX軸方向へ移動自在に設けられており、前記
加工テーブル15の上下(図5中上下)両側に設けられ
ているX軸ガイド21に沿ってX軸方向へ移動・位置決
め自在となっている。また、本体フレーム5の左側(図
5中下側)には金型交換を行うATC23が設けられて
いる。
(図5中左右)両側にはX軸方向に加工テーブル15が
延伸されている。この加工テーブル15には、ワークW
をクランプするワーククランプ17を備えたX軸キャレ
ッジ19がX軸方向へ移動自在に設けられており、前記
加工テーブル15の上下(図5中上下)両側に設けられ
ているX軸ガイド21に沿ってX軸方向へ移動・位置決
め自在となっている。また、本体フレーム5の左側(図
5中下側)には金型交換を行うATC23が設けられて
いる。
【0021】再び図6を参照するに、前記下ガイドレー
ル9には、下ガイド部材25によりダイブロックフレー
ム27がY軸方向へ移動自在に支持されている。このダ
イブロックフレーム27には、多数のダイDを有するダ
イブロック29が着脱自在に設けられている。
ル9には、下ガイド部材25によりダイブロックフレー
ム27がY軸方向へ移動自在に支持されている。このダ
イブロックフレーム27には、多数のダイDを有するダ
イブロック29が着脱自在に設けられている。
【0022】また、前記上ガイドレール13には、上ガ
イド部材31によりパンチブロックフレーム33がY軸
方向へ移動自在に支持されている。このパンチブロック
フレーム33には、多数のパンチPを有するパンチブロ
ック35が着脱自在に設けられている。
イド部材31によりパンチブロックフレーム33がY軸
方向へ移動自在に支持されている。このパンチブロック
フレーム33には、多数のパンチPを有するパンチブロ
ック35が着脱自在に設けられている。
【0023】前記ダイブロックフレーム27及びパンチ
ブロックフレーム33は、連結フレームであるC型フレ
ーム37により一体的に連結されている。従って、ダイ
ブロックフレーム27とパンチブロックフレーム33は
常に一体でY軸方向へ移動・位置決めされることにな
る。
ブロックフレーム33は、連結フレームであるC型フレ
ーム37により一体的に連結されている。従って、ダイ
ブロックフレーム27とパンチブロックフレーム33は
常に一体でY軸方向へ移動・位置決めされることにな
る。
【0024】本体フレーム5には、Y軸方向に貫通する
状態でY軸ボールネジ39が回転自在に設けられてお
り、本体フレーム5の図6中右部分に設けられているY
軸駆動モータ41により回転駆動されるようになってい
る。また、パンチブロックフレーム33には、前述のY
軸ボールネジ39に螺合するY軸ボールナット43が取
付けられている。
状態でY軸ボールネジ39が回転自在に設けられてお
り、本体フレーム5の図6中右部分に設けられているY
軸駆動モータ41により回転駆動されるようになってい
る。また、パンチブロックフレーム33には、前述のY
軸ボールネジ39に螺合するY軸ボールナット43が取
付けられている。
【0025】従って、Y軸駆動モータ41によりY軸ボ
ールネジ39を回転させると、Y軸ボールナット43の
作用によりパンチブロックフレーム33は上ガイドレー
ル13に沿ってY軸方向へ移動・位置決めされる。同時
に、C型フレーム37で連結されているダイブロックフ
レーム27もY方向へ移動・位置決めされることにな
る。
ールネジ39を回転させると、Y軸ボールナット43の
作用によりパンチブロックフレーム33は上ガイドレー
ル13に沿ってY軸方向へ移動・位置決めされる。同時
に、C型フレーム37で連結されているダイブロックフ
レーム27もY方向へ移動・位置決めされることにな
る。
【0026】一方、パンチブロックフレーム33には、
U軸方向(X軸方向と同じ方向)及びV軸方向(Y軸方
向と同じ方向)へ移動・位置決め自在のパンチシリンダ
45が設けられており、このパンチシリンダ45には、
パンチPを打撃するストライカ47が装着されている。
U軸方向(X軸方向と同じ方向)及びV軸方向(Y軸方
向と同じ方向)へ移動・位置決め自在のパンチシリンダ
45が設けられており、このパンチシリンダ45には、
パンチPを打撃するストライカ47が装着されている。
【0027】以上のように構成されているので、ワーク
Wにパンチング加工を行う場合には、ワークWを加工位
置に位置決めすると共に、Y軸駆動モータ41によりY
軸ボールネジ39を回転させてパンチブロックフレーム
33及びダイブロックフレーム27を一体でY軸方向へ
移動・位置決めする。
Wにパンチング加工を行う場合には、ワークWを加工位
置に位置決めすると共に、Y軸駆動モータ41によりY
軸ボールネジ39を回転させてパンチブロックフレーム
33及びダイブロックフレーム27を一体でY軸方向へ
移動・位置決めする。
【0028】同時にパンチシリンダ45を所望のパンチ
Pの上方へ移動・位置決めして、パンチシリンダ45に
よりストライカ47を介してパンチPを打撃してワーク
Wにパンチング加工が行われることになる。
Pの上方へ移動・位置決めして、パンチシリンダ45に
よりストライカ47を介してパンチPを打撃してワーク
Wにパンチング加工が行われることになる。
【0029】次に、パンチPを備えたパンチブロック3
5とダイDを備えたダイブロック29とを前記パンチブ
ロックフレーム33,ダイブロックフレーム27より取
外す装置について詳細に説明する。なお、オートチェン
ジャについては、既に公知の構成のものを採用している
ので図示と説明を省略する。
5とダイDを備えたダイブロック29とを前記パンチブ
ロックフレーム33,ダイブロックフレーム27より取
外す装置について詳細に説明する。なお、オートチェン
ジャについては、既に公知の構成のものを採用している
ので図示と説明を省略する。
【0030】図4を参照するに、複数配設されたパンチ
Pを備えたパンチブロック35は、複数個所に設けたク
ランパ49によりパンチブロックフレーム33へ装着、
離脱自在に設けられている。また、複数配設されたダイ
Dを備えたダイブロック29は、複数個所に設けたクラ
ンパ51によりダイブロックフレーム27へ装着、離脱
自在に設けられている。より詳細には、パンチブロック
35の図4における両側にフランジ部35Aが突出して
形成され、このフランジ部35Aの下面にクランパ49
のうちのクランパ本体53に形成した爪部53Aが当接
し、離隔自在となっている。
Pを備えたパンチブロック35は、複数個所に設けたク
ランパ49によりパンチブロックフレーム33へ装着、
離脱自在に設けられている。また、複数配設されたダイ
Dを備えたダイブロック29は、複数個所に設けたクラ
ンパ51によりダイブロックフレーム27へ装着、離脱
自在に設けられている。より詳細には、パンチブロック
35の図4における両側にフランジ部35Aが突出して
形成され、このフランジ部35Aの下面にクランパ49
のうちのクランパ本体53に形成した爪部53Aが当接
し、離隔自在となっている。
【0031】前記クランパ本体53は軸55に回動自在
に設けられ、流体圧作動のシリンダ57に設けたピスト
ンロッド57Aの作動によりクランパ本体53は回動す
るようになっている。
に設けられ、流体圧作動のシリンダ57に設けたピスト
ンロッド57Aの作動によりクランパ本体53は回動す
るようになっている。
【0032】更に、クランパ49にてパンチブロック3
5をパンチブロックフレーム33より離脱した際に、後
述するダイブロック27に設けた複数の位置決め部材5
9が係合する位置決め孔61が複数個前記パンチブロッ
ク35に設けられている。
5をパンチブロックフレーム33より離脱した際に、後
述するダイブロック27に設けた複数の位置決め部材5
9が係合する位置決め孔61が複数個前記パンチブロッ
ク35に設けられている。
【0033】上記構成により、シリンダ57を作動せし
め軸55を支点としてクランパ本体53をパンチブロッ
ク35のフランジ部35A側へ回動せしめると、クラン
パ本体53に形成した爪部53Aにてパンチブロック3
5に形成したフランジ部35Aを押圧し、パンチブロッ
ク35がパンチブロックフレーム33へクランプされ
る。また、クランパ本体53を回動せしめることによ
り、爪部53Aがパンチブロック35のフランジ部35
Aから外れてパンチブロック35がパンチブロックフレ
ーム33よりアンクランプされることになる。
め軸55を支点としてクランパ本体53をパンチブロッ
ク35のフランジ部35A側へ回動せしめると、クラン
パ本体53に形成した爪部53Aにてパンチブロック3
5に形成したフランジ部35Aを押圧し、パンチブロッ
ク35がパンチブロックフレーム33へクランプされ
る。また、クランパ本体53を回動せしめることによ
り、爪部53Aがパンチブロック35のフランジ部35
Aから外れてパンチブロック35がパンチブロックフレ
ーム33よりアンクランプされることになる。
【0034】一方、複数配設されたダイDを備えたダイ
ブロック29は、複数個所に設けたクランパ51により
ダイブロックフレーム27へ装着、離脱自在に設けられ
ている。より詳細には、ダイブロック29の両側にフラ
ンジ部29Aが突設して形成され、このフランジ部29
Aの上面にクランパ51の内のクランプ本体63に形成
した爪部63Aが当接し、離隔自在となっている。
ブロック29は、複数個所に設けたクランパ51により
ダイブロックフレーム27へ装着、離脱自在に設けられ
ている。より詳細には、ダイブロック29の両側にフラ
ンジ部29Aが突設して形成され、このフランジ部29
Aの上面にクランパ51の内のクランプ本体63に形成
した爪部63Aが当接し、離隔自在となっている。
【0035】前記クランプ本体63は軸65を支点とし
て回転自在に設けられており、流体圧作動のシリンダ6
7に設けたピストンロッド67Aの作動によりクランパ
本体63は回動するようになっている。
て回転自在に設けられており、流体圧作動のシリンダ6
7に設けたピストンロッド67Aの作動によりクランパ
本体63は回動するようになっている。
【0036】更に、ダイブロック29とダイブロックフ
レーム27との接触する面の適宜位置に、複数のダイリ
フタ69が設けられ、このダイリフタ69は、例えば内
蔵された弾機71により、ダイブロック29と前記パン
チブロック35とを浮上せしめる弾機力を持っている。
レーム27との接触する面の適宜位置に、複数のダイリ
フタ69が設けられ、このダイリフタ69は、例えば内
蔵された弾機71により、ダイブロック29と前記パン
チブロック35とを浮上せしめる弾機力を持っている。
【0037】なお更に、ダイブロック29の側面(図4
において紙面に対して直交する面)には、図示を省略し
たがオートチェンジャのホークが挿入係止される係止穴
73が形成されていると共に、前述のごとく、ダイブロ
ック29上には前記パンチブロック35に設けた位置決
め孔61に係合される位置決め部材59が設けられてい
る。
において紙面に対して直交する面)には、図示を省略し
たがオートチェンジャのホークが挿入係止される係止穴
73が形成されていると共に、前述のごとく、ダイブロ
ック29上には前記パンチブロック35に設けた位置決
め孔61に係合される位置決め部材59が設けられてい
る。
【0038】上記構成により、シリンダ67を作動せし
めクランパ本体63を図4においてダイブロック29の
フランジ部29A側へ回動せしめると、クランパ本体6
3に形成した爪部63Aがダイブロック29に形成した
フランジ部29Aを押圧せしめ、ダイブロック2がダイ
ブロックフレーム27上へ固定される。
めクランパ本体63を図4においてダイブロック29の
フランジ部29A側へ回動せしめると、クランパ本体6
3に形成した爪部63Aがダイブロック29に形成した
フランジ部29Aを押圧せしめ、ダイブロック2がダイ
ブロックフレーム27上へ固定される。
【0039】また、シリンダ67を作動せしめクランパ
本体63を図4においてフランジ29Aとは反対側へ回
動せしめると、ダイブロック29の係止が解放されると
共に、ダイリフタ69によりダイブロックフレーム27
上より若干量ダイブロック29は浮上し、ダイブロック
29はダイブロックフレーム27より外れることにな
る。
本体63を図4においてフランジ29Aとは反対側へ回
動せしめると、ダイブロック29の係止が解放されると
共に、ダイリフタ69によりダイブロックフレーム27
上より若干量ダイブロック29は浮上し、ダイブロック
29はダイブロックフレーム27より外れることにな
る。
【0040】上述したごとき構成により、まず、パンチ
ブロック35,ダイブロック29をそれぞれパンチブロ
ックフレーム33,ダイブロックフレーム27から取外
すには、各位置決め部材59を上昇せしめて位置決め孔
61に係合せしめる。この状態でシリンダ57を作動せ
しめてクランパ本体53を図4においてフランジ部35
Aとは反対側に回動させると、パンチブロック35はパ
ンチブロックフレーム33より外れる。同様にシリンダ
67を作動せしめてクランパ体63を図4においてフラ
ンジ部29Aとは反対側に回動させると、ダイブロック
29はダイブロックフレーム27から外れる。
ブロック35,ダイブロック29をそれぞれパンチブロ
ックフレーム33,ダイブロックフレーム27から取外
すには、各位置決め部材59を上昇せしめて位置決め孔
61に係合せしめる。この状態でシリンダ57を作動せ
しめてクランパ本体53を図4においてフランジ部35
Aとは反対側に回動させると、パンチブロック35はパ
ンチブロックフレーム33より外れる。同様にシリンダ
67を作動せしめてクランパ体63を図4においてフラ
ンジ部29Aとは反対側に回動させると、ダイブロック
29はダイブロックフレーム27から外れる。
【0041】パンチブロック35とダイブロック29と
が一体化された状態で、図示を省略したオートチェンジ
ャのホークをダイブロック29に設けた係止孔73内へ
挿入して、パンチプレス1の外へ搬出する。そして、パ
ンチブロック35,ダイブロック29はセットされたま
ま次の交換を希望するパンチブロック35,ダイブロッ
ク29と交換する。
が一体化された状態で、図示を省略したオートチェンジ
ャのホークをダイブロック29に設けた係止孔73内へ
挿入して、パンチプレス1の外へ搬出する。そして、パ
ンチブロック35,ダイブロック29はセットされたま
ま次の交換を希望するパンチブロック35,ダイブロッ
ク29と交換する。
【0042】次に、交換を希望するパンチPとダイDを
備えたパンチブロック35,ダイブロック29をパンチ
プレス1内に装着するには、オートチェンジャのホーク
で、パンチブロック35とダイブロック29が一体化さ
れた状態のままで、ダイブロック29に設けた係止孔7
3に挿入して搬送する。そして、ダイブロック29をダ
イブロックフレーム27上へ載置すると共にパンチブロ
ック35をパンチブロックフレーム33の下方へ位置決
めする。
備えたパンチブロック35,ダイブロック29をパンチ
プレス1内に装着するには、オートチェンジャのホーク
で、パンチブロック35とダイブロック29が一体化さ
れた状態のままで、ダイブロック29に設けた係止孔7
3に挿入して搬送する。そして、ダイブロック29をダ
イブロックフレーム27上へ載置すると共にパンチブロ
ック35をパンチブロックフレーム33の下方へ位置決
めする。
【0043】この状態でクランパ49,51のシリンダ
57,67を作動せしめて爪部53A,63Aでパンチ
ブロック35,ダイブロック29のフランジ部35A,
29Aをクランプする。位置決め部材59を位置決め孔
61から抜くことにより、パンチブロック35,ダイブ
ロック29がパンチブロックフレーム33,ダイブロッ
クフレーム27に固定されて交換作業が終了する。
57,67を作動せしめて爪部53A,63Aでパンチ
ブロック35,ダイブロック29のフランジ部35A,
29Aをクランプする。位置決め部材59を位置決め孔
61から抜くことにより、パンチブロック35,ダイブ
ロック29がパンチブロックフレーム33,ダイブロッ
クフレーム27に固定されて交換作業が終了する。
【0044】前記ダイブロック29内に設けられた位置
決め部材59の上下動装置、保持装置及びダスト防止装
置についてさらに詳細に説明する。
決め部材59の上下動装置、保持装置及びダスト防止装
置についてさらに詳細に説明する。
【0045】図1を参照するに、ダイブロック29には
上下方向へ段付穴75が形成されていると共に、この段
付穴75の上部には中空円筒状のガイド部材77が装着
されている。前記ダイブロック29の下部に設けられた
ダイブロックフレーム27内には支持ブロック79が設
けられており、この支持ブロック79内には前記段付穴
75に連通した別の段付穴81が形成されている。
上下方向へ段付穴75が形成されていると共に、この段
付穴75の上部には中空円筒状のガイド部材77が装着
されている。前記ダイブロック29の下部に設けられた
ダイブロックフレーム27内には支持ブロック79が設
けられており、この支持ブロック79内には前記段付穴
75に連通した別の段付穴81が形成されている。
【0046】前記ガイド部材77,段付穴75,79内
には上下方向へ延伸した位置決め部材59が装着されて
いる。そしてこの位置決め部材59の下部フランジ部5
9Dが前記段付穴79の段付部79Tに常時支持されて
いる。位置決め部材59の外周部にリフタスプリング8
1が巻装されており、リフタスプリング81の上下端は
前記下部フランジ部59Dとガイド部材77下端との間
に介在されている。
には上下方向へ延伸した位置決め部材59が装着されて
いる。そしてこの位置決め部材59の下部フランジ部5
9Dが前記段付穴79の段付部79Tに常時支持されて
いる。位置決め部材59の外周部にリフタスプリング8
1が巻装されており、リフタスプリング81の上下端は
前記下部フランジ部59Dとガイド部材77下端との間
に介在されている。
【0047】前記段付穴81の下方におけるダイブロッ
クフレーム27内には油圧シリンダ83が設けられてい
る。この油圧シリンダ83に装着されたピストンロッド
85の先端にはプッシャープラグ87が取付けられてお
り、プッシャープラグ87の先端(上端)は位置決め部
材59の下部フランジ59Dに当接されている。
クフレーム27内には油圧シリンダ83が設けられてい
る。この油圧シリンダ83に装着されたピストンロッド
85の先端にはプッシャープラグ87が取付けられてお
り、プッシャープラグ87の先端(上端)は位置決め部
材59の下部フランジ59Dに当接されている。
【0048】前記ガイド部材77の図1において右側に
はストッパ用シリンダ89が設けられており、このスト
ッパ用シリンダ89に装着されたピストンロッド91に
はストッパ93がネジ95で取付けられている。ストッ
パ93は前記ガイド部材77内に水平方向に形成された
穴97内を移動されるものである。しかも、前記位置決
め部材59の図1において右側には傾斜係合部59Kが
形成されている。
はストッパ用シリンダ89が設けられており、このスト
ッパ用シリンダ89に装着されたピストンロッド91に
はストッパ93がネジ95で取付けられている。ストッ
パ93は前記ガイド部材77内に水平方向に形成された
穴97内を移動されるものである。しかも、前記位置決
め部材59の図1において右側には傾斜係合部59Kが
形成されている。
【0049】前記ガイド部材77,位置決め部材59の
上部部分にはダスト防止装置99が設けられている。よ
り詳細には、前記ガイド部材77の上部における内周に
は第1ダストシール101が設けられていると共に、こ
の第1ダストシール101にはウレタン等の弾性部材か
らなる第2ダストシール103を設けたダストリング1
05が載せられている。また、前記位置決め部材59の
上部における外周にはテーパ59Tが形成されていると
共に、位置決め部材59の上端にはウレタンなどの弾性
部材からなるダストヘッド107が取付けられている。
一方、前記パンチブロック35に形成された位置決め穴
61には係合溝109が連通されている。
上部部分にはダスト防止装置99が設けられている。よ
り詳細には、前記ガイド部材77の上部における内周に
は第1ダストシール101が設けられていると共に、こ
の第1ダストシール101にはウレタン等の弾性部材か
らなる第2ダストシール103を設けたダストリング1
05が載せられている。また、前記位置決め部材59の
上部における外周にはテーパ59Tが形成されていると
共に、位置決め部材59の上端にはウレタンなどの弾性
部材からなるダストヘッド107が取付けられている。
一方、前記パンチブロック35に形成された位置決め穴
61には係合溝109が連通されている。
【0050】上記構成により、油圧シリンダ83を作動
せしめてピストンロッド85を介してプッシャープラグ
87を上昇せしめると、位置決め部材59が上昇し、図
2に示された状態となる。すなわち、位置決め部材59
の先端におけるテーパ59Tが位置決め穴61に係合さ
れる。そのとき、位置決め部材59の先端に設けられた
ダストヘッド107は弾性変形して係合溝69に嵌まり
込むと共に、ダストリング105の先端がパンチブロッ
ク35の下面に当接する。また第1ダストシール101
の上端は位置決め部材59の外周に密着すると共に、第
2ダストシール103は弾性変形して位置決め部材59
の外周に密着する。
せしめてピストンロッド85を介してプッシャープラグ
87を上昇せしめると、位置決め部材59が上昇し、図
2に示された状態となる。すなわち、位置決め部材59
の先端におけるテーパ59Tが位置決め穴61に係合さ
れる。そのとき、位置決め部材59の先端に設けられた
ダストヘッド107は弾性変形して係合溝69に嵌まり
込むと共に、ダストリング105の先端がパンチブロッ
ク35の下面に当接する。また第1ダストシール101
の上端は位置決め部材59の外周に密着すると共に、第
2ダストシール103は弾性変形して位置決め部材59
の外周に密着する。
【0051】次いで、ストッパ用シリンダ89を作動せ
しめると、ピストンロッド91を介してストッパ93が
図2において左方へ移動し、図3に示されているよう
に、傾斜係合部59Kに係合される。この状態でパンチ
ブロック35とダイブロック29とが一体化されるもの
である。
しめると、ピストンロッド91を介してストッパ93が
図2において左方へ移動し、図3に示されているよう
に、傾斜係合部59Kに係合される。この状態でパンチ
ブロック35とダイブロック29とが一体化されるもの
である。
【0052】したがって、図1,図2および図3に示さ
れているように、ダストヘッド107,第2ダストシー
ル103で位置決め部材59のテーパ59Tをシールせ
しめることができる。ダストヘッド107はウレタンな
どの弾性部材から構成されているので、パンチブロック
35の係合溝109(テーパブッシュ)にも入ることが
でき、かつワークWに傷を付けるのを防止することがで
きる。第2ダストシール103は位置決め部材59によ
って拡げられても弾力性があるために、元の状態に戻す
ことができる。各位置決め部材59は位置決め穴61に
支障なく係合し、パンチブロック35とダイブロック2
9との位置決めを容易に行うことができ、パンチPとダ
イDとの芯合せを容易に行うことができる。
れているように、ダストヘッド107,第2ダストシー
ル103で位置決め部材59のテーパ59Tをシールせ
しめることができる。ダストヘッド107はウレタンな
どの弾性部材から構成されているので、パンチブロック
35の係合溝109(テーパブッシュ)にも入ることが
でき、かつワークWに傷を付けるのを防止することがで
きる。第2ダストシール103は位置決め部材59によ
って拡げられても弾力性があるために、元の状態に戻す
ことができる。各位置決め部材59は位置決め穴61に
支障なく係合し、パンチブロック35とダイブロック2
9との位置決めを容易に行うことができ、パンチPとダ
イDとの芯合せを容易に行うことができる。
【0053】なお、この発明は、前述した発明の実施の
形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。
形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。
【0054】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明よ
り理解されるように、請求項1の発明によれば、パンチ
ブロック、ダイブロックをパンチブロックフレーム、ダ
イブロックフレームからそれぞれ離脱せしめる場合に
は、パンチブロックに設けられている位置決め穴に位置
決め部材がガイド部材に案内されて上昇して係合される
と共にストッパで位置決め穴に位置決め部材が係合した
状態にし保持せしめる。この状態でパンチブロック、ダ
イブロックがそれぞれパンチブロックフレーム、ダイブ
ロックフレームから離脱される。次いで、パンチブロッ
ク、ダイブロックが一体となって交換位置へ搬出されて
交換される。
り理解されるように、請求項1の発明によれば、パンチ
ブロック、ダイブロックをパンチブロックフレーム、ダ
イブロックフレームからそれぞれ離脱せしめる場合に
は、パンチブロックに設けられている位置決め穴に位置
決め部材がガイド部材に案内されて上昇して係合される
と共にストッパで位置決め穴に位置決め部材が係合した
状態にし保持せしめる。この状態でパンチブロック、ダ
イブロックがそれぞれパンチブロックフレーム、ダイブ
ロックフレームから離脱される。次いで、パンチブロッ
ク、ダイブロックが一体となって交換位置へ搬出されて
交換される。
【0055】パンチブロック、ダイブロックをパンチブ
ロック、ダイブロックフレームにそれぞれ装着する場合
には上述した動作の逆の動作を行えばよい。
ロック、ダイブロックフレームにそれぞれ装着する場合
には上述した動作の逆の動作を行えばよい。
【0056】このように、位置決め穴に位置決め部材を
係合せしめることによって、パンチとダイとの芯合せを
容易に行うことができる。しかも、ダイブロック上に設
けたガイド部材と、位置決め部材の上部部分にダスト防
止装置を設けたことにより、パンチブロック、ダイブロ
ックにダストが侵入するのを防止することができる。
係合せしめることによって、パンチとダイとの芯合せを
容易に行うことができる。しかも、ダイブロック上に設
けたガイド部材と、位置決め部材の上部部分にダスト防
止装置を設けたことにより、パンチブロック、ダイブロ
ックにダストが侵入するのを防止することができる。
【0057】請求項2の発明によれば、位置決め部材を
上昇せしめて位置決め穴に係合させると、位置決め部材
の上昇と共にダストヘッド、ダストリングが上昇し、し
かも第2ダストシールが弯曲し、ダストリングがパンチ
ブロックの下面に当接する。また、位置決め部材は第1
ダストシールでシールされる。
上昇せしめて位置決め穴に係合させると、位置決め部材
の上昇と共にダストヘッド、ダストリングが上昇し、し
かも第2ダストシールが弯曲し、ダストリングがパンチ
ブロックの下面に当接する。また、位置決め部材は第1
ダストシールでシールされる。
【0058】而して、位置決め穴に位置決め部材が係合
された状態ではダストがパンチブロック、ダイブロック
に侵入されるのを防止することができる。
された状態ではダストがパンチブロック、ダイブロック
に侵入されるのを防止することができる。
【0059】位置決め穴に位置決め部材が係合されない
ときには、位置決め部材はダイブロック内にあり、位置
決め部材とガイド部材の上部部分は、前記第1ダストシ
ール、第2ダストシール、ダストリング及びダストヘッ
ドでダストがダイブロック内に侵入されるのを防止する
ことができる。
ときには、位置決め部材はダイブロック内にあり、位置
決め部材とガイド部材の上部部分は、前記第1ダストシ
ール、第2ダストシール、ダストリング及びダストヘッ
ドでダストがダイブロック内に侵入されるのを防止する
ことができる。
【0060】請求項3の発明によれば、第2ダストシー
ル、ダストヘッドが弾性部材であるから、位置決め部材
が上昇されたときに第2ダストシールが弾性変形し、位
置決め部材における外周部に密着して外部からダストが
侵入するのをより一層防止することができる。位置決め
部材が位置決め穴に係合される際に、ダストヘッドが弾
性変形して位置決め穴に入り込むことができる。
ル、ダストヘッドが弾性部材であるから、位置決め部材
が上昇されたときに第2ダストシールが弾性変形し、位
置決め部材における外周部に密着して外部からダストが
侵入するのをより一層防止することができる。位置決め
部材が位置決め穴に係合される際に、ダストヘッドが弾
性変形して位置決め穴に入り込むことができる。
【0061】請求項4の発明によれば、位置決め部材が
位置決め穴に係合される際、ダストヘッドが弾性変形
し、位置決め穴に設けた係合溝に係合せしめることがで
きる。
位置決め穴に係合される際、ダストヘッドが弾性変形
し、位置決め穴に設けた係合溝に係合せしめることがで
きる。
【図1】この発明の主要部を示し、図4におけるI矢視
部の拡大詳細図である。
部の拡大詳細図である。
【図2】作用説明図である。
【図3】作用説明図である。
【図4】パンチブロック、ダイブロックをそれぞれパン
チブロックフレーム、ダイブロックフレームにクラン
プ、アンクランプせしめる説明図である。
チブロックフレーム、ダイブロックフレームにクラン
プ、アンクランプせしめる説明図である。
【図5】この発明を実施するパンチプレスの平面図であ
る。
る。
【図6】図5における右側面図である。
1 パンチプレス 5 本体フレーム 27 ダイブロックフレーム 29 ダイブロック 33 パンチブロックフレーム 35 パンチブロック 49,51 クランパ 59 位置決め部材 59K 傾斜係合部 61 位置決め穴 77 ガイド部材 93 ストッパ 99 ダスト防止装置 101 第1ダストシール 103 第2ダストシール 105 ダストリング 107 ダストヘッド
Claims (4)
- 【請求項1】 本体フレームの上部にパンチブロックフ
レームを水平方向へ移動可能に設けると共に、本体フレ
ームの下部にダイブロックフレームを水平方向へ移動可
能に設け、前記パンチブロックフレームに複数のパンチ
を保持するパンチブロックを着脱可能に設けると共に、
前記ダイブロックフレームに前記各パンチに対応した複
数のダイを保持するダイブロックを着脱可能に設け、前
記パンチとダイの位置決めを行うべく、前記パンチブロ
ックに位置決め孔を設けると共に、この位置決め孔に係
脱可能な位置決め部材を前記ダイブロック内にパスライ
ンに対して出没可能に設け、前記ダイブロック上に位置
決め部材の上下動を案内せしめるガイド部材を設け、こ
のガイド部材に前記位置決め部材が前記位置決め孔に係
合したときの状態を保持するストッパを設け、前記位置
決め部材、ガイド部材の上部部分にダスト防止装置を設
けてなることを特徴とするパンチプレス。 - 【請求項2】 前記ダスト防止装置が、前記ガイド部材
の上部内面に設けられた第1ダストシールと、この第1
ダストシール上に設けられ第2ダストシールを装着した
ダストリングと、前記位置決め部材の先端外周をテーパ
状に形成せしめると共に上面に設けられたダストヘッド
と、で構成されていることを特徴とする請求項1記載の
パンチプレス。 - 【請求項3】 前記第2ダストシール、ダストヘッドが
弾性部材であることを特徴とする請求項2記載のパンチ
プレス。 - 【請求項4】 前記ダストヘッドが係脱される係合溝を
前記位置決め孔に設けてなることを特徴とする請求項
2,3記載のパンチプレス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18541097A JPH1133642A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | パンチプレス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18541097A JPH1133642A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | パンチプレス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1133642A true JPH1133642A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16170310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18541097A Pending JPH1133642A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | パンチプレス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1133642A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0407978A2 (en) * | 1989-07-14 | 1991-01-16 | Hunter Engineering Company, Inc. | Roll casting machine crown control |
CN104014653A (zh) * | 2014-05-28 | 2014-09-03 | 江苏尚诚精密模具科技有限公司 | 一种用于洗衣机内筒生产的涨模定位机构 |
CN106424321A (zh) * | 2016-10-13 | 2017-02-22 | 周峰 | 一种bmpv车型的油箱左右扎带安装螺母加强板模具 |
CN109158485A (zh) * | 2018-07-25 | 2019-01-08 | 芜湖易测自动化设备有限公司 | 一种用于金属棒加工的减压防尘模具 |
-
1997
- 1997-07-10 JP JP18541097A patent/JPH1133642A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0407978A2 (en) * | 1989-07-14 | 1991-01-16 | Hunter Engineering Company, Inc. | Roll casting machine crown control |
CN104014653A (zh) * | 2014-05-28 | 2014-09-03 | 江苏尚诚精密模具科技有限公司 | 一种用于洗衣机内筒生产的涨模定位机构 |
CN106424321A (zh) * | 2016-10-13 | 2017-02-22 | 周峰 | 一种bmpv车型的油箱左右扎带安装螺母加强板模具 |
CN109158485A (zh) * | 2018-07-25 | 2019-01-08 | 芜湖易测自动化设备有限公司 | 一种用于金属棒加工的减压防尘模具 |
CN109158485B (zh) * | 2018-07-25 | 2019-12-24 | 深圳华文网教育科技有限公司 | 一种用于金属棒加工的减压防尘模具 |
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