JPH0749569A - レジスト材料 - Google Patents

レジスト材料

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JPH0749569A
JPH0749569A JP6071337A JP7133794A JPH0749569A JP H0749569 A JPH0749569 A JP H0749569A JP 6071337 A JP6071337 A JP 6071337A JP 7133794 A JP7133794 A JP 7133794A JP H0749569 A JPH0749569 A JP H0749569A
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acid
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Katsuya Takemura
勝也 竹村
Toshinobu Ishihara
俊信 石原
Kazumasa Maruyama
和政 丸山
Yoshifumi Takeda
好文 竹田
Minoru Shigemitsu
稔 重光
Kenichi Ito
健一 伊藤
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  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 次式(1)で示されるオニウム塩、アルカリ
可溶性樹脂、及び次式(2)で示される溶解阻止剤を含
有してなるポリマーを有機溶媒に溶解してなることを特
徴とするレジスト材料。 (R1nMX …(1) 例 (式中、R2は水素原子、炭素数1〜6のアルキル基又
は炭素数1〜6のアルコキシ基を表し、R3は水素原子
又はメチル基を表し、R4は水素原子、COOH基又は
COOt−Bu基を表し、t−Buはt−ブチル基であ
る。m,x,y,zは、0≦m≦0.9、0<x≦0.
9、0<y≦0.9、0≦z≦0.5、m+x+y+z
=1であり、式(2)のポリマーの重量平均分子量は5
00〜10,000である。) 【効果】 レジスト材料は、ポジ型レジストとして高エ
ネルギー線に感応し、感度、解像性、プラズマエッチン
グ耐性に優れ、しかもレジストパターンの耐熱性が優れ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に超LSI製造用の
微細パターン形成に好適な化学増幅型レジスト材料に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】LSI
の高集積化と高速度化に伴い、パターンルールの微細化
が求められているが、現在の汎用技術として用いられて
いる光露光では、光源の波長に由来する本質的な解像度
の限界に近づきつつある。
【0003】ところで、g線(波長436nm)もしく
はi線(波長365nm)を光源とする光露光では、お
およそ0.5μmのパターンルールが限界とされてお
り、これを用いて製作したLSIの集積度は、16Mビ
ットDRAM相当までが限界となっている。現在、すで
にLSIの試作はこの段階まできており、このため更な
る微細化技術の開発が急務となっている。
【0004】このような背景により、次世代の微細加工
技術として遠紫外線リソグラフィーが有望視されてい
る。この遠紫外線リソグラフィーは、0.3〜0.4μ
mの加工が可能であり、光吸収の小さいレジストを用い
た場合、基板に対して垂直に近い側壁を有したパターン
形成が可能であり、また一括にパターン転写することが
できるために電子線リソグラフィーよりもスループット
の点で有利となる。近年、遠紫外線の光源として高輝度
なKrFエキシマレーザーを利用する技術が注目されて
いるが、これを量産技術として用いるには、光吸収が小
さく、高感度なレジスト材料が要望されている。
【0005】しかしながら、g線、i線対応のポジ型の
レジストとしては、ジアゾナフトキノン−ノボラック樹
脂を用いることが周知となっているが、この樹脂は感度
が非常に低く、遠紫外線領域において光吸収が起こるた
め、遠紫外線ポジ型レジストとして用いることができな
い。そのため、近年開発された遠紫外線ポジ型レジスト
は、露光によって酸を発生する酸発生剤と、分子主鎖中
に酸不安定基を有する樹脂とを含む化学増幅型レジスト
が主流となっている。
【0006】ここで、酸に敏感な置換基を持つ樹脂とし
ては、例えばポリヒドロキシスチレンのOH基を保護し
たものが挙げられ、酸によって保護基を外すことにより
現像液に可溶になる。このような樹脂と酸発生剤との2
成分系からなるレジスト材料は、特開平4−25125
9号公報に例示されている。しかし、この2成分系のレ
ジスト材料は、未露光部が現像液に溶解しないようにす
るために多くのOH基を保護する必要があり、他方露光
部を現像液に溶解させるために多くの保護基を分解させ
なければならないため、その際に膜厚の変化や膜内の応
力或いは気泡の発生を引き起こす可能性が高くなるとい
う問題がある。
【0007】そこで、化学増幅型レジストとして機能を
より分化させた3成分系、即ちアルカリ可溶性樹脂、溶
解阻止剤、及び酸発生剤からなる材料系の方が、酸が分
解すべき溶解阻止剤の量が少量で済むため、上述のよう
な膜厚の変化や気泡の発生などをより少なくすることが
可能であり、精密な微細加工にはより有用であるとされ
ている。
【0008】このような3成分系ポジ型レジストは、特
開平4−212159号公報により提案されているが、
この場合使用される樹脂はノボラック樹脂であって、遠
紫外線領域に光吸収をもつため、微細な加工に適さない
という欠点を有する。
【0009】遠紫外線領域の光吸収が少ない樹脂として
は、ポリヒドロキシスチレンのOH基を保護した樹脂が
挙げられる。ポリヒドロキシスチレンのOH基を保護し
た樹脂と溶解阻止剤並びに酸発生剤からなる3成分系レ
ジストの例は、特開平3−289659号公報に挙げら
れているが、この場合は、酸発生剤がアルキルスルホン
酸であるため感度が非常に悪く、露光時間が長くなると
いう欠点を有している。
【0010】以上のように、従来多く提案されている化
学増幅系ポジ型レジスト材はいずれも問題点を含んでお
り、未だ実用に供することが難しい現状にある。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は、高
感度、高解像度、プロセス適応性にすぐれた高エネルギ
ー線露光用ポジ型レジスト材料につき鋭意検討を行った
結果、酸発生剤、アルカリ可溶性樹脂、及び溶解阻止剤
の3成分系のレジスト材料において、酸発生剤として下
記一般式(1)で表されるオニウム塩、及び溶解阻止剤
として下記一般式(2)で表されるポリマーを用いるこ
とにより、膜厚の変化や気泡の発生を抑えることができ
る上、遠紫外線、電子線、X線などの高エネルギー線に
対して高感度を有する精密な微細加工に優れたポジ型レ
ジスト材料を得ることができることを知見した。
【0012】 (R1nMX …(1) (式中、R1は同種又は異種の非置換又は置換芳香族基
を示し、Mはスルホニウム又はヨードニウムを示し、X
はp−トルエンスルホネート又はトリフルオロメタンス
ルホネートを示す。nは2又は3を示す。)
【0013】
【化2】 (式中、R2は水素原子、炭素数1〜6のアルキル基又
は炭素数1〜6のアルコキシ基を表し、R3 は水素原子
又はメチル基を表し、R4は水素原子、COOH基又は
COOt−Bu基を表し、t−Buはt−ブチル基であ
る。m,x,y,zは、0≦m≦0.9、0<x≦0.
9、0<y≦0.9、0≦z≦0.5、m+x+y+z
=1であり、式(2)のポリマーの重量平均分子量は5
00〜10,000である。)
【0014】即ち、3成分系の化学増幅ポジ型レジスト
において、高感度のものを提供する手段は、光露光によ
って酸を生じる酸発生剤としてオニウム塩を用いるが、
オニウム塩を用いたレジスト材料はパターン形成におい
てオーバーハング状(Tトップ)になり易く、微細な解
像を得難い。この原因の一つとしては、3成分系レジス
ト膜は露光後、酸発生剤から生じた酸によってベース樹
脂や溶解阻止剤の酸に不安定な保護基が分解し、アルカ
リ水溶液の現像液に可溶性となるが、このときの溶解性
が充分でないことが挙げられる。そのため、レジスト材
のベース樹脂や溶解阻止剤は、未露光部ではアルカリ水
溶液の現像液に対して溶解阻止効果をもち、露光部では
溶解阻止効果は消失し、溶解速度は露光前よりも促進さ
れて増大しなければならない。しかし、レジスト材の表
面では、酸発生剤の分散性が低くなることや生じた酸の
蒸散、大気中のコンタミネーションが起因して酸が失活
するなどのため、ベース樹脂や溶解阻止剤の保護基が残
存してしまい、溶解阻止効果が生じるため難溶層とな
り、パターンはTトップ状になる。
【0015】従って、露光後においてアルカリ水溶液に
対しての溶解性に優れ、かつレジスト表面の環境におい
ても露光後の溶解性が従来のものよりもはるかに優れた
溶解阻止剤を鋭意検討した結果、アルカリ水溶液に対し
ての置換基の溶解性が、COOH基>フェノール性OH
基>アルコール性OH基の順であることを見い出すと共
に、分子内にCOOH基を保護した置換基をもつ溶解阻
止剤が好適であることを見い出した。また、酸に敏感な
保護基としては、t−ブトキシカルボニル基やテトラヒ
ドロピラニル基、t−ブチル基などが挙げられるが、t
−ブトキシカルボニル基は熱に不安定であること、テト
ラヒドロキシピラニル基は水のある系では酸によって分
解し易いが、レジスト膜のような水のない系では分解し
難いことから、t−ブチル基を保護基に用いることが有
効であることを見い出した。
【0016】そして、この溶解阻止剤としてモノマーか
らポリマーまで探索した結果、上記一般式(2)で表さ
れるポリマーとすることにより、優れた溶解阻止効果を
有し、かつ露光後の脱保護基によってCOOH基を生じ
るため溶解性が著しく増大し、さらにモノマーではなく
ポリマーとしたことによって、分子量、共重合度をコン
トロールすることができ、溶解性の制御を容易にし、し
かもレジスト膜としたときに熱的、機械的強度をも高め
ることができるということを知見した。
【0017】また、より好ましくは、ポリマー中にヒド
ロキシスチレン構造単位及びアクリル酸又はメタクリル
酸構造単位を導入すると、レジスト溶剤に対する溶解性
が向上すると共に、ベース樹脂との相溶性が向上し、レ
ジスト液をシリコーンウェハー上へ塗布する際、成膜性
に優れていることを見い出すと共に、ポリマー中にヒド
ロキシスチレン構造単位及びアクリル酸又はメタクリル
酸構造単位を導入することはレジスト膜に対するアルカ
リ水溶液の現像液の濡れ性が向上することをも見い出し
た。更に、ポリマー中にスチレン構造単位を導入するこ
とによってもベース樹脂との相溶性が向上することを見
い出したものである。
【0018】従って、本発明は、(A)上記一般式
(1)で示されるオニウム塩、(B)アルカリ可溶性樹
脂、(C)上記一般式(2)で示される溶解阻止剤を含
有してなることを特徴とするレジスト材料、及び上記ア
ルカリ可溶性樹脂として、OH基が部分的に酸不安定基
で置換された分子量5,000〜100,000のポリ
ヒドロキシスチレンを用いたレジスト材料を提供する。
【0019】以下、本発明を更に詳述すると、(A)成
分を構成するオニウム塩は、下記一般式(1)で表され
るものであり、遠紫外線、電子線、X線などの高エネル
ギー線の照射により強酸を発生することができるもので
ある。 (R1nMX …(1)
【0020】ここで、上記式中R1は、同種又は異種の
フェニル基等の非置換芳香族基或いは置換芳香族基であ
るが、置換芳香族基としては、炭素数1〜10の直鎖状
もしくは分枝状のアルキル基、アルコキシ基、シクロア
ルキル基、ハロアルキル基、ハロゲン原子のいずれかの
置換基をもつフェニル基等の芳香族基とすることが好ま
しい。このようなオニウム塩としてはヨードニウム塩や
スルホニウム塩が好ましく、具体的には下記に示すもの
を挙げることができる。
【0021】
【化3】
【0022】なお、本発明に用いられるオニウム塩はこ
れらに限定されるものではなく、高エネルギー線により
酸を発生する物質であれば差し支えない。
【0023】上記酸発生剤としてのオニウム塩(A)の
含有量は、(A)〜(C)成分全体の0.5〜15%
(重量%、以下同じ)とすることが好ましい。含有量が
0.5%未満の場合は、ポジ型レジストの特性は示すが
感度が低くなることがある。一方、酸発生剤の含量が増
加するとレジストの感度は高感度化する傾向を示し、コ
ントラストが向上するが、15%を超えた場合は、ポジ
型レジストの特性は示すが更なる高感度化は期待するこ
とができず、酸発生剤が高価な試薬であること、レジス
ト内の低分子成分の増加はレジスト膜の機械的強度を低
下させることがあるため、15%を超えないように配合
することが好ましい。
【0024】(B)成分を構成するアルカリ可溶性樹脂
としては、具体的にはポリヒドロキシスチレン、ノボラ
ック樹脂等を挙げることができるが、ノボラック樹脂は
遠紫外領域に光吸収をもつためポリヒドロキシスチレン
を使用することが好ましい。このポリヒドロキシスチレ
ンのOH基は部分的にt−ブチル基やt−ブトキシカル
ボニル基(t−Boc基)などの酸不安定基で置換され
たものが好ましく、置換度はOH基の5〜50モル%、
好ましくは10〜30モル%がよい。5モル%より少な
い場合、レジスト膜の膜べりが大きくなり、50モル%
を越える場合、解像力が低下することがある。また、そ
の重量平均分子量は5,000〜100,000とする
ことが好ましい。
【0025】上記(B)成分の配合量は、(A)〜
(C)成分の全含有量に対し55%以上、特に60〜8
0%とすることが好ましい。配合量が55%未満ではレ
ジスト塗布性が悪かったり、レジスト膜の強度が悪かっ
たりする場合がある。
【0026】(C)成分を構成する溶解阻止剤は、下記
式(2)で示されるポリマーである。
【0027】
【化4】
【0028】但し、R2は水素原子、炭素数1〜6のア
ルキル基又は炭素数1〜6のアルコキシ基であり、好ま
しくは水素原子又はt−ブトキシ基であり、より好まし
くは酸により脱離し、アルカリ水溶液に可溶性となるt
−ブトキシ基である。また、R3 は水素原子又はメチル
基を表し、R4は水素原子、COOH基又はCOOt−
Bu基を表す。なお、t−Buはt−ブチル基である。
【0029】m,x,y,zは、0≦m≦0.9、0<
x≦0.9、0<y≦0.9、0≦z≦0.5で、m+
x+y+z=1である。好ましくは0.3≦m≦0.
7、0<x≦0.9、0<y≦0.9、0≦z≦0.5
であり、より好ましくは0.3≦m≦0.5、0<x≦
0.9、0<y≦0.9、0≦z≦0.1である。mが
0.9を越える場合、zが0.5を越える場合は、いず
れも溶解阻止効果を発揮できず、レジストの膜べりが大
きくなるため好ましくない。また、x,yがそれぞれ
0.9を越える場合は、ベースポリマーとの相溶性、現
像液との濡れ性の向上があまり見られず、好ましくな
い。
【0030】このような式(2)のポリマーとして、よ
り好適には下記式のポリマーが挙げられる。
【0031】
【化5】 (p,qは0.1≦p≦0.9、0.1≦q≦0.9、
好ましくは0.3≦p≦0.7、0.3≦q≦0.7
で、q/(p+q)=0.1〜0.9、好ましくは0.
3〜0.7である。また、m,z,R3,R4は上記と同
様の意味を示す。なお、m+z+p+q=1である。)
【0032】上記式(2)のポリマーの重量平均分子量
は、500〜10,000であり、好ましくは500〜
4,000である。
【0033】なお、上記式(2)のポリマーは、ヒドロ
キシスチレン、フェニル基に置換基を有した又は非置換
のスチレン、t−ブチルアクリル酸エステルもしくはt
−ブチルメタクリル酸エステル、アクリル酸もしくはメ
タクリル酸を上記m,x,y,zのモル範囲で用いた共
重合体として容易に得ることができる。
【0034】上記式(2)のポリマーからなる溶解阻止
剤の配合量は、(A)〜(C)成分全体の7〜40%、
特に10〜30%とすることが好ましい。配合量が7%
より少ないと溶解阻止効果が小さく、40%を超えると
露光後の溶解性のコントロールが困難になる場合があ
る。
【0035】本発明のレジスト材料は、これら(A)〜
(C)成分を有機溶媒に溶解して得るものである。この
ときの有機溶媒としては、それぞれの成分が充分に溶解
され、かつレジスト膜が均一に広がるようなものが望ま
しく、具体的には酢酸ブチル、キシレン、アセトン、セ
ルソルブアセテート、エチレングリコールモノメチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリ
コールジブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチ
ルエーテル、乳酸エチル、乳酸メチル、乳酸プロピル、
乳酸ブチルなどを挙げることができる。これらの有機溶
媒は、その1種を単独で使用しても、2種以上を組み合
わせて使用してもよい。なおこの有機溶媒の配合量は、
上記(A)〜(C)成分の総量の数倍量とすることが好
適である。
【0036】以上のようにして得られたレジスト材は、
以下に示す方法のパターン形成により行うことができ
る。
【0037】即ち、上記レジスト材の溶液を基板にスピ
ン塗布し、プリベークを行った後、高エネルギー線を照
射する。このとき酸発生剤が分解して酸を発生し、露光
後にベークを行うことにより、酸を触媒として、溶解保
護基が分解して溶解阻止効果が消失する。次いで、アル
カリ水溶液で現像し、水でリンスすることによりポジ型
のパターンを有するレジスト材料を得ることができる。
【0038】このようにして得られたパターンは、従来
の溶解阻止剤よりも露光前は溶解阻止効果が大きくな
り、逆に露光後は溶解阻止効果が消失して溶解性が大き
く促進されるものであり、このためコントラストが増大
し、高解像度を得ることができる。また、露光後の溶解
性が増大したことで、Tトップのパターンも改善するこ
とができる。
【0039】
【発明の効果】本発明のレジスト材料は、ポジ型レジス
トとして高エネルギー線に感応し、感度、解像性、プラ
ズマエッチング耐性に優れ、しかもレジストパターンの
耐熱性にも優れている。また、パターンがオーバーハン
グ状になりにくく、寸法制御性に優れている。更に、金
属元素を含まない材料系であり、かつ化学増幅過程でP
EB(露光後のベーク)を必要とするためにレジスト特
性の露光後の経時依存性を小さくすることができる上、
化学増幅過程で水を必要としないために系をより単純に
することができる。これによって、特に電子線や遠紫外
線による微細加工に有用であり、またKrFエキシマレ
ーザーの露光波長での吸収が少ないため、微細でしかも
基板に対して垂直なパターンを容易に形成することがで
きる。
【0040】
【実施例】以下、合成例及び実施例を示して本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。
【0041】[合成例1] p−ブトキシスチレン/t−ブチルアクリレートコポリ
マーの合成 窒素置換された1.5リットルのガラス重合器を備えた
オートクレーブにp−ブトキシスチレン225.0g
(1.28mol)とt−ブチルアクリレート25.0
g(0.20mol)とをアセトン500gに溶解し、
重合触媒としてt−ブチルパーオキシ(2−エチルヘキ
サノエート)を7.5g添加し、温度90℃で重合反応
を行った。この場合、重合触媒は開始より2.5時間後
に5.0gの触媒を添加し、更に開始より4.5時間後
に2.5gの触媒を添加した。6時間重合した後、冷却
し、反応液のアセトンを留去した。次に、反応混合物に
メタノール:水=9:1の溶液を加え、コポリマーを晶
出させた。このとき、収率は70.0%であり、また重
量平均分子量は9,200、分散度(Mw/Mn)は
1.64、共重合比は6:1であった。
【0042】[合成例2] p−ブトキシスチレン/p−ヒドロキシスチレン/t−
ブチルアクリレートコポリマーの合成 窒素置換された1.0リットルのガラス重合器を備えた
オートクレーブにp−ブトキシスチレン19.4g
(0.11mol)、p−ヒドロキシスチレン13.2
g(0.11mol)、t−ブチルアクリレート25.
0g(0.20mol)をアセトン300gに溶解し、
重合触媒としてt−ブチルパーオキシ(2−エチルヘキ
サノエート)3.5gを添加した。重合温度90℃で反
応を行い、反応開始より2.5時間後及び4.5時間後
にそれぞれ上記重合触媒を更に1.0g添加した。重合
時間は6.0時間で、重合後、冷却し、反応混合物から
アセトンを留去し、これにメタノール:水=9:1(容
量比)の溶液を加え、コポリマーを晶出させた(収率7
0.0%)。
【0043】このコポリマーの重量平均分子量は6,9
00、分散度(Mw/Mn)は1.72、共重合比(p
−ブトキシスチレン/p−ヒドロキシスチレン/t−ブ
チルアクリレート)は1:1:2であった。
【0044】[合成例3] p−ブトキシスチレン/p−ヒドロキシスチレン/t−
ブチルアクリレート/アクリル酸コポリマーの合成 窒素置換された1.0リットルのガラス重合器を備えた
オートクレーブにp−ブトキシスチレン19.4g
(0.11mol)、p−ヒドロキシスチレン13.2
g(0.11mol)、t−ブチルアクリレート25.
0g(0.20mol)、アクリル酸0.7g(0.0
1mol)をアセトン300gに溶解し、重合触媒とし
てt−ブチルパーオキシ(2−エチルヘキサノエート)
3.5gを添加した。重合温度90℃で反応を行い、反
応開始より2.5時間後及び4.5時間後にそれぞれ上
記重合触媒を更に1.0g添加した。重合時間は6.0
時間で、重合後、冷却し、反応混合物からアセトンを留
去し、これにメタノール:水=9:1(容量比)の溶液
を加え、コポリマーを晶出させた(収率58.0%)。
【0045】このコポリマーの重量平均分子量は6,2
00、分散度(Mw/Mn)は1.70、共重合比(p
−ブトキシスチレン/p−ヒドロキシスチレン/t−ブ
チルアクリレート/アクリル酸)は1:1:2:0.1
であった。
【0046】[合成例4] p−ブトキシスチレン/t−ブチルアクリレート/アク
リル酸コポリマーの合成 窒素置換された1.0リットルのガラス重合器を備えた
オートクレーブにp−ブトキシスチレン19.4g
(0.11mol)、t−ブチルアクリレート25.0
g(0.20mol)、アクリル酸0.7g(0.01
mol)をアセトン300gに溶解し、重合触媒として
t−ブチルパーオキシ(2−エチルヘキサノエート)
3.5gを添加した。重合温度90℃で反応を行い、反
応開始より2.5時間後及び4.5時間後にそれぞれ上
記重合触媒を更に1.0g添加した。重合時間は6.0
時間で、重合後、冷却し、反応混合物からアセトンを留
去し、これにメタノール:水=9:1(容量比)の溶液
を加え、コポリマーを晶出させた(収率64.0%)。
【0047】このコポリマーの重量平均分子量は6,0
00、分散度(Mw/Mn)は1.70、共重合比(p
−ブトキシスチレン/t−ブチルアクリレート/アクリ
ル酸)は1:2:0.1であった。
【0048】[実施例1] ベース樹脂 : 部分t−Boc化ポリヒドロキシスチレン (t−Boc化率:20.0%) 80.0重量部 溶解阻止剤 : 合成例1で得られたコポリマー 16.0重量部 酸発生剤 : トリフェニルスルホニウムトリフレート 4.0重量部 溶 媒 : ジエチレングリコールジメチルエーテル 500 重量部 からなるレジスト溶液をシリコン基板に2,000rp
mでスピンコートし、ホットプレート上で100℃、2
分間プリベークした。このときの膜厚は0.95μmで
あった。KrFエキシマレーザーにより描画した後、8
0℃で1分間ベークを行った。次いで、2.38%のテ
トラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)の水
溶液で1分間現像し、水で30秒間リンスした。
【0049】得られたパターンは、ポジ型の特性を示
し、レジスト膜の感度は10.0mJ/cm2(Eth
値)であった。ライン及びスペースパターンの解像度が
0.25μm、及びホールパターンの解像度が0.30
μmであり、かつ垂直な側壁を有するパターンであっ
た。
【0050】[実施例2]実施例1における溶解阻止剤
を合成例2で得たコポリマーに代えた以外は実施例1と
同様にしてレジスト膜を得た。このレジスト膜の感度は
8mJ/cm2(Eth値)で、ライン及びスペースパ
ターンの解像度は0.25μmであった。
【0051】得られたパターンは、ポジ型の特性を示
し、レジスト膜の感度は10.0mJ/cm2(Eth
値)であった。ライン及びスペースパターンの解像度が
0.25μm、及びホールパターンの解像度が0.30
μmであり、かつ垂直な側壁を有するパターンであっ
た。
【0052】[実施例3]実施例1における溶解阻止剤
を合成例3で得たコポリマーに代えた以外は実施例1と
同様にしてレジスト膜を得た。得られたレジスト膜の感
度は8mJ/cm2(Eth値)であり、解像性につい
ては0.25μmのライン及びスペースパターンを解像
した。
【0053】[実施例4]実施例1における溶解阻止剤
を合成例4で得たコポリマーに代えた以外は実施例1と
同様にしてレジスト膜を得た。このレジスト膜の感度は
8mJ/cm2(Eth値)で、ライン及びスペースパ
ターンの解像度は0.25μmであった。
【0054】[実施例5]酸発生剤をビス(t−ブチル
フェニル)ヨードニウムトリフレートに代えた以外は実
施例1と同様にしてレジスト膜を得た。得られたレジス
ト膜の感度については、15mJ/cm2(Eth値)
と低くなるが、解像性については0.25μmのライン
及びスペースパターンを解像した。
【0055】[実施例6]実施例2における酸発生剤を
ビス(t−ブチルフェニル)ヨードニウムトリフレート
に代えた以外は同様にしてレジスト膜を得た。得られた
レジスト膜の感度は15mJ/cm2(Eth値)であ
り、解像性については0.30μmのライン及びスペー
スパターンを解像した。
【0056】[実施例7]実施例3における酸発生剤を
ビス(t−ブチルフェニル)ヨードニウムトリフレート
に代えた以外は同様にしてレジスト膜を得た。得られた
レジスト膜の感度は12mJ/cm2(Eth値)であ
り、解像性については0.25μmのライン及びスペー
スパターンを解像した。
【0057】[実施例8]実施例4における酸発生剤を
ビス(t−ブチルフェニル)ヨードニウムトリフレート
に代えた以外は同様にしてレジスト膜を得た。得られた
レジスト膜の感度は12mJ/cm2(Eth値)であ
り、解像性については0.30μmのライン及びスペー
スパターンを解像した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/004 503 H01L 21/027 (72)発明者 竹田 好文 新潟県中頸城郡頸城村大字西福島28−1 信越化学工業株式会社合成技術研究所内 (72)発明者 重光 稔 茨城県鹿島郡神栖町大字東和田1番地 信 越化学工業株式会社塩ビ技術研究所内 (72)発明者 伊藤 健一 新潟県中頸城郡頸城村大字西福島28−1 信越化学工業株式会社合成技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記一般式(1)で示されるオニ
    ウム塩、 (R1nMX …(1) (式中、R1は同種又は異種の非置換又は置換芳香族基
    を示し、Mはスルホニウム又はヨードニウムを示し、X
    はp−トルエンスルホネート又はトリフルオロメタンス
    ルホネートを示す。nは2又は3を示す。)(B)アル
    カリ可溶性樹脂、(C)下記一般式(2)で示されるポ
    リマーからなる溶解阻止剤 【化1】 (式中、R2は水素原子、炭素数1〜6のアルキル基又
    は炭素数1〜6のアルコキシ基を表し、R3 は水素原子
    又はメチル基を表し、R4は水素原子、COOH基又は
    COOt−Bu基を表し、t−Buはt−ブチル基であ
    る。m,x,y,zは、0≦m≦0.9、0<x≦0.
    9、0<y≦0.9、0≦z≦0.5、m+x+y+z
    =1であり、式(2)のポリマーの重量平均分子量は5
    00〜10,000である。)を含有してなることを特
    徴とするレジスト材料。
  2. 【請求項2】 アルカリ可溶性樹脂として、OH基が部
    分的に酸不安定基で置換された重量平均分子量5,00
    0〜100,000のポリヒドロキシスチレンを用いた
    請求項1記載のレジスト材料。
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