JP2000120145A - 温水洗浄装置とその水温制御方法 - Google Patents
温水洗浄装置とその水温制御方法Info
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Abstract
て、使用開始の瞬間にも適切に温度調整された洗浄水が
噴射され、不快感を与えないようにする。 【解決手段】 瞬間式加熱手段からの洗浄水をおしり用
洗浄ノズルとビデ用洗浄ノズルに切換供給する洗浄切換
弁27に、洗浄水を便器へ排出する温調用ポート33を
設け、洗浄ノズルに向けて洗浄水を給水する前に洗浄水
を瞬間式加熱手段を通して便器に排出しながら瞬間式加
熱手段を制御して洗浄水の水温を所定温度に温度調整
し、その後洗浄水を瞬間式加熱手段を通して洗浄ノズル
に向けて給水するようにした。
Description
し、特に瞬間式加熱手段を備えた温水洗浄装置及びその
水温制御方法に関するものである。
は、所定水量の温水を貯えるとともに内蔵した加熱ヒー
タにて所定の水温に制御可能に構成された温水タンクを
備え、洗浄時には給水手段にて温水タンク内に給水する
ことによって温水タンク内の温水を押し出してノズル手
段に向けて圧送するように構成されている。また、その
温水タンク内に、水温を検知して加熱ヒータを制御する
ためのサーミスタが設けられており、さらに異常水温発
生時に速やかに検知して給水手段を緊急停止させる感温
センサを設けたものも知られている。
クト化と、熱効率の向上による省エネルギーを達成する
ために瞬間式加熱手段を備えた温水洗浄装置が提案され
ている。この種の温水洗浄装置は、水道端末から逆止
弁、定流量弁を介して止水電磁弁に給水され、洗浄時に
止水電磁弁から真空破壊弁、水ポンプ、流量センサを介
して瞬間式加熱手段に給水し、所定温度に加温した洗浄
水をノズルユニットにて局部に向けて噴射するように構
成されている。瞬間式加熱手段では、その出口での湯温
をサーミスタで検出してヒータ制御を行い、さらにサー
モスイッチを設けて湯温が一定温度以上になるとヒータ
と水ポンプを停止させるようにして異常時にも高温の洗
浄水が局部に噴射されないようにされている。
来の構成の温水洗浄装置では、使用開始時に瞬間的とは
言え、洗浄ノズルから十分に温度調整されていない洗浄
水が局部に噴射されることがあり、不快感を与える場合
があるという問題があった。
開始の瞬間にも適切に温度調整された洗浄水が洗浄ノズ
ルから局部に噴射され、不快感を与える恐れのない温水
洗浄装置及びその水温制御方法を提供することを目的と
している。
は、洗浄水を瞬間式加熱手段を通して洗浄ノズルに向け
て給水しながら瞬間式加熱手段を制御して洗浄水の水温
を所定温度に温度調整するようにした温水洗浄装置にお
いて、瞬間式加熱手段と洗浄ノズルとの間に、洗浄水を
洗浄ノズルに対する給水と便器への排出とに切り替える
給水切換手段を設けたものであり、洗浄ノズルに向けて
洗浄水を給水する前に洗浄水を瞬間式加熱手段を通して
便器に排出しながら瞬間式加熱手段を制御して洗浄水の
水温を所定温度に温度調整し、その後洗浄水を瞬間式加
熱手段を通して洗浄ノズルに向けて給水することによ
り、使用開始の瞬間にも適切に温度調整された洗浄水が
洗浄ノズルから局部に噴射され、不快感を与える恐れを
無くすことができる。
ルに向けて噴出させる手段を設けると、温度調整時の便
器に排出する洗浄水を利用して洗浄ノズルの清掃・洗浄
を行うことができる。
洗浄ノズルとビデ用洗浄ノズルに切換供給する洗浄切換
弁に一体構成すると、別に切換弁等の手段を設ける必要
がなく、軽量・コンパクトで安価な構成にて上記効果を
得ることができる。
の位置で周方向に異なった位置におしり洗浄用ポートと
ビデ用ポートが、軸芯方向の第2の位置でかつ周方向に
異なった位置に洗浄水を便器に排出する温調用ポート
が、さらに一端に流入ポートが設けられた筒弁箱と、軸
芯部に流入ポートに連通する軸穴が、軸芯方向の第1の
位置に対応して軸穴に連通させてノズル切換弁口が、軸
芯方向の第2の位置に対応して軸穴に連通させて温調用
弁口が形成され、かつ筒弁箱内に回転可能に嵌合された
弁体と、弁体の回転手段とを備えた構成とすると、簡単
な構成でかつ弁体の回転位置を回転手段で選択すること
によって、洗浄水を温調用ポートと洗浄用ポートとビデ
用ポートの何れかに選択的に給水することができる。
弁口が温調用ポートと一致し、弁体を原点位置から何れ
かの方向に回転することによってノズル切換弁口がおし
り洗浄用ポートとビデ用ポートの何れかと選択的に一致
するように構成すると、原点位置の状態で洗浄水の温調
を行った後、何れかの方向に弁体を回転させることによ
りおしり洗浄又はビデ使用を選択することができ、合理
的な選択動作状態が得られる。
た軸芯方向に長い貫通穴と、その軸芯方向中央部から両
側に外広がりに湾曲形成された調整溝とを有した構成と
すると、ノズル切換弁口が洗浄用ポートと一致する位置
に向けて弁体を回転させたときに、ノズル切換弁口と洗
浄用ポートが重なり始めると最初少しづつ流量が増加し
た後急速に流量が増加し、その後完全に一致するまで徐
々に流量が増加するという流量調整特性を得ることがで
き、洗浄時の洗浄水流量を弁体の回転位置によって精度
良く調整することができる。
調用弁口の形成部を僅かに突出させると、その部分で筒
弁箱内周面と確実に密着し、洗浄水が洩れるのを簡単な
構成で確実に防止することができる。
法は、洗浄水を瞬間式加熱手段を通して洗浄ノズルに向
けて給水しながら瞬間式加熱手段を制御して洗浄水の水
温を所定温度に温度調整する温水洗浄装置の水温制御方
法において、洗浄ノズルに向けて洗浄水を給水する前に
洗浄水を瞬間式加熱手段を通して便器に排出しながら瞬
間式加熱手段を制御して洗浄水の水温を所定温度に温度
調整し、その後洗浄水を瞬間式加熱手段を通して洗浄ノ
ズルに向けて給水するものであり、使用開始の瞬間にも
適切に温度調整された洗浄水が洗浄ノズルから局部に噴
射され、不快感を与える恐れを無くすことができる。
に向けて噴出させて洗浄ノズルの洗浄を行うと、温度調
整時の便器に排出する洗浄水を利用して洗浄ノズルの清
掃・洗浄を行うことができる。
実施形態について、図1〜図8を参照して説明する。
逆止弁で、その入口部にはストレーナ(図示せす)が内
蔵され、また水抜き栓2が設けられている。逆止弁1の
出口部は定流量弁3を介して止水電磁弁4に接続されて
いる。止水電磁弁4の出口は真空破壊弁5を介してポン
プモータ7にて駆動される水ポンプ6の入口に接続され
ている。真空破壊弁5は水ポンプ6の入口側が負圧にな
ったときエアを導入するように構成され、またオーバー
フロー水を水タンクに分岐排出するように構成されてい
る。水ポンプ6の出口は流量センサ8を介して瞬間式加
熱手段10の入口10aに接続され、流量センサ8によ
る検出流量によってポンプモータ7を駆動制御すること
により、精度良く一定流量の洗浄水を瞬間式加熱手段1
0に送給するように構成されている。上記逆止弁1〜流
量センサ8にて給水手段9が構成されている。
に洗浄水が流通する蛇行水路12が設けられるとともに
この蛇行水路12に臨ませて平板状のセラミックヒータ
13が配設され、出口10bに温水の温度を検出するサ
ーミスタ14と安全用のサーモスイッチ15とが配設さ
れている。そして、サーミスタ14の検出信号に応じて
セラミックヒータ13に対する通電制御を行うことによ
り所定温度の温水を得るように構成されている。
された温水は湯温緩衝手段17を通ってノズルユニット
18に送給され、このノズルユニット18にて局部に噴
射される。
2〜図4を参照して説明する。ノズルユニット18の側
面視略三角形状のケース19の傾斜上面にノズルガイド
20が配設され、このノズルガイド20にておしり用洗
浄ノズル21とビデ用洗浄ノズル22が、局部に向けて
洗浄水を噴射する洗浄位置とケース19内に退入した位
置との間で出退可能に支持されている。23a〜23d
は各ノズル21、22を選択的に出退動作させるギヤ列
である。24はノズルガイド20の先端部に配設された
ノズルカバーであり、図3に示すように、その上面に一
側で開口する給水通路25が設けられ、かつ各ノズル2
1、22の洗浄水噴射穴に向けて洗浄水を噴射して清掃
するための清掃噴射穴26a、26bがこの給水通路2
5に連通させて形成されている。
10から給水された洗浄水を何れかのノズル21又は2
2に選択的に供給するための洗浄切換弁27が配設され
ている。この洗浄切換弁27は、筒弁箱28と、その中
に回転自在に嵌合された弁体29と、弁体29を任意の
回転位置に回転させるモータ30にて構成されている。
筒弁箱28には、図5を参照して後述するように、各ノ
ズル21、22に洗浄水を供給するおしり洗浄用ポート
31及びビデ用ポート32と、洗浄水を各ノズル21、
22を通さずに排出する温調用ポート33と、瞬間式加
熱手段10からの洗浄水が供給される流入ポート34と
が設けられており、おしり洗浄用ポート31及びビデ用
ポート32は給水ホース35、36にて各ノズル21、
22の後端に接続され、温調用ポート33は給水ホース
37及びカップリング38を介して給水通路25に接続
され、この温調用ポート33から流出した洗浄水を清掃
噴射穴26a、26bから各ノズル21、22の洗浄水
噴射穴に向けて噴射させて清掃し、便器に排出するよう
に構成されている。
ータ30を搭載するためのブラケット部39が設けら
れ、その上面に4本の位置決めピン39aと一対の取付
穴39bが形成され、側面の適所にこの筒弁箱28をケ
ース19に固定する固定片39cが突設されている。こ
のブラケット部39の下面中央部における一側に偏芯し
た位置から弁筒部40が垂設されるとともに、その両側
位置の上部に弁筒部40に回転自在に嵌合させた弁体2
9の回転範囲を規制するストッパ部41が設けられてい
る。
2は、弁筒部40の上部の第1の位置に周方向に互いに
180°の間隔をあけて配設され、温調用ポート33は
弁筒部40の下部の第2の位置に周方向におしり洗浄用
ポート31とビデ用ポート32の中間の原点位置に配設
されている。弁筒部40の下端には流入部42が突設さ
れ、その外周適所に流入ポート34が配設されている。
成り、上部の操作軸部43と中間上部の切換軸部44と
中間下部の温調軸部45と下端部の流入仕切鍔部46と
が設けられ、各部の間にシール材装着溝47が設けられ
ている。操作軸部43には上端面からモータ30の出力
軸が嵌入係合する操作軸穴48が形成され、かつその内
周面に回転力を伝達するための異径平坦面48aが形成
されている。また、上端部外周には原点位置から90°
づつ回転した時にストッパ部41に係合する位置決め片
49が突設されている。
わたって軸穴50が形成されている。そして、切換軸部
44には弁筒部40の第1の位置に対応して軸穴50か
ら外周に貫通するノズル切換弁口51が形成され、温調
軸部45には弁筒部40の第2の位置に対応して軸穴5
0から外周に貫通する温調用弁口52が形成されてい
る。これらノズル切換弁口51と温調用弁口52は周方
向に同一位置に形成されている。これによって、弁体2
9の回転方向の原点位置で温調用弁口52が温調用ポー
ト33と一致し、弁体29を原点位置から何れかの方向
に90°回転することによってノズル切換弁口51がお
しり洗浄用ポート31とビデ用ポート32の何れかと選
択的に一致するように構成されている。
れた軸芯方向に長い貫通穴53と、その軸芯方向中央部
から両側に外広がりに湾曲形成された調整溝54とを有
している。また、弁体外周面のノズル切換弁口51及び
温調用弁口52の形成部分には僅かに突出する円形突出
部55、56が形成されている。
と、洗浄ノズル21又は22に向けて洗浄水を給水する
のに先立ち、例えば使用者が便座に座って弁座スイッチ
がオンした時に、予め数秒間程度止水電磁弁4及び水ポ
ンプ6を作動させ、瞬間式加熱手段10、原点位置にセ
ットされている洗浄切換弁27の温調用ポート33、給
水通路25を通して洗浄水を清掃噴射穴26a、26b
から便器に排出しながら、瞬間式加熱手段10を制御す
ることによって洗浄水の水温を所定温度に温度調整す
る。また、その際に上記のように便器に排出される洗浄
水が洗浄ノズル21、22の噴射穴に向けて噴出される
ことによって、温度調整時の洗浄水を利用して洗浄ノズ
ルの清掃・洗浄が行われる。
ビデスイッチをオンすることにより、止水電磁弁4及び
水ポンプ6が作動し、洗浄水が瞬間式加熱手段10に送
給され、瞬間式加熱手段10でサーミスタ14による検
出温度に応じて通電制御されるセラミックヒータ13に
て洗浄水が所定温度に加温され、さらに湯温緩衝手段1
7を介してノズルユニット18に給水され、その洗浄ノ
ズル21又は22から局部に向けて洗浄水が噴射されて
洗浄される。その際、上記のように洗浄水の水温が予め
調整されているので、使用開始の瞬間にも適切に温度調
整された洗浄水が洗浄ノズル21又は22から局部に噴
射され、不快感を与える恐れが無く、常に快適な使用感
が得られる。
水の温度調整時に洗浄水が便器に排出されるように切り
換える手段を、洗浄切換弁27に温調用ポート33を設
けてこれと一体構成したことにより、別に切換弁等の手
段を設ける必要がなく、軽量・コンパクトで安価な構成
で上記効果を得ることができる。また、洗浄切換弁27
において、弁体29の回転方向の原点位置で温調用弁口
52が温調用ポート33と一致し、弁体29を原点位置
から何れかの方向に回転することによってノズル切換弁
口51がおしり洗浄用ポート31とビデ用ポート32の
何れかと選択的に一致するように構成しているので、原
点位置の状態で洗浄水の温調を行った後、モータ30に
て弁体29を何れかの方向に回転させることによりおし
り洗浄又はビデ使用を選択することができ、合理的な選
択動作状態が得られる。
された軸芯方向に長い貫通穴53と、その軸芯方向中央
部から両側に外広がりに湾曲形成された調整溝54とを
有した構成としているので、図8に示すように、ノズル
切換弁口51がおしり洗浄用ポート31又はビデ用ポー
ト32と一致する位置に向けて弁体29を回転させたと
きに、ノズル切換弁口51と各ポート31、32が重な
り始めると最初少しづつ流量が増加した後急速に流量が
増加し、その後完全に一致するまで徐々に流量が増加す
るという流量調整特性を得ることができ、従って洗浄時
の洗浄水流量を弁体29の回転位置によって精度良く調
整することができる。なお、図8において、破線は弁体
29が原点位置近傍にあるときの温調用ポート33に流
れる洗浄水の流量を示している。
のノズル切換弁口51及び温調用弁口52の形成部に僅
かに突出する円形突出部55、56を設けているので、
その部分で筒弁箱28の弁筒部40内周面と確実に密着
し、洗浄水が洩れるのを簡単な構成で確実に防止するこ
とができる。
方法によれば、以上の説明から明らかなように、瞬間式
加熱手段と洗浄ノズルとの間に、洗浄水を洗浄ノズルに
対する給水と便器への排出とに切り替える給水切換手段
を設け、洗浄ノズルに向けて洗浄水を給水する前に洗浄
水を瞬間式加熱手段に通して便器に排出しながら瞬間式
加熱手段を制御して洗浄水の水温を所定温度に温度調整
し、その後洗浄水を瞬間式加熱手段を通して洗浄ノズル
に向けて給水するようにしたので、使用開始の瞬間にも
適切に温度調整された洗浄水が洗浄ノズルから局部に噴
射され、不快感を与える恐れを無くすことができる。
ルに向けて噴出させる手段を設けると、温度調整時の便
器に排出する洗浄水を利用して洗浄ノズルの清掃・洗浄
を行うことができる。
洗浄ノズルとビデ用洗浄ノズルに切換供給する洗浄切換
弁に一体構成すると、別に切換弁等の手段を設ける必要
がなく、軽量・コンパクトで安価に上記効果を得ること
ができる。
の位置で周方向に異なった位置におしり洗浄用ポートと
ビデ用ポートが、軸芯方向の第2の位置でかつ周方向に
異なった位置に洗浄水を便器に排出する温調用ポート
が、さらに一端に流入ポートが設けられた筒弁箱と、軸
芯部に流入ポートに連通する軸穴が、軸芯方向の第1の
位置に対応して軸穴に連通させてノズル切換弁口が、軸
芯方向の第2の位置に対応して軸穴に連通させて温調用
弁口が形成され、かつ筒弁箱内に回転可能に嵌合された
弁体と、弁体の回転手段とを備えた構成とすると、簡単
な構成でかつ弁体の回転位置を回転手段で選択すること
によって、洗浄水を温調用ポートと洗浄用ポートとビデ
用ポートの何れかに選択的に給水することができる。
弁口が温調用ポートと一致し、弁体を原点位置から何れ
かの方向に回転することによってノズル切換弁口がおし
り洗浄用ポートとビデ用ポートの何れかと選択的に一致
するように構成すると、原点位置の状態で洗浄水の温調
を行った後、何れかの方向に弁体を回転させることによ
りおしり洗浄又はビデ使用を選択することができ、合理
的な選択動作状態が得られる。
た軸芯方向に長い貫通穴と、その軸芯方向中央部から両
側に外広がりに湾曲形成された調整溝とを有した構成と
すると、ノズル切換弁口が洗浄用ポートと一致する位置
に向けて弁体を回転させたときに、ノズル切換弁口と洗
浄用ポートが重なり始めると最初少しづつ流量が増加し
た後急速に流量が増加し、その後完全に一致するまで徐
々に流量が増加するという流量調整特性を得ることがで
き、洗浄時の洗浄水流量を弁体の回転位置によって精度
良く調整することができる。
調用弁口の形成部を僅かに突出させると、その部分で筒
弁箱内周面と確実に密着し、洗浄水が洩れるのを簡単な
構成で確実に防止することができる。
構成図である。
である。
し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(b)
のB−B矢視断面図である。
(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は(a)の下
面図である。
示し、(a)は縦断側面図、(b)は(a)のC−C矢
視図、(c)は(a)のD−D矢視断面図である。
と流量の特性図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 洗浄水を瞬間式加熱手段を通して洗浄ノ
ズルに向けて給水しながら瞬間式加熱手段を制御して洗
浄水の水温を所定温度に温度調整するようにした温水洗
浄装置において、瞬間式加熱手段と洗浄ノズルとの間
に、洗浄水を洗浄ノズルに対する給水と便器への排出と
に切り替える給水切換手段を設けたことを特徴とする温
水洗浄装置。 - 【請求項2】 便器に排出される洗浄水を洗浄ノズルに
向けて噴出させる手段を設けたことを特徴とする請求項
1記載の温水洗浄装置。 - 【請求項3】 給水切換手段は、洗浄水をおしり用洗浄
ノズルとビデ用洗浄ノズルに切換供給する洗浄切換弁に
一体構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の温
水洗浄装置。 - 【請求項4】 洗浄切換弁は、軸芯方向の第1の位置で
周方向に異なった位置におしり洗浄用ポートとビデ用ポ
ートが、軸芯方向の第2の位置でかつ周方向に異なった
位置に洗浄水を便器に排出する温調用ポートが、さらに
一端に流入ポートが設けられた筒弁箱と、軸芯部に流入
ポートに連通する軸穴が、軸芯方向の第1の位置に対応
して軸穴に連通させてノズル切換弁口が、軸芯方向の第
2の位置に対応して軸穴に連通させて温調用弁口が形成
され、かつ筒弁箱内に回転可能に嵌合された弁体と、弁
体の回転手段とを備えたことを特徴とする請求項3記載
の温水洗浄装置。 - 【請求項5】 弁体の回転方向の原点位置で温調用弁口
が温調用ポートと一致し、弁体を原点位置から何れかの
方向に回転することによってノズル切換弁口がおしり洗
浄用ポートとビデ用ポートの何れかと選択的に一致する
ように構成したことを特徴とする請求項4記載の温水洗
浄装置。 - 【請求項6】 ノズル切換弁口は、中央に形成された軸
芯方向に長い貫通穴と、その軸芯方向中央部から両側に
外広がりに湾曲形成された調整溝とを有することを特徴
とする請求項5記載の温水洗浄装置。 - 【請求項7】 弁体外周面のノズル切換弁口及び温調用
弁口の形成部を僅かに突出させたことを特徴とする請求
項4〜6の何れかに記載の温水洗浄装置。 - 【請求項8】 給水切換手段はノズルに対する給水量を
調整する流量調整手段を一体に備えたものである請求項
1〜7の何れかに記載の温水洗浄装置。 - 【請求項9】 洗浄水を瞬間式加熱手段を通して洗浄ノ
ズルに向けて給水しながら瞬間式加熱手段を制御して洗
浄水の水温を所定温度に温度調整する温水洗浄装置の水
温制御方法において、洗浄ノズルに向けて洗浄水を給水
する前に洗浄水を瞬間式加熱手段を通して便器に排出し
ながら瞬間式加熱手段を制御して洗浄水の水温を所定温
度に温度調整し、その後洗浄水を瞬間式加熱手段を通し
て洗浄ノズルに向けて給水することを特徴とする温水洗
浄装置の水温制御方法。 - 【請求項10】 便器に排出する洗浄水を洗浄ノズルに
向けて噴出させて洗浄ノズルの洗浄を行うことを特徴と
する請求項9記載の温水洗浄装置の水温制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29090998A JP4580477B2 (ja) | 1998-10-13 | 1998-10-13 | 温水洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29090998A JP4580477B2 (ja) | 1998-10-13 | 1998-10-13 | 温水洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000120145A true JP2000120145A (ja) | 2000-04-25 |
JP4580477B2 JP4580477B2 (ja) | 2010-11-10 |
Family
ID=17762086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29090998A Expired - Lifetime JP4580477B2 (ja) | 1998-10-13 | 1998-10-13 | 温水洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4580477B2 (ja) |
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