JP2566879Y2 - 金型装置 - Google Patents

金型装置

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JP2566879Y2
JP2566879Y2 JP1993075171U JP7517193U JP2566879Y2 JP 2566879 Y2 JP2566879 Y2 JP 2566879Y2 JP 1993075171 U JP1993075171 U JP 1993075171U JP 7517193 U JP7517193 U JP 7517193U JP 2566879 Y2 JP2566879 Y2 JP 2566879Y2
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JP1993075171U
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Inventor
貞二 渡辺
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は金型装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】工場等で使用される金型装置、例えばプ
レス金型装置は、下型と、この下型に対して上下動する
上型と、前記下型と上型の間に設けられるブランクホル
ダー等から構成され、ブランクホルダーでワークを保持
しつつ上型を下動させることでワークをプレス加工す
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記上型、
下型を、直接ワークに当接する部分(専用部)と、それ
以外の部分(汎用部)に分けて考えると、従来にあって
は、専用部に比べて汎用部の容積が大きいにもかかわら
ず、これら専用部と汎用部は一体に形成されているの
で、モデルチェンジ等によりワークの機種を変える時に
は、何ら変更する必要のない汎用部も専用部とともに取
り替えることになる。従って、このような従来の金型構
造では、ワークの機種毎に金型全体を変えることが必要
となり、コストが多くかかり、又多機種少量生産にも不
適となる不具合がある。又、金型全体を成形し直さなけ
ればならないので、その際には、金型を成形するための
材料(素材)が多く必要となり、又、金型を成形する工
作機械も大型し、これらに起因して金型を製作するため
のコストが高くなるという不具合があった。更には、こ
の金型の保管スペースも大きく必要となるという不具合
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本考案は、下型と、この下型に対して上下動してワーク
を加工する上型と、ワークを押さえるブランクホルダー
とからなる金型装置において、下型と、上型と、ブラン
クホルダーを夫々、ワークに当接する専用部とこの専用
部を支持する汎用部とに分解し、専用部を汎用部に着脱
自在に設け、さらに、下型の専用部とブランクホルダー
の専用部とを交換する際にこれら下型の専用部とブラン
クホルダーの専用部とを連結するためのピンを備えた
とを特徴とする。
【0005】
【作用】下型と、上型と、ブランクホルダーを夫々、ワ
ークに当接する専用部と、この専用部を支持する汎用部
に分割するので、機種の異なるワークを加工する際に
は、専用部のみを交換すればよくなり、多機種少量生産
に適した金型することができ、又、ワークの機種を変え
る際には、金型の専用部のみを成形し直せばよいので、
金型全体を成形し直すのに比べて金型を成形するための
材料(素材)が少なくてもすむようになり、又、金型を
成形する工作機械も小さくてすみ、これらによって金型
の製造コストの低減を図ることができる。又、金型の保
管スペースも専用部のみの分でよいので、そのスペース
を小型化することができる。さらに、下型の専用部及び
ブランクホルダーの専用部を交換する際に、これらの専
用部同士をピンで連結するので、複数の専用部を同時に
交換することができる。
【0006】
【実施例】以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基
づいて説明する。図1は、プレス金型装置の正面断面
図、図2は同側断面図を示す。図中、1は、パンチを構
成する下型で、この下型1は、汎用部2と、この汎用部
2に支持され、ワークWに当接する専用部3とからな
り、専用部3は、図1に示すように複数設けた油圧クラ
ンパー4…の押さえ部4aで汎用部2に着脱自在に固定
されている。この実施例では、先ず、位置決めピン5…
で専用部3を汎用部2に位置決めし、その後に油圧クラ
ンパー4で専用部3を汎用部2に固定するようにした。
【0007】7はダイを構成する上型で、この上型7
は、汎用部8と、この汎用部8に着脱自在に支持され、
ワークWに当接する専用部9とからなる。(専用部の支
持の仕方は、下型1の場合と同様とする)10は、ブラ
ンクホルダーで、このブランクホルダー10も汎用部1
1と、この汎用部11に支持され、ワークWに当接する
専用部12からなり、専用部12にはワークWの位置決
め部12aを設ける。
【0008】前記ブランクホルダー10の汎用部11は
クッションピン13にて上下動自在に支持され、又、図
1、図3に示すように汎用部11に設けた支持部14
と、専用部12とを位置決めピン15にて連結し、この
位置決めピン15を押さえ部材16で固定する。この押
さえ部材16は、図5に正面図にて示すように一端側に
係合孔16aが形成され、他端側が回動軸16bにて回
転自在に支持されている。そして、この押さえ部材16
は、回動軸16bを中心に回転して、係合孔16aを前
記位置決めピン15に形成した係合部15aに係合させ
ることで位置決めピン15の抜けを防止する。前記位置
決めピン15は、前部で4箇所に設けられ、ワークWの
加工時に専用部12と汎用部11を固定する時のみに使
用される。尚、専用部12の汎用部11に対する固定の
手段はこの様な位置決めピンによるものだけではなく、
図2、図4に示すように位置決めボルト17…で直接固
定するものであってもよい。更には、図6に示すように
頭部50aと、軸50bからなり、回動軸50cを中心
に回転する押さえ部材50で、固定してもよく、この場
合、図6の想像線の状態から回動軸50cを中心に反時
計回り方向に回転させて頭部50aで専用部12を汎用
部11に固定する。
【0009】以上において、本実施例の構造によれば、
下型1、上型7、ブランクホルダー10を夫々、支持部
材をなす汎用部2、8、11と、ワークWに直接当接す
る専用部3、9、12から構成するので、異なるワーク
Wをプレス加工する場合には、専用部3、9、12だけ
を代えればよく、寸法も大きく且つ、重量もある汎用部
2、8、11はそのまま使えるようになる。従って、金
型全体を交換する必要がなくなり、生産コストの低減を
図るとともに多機種少量生産を容易に行えるようにな
る。又、種類の異なるワークWを生産する場合には、専
用部3、9、12だけを成形し直せばすればよいので、
金型全体を成形し直すものに比べて、金型を成形するた
めの材料(素材)が少なくてすみ、又金型を成形する工
作機械も小さくてすみ金型の製造コストの低減を図るこ
とができる。更には、ワークWの種類を代える時には専
用部3、9、12だけを保管場所に収納すればよいの
で、保管場所もスペースが小さいものですむようにな
る。
【0010】尚、専用部3、9、12を交換する際に
は、図1の20で示すピンを用い、このピン20で、専
用部3と専用部12を連結し、この状態でクレーン等で
一体に吊りあげ、移動して交換する。通常時にはピン2
0は引き抜いておく。
【0011】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、下型
と、上型と、ブランクホルダーを夫々、ワークに当接す
る専用部と、この専用部を支持する汎用部に分割するの
で、機種の異なるワークを加工する際には、専用部のみ
を交換すればよくなり、多機種少量生産に適した金型す
ることができ、又、ワークの機種を変える際には、金型
の専用部のみを成形し直せばよいので、金型全体を成形
し直すのに比べて金型を成形するための材料(素材)が
少なくてもすむようになり、又、金型を成形する工作機
械も小さくてすみ、これらによって金型の製造コストの
低減を図ることができる。又、金型の保管スペースも専
用部のみの分でよいので、そのスペースを小型化するこ
とができる。さらに、下型の専用部及びブランクホルダ
ーの専用部を交換する際に、これらの専用部同士をピン
で連結するので、複数の専用部を同時に交換することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プレス金型装置の正面断面図
【図2】プレス金型装置の側断面図
【図3】図1の一部拡大断面図
【図4】図2の一部拡大断面図
【図5】押さえ部材の正面図
【図6】別実施例にかかる押さえ部材の側面図
【符号の説明】
1…下型 7…上型 10…ブランクホルダー 2、8、11…汎用部 3、9、12…専用部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下型と、この下型に対して上下動してワ
    ークを加工する上型と、前記ワークを押さえるブランク
    ホルダーとからなる金型装置において、前記下型と、前
    記上型と、前記ブランクホルダーを夫々、ワークに当接
    する専用部とこの専用部を支持する汎用部に分解し、
    前記専用部を前記汎用部に着脱自在に設け、さらに、前
    記下型の専用部と前記ブランクホルダーの専用部とを交
    換する際にこれら下型の専用部とブランクホルダーの専
    用部とを連結するためのピンを備えたことを特徴とする
    金型装置。
JP1993075171U 1993-12-28 1993-12-28 金型装置 Expired - Lifetime JP2566879Y2 (ja)

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JPH0742661U JPH0742661U (ja) 1995-08-11
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JP3070820U (ja) * 2000-02-07 2000-08-15 シー.シー.デン プラグ

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