JP2002323154A - ストレーナ付シリンダ式バルブ - Google Patents

ストレーナ付シリンダ式バルブ

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JP2002323154A
JP2002323154A JP2001128494A JP2001128494A JP2002323154A JP 2002323154 A JP2002323154 A JP 2002323154A JP 2001128494 A JP2001128494 A JP 2001128494A JP 2001128494 A JP2001128494 A JP 2001128494A JP 2002323154 A JP2002323154 A JP 2002323154A
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strainer
cylinder valve
cylinder
valve body
opening
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JP2001128494A
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Hideyuki Miyajima
秀幸 宮嶋
Atsuo Kawasaki
敦雄 川崎
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Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水栓にシリンダ式バルブとストレーナとを組み
付けるに際して、それらを別々の箇所に組み付けること
による組付工数の増大及び水栓の構造の複雑化,大型化
の問題を解決する。 【解決手段】円筒形状のシリンダ弁体30及びその外側
の円筒形状のケーシング32の周方向所定位置に内外方
向に貫通する通水用の開口34,36をそれぞれ形成
し、ケーシング32に対するシリンダ弁体30の回転に
伴ってケーシング32の開口36に対するシリンダ弁体
30の開口34を位置変化させ、水路26の開度変化を
行うシリンダ式バルブ28に対して、筒形状をなすスト
レーナ76をシリンダ弁体30の内側に差込状に組み込
んでおく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はシリンダ式のバル
ブに関し、詳しくはストレーナ付きのものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水栓等の水回り機器において、円
筒形状のシリンダ弁体及びその外側の円筒形状のケーシ
ングの周方向所定位置に内外方向に貫通する通水用の開
口をそれぞれ形成し、そのケーシングに対するシリンダ
弁体の回転に伴ってケーシングの開口に対するシリンダ
弁体の開口を位置変化させ、以って水路の開度変化ない
し切替えを行う形式のシリンダ式バルブが用いられてい
る。
【0003】ところでこの種形式のバルブを備えた水栓
等においては、従来流通する水からごみ等を除去するた
めのストレーナがバルブとは別途の箇所に独立して取り
付けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、水栓を組み
付けるに際してはバルブとストレーナとを別々の位置に
且つ個別に取り付けなければならない面倒があるととも
に、水栓全体の構造が複雑化し且つ大型化してしまう。
【0005】またストレーナが離れた位置にあるため
に、例えば鋳物製の水栓の場合、万一水栓に鋳物砂が残
っていたりすると、或いはまた加工の際の切粉が付着し
ていたりすると、それらがシリンダ弁体とその外側のケ
ーシングとの摺動面に噛み込まれてしまう恐れがあっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のストレーナ式シ
リンダ式バルブはこのような課題を解決するために案出
されたものである。而して請求項1のものは、円筒形状
のシリンダ弁体及びその外側の円筒形状のケーシングの
周方向所定位置に内外方向に貫通する通水用の開口をそ
れぞれ形成し、該ケーシングに対する該シリンダ弁体の
回転に伴って該ケーシングの開口に対する該シリンダ弁
体の開口を位置変化させ、水路の開度変化若しくは水路
の切替えを行うシリンダ式バルブに対して、筒形状をな
すストレーナを前記シリンダ弁体の内側に差込状に組み
込んだことを特徴とする。
【0007】請求項2のものは、請求項1において、前
記ストレーナが底付きの筒形状をなしていることを特徴
とする。
【0008】請求項3のものは、請求項1,2の何れか
において、前記ストレーナが、前記シリンダ弁体の軸方
向開口から前記周方向の通水用の開口を通過して奥側に
入り込む長さとなしてあることを特徴とする。
【0009】請求項4のものは、請求項1〜3の何れか
において、前記ストレーナと前記シリンダ弁体とが、そ
れぞれの軸方向の開口側端部で脱着可能に嵌合してお
り、且つ何れか一方に係合突起が他方に係合凹部が形成
されていて、それら係合突起と係合凹部とが弾性的に係
合していることを特徴とする。
【0010】
【作用及び発明の効果】上記のように本発明は、シリン
ダ式バルブにおけるシリンダ弁体の内側に筒形状をなす
ストレーナを差込状に組み込んだもので、本発明によれ
ば、シリンダ式バルブを水栓等に組み込むと同時にそこ
にストレーナを装着することができる。従って本発明に
よれば、従来のようにシリンダ式バルブとストレーナと
を水栓等の別々の位置に且つ個別に取り付けるといった
面倒なことを行わなくても良くなるとともに、それらバ
ルブ及びストレーナを別々の位置に取り付けることによ
って水栓等の構造が複雑化し且つ大型化するといった問
題を解決することができる。
【0011】またシリンダ式バルブ自体がストレーナを
備えているため、例えば鋳物製の水栓にあって万一鋳物
砂が完全に除去されずに残っていたとしても、或いは加
工の際の切粉が残っていたとしても、それらをシリンダ
弁体とその外側のケーシングとの摺動面に噛み込んでし
まうといったことを防ぐことができる。
【0012】この場合において、上記ストレーナは底付
きの筒形状となしておくことができる(請求項2)。ま
たこのストレーナは、シリンダ弁体の軸方向開口から周
方向の通水用の開口を通過してその奥側に入り込む長さ
となしておくことができる(請求項3)。
【0013】ストレーナをこのような長さとしておいた
場合、ごみ等の捕集面積を大きくすることができ、従っ
て万一部分的にごみ等によって詰りが生じることがあっ
ても、流通する水が他の部分を通ってストレーナを通過
し、シリンダ弁体とケーシングとに形成された各開口を
通過して円滑に流れることができる。
【0014】請求項4のものは、ストレーナとシリンダ
弁体とをそれぞれの軸方向の開口側端部で脱着可能に嵌
合させ、且つ何れか一方に設けた係合突起と他方に設け
た係合凹部とを弾性的に係合させるようになしたもの
で、この場合それら係合突起と係合凹部との弾性係合作
用によってストレーナをシリンダ弁体に一定の保持力で
保持させておくことができる一方、ストレーナを取り外
してストレーナにおけるごみ詰り等を除去する際、これ
を簡単に行うことができる。即ちストレーナのメンテナ
ンス作業を簡単に行うことができる。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、10は壁12に取り付けられ
た水栓(この例では洗濯機水栓)で、14は水栓10の
本体ボデー、16はそこから延び出した吐水管、18は
吐止水及び水量調節操作のための回転式のハンドル、2
0はキャップである。ここでハンドル18には軸直角方
向且つ外方に突出する形態の摘み22が設けられてい
る。キャップ20は固定状態に設けられており、その前
面にはハンドル18の操作状態(開閉操作状態)を表示
する表示部24が設けられている。
【0016】ハンドル18における上記摘み22は、ハ
ンドル18の現在の操作状態を表す指示部としての働き
も有しており、その摘み22の回転方向位置と表示部2
4との相対的な位置関係によって、ハンドル18の現在
の操作状態、即ち後述するバルブ28の現在の作動状態
が分るようになっている。
【0017】図2に示しているように、本体ボデー14
の内部には水路26の開度(遮断又は開放を含む)を制
御するシリンダ式バルブ(以下単にバルブとする)28
が組み込まれている。このバルブ28は、ハンドル18
に固定されてこれと一体回転する円筒形状のシリンダ弁
体30と、その外側の円筒形状のケーシング32とを有
している。
【0018】図8にも示しているように、シリンダ弁体
30には周方向所定位置且つ同一周方向位置において内
外方向に貫通する2つの通水用の開口34,34が形成
されている。また同じくケーシング32においても、開
口34,34に対応する内外方向に貫通の2つの通水用
の開口36,36が周方向所定位置且つ同一周方向位置
に設けられている。これらシリンダ弁体30及びケーシ
ング32を有する本例のバルブ28の場合、ハンドル1
8の操作によってシリンダ弁体30を回転方向に位置変
化させ、そしてシリンダ弁体30の開口34,34がケ
ーシング32の開口36,36に一致した状態で水路2
6が完全開放され、水路26を通じて送られて来た水が
吐水管16から外部に吐水される。
【0019】また一方ハンドル18の操作によってシリ
ンダ弁体30が上記の位置と異なる位置に回転させら
れ、そしてシリンダ弁体30の開口34,34がケーシ
ング32の開口36,36に完全不一致となった状態で
水路26が遮断され、吐水管16からの吐水が停止(止
水)する。更にシリンダ弁体30の開口34,34とケ
ーシング32の開口36,36とが重なり合った状態で
且つその重なり合った面積が変化することで、吐水管1
6から外部に吐水される水量が調節される。
【0020】図2及び図3に示しているように、ケーシ
ング32は位置決リング38によって回転方向の位置が
定められた状態で、押えナット40により本体ボデー1
4に対し軸方向に抜止状態に固定されている。位置決リ
ング38は、図6に示しているように周方向に180°
隔たった2箇所に位置決凸部42を有している。この位
置決凸部42は、それぞれ軸直角方向外方への凸部42
aと内方への凸部42bとを有しており、そしてその内
方への凸部42bがケーシング32の対応する周方向に
180°隔たった2箇所に設けられた位置決凹部44に
嵌まり込んでいる。また一方、軸直角方向外方への凸部
42aが、本体ボデー14の対応する周方向に180°
隔たった2箇所に設けられた位置決凹部46に嵌まり込
んでいる。
【0021】これによってケーシング32が本体ボデー
14に対し、位置決リング38を介し周方向即ち回転方
向に位置決めされている。またその状態で、位置決リン
グ38が本体ボデー14にねじ込まれた押えナット40
により軸方向に押え付けられることで、かかる位置決リ
ング38を介してケーシング32が本体ボデー14から
軸方向に抜止めされている。
【0022】他方シリンダ弁体30は、図2に示してい
るようにそのシリンダ弁体30の外周面の溝に嵌め込ま
れた止め輪48と段付部50とによって、ケーシング3
2に対し軸方向に固定されている。シリンダ弁体30に
は、軸方向一端部(図2中左端部)に多角形状(この例
では四角形状)の嵌合凸部52が設けられており、この
嵌合凸部52が、ハンドル18に形成された対応する形
状の嵌合凹部54に嵌合しており、それら嵌合凸部52
と嵌合凹部54との嵌合に基づいて、シリンダ弁体30
とハンドル18とが一体回転するようになっている。
【0023】この嵌合凸部52の中心部には雌ねじ孔5
6が形成されていて、そこに止ねじ58がねじ込まれて
おり、この止ねじ58によりハンドル18と嵌合凸部5
2、即ちシリンダ弁体30とが軸方向に固定状態とされ
ている。
【0024】上記キャップ20には、図4にも示してい
るように円形状の環状部60が設けられており、この環
状部60がハンドル18における対応する円形状の突出
部62に外嵌されている。このキャップ20にはまた、
図4に示しているように弾性を有する係合爪64が軸方
向に延び出す状態で設けられていて、この係合爪64が
ケーシング32に形成された切欠部66に係合してお
り、これによってキャップ20のケーシング32に対す
る回転方向位置が規定され且つ軸方向に抜止状態に固定
されている。即ちキャップ20が回転方向にもまた軸方
向にも位置固定とされている。
【0025】これらケーシング32とキャップ20とに
は、図4に示しているように円弧形状をなすストッパ部
68,70がそれぞれ形成されている。キャップ20
は、それら円弧形状をなすストッパ部68,70が重な
り合う状態でケーシング32に固定されている。一方、
図4に示しているようにハンドル18には軸方向に貫通
で円弧形状をなす溝72が形成されており、その溝72
内部に上記ストッパ部68,70が重なり合う状態で挿
入されている。ハンドル18におけるこの溝72の両端
面は当接面74とされており、これら当接面74が、ス
トッパ部68,70の周方向端に当接することで、ハン
ドル18の回転角度が規定される。
【0026】図2,図3,図5,図7及び図8に示して
いるように、本例においてはバルブ28にストレーナ7
6が差込状に組み込んである。このストレーナ76は、
図8に示しているように底部78と周壁部80とを有す
る概略円筒形状、厳密には略テーパ形状をなす部材であ
って、バルブ28におけるシリンダ弁体30の軸方向一
端開口(図8中右端部)からその内部に差し込まれてい
る。
【0027】ここでメッシュ状の周壁部80は、図2及
び図3に詳しく示しているようにシリンダ弁体30及び
ケーシング32の各通水用の2つの開口34,34及び
開口36,36を通過し、これよりも奥側にまで達する
長さとされている。尚、周壁部80とシリンダ弁体30
における開口34,34との間には所定の隙間が形成さ
れている。
【0028】ストレーナ76の開口側端部(図8中右端
部)には、リング枠82が設けられている。一方シリン
ダ弁体30の開口側端部(図8中右端部)には大径部8
4が設けられていて、その内側に嵌合凹部86が形成さ
れ、そこにストレーナ76におけるリング枠82が内嵌
されている。
【0029】このストレーナ76のリング枠82は樹脂
製の部材であって、周方向所定位置に部分球面状の係合
突起88が形成されている。一方シリンダ弁体30の大
径部84には、これを内外方向に貫通する円形の係合孔
(係合凹部)90が形成されており、そこにストレーナ
76の係合突起88が弾性的に係合している。そしてそ
れらの係合力によってストレーナ76がシリンダ弁体3
0により所定の保持力で保持されている。
【0030】ここでストレーナ76は、これをシリンダ
弁体30の一端開口から軸方向に押し込み、そして係合
突起88を係合孔90に対しその押込力で弾性的に係合
させることで、シリンダ弁体30の内側に差込状に組み
込むことができる。また一方、逆向きの力を加えること
で係合突起88の係合孔90に対する係合を外し、スト
レーナ76をシリンダ弁体30から抜き出すことができ
る。
【0031】以上のように本例ではシリンダ弁体30の
内側にストレーナ76を差込状に組み込んであるため、
バルブ28を水栓10に組み込むと同時にストレーナ7
6を装着することができる。従って本例によれば、従来
のようにシリンダ式バルブとストレーナとを水栓の別々
の位置に且つ個別に取り付けるといった面倒なことを行
わなくても良くなるとともに、水栓10の構造が複雑化
し且つ大型化するといった問題も解決することができ
る。
【0032】またバルブ28自体がストレーナ76を備
えているため、例えば鋳物製の水栓にあって万一鋳物砂
が完全に除去されずに残っていたとしても、或いは加工
の際の切粉が残っていたとしても、それらがシリンダ弁
体30とケーシング32との摺動面に噛み込んでしまう
といったことを防ぐことができる。
【0033】またこのストレーナ76はシリンダ弁体3
0の通水用の開口34,34を通過してその奥側にまで
入り込む長さであるため、ごみ等の捕集面積が大きく、
従って万一部分的にごみ等によって詰りが生じることが
あっても、流通する水が他の部分を通ってストレーナ7
6を通過し、そしてストレーナ76の周壁部80とシリ
ンダ弁体30内面との間の隙間を流通してシリンダ弁体
30及びケーシング32の開口34,36から外部に円
滑に流出することができる。
【0034】またストレーナ76とシリンダ弁体30と
を各開口側端部で脱着可能に嵌合させ且つ係合突起88
と係合凹部90とを弾性的に係合させているため、スト
レーナ76をシリンダ弁体30に一定の保持力で保持さ
せておくことができる一方、ストレーナ76を取り外し
てごみ詰り等を除去する等のメンテナンス作業を簡単に
行うことができる。
【0035】図9は本発明の他の実施例を示している。
同図において92は湯水混合水栓で、一対のクランク脚
94を介して壁12に取付固定されている。この湯水混
合水栓92の本体ボデー14からは、吐水管96とシャ
ワーホース98とが別々の位置から延び出しており、更
に本体ボデー14の左右各端部には、温度調節操作を行
うための温調ハンドル100と、吐水を吐水管96から
シャワーホース98に又はその逆に切り替えるための切
替ハンドル102とが設けられている。
【0036】図9(B)に示しているように本体ボデー
14の内部には、上流側の水路26から送られて来た水
を吐水管96側の水路26aに又はシャワーホース98
側の水路26bに切り替えるためのシリンダ式バルブ
(以下バルブとする)104が組み込まれている。この
バルブ104は、切替ハンドル102と一体回転する円
筒形状のシリンダ弁体106と、その外側の円筒形状を
なすケーシング108とを有している。
【0037】シリンダ弁体106には、周方向に180
°隔たった2箇所にそれぞれ2つの通水用の開口110
−1,110−1と開口110−2,110−2とが設
けられている。一方ケーシング108には、シリンダ弁
体106の開口110−1,110−2に対応する軸方
向位置において2箇所にそれぞれ2つの通水用の開口1
12−1,112−1と開口112−2,112−2と
が同一周方向位置に設けられている。
【0038】この水路の切替えを行うバルブ104の場
合、図9(B)に示す状態から切替ハンドル102を9
0°回転操作して、シリンダ弁体106の通水用の開口
110−1,110−1をケーシング108の通水用の
開口112−1,112−1に一致させることで、水路
26から送られて来た水を吐水管96側の水路26aへ
と流すことができる。
【0039】また一方、図9(B)の状態から上記とは
逆方向に切替ハンドル102を90°回転操作すること
で、シリンダ弁体106の通水用の開口110−2,1
10−2を、ケーシング108の通水用の開口112−
2,112−2に一致させることができ、ここにおいて
水路26から送られて来た水を、今度はシャワーホース
98側の水路26bへと流すことができる。この例にお
いても、バルブ104に筒形状をなすストレーナ76が
差込状に組み込まれている。詳しくは、バルブ104に
おけるシリンダ弁体106の内側にストレーナ76が差
込状に組み込まれている。その組込構造については上記
実施例と同様である。
【0040】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば上記ストレーナは場合によ
って上記例示したものよりも短いものとなすことも可能
であるし、更にはまたその形態を上例以外の形態とする
ことも可能である。また本発明は上例以外の他の様々な
水栓や水回り機器に適用することが可能であるなど、本
発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加
えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるバルブを組み込んだ水
栓を外観状態で示す図である。
【図2】図1の内部構造を示す断面図である。
【図3】図2の一部を分解して示す断面図である。
【図4】図2の一部を分解して示す斜視図である。
【図5】図3のバルブを本体ボデーから分解して示す断
面図である。
【図6】図3のバルブを本体ボデーから分解して示す斜
視図である。
【図7】図7のバルブを更に各部材に分解して示す断面
図である。
【図8】図7のバルブを更に各部材に分解して示す斜視
図である。
【図9】本発明の他の実施例のバルブを含む水栓の図で
ある。
【符号の説明】
26 水路 28 シリンダ式バルブ 30 シリンダ弁体 32 ケーシング 34 開口 36 開口 76 ストレーナ 88 係合突起 90 係合孔(係合凹部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形状のシリンダ弁体及びその外側の
    円筒形状のケーシングの周方向所定位置に内外方向に貫
    通する通水用の開口をそれぞれ形成し、該ケーシングに
    対する該シリンダ弁体の回転に伴って該ケーシングの開
    口に対する該シリンダ弁体の開口を位置変化させ、水路
    の開度変化若しくは水路の切替えを行うシリンダ式バル
    ブに対して、筒形状をなすストレーナを前記シリンダ弁
    体の内側に差込状に組み込んだことを特徴とするストレ
    ーナ付シリンダ式バルブ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ストレーナが底
    付きの筒形状をなしていることを特徴とするストレーナ
    付シリンダ式バルブ。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかにおいて、前記ス
    トレーナが、前記シリンダ弁体の軸方向開口から前記周
    方向の通水用の開口を通過して奥側に入り込む長さとな
    してあることを特徴とするストレーナ付シリンダ式バル
    ブ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、前記ス
    トレーナと前記シリンダ弁体とが、それぞれの軸方向の
    開口側端部で脱着可能に嵌合しており、且つ何れか一方
    に係合突起が他方に係合凹部が形成されていて、それら
    係合突起と係合凹部とが弾性的に係合していることを特
    徴とするストレーナ付シリンダ式バルブ。
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