JP3640839B2 - 洗浄便座の給水装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、便器上に配設され用便後に局部の洗浄ができる洗浄便座に関し、詳細には洗浄用水の水量調整を使用者の操作量と水量変化が直結し操作感覚を把握しやすくした洗浄便座の給水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
洗浄器をもつ便座(以下、洗浄便座という)では、図10に示すように、水道等の水源から洗浄用水をノズル形式の洗浄器1、2に導水する水回路としての給水装置3が配設される。給水装置3には、洗浄用水を温水化する温水タンク4や洗浄用水中の異物を除去するフィルタ、圧力を調整する調圧手段、洗浄用水の水量(水勢)調整手段等を備えた制御部材5が設けられる。
【0003】
なお、図10に示す構成において、洗浄器1、2は肛門用とビデ用であるが、これらの選択は、洗浄器1、2のノズルの出状態と入状態によって一方のノズルからのシャワー流出をONし、他方のノズルからのシャワー流出がOFFされるものとする。ただし、給水装置3の分岐部6に両洗浄器1、2への洗浄用水の、流出を切替える切換弁を配設するものもある。
【0004】
上記給水装置3において洗浄器1、2への洗浄用水の水量調整手段や温水タンクの温度調整手段は、痔患者など身体条件や感受性等の異なる複数の使用者があるため、頻繁に変更される洗浄便座の主要機能である。
【0005】
従来、上記水量調整手段は、ポンプを用いるタイプ(例えば特開昭61−196032号公報)、電磁弁を用いるタイプ(例えば特開昭63−217028号公報)あるいは洗浄用水の導水路の開度を可変する弁栓をモータで制御するタイプ等が知られている。これらのアクチュエータは、洗浄便座本体ケース7の手元側に設けられた回転ダイヤル8(あるいはアレイボタン)の操作によって作動させ、好みの水量を設定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の水量調整手段は、ボタンやダイヤルの操作によってアクチュエータを駆動しており、実際の水量の変化がボタンやダイヤルの操作より遅れぎみであり、要求した水量への即座の選択が難しい。このため、強すぎる場合、使用者によっては疾患部を刺激することが考えられる。
【0007】
また、アレイボタンの選択により水量を選定する場合、選択した水量は一定であり、使用者によっては一層の洗浄感を欲し、水量をリニアに変化(流量にゆらぎをもたせる洗浄)させたり、離散ステップ的に流量変化させたり(流量変化が際だつ洗浄)、通常流量より多い洗浄(ターボ洗浄)にしたい要求には対応できていない。
【0008】
また、痔患者が、通常使用者の後に洗浄のON−OFFボタンを操作した場合、前使用者の選択した水量が最大(ターボ)洗浄である場合も不都合がある。
【0009】
本発明は、使用者の手動操作に直結した水量の変化が生じるようにして、自在な洗浄効果を使用者の簡単な手動操作だけで実現するようにした洗浄便座の給水装置を提供することを解決すべき課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく本発明の発明者等は種々検討を重ね、アクチュエータを用いず、手元操作部材に流量を可変する弁体が直結した構成とすることで水量変化の遅れを低減し得るとともに、手動性の点より自在な流量変化で洗浄効果を高めることができると考え本発明を完成するに至った。
【0011】
すなわち、本発明は、請求項1及び請求項2に記載され、その一つは、所定水源から供給される洗浄用水を洗浄便座本体に組み込まれた洗浄器に手動で水量調整して導水する水量調整手段をもつ洗浄便座の給水装置であって、該水量調整手段が、洗浄用水が導入される給水口と前記洗浄器への流出口とを連通した導水路をもつボデイ部と、該ボデイ部に可動に組付けされその可動範囲において該導水路の流路開口との幾何学的な連通状態が連続変化する絞り部及び該導水路の流路開口と一致した全開部からなる窓をもつ被操作弁体と、該被操作弁体と連結され該被操作弁体を制御部材に対して回転移動またはスライド移動させる手元操作部材とを具備し、前記被操作弁体もしくは前記手元操作部材と所定の固定された部材との間に前記全開部が前記導水路の流路開口と連通する前に操作量を刻むクリック機構を設けたことを特徴とする。
【0012】
また、他の一つは、所定水源から供給される洗浄用水を洗浄便座本体に組み込まれた洗浄器に手動で水量調整して導水する水量調整手段をもつ洗浄便座の給水装置であって、該水量調整手段が、洗浄用水が導入される給水口と前記洗浄器への流出口とを連通した導水路をもつボデイ部と、該ボデイ部に可動に組付けられその可動範囲において該導水路の流路開口との幾何学的な連通状態が階段状に変化する絞り部及び該導水路の流路開口と一致した全開部からなる窓をもつ被操作弁体と、該被操作弁体と連結され該被操作弁体を制御部材に対して回転移動またはスライド移動させる手元操作部材とを具備し、前記被操作弁体もしくは前記手元操作部材と所定の固定された部材との間に前記全開部が前記導水路の流路開口と連通する前に操作量を刻むクリック機構を設けたことを特徴とする。
【0013】
【作用】
本発明の洗浄便座の給水装置においては、ボディ部に移動可能に装着された被操作弁体が手元操作部材と直結しており、手元操作部材へ加えた操作量が遅れや損失無く被操作弁体の開度調整の移動量と対応する。
【0014】
従って、本発明のように、ボディ部に連続的に移動可能に装着される被操作弁体に、導水路の流路開口との幾何学的な連通状態が連続変化する絞り部及び導水路の流路開口と一致した全開部からなる窓を設けることにより、流量の変化が操作量と直結して肌で感じられ、手元操作部材を好みで操作して水量が連続変化する洗浄や最大流量を1操作で選択することができる。
【0015】
また、ボディ部に段階的に移動可能に装着される被操作弁体に導水路の流路開口との幾何学的な連通状態が階段状に変化する絞り部及び導水路の流路開口と一致した全開部からなる窓を設けることにより、流量の変化が操作量と直結して水量が離散ステップ的に変化する洗浄が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の洗浄便座の給水装置において、導水路の流路開口および該流路開口と幾何学的な連通状態が連続変化する絞り部は、該流路開口および該絞り部のうち絞り部を三角形状あるいはこれに準じた斜辺を有する開口とすることが、導水路の流路開口を三角形状あるいはこれに準じた斜辺を有する形状とする場合より、導水路の断面形状(流路開口)を全開部の形状と同じにできてボディ部の製作が容易になる。これは、導水路の流路開口と該流路開口と幾何学的な連通状態が階段状変化する絞り部の場合も同様である。
【0017】
本発明の洗浄便座の給水装置において、被操作弁体もしくは手元操作部材と所定の固定された部材との間に少なくとも全開部が導水路の流路開口と連通する前に操作量を刻むクリック機構が設けられる。これにより、流量が急激に変化して最大流量に移行する点が使用者にわかり、ターボ洗浄であることを容易に認識できるとともに、痔患者にとってはターボ洗浄を回避することができる。所定の固定された部材は、ボディ部あるいは便座ケース等、被操作弁体に対して不動の部材である。
【0018】
なお、クリック機構は、特に導水路の流路開口との幾何学的な連通状態が階段状に変化する絞り部をもつ請求項2の発明において、階段状の変化と被操作弁体との移動量の変化とが一致する間隔で複数設けることができる。
【0019】
本発明の洗浄便座の給水装置において、全開部が選択されたとき、導水路の流路開口と一致した最大流量状態であることを使用者の視覚、聴覚に認識させるブザー、発光素子等の標示手段を設けることが好ましい。これにより、使用前の流量確認が容易になる。
【0020】
本発明の洗浄便座の給水装置において、被操作弁体は、導水路が屈曲した二つの直状部のうち給水口側の直状部に同軸状に挿入される筒部と、該筒部から延び手元操作部材と連結されるシャフト部とから構成し、前記筒部の側面に流出口側の直状部と連通する窓を形成することが好ましい。これにより、被操作弁体が同軸状に配設されることで、被操作弁体を導水路に直交させて配設する場合より省スペースとなる利点が生じる。
【0021】
本発明の洗浄便座の給水装置において、手動操作部材は、回転式でもプッシュ式でもよい。回転式の場合は、被操作弁体も制御部材に対し回転するように組付けることが機構的に簡略化する。そして、窓の絞り部は、回転方向に長く形成する必要がある。プッシュ式の場合は、被操作弁体も制御部材に対して直状にスライドするように組付けることが好ましい。この場合、窓の絞り部は、そのスライド方向に長く形成する必要がある。
【0022】
【実施例】
以下、更に本発明を具体的実施例により詳細に説明する。
【0023】
第1実施例
第1実施例の洗浄便座の給水装置は、図2に示すように、便座9および便蓋10を回動自在に支持した本体ケース7の手元側に流量調整用のダイヤル11(手元操作部材)を備えている。具体的にダイヤル11は本体ケース7の内部に配置された図1に示す制御部材12に可動部材として組付けられた被操作弁体13が、本体ケース7からシャフト部14を突出しており、このシャフト部14に装着されている。
【0024】
制御部材12は、本発明の水量調整手段に相当し、図2に示すように、図示しない水道管のプラグ部と接続されるソケット部15を本体ケース7の例えば下側面より突出させており、図1に示すように、ソケット部15の給水口16から続く導水路17をもつボディ部18に、給水口16側よりフィルタ19、洗浄用水ON−OFF用の電磁弁20、調圧機構21、自動流量調整弁22が導水路17に沿って配設されたものである。なお、調圧機構21は異常水道圧を制限するものであり、自動流量調整弁22は自動設定された水量で洗浄用水を流すものである。
【0025】
制御部材12に形成された前記導水路17は、前記自動流量調整弁22の出口側よりくの字状に屈曲した二つの直状部26、27を介して流出口28に開口している。前記被操作弁体13は、前記直状部26、27のうち出口側の直状部26に同軸状で所定角度範囲回転可能な状態に組付けられている。
【0026】
すなわち、被操作弁体13は、前記直状部26に筒孔33が連通するように同軸状に挿入された有底の円筒部23と、該円筒部23から延びた前記シャフト部14と、該シャフト部14を保持して被操作弁体13全体をボディ部18に止め、かつ該シャフト部14の外向き突起24と係止して被操作弁体13の可動範囲を設定する回転規制部材25と、円筒部23の外周面とボディ部18の内壁とに密着して水漏れを防ぐシール34とから構成されている。
【0027】
円筒部23には、直状部26と連通した筒孔33から該円筒部23を貫設して以下のような窓31が形成されている。窓31は図1の矢視Bから流出口28を見た図3および図1のC−C線に沿った断面を示す図4のように、回転方向の一方が最も細くされ、回転方向の他方に向うにつれて幅広くされた絞り部29と、該絞り部29の最大開度部分より1ステップ太く形成された全開部30からなる。全開部30は、直状部27の流路開口を定めるゲート孔32と一致している。
【0028】
ところで、ボディ部18と一体部材となる回転規制部材25とシャフト部14との間には、図1のD−D線の断面を示す図5および図6に示すようなクリック機構35が構成されている。クリック機構35は、シャフト部14の軸心に向って形成された孔37と、該孔37に対向して回転規制部材25の内周面に形成された溝39と、孔37および溝39に係合可能な大きさのボール36と、該ボール36を常時溝39側に付勢するコイルスプリング38とから構成されている。回転方向で溝39と孔37が一致する角度は、ダイヤル11が160゜の位置に設定されている。これは、前記導水路17のゲート孔32に窓31の全開部30が連通する位置に対応している。なお、ボール36は、溝39と係合した状態でその半分以上が溝39の開口より孔37側へ突出している大きさとする。
【0029】
また、回転規制部材25の内周面には、図5および図6に示すように、シャフト部14の前記外向き突起24と係合して被操作弁体13を180゜の範囲で回転を許容する円弧溝40が形成されている。
【0030】
上記構成からなる洗浄便座の給水装置は、供給吸口16から入る洗浄用水が図1に示す各矢印にて示すように流れて流出口28より流出し、図示しない温水タンクを経て洗浄器1、2に供給され、洗浄器1あるいは2からシャワーリングされる。このときの流量は、流量制御弁22の開度によっても設定できるが、本実施例では、ダイヤル11の操作に直結して被操作弁体13を回転させることができ、流量制御弁22の開度の変更では得られない動作遅れのない洗浄効果を期待できる。
【0031】
図7は本実施例で設定したダイヤル11の操作角度(被操作弁体13の回転角度)と流量(cc/min)との関係と、そのときのゲート孔32と窓31との連通状態を示す説明図である。図7からわかるように、本実施例では、操作角度と水量を正確に比例させてあり、操作角度を倍にすれば水量も倍になり、操作感覚が把握し易くなっている。従って、動作遅れのないことと相まって好みの水量への設定が連続変化の中で容易に把握できる。
【0032】
また、流量にゆらぎをもたせた洗浄も使用者の手操作で簡単に行い得る。
【0033】
更に、実施例ではダイヤル11の操作角度を0゜としたとき、絞り部29と全開部30との境界位置をゲート孔32に対して例えば160゜離して設定してあり、図7に示すように操作角度が同角度の位置になると、クリック機構35のボール36が図5の状態より図6の状態に変化し、ターボ洗浄に移行することを感覚で把握することができる。このため、予定した水量での洗浄感覚を前もって予測でき、違和感のない洗浄ができるとともに、痔患者等にはターボ洗浄を避けた洗浄を選択できる。
【0034】
なお、クリック機構35の取付位置は、全開部30がゲート孔32と一致する前の段階、例えば150゜の位置でクリックを刻むようにしてもよい。これによれば、150゜の位置でクリックを感覚で認識してターボ洗浄を選択せずに済み、痔患者等に好適である。
【0035】
また、クリック機構35の溝39と孔37との関係を反対にしてもよい。すなわち、図5で溝39をシャフト部14に設け、孔37を回転規制部材25に設けてもよい。
【0036】
ところで、図8はクリック機構35の代りにリミットスイッチ42を用いたものである。図8に示す構成は、被操作弁体13のシャフト部14の外周に径外方向に突出した突起部41を設けるとともに、リミットスイッチ42を操作角度範囲の例えば160゜の位置に合わせて所定の固定された部材、例えば本体ケース7の手元操作側に取付けてある。
【0037】
上記リミットスイッチ42は、そのスイッチ部を例えば本体ケース7の手元操作面に配設した発光素子、ブザー等の標示手段の駆動に用い、全開部30がゲート孔32と一致したターボ洗浄時の操作角度で突起部41がリミットスイッチ42を押付けることにより、発光素子等を点灯させるようになっている。
【0038】
この構成により、発光素子が点灯すると、現在の流量がターボ洗浄であることを使用前から認識できる。
【0039】
また、リミットスイッチ42には、クリックを感覚的に認識できるものもあり、このようなリミットスイッチ42を用いることによりボール36と溝39によるクリック機構35と同じ効果が得られる。
【0040】
第2実施例
図9は第2実施例における窓31の形状と操作角度の関係を示す。この実施例では、円筒部23に形成する窓31は、階段状に変化する絞り部32と全開部30からなる。ボディ部18側のゲート孔32は、全開部30の大きさ一致させている。
【0041】
このような階段状に変化する絞り部32とすることにより、操作角度が0゜、30゜、…120゜を通過するごとに、ゲート孔32との連通状態が最も小さい毎分200cc程度から、400cc…1200cc程度の水量にステップ的に変化する。従って、離散ステップ的に流量変化し流量変化が際だつ洗浄が可能となる。そして、160゜の角度位置でクリック機構35を作動させることにより、ターボ洗浄の位置を認識することができる。
【0042】
なお、第2実施例においては、図9に示す30゜、60゜、90゜等の位置毎にクリックが感じられる溝39を設け、ステップ的に変化する位置を認識させるようにしてもよい。勿論、150゜あるいは160゜の位置で発光素子等の標示手段を作動させてもよい。
【0043】
また、各実施例では、洗浄便座の水回路に配設する制御部材12に本発明の構成を採用したが、制御部材12とは別の図10に示す所定の配管部分に被操作弁体13および導水路17の構成を採用してもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、手動操作に直結した水量変化が達成され、、電磁弁で水量調整する場合より動作遅れがなく、流量が急激に変化するターボ洗浄を前もって認識できるので、使用者の好みに適した操作感覚を容易に把握して適切な洗浄効果を期待でき使いかってが良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】 図2は洗浄便座全体を示す斜視図である。
【図3】 図1の矢視B方向から流出口を見た平面図である。
【図4】 図1のC−C線に沿った断面図である。
【図5】 図1のD−D線に沿ったクリック機構の一例を示す断面図である。
【図6】 図5のクリック動作状態を示す断面図である。
【図7】 第1実施例で設定したダイヤルの操作角度および流量の関係とそのときのゲート孔と窓との連通状態を示す説明図である。
【図8】 クリック機構の別の例を示す構成図である。
【図9】 本発明の第2実施例において被操作弁体の円筒部に形成した窓と操作角度によるゲート孔との連通状態を示す説明図である。
【図10】 一般的な洗浄便座の水回路を示す説明図である。
【符号の説明】
11…ダイヤル(手元操作部材) 12…制御部材
13…被操作弁体 14…シャフト部
15…ソケット部 16…給水口
17…導水路 18…ボディ部
23…円筒部 24…外向き突起
25…回転規制部材 26、27…直状部
28…流出口 29…絞り部
30…全開部 31…窓
32ゲート孔 33…筒孔
35…クリック機構。

Claims (3)

  1. 所定水源から供給される洗浄用水を洗浄便座本体に組み込まれた洗浄器に手動で水量調整して導水する水量調整手段をもつ洗浄便座の給水装置であって、
    前記水量調整手段は、
    洗浄用水が導入される給水口と前記洗浄器への流出口とを連通した導水路をもつボデイ部と、
    前記ボデイ部に可動に組付けられその可動範囲において前記導水路の流路開口との幾何学的な連通状態が連続変化する絞り部及び該導水路の流路開口と一致した全開部からなる窓をもつ被操作弁体と、
    前記被操作弁体と連結され該被操作弁体を制御部材に対して回転移動またはスライド移動させる手元操作部材とを具備し、
    前記被操作弁体もしくは前記手元操作部材と所定の固定された部材との間に前記全開部が前記導水路の流路開口と連通する前に操作量を刻むクリック機構を設けたことを特徴とする洗浄便座の給水装置。
  2. 所定水源から供給される洗浄用水を洗浄便座本体に組み込まれた洗浄器に手動で水量調整して導水する水量調整手段をもつ洗浄便座の給水装置であって、
    前記水量調整手段は、
    洗浄用水が導入される給水口と前記洗浄器への流出口とを連通した導水路をもつボデイ部と、
    前記ボデイ部に可動に組付けられその可動範囲において前記導水路の流路開口との幾何学的な連通状態が階段状に変化する絞り部及び該導水路の流路開口と一致した全開部からなる窓をもつ被操作弁体と、
    前記被操作弁体と連結され該被操作弁体を制御部材に対して回転移動またはスライド移動させる手元操作部材とを具備し、
    前記被操作弁体もしくは前記手元操作部材と所定の固定された部材との間に前記全開部が前記導水路の流路開口と連通する前に操作量を刻むクリック機構を設けたことを特徴とする洗浄便座の給水装置。
  3. 前記被操作弁体は、前記導水路が屈曲した二つの直状部のうち前記給水口側の直状部に同軸状に挿入される筒部と、該筒部から延び前記手元操作部材と連結されるシャフト部とからなり、前記筒部の側面に前記流出口側の直状部と連通する前記窓が形成される請求項1又は2記載の洗浄便座の給水装置。
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