JP2002178058A - 金型交換装置 - Google Patents

金型交換装置

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JP2002178058A JP2000377806A JP2000377806A JP2002178058A JP 2002178058 A JP2002178058 A JP 2002178058A JP 2000377806 A JP2000377806 A JP 2000377806A JP 2000377806 A JP2000377806 A JP 2000377806A JP 2002178058 A JP2002178058 A JP 2002178058A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型を取り外したり装着したりする上部タレ
ットのパンチ金型ステーションおよび下部タレットのダ
イ金型ステーションや、取外す金型あるいは装着する金
型を識別することのできる金型交換装置を提供する。 【解決手段】 パンチ金型Pやダイ金型Dの交換を行う
交換アーム67を上部タレット11や下部タレット15
の所定位置に移動させて、交換アーム67に設けられて
いる媒体読取り装置101により、上部タレット11に
設けられてパンチ金型装着位置を示す識別媒体107
や、下部タレット15に設けられてダイ金型装着位置を
示す識別媒体108あるいはパンチ金型識別媒体113
やダイ金型識別媒体111を読み取るので、パンチ金型
Pやダイ金型Dを取り外す上部タレット位置や下部タレ
ット位置、あるいは、パンチ金型Pやダイ金型Dを装着
する上部タレット位置や下部タレット位置を間違いのを
防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タレットパンチ
プレスと金型収納装置との間で、パンチ金型、ダイ金型
の交換を行う金型交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】板金等の板材に穴明け加工等を行うパン
チプレスは、穴の形状等に応じて多数のパンチ金型およ
びダイ金型を備える必要がある。これらの多数のパンチ
金型およびダイ金型は、タレットパンチプレスでは、機
械フレームに回転自在に設けた上下のタレットに収容さ
れている。そして、前記タレットを回転することによ
り、前記多数のパンチ金型およびダイ金型の内からいず
れか一組のパンチ金型およびダイ金型が選択的に所定の
加工位置へ供給される。
【0003】また、前記上下のタレットに装着するパン
チ金型およびダイ金型を別のものと交換する際には、金
型マガジンに収容されているパンチ金型およびダイ金型
から所望の金型を選択し、金型交換装置により上下のタ
レットに装着されているパンチ金型およびダイ金型を取
り外すと共に、金型マガジンの選択されたパンチ金型お
よびダイ金型を上下タレットに装着する。
【0004】これらの多数のパンチ金型およびダイ金型
を管理するために、パンチ金型およびダイ金型に識別媒
体を取り付けると共に、この識別媒体を検出装置により
検出する技術が提案されている。例えば、特開昭63−
174733号公報(先行技術という)には、パンチ
金型の頭部にパンチ金型およびダイ金型の寸法や形状等
を表すバーコードを取りつけ、このバーコードをタレッ
トの上方に設けたセンサにより読み取る技術が提案され
ている。これにより、タレット上のパンチ金型およびダ
イ金型を容易に特定することができる。
【0005】また、特開平7−164073号公報(先
行技術という)には、金型交換装置を備えたパンチプ
レスにおいて、パンチ金型およびダイ金型のそれぞれに
固有の金型情報と、この金型を一対の金型として特定す
る対金型情報とを記憶し、この対金型情報に対応して前
記上下金型の金型マガジンの収納番地を記憶させ、加工
時には、この対金型情報に基づいて所望の上下金型を呼
び出して金型交換装置により所定の上下タレットの金型
と金型交換を行う技術が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の技術にあっては、金型交換装置により上下タレ
ットに装着されている金型を取り外す際、あるいは、金
型マガジンに収容されている金型を選択して上下のタレ
ットに装着する際に、先行技術においてはオペレータ
が誤ったステーションや金型の取り外しや装着を指示し
た場合、その取り外しや装着時には誤りを検出すること
ができず、必要な金型を全てタレットに装着し交換が完
了した後に、タレットを回転させパンチ金型およびダイ
金型のバーコードをタレットの上方に設けたセンサによ
って読み取った(金型を認識した)時点ではじめて交換
時の誤りを検出することとなり、あらためて誤った金型
を再度交換する必要があるという問題がある。
【0007】また、先行技術およびにおいては、金
型の収納番地およびステーションの識別媒体による認識
をしないので、金型が所望の収納番地およびステーショ
ンに正しく収納されているか、あるいは金型と収納番地
およびステーションとの整合性が正しいか正確に確認で
きないという問題がある。
【0008】この発明の目的は、以上のような従来の技
術の問題点に着目してなされたものであり、金型を取り
外したり装着したりする上部タレットのパンチ金型ステ
ーションおよび下部タレットのダイ金型ステーション
や、取外す金型あるいは装着する金型を識別することの
できる金型交換装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明の金型交換装置は、タレット
パンチプレスと金型収納装置との間で、パンチ金型、ダ
イ金型の交換を行う金型交換装置において、上記パンチ
金型またはダイ金型の交換を行う交換アームに、上記パ
ンチ金型またはダイ金型を着脱自在に支持する上部タレ
ットまたは下部タレットに対して装着したパンチ金型装
着位置またはダイ金型装着位置の識別媒体を読み取るた
めの媒体読取り装置を設けたこと、を特徴とするもので
ある。
【0010】従って、パンチ金型やダイ金型の交換を行
う交換アームを上部タレットや下部タレットの所定位置
に移動させて、交換アームに設けられている媒体読取り
装置により、上部タレットに設けられてパンチ金型装着
位置を示す識別媒体や、下部タレットに設けられてダイ
金型装着位置を示す識別媒体を読み取る。
【0011】請求項2による発明の金型交換装置は、請
求項1記載の金型交換装置において、前記媒体読取り装
置は、パンチ金型またはダイ金型に備えた識別媒体を読
み取るための読取り装置を兼用した機械であること、を
特徴とするものである。
【0012】従って、金型交換装置の交換アームに設け
られている媒体読取り装置は、上部タレットおよび下部
タレットに設けられている識別媒体を読み取るだけでは
なく、パンチ金型やダイ金型に設けられている識別媒体
をも読み取ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0014】図6には、パンチプレスとしてのタレット
パンチプレス1が示されている。このタレットパンチプ
レス1は、ベース3の両側にコラムフレーム5、7を立
設し、さらにこれらのコラムフレーム5、7の上側に上
部フレーム9を備えている。
【0015】図7を併せて参照するに、上部フレーム9
の下面には複数のパンチ金型Pを装着する複数のパンチ
ステーションSTPを周方向に備えた上部タレット11
が上部回転軸13によって回転自在に支持されている。
【0016】この上部タレット11に相対向してベース
3の上面には、前記パンチ金型Pと対を成す複数のダイ
金型Dを装着する複数のダイステーションSTDを周方
向に備えた下部タレット15が、下部回転軸17によっ
て回転自在に支持されている。
【0017】この下部タレット15の外径は前記上部タ
レット11の外径より大径であり、下部タレット15を
回転せしめる下部回転軸17は前記上部回転軸13に対
して偏心している。このため、下部タレット15の一部
分(図7において右側部分)は、上部タレット11から
はみ出しており、上部タレット11に邪魔されることな
く上方からダイ金型Dを直接見ることができ、加工位置
K1とパンチ金型交換位置K2とダイ金型交換位置K3
が設けられている。なお、前記ダイ金型交換位置K3に
おける下部タレット15の上方は、開放領域Rとなって
いる。
【0018】図6を参照するに、前記加工位置K1に位
置したパンチ金型Pを打撃するため、上部フレーム9内
に流体圧シリンダ19が設けられ、この流体圧シリンダ
19により上下移動するラム21が設けられている。前
記コラムフレーム7の下部にはタレット回転モータ23
が設けられている。
【0019】従って、上部タレット11と下部タレット
15は、タレット回転モータ23により回転制御され
て、所望のパンチ金型Pとダイ金型Dが対となりラム2
1の真下である加工位置K1に選択的に位置決め制御さ
れ、流体圧シリンダ19の作動によりラム21が上下移
動して、パンチ金型Pとダイ金型Dとの協働でワークW
にパンチング加工が行われることになる。
【0020】前記ベース3の上面には、下部タレット1
5を囲繞してワークテーブル25が設けられ、このワー
クテーブル25の上方に駆動モータ27よりボールネジ
29を介してY軸方向(図6において左右方向)へ移動
自在なキャレッジベース31が設けられている。また、
このキャレッジベース31には、X軸方向(図6におい
て紙面直交方向)に移動自在なキャレッジ33が設けら
れていて、このキャレッジ33には板状のワークWの一
端を把持する複数のワーククランパ35が設けられてい
る。
【0021】従って、上部タレット11と下部タレット
15の間へのワークWの位置決めは、ワークWを把持す
るワーククランパ35が設けられているキャレッジ33
が、キャレッジベース31上をX軸方向に移動制御さ
れ、且つ、キャレッジベース31がY軸方向へ移動制御
されることにより行われる。
【0022】このようにして位置決めされたワークW
は、上部タレット11と下部タレット15を回転させ
て、加工位置K1に位置決めされたパンチ金型Pとダイ
金型Dとの協働によりパンチング加工が行われる。
【0023】また、前述のタレットパンチプレス1に隣
接して金型交換装置37および金型収納装置39が設け
られている。
【0024】図6および図7を参照するに、金型交換装
置37は、駆動モータ41により複数のギヤ43、45
を介して回転自在な回転シャフト47が上下方向に延伸
して設けられており、この回転シャフト47に隣接し
て、駆動モータ49によりギヤ51、53を介して回転
自在のボールネジ55が平行に上下方向へ延伸して設け
られている。
【0025】前記ボールネジ55に螺合し、ボールネジ
55の回転により上下移動する上スライダ57および下
スライダ59が水平に設けられている。
【0026】前記上スライダ57には、前記回転シャフ
ト47により回転力を伝達されるが上下方向に移動自在
の駆動ギヤ61が設けられており、この駆動ギヤ61に
噛合して回転される従動ギヤ63が回転自在に設けられ
ている。
【0027】前記従動ギヤ63の回転軸65には、パン
チ金型Pを交換するための交換アームの一例として例え
ば第1ツールチェンジャアーム67が一体的に設けられ
ている。この第1ツールチェンジャアーム67は水平方
向にシリンダ69を有しており、このシリンダ69のピ
ストンロッド71の先端には、例えば板バネグリッパ等
によりパンチ金型Pを把持するためのパンチ金型用グリ
ッパ73が設けられている。
【0028】また、同様に、前記下スライダ59には、
前記回転シャフト47により回転力を伝達されるが上下
方向に移動自在の駆動ギヤ75が設けられており、この
駆動ギヤ75に噛合して回転される従動ギヤ77が回転
自在に設けられている。
【0029】前記従動ギヤ77の回転軸79には、ダイ
金型Dを交換するための交換アームの一例として例えば
第2ツールチェンジャアーム81が一体的に設けられて
いる。この第2ツールチェンジャアーム81は水平方向
にシリンダ83を有しており、このシリンダ83のピス
トンロッド85の先端には、例えば板バネグリッパ等に
よりダイ金型Dを挟んで把持するダイ金型用グリッパ8
7が設けられている。
【0030】上記構成により、上、下部タレット11、
15に装着されたパンチ金型P、ダイ金型Dを交換する
際には、駆動モータ49によりボールネジ55を回転さ
せて上スライダ57および下スライダ59を所定高さ位
置まで上下移動させる。そして、駆動モータ41により
回転シャフト47を回転させて駆動ギヤ61、75を回
転させ、従動ギヤ63、77を回転させると共に、シリ
ンダ69、83により第1、第2ツールチェンジャアー
ム67、81を伸縮させて、パンチ金型用グリッパ73
およびダイ金型用グリッパ87をパンチ金型Pの交換位
置K2とダイ金型Dの交換位置K3の真上に位置決めす
る。
【0031】そして、駆動モータ49によりボールネジ
55を回転させて第1、第2ツールチェンジャアーム6
7、85を下降させ、パンチ金型用グリッパ73とダイ
金型用グリッパ87にてパンチ金型P、ダイ金型Dをそ
れぞれ把持した後、駆動モータ49によりボールネジ5
5を回転させて第1、第2ツールチェンジャアーム6
7、81を所定量だけ上昇させて、パンチ金型Pおよび
ダイ金型Dを上、下部タレット11、15から引き抜
く。
【0032】パンチ金型Pの引き抜きを終了したらシリ
ンダ69によりパンチ金型用グリッパ73を後退させ、
抜き取ったダイ金型Dの真上に抜き取ったパンチ金型P
が位置するように、パンチ金型用グリッパ73を移動さ
せてから、駆動モータ41により回転シャフト47を回
転させて第1、第2ツールチェンジャアーム67、81
を旋回させて、金型収納装置39上へパンチ金型P、ダ
イ金型Dを収納する。
【0033】金型収納装置39は、駆動モータ89によ
り複数のギヤ91、93を介して回転自在な回転軸95
を備えており、この回転軸95には、パンチ金型Pを多
数貯蔵可能な円盤形状のパンチ金型ストレージ97と、
ダイ金型Dを多数貯蔵可能な円盤形状のダイ金型ストレ
ージ99が上下方向に設けられている。
【0034】従って、前述した金型交換装置37により
上、下部タレット11、15から取り外したパンチ金型
P、ダイ金型Dは、金型収納装置39に設けたパンチ金
型ストレージ97またはダイ金型ストレージ99に収納
される。また、パンチ金型ストレージ97、ダイ金型ス
トレージ99に貯蔵されたパンチ金型P、ダイ金型Dの
うち所望のパンチ金型P、ダイ金型Dを前記金型交換装
置37にて取り出し、上、下部タレット11、15に装
着する。
【0035】なお、上記の上スライダ57と下スライダ
59との間の間隔は、予め、上部タレット11に装着さ
れているパンチPと下部タレット15に装着されている
ダイDとを上方へ引き出せるだけの間隔をあけて設定さ
れている。
【0036】次に、図1および図2を参照するに、第1
ツールチェンジャアーム67の先端部であるパンチ用グ
リッパ73(図1において左側端部)側面には、媒体読
取り装置としての読み取りユニット101が設けられて
いる。この読み取りユニット101は、先端にリングラ
イト103を有し、その後方(図1において右側)には
CCDカメラ105が、第1ツールチェンジャアーム6
7の先端方向に向けて水平に設けられている。
【0037】上記構成により、パンチ金型Pを装着する
際には、図1において実線で示されているように、パン
チ金型グリッパ73によりパンチ金型Pを把持した第1
ツールチェンジャアーム67を上部タレット11のパン
チ金型交換位置K2の上方へ移動させた後、下降させて
パンチ金型Pをパンチ金型交換位置K2に位置決めされ
ている上部タレットの所望のステーション位置に装着す
る。
【0038】そして、パンチ金型Pの装着後パンチ金型
Pを放して、駆動モータ49およびボールネジ55によ
り第1ツールチェンジャアーム67を上昇させると共
に、シリンダ69により図1中右方向へ移動させて、駆
動モータ49およびボールネジ55により下降させ、C
CDカメラ105を上部タレット11の外周面に設けら
れている識別媒体としての上部タレット識別標識107
に対向させて読み取る(図1の中段において二点鎖線で
示す)。あるいは、第1ツールチェンジャアーム67を
さらに下降させて、CCDカメラ105を下部タレット
15の外周面に設けられている識別媒体としての下部タ
レット識別標識108に対向させて読み取る(図1の下
段において二点鎖線で示す)ことも可能である。
【0039】なお、図1においては、3トラックのステ
ーションの場合の上部タレット識別標識107を示して
いるが、パンチ金型Pが大口径の場合には上部タレット
識別標識107は1個だけとなる。
【0040】以上の結果から、金型交換装置37に設け
た読み取りユニット101により上部タレット識別標識
107を読み込んで、上部タレット11における金型取
付け位置であるパンチステーションを識別することがで
きるので、パンチ金型Pを上部タレット11から取り外
したり、上部タレット11にパンチ金型Pを装着したり
する際に、上部タレット11のステーションを確認して
誤りのないようにすることができる。
【0041】なお、この発明は前述の発明の実施の形態
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。すなわち、前述
の実施の形態においては、読み取りユニット101をパ
ンチ金型交換用の第1ツールチェンジャアーム67に取
り付けて、上部タレット11の外周面に設けた上部タレ
ット識別標識107を読み取る場合について説明した
が、図3および図4に示されているように、読み取りユ
ニット109を下向きに設けることにより、上部タレッ
ト11の上面に設けられている上部タレット識別標識1
11、パンチ金型Pの上面に設けられているパンチ金型
識別標識113、下部タレット15の上面に設けられて
いる下部タレット識別標識115、ダイ金型Dの上面に
設けられているダイ金型識別標識117等を読み取るこ
とができる。なお、図3および図4において、前述の図
1および図2と共通する部位には同じ符号を付してあ
る。
【0042】また、前述の発明の実施の形態において
は、読み取りユニット101をパンチ金型交換用の第1
ツールチェンジャアーム67に取り付ける場合について
のみ説明したが、ダイ金型交換用の第2ツールチェンジ
ャアーム81の先端であるダイ金型用グリッパ87に図
1へ図4に示した読み取りユニット101を設けてもま
ったく同様に取り付けて読み取ることもできる。
【0043】また、上述した第1ツールチェンジャアー
ム67および第2ツールチェンジャアーム81の読み取
りユニット101を図5に示されているように、金型収
納装置39側に移動させて、金型収納装置39にパンチ
金型Pおよびダイ金型Dを収納する際、あるいはパンチ
金型Pおよびダイ金型Dを取り出す際に、金型収納装置
39のステーションを読み取るようにすることもでき
る。すなわち、読み取りユニット101の上下動作およ
び金型の選択は、パンチ金型用グリッパ73、ダイ金型
用グリッパ87の駆動制御で行われる。ステーションの
選択はNCデータで行うが、各ステーションに識別標識
を埋め込んで個別に読み取ることも可能である。
【0044】なお、図5においてダイDは2段に設けら
れている例であるので、この2段のダイDとパンチPと
を個々に取出しまたは収納せしめるときはパンチPとダ
イDとの上下動を個々に行う必要があり、その場合には
ボールねじ55等の駆動機構を別にもう1セット設置し
て対応することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よる金型交換装置では、パンチ金型やダイ金型の交換を
行う交換アームを上部タレットや下部タレットの所定位
置に移動させて、交換アームに設けられている媒体読取
り装置により、上部タレットに設けられてパンチ金型装
着位置を示す識別媒体や、下部タレットに設けられてダ
イ金型装着位置を示す識別媒体を読み取るので、パンチ
金型やダイ金型を取り外す上部タレット位置や下部タレ
ット位置、あるいは、パンチ金型やダイ金型を装着する
上部タレット位置や下部タレット位置を確認してから金
型の交換を行うことができる。また、金型交換装置によ
り上部タレット位置等を確認するので、作業効率をアッ
プすることができると共に、装置全体のコンパクト化を
図ることができる。
【0046】請求項2の発明による金型交換装置では、
金型交換装置の交換アームに設けられている媒体読取り
装置は、上部タレットおよび下部タレットに設けられて
いる識別媒体を読み取るだけではなく、パンチ金型やダ
イ金型に設けられている識別媒体をも読み取ることがで
きるので、上部タレットや下部タレットにパンチ金型や
ダイ金型を装着する際にパンチ金型およびダイ金型を確
認して誤りがないようにすることができる。同様にし
て、パンチ金型やダイ金型を上部タレットや下部タレッ
トから取り外す際にも、誤りを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る金型交換装置における交換アー
ムの先端部を示す正面図である。
【図2】図1においてII方向から見た平面図である。
【図3】この発明に係る金型交換装置における交換アー
ムの先端部を示す正面図である。
【図4】図3においてIV方向から見た平面図である。
【図5】金型収納装置側に金型交換装置を移動位置決め
して金型交換を行うときの説明図である。
【図6】タレットパンチプレスを示す正面図である。
【図7】図5においてVI−VI位置から見た平面図であ
る。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス 11 上部タレット 15 下部タレット 37 金型交換装置 39 金型収納装置 67 第1ツールチェンジャアーム(交換アーム) 101 読み取りユニット(媒体読取り装置) 107 上部タレット識別標識(識別媒体) P パンチ金型 D ダイ金型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タレットパンチプレスと金型収納装置と
    の間で、パンチ金型、ダイ金型の交換を行う金型交換装
    置において、上記パンチ金型またはダイ金型の交換を行
    う交換アームに、上記パンチ金型またはダイ金型を着脱
    自在に支持する上部タレットまたは下部タレットに対し
    て装着したパンチ金型装着位置またはダイ金型装着位置
    の識別媒体を読み取るための媒体読取り装置を設けたこ
    と、を特徴とする金型交換装置。
  2. 【請求項2】 前記媒体読取り装置は、パンチ金型また
    はダイ金型に備えた識別媒体を読み取るための読取り装
    置を兼用した機械であること、を特徴とする請求項1記
    載の金型交換装置。
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