JPH07243552A - 制御弁 - Google Patents
制御弁Info
- Publication number
- JPH07243552A JPH07243552A JP5681594A JP5681594A JPH07243552A JP H07243552 A JPH07243552 A JP H07243552A JP 5681594 A JP5681594 A JP 5681594A JP 5681594 A JP5681594 A JP 5681594A JP H07243552 A JPH07243552 A JP H07243552A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- drum
- housing
- nozzle
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
- Multiple-Way Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 便器に備えられる人体局部洗浄装置に、洗浄
水の流通を制御するために用いられる弁について、弁の
数を削減し、もって省スペースおよび省コストを実現す
る。 【構成】 ハウジング１の内部に回転自在に装着された
ドラム３と、ハウジング１に設けられた第一弁座１０、
ドラム３に設けられたカム部１１、およびカム部１１に
従って動作して第一弁座１０に接離する弁体１２を備え
た第一弁部６と、ハウジング１に設けられてドラム３に
摺動自在に当接した第二弁座１４、およびドラム３に設
けられた第一連通部１５を備え、弁孔１６が第一連通部
１５に合致したときに流体を通す第二弁部７と、ハウジ
ング１に設けられてドラム３に摺動自在に当接した第三
弁座２２、およびドラム３設けられた第二連通部２３を
備え、弁孔２４が第二連通部２３に合致したときに流体
を通す第三弁部８と、を有している。
水の流通を制御するために用いられる弁について、弁の
数を削減し、もって省スペースおよび省コストを実現す
る。 【構成】 ハウジング１の内部に回転自在に装着された
ドラム３と、ハウジング１に設けられた第一弁座１０、
ドラム３に設けられたカム部１１、およびカム部１１に
従って動作して第一弁座１０に接離する弁体１２を備え
た第一弁部６と、ハウジング１に設けられてドラム３に
摺動自在に当接した第二弁座１４、およびドラム３に設
けられた第一連通部１５を備え、弁孔１６が第一連通部
１５に合致したときに流体を通す第二弁部７と、ハウジ
ング１に設けられてドラム３に摺動自在に当接した第三
弁座２２、およびドラム３設けられた第二連通部２３を
備え、弁孔２４が第二連通部２３に合致したときに流体
を通す第三弁部８と、を有している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、制御弁に関する。本発
明の制御弁は主に、便器に備えられる人体局部洗浄装置
（人体局部洗浄器とも称する）において、洗浄水の流通
を制御するために用いられる。
明の制御弁は主に、便器に備えられる人体局部洗浄装置
（人体局部洗浄器とも称する）において、洗浄水の流通
を制御するために用いられる。
【０００２】
【従来の技術】便器に備えられる人体局部洗浄装置に
は、洗浄水の流通に関して、以下の機能が要求されてい
る。 使用開始に際して、当該装置に洗浄水が供給されるこ
と。 人体洗浄ノズルから洗浄水が噴射されること。 上記において、噴射の勢いの強弱を、使用者が好み
に応じて調節し得ること。 装置洗浄ノズルから人体洗浄ノズルへ向けて、洗浄水
が噴射されること。 使用終了に際して、洗浄水の供給が停止されること。
は、洗浄水の流通に関して、以下の機能が要求されてい
る。 使用開始に際して、当該装置に洗浄水が供給されるこ
と。 人体洗浄ノズルから洗浄水が噴射されること。 上記において、噴射の勢いの強弱を、使用者が好み
に応じて調節し得ること。 装置洗浄ノズルから人体洗浄ノズルへ向けて、洗浄水
が噴射されること。 使用終了に際して、洗浄水の供給が停止されること。
【０００３】そして従来の洗浄装置においては、上記
ないしの機能を備えるために、図１０に示すように、
第一の電磁弁（止水弁とも称する、上記およびの機
能を担当）５１、流量調整切換弁（上記およびの機
能を担当）５２、および第二の電磁弁（上記の機能を
担当）５３の、各々独立した三つの弁が備えられてい
る。
ないしの機能を備えるために、図１０に示すように、
第一の電磁弁（止水弁とも称する、上記およびの機
能を担当）５１、流量調整切換弁（上記およびの機
能を担当）５２、および第二の電磁弁（上記の機能を
担当）５３の、各々独立した三つの弁が備えられてい
る。
【０００４】しかしながら、上記従来の洗浄装置におい
ては、一つの装置に各々独立した三つの弁５１，５２，
５３が必要とされ、各弁５１，５２，５３にそれぞれソ
レノイドまたはモータ等の電動アクチュエータが必要と
されるとともに各弁５１，５２，５３を接続する配管が
必要とされるために、全体として占有スペースが大き
く、コストが高い問題がある。
ては、一つの装置に各々独立した三つの弁５１，５２，
５３が必要とされ、各弁５１，５２，５３にそれぞれソ
レノイドまたはモータ等の電動アクチュエータが必要と
されるとともに各弁５１，５２，５３を接続する配管が
必要とされるために、全体として占有スペースが大き
く、コストが高い問題がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、流体供給のＯＮ・ＯＦＦを切り換えるとともに流路
を切り換える弁装置において、弁の数を削減し、もって
省スペースおよび省コストを実現可能な制御弁を提供す
ることを目的とする。
み、流体供給のＯＮ・ＯＦＦを切り換えるとともに流路
を切り換える弁装置において、弁の数を削減し、もって
省スペースおよび省コストを実現可能な制御弁を提供す
ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の電磁弁は、ハウジングの内部に回転自在に
装着されたドラムと、前記ハウジングに設けられた第一
弁座、前記ドラムの外周面に設けられたカム部、および
前記カム部に従って動作して前記第一弁座に接離する弁
体を備えた第一弁部と、前記ハウジングに設けられて前
記ドラムの外周面に摺動自在に当接した第二弁座、およ
び前記ドラムの外周面に設けられた第一連通部を備え、
弁孔が前記第一連通部に合致したときに流体を通す第二
弁部と、前記ハウジングに設けられて前記ドラムの外周
面に摺動自在に当接した第三弁座、および前記ドラムの
外周面に設けられた第二連通部を備え、弁孔が前記第二
連通部に合致したときに流体を通す第三弁部と、を有す
ることにした（請求項１）。また請求項１の制御弁にお
いて、第一連通部の流路開口面積がドラムの円周方向に
沿って増減していることを特徴とする（請求項２）。
め、本発明の電磁弁は、ハウジングの内部に回転自在に
装着されたドラムと、前記ハウジングに設けられた第一
弁座、前記ドラムの外周面に設けられたカム部、および
前記カム部に従って動作して前記第一弁座に接離する弁
体を備えた第一弁部と、前記ハウジングに設けられて前
記ドラムの外周面に摺動自在に当接した第二弁座、およ
び前記ドラムの外周面に設けられた第一連通部を備え、
弁孔が前記第一連通部に合致したときに流体を通す第二
弁部と、前記ハウジングに設けられて前記ドラムの外周
面に摺動自在に当接した第三弁座、および前記ドラムの
外周面に設けられた第二連通部を備え、弁孔が前記第二
連通部に合致したときに流体を通す第三弁部と、を有す
ることにした（請求項１）。また請求項１の制御弁にお
いて、第一連通部の流路開口面積がドラムの円周方向に
沿って増減していることを特徴とする（請求項２）。
【０００７】
【作用】上記構成を備えた本発明の制御弁においては、
モータ等の電動アクチュエータの作動または手動によ
り、ドラムが回転すると、洗浄水の流通が、以下のよう
に制御される。 先ず、第一弁部において、弁体がカム部に従って開弁
動作し、人体局部洗浄装置の使用開始に際して、当該装
置に洗浄水が供給される。 次いで、第二弁部において、弁孔が第一連通部と合致
し、人体洗浄ノズルから洗浄水が噴射される。 次いで、第二弁部において、弁孔が第一連通部から外
れ、人体洗浄ノズルからの洗浄水の噴射が停止される。 次いで、第三弁部において、弁孔が第二連通部と合致
し、装置洗浄ノズルから人体洗浄ノズルへ向けて、洗浄
水が噴射される。 次いで、第三弁部において、弁孔が第二連通部から外
れ、装置洗浄ノズルからの洗浄水の噴射が停止される。 次いで、第一弁部において、弁体がカム部に従って閉
弁動作し、当該装置の使用終了に際して、洗浄水の供給
が停止される。また第一連通部の流路開口面積がドラム
の円周方向に沿って増減している場合においては、上記
において、ドラムの回転角度が調節されることによ
り、噴射の勢いの強弱が使用者の好みに応じて調節され
る。
モータ等の電動アクチュエータの作動または手動によ
り、ドラムが回転すると、洗浄水の流通が、以下のよう
に制御される。 先ず、第一弁部において、弁体がカム部に従って開弁
動作し、人体局部洗浄装置の使用開始に際して、当該装
置に洗浄水が供給される。 次いで、第二弁部において、弁孔が第一連通部と合致
し、人体洗浄ノズルから洗浄水が噴射される。 次いで、第二弁部において、弁孔が第一連通部から外
れ、人体洗浄ノズルからの洗浄水の噴射が停止される。 次いで、第三弁部において、弁孔が第二連通部と合致
し、装置洗浄ノズルから人体洗浄ノズルへ向けて、洗浄
水が噴射される。 次いで、第三弁部において、弁孔が第二連通部から外
れ、装置洗浄ノズルからの洗浄水の噴射が停止される。 次いで、第一弁部において、弁体がカム部に従って閉
弁動作し、当該装置の使用終了に際して、洗浄水の供給
が停止される。また第一連通部の流路開口面積がドラム
の円周方向に沿って増減している場合においては、上記
において、ドラムの回転角度が調節されることによ
り、噴射の勢いの強弱が使用者の好みに応じて調節され
る。
【０００８】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。
明する。
【０００９】図１ないし図４に示すように、洗浄水供給
源（図示せず）に接続される流入ポート２を設けたハウ
ジング１の内部に、略円柱形を呈するドラム３が、その
中心軸線を中心として回転自在に装着され、モータ４の
駆動軸５に連結されて、モータ４の駆動により回転せし
められるようになっており、ドラム３の中心軸線に沿っ
て、図上右から左へ、第一弁部６、第三弁部８、第二弁
部７およびシール部９が設けられている。
源（図示せず）に接続される流入ポート２を設けたハウ
ジング１の内部に、略円柱形を呈するドラム３が、その
中心軸線を中心として回転自在に装着され、モータ４の
駆動軸５に連結されて、モータ４の駆動により回転せし
められるようになっており、ドラム３の中心軸線に沿っ
て、図上右から左へ、第一弁部６、第三弁部８、第二弁
部７およびシール部９が設けられている。
【００１０】第一弁部６には、ハウジング１に設けられ
た第一弁座１０と、ドラム３の外周面に設けられたカム
部１１と、カム部１１に従って図上上下動して第一弁座
１０に接離する弁体１２とが備えられ、更に、弁体１２
を閉弁方向に弾性付勢するばね１３が備えられている。
第二弁部７には、ハウジング１に設けられてドラム３の
外周面に摺動自在に当接した第二弁座１４と、ドラム３
の外周面に設けられた切欠状の第一連通部１５とが備え
られ、弁孔１６が第一連通部１５と合致したときに、ハ
ウジング１の内部から第一流出ポート１７へ洗浄水を通
すようになっている。第一流出ポート１７には、温水タ
ンク１８および人体洗浄ノズル（本洗浄ノズルとも称す
る）１９へ向けて配管２０，２１が接続されている。第
三弁部８には、ハウジング１に設けられてドラム３の外
周面に摺動自在に当接した第三弁座２２と、ドラム３の
外周面に設けられた切欠状の第二連通部２３とが備えら
れ、弁孔２４が第二連通部２３と合致したときに、ハウ
ジング１の内部から第二流出ポート２５へ洗浄水を通す
ようになっている。第二の流出ポート２５には、装置洗
浄ノズル（プレ洗浄ノズルとも称する）２６へ向けて配
管２７が接続されている。
た第一弁座１０と、ドラム３の外周面に設けられたカム
部１１と、カム部１１に従って図上上下動して第一弁座
１０に接離する弁体１２とが備えられ、更に、弁体１２
を閉弁方向に弾性付勢するばね１３が備えられている。
第二弁部７には、ハウジング１に設けられてドラム３の
外周面に摺動自在に当接した第二弁座１４と、ドラム３
の外周面に設けられた切欠状の第一連通部１５とが備え
られ、弁孔１６が第一連通部１５と合致したときに、ハ
ウジング１の内部から第一流出ポート１７へ洗浄水を通
すようになっている。第一流出ポート１７には、温水タ
ンク１８および人体洗浄ノズル（本洗浄ノズルとも称す
る）１９へ向けて配管２０，２１が接続されている。第
三弁部８には、ハウジング１に設けられてドラム３の外
周面に摺動自在に当接した第三弁座２２と、ドラム３の
外周面に設けられた切欠状の第二連通部２３とが備えら
れ、弁孔２４が第二連通部２３と合致したときに、ハウ
ジング１の内部から第二流出ポート２５へ洗浄水を通す
ようになっている。第二の流出ポート２５には、装置洗
浄ノズル（プレ洗浄ノズルとも称する）２６へ向けて配
管２７が接続されている。
【００１１】第一弁部６のカム部１１、第二弁部７の第
一連通部１５および第三弁部８の第二連通部２３は、後
記するないしの作動を順次、行ない得るように、互
いがドラム３の円周方向に角度的に変位して設けられて
いる。また第一連通部１５の流路開口面積（流路開口断
面積）は、図示したように、切欠の軸方向幅や深さを変
化させることにより、ドラム３の円周方向に沿って増減
せしめられている。
一連通部１５および第三弁部８の第二連通部２３は、後
記するないしの作動を順次、行ない得るように、互
いがドラム３の円周方向に角度的に変位して設けられて
いる。また第一連通部１５の流路開口面積（流路開口断
面積）は、図示したように、切欠の軸方向幅や深さを変
化させることにより、ドラム３の円周方向に沿って増減
せしめられている。
【００１２】上記構成の制御弁においては、モータ４が
作動してドラム３が回転すると、洗浄水の流通が、以下
のように制御される。 先ず、第一弁部６において、弁体１２がカム部１１に
従って開弁動作し、人体局部洗浄装置の使用開始に際し
て、流入ポート２からハウジング１の内部へ洗浄水が供
給される。 次いで、第二弁部７において、弁孔１６が第一連通部
１５と合致し、ハウジング１の内部から第一流出ポート
１７へ洗浄水が供給されて、洗浄水が温水タンク１８で
暖められた後、人体洗浄ノズル１９から噴射される。ま
た、このとき第一連通部１５の流路開口面積がドラム３
の円周方向に沿って増減していることに伴って、使用者
がドラム３の回転角度を調節することにより、噴射の勢
いの強弱を好みに応じて調節することが可能である。 次いで、第二弁部７において、弁孔１６が第一連通部
１５から外れ、人体洗浄ノズル１９からの洗浄水の噴射
が停止される。 次いで、第三弁部８において、弁孔２４が第二連通部
２３と合致し、ハウジング１の内部から第二流出ポート
２５へ洗浄水が供給されて、洗浄水が装置洗浄ノズル２
６から人体洗浄ノズル１９へ向けて噴射される。 次いで、第三弁部８において、弁孔２４が第二連通部
２３から外れ、装置洗浄ノズル２６からの洗浄水の噴射
が停止される。 次いで、第一弁部６において、弁体１２がカム部１１
に従って閉弁動作し、当該装置の使用終了に際して、洗
浄水の供給が停止される。
作動してドラム３が回転すると、洗浄水の流通が、以下
のように制御される。 先ず、第一弁部６において、弁体１２がカム部１１に
従って開弁動作し、人体局部洗浄装置の使用開始に際し
て、流入ポート２からハウジング１の内部へ洗浄水が供
給される。 次いで、第二弁部７において、弁孔１６が第一連通部
１５と合致し、ハウジング１の内部から第一流出ポート
１７へ洗浄水が供給されて、洗浄水が温水タンク１８で
暖められた後、人体洗浄ノズル１９から噴射される。ま
た、このとき第一連通部１５の流路開口面積がドラム３
の円周方向に沿って増減していることに伴って、使用者
がドラム３の回転角度を調節することにより、噴射の勢
いの強弱を好みに応じて調節することが可能である。 次いで、第二弁部７において、弁孔１６が第一連通部
１５から外れ、人体洗浄ノズル１９からの洗浄水の噴射
が停止される。 次いで、第三弁部８において、弁孔２４が第二連通部
２３と合致し、ハウジング１の内部から第二流出ポート
２５へ洗浄水が供給されて、洗浄水が装置洗浄ノズル２
６から人体洗浄ノズル１９へ向けて噴射される。 次いで、第三弁部８において、弁孔２４が第二連通部
２３から外れ、装置洗浄ノズル２６からの洗浄水の噴射
が停止される。 次いで、第一弁部６において、弁体１２がカム部１１
に従って閉弁動作し、当該装置の使用終了に際して、洗
浄水の供給が停止される。
【００１３】したがって上記構成の制御弁によれば、当
該制御弁一つをもって従来技術における弁三つ分の作動
が行なわれ、他に弁が必要とされない。したがって弁の
数を三つから一挙に一つへと削減することができ、これ
に伴って省スペースおよび省コストを実現することがで
きる。
該制御弁一つをもって従来技術における弁三つ分の作動
が行なわれ、他に弁が必要とされない。したがって弁の
数を三つから一挙に一つへと削減することができ、これ
に伴って省スペースおよび省コストを実現することがで
きる。
【００１４】ドラム３を回転させる駆動源には、モータ
４の他に、種々のアクチュエータを使用することが可能
であり、撮みを設ける等して手動によりドラム３を回転
させることにしても良い。ドラム３は、図５の例に示す
ように、その中心軸線が縦向きであっても良い。また第
一ないし第三の弁部６，７，８の配列は、設計に応じて
適宜変更すれば良い。図６ないし図９の例では、図６に
おいて右から左へ、第一弁部６、第二弁部７、第三弁部
８の順に並べられている。また上記実施例では、第二弁
部７に接続されるノズルを人体洗浄ノズル、第三弁部８
に接続されるノズルを装置洗浄ノズルとして切換え事例
を説明したが、本発明はその他、おしり洗浄ノズルとビ
デ洗浄ノズルの切換え等、ノズルの洗浄機能に関係な
く、二つの吐水ノズルの切換えに利用することが可能で
ある。また第二弁部と同じ構造の第四弁部を設けて、こ
れをビデ洗浄ノズルに接続しても良い。
４の他に、種々のアクチュエータを使用することが可能
であり、撮みを設ける等して手動によりドラム３を回転
させることにしても良い。ドラム３は、図５の例に示す
ように、その中心軸線が縦向きであっても良い。また第
一ないし第三の弁部６，７，８の配列は、設計に応じて
適宜変更すれば良い。図６ないし図９の例では、図６に
おいて右から左へ、第一弁部６、第二弁部７、第三弁部
８の順に並べられている。また上記実施例では、第二弁
部７に接続されるノズルを人体洗浄ノズル、第三弁部８
に接続されるノズルを装置洗浄ノズルとして切換え事例
を説明したが、本発明はその他、おしり洗浄ノズルとビ
デ洗浄ノズルの切換え等、ノズルの洗浄機能に関係な
く、二つの吐水ノズルの切換えに利用することが可能で
ある。また第二弁部と同じ構造の第四弁部を設けて、こ
れをビデ洗浄ノズルに接続しても良い。
【００１５】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。すなわ
ち、流体供給のＯＮ・ＯＦＦを切り換えるとともに流路
を切り換える機能を一つの制御弁に持たせたために、従
来技術と比較して弁の数を削減し、もって省スペースお
よび省コストを実現することができる。また第一ないし
第三の弁部が、一つのドラムの回転に従って順次作動す
るために、誤作動することがない。また第一連通部の流
路開口面積がドラムの円周方向に沿って増減している場
合には、これをもってドラムの回転角度を調節すること
により、流体吐出量を調節することができ、従来と全く
同じ機能を得ることができる。
ち、流体供給のＯＮ・ＯＦＦを切り換えるとともに流路
を切り換える機能を一つの制御弁に持たせたために、従
来技術と比較して弁の数を削減し、もって省スペースお
よび省コストを実現することができる。また第一ないし
第三の弁部が、一つのドラムの回転に従って順次作動す
るために、誤作動することがない。また第一連通部の流
路開口面積がドラムの円周方向に沿って増減している場
合には、これをもってドラムの回転角度を調節すること
により、流体吐出量を調節することができ、従来と全く
同じ機能を得ることができる。
【図１】本発明の第一実施例に係る制御弁の断面図
【図２】図１におけるＡ−Ａ線要部断面図
【図３】図１におけるＢ−Ｂ線要部断面図
【図４】図１におけるＣ−Ｃ線要部断面図
【図５】本発明の第二実施例に係る制御弁の断面図
【図６】本発明の第三実施例に係る制御弁の断面図
【図７】図６におけるＤ−Ｄ線断面図
【図８】図６におけるＥ−Ｅ線要部断面図
【図９】図６におけるＦ−Ｆ線断面図
【図１０】従来例に係る回路図
１ ハウジング ２ 流入ポート ３ ドラム ４ モータ ５ 駆動軸 ６ 第一弁部 ７ 第二弁部 ８ 第三弁部 ９ シール部 １０ 第一弁座 １１ カム部 １２ 弁体 １３ ばね １４ 第二弁座 １５ 第一連通部 １６，２４ 弁孔 １７ 第一流出ポート １８ 温水タンク １９ 人体洗浄ノズル ２０，２１，２７ 配管 ２２ 第三弁座 ２３ 第二連通部 ２５ 第二流出ポート ２６ 装置洗浄ノズル
【手続補正書】
【提出日】平成６年９月８日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００２
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００２】
【従来の技術】便器に備えられる人体局部洗浄装置に
は、洗浄水の流通に関して、以下の機能が要求されてい
る。 使用開始に際して、当該装置に洗浄水が供給されるこ
と。 人体洗浄ノズルから洗浄水が噴射されること。 上記において、噴射の勢いの強弱を、使用者が好み
に応じて調節し得ること。 装置洗浄ノズルから人体洗浄ノズルまたは便器へ向け
て、洗浄水が噴射されること。 使用終了に際して、洗浄水の供給が停止されること。
は、洗浄水の流通に関して、以下の機能が要求されてい
る。 使用開始に際して、当該装置に洗浄水が供給されるこ
と。 人体洗浄ノズルから洗浄水が噴射されること。 上記において、噴射の勢いの強弱を、使用者が好み
に応じて調節し得ること。 装置洗浄ノズルから人体洗浄ノズルまたは便器へ向け
て、洗浄水が噴射されること。 使用終了に際して、洗浄水の供給が停止されること。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００７
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００７】
【作用】上記構成を備えた本発明の制御弁においては、
モータ等の電動アクチュエータの作動または手動によ
り、ドラムが回転すると、洗浄水の流通が、以下のよう
に制御される。 先ず、第一弁部において、弁体がカム部に従って開弁
動作し、人体局部洗浄装置の使用開始に際して、当該装
置に洗浄水が供給される。 次いで、第二弁部において、弁孔が第一連通部と合致
し、人体洗浄ノズルから洗浄水が噴射される。 次いで、第二弁部において、弁孔が第一連通部から外
れ、人体洗浄ノズルからの洗浄水の噴射が停止される。 次いで、第三弁部において、弁孔が第二連通部と合致
し、装置洗浄ノズルから人体洗浄ノズルまたは便器へ向
けて、洗浄水が噴射される。 次いで、第三弁部において、弁孔が第二連通部から外
れ、装置洗浄ノズルからの洗浄水の噴射が停止される。 次いで、第一弁部において、弁体がカム部に従って閉
弁動作し、当該装置の使用終了に際して、洗浄水の供給
が停止される。また第一連通部の流路開口面積がドラム
の円周方向に沿って増減している場合においては、上記
において、ドラムの回転角度が調節されることによ
り、噴射の勢いの強弱が使用者の好みに応じて調節され
る。尚、、の作動は、の作動の次に行なわれる場
合もある。
モータ等の電動アクチュエータの作動または手動によ
り、ドラムが回転すると、洗浄水の流通が、以下のよう
に制御される。 先ず、第一弁部において、弁体がカム部に従って開弁
動作し、人体局部洗浄装置の使用開始に際して、当該装
置に洗浄水が供給される。 次いで、第二弁部において、弁孔が第一連通部と合致
し、人体洗浄ノズルから洗浄水が噴射される。 次いで、第二弁部において、弁孔が第一連通部から外
れ、人体洗浄ノズルからの洗浄水の噴射が停止される。 次いで、第三弁部において、弁孔が第二連通部と合致
し、装置洗浄ノズルから人体洗浄ノズルまたは便器へ向
けて、洗浄水が噴射される。 次いで、第三弁部において、弁孔が第二連通部から外
れ、装置洗浄ノズルからの洗浄水の噴射が停止される。 次いで、第一弁部において、弁体がカム部に従って閉
弁動作し、当該装置の使用終了に際して、洗浄水の供給
が停止される。また第一連通部の流路開口面積がドラム
の円周方向に沿って増減している場合においては、上記
において、ドラムの回転角度が調節されることによ
り、噴射の勢いの強弱が使用者の好みに応じて調節され
る。尚、、の作動は、の作動の次に行なわれる場
合もある。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１２
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１２】上記構成の制御弁においては、モータ４が
作動してドラム３が回転すると、洗浄水の流通が、以下
のように制御される。 先ず、第一弁部６において、弁体１２がカム部１１に
従って開弁動作し、人体局部洗浄装置の使用開始に際し
て、流入ポート２からハウジング１の内部へ洗浄水が供
給される。 次いで、第二弁部７において、弁孔１６が第一連通部
１５と合致し、ハウジング１の内部から第一流出ポート
１７へ洗浄水が供給されて、洗浄水が温水タンク１８で
暖められた後、人体洗浄ノズル１９から噴射される。ま
た、このとき第一連通部１５の流路開口面積がドラム３
の円周方向に沿って増減していることに伴って、使用者
がドラム３の回転角度を調節することにより、噴射の勢
いの強弱を好みに応じて調節することが可能である。 次いで、第二弁部７において、弁孔１６が第一連通部
１５から外れ、人体洗浄ノズル１９からの洗浄水の噴射
が停止される。 次いで、第三弁部８において、弁孔２４が第二連通部
２３と合致し、ハウジング１の内部から第二流出ポート
２５へ洗浄水が供給されて、洗浄水が装置洗浄ノズル２
６から人体洗浄ノズル１９または便器へ向けて噴射され
る。 次いで、第三弁部８において、弁孔２４が第二連通部
２３から外れ、装置洗浄ノズル２６からの洗浄水の噴射
が停止される。 次いで、第一弁部６において、弁体１２がカム部１１
に従って閉弁動作し、当該装置の使用終了に際して、洗
浄水の供給が停止される。尚、、の作動は、の作
動の次に行なわれる場合もある。
作動してドラム３が回転すると、洗浄水の流通が、以下
のように制御される。 先ず、第一弁部６において、弁体１２がカム部１１に
従って開弁動作し、人体局部洗浄装置の使用開始に際し
て、流入ポート２からハウジング１の内部へ洗浄水が供
給される。 次いで、第二弁部７において、弁孔１６が第一連通部
１５と合致し、ハウジング１の内部から第一流出ポート
１７へ洗浄水が供給されて、洗浄水が温水タンク１８で
暖められた後、人体洗浄ノズル１９から噴射される。ま
た、このとき第一連通部１５の流路開口面積がドラム３
の円周方向に沿って増減していることに伴って、使用者
がドラム３の回転角度を調節することにより、噴射の勢
いの強弱を好みに応じて調節することが可能である。 次いで、第二弁部７において、弁孔１６が第一連通部
１５から外れ、人体洗浄ノズル１９からの洗浄水の噴射
が停止される。 次いで、第三弁部８において、弁孔２４が第二連通部
２３と合致し、ハウジング１の内部から第二流出ポート
２５へ洗浄水が供給されて、洗浄水が装置洗浄ノズル２
６から人体洗浄ノズル１９または便器へ向けて噴射され
る。 次いで、第三弁部８において、弁孔２４が第二連通部
２３から外れ、装置洗浄ノズル２６からの洗浄水の噴射
が停止される。 次いで、第一弁部６において、弁体１２がカム部１１
に従って閉弁動作し、当該装置の使用終了に際して、洗
浄水の供給が停止される。尚、、の作動は、の作
動の次に行なわれる場合もある。
Claims (2)
- 【請求項１】 ハウジング（１）の内部に回転自在に装
着されたドラム（３）と、 前記ハウジング（１）に設けられた第一弁座（１０）、
前記ドラム（３）の外周面に設けられたカム部（１
１）、および前記カム部（１１）に従って動作して前記
第一弁座（１０）に接離する弁体（１２）を備えた第一
弁部（６）と、 前記ハウジング（１）に設けられて前記ドラム（３）の
外周面に摺動自在に当接した第二弁座（１４）、および
前記ドラム（３）の外周面に設けられた第一連通部（１
５）を備え、弁孔（１６）が前記第一連通部（１５）に
合致したときに流体を通す第二弁部（７）と、 前記ハウジング（１）に設けられて前記ドラム（３）の
外周面に摺動自在に当接した第三弁座（２２）、および
前記ドラム（３）の外周面に設けられた第二連通部（２
３）を備え、弁孔（２４）が前記第二連通部（２３）に
合致したときに流体を通す第三弁部（８）と、を有する
制御弁。 - 【請求項２】 請求項１の制御弁において、第一連通部
（１５）の流路開口面積がドラム（３）の円周方向に沿
って増減していることを特徴とする制御弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5681594A JPH07243552A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | 制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5681594A JPH07243552A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | 制御弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07243552A true JPH07243552A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=13037881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5681594A Pending JPH07243552A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | 制御弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07243552A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000120145A (ja) * | 1998-10-13 | 2000-04-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 温水洗浄装置とその水温制御方法 |
| JP2000291106A (ja) * | 1999-04-07 | 2000-10-17 | Toto Ltd | 人体洗浄装置 |
| JP2010002020A (ja) * | 2008-06-23 | 2010-01-07 | Kvk Corp | 弁装置及び水栓 |
| CN105672433A (zh) * | 2016-02-24 | 2016-06-15 | 海口爱身健丽生物工程技术有限公司 | 一种具有理疗功能的坐便器 |
-
1994
- 1994-03-03 JP JP5681594A patent/JPH07243552A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000120145A (ja) * | 1998-10-13 | 2000-04-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 温水洗浄装置とその水温制御方法 |
| JP4580477B2 (ja) * | 1998-10-13 | 2010-11-10 | パナソニック株式会社 | 温水洗浄装置 |
| JP2000291106A (ja) * | 1999-04-07 | 2000-10-17 | Toto Ltd | 人体洗浄装置 |
| JP4560747B2 (ja) * | 1999-04-07 | 2010-10-13 | Ｔｏｔｏ株式会社 | 人体洗浄装置 |
| JP2010002020A (ja) * | 2008-06-23 | 2010-01-07 | Kvk Corp | 弁装置及び水栓 |
| CN105672433A (zh) * | 2016-02-24 | 2016-06-15 | 海口爱身健丽生物工程技术有限公司 | 一种具有理疗功能的坐便器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2545843B2 (ja) | 人体局部洗浄装置の水回路 | |
| JPH07243552A (ja) | 制御弁 | |
| KR20090117512A (ko) | 복수 개의 유입구와 배출구를 갖는 유로전환밸브 | |
| JP3602693B2 (ja) | 衛生洗浄装置 | |
| JP3454120B2 (ja) | 温水洗浄装置 | |
| JPH02234729A (ja) | 浴槽システム | |
| JP5493589B2 (ja) | 人体局部洗浄装置 | |
| JP2791027B2 (ja) | 浴槽への噴流の切換装置 | |
| JP3259336B2 (ja) | 切替弁装置 | |
| JP3192334B2 (ja) | 浴槽の噴流切り替え構造 | |
| JP7507644B2 (ja) | 吐水装置および吐水方法 | |
| JP2002294816A (ja) | 衛生洗浄装置 | |
| CN205712386U (zh) | 一种用于电子坐便器的喷杆装置 | |
| KR20190133956A (ko) | 유량조절밸브 | |
| JP3057912B2 (ja) | 温水洗浄装置 | |
| JP4084839B2 (ja) | 便器洗浄装置 | |
| JP3640839B2 (ja) | 洗浄便座の給水装置 | |
| JP3565009B2 (ja) | 温水洗浄装置の洗浄停止制御方法 | |
| JP3168093B2 (ja) | 温水洗浄便座の洗浄ノズルへの洗浄水の供給装置 | |
| JP2001214502A (ja) | 温水洗浄装置の操作弁 | |
| JPH1161945A (ja) | 局部洗浄装置 | |
| JPH0460030A (ja) | 人体局部洗浄装置 | |
| JP2022127782A (ja) | 衛生洗浄装置 | |
| KR20220093891A (ko) | 온수세정기의 노즐장치 | |
| JP2001065717A (ja) | 弁装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020605 |