JP2000137329A - フォトレジストパタ―ンの製造方法及びこれを用いた半導体装置の製造方法 - Google Patents

フォトレジストパタ―ンの製造方法及びこれを用いた半導体装置の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さな臨界寸法の開口部を限定するフォトレ
ジストパターンの製造方法及びこれを用いた半導体装置
の製造方法を提供する。 【解決手段】 重合体の骨格に、酸により化学反応を起
こすマロン酸エステル基が結合された重合体Aと重合体
のガラス転移温度以下で熱分解されて分子間相互作用を
増やす基が結合された重合体Bとよりなる重合体混合
物、または重合体のガラス転移温度以下で熱分解される
基が結合された重合体Bと酸により化学反応を起こす
(メタ)アクリル酸エステルをモノマーとして含む重合
体Cとよりなる重合体混合物を主構成成分とするフォト
レジスト組成物を使用して開口部を限定するフォトレジ
ストパターンを形成する。次に、フォトレジストパター
ンを次熱処理によって流動させて開口部を縮める。コン
トラストが大きくて流動率調節が容易な重合体混合物よ
りなるフォトレジスト組成物を使用するため、小さな臨
界寸法の開口部を限定するフォトレジストパターンが形
成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子の製造方
法に係り、特に小さな臨界寸法の開口部を限定するフォ
トレジストパターンの製造方法及びこれを用いた半導体
装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程が複雑になり、半導体チ
ップの集積度が1ギガビットDRAM級以上に増加する
につれて、0.25μm以下のデザインルールに従う微
細パターンの形成が今日切実に要求されている。このよ
うなパターンの微細化要求に従って、光源としては従来
のg-ライン(436nm)及びi-ライン(365n
m)よりさらに短い波長の深紫外線(deep-UV:
248nm)が使われ、フォトマスクとしては従来の遮
光膜パターンマスク、例えばバイナリクロムマスクの代
わりにハーフトーン位相反転マスクが半導体製造工程に
使われ始めた。ところが従来の長波長またはクロムマス
ク用フォトレジスト物質は、深紫外線とハーフトーン位
相反転マスクを使用する写真工程では低いコントラスト
を示す。従ってフォトレジストパターンを小さな臨界寸
法で、そして希望のプロファイルで形成できないという
問題点がある。
【0003】微細パターンを形成するためのさらに他の
方法としては、フォトレジストパターンを形成した後、
フォトレジストパターンを熱処理により流動させてフォ
トレジストパターンが限定する開口部の寸法を縮める方
法がある。熱処理による流動方法においては、温度変化
に従うフォトレジストパターンの臨界寸法の変動、特に
開口部の形態や位置に従う流動率の差による臨界寸法の
変動量が最小化されるべきである。即ち、単位温度当り
流動量(nm/℃)、即ち、流動率が小さくて流動率の
調節が容易なフォトレジストが流動方法に適している。
ところが、従来のフォトレジスト物質は流動率が大きく
て流動率の調節が難しい短所がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が達成しようと
する目的は、露光前後のコントラスト差が大きく、かつ
流動率の調節が容易なフォトレジスト組成物を使用して
小さな臨界寸法の開口部を限定するフォトレジストパタ
ーンを製造する方法を提供することである。
【0005】本発明が達成しようとする他の目的は、前
記フォトレジストパターンの製造方法を使用して高集積
化された半導体装置を製造する方法を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】従って上記目的は、本発
明の、パタニングしようとする物質膜が形成されている
半導体基板を提供する段階と、酸により化学反応を起こ
すマロン酸エステル基を重合体骨格中に有する重合体A
と、重合体のガラス転移温度以下で熱分解されて分子間
相互作用を増やす基を重合体骨格中に有する重合体Bと
が混合された重合体混合物I、または前記重合体Bと、
酸により化学反応を起こす(メタ)アクリル酸エステル
をモノマーとして含む重合体Cとが混合された重合体混
合物II、及び光酸発生剤を含むフォトレジスト組成物を
使用して前記物質膜上にフォトレジスト膜を形成する段
階と、前記フォトレジスト膜をパタニングして開口部を
限定するフォトレジストパターンを形成する段階と、前
記フォトレジストパターンに対して1次熱処理を実施し
て前記開口部の寸法を縮める段階とを含むことを特徴と
するフォトレジストパターンの製造方法によって達成さ
れる。
【0007】さらに本発明は、前記フォトレジストパタ
ーンを形成する段階は、ハーフトーン位相反転マスクを
使用して進行することを特徴とする前記フォトレジスト
パターンの製造方法である。
【0008】さらに本発明は、前記熱処理を行う段階
は、前記重合体混合物Iまたは重合体混合物IIのガラス
転移温度または軟化温度以上で実施することを特徴とす
る前記フォトレジストパターンの製造方法である。
【0009】さらに本発明は、前記1次熱処理を行う段
階以後に、前記半導体基板を冷やす段階と、前記フォト
レジストパターンに対して、2次熱処理を実施して前記
開口部の寸法をさらに縮める段階とをさらに具備するこ
とを特徴とする前記フォトレジストパターンの製造方法
である。
【0010】さらに本発明は、前記2次熱処理は、前記
1次熱処理の温度より高温で実施することを特徴とする
前記フォトレジストパターンの製造方法である。
【0011】さらに本発明は、前記2次熱処理は、前記
1次熱処理の温度より10℃乃至30℃程度高い温度で
実施することを特徴とする前記フォトレジストパターン
の製造方法である。
【0012】さらに本発明は、前記2次熱処理を行う段
階以後に前記半導体基板を冷やす段階と、前記フォトレ
ジストパターンに対して、前記2次熱処理の温度より2
℃乃至10℃程度高い温度で、3次熱処理を実施して開
口部の寸法をさらに縮める段階とをさらに実施すること
を特徴とする前記フォトレジストパターンの製造方法で
ある。
【0013】さらに本発明は、前記マロン酸エステル基
は、ジ-t-ブチルマロン酸エステルまたはジ-テトラヒ
ドロピラニルマロン酸エステル基であることを特徴とす
る前記フォトレジストパターンの製造方法である。
【0014】さらに本発明は、前記重合体Bのガラス転
移温度以下で熱分解されて分子間相互作用を増やす基
は、t-ブトキシカルボニルオキシ、テトラヒドロピラ
ニルオキシまたはC1〜C10のアルコキシ-1-エトキシ
基であることを特徴とする前記フォトレジストパターン
の製造方法である。
【0015】さらに本発明は、前記重合体Aと前記重合
体Bは、1:9乃至5:5の質量比で混合されることを
特徴とする前記フォトレジストパターンの製造方法であ
る。
【0016】さらに本発明は、前記重合体Bと前記重合
体Cは、5:5乃至9:1の質量比で混合されることを
特徴とする前記フォトレジストパターンの製造方法であ
る。
【0017】さらに本発明は、前記光酸発生剤は、前記
重合体混合物IまたはIIの総質量を基準として1〜15
質量%で混合されることを特徴とする前記フォトレジス
トパターンの製造方法である。
【0018】さらに本発明は、前記光酸発生剤は、トリ
アリルスルホニウム塩、ジアリルヨードニウム塩または
スルホン酸塩であることを特徴とする前記フォトレジス
トパターンの製造方法である。
【0019】さらに本発明は、前記フォトレジスト組成
物は、前記重合体混合物IまたはIIの総質量を基準とし
て0.01〜2.0質量%の有機塩基をさらに含むこと
を特徴とする前記フォトレジストパターンの製造方法で
ある。
【0020】さらに本発明は、前記有機塩基はトリエチ
ルアミン、トリイソブチルアミン、ジエタノールアミン
またはトリエタノールアミンであることを特徴とする前
記フォトレジストパターンの製造方法である。
【0021】さらに本発明は、前記重合体混合物Iまた
はIIのうち、Iを用い、かつ前記重合体Aは式:
【0022】
【化5】
【0023】で、また前記重合体Bは式:
【0024】
【化6】
【0025】(前記式中、R1はt-ブチルまたはテトラ
ヒドロピラニル基で、R2及びR3は水素原子またはメチ
ル基であり、R4はC1〜C10のアルコキシ-1-エチル、
テトラヒドロピラニルまたはt-ブトキシカルボニル基
で、m、n、x及びyは整数で、m/(m+n)は0.
1〜0.5で、y/(x+y)は0.1〜0.5であ
る。)で示され、各重合体の質量平均分子量は5,00
0〜100,000であることを特徴とする前記フォト
レジストパターンの製造方法である。
【0026】さらに本発明は、前記重合体混合物Iまた
はIIのうちIIを用い、かつ前記重合体Bは式:
【0027】
【化7】
【0028】で、また前記重合体Cは式:
【0029】
【化8】
【0030】(前記式中、R4はC1〜C10のアルコキシ
-1-エチル、テトラヒドロピラニルまたはt-ブトキシ
カルボニル基で、R5は水素原子またはメチル基で、R6
はt-ブチルまたはテトラヒドロピラニル基で、x、
y、p及びqは整数で、y/(x+y)は0.1〜0.
5で、q/(q+p)は0.1〜0.5である。)で示
され、各重合体の質量平均分子量は5,000〜10
0,000であることを特徴とする前記フォトレジスト
パターンの製造方法である。
【0031】さらに本発明は、前記方法で形成したフォ
トレジストパターンをマスクとして、前記物質膜を蝕刻
して物質膜内に小さな臨界寸法のコンタクトホールまた
はダマシン領域を形成することを特徴とする半導体装置
の製造方法である。
【0032】本発明によれば、小さな臨界寸法の開口部
を限定するフォトレジストパターンが容易に形成でき
る。そして、これを用いて小さな臨界寸法のコンタクト
ホールまたはダマシン領域が形成できる。従って半導体
装置の集積度が向上できる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、先に本発明のフォトレジス
トパターン製造方法に用いられる化学増幅型フォトレジ
スト組成物及びこの製造方法に対して説明する。次に、
このフォトレジスト組成物を用いたフォトレジストパタ
ーンの製造方法及び半導体装置の製造方法に対して説明
する。
【0034】本発明に係るフォトレジストパターンの製
造方法に用いられるフォトレジスト組成物は、重合体混
合物Iまたは重合体混合物IIと光酸発生剤を含む。重合
体混合物Iは、重合体の骨格中に、酸により化学反応を
起こすマロン酸エステル基を有する重合体Aと、重合体
のガラス転移温度以下で熱分解されて分子間相互作用を
増やす基が結合された重合体Bとよりなる。重合体Aに
おけるマロン酸エステル基は、ジ-t-ブチルマロン酸エ
ステルまたはジ-テトラヒドロピラニルマロン酸エステ
ル基であることが望ましく、また重合体Bにおける重合
体のガラス転移温度以下で熱分解されて分子間相互作用
を増やす基は、t-ブトキシカルボニルオキシ、テトラ
ヒドロピラニルオキシまたはC1〜C10のアルコキシ-1
-エトキシであることが望ましい。重合体Aと重合体B
の混合比は1:9乃至5:5である。
【0035】望ましくは、重合体Aは下記の化学式で示
される2元共重合体であり、重合体Bは下記の化学式で
示される2元共重合体である。
【0036】
【化9】
【0037】前記式中、R1はt-ブチルまたはテトラヒ
ドロピラニル基で、R2及びR3は水素原子またはメチル
基であり、R4はC1〜C10のアルコキシ-1-エチル、テ
トラヒドロピラニルまたはt-ブトキシカルボニル基
で、m、n、x及びyは整数で、m/(m+n)は0.
1〜0.5で、y/(x+y)は0.1〜0.5であ
る。
【0038】各重合体の質量平均分子量は5,000〜
100,000であることが望ましい。
【0039】重合体混合物IIは、前記重合体Bと、酸に
より化学反応を起こす(メタ)アクリル酸エステルをモ
ノマーとして含む重合体Cとよりなる。重合体Bと重合
体Cの混合比は5:5乃至9:1である。
【0040】望ましくは、重合体Bは下記の化学式で示
される2元共重合体であり、重合体Cは下記化学式で示
される2元共重合体である。
【0041】
【化10】
【0042】前記式中、R4はC1〜C10のアルコキシ-
1-エチル、テトラヒドロピラニルまたはt-ブトキシカ
ルボニル基で、R5は水素原子またはメチル基で、R6
t-ブチルまたはテトラヒドロピラニル基で、x、y、
p及びqは整数で、y/(x+y)は0.1〜0.5
で、q/(q+p)は0.1〜0.5である。
【0043】各重合体の質量平均分子量は5,000〜
100,000であることが望ましい。
【0044】前述した重合体混合物IまたはIIは、重合
体Aまたは重合体Cを含有することで高いコントラスト
を示すことができる。従ってハーフトーン位相反転マス
クを使用する写真蝕刻工程に適している。さらに重合体
Bを用いることで、熱処理による流動時に流動率の調節
を容易にする特性を有する。
【0045】本発明に係るフォトレジスト組成物は、光
酸発生剤を前述した重合体混合物IまたはIIの総質量を
基準として1〜15質量%程度混合することが望まし
い。前記含有量が1%未満の場合、感度が低下し、解像
度が不良となる恐れがあり、一方で15%を超過する場
合、透過度特性及び溶解度特性が劣化する恐れがありい
ずれも好ましくないためである。
【0046】本発明に係るフォトレジスト組成物中に前
記重合体混合物IまたはIIと共に配合される光酸発生剤
としては、特に限定されるものではないが、トリアリル
スルホニウム塩、ジアリルヨードニウム塩またはスルホ
ン酸塩が熱的に安定していることから好ましく使われう
る。具体的にはトリアリルスルホニウム塩としてはトリ
フェニルスルホニウムトリフレートまたはトリフェニル
スルホニウムアンチモン酸塩が、ジアリルヨードニウム
塩としてはジフェニルヨードニウム塩トリフレート、ジ
フェニルヨードニウムアンチモン酸塩、メトキシジフェ
ニルヨードニウムトリフレートまたはジ-t-ブチルジフ
ェニルヨードニウム塩トリフレートが、スルホン酸塩と
しては2,6-ジニトロベンジルスルホン酸塩、ピロガ
ロールトリス(アルキルスルホン酸塩)がそれぞれ好ま
しく例示できる。
【0047】望ましくは、本発明に係るフォトレジスト
組成物は、重合体混合物の総質量を基準として0.01
〜2.0質量%の有機塩基添加剤をさらに含む。前記含
有量が0.01%未満の場合、フォトレジストが環境に
敏感になり、例えばT−トッププロファイル現象が発生
する恐れがあり、一方で2.0%を超過する場合、感度
が低下し、解像度が劣化する恐れがあるためである。有
機塩基添加剤としては例えばトリエチルアミン、トリイ
ソブチルアミン、ジエタノールアミンまたはトリエタノ
ールアミンが使われる。有機塩基添加剤は露光後、露光
部に存在する酸が非露光部に広がってパターンの臨界寸
法を縮める問題点を防止する。
【0048】前述したフォトレジスト組成物は、上述し
たような好ましい実施形態における場合を例にとれば、
次のように製造される。
【0049】フォトレジスト組成物の製造 1.重合体Aの製造 1-1.モノマーの製造 下記反応式1のように有機溶剤、例えば水素化ナトリウ
ムが溶解されたテトラヒドロフラン(以下、THFと称
する)溶液にマロン酸エステル(I)を溶解した後、こ
の溶液にクロロメチルスチレン(II)を添加して、置換
反応によりモノマー(III)を製造する。
【0050】
【化11】
【0051】前記式中、R1はt-ブチルまたはテトラヒ
ドロピラニル基である。
【0052】1-2.重合体Aの製造 下記反応式2のように重合反応を進行する。
【0053】
【化12】
【0054】前記式中、R1はt-ブチルまたはテトラヒ
ドロピラニル基で、R2及びR3は水素原子またはメチル
基であり、m及びnは整数で、m/(m+n)は0.1
〜0.5である。
【0055】即ち、1-1で製造されたモノマー(III)
とアセトキシスチレン誘導体(IV)を有機溶媒、例えば
トルエンに溶解させた後、重合開始剤、例えばアゾビス
イソブチロニトリル(以下AIBNと称する)を添加し
て重合反応を進行して2元共重合体(V)を製造する。
【0056】次いで、下記反応式3のように前記2元共
重合体(V)を有機塩基で処理して脱アセチル化させ
て、質量平均分子量が5,000〜100,000で、
重合体の骨格に、酸により化学反応を起こすマロン酸エ
ステル基が結合された2元共重合体Aを完成する。塩基
としては水酸化アンモニウムまたはヒドラジンを使用す
る。
【0057】
【化13】
【0058】2.重合体Bの製造 下記反応式4のようにポリ(ヒドロキシスチレン)(V
I)とアルキル基R4が導入できる物質(VII)を反応さ
せて、ガラス転移温度以下で容易に熱分解が起きること
ができるアルキル基R4が結合され、質量平均分子量が
5,000〜100,000の2元共重合体Bを製造す
る。
【0059】
【化14】
【0060】前記式中、R4はC1〜C10のアルコキシ-
1-エチル、テトラヒドロピラニルまたはt-ブトキシカ
ルボニル基で、Xは酸素原子またはヒドロキシ基と反応
する反応性原子であり、x及びyは整数で、y/(x+
y)は0.1〜0.5である。
【0061】3.重合体Cの製造 下記反応式5のようにアセトキシスチレン(VIII)と
(メタ)アクリル酸エステル(IX)を有機溶媒に溶解さ
せた後、重合開始剤を添加して重合反応を進行して2元
共重合体(X)を製造する。
【0062】
【化15】
【0063】前記式中、R5は水素原子またはメチル基
で、R6はt-ブチルまたはテトラヒドロピラニル基であ
り、p及びqは整数で、q/(p+q)は0.1〜0.
5である。
【0064】次いで、下記反応式6のように前記2元共
重合体(X)に有機塩基を処理して脱アセチル化させて
質量平均分子量が5,000〜100,000で、酸に
より化学反応を起こす(メタ)アクリル酸エステルをモ
ノマーとして含む2元共重合体Cを完成する。
【0065】
【化16】
【0066】4.フォトレジスト組成物の製造 前述した製造方法によって製造された重合体Aと重合体
Bを1:9乃至5:5の混合比で混合した重合体混合物
Iまたは重合体Bと重合体Cを5:5乃至9:1の混合
比で混合した重合体混合物IIを適切な溶媒に溶解させ
る。
【0067】次に、重合体の混合物IまたはIIの総質量
を基準として1〜15質量%の光酸発生剤を前記溶媒に
混合してフォトレジスト組成物を製造する。光酸発生剤
としては上記に例示したものを用いることが望ましい。
【0068】また、重合体混合物IまたはIIの総質量を
基準として0.01〜2.0質量%の有機塩基添加剤を
さらに添加してフォトレジスト組成物を完成することが
望ましい。有機塩基添加剤としては上記に例示したもの
を使用することが望ましい。
【0069】フォトレジストパターンの製造方法 このように製造されたフォトレジスト組成物を使用して
小さな臨界寸法の開口部を限定するフォトレジストパタ
ーンを形成する方法を図1乃至図4を参考して説明す
る。
【0070】図1を参照すれば半導体基板100上にパ
タニングしようとする物質膜110を形成する。次い
で、重合体混合物Iまたは重合体混合物IIと光酸発生剤
及び/または有機塩基よりなるフォトレジスト組成物を
物質膜110上に塗布してフォトレジスト膜120を形
成する。
【0071】次に、フォトレジスト膜に対する露光前べ
ークを実施する。露光前べークした後、マスク基板21
0上にハーフトーン位相反転パターン220が形成され
ているハーフトーン位相反転マスク200を使用してフ
ォトレジスト膜120を露光する。
【0072】露光によりフォトレジスト膜内の光酸発生
剤から酸が発生し、このように発生した酸が触媒作用を
して、露光部分を構成している重合体Aのマロン酸エス
テル基をマロン酸に、重合体Cの(メタ)アクリル酸エ
ステルを(メタ)アクリル酸に加水分解する。この際、
重合体Bも酸の触媒作用により加水分解されてヒドロキ
シ基を形成する。従って露光された部分のフォトレジス
ト膜は多量のマロン酸、(メタ)アクリル酸及びヒドロ
キシ基を含むので非露光された部分に比べて溶解度が増
加する。言い換えれば、コントラストが顕著に増加す
る。
【0073】重合体A、B及びCの酸による加水分解メ
カニズムを下記反応式7に示す。
【0074】
【化17】
【0075】図2を参照すれば、露光が完了した後、現
像前に、短時間でフォトレジスト膜を再び熱処理する。
露光後熱処理は、露光部内で酸触媒による加水分解反応
をさらに活性化させるために実施する。次に、適切な現
像液を使用して現像工程を実施して第1寸法(S1)の
開口部を限定する第1フォトレジストパターン120A
を完成する。
【0076】図3を参照すれば、第1フォトレジストパ
ターン120Aに対して熱処理を実施して、第1寸法
(S1)より小さな第2寸法(S2)の開口部を限定す
る第2フォトレジストパターン120Bを形成する。熱
処理工程は、重合体混合物のガラス転移温度または軟化
温度以上で60秒乃至120秒間実施する。
【0077】この際、重合体Bでは下記反応式8のよう
な反応が起きる。
【0078】
【化18】
【0079】即ち、重合体Bは、重合体Bのガラス転移
温度以下で熱分解されて分子間相互作用を増やす基、例
えばt-ブトキシカルボニルオキシ、テトラヒドロピラ
ニルオキシまたはC1〜C10のアルコキシ-1-エトキシ
基が結合されている。従って、重合体混合物のガラス転
移温度または軟化温度以上で実施される熱処理工程時、
重合体B内の基が容易に熱分解されて多量のヒドロキシ
基を形成する。ヒドロキシ基は分子間相互作用を起こし
て流動量(nm/℃)を小さくする。従って温度変化に
従うフォトレジストパターンの上面部分と底部の流動率
の差によるパターン変形が最小化できる。従って垂直の
プロファイルを有するパターンが形成できる。
【0080】次に、図4に示したように、第2フォトレ
ジストパターンが形成されている半導体基板を一定時間
冷却させた後、第2フォトレジストパターン120B
(図3参照)に対して2次熱処理を実施する。冷却は室
温になるまで進行する。そして、2次熱処理は1次熱処
理より高温で実施する。望ましくは、2次熱処理は、1
次熱処理の温度より10℃乃至30℃程度高い温度で6
0秒乃至180秒間実施する。その結果、第2寸法(S
2)より小さな第3寸法(S3)の開口部を限定する第
3フォトレジストパターン120Cが形成される。
【0081】本実施例では熱処理を2回実施したが、形
成しようとする開口部の寸法に従って熱処理の回数は調
節できる。即ち、1回の熱処理だけで十分であれば、図
3までの工程のみ実施すればよいし、開口部の寸法をS
3以下にさらに縮めるべき必要があれば、図4の工程以
後に再び冷却及び熱処理にをさらに実施することもでき
る。例えば2次熱処理以後に3次熱処理を実施する場合
には、2次熱処理温度より2℃乃至10℃程度高い温度
で3次熱処理を実施することが望ましい。
【0082】このように形成されたフォトレジストパタ
ーン(120Bまたは120C)を使用して物質膜11
0をパタニングして、図5Aのように、小さな臨界寸法
のコンタクトホール(110A)を形成したり、図5B
のように物質膜110を一部分だけ蝕刻して小さな臨界
寸法のダマシン領域(110B)を形成して半導体装置
を製造する。
【0083】以下では、本発明のフォトレジストパター
ンの製造方法に使われた重合体混合物、これを含むフォ
トレジスト組成物を製造した実施例等とこれを用いてフ
ォトレジストパターンを形成した実施例を説明する。し
かし、この実施例が本発明を制限するものではない。
【0084】
【実施例】<合成例1:ジ-t-ブチルマロニルメチルス
チレンの製造>水素化ナトリウム(0.12mol)
4.8gをTHF(250mL)に溶かした。ここにジ
-t-ブチルマロン酸(0.11mol)25gをゆっく
り落とした後、1時間程度反応させた。その後、クロロ
メチルスチレン(0.1mol)を0℃でゆっくり落と
した後、常温で12時間程度反応させた。置換反応終了
後、初期産物を過量の水に溶かした後、塩酸を用いて中
和させた後、ジエチルエーテルを用いて抽出した。
【0085】得られた溶液を硫酸マグネシウムを用いて
乾燥させた後、カラムクロマトグラフィーを用いて反応
生成物を分離した(収率65%)。
【0086】得られた反応生成物はジ-t-ブチルマロニ
ルメチルスチレンであって、核磁気共鳴(NMR)及び
フーリエ変換-赤外線(FT-IR)分光分析結果は次の
通りである。
【0087】1H-NMR(CDCl3)(ppm):
1.4(s,18H),3.1(d,2H),3.5
(t,1H),5.2(dd、1H),5.7(dd,
1H),6.6(dd,1H)、7.2(m,4H) FT-IR(NaCl)(cm-1):2978(C-H,
t-ブチル),1727(C=O),1369,114
0,847 <合成例2:ポリ(ジ-t-ブチルマロニルメチルスチレ
ン-アセトキシスチレン)の製造>ジ-t-ブチルマロニ
ルメチルスチレン(9mmol)3gとアセトキシスチ
レン(27mmol)4.5gをトルエン(35mL)
に溶かした。ここにAIBN0.35gを添加し、窒素
ガスで1時間程度パージした後、70℃の温度で約24
時間重合させた。
【0088】重合反応終了後、反応物を過量のn-ヘキ
サン(約10倍)に沈殿させた後、沈殿物を約50℃で
維持される真空オーブン内で約24時間乾燥させて反応
生成物を分離した(収率70%)。
【0089】得られた反応生成物の質量平均分子量は1
1,157で、多分散度は1.6であった。そして、F
T-IR分析結果は次の通りである。
【0090】FT-IR(KBr)(cm-1):297
9(C-H,t-ブチル),1767(C=O,アセチ
ル),1727(C=O,マロニル),1369,12
16 <合成例3:ポリ(ジ-t-ブチルマロニルメチルスチレ
ン-ヒドロキシスチレン)の製造>合成例2で製造され
た2元共重合体10gを水酸化アンモニウム(28%溶
液、10mL)とメタノール(50mL)の混合溶液に
4時間程度還流させて脱アセチル化反応を進行した。次
いで、反応物を過量の水でゆっくり沈殿させた。沈殿物
をTHFに再び溶かした後、過量のn-ヘキサンに再沈
殿させた。沈殿物を50℃の真空オーブンで乾燥させて
反応生成物を分離した(収率90%)。
【0091】得られた反応生成物の質量平均分子量は9
438で、多分散度は1.6であった。そして、FT-
IR分析結果は次の通りである。
【0092】FT-IR(KBr)(cm-1):344
0(O-H),2980(C-H,t-ブチル),172
8(C=O),1513,1369,1145 <合成例4:ポリ(ヒドロキシスチレン-t-ブチルメタ
クリル酸エステル)の製造>t-ブチルメタクリル酸エ
ステル(40mmol)5.7gとアセトキシスチレン
(60mmol)9.7gをトルエン(80mL)に溶
かした。AIBNを0.67g添加した点以外には合成
例2と同一に実施して反応生成物を分離した。
【0093】次いで合成例3と同じ方法でアセチル化反
応を実施して反応結果物を得た(収率70%)。
【0094】<合成例5:ポリ(t-ブトキシカルボニ
ルオキシスチレン-ヒドロキシスチレン)の製造>ポリ
(ヒドロキシスチレン)12gとピリジン4gをTHF
(70mL)に溶かした後、ジ-t-ブチル二炭酸11g
を添加した後、約40℃で12時間程度反応させた。反
応終了後、反応物を過量の水にゆっくり滴下した後、塩
酸を用いて中和させた。沈殿物をガラスフィルターを使
用してろ過した後、THFに再び溶かした。次いで、過
量のn-ヘキサンに再沈殿させた後、沈殿物を50℃の
真空オーブンで乾燥させて反応生成物を分離した(収率
85%)。
【0095】<実施例1:0.25μmの寸法の開口部
を限定するフォトレジストパターンの製造>合成例3で
合成したポリ(ジ-t-ブチルマロニルメチルスチレン-
ヒドロキシスチレン)(質量平均分子量11400)
0.3gと合成例5で合成したポリ(t-ブトキシカル
ボニルオキシスチレン-ヒドロキシスチレン)(質量平
均分子量12700)0.7gを混合した重合体混合物
と、光酸発生剤のトリフェニルスルホニウムトリフレー
ト0.04gをプロピレングリコールモノメチルエーテ
ルアセテート6.0gに溶かした。ここにトリエタノー
ルアミン2mgを入れて完全に溶かした後、十分に攪拌
した。次いで前記混合物を0.2μmのフィルターを用
いてろ過してフォトレジスト組成物を得た。
【0096】収得されたフォトレジスト組成物をパタニ
ングしようとする物質膜が形成されているウェーハ上に
約0.5μmの厚さでコーティングした。フォトレジス
ト組成物がコーティングされた前記ウェーハを約110
℃の温度で約90秒間ソフトベーキングした。以後、
0.30μmの開口部パターンを限定するハーフトーン
位相反転マスクと開口数(NA)が0.6のKrFエク
サイマーレーザーを用いて55mJ/cm2のドーズで
露光した後、110℃の温度で約90秒間ポストベーキ
ングした。
【0097】その後、2.38質量%のテトラメチルア
ンモニウムヒドロキシドで60秒間現像して0.30μ
m寸法の開口部を限定するフォトレジストパターンが形
成された。
【0098】開口部を縮めるためにフォトレジストパタ
ーンに対して熱処理流動工程を実施した。熱処理流動工
程は155℃で120秒間実施した。熱処理流動の結果
形成された第2フォトレジストパターンは0.25μm
寸法の開口部を限定した。
【0099】<実施例2:0.22μm寸法の開口部を
限定するフォトレジストパターンの製造>0.30μm
寸法の開口部を限定するフォトレジストパターンの製造
工程までは実施例1と同一に実施した後、開口部を縮め
るために第1熱処理による流動工程を進行した。第1熱
処理工程は130℃で120秒間実施した。次いでウェ
ーハを室温に冷やした後、再び第2熱処理による流動工
程を155℃で120秒間実施した。その結果、0.2
2μm寸法の開口部を限定するフォトレジストパターン
が形成された。
【0100】<実施例3:0.20μm寸法の開口部を
限定するフォトレジストパターンの製造>0.30μm
寸法の開口部を限定するフォトレジストパターンの製造
工程までは実施例1と同一に実施した後、開口部を縮め
るために第1熱処理による流動工程を進行した。第1熱
処理工程は125℃で120秒間実施した。次いでウェ
ーハを室温に冷やした後、再び第2熱処理による流動工
程を145℃で120秒間実施した。再びウェーハを冷
やした後、第3熱処理による流動工程を155℃で12
0秒間実施した。その結果、0.20μm寸法の開口部
を限定するフォトレジストパターンが形成された。
【0101】<実施例4:0.25μm寸法の開口部を
限定するフォトレジストパターンの製造>重合体混合物
として、合成例4で合成したポリ(ヒドロキシスチレン
-t-ブチルメタクリル酸エステル)(質量平均分子量1
2500)0.3gと合成例5で合成したポリ(t-ブ
トキシカルボニルオキシスチレン-ヒドロキシスチレ
ン)(質量平均分子量12700)0.7gを混合した
重合体混合物を使用した点を除いては実施例1と同一に
実施して0.25μm寸法の開口部を限定するフォトレ
ジストパターンを形成した。
【0102】<実施例5:フォトレジスト組成物のコン
トラスト測定>本発明に係るフォトレジスト組成物のコ
ントラストカーブを測定するために次のように実施し
た。まずポリ(ジ-t-ブチルマロニルメチルスチレン-
ヒドロキシスチレン)と光酸発生剤を混合してフォトレ
ジスト組成物を形成した後、これを用いて基板上にフォ
トレジスト膜を形成した。次に、露光エネルギーのドー
ズを変化させながら露光させた後、現像して露光部に残
存するフォトレジスト膜の厚さを測定した。次いで最初
に塗布されたフォトレジスト膜の厚さを1μmに換算し
て、露光部に残存するフォトレジスト膜の厚さ(フォト
レジスト膜の換算厚さ(μm))を計算した。その結果
が図6に示されている。
【0103】図6の結果から分かるように、10(mJ
/μm)以下のドーズでは換算厚さがほとんど1に近い
値を維持しているが、10(mJ/cm2)以上の特定
ドーズで非常に急激に0に減少した。即ち、コントラス
トカーブが特定ドーズで急激な傾斜を示した。これは本
発明に係るフォトレジスト組成物のコントラストが非常
に大きいということを立証する。
【0104】本発明に係るフォトレジストパターン製造
方法は、重合体混合物Iまたは重合体混合物IIを含むフ
ォトレジスト組成物を使用する。重合体混合物Iで重合
体Aは酸により化学反応を起こす基としてマロン酸エス
テル基を含む。マロン酸エステル基は非常に嵩高な基で
あって、露光により光酸発生剤から発生した酸の作用に
よりマロン酸に加水分解される。従って、重合体混合物
Iよりなるフォトレジストの露光前後の溶解度差、即
ち、コントラストが顕著に増加する。重合体混合物IIの
重合体Cも酸により化学反応を起こす(メタ)アクリル
酸エステルをモノマーとして含む。即ち、t-ブチルま
たはテトラヒドロピラニル基が置換された(メタ)アク
リル酸エステルは、露光により光酸発生剤から発生した
酸の作用により(メタ)アクリル酸に加水分解される。
従ってフォトレジストの露光前後の溶解度差、即ち、コ
ントラストが顕著に増加する。コントラストが顕著に増
加するということは、ハーフトーン位相反転マスクを適
用する時発生できるサイドローブ効果によるフォトレジ
ストパターンの損傷が最小化できるということを意味す
る。
【0105】そして、重合体混合物I及びIIに共通的に
含まれている重合体Bは、ガラス転移温度以下で熱分解
されて分子間相互作用を増やす基、例えばt-ブトキシ
カルボニルオキシ、テトラヒドロピラニルオキシ、また
はC1〜C10のアルコキシ-1-エトキシ基を含む。これ
ら基は、重合体混合物のガラス転移温度または軟化温度
以上で実施される熱処理による流動工程時容易に熱分解
されて多量のヒドロキシ基を形成する。ヒドロキシ基は
分子間相互作用を起こして流動率(nm/℃)を小さく
する。従って温度変化に従うフォトレジスト膜の流動が
ゆっくり発生するのでパターンプロファイルの変形が最
小化できる。
【0106】
【発明の効果】従って、本発明に係る重合体混合物Iま
たはIIを含むフォトレジスト組成物でフォトレジスト膜
を形成した後、ハーフトーン位相反転マスクを使用した
露光法により開口部を限定するフォトレジストパターン
を形成すれば、従来のマスクを使用した場合より小さな
開口部が限定できる。その後、フォトレジストパターン
に対して熱処理による流動工程を実施すれば、開口部を
解像度以下に顕著に効率的に縮めうる。従って本発明に
係るフォトレジストパターンの製造方法を使用すれば、
1Gビット級DRAM以上の高集積化した素子が容易に
形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に従って小さな臨界寸法の開
口部を限定するフォトレジストパターンを製造する方法
を説明するための断面図である。
【図2】本発明の一実施例に従って小さな臨界寸法の開
口部を限定するフォトレジストパターンを製造する方法
を説明するための断面図である。
【図3】本発明の一実施例に従って小さな臨界寸法の開
口部を限定するフォトレジストパターンを製造する方法
を説明するための断面図である。
【図4】本発明の一実施例に従って小さな臨界寸法の開
口部を限定するフォトレジストパターンを製造する方法
を説明するための断面図である。
【図5】図5A及び図5Bは、本発明に従って製造した
フォトレジストパターンを使用して物質膜をパタニング
した結果を示す断面図である。
【図6】ポリ(ジ-t-ブチルマロニルメチルスチレン-
ヒドロキシスチレン)を主成分とするフォトレジスト膜
のコントラストカーブを示すグラフである。
【符号の説明】
100・・・半導体基板、 110・・・パターニングしようとする物質膜、 110A・・・コンタクトホールが形成された物質膜、 110B・・・ダマシン領域が形成された物質膜、 120・・・フォトレジスト膜、 120A・・・第1フォトレジストパターン、 120B・・・第2フォトレジストパターン、 120C・・・第3フォトレジストパターン、 200・・・ハーフトーン位相反転マスク、 210・・・マスク基板、 220・・・ハーフトーン位相反転パターン、 S1・・・第1寸法、 S2・・・第2寸法、 S3・・・第3寸法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/027 H01L 21/30 502R 571 (72)発明者 李 始 炯 大韓民国京畿道水原市八達区仁渓洞319− 6番地 韓信アパート103棟206号 (72)発明者 文 周 泰 大韓民国京畿道水原市長安区松竹洞65番地 栄光アパート1309号

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パタニングしようとする物質膜が形成さ
    れている半導体基板を提供する段階と、 酸により化学反応を起こすマロン酸エステル基を重合体
    骨格中に有する重合体Aと、重合体のガラス転移温度以
    下で熱分解されて分子間相互作用を増やす基を重合体骨
    格中に有する重合体Bとが混合された重合体混合物I、
    または前記重合体Bと、酸により化学反応を起こす(メ
    タ)アクリル酸エステルをモノマーとして含む重合体C
    とが混合された重合体混合物II、及び光酸発生剤を含む
    フォトレジスト組成物を使用して前記物質膜上にフォト
    レジスト膜を形成する段階と、 前記フォトレジスト膜をパタニングして開口部を限定す
    るフォトレジストパターンを形成する段階と、 前記フォトレジストパターンに対して1次熱処理を実施
    して前記開口部の寸法を縮める段階とを含むことを特徴
    とするフォトレジストパターンの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記フォトレジストパターンを形成する
    段階は、ハーフトーン位相反転マスクを使用して進行す
    ることを特徴とする請求項1に記載のフォトレジストパ
    ターンの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記熱処理を行う段階は、前記重合体混
    合物Iまたは重合体混合物IIのガラス転移温度または軟
    化温度以上で実施することを特徴とする請求項1または
    2に記載のフォトレジストパターンの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記1次熱処理を行う段階以後に、 前記半導体基板を冷やす段階と、 前記フォトレジストパターンに対して、2次熱処理を実
    施して前記開口部の寸法をさらに縮める段階とをさらに
    具備することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項
    に記載のフォトレジストパターンの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記2次熱処理は、前記1次熱処理の温
    度より高温で実施することを特徴とする請求項4に記載
    のフォトレジストパターンの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記2次熱処理は、前記1次熱処理の温
    度より10℃乃至30℃程度高い温度で実施することを
    特徴とする請求項5に記載のフォトレジストパターンの
    製造方法。
  7. 【請求項7】 前記2次熱処理を行う段階以後に前記半
    導体基板を冷やす段階と、 前記フォトレジストパターンに対して、前記2次熱処理
    の温度より2℃乃至10℃程度高い温度で、3次熱処理
    を実施して開口部の寸法をさらに縮める段階とをさらに
    実施することを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項
    に記載のフォトレジストパターンの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記マロン酸エステル基は、ジ-t-ブチ
    ルマロン酸エステルまたはジ-テトラヒドロピラニルマ
    ロン酸エステル基であることを特徴とする請求項1〜7
    のいずれか一項に記載のフォトレジストパターンの製造
    方法。
  9. 【請求項9】 前記重合体Bのガラス転移温度以下で熱
    分解されて分子間相互作用を増やす基は、t-ブトキシ
    カルボニルオキシ、テトラヒドロピラニルオキシまたは
    1〜C10のアルコキシ-1-エトキシ基であることを特
    徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のフォトレ
    ジストパターンの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記重合体Aと前記重合体Bは、1:
    9乃至5:5の質量比で混合されることを特徴とする請
    求項1〜9のいずれか一項に記載のフォトレジストパタ
    ーンの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記重合体Bと前記重合体Cは、5:
    5乃至9:1の質量比で混合されることを特徴とする請
    求項1〜10のいずれか一項に記載のフォトレジストパ
    ターンの製造方法。
  12. 【請求項12】 前記光酸発生剤は、前記重合体混合物
    IまたはIIの総質量を基準として1〜15質量%で混合
    されることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項
    に記載のフォトレジストパターンの製造方法。
  13. 【請求項13】 前記光酸発生剤は、トリアリルスルホ
    ニウム塩、ジアリルヨードニウム塩またはスルホン酸塩
    であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項
    に記載のフォトレジストパターンの製造方法。
  14. 【請求項14】 前記フォトレジスト組成物は、前記重
    合体混合物IまたはIIの総質量を基準として0.01〜
    2.0質量%の有機塩基をさらに含むことを特徴とする
    請求項1〜13のいずれか一項に記載のフォトレジスト
    パターンの製造方法。
  15. 【請求項15】 前記有機塩基はトリエチルアミン、ト
    リイソブチルアミン、ジエタノールアミンまたはトリエ
    タノールアミンであることを特徴とする請求項14に記
    載のフォトレジストパターンの製造方法。
  16. 【請求項16】 前記重合体混合物IまたはIIのうち、
    Iを用い、かつ前記重合体Aは式: 【化1】 で、また前記重合体Bは式: 【化2】 (前記式中、R1はt-ブチルまたはテトラヒドロピラニ
    ル基で、R2及びR3は水素原子またはメチル基であり、
    4はC1〜C10のアルコキシ-1-エチル、テトラヒドロ
    ピラニルまたはt-ブトキシカルボニル基で、m、n、
    x及びyは整数で、m/(m+n)は0.1〜0.5
    で、y/(x+y)は0.1〜0.5である。)で示さ
    れ、 各重合体の質量平均分子量は5,000〜100,00
    0であることを特徴とする請求項1〜15のいずれか一
    項に記載のフォトレジストパターンの製造方法。
  17. 【請求項17】 前記重合体混合物IまたはIIのうちII
    を用い、かつ前記重合体Bは式: 【化3】 で、また前記重合体Cは式: 【化4】 (前記式中、R4はC1〜C10のアルコキシ-1-エチル、
    テトラヒドロピラニルまたはt-ブトキシカルボニル基
    で、R5は水素原子またはメチル基で、R6はt-ブチル
    またはテトラヒドロピラニル基で、x、y、p及びqは
    整数で、y/(x+y)は0.1〜0.5で、q/(q
    +p)は0.1〜0.5である。)で示され、 各重合体の質量平均分子量は5,000〜100,00
    0であることを特徴とする請求項1〜15のいずれか一
    項に記載のフォトレジストパターンの製造方法。
  18. 【請求項18】前記請求項1〜17のいずれか一項に記
    載の方法で形成したフォトレジストパターンをマスクと
    して、前記物質膜を蝕刻して物質膜内に小さな臨界寸法
    のコンタクトホールまたはダマシン領域を形成すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
JP31165299A 1998-10-30 1999-11-01 フォトレジストパターンの製造方法及びこれを用いた半導体装置の製造方法 Expired - Lifetime JP3660176B2 (ja)

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