JPH04108931U - タレツトパンチプレスの金型自動認識装置 - Google Patents

タレツトパンチプレスの金型自動認識装置

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JPH04108931U
JPH04108931U JP1512891U JP1512891U JPH04108931U JP H04108931 U JPH04108931 U JP H04108931U JP 1512891 U JP1512891 U JP 1512891U JP 1512891 U JP1512891 U JP 1512891U JP H04108931 U JPH04108931 U JP H04108931U
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JP1512891U
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Inventor
正昭 吉村
Original Assignee
村田機械株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タレット上の各金型の種類を自動認識し、オ
ペレータによる入力操作を不要とする。 【構成】 タレット1に装着された金型8を撮像するC
CD等の撮像手段14を上下タレット1,2間に設置す
る。その撮像データを画像処理して金型8の形状,およ
び寸法を認識する形状認識手段18を設ける。金型種類
登録手段23には、形状認識手段18で認識された金型
の形状,寸法と、タレット割出角度とを対応して記憶す
る。加工プログラム上での金型の指定は、金型種類登録
手段23に登録した形状,寸法の一覧表を画面表示し、
希望の形状,寸法を指定するようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、タレット上の各金型の種類を自動認識して記憶するタレットパン チプレスの金型自動認識装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
タレットパンチプレスでは、形状の種々異なる多数の金型をタレットに装着し 、これら金型を割出して使用することにより、様々なパンチ加工が行われる。 タレット上に装着できる金型の個数には制限があるため、タレットの各部の金 型取付部は任意の種類の金型に交換可能とし、より一層多様なパンチ加工を可能 としている。
【0003】 このように、タレットの各金型取付部は任意の金型が取付け可能であるため、 タレットに装着した金型の種類を、制御装置において認識しておく必要がある。
【0004】 この認識の方法として、従来はオペレータの入力操作により、制御装置の記憶 部に金型のコードナンバーをタレット割出角度と対応して登録するようにしてい る。
【0005】 加工プログラムの作成に際しては、予め前記金型のコードナンバーと、そのコ ードナンバーの金型の形状,大きさと、タレット割出角度との対照表を準備して おき、この対照表を見て、加工プログラムの工具指令コード(Tコード)の入力 を行う。工具指令コードはタレットの割出角度、あるいは金型取付部の識別ナン バーで与えられる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、タレット上の金型を交換する都度、オペレータの入力により金型のコ ードナンバーを入力しなくてはないないため、金型交換に際して手間がかかり、 また入力ミスにより加工不良品の発生や金型の損傷を招くという問題点がある。
【0007】 この考案の目的は、タレット上の各金型の種類が自動認識でき、オペレータに よる入力操作が不要なタレットパンチプレスの金型自動認識装置を提供すること である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案の構成を実施例に対応する図1と共に説明する。この金型自動認識装 置は、タレット(1)に装着された金型(8)を撮像する撮像手段(14)と、 その撮像データから金型(8)の種類を認識する形状認識手段(18)と、金型 種類登録手段(23)とを設けたものである。 金型種類登録手段(23)は、形状認識手段(18)で認識された金型種類と 撮像時のタレット割出角度とを基にして、タレット(1)に装着された各金型( 8)の種類を割出角度と対応して記憶する手段である。
【0009】
【作用】
この構成によると、タレット(1)上の各金型(8)が、撮像手段(14)で 順次撮像されて、形状認識手段(18)の画像処理結果により、どのような形状 ,大きさの金型であるか、あるいはどのコードナンバーの金型であるかの金型種 類が認識される。この認識された金型種類が、タレット(1)の割出角度と対応 して金型種類登録手段(23)に記憶される。
【0010】
【実施例】
この考案の一実施例を図1ないし図4に基づいて説明する。 タレットパンチプレスの概略構成を説明する。上タレット1および下タレット 2は、各々軸受3,4を介してフレーム5に支持されており、割出モータ6によ り同期して割出回転させられる。上タレット1には、図3に示すように多数の金 型取付孔7が円周方向に並べて設けてあり、これら金型取付孔7に図4に例示す る各種の上金型8が着脱自在に取付けられる。上金型8は、金型ホルダ9とパン チ用の金型本体10とからなり、金型本体10は先端面の形状が同図(A)〜( C)に示すように正方形や、円形、長方形等に形成される。
【0011】 金型本体10は、図1に示すようにT形の頭部10aを有し、パンチ位置Pに 割り出されたときに、スライド駆動機構のラム11に係合して昇降駆動される。 下タレット2には、各上金型8と対応して下金型12が金型取付孔13に装着さ れる。これら上下金型8,12の間で、ラム11の昇降駆動により板材Wのパン チ加工が行われる。
【0012】 つぎに、金型自動認識装置につき説明する。上下のタレットパンチプレス1, 2間において、パンチ位置Pから180°ずれた位置に、上金型8の下面を撮像 する撮像手段14が設けてある。撮像手段14は、固体撮像素子(CCD)と光 源等で構成され、撮像した画像信号は画像処理装置15に入力される。画像処理 装置15は、入力された画像信号を2値化回路16で2値化して画像メモリ17 に記憶すると共に、記憶した画像データを形状認識手段18で読み出して形状認 識する装置である。
【0013】 形状認識手段18は、形状認識部19と寸法認識部20とで構成される。形状 認識部19は、上金型8の金型本体10(図4)の先端面形状の各種標準パター ンを記憶した標準パターン登録部21と、入力画像が前記標準パターンに一致す る度合いを検出するマッチング回路22とを有し、上金型8がいずれの種類の形 状であるかの認識結果を適宜のコード等で出力する。寸法認識部20は、上金型 8の認識された形状に応じて、各部の寸法を出力するものである。
【0014】 これら形状認識部19および寸法認識部20の出力は、金型種類登録手段23 に、タレット割出角度θ、および金型コードナンバーと対応して記憶される。タ レット割出角度θは、撮像時におけるタレット割出制御装置24の割出角度を角 度変換手段25で180°ずらせた値である。すなわち、タレット割出角度θは 、撮像手段14で撮像された上金型8がパンチ位置Pに割り出されるときの割出 角度である。タレット制御装置24は、上下タレット1,2の割出モータ6を駆 動する制御手段である。
【0015】 金型コードナンバーは、金型マスタファイル(図示せず)に登録されたコード ナンバーであり、形状認識部19の形状認識結果と寸法認識部20の寸法認識結 果とから、対応するナンバーが検索されて金型種類登録手段23に記憶される。 なお、金型コードナンバーは省略しても良い。
【0016】 図2は制御系の概念図である。数値制御装置26は、加工プログラムメモリ2 7に記憶された加工プログラム28を実行してタレットパンチプレスの全体を制 御する装置であり、NC装置部およびPC装置部(プログラマブルコントローラ 部)とからなる。このPC装置部に、前記タレット割出制御装置24と、金型種 類登録手段23を設けると共に、後にその機能を説明する金型選択手段29を設 けてある。
【0017】 自動プログラミング装置30は、対話式に加工プログラム28を自動生成する 手段であり、キーボード等の入力装置31と、CRT等の表示装置32とを備え ている。自動プログラミング装置30に記憶した対話処理プログラムには、加工 プログラム28の作成データ入力過程における金型指定画面33で、金型一覧表 34を表示する一覧表作成手段35が設けてある。一覧表作成手段35は、金型 種類登録手段23の登録データから一覧表を作成する手段であり、登録データを 例えば形状,寸法順に整列し直す整列処理手段36が設けてある。
【0018】 上記構成の動作を説明する。まず、金型の自動認識につき説明する。上タレッ ト1に装着された上金型8の認識は、上下タレット1,2を1回転させて全ての 金型取付孔7の上金型8の形状,寸法,およびタレット割出角度を順次認識する 。
【0019】 この認識は、撮像手段14で上金型8の先端面を撮像し、撮像データを画像処 理装置15の形状認識手段18で画像処理することにより行われる。形状認識手 段18は、形状認識部19で上金型8の金型本体10(図4)の形状が正方形で あるか、あるいは円形,長方形,三角形であるか等の形状の種類をコード等で出 力する。寸法認識部20は、その認識された形状に応じて、図4(A),(C) の各辺の寸法a,b,hや、同図(B)の直径寸法dを出力する。
【0020】 この形状および寸法のデータが、金型種類登録手段23にタレット割出角度θ 1〜θnと対応して記憶される。図1の金型種類登録手段23の登録例では、タ レット割出角度θ1,θ2の金型取付孔7に装着された上金型8の形状が正方形 、θ3の割出角度の上金型8が円形、θnの上金型8が長方形である場合を示す 。金型コードナンバーは、前記のように形状と寸法から検索された金型種類のコ ードナンバーである。
【0021】 図2に示すように、加工プログラム28上での金型の指定は、上金型8の形状 データおよび寸法データを入力することにより行われる。この場合に、自動プロ グラミング装置30では、表示装置32における金型指定画面33で、上金型8 の形状と寸法の一覧表を表示し、この一覧表より金型を指定する。例えば、入力 装置31の操作により、金型指定画面に表示されたカーソル(図示せず)を希望 の形状,寸法の行に移動させて実行キーを押すことにより、指定が行われる。
【0022】 加工に際しては、数値制御装置26内の検索プログラムからなる金型選択手段 29により、加工プログラム28の工具指令を次のように解読する。すなわち、 加工プログラム28の形状データおよび寸法データと一致する上金型8を金型種 類登録手段23の登録金型から検索し、その検索した上金型8の割出角度θをタ レット割出制御装置24に出力する。そのため、タレット割出制御装置24によ る割出モータ6の制御により、指定された上金型8がパンチ位置Pに割り出され ることになる。
【0023】 この金型自動認識装置は、このように撮像手段14と形状認識手段18とによ り、上金型8の自動認識が行われる。そのため、オペレータによる入力操作が不 要で、金型交換に伴う作業が簡易になる。下金型12は、上金型8と対として交 換されるので、上金型8と別に登録する必要はない。
【0024】 また、加工プログラム28の作成に際しては、前記のように金型指定画面33 の金型一覧表34から、金型形状および金型寸法によって上金型8を直接に指定 できるので、従来の対照表を作成したり、対照表を参照することが不要になる。 すなわち、従来のように希望の形状,寸法の金型を対照表から選び出して、その 対照表に記載された割出角度を入力するというような作業が不要になり、加工プ ログラム28の作成に際する金型指定入力が容易になる。
【0025】 この実施例では、金型一覧表34は金型の形状および寸法順に整列して表示す るようにしたので、金型指定入力がより一層容易に行える。また、金型指定画面 33に金型コードナンバーも合わせて表示するようにしてあるので、金型コード ナンバーによっても金型の指定が行える。
【0026】 なお、前記実施例では撮像手段14は上金型8を撮像するものとしたが、下金 型12を撮像するようにしても良い。
【0027】 また、前記実施例では形状認識手段18は形状および寸法を出力するものとし たが、金型コードナンバーを出力するものとしても良い。また、金型種類登録手 段23によるタレット割出角度の登録は、各金型取付孔7の識別番号により登録 するようにし、加工プログラム28の実行過程で角度値に変換するようにしても 良い。
【0028】
【考案の効果】
この考案のタレットパンチプレスの金型自動認識装置は、タレットに装着され た金型を撮像する撮像手段と、その撮像データから金型の種類を認識する形状認 識手段とを設け、認識した金型種類をタレット割出角度と対応して金型種類登録 手段に記憶するようにしたため、タレットの各部に装着した金型の種類が自動認 識でき、オペレータによる入力操作が不要で、金型交換に伴う作業が簡易になる という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る金型自動認識装置の
構成を示す概念図である。
【図2】同実施例を適用したタレットパンチプレスの制
御系の概略ブロックである。
【図3】同タレットパンチプレスの上タレットの平面図
である。
【図4】各種の上金型の例を示す下面図である。
【符号の説明】
1…上タレット、2…下タレット、7…金型取付孔、8
…上金型、11…ラム、12…下金型、14…撮像手
段、15…画像処理装置、18…形状認識手段、19…
形状認識部、20…寸法認識部、23…金型種類登録手
段、24…タレット割出制御装置、26…数値制御装
置、28…加工プログラム、32…表示装置、34…金
型一覧表、P…パンチ位置、W…板材、a,b,d,h
…寸法、θ…タレット割出角度

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タレットの所定割出角度に対応して設置
    されてタレットに装着された金型を撮像する撮像手段
    と、この撮像手段の撮像データから金型の種類を認識す
    る形状認識手段と、認識された金型種類と撮像時のタレ
    ット割出角度とから、前記タレット上の各金型の種類を
    タレット割出角度と対応して記憶する金型種類登録手段
    とを備えたタレットパンチプレスの金型自動認識装置。
JP1512891U 1991-02-22 1991-02-22 タレツトパンチプレスの金型自動認識装置 Pending JPH04108931U (ja)

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ID=31902428

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JP1512891U Pending JPH04108931U (ja) 1991-02-22 1991-02-22 タレツトパンチプレスの金型自動認識装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002178058A (ja) * 2000-12-12 2002-06-25 Amada Eng Center Co Ltd 金型交換装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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