JP2514574Y2 - 人体局部洗浄装置の流量調節弁 - Google Patents
人体局部洗浄装置の流量調節弁Info
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- JP2514574Y2 JP2514574Y2 JP1810690U JP1810690U JP2514574Y2 JP 2514574 Y2 JP2514574 Y2 JP 2514574Y2 JP 1810690 U JP1810690 U JP 1810690U JP 1810690 U JP1810690 U JP 1810690U JP 2514574 Y2 JP2514574 Y2 JP 2514574Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、肛門洗浄用及びビデ洗浄用の2本の洗浄ノ
ズルを持つ人体局部洗浄装置の洗浄ノズルへの流量を調
節する流量調節弁に関するものである。
ズルを持つ人体局部洗浄装置の洗浄ノズルへの流量を調
節する流量調節弁に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の人体局部洗浄装置の流量調節弁として
は、特開昭55−126631号公報に示されるものが知られて
いる。これは、給水源に流量調節弁を介して洗浄ノズル
が連結された人体局部洗浄装置であって、流量調節弁
は、流量調節弁内の流路回りに形成された弁座と、回転
操作により進退し弁座上に着座可能な弁体とから構成さ
れ、弁座と弁体との相対位置関係により洗浄ノズルへの
流量を調節するものであつた。
は、特開昭55−126631号公報に示されるものが知られて
いる。これは、給水源に流量調節弁を介して洗浄ノズル
が連結された人体局部洗浄装置であって、流量調節弁
は、流量調節弁内の流路回りに形成された弁座と、回転
操作により進退し弁座上に着座可能な弁体とから構成さ
れ、弁座と弁体との相対位置関係により洗浄ノズルへの
流量を調節するものであつた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記した流量調節弁であると、弁座と弁体と
の組合わせにより洗浄ノズルへの流量が決定されるた
め、一本の洗浄ノズルにしか対応することができず、肛
門洗浄用及びビデ洗浄用の二本のノズルを持つ人体局部
洗浄装置に利用する場合には、流量調節弁の特性を一方
の洗浄ノズルへの流量特性に合わせるため他方の洗浄ノ
ズルへの流量特性が狂い、快適な洗浄フイーリングが得
られなくなつたり、又、この問題点を解消するために
は、夫々の洗浄ノズルに対応する二つの流量調節弁を設
けなければならないものであつた。
の組合わせにより洗浄ノズルへの流量が決定されるた
め、一本の洗浄ノズルにしか対応することができず、肛
門洗浄用及びビデ洗浄用の二本のノズルを持つ人体局部
洗浄装置に利用する場合には、流量調節弁の特性を一方
の洗浄ノズルへの流量特性に合わせるため他方の洗浄ノ
ズルへの流量特性が狂い、快適な洗浄フイーリングが得
られなくなつたり、又、この問題点を解消するために
は、夫々の洗浄ノズルに対応する二つの流量調節弁を設
けなければならないものであつた。
故に、本考案は一つの流量調節弁で二つの洗浄ノズル
への夫々の流量特性を満足できるようにすることを、そ
の技術的課題とするものである。
への夫々の流量特性を満足できるようにすることを、そ
の技術的課題とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記技術的課題を解決するために本考案において講じ
た技術的手段は、給水源と、該給水源に連結された肛門
洗浄用ノズル及びビデ洗浄用ノズルと、前記給水源と前
記両洗浄ノズルとの間に配設され前記肛門洗浄用ノズル
及び前記ビデ洗浄用ノズルへの流量を調節する流量調節
弁と、前記両洗浄ノズルと前記流量調節弁との間に配設
され前記肛門洗浄ノズル又は前記ビデ洗浄用ノズルへの
給水を切り換える切換弁を有する人体局部洗浄装置にお
いて、前記流量調節弁を、外筒体と、該外筒体内に回転
可能に配設された内筒体と、前記外筒体及び前記内筒体
に形成され前記給水源と両洗浄ノズルとを連通する通路
と、前記外筒体の前記通路上に形成され前記内筒体の回
転軸の円周方向に延在する第1通孔と、前記内筒体の外
周に形成され前記通路上で前記第1通孔と合致可能な前
記内筒体の回転軸の円周方向に延在する第2通孔と、前
記内筒体の外周に形成され前記通路上で前記第1通孔と
合致可能な前記第2通孔より大きい前記内筒体の回転軸
の円周方向に延在する第3通孔と、前記内筒体に一体回
転するように連結されたカム部材と、該カム部材近傍に
配設され前記カム部材と接触する切換弁の作動スイツチ
手段とを有したことである。
た技術的手段は、給水源と、該給水源に連結された肛門
洗浄用ノズル及びビデ洗浄用ノズルと、前記給水源と前
記両洗浄ノズルとの間に配設され前記肛門洗浄用ノズル
及び前記ビデ洗浄用ノズルへの流量を調節する流量調節
弁と、前記両洗浄ノズルと前記流量調節弁との間に配設
され前記肛門洗浄ノズル又は前記ビデ洗浄用ノズルへの
給水を切り換える切換弁を有する人体局部洗浄装置にお
いて、前記流量調節弁を、外筒体と、該外筒体内に回転
可能に配設された内筒体と、前記外筒体及び前記内筒体
に形成され前記給水源と両洗浄ノズルとを連通する通路
と、前記外筒体の前記通路上に形成され前記内筒体の回
転軸の円周方向に延在する第1通孔と、前記内筒体の外
周に形成され前記通路上で前記第1通孔と合致可能な前
記内筒体の回転軸の円周方向に延在する第2通孔と、前
記内筒体の外周に形成され前記通路上で前記第1通孔と
合致可能な前記第2通孔より大きい前記内筒体の回転軸
の円周方向に延在する第3通孔と、前記内筒体に一体回
転するように連結されたカム部材と、該カム部材近傍に
配設され前記カム部材と接触する切換弁の作動スイツチ
手段とを有したことである。
(作用) 上記技術的手段は次のように作用する。内筒体を一方
向へ回転操作し、第1通孔と第2通孔とを合致させるこ
とにより肛門洗浄用ノズルへの流量調節がなされ、内筒
体を他方向へ回転操作し、第1通孔と第3通孔とを合致
させることによりビデ洗浄用ノズルへの流量調節がなさ
れる。第2通孔と第3通孔の形状を変更することによ
り、一つの流量調節弁で夫々肛門洗浄用ノズル及びビデ
洗浄用ノズルへの二つの流量特性を満足することができ
る。
向へ回転操作し、第1通孔と第2通孔とを合致させるこ
とにより肛門洗浄用ノズルへの流量調節がなされ、内筒
体を他方向へ回転操作し、第1通孔と第3通孔とを合致
させることによりビデ洗浄用ノズルへの流量調節がなさ
れる。第2通孔と第3通孔の形状を変更することによ
り、一つの流量調節弁で夫々肛門洗浄用ノズル及びビデ
洗浄用ノズルへの二つの流量特性を満足することができ
る。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図に示されるように、水道管1には分岐管2を介
して肛門洗浄用ノズル3及びビデ洗浄用ノズル4が連結
されている。分岐管2上には上流側(水道管1側)より
定流量弁5,止水弁6,流量調節弁7,温水タンク8,切換弁9
及びリリーフバルブ10,11が配設されている。
して肛門洗浄用ノズル3及びビデ洗浄用ノズル4が連結
されている。分岐管2上には上流側(水道管1側)より
定流量弁5,止水弁6,流量調節弁7,温水タンク8,切換弁9
及びリリーフバルブ10,11が配設されている。
この構成において、止水弁6及び流量調節弁7を開状
態とすることにより、水道管1からの水が分岐管2を経
て温水タンク8内に流入する。この水の流入圧力により
温水タンク8内より温水が吐出され、切換弁9が肛門洗
浄に切り換えられている時には、リリーフバルブ10を経
て肛門洗浄用ノズル3より温水が噴出し、切換弁9がビ
デ洗浄に切り換えられている時には、リリーフバルブ11
を経てビデ洗浄用ノズル4より噴出する。
態とすることにより、水道管1からの水が分岐管2を経
て温水タンク8内に流入する。この水の流入圧力により
温水タンク8内より温水が吐出され、切換弁9が肛門洗
浄に切り換えられている時には、リリーフバルブ10を経
て肛門洗浄用ノズル3より温水が噴出し、切換弁9がビ
デ洗浄に切り換えられている時には、リリーフバルブ11
を経てビデ洗浄用ノズル4より噴出する。
第2図ないし第4図に示されるように流量調節弁7
は、基本的にシリンダ12及びロータ13とからなる。ロー
タ13はシール部材14を介してシリンダ12内に回転可能に
配設され蓋体15のボルト16によるシリンダ12への固定に
より収納されている。ロータ13にはシリンダ12内より貫
通孔15aを介して外部に延在する軸部13aが形成されてお
り、この軸部13aは分岐管2及び各弁5,6,9,10,11よりな
る水回路を収納する収納ケース23より外部に突出しその
先端には操作ダイヤル25が固定されている。シリンダ12
の底面部には水道管1側の分岐管2に連結される給水口
17が形成されており側面部には洗浄ノズル3,4側の分岐
管2に連結される排水口18が形成されている。又、シリ
ンダ12及びロータ13には給水口17及び排水口18を連通す
る通路19が形成されている。
は、基本的にシリンダ12及びロータ13とからなる。ロー
タ13はシール部材14を介してシリンダ12内に回転可能に
配設され蓋体15のボルト16によるシリンダ12への固定に
より収納されている。ロータ13にはシリンダ12内より貫
通孔15aを介して外部に延在する軸部13aが形成されてお
り、この軸部13aは分岐管2及び各弁5,6,9,10,11よりな
る水回路を収納する収納ケース23より外部に突出しその
先端には操作ダイヤル25が固定されている。シリンダ12
の底面部には水道管1側の分岐管2に連結される給水口
17が形成されており側面部には洗浄ノズル3,4側の分岐
管2に連結される排水口18が形成されている。又、シリ
ンダ12及びロータ13には給水口17及び排水口18を連通す
る通路19が形成されている。
シリンダ12の排水口17側の通路19上にはロータ13の回
転軸の円周方向に延在する第1通孔20が形成されてい
る。又、ロータ13の外周にはロータ13の回転軸の円周方
向に延在する通路19上で第1通孔20と合致可能な第2通
孔21および第3通孔22が所定間隔をもつて且つ対向して
形成されている。第1通孔20は第5図の如く略長方形状
を呈しており、第2通孔21及び第2通孔22は第6図の如
く所定の間隔側から徐々に大幅となるくさび形状を呈
し、第3通孔22は第2通孔21より一回り大きく形成され
ている。尚、第2通孔21と第3通孔22との間の所定の間
隔とは第1通孔20が完全に位置する程の幅以上の間隔で
ある。
転軸の円周方向に延在する第1通孔20が形成されてい
る。又、ロータ13の外周にはロータ13の回転軸の円周方
向に延在する通路19上で第1通孔20と合致可能な第2通
孔21および第3通孔22が所定間隔をもつて且つ対向して
形成されている。第1通孔20は第5図の如く略長方形状
を呈しており、第2通孔21及び第2通孔22は第6図の如
く所定の間隔側から徐々に大幅となるくさび形状を呈
し、第3通孔22は第2通孔21より一回り大きく形成され
ている。尚、第2通孔21と第3通孔22との間の所定の間
隔とは第1通孔20が完全に位置する程の幅以上の間隔で
ある。
軸部13aは一部に平滑が形成された形状を呈してお
り、この軸部13aには、一部分26aが他部分26bより大径
となるカム部材26が一体回転するよう嵌合されている。
このカム部材26回り近傍には切換弁9を作動させるスイ
ツチ27,28が配設されている。このスイツチ27,28の可動
接点27a,28aは常にカム部材26の外周と接触しており、
カム部材26の他部分26bの外周と接触している時にはOFF
状態で一部分26aの外周と接触している時にはON状態と
なるものである。
り、この軸部13aには、一部分26aが他部分26bより大径
となるカム部材26が一体回転するよう嵌合されている。
このカム部材26回り近傍には切換弁9を作動させるスイ
ツチ27,28が配設されている。このスイツチ27,28の可動
接点27a,28aは常にカム部材26の外周と接触しており、
カム部材26の他部分26bの外周と接触している時にはOFF
状態で一部分26aの外周と接触している時にはON状態と
なるものである。
収納ケース23の軸部13a回りには表示24が印されてお
り、表示24は、第2通孔21と第2通孔22との間の所定の
間隔が位置する部位に印された「止」,第2通孔21が位
置する部位に印された第1通孔21のくさび形状と同様に
徐々に大幅となる「肛門」及び第3通孔22が位置する部
位に印刷された第3通孔22のくさび形状と同様に徐々に
大幅となる「ビデ」という表示よりなる。
り、表示24は、第2通孔21と第2通孔22との間の所定の
間隔が位置する部位に印された「止」,第2通孔21が位
置する部位に印された第1通孔21のくさび形状と同様に
徐々に大幅となる「肛門」及び第3通孔22が位置する部
位に印刷された第3通孔22のくさび形状と同様に徐々に
大幅となる「ビデ」という表示よりなる。
次に流量調節弁7の作動について説明する。操作ダイ
ヤル25を一方向に回転操作してロータ13を一方向に回転
させることにより、カム部材26も一体回転して可動接点
27aが他部分26bの外周から一部分26aの外周へと乗り上
げ、スイツチ27がON状態となり、切換弁9が作動し給水
源1と肛門洗浄用ノズル3とが分岐管2を介して連通状
態となる。これと共に第1通孔20と第2通孔21とが合致
し肛門洗浄用ノズル3へ温水が供給され、第7図の如く
その合致面積を変化させることにより、その流量が調節
される。又、操作ダイヤル25を他方向に回転操作してロ
ータ13を他方向に回転させることにより、カム部材26も
一体回転して可動接点28aが他部分26bの外周から一部分
26aの外周へと乗り上げ、スイツチ28がON状態となり、
切換弁9が作動し給水源1とビデ洗浄用ノズル3とが分
岐管2を介して連通状態となる。これと共に第1通孔20
と第3通孔22とが合致しビデ洗浄用ノズル4へ温水が供
給され、第7図の如くその合致面積を変化させることに
より、その流量が調節される。
ヤル25を一方向に回転操作してロータ13を一方向に回転
させることにより、カム部材26も一体回転して可動接点
27aが他部分26bの外周から一部分26aの外周へと乗り上
げ、スイツチ27がON状態となり、切換弁9が作動し給水
源1と肛門洗浄用ノズル3とが分岐管2を介して連通状
態となる。これと共に第1通孔20と第2通孔21とが合致
し肛門洗浄用ノズル3へ温水が供給され、第7図の如く
その合致面積を変化させることにより、その流量が調節
される。又、操作ダイヤル25を他方向に回転操作してロ
ータ13を他方向に回転させることにより、カム部材26も
一体回転して可動接点28aが他部分26bの外周から一部分
26aの外周へと乗り上げ、スイツチ28がON状態となり、
切換弁9が作動し給水源1とビデ洗浄用ノズル3とが分
岐管2を介して連通状態となる。これと共に第1通孔20
と第3通孔22とが合致しビデ洗浄用ノズル4へ温水が供
給され、第7図の如くその合致面積を変化させることに
より、その流量が調節される。
このように、ロータ12を一方向に回転させることによ
り肛門洗浄用ノズル3への流量調節がなされ、他方向に
回転させることによりビデ洗浄用ノズル4への流量調節
を行うことができるので、簡単な構造で且つ安価な一つ
の流量調節弁7で肛門洗浄及びビデ洗浄の二つの流量特
性を満足することができ、それぞれ快適な洗浄フイーリ
ングを得ることができる。又、操作ダイヤル25の回転操
作により自動的に切換弁9も作動するため、切換弁作動
用の操作スイツチを別個に操作する必要がなく流量調節
弁7の調整操作と同時に切換弁9の作動操作を行うこと
ができ、操作性を向上させることができる。
り肛門洗浄用ノズル3への流量調節がなされ、他方向に
回転させることによりビデ洗浄用ノズル4への流量調節
を行うことができるので、簡単な構造で且つ安価な一つ
の流量調節弁7で肛門洗浄及びビデ洗浄の二つの流量特
性を満足することができ、それぞれ快適な洗浄フイーリ
ングを得ることができる。又、操作ダイヤル25の回転操
作により自動的に切換弁9も作動するため、切換弁作動
用の操作スイツチを別個に操作する必要がなく流量調節
弁7の調整操作と同時に切換弁9の作動操作を行うこと
ができ、操作性を向上させることができる。
本考案は、給水源と、該給水源に連結された肛門洗浄
用ノズル及びビデ洗浄用ノズルと、前記給水源と前記両
洗浄ノズルとの間に配設され前記肛門洗浄用ノズ及び前
記ビデ洗浄用ノズルへの流量を調節する流量調節弁と、
前記両洗浄ノズルと前記流量調節弁との間に配設され前
記肛門洗浄ノズ又は前記ビデ洗浄用ノズルへの給水を切
り換える切換弁を有する人体局部洗浄装置において、前
記流量調節弁を、外筒体と、該外筒体内に回転可能に配
設された内筒体と、前記外筒体及び前記内筒体に形成さ
れ前記給水源と前記両洗浄ノズルとを連通する通路と、
前記外筒体の前記通路上に形成され前記内筒体の回転軸
の円周方向に延在する第1通孔と、前記内筒体の外周に
形成され前記通路上で前記第1通孔と合致可能な前記内
筒体の回転軸の円周方向に延在する第2通孔と、前記内
筒体の外周に形成され前記通路上で前記第1通孔と合致
可能な前記第2通孔より大きい前記内筒体の回転軸の円
周方向に延在する第3通孔と、前記内筒体に一体回転す
るよう連結されたカム部材と、該カム部材近傍に配設さ
れ前記カム部材と接触する前記切換弁の作動スイツチ手
段とを有して人体局部洗浄装置の流量調節弁を構成した
ので、一つの流量調節弁で肛門洗浄及びビデ洗浄の二種
類の流量特性を満足することができ、夫々快適な洗浄フ
イーリングを得ることができる。又、流量調節弁も内筒
体と外筒体の組合わせという簡単な構成で達成すること
ができ、安価なものである。又、内筒体の回転によりカ
ム部材も一体回転して自動的に切換弁を作動させるた
め、切換弁作動用の操作スイツチを別個に操作する必要
がなく流量調節弁の調整操作と同時に切換弁の作動操作
を行うことができ、操作性を向上させることができる。
用ノズル及びビデ洗浄用ノズルと、前記給水源と前記両
洗浄ノズルとの間に配設され前記肛門洗浄用ノズ及び前
記ビデ洗浄用ノズルへの流量を調節する流量調節弁と、
前記両洗浄ノズルと前記流量調節弁との間に配設され前
記肛門洗浄ノズ又は前記ビデ洗浄用ノズルへの給水を切
り換える切換弁を有する人体局部洗浄装置において、前
記流量調節弁を、外筒体と、該外筒体内に回転可能に配
設された内筒体と、前記外筒体及び前記内筒体に形成さ
れ前記給水源と前記両洗浄ノズルとを連通する通路と、
前記外筒体の前記通路上に形成され前記内筒体の回転軸
の円周方向に延在する第1通孔と、前記内筒体の外周に
形成され前記通路上で前記第1通孔と合致可能な前記内
筒体の回転軸の円周方向に延在する第2通孔と、前記内
筒体の外周に形成され前記通路上で前記第1通孔と合致
可能な前記第2通孔より大きい前記内筒体の回転軸の円
周方向に延在する第3通孔と、前記内筒体に一体回転す
るよう連結されたカム部材と、該カム部材近傍に配設さ
れ前記カム部材と接触する前記切換弁の作動スイツチ手
段とを有して人体局部洗浄装置の流量調節弁を構成した
ので、一つの流量調節弁で肛門洗浄及びビデ洗浄の二種
類の流量特性を満足することができ、夫々快適な洗浄フ
イーリングを得ることができる。又、流量調節弁も内筒
体と外筒体の組合わせという簡単な構成で達成すること
ができ、安価なものである。又、内筒体の回転によりカ
ム部材も一体回転して自動的に切換弁を作動させるた
め、切換弁作動用の操作スイツチを別個に操作する必要
がなく流量調節弁の調整操作と同時に切換弁の作動操作
を行うことができ、操作性を向上させることができる。
第1図は本考案に係る流量調節弁を利用した人体局部洗
浄装置の水回路図、第2図は本考案に係る流量調節弁の
断面図、第3図は第2図の分解斜視図、第4図は流量調
節弁の組付け時の斜視図、第5図は第1通孔の平面図、
第6図は第2通孔及び第3通孔の平面図、第7図は本考
案に係る流量調節弁の流量特性図である。 1……水道管(給水源),3……肛門洗浄用ノズル,4……
ビデ洗浄用ノズル,7……流量調節弁,9……切換弁,12…
…シリンダ(外筒体),13……ロータ(内筒体),19……
通路,20……第1通孔,21……第2通孔,22……第3通孔,
26……カム部材,27,28……スイツチ(作動スイツチ手
段)。
浄装置の水回路図、第2図は本考案に係る流量調節弁の
断面図、第3図は第2図の分解斜視図、第4図は流量調
節弁の組付け時の斜視図、第5図は第1通孔の平面図、
第6図は第2通孔及び第3通孔の平面図、第7図は本考
案に係る流量調節弁の流量特性図である。 1……水道管(給水源),3……肛門洗浄用ノズル,4……
ビデ洗浄用ノズル,7……流量調節弁,9……切換弁,12…
…シリンダ(外筒体),13……ロータ(内筒体),19……
通路,20……第1通孔,21……第2通孔,22……第3通孔,
26……カム部材,27,28……スイツチ(作動スイツチ手
段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−176538(JP,A) 特開 平2−178436(JP,A) 特開 平2−210125(JP,A) 実開 昭51−62072(JP,U) 実開 昭57−179667(JP,U) 実開 平3−99085(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】給水源と、該給水源に連結された肛門洗浄
用ノズル及びビデ洗浄用ノズルと、前記給水源と前記両
洗浄ノズルとの間に配設され前記肛門洗浄用ノズル及び
前記ビデ洗浄用ノズルへの流量を調節する流量調節弁
と、前記両洗浄ノズルと前記流量調節弁との間に配設さ
れ前記肛門洗浄ノズル又は前記ビデ洗浄用ノズルへの給
水を切り換える切換弁を有する人体局部洗浄装置におい
て、前記流量調節弁を、外筒体と、該外筒体内に回転可
能に配設された内筒体と、前記外筒体及び前記内筒体に
形成され前記給水源と前記両洗浄ノズルとを連通する通
路と、前記外筒体の前記通路上に形成され前記内筒体の
回転軸の円周方向に延在する第1通孔と、前記外筒体の
前記通路上に形成され前記内筒体の回転軸の円周方向に
延在する第2通孔と、前記内筒体の外周に形成され前記
通路上で前記第1通孔と合致可能な前記第2通孔より大
きい前記内筒体の回転軸の円周方向に延在する第3通孔
と、前記内筒体に一体回転するように連結されたカム部
材と、該カム部材近傍に配設され前記カム部材と接触す
る前記切換弁の作動スイッチ手段とを有する人体局部洗
浄装置の流量調節弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1810690U JP2514574Y2 (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 人体局部洗浄装置の流量調節弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1810690U JP2514574Y2 (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 人体局部洗浄装置の流量調節弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03111683U JPH03111683U (ja) | 1991-11-15 |
JP2514574Y2 true JP2514574Y2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=31521282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1810690U Expired - Fee Related JP2514574Y2 (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 人体局部洗浄装置の流量調節弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2514574Y2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5734619B2 (ja) * | 2010-10-22 | 2015-06-17 | 株式会社Lixil | シリンダバルブ |
-
1990
- 1990-02-23 JP JP1810690U patent/JP2514574Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03111683U (ja) | 1991-11-15 |
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