JP2000143772A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2000143772A5 JP2000143772A5 JP1998318756A JP31875698A JP2000143772A5 JP 2000143772 A5 JP2000143772 A5 JP 2000143772A5 JP 1998318756 A JP1998318756 A JP 1998318756A JP 31875698 A JP31875698 A JP 31875698A JP 2000143772 A5 JP2000143772 A5 JP 2000143772A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- protective film
- hydrogen atom
- following formula
- forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000001681 protective Effects 0.000 claims description 14
- 125000004435 hydrogen atoms Chemical group [H]* 0.000 claims description 8
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 8
- 125000004432 carbon atoms Chemical group C* 0.000 claims description 6
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 claims description 4
- 125000005843 halogen group Chemical group 0.000 claims description 4
- 125000001183 hydrocarbyl group Chemical group 0.000 claims description 4
- 239000011342 resin composition Substances 0.000 claims description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 3
- 125000000217 alkyl group Chemical group 0.000 claims description 2
- 150000001244 carboxylic acid anhydrides Chemical class 0.000 claims description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 2
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 claims description 2
- 125000003700 epoxy group Chemical group 0.000 claims description 2
- 125000001495 ethyl group Chemical group [H]C([H])([H])C([H])([H])* 0.000 claims description 2
- 125000002496 methyl group Chemical group [H]C([H])([H])* 0.000 claims description 2
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 claims description 2
- 150000001735 carboxylic acids Chemical class 0.000 claims 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000003287 optical Effects 0.000 description 2
- 150000001732 carboxylic acid derivatives Chemical class 0.000 description 1
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、硬化性組成物および保護膜とその形成方法に関する。さらに詳しくは、光デバイス用保護膜形成材料として好適な熱硬化性組成物および保護膜とその形成方法に関する。
【発明の属する技術分野】
本発明は、硬化性組成物および保護膜とその形成方法に関する。さらに詳しくは、光デバイス用保護膜形成材料として好適な熱硬化性組成物および保護膜とその形成方法に関する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記の如き保護膜等に使用できる新規な硬化性組成物を提供することにある。
本発明の他の目的は、保護膜として従来から要求される諸特性、具体的には、密着性、表面硬度、透明性、耐熱性、耐光性、耐薬品性、耐水性などを満たすと共に、下地基板であるカラーフィルターの段差を平坦化することが可能である光デバイス用保護膜形成材料として好適な硬化性組成物を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、本発明の上記硬化性組成物から保護膜を形成する方法および形成された該保護膜を提供することにある。
本発明のさらに他の目的および利点は以下の説明から明らかになろう。
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記の如き保護膜等に使用できる新規な硬化性組成物を提供することにある。
本発明の他の目的は、保護膜として従来から要求される諸特性、具体的には、密着性、表面硬度、透明性、耐熱性、耐光性、耐薬品性、耐水性などを満たすと共に、下地基板であるカラーフィルターの段差を平坦化することが可能である光デバイス用保護膜形成材料として好適な硬化性組成物を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、本発明の上記硬化性組成物から保護膜を形成する方法および形成された該保護膜を提供することにある。
本発明のさらに他の目的および利点は以下の説明から明らかになろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、本発明の上記目的および利点は、(A)下記式(1)
【化5】
式中、R1は、水素原子または炭素原子数1〜5のアルキル基を示し、R2は、水素原子、メチル基またはエチル基を示しそしてmは1〜8の整数を示す、
で表される構造単位を30モル%以上含有してなる重合体または共重合体、
(B)多価カルボン酸無水物および多価カルボン酸から選択される少なくとも1種の化合物並びに
(C)下記式(2)
【化6】
ここで、R3とR4は、互いに独立に、下記式(3)
【化7】
ここでR7は水素原子、炭素数1〜5の炭化水素基またはハロゲン原子である、
で表される基および下記式(4)
【化8】
ここでR7の定義は上記に同じである、
で表される基よりなる群から選ばれる基であり、そしてR5およびR6は、互いに独立に、水素原子、炭素数1〜5の炭化水素基またはハロゲン原子である、
で表される、エポキシ基を有する化合物、
を含有してなることを特徴とする硬化性組成物によって達成される。
本発明によれば、本発明の上記目的および利点は、第2に、
本発明の硬化性樹脂組成物の塗膜を基板上に形成し次いで加熱処理することを特徴とする保護膜の形成方法によって達成される。
本発明によれば、本発明の上記目的および利点は、第3に、
本発明の硬化性樹脂組成物が形成された保護膜によって達成される。
以下、本発明の硬化性組成物について詳細に説明する。
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、本発明の上記目的および利点は、(A)下記式(1)
【化5】
式中、R1は、水素原子または炭素原子数1〜5のアルキル基を示し、R2は、水素原子、メチル基またはエチル基を示しそしてmは1〜8の整数を示す、
で表される構造単位を30モル%以上含有してなる重合体または共重合体、
(B)多価カルボン酸無水物および多価カルボン酸から選択される少なくとも1種の化合物並びに
(C)下記式(2)
【化6】
ここで、R3とR4は、互いに独立に、下記式(3)
【化7】
ここでR7は水素原子、炭素数1〜5の炭化水素基またはハロゲン原子である、
で表される基および下記式(4)
【化8】
ここでR7の定義は上記に同じである、
で表される基よりなる群から選ばれる基であり、そしてR5およびR6は、互いに独立に、水素原子、炭素数1〜5の炭化水素基またはハロゲン原子である、
で表される、エポキシ基を有する化合物、
を含有してなることを特徴とする硬化性組成物によって達成される。
本発明によれば、本発明の上記目的および利点は、第2に、
本発明の硬化性樹脂組成物の塗膜を基板上に形成し次いで加熱処理することを特徴とする保護膜の形成方法によって達成される。
本発明によれば、本発明の上記目的および利点は、第3に、
本発明の硬化性樹脂組成物が形成された保護膜によって達成される。
以下、本発明の硬化性組成物について詳細に説明する。
Claims (4)
- (A)下記式(1)
で表される構造単位を30モル%以上含有してなる重合体または共重合体、
(B)多価カルボン酸無水物および多価カルボン酸から選択される少なくとも1種の化合物並びに
(C)下記式(2)
で表される基および下記式(4)
で表される基よりなる群から選ばれる基であり、そしてR5およびR6は、互いに独立に、水素原子、炭素数1〜5の炭化水素基またはハロゲン原子である、
で表される、エポキシ基を有する化合物、
を含有してなることを特徴とする硬化性組成物。 - 保護膜形成用である請求項1に記載の硬化性樹脂組生物。
- 請求項1に記載の硬化性樹脂組成物の塗膜を基板上に形成し、次いで加熱処理することを特徴とする保護膜の形成方法。
- 請求項1に記載の硬化性樹脂組成物から形成された保護膜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31875698A JP3994428B2 (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | 硬化性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31875698A JP3994428B2 (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | 硬化性組成物 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000143772A JP2000143772A (ja) | 2000-05-26 |
JP2000143772A5 true JP2000143772A5 (ja) | 2005-06-23 |
JP3994428B2 JP3994428B2 (ja) | 2007-10-17 |
Family
ID=18102597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31875698A Expired - Lifetime JP3994428B2 (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | 硬化性組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3994428B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100423346B1 (ko) * | 2001-08-29 | 2004-03-18 | 주식회사 코오롱 | 광디바이스용 보호막 형성 재료로 유용한 열경화성 수지조성물 |
JP3960281B2 (ja) * | 2003-05-28 | 2007-08-15 | Jsr株式会社 | 硬化性樹脂組成物、保護膜および保護膜の形成方法 |
KR101102124B1 (ko) * | 2004-06-10 | 2012-01-02 | 미츠비시 가스 가가쿠 가부시키가이샤 | 에폭시 수지 경화제 및 에폭시 수지 조성물 |
KR101181198B1 (ko) | 2006-03-23 | 2012-09-18 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 열경화성 수지 조성물 |
JP6117547B2 (ja) * | 2012-12-21 | 2017-04-19 | 新日鉄住金化学株式会社 | 熱硬化性組成物、硬化膜及びカラーフィルター |
JP7424788B2 (ja) | 2019-10-04 | 2024-01-30 | 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社 | シロキサン樹脂を含む硬化性樹脂組成物、及びその硬化膜、シロキサン樹脂の製造方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2692313B2 (ja) * | 1989-12-15 | 1997-12-17 | 日本合成ゴム株式会社 | 熱硬化性組成物 |
JPH04133002A (ja) * | 1990-09-25 | 1992-05-07 | Sanyo Chem Ind Ltd | カラーフィルターの表面保護材および表面保護層の形成法 |
JP3660752B2 (ja) * | 1996-06-11 | 2005-06-15 | 新日鐵化学株式会社 | 高純度耐熱性エポキシ樹脂及び電子材料用成形材料 |
-
1998
- 1998-11-10 JP JP31875698A patent/JP3994428B2/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2000103937A5 (ja) | ||
JP2653693B2 (ja) | シリコーン剥離層含有複合構造体 | |
JP5790156B2 (ja) | 位相差フィルム用液晶配向剤、位相差フィルム用液晶配向膜、位相差フィルム及びその製造方法 | |
JPH07505432A (ja) | シリコーン剥離組成物 | |
DE2246020B2 (de) | Verfahren zur Herstellung von Reliefoberflächen und Verwendung des Verfahrens zur Herstellung von Druckformen | |
JP2000298347A5 (ja) | ||
JP2000119472A5 (ja) | ||
JP2004099638A (ja) | イミドシリコーン樹脂およびその製造方法 | |
JP2000143772A5 (ja) | ||
JPS61228078A (ja) | 粘着剤用離型性組成物 | |
JP2008297556A (ja) | 不飽和な末端を有する分岐したポリアミド | |
JPH0629382B2 (ja) | 紫外線硬化性ハードコーティング剤 | |
CN102731558A (zh) | 一种有机硅低聚物及其制备方法、双组分体系及其应用 | |
JP3615070B2 (ja) | 放射線硬化性シリコーンゴム組成物 | |
JPH02247254A (ja) | 紫外線硬化性組成物 | |
JPS5880313A (ja) | 絶縁用液状不飽和ポリエステル樹脂組成物 | |
JPH01297418A (ja) | 放射線に対し自己増感されたシリコーンポリマー | |
JPH08127657A (ja) | ジフェニルシロキサン硬化物の製法及び硬化物 | |
US4362263A (en) | Solderable solventless UV curable enamel | |
JP2839644B2 (ja) | 官能性ポリオルガノシルセスキオキサン、その製造方法及びコーティング剤用組成物 | |
JP2001106983A (ja) | 低温硬化性オルガノポリシロキサンコーティング | |
JPS62232439A (ja) | エステル含有オルガノシリコン化合物の製造法 | |
JPS6261071B2 (ja) | ||
JPH0433936A (ja) | 被覆ポリカーボネート成形品の製造方法 | |
JP2527081B2 (ja) | オルガノポリシロキサン組成物 |