JP3712814B2 - タレットパンチプレス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タレットパンチプレスに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばNC制御のタレットパンチプレスでワークにパンチング加工を行う際に、加工に使用する金型(パンチ,ダイ)の交換は、プログラマー等が作成した指示書などに従い金型の形状,サイズ,方向等を確認しながら作業者の人手によって行われているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したごとく金型交換の作業は人手により行うために、セットミスがどうしても発生してしまう。すなわち、ステーション間違い、形状間違い、サイズ間違い、方向間違い、クリアランス間違いおよびクロス等の間違いが生じる。
【0004】
このようなセットミスが発生することにより、金型破損,機械破損および製品不良等が発生してしまう。また、このようなことが発生すると無駄な工数が発生してしまう。
【0005】
この発明の目的は、人手による金型のセットミスが生じても、加工する前に機械の内部で自動的にチェックして、金型破損,機械破損,製品不良等の発生を事前に防止するようにしたタレットパンチプレスにおける金型認識方法およびタレットパンチプレスを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述のごとき問題に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発明は、本体と制御装置とを備えたタレットパンチプレスにおいて、前記本体に、上,下部タレットを個別に回転自在に設け、前記上部タレットの1ステーションに下部タレットに装着されたダイを認識するダイ認識用撮像手段を設けると共に、前記下部タレットの1ステーションに上部タレットに装着されたパンチを認識するパンチ認識用撮像手段を設け、前記制御装置は、予め各ステーションに装着して使用される金型の形状、サイズ、方向、摩耗限度回数である使用金型情報を記憶する情報メモリと、ダイ,パンチの情報を確認するための金型チェック用プログラムを記憶する金型チェック用プログラムメモリと、前記情報メモリに記憶された使用金型情報と、前記ダイ,パンチ認識用撮像手段で撮像されたダイ,パンチの情報とを比較判断せしめる比較判断手段とを有し、前記金型チェック用プログラムの制御により、上部回転用駆動モータを停止させた状態で、下部回転用駆動モータを駆動せしめて下部タレットを回転せしめることによって、上部タレットの1ステーションに設けられているダイ認識用撮像手段で、下部タレットのステーションに装着されている各ダイを撮像せしめ、下部回転用駆動モータを停止させた状態で、上部回転用駆動モータを駆動せしめて上部タレットを回転せしめることによって、下部タレットの1ステーションに設けられているパンチ認識用撮像手段で、上部タレットのステーションに装着されている各パンチを撮像せしめるタレットパンチプレスである。
【0009】
したがって、タレットパンチプレスでは、上部タレットを回転せしめることにより、下部タレットの1ステーションに設けられたパンチ認識用撮像手段で、上部タレットの各ステーションに装着されたパンチの形状,サイズ,方向,摩耗状況等の情報が撮像される。同様に、下部タレットを回転せしめることにより、上部タレットの1ステーションに設けられたダイ認識用撮像手段で、下部タレットの各ステーションに装着されたダイの形状,サイズ,方向,摩耗状況等の情報が撮像される。
【0010】
而して、撮像されたパンチ,ダイの形状,サイズ,方向,摩耗状況の情報と、予め制御装置内の情報メモリに記憶されている使用金型情報とが比較判断手段で比較判断されるから、金型のセットミスを事前にチェックすることができる。その結果、金型破損,機械破損,製品不良等の発生が防止され、また、無駄な工数の発生が減らされる。さらに金型の検索や、研摩等の段取り、保守等の作業に支承がなく、しかも段取りの時間が短縮される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。
【0012】
図1を参照するに、タレットパンチプレス1は門型形状のフレームを備えており、このフレームの上,下部フレーム3,5にはそれぞれ回転自在な回転軸7,9が支承されている。この回転軸7,9には上,下部タレット11,13が装着されている。
【0013】
この上,下部タレット11,13の円周上には適宜な間隔で複数のステーション15,17が設けられており、このステーション15,17の1ステーションにはそれぞれダイ,パンチ認識用撮像手段としてのCCDカメラ19,21が設けられていると共に、それ以外のステーションにはパンチP,ダイDが装着されている。
【0014】
前記上,下部フレーム3,5には回転用駆動モータ23,25が設けられており、この回転用駆動モータ23,25の出力軸27,29には駆動ギヤ31,33が装着されている。この駆動ギヤ31,33には従動ギヤ35,37が噛合されていると共に、この従動ギヤ35,37は前記回転軸7,9嵌合されている。
【0015】
上記構成により、回転用駆動モータ23,25を駆動せしめることにより、出力軸27,29を介して駆動ギヤ31,33が回転されるから、従動ギヤ35,37を介して回転軸7,9がそれぞれ個別に回転されることになる。
【0016】
前記下部フレーム5にはワークテーブル39が設けられており、このワークテーブル39上には複数のフリーベア41が回転自在に支承されている。また、前記上部フレーム3には油圧シリンダ43が取り付けられており、この油圧シリンダ43に装着されたピストンロッド45の下部にはストライカ47が一体化されている。なお、油圧シリンダ43の代りに駆動モータを設け、クランク運動でストライカ47を上下動せしめるようにしてもよい。
【0017】
上記構成により、図示省略のワーククランプにクランプされたワークWがX軸,Y軸方向に移動されて、ワークWの所望位置が、加工位置Kに位置決めされた後、油圧シリンダ43を作動せしめてストライカ47を上下動せしめることにより、ストライカ47で加工位置KにあるパンチPを打撃し、パンチPとダイDとの協働でワークWにパンチング加工が行われることになる。
【0018】
回転用駆動モータ23を停止させた状態で、回転用駆動モータ25を駆動せしめて下部タレット13を回転せしめることによって、上部タレット11の1ステーションに設けられているCCDカメラ19で、下部タレット13のステーション17に装着されている各ダイDの形状,サイズ,方向および摩耗状況等の情報を順次撮像せしめることができる。
【0019】
同様に、回転用駆動モータ25を停止させた状態で、回転用駆動モータ23を駆動せしめて上部タレット11を回転せしめることによって、下部タレット13の1ステーションに設けられているCCDカメラ21で、上部タレット11のステーション15に装着されている各パンチPの形状,サイズ,方向および摩耗状況等の情報を撮像せしめることができる。
【0020】
前記タレットパンチプレス1を制御せしめる制御装置49は、図2に示されているように、CPU51を備えており、このCPU51にはキーボード等の入力手段53,CRT等の出力手段55が接続されている。また、ワークWをクランプしたワーククランプを備えたキャレッジをX軸方向へ,キャレッジベースをY軸方向へそれぞれ移動せしめるX軸,Y軸モータ57,59が接続されている。また、油圧シリンダ43,回転用駆動モータ23,25も前記CPU51に接続されている。さらに、前記CCDカメラ19,21は画像処理装置61を介して前記CPU51に接続されている。
【0021】
前記CPU51には、入力手段53より予め各ステーションに装着して使用される金型の形状,サイズ,方向,摩耗限度回数等の使用金型情報が例えば図3に示されているようにCPU51に入力されて記憶される情報メモリ63が接続されている。また、CCDカメラ19,21で実際に撮像したパンチP,ダイDの形状,サイズ,方向,摩耗回数等の金型情報と加工プログラムが記憶されている加工プログラムメモリ67に記憶されている使用金型情報とが比較して判断する比較判断手段65が前記CPU51に接続されている。
【0022】
また、金型(パンチP,ダイD)の情報を確認(チェック)するための金型チェック用プログラムメモリ69がそれぞれ接続されている。
【0023】
上記構成により、金型チェック用プログラムメモリ69に記憶されている金型チェック用プログラムにより、回転用駆動モータ23又は25を回転せしめて、上,下部タレット11,13の1ステーションに設けられているCCDカメラ19又は21で、下部,上部タレット13,11に装着されているダイD又はパンチPの情報が撮像される。
【0024】
この撮像されたパンチP,ダイDの情報が画像処理装置61を介して比較判断手段65に取り込まれる。この比較判断手段65には情報メモリ63に記憶されている使用金型情報がすでに取り込まれているから、検出された実際の金型情報と金型使用情報とが比較されると共に判断される。例えば、金型(パンチP,ダイD)が正規に装着されているかを確認することができ、そしてメッセージが出力手段55に出力せしめることができる。
【0025】
また、検出した金型の形状を基に金型を限定し、その金型の所在地管理やヒット数管理も可能となる。
【0026】
したがって、金型のセットミスを事前にチェックすることにより、金型破損,機械破損,製品不良等が発生するのを防止することができ、無駄な工数の発生を減らすことができる。また、金型の検索や研摩等の段取り時間を短縮せしめることができる。さらに、CCDカメラ19,21がステーションに設けられているので、タレットパンチプレス1の段取り、保守等の作業に支障を来たすことがなくなる。
【0027】
なお、この発明は、前述した発明の実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態様で実施し得るものである。
【0028】
【発明の効果】
以上のごとき発明の実施の形態より理解されるように、請求項1,2,3発明によれば、上部タレットを回転せしめることにより、下部タレットの1ステーションに設けられたパンチ認識用撮像手段で、上部タレットの各ステーションに装着されたパンチの形状,サイズ,方向,摩耗状況等の情報を撮像せしめることができる。同様に、下部タレットを回転せしめることにより、上部タレットの1ステーションに設けられたダイ認識用撮像手段で、下部タレットの各ステーションに装着されたダイの形状,サイズ,方向,摩耗状況等の情報を撮像せしめることができる。
【0029】
而して、撮像されたパンチ,ダイの形状,サイズ,方向,摩耗状況の情報と、予め制御装置内の情報メモリに記憶されている使用金型情報とが比較判断手段で比較判断されるから、金型のセットミスを事前にチェックすることができる。その結果、金型破損,機械破損,製品不良等の発生を防止することができ、また、無駄な工数の発生を減らすことができる。さらに金型の検索や、研摩等の段取り、保守等の作業に支承がなく、しかも段取りの時間を短縮せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施するタレットパンチプレスの側面図である。
【図2】タレットパンチプレスを制御せしめる制御装置の構成ブロック図である。
【図3】情報メモリに記憶されている使用金型情報の一例を示した図である。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス
11 上部タレット
13 下部タレット
15,17 ステーション
19 CCDカメラ(ダイ認識用撮像手段)
21 CCDカメラ(パンチ認識用撮像手段)
23,25 回転用駆動モータ
49 制御装置
63 情報メモリ
65 比較判断手段

Claims (1)

  1. 本体と制御装置とを備えたタレットパンチプレスにおいて、
    前記本体に、上,下部タレットを個別に回転自在に設け、前記上部タレットの1ステーションに下部タレットに装着されたダイを認識するダイ認識用撮像手段を設けると共に、前記下部タレットの1ステーションに上部タレットに装着されたパンチを認識するパンチ認識用撮像手段を設け、
    前記制御装置は、予め各ステーションに装着して使用される金型の形状、サイズ、方向、摩耗限度回数である使用金型情報を記憶する情報メモリと、
    ダイ,パンチの情報を確認するための金型チェック用プログラムを記憶する金型チェック用プログラムメモリと、
    前記使用金型情報と、前記ダイ,パンチ認識用撮像手段で撮像されたダイ,パンチの情報とを比較判断せしめる比較判断手段とを有し、
    前記金型チェック用プログラムの制御により、上部回転用駆動モータを停止させた状態で、下部回転用駆動モータを駆動せしめて下部タレットを回転せしめることによって、上部タレットの1ステーションに設けられているダイ認識用撮像手段で、下部タレットのステーションに装着されている各ダイを撮像せしめ、
    下部回転用駆動モータを停止させた状態で、上部回転用駆動モータを駆動せしめて上部タレットを回転せしめることによって、下部タレットの1ステーションに設けられているパンチ認識用撮像手段で、上部タレットのステーションに装着されている各パンチを撮像せしめることを特徴とするタレットパンチプレス。
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