JPH1181423A - 温水洗浄装置 - Google Patents

温水洗浄装置

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JPH1181423A
JPH1181423A JP31533497A JP31533497A JPH1181423A JP H1181423 A JPH1181423 A JP H1181423A JP 31533497 A JP31533497 A JP 31533497A JP 31533497 A JP31533497 A JP 31533497A JP H1181423 A JPH1181423 A JP H1181423A
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Masaki Tomita
勝紀 冨田
Masataka Mizutani
優孝 水谷
Tsutomu Awata
努 粟田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズル本体に水を掛けて洗浄するためのホー
スを省略する。 【解決手段】 シリンダ12,22の後部に第1フィー
ドパイプ16と第2フィードパイプ26を介して切替装
置50が接続されている。この切替装置50は、ステッ
プモータ52と弁機構54とを備えており、フィードホ
ース38からの温水を第1フィードパイプ16及び第2
フィードパイプ26のいずれかに分配するよう構成され
ている。流出孔70が流出ポート80,82の中間にあ
るときには、温水が少量ずつ各洗浄ノズル10,20の
シリンダ12,22の後部に供給され温水は、該ノズル
本体14,24の外周面とシリンダ12,22の内周面
との間を流れ、シリンダ12,22の先端から流出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体臀部を温水で
洗浄するための温水洗浄装置に係り、特に、ノズル本体
の外面に対して温水を掛けて該ノズル本体を清掃(以下
リンスということがある。)するモードを備えた温水洗
浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】洋風便器などの便器に温水洗浄装置を設
置し、用便後等に臀部を温水で洗浄可能としたトイレ設
備が急速に普及しつつある。この温水洗浄装置は、多く
の場合、シリンダ及び該シリンダの先端から突出自在な
ノズル本体を有した洗浄ノズルを備えている。このシリ
ンダの後部に温水を供給すると、この水圧によってノズ
ル本体が前進してシリンダから突出し、その先端から温
水が噴出して臀部が洗浄される。
【0003】第6図はこの種の温水洗浄装置の従来例を
示す斜視図である。この温水洗浄装置は、第1洗浄ノズ
ル10と第2洗浄ノズル20とを備えている。各洗浄ノ
ズル10,20は、シリンダ12,22と、該シリンダ
12,22の先端から突出可能なノズル本体14,24
とを備えており、ノズル本体14,24の先端部の上面
に温水の噴出孔14a,24a(24aは図示略)が設
けられている。また、ノズル本体14,24の先端面に
は摘み14b,24bが設けられており、この摘み14
b,24bを摘んでノズル本体14,24を引張り出す
ことが可能となっている。シリンダ12,22内にはリ
ターンスプリング(図示略)が設けられており、ノズル
本体14,24をシリンダ12,22内に後退させるよ
うに付勢している。
【0004】シリンダ12,22の後部に第1フィード
パイプ16と第2フィードパイプ26を介して切替装置
30が接続されている。この切替装置30は、ステップ
モータ32と弁機構34とを備えており、フィードホー
ス38からの温水を第1フィードパイプ16、第2フィ
ードパイプ26及びリンス用ホース36のいずれかに分
配するよう構成されている。フィードホース38の上流
端は温水タンクに接続されている。
【0005】前記リンス用ホース36はジョイントパイ
プ40に接続されている。このジョイントパイプ40は
シリンダ12,22に連結されると共に、ジョイントパ
イプ40内がシリンダ12,22内に連通している。
【0006】温水タンクに給水すると、該温水タンク内
の温水がフィードホース38、切替装置30を介して第
1洗浄ノズル10、第2洗浄ノズル20又はリンス用ホ
ース36に供給される。
【0007】切替装置30によって温水が第1フィード
パイプ16から第1シリンダ12に供給された場合、第
1ノズル本体14が前進し、噴出口14aから温水が噴
出して臀部洗浄(所謂シャワー洗浄)が行われる。
【0008】切替装置30によって温水が第2フィード
パイプ26から第2シリンダ22に供給された場合、第
2ノズル本体24が前進し、噴出口24aから温水が噴
出し、ビデ洗浄が行われる。
【0009】切替装置30から温水がリンス用ホース3
6を介して該シリンダ12,22の前部に供給された場
合、各ノズル本体14,24は前進せず、温水はノズル
本体14,24の外周面とシリンダ12,22の内周面
との間を通ってシリンダ12,22先端から流出する。
これによりノズル本体14,24の外面の汚れ落し清掃
(リンス)が行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の温水洗浄装
置にあってはリンス用ホース36が存在するため、組立
に手間がかかる。また、ホースからの水のリークを確実
に防止するためにホースバンド等を用いる必要があり、
部品コストも余分に必要である。
【0011】加えて、洋風便器の後部に温水タンクや、
温風乾燥装置、脱臭装置などを組み付けるときに作業員
の指先や衣服などがリンス用ホースに引掛からないよう
に注意を配る必要があり、これらの諸装置の組み付け作
業効率が低下するおそれもあった。
【0012】本発明は、このような従来技術の問題点を
解消すべく上記リンス用ホースを省略した温水洗浄装置
を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の温水洗浄装置
は、第1シリンダから第1ノズル本体が突出可能な第1
洗浄ノズルと、第2シリンダから第2ノズル本体が突出
可能な第2洗浄ノズルと、温水を該第1シリンダと第2
シリンダとに切り替えて供給しうる切替装置とを有する
温水洗浄装置において、該切替装置は、第1シリンダに
のみ温水を供給して第1洗浄ノズルを前進させる第1の
流路選択と、第2シリンダにのみ温水を供給して第2洗
浄ノズルを前進させる第2の流路選択と、第1シリンダ
及び第2シリンダの双方に温水を少量供給し、該第1ノ
ズル本体及び第2ノズル本体を前進させることなく各ノ
ズル本体の先端から温水を流出させる第3の流路選択と
をとりうるものであることを特徴とするものである。
【0014】かかる温水洗浄装置にあっては、切替装置
からリンス用の水がリンス用ホースを経ることなく直接
的に第1又は第2シリンダに供給される。そして、リン
ス用ホースを省略したことにより上記の種々の問題点が
ことごとく解決される。
【0015】本発明の一態様においては、切替装置は、
弁ハウジング60内に回転可能に弁体62を配置した弁
機構と、該弁体62を回転させるモータとを備えてお
り、該弁体62には温水を流通させる流出孔70が径方
向に設けられ、弁体の外周面には周方向に溝72が設け
られ、該弁ハウジング60には第1流出ポート80と第
2流出ポート82とが設けられており、該流出孔70が
第1流出ポート80のみに連通した第1の状態と、該流
出孔70が第2流出ポート82のみに連通した第2の状
態と、該流出孔70が該溝72を介して第1及び第2流
出ポート80、82の双方に連通した第3の状態とをと
りうるようになっている。
【0016】本発明の別の態様においては、切替装置
は、弁ハウジング60内に回転可能に弁体62を配置し
た弁機構と、該弁体62を回転させるモータとを備えて
おり、該弁体62には温水を流通させる流出孔70、7
0a、70bが径方向に設けられ、弁体の外周面には周
方向に延在する溝72が設けられ、流出孔70は該溝7
2の延在方向の中間に位置し、流出孔70a、70bは
該溝72の延在方向の両端側に位置しており、該弁ハウ
ジング60には第1流出ポート80と第2流出ポート8
2とが設けられており、該流出孔70が第1流出ポート
80のみに連通した第1の状態と、該流出孔70が第2
流出ポート82のみに連通した第2の状態と、該流出孔
70aが該第1流出ポート80に連通し流出孔70bが
該第2流出ポート82に連通した第3の状態とをとりう
るようになっている。
【0017】本発明のさらに別の態様においては、切替
装置は、弁ハウジング60内に回転可能に弁体62を配
置した弁機構と、該弁体62を回転させるモータとを備
えており、該弁体62には温水を流通させる流出孔7
0、70a、70bが径方向に設けられ、流出孔70は
流出孔70a、70bに対し弁体の周方向の中間に位置
しており、該弁ハウジング60には、第1流出ポート8
0と第2流出ポート82とが、該第1流出ポート80が
流出孔70aに対面し且つ該第2流出ポート82が流出
孔70bに対面した位置をとりうるように設けられてお
り、該流出孔70が第1流出ポート80のみに連通した
第1の状態と、該流出孔70が第2流出ポート82のみ
に連通した第2の状態と、該流出孔70aが該第1流出
ポート80に連通し流出孔70bが該第2流出ポート8
2に連通した第3の状態とをとりうるようになってい
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。第1図は実施の形態に係る温水洗浄
装置の斜視図である。
【0019】この温水洗浄装置も、第1洗浄ノズル10
と第2洗浄ノズル20とを備えており、各洗浄ノズル1
0,20は、シリンダ12,22と、該シリンダ12,
22の先端から突出可能なノズル本体14,24とを備
えている。
【0020】シリンダ12,22内にはリターンスプリ
ング(図示略)が設けられており、ノズル本体14,2
4をシリンダ12,22内に後退させるように付勢して
いる。
【0021】シリンダ12,22の後部に第1フィード
パイプ16と第2フィードパイプ26を介して切替装置
50が接続されている。この切替装置50は、ステップ
モータ52と弁機構54とを備えており、フィードホー
ス38からの温水を第1フィードパイプ16及び第2フ
ィードパイプ26のいずれかに分配するよう構成されて
いる。なお、前記従来例と異なり、リンス用ホース36
は設けられていない。
【0022】第2〜4図を参照してこの切替装置50の
構成の詳細について説明する。第2図は該切替装置50
の縦断面図(第3図のII−II線断面図)、第3図は第2
図のIII-III 線断面図、第4図は弁体及びステップモー
タの斜視図である。
【0023】この切替装置50の弁機構54は、略円筒
状の弁ハウジング60と、該弁ハウジング60内に挿入
された略円柱状の弁体62と、弁ハウジング60に取り
付けられたキャップ64を備えている。
【0024】このキャップ64に温水の流入口66が設
けられている。弁体62には、その先端面に該流入口6
6と対面する凹部68が設けられ、この凹部68内と弁
体62の外周面とを連通するように半径方向に流出孔7
0が穿設されている。弁体62の外周面には、その周方
向に約半周する長さの溝72が凹設されている。74は
弁体62の外周に装着されたシールリングである。この
弁体62は、前記ステップモータ52のロータシャフト
76が連結され、該ステップモータ52によって90°
ずつステップ回動可能とされている。
【0025】弁ハウジング60には、直径方向に対峙す
る位置に第1流出ポート80と第2流出ポート82とが
設けられている。第1流出ポート80には前記第1フィ
ードパイプ16が接続され、第2流出ポート82には前
記第2フィードパイプ26が接続されている。
【0026】第3図(a)のように流出孔70が流出ポ
ート80,82の中間にあるときには、凹部68内は流
出孔70及び溝72を介して流出ポート80,82の双
方に連通しており、温水が少量ずつ各洗浄ノズル10,
20のシリンダ12,22の後部に供給される。このと
きの水量が少ないので、各ノズル本体14,24は前進
せず、シリンダ12,22内に後退したままとなる。そ
して、ノズル本体14,24の先端の噴出口14a,2
4aから流出した温水は、該ノズル本体14,24の外
周面とシリンダ12,22の内周面との間を流れ、シリ
ンダ12,22の先端から流出する。これにより、ノズ
ル本体14,24の外面の洗浄(リンス)が行われる。
【0027】弁体62が90°回転し、第3図(b)の
ように流出孔70が第1流出ポート80に対面すると、
温水は凹部68から該ポート80を経て第1洗浄ノズル
10にのみ多量に供給される。これにより、第1ノズル
本体14が前進し、噴出口14aから温水が噴出して臀
部洗浄(所謂シャワー洗浄)が行われる。
【0028】弁体62が回転し第3図(c)のように流
出孔70が第2流出ポート82に対面したときには、温
水は凹部68から第2流出ポート82を経て第2洗浄ノ
ズル20にのみ多量に供給される。これにより、第2ノ
ズル本体24が前進し、噴出口24aから温水が噴出
し、ビデ洗浄が行われる。
【0029】なお、第3図(b)、(c)の状態におい
て弁体62を微小角度回転させて流出孔70と流出ポー
ト80又は82との重なり合う面積を変えることによ
り、各洗浄ノズル10、20への給水量を調節し、洗浄
強さを変えることができる。
【0030】このように、この切替装置50を有した温
水洗浄装置にあっては、従来例の温水洗浄装置のリンス
用ホース36が不要である。このため、部品コストや組
立コストの低減、及び組立作業効率の向上が実現され
る。
【0031】第5図はこの温水洗浄装置を組み込んだ洋
風便器90の透視斜視図であり、該洋風便器90の後部
上面に温水タンク92、ロータンク94、温風乾燥装置
96、便器脱臭装置98等の機器が設置され、これらの
機器を覆うようにタンクカバー100が装着されてい
る。給水電磁弁104を開弁させると、給水管102か
ら水道水が温水タンク92に供給され、切替装置50の
流路選択に応じて温水洗浄装置の洗浄ノズル10,20
が作動する。
【0032】なお、給水電磁弁104をONとした当初
にあっては切替装置50を第3図(a)の状態とし、フ
ィードホース38等に滞留していた冷水(初期冷水)を
ノズル本体の洗浄に利用しつつ便鉢へ捨てるようにして
も良い。
【0033】第7図はこの初期冷水の排出量を増大させ
るために弁体62に2個の流出孔70a、70bを増設
した実施の形態を示すものである。この第7図は前記実
施の形態における第3図と同一箇所の断面図である。
【0034】この流出孔70a、70bは溝72の延在
方向の両端部において径方向に設けられており、凹部6
8内と弁体62の外周面とを連通している。この流出孔
70b、70bは弁体62の中心を挟んで対称に設けら
れている。この流出孔70a、70bは、その孔径が流
出孔70の孔径よりも小さく、その分だけ流出量が少な
いものとなっている。
【0035】第7図(a)のように流出孔70が流出ポ
ート80,82の中間にあるときには、凹部68内は主
として流出孔70a、70bを介して流出ポート80,
82の双方に連通しており、温水が各洗浄ノズル10,
20のシリンダ12,22の後部に供給される。このと
きの水量は、ノズル本体14、24を前進させるほど多
くはないが、流出孔70a、70bが直に流出ポート8
0、82に対面しているので第3図の場合よりは多量で
ある。従って、この第7図(a)の状態にあっては、各
ノズル本体14,24は前進せず、シリンダ12,22
内に後退したままとなる。そして、ノズル本体14,2
4の先端の噴出口14a,24aから流出した温水は、
該ノズル本体14,24の外周面とシリンダ12,22
の内周面との間を流れ、シリンダ12,22の先端から
流出する。これにより、ノズル本体14,24の外面の
洗浄(リンス)が行われる。また、このときの流出量が
第3図の場合よりも多量であるため、初期冷水を十分に
排出することができる。
【0036】弁体62が90°回転し、第7図(b)の
ように流出孔70が第1流出ポート80に対面すると、
温水は凹部68から該ポート80を経て第1洗浄ノズル
10にのみ多量に供給される。これにより、第1ノズル
本体14が前進し、噴出口14aから温水が噴出して臀
部洗浄(所謂シャワー洗浄)が行われる。
【0037】弁体62が回転し第7図(c)のように流
出孔70が第2流出ポート82に対面したときには、温
水は凹部68から第2流出ポート82を経て第2洗浄ノ
ズル20にのみ多量に供給される。これにより、第2ノ
ズル本体24が前進し、噴出口24aから温水が噴出
し、ビデ洗浄が行われる。
【0038】第7図の実施の形態では溝72が設けられ
ているが、流出孔70a、70bを設けているところか
ら溝72は無くても良い。第8図はかかる溝72を省略
した実施の形態を示すものであり、第7図と同一箇所の
断面を示している。
【0039】なお、この第8図の実施の形態では流出孔
70の流出側の端部をテーパ状に拡径させているが、こ
れは第8図(b)、(c)の状態において弁体62を微
小角度回転させて流出量制御(洗浄強さ制御)する場
合、弁体62の水量調節のための回動範囲を広くするた
めである。ただし、このようなテーパ部は設けなくても
良い。また、このようなテーパ部は流出ポート80、8
2の流入端に設けられても良い。
【0040】この第8図の実施の形態においても、 第
8図(a)のように流出孔70が流出ポート80,82
の中間にあるときには、凹部68内は流出孔70a、7
0bを介して流出ポート80,82の双方に連通してお
り、温水が各洗浄ノズル10,20のシリンダ12,2
2の後部に供給される。このときの水量は、ノズル本体
14、24を前進させるほどのものではないので、各ノ
ズル本体14,24は前進せず、シリンダ12,22内
に後退したままとなる。そして、ノズル本体14,24
の先端の噴出口14a,24aから流出した温水は、該
ノズル本体14,24の外周面とシリンダ12,22の
内周面との間を流れ、シリンダ12,22の先端から流
出する。これにより、ノズル本体14,24の外面の洗
浄(リンス)が行われる。また、このときの流出量が第
3図の場合よりも多量であるため、初期冷水を十分に排
出することができる。
【0041】弁体62が90°回転し、第8図(b)の
ように流出孔70が第1流出ポート80に対面すると、
温水は凹部68から該ポート80を経て第1洗浄ノズル
10にのみ多量に供給される。これにより、第1ノズル
本体14が前進し、噴出口14aから温水が噴出して臀
部洗浄(所謂シャワー洗浄)が行われる。
【0042】弁体62が回転し第8図(c)のように流
出孔70が第2流出ポート82に対面したときには、温
水は凹部68から第2流出ポート82を経て第2洗浄ノ
ズル20にのみ多量に供給される。これにより、第2ノ
ズル本体24が前進し、噴出口24aから温水が噴出
し、ビデ洗浄が行われる。
【0043】上記実施の形態においては給水圧を利用し
て水が温水洗浄装置に供給されているが、ポンプが用い
られても良いことは明らかである。
【0044】
【発明の効果】以上の通り、本発明の温水洗浄装置はリ
ンス用ホースが不要であり、部品コスト、組立コストが
著しく低減され、また組立作業効率も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る温水洗浄装置の斜視図であ
る。
【図2】実施の形態に係る温水洗浄装置の切替装置50
の縦断面図である。
【図3】切替装置50の軸心線と直交方向の断面図であ
る。
【図4】弁体及びステップモータの斜視図である。
【図5】実施の形態に係る温水洗浄装置を備えた洋風便
器の透視斜視図である。
【図6】従来の温水洗浄装置の斜視図である。
【図7】別の実施の形態における図3と同一部分の断面
図である。
【図8】さらに別の実施の形態における図3と同一部分
の断面図である。
【符号の説明】 10 第1洗浄ノズル 12 第1シリンダ 14 第1ノズル本体 16 第1フィードパイプ 20 第2洗浄ノズル 22 第2シリンダ 24 第2ノズル本体 26 第2フィードパイプ 30,50 切替装置 32,52 ステップモータ 34,54 弁機構 36 リンス用ホース 38 フィードホース 60 弁ハウジング 62 弁体 66 流入口 68 凹部 70,70a,70b 流出孔 72 溝 80 第1流出ポート 82 第2流出ポート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1シリンダから第1ノズル本体が突出
    可能な第1洗浄ノズルと、 第2シリンダから第2ノズル本体が突出可能な第2洗浄
    ノズルと、 温水を該第1シリンダと第2シリンダとに切り替えて供
    給しうる切替装置とを有する温水洗浄装置において、 該切替装置は、 第1シリンダにのみ温水を供給して第1洗浄ノズルを前
    進させる第1の流路選択と、 第2シリンダにのみ温水を供給して第2洗浄ノズルを前
    進させる第2の流路選択と、 第1シリンダ及び第2シリンダの双方に温水を少量供給
    し、該第1ノズル本体及び第2ノズル本体を前進させる
    ことなく各ノズル本体の先端から温水を流出させる第3
    の流路選択とをとりうるものであることを特徴とする温
    水洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記切替装置は、弁
    ハウジング60内に回転可能に弁体62を配置した弁機
    構と、該弁体62を回転させるモータとを備えており、 該弁体62には温水を流通させる流出孔70が径方向に
    設けられ、弁体の外周面には周方向に溝72が設けら
    れ、 該弁ハウジング60には第1流出ポート80と第2流出
    ポート82とが設けられており、 該流出孔70が第1流出ポート80のみに連通した第1
    の状態と、該流出孔70が第2流出ポート82のみに連
    通した第2の状態と、該流出孔70が該溝72を介して
    第1及び第2流出ポート80、82の双方に連通した第
    3の状態とをとりうるようになっていることを特徴とす
    る温水洗浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記切替装置は、弁
    ハウジング60内に回転可能に弁体62を配置した弁機
    構と、該弁体62を回転させるモータとを備えており、 該弁体62には温水を流通させる流出孔70、70a、
    70bが径方向に設けられ、弁体の外周面には周方向に
    延在する溝72が設けられ、 流出孔70は該溝72の延在方向の中間に位置し、流出
    孔70a、70bは該溝72の延在方向の両端側に位置
    しており、 該弁ハウジング60には第1流出ポート80と第2流出
    ポート82とが設けられており、 該流出孔70が第1流出ポート80のみに連通した第1
    の状態と、該流出孔70が第2流出ポート82のみに連
    通した第2の状態と、該流出孔70aが該第1流出ポー
    ト80に連通し流出孔70bが該第2流出ポート82に
    連通した第3の状態とをとりうるようになっていること
    を特徴とする温水洗浄装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記切替装置は、弁
    ハウジング60内に回転可能に弁体62を配置した弁機
    構と、該弁体62を回転させるモータとを備えており、 該弁体62には温水を流通させる流出孔70、70a、
    70bが径方向に設けられ、 流出孔70は流出孔70a、70bに対し弁体の周方向
    の中間に位置しており、 該弁ハウジング60には、第1流出ポート80と第2流
    出ポート82とが、該第1流出ポート80が流出孔70
    aに対面し且つ該第2流出ポート82が流出孔70bに
    対面した位置をとりうるように設けられており、 該流出孔70が第1流出ポート80のみに連通した第1
    の状態と、該流出孔70が第2流出ポート82のみに連
    通した第2の状態と、該流出孔70aが該第1流出ポー
    ト80に連通し流出孔70bが該第2流出ポート82に
    連通した第3の状態とをとりうるようになっていること
    を特徴とする温水洗浄装置。
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