JP4342054B2 - 温水洗浄装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は温水洗浄装置に関し、特に洗浄すべき局部のほぼ直下位置から洗浄水を噴出して局部の高さ位置にばらつきがあっても適正に洗浄できる温水洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の温水洗浄装置において、互いに平行に並列して配設された一対のノズルガイドパイプにておしり洗浄ノズルとビデ洗浄ノズルをそれぞれ出退自在に支持したノズルユニットを備えたものが知られている。この種のノズルユニットは、両ノズルガイドパイプ間の中心線が便座の中心線、即ち洗浄すべき局部の略直下を通るように配設され、図5に示すように、おしり洗浄ノズルの噴出部31及びビデ洗浄ノズルの噴出部32はそれぞれ中心線OからD1 、D2 だけ偏芯した位置に突出し、その位置からおしりHの局部に向けて洗浄水を噴出するように、各洗浄ノズルは、鉛直面に対して中心側に向けてβ1 、β2 だけ傾斜した方向に洗浄水を噴出するように噴出部31、32が配設されている。
【0003】
一方、実開平4−22572号公報(登録第2516190号)には、両ノズルガイドパイプをその軸芯が後方に向けてハ字状に広がるように配設し、両洗浄ノズルをそれぞれ突出させた時にそれぞれの噴出部が洗浄すべき局部の略直下位置に来るように構成したものが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成の温水洗浄装置では、図5に仮想線や一点鎖線で示したように、便座に着座した人の体格等の差によっておしりHの高さにばらつきがあると、洗浄水が局部に正確に噴射されず、洗浄が適正に行われない恐れがあるという問題があった。
【0005】
また、上記実開平4−22572号公報に開示された構成は、上記問題は発生しないが、ノズルユニットの本体ケースに両ノズルガイドパイプを一体的に成形するのは型抜き等の問題から技術的又はコスト的に困難であり、そのためコスト高になるという問題がある。また後方に向けてハ字状に広がっているために横幅寸法が大きくなり、温水洗浄装置のコンパクト化に反していた。
【0006】
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、おしりの高さにばらつきがあっても局部を適正に洗浄できかつ低コストでコンパクトにて構成できる温水洗浄装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の温水洗浄装置は、本体ケース内に平行に並列配置された2本のノズルガイドパイプのそれぞれの内に、ピストン部の先端に噴出部を有する洗浄ノズルを軸芯方向に移動自在に嵌合配置し、前記洗浄ノズルのそれぞれを待機位置と突出位置との間で出退可能に支持されたノズルユニットを備えた温水洗浄装置において、
前記洗浄ノズルのそれぞれの前記ピストン部の外周面には逃がし傾斜面が形成されており、
前記洗浄ノズルのそれぞれを突出位置に突出させた状態で、前記洗浄ノズルのそれぞれの前記噴出部同士が近接するように、前記2本のノズルガイドパイプのそれぞれに対して互いに内向き方向に同一角度だけ傾斜させる偏角手段と、
前記2本のノズルガイドパイプ同士の間に設けられ、出口が待機位置での、前記噴出部のそれぞれに向いた掃除用洗浄水通路と、
前記2本のノズルガイドパイプの基端に設けられており、前記噴出部のそれぞれを掃除ために設けられた掃除用洗浄水通路と前記2本のノズルガイドパイプのぞれぞれとに流水を振り分ける弁体と、を有するものであり、ノズルガイドパイプを便座の前後方向に中心線から偏芯させてかつ平行に配設しても洗浄ノズルを突出させたときにその噴出部が局部の略直下位置に位置するので、おしりの高さにばらつきがあっても局部を適正に洗浄でき、またノズルガイドパイプを便座の中心線と平行な部材、例えば他のノズルガイドパイプや温風乾燥用吹き出しダクトなどとも簡単に一体成形することができ、コンパクトで低コストにて構成することができる。
を特徴とする温水洗浄装置。
【0008】
また、複数のノズルガイドパイプがその軸芯を互いに平行にして並列配置され、各ノズルガイドパイプに嵌合配置された洗浄ノズルが突出位置で互いに近接して位置するように偏角手段を構成するので、おしり洗浄ノズルとビデ洗浄ノズルなど、複数の洗浄ノズルを有するノズルユニットの場合に、両洗浄ノズルが突出位置に突出したときにそれぞれ噴出部が局部の略直下位置に位置するので、おしりの高さにばらつきがあっても局部を適正に洗浄でき、また両ノズルガイドパイプが互いに平行であるため簡単に一体成形することができ、コンパクトで低コストにて構成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の温水洗浄装置の一実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
【0011】
図1において、本実施形態の温水洗浄装置1は、おしり洗浄ノズル3とビデ洗浄ノズル4を有するノズルユニット2と、入口ポート5aとおしり洗浄ポート5bとビデ洗浄ポート5cとノズル掃除ポート5dとを有して入口ポート5aから流入した洗浄水を3つの出口ポート5b〜5dに対して択一的に洗浄水を供給する四方口の流量調節切換弁5と、所定水量の温水を貯えるとともに内蔵した加熱ヒータ6aにて所定の水温に制御可能に構成された温水タンク6と、水道端末7から定流量弁8と電磁開閉弁9を介して温水タンク6に水を供給するとともに逃がし弁10にて定流量弁8での流量と流量調節切換弁5の各出口ポート5b〜5dから流出する流量との差の余剰水を便器に排出するように構成された給水手段11にて構成されている。5eは、流量調節切換弁5の弁体20(図2参照)を回転駆動して出口ポート5b〜5dの切換及び回転位置により流量調節を行うモータである。
【0012】
ノズルユニット2とその基端部に配設された流量調節切換弁5の詳細構成を示す図2において、ノズルユニット2の本体ケース12は、おしり洗浄ノズル3とビデ洗浄ノズル4をそれぞれ図2に示す待機位置と図3に示す所定位置まで突出した突出位置との間で出退自在に支持するノズルガイドパイプ13、14を相互に平行に並列配置するとともに、両者間をその基端の連結板12aと両者の軸芯が通る平面位置の連結板12bと両者の先端における連結板12bより上部の閉止板12c及び連結板12bの下部に軸芯方向に適当間隔で配設された連結リブ(図示せず)にて連結した状態で一体成形して構成されている。
【0013】
本体ケース12の基端には流量調節切換弁5の弁箱部材15が配置され、その両側の取付部15aが本体ケース12の基端部両側に突設された取付ボス12dにビス(図示せず)にて締結固定されている。弁箱部材15の両側部には、ノズルガイドパイプ13、14の基端部にシール材18を介してシール状態で嵌合接続される嵌合筒部16、17が突設され、各嵌合筒部16、17内に向けておしり洗浄ポート5bとビデ洗浄ポート5cが開口されている。
【0014】
弁箱部材15の中央部には、ノズルガイドパイプ13、14の軸芯が通る平面に対して垂直に円筒弁箱19が形成されてその下端に入口ポート5aが形成されるとともに内部に弁体20が回転自在に嵌合配置され、上部にこの弁体20を駆動するモータ5eが配設されている。弁体20は下端が入口ポート5aに連通するように開口された有底円筒状で、洗浄ポート5b、5cに対応する高さ位置の側面に弁口21が開口されている。弁箱部材15には弁口21がそれぞれ洗浄ポート5b、5c側に向いた時にそれらを相互に連通させる連通穴15b、15cが両側外面から穿孔され、その外面開口が栓部材22a、22bにて密閉されている。
【0015】
各洗浄ノズル3、4は、各洗浄ポート5b、5cからノズルガイドパイプ13、14内に供給された洗浄水の水圧によって図2の待機位置から図3の突出位置に向けて突出するように中空のノズル軸23、24の基端部にノズルガイドパイプ13、14の内面に摺動自在に嵌合するピストン部23a、24aが設けられるとともに、ノズル軸23、24の先端部がノズルガイドパイプ13、14の先端壁に形成されたガイド穴13a、14aを貫通している。また、各ノズル軸23、24の先端にはそれぞれ局部に向けて洗浄水を噴出する噴出口を形成した噴出部3a、4aが装着されている。
【0016】
ノズルガイドパイプ13、14の先端壁とピストン部23a、24aとの間には、各洗浄ノズル3、4を待機位置に向けて付勢するばね25が介装されている。また、ノズルガイドパイプ13、14の先端部には段部13b、14bを介して小径部13c、14cが形成され、各洗浄ノズル3、4が突出位置まで突出した時に、段部13b、14b位置でのピストン部23a、24aの支持とガイド穴13a、14a位置でのノズル軸23、24の支持の2点支持にてこれら洗浄ノズル3、4を保持するとともに、ばね25の収納空間を確保するように構成されている。また、ピストン部23a、24aの先端面には、段部13b、14bに当接してシールするシールリング26が装着されている。
【0017】
そして、図3に示すように、ノズルガイドパイプ13、14の先端面のガイド穴13a、14aは、ノズルガイドパイプ13、14の軸芯Q1 、Q2 から互いに接近する方向に適当量δだけ偏芯させて形成されている。また、段部13b、14bが、ノズルガイドパイプ13、14の軸芯Q1 、Q2 に対して垂直な面に対して適当角度αだけ前方に向けて互いに内向き方向に傾斜させて形成されている。傾斜角度αは、2°〜5°程度で、δはノズルガイドパイプ13、14の先端面と段部13b、14bの間の距離をlとして、δ=l・tanαに設定されている。このガイド穴13a、14aの偏芯と段部13b、14bの傾斜によって偏角手段が構成されている。
【0018】
この偏角手段によって、洗浄ノズル3、4を突出位置に突出させた状態でその軸芯はノズルガイドパイプ13、14の軸芯Q1 、Q2 に対して先端側に向けて互いに近づく方向に角度αだけ傾斜し、図3、図4に示すよう洗浄ノズル3、4が突出した状態でその噴出部3a、4aが便座の中心線O上又はそれに近接した位置で互いに近接して位置することになる。
【0019】
また、上記のように洗浄ノズル3、4が突出した位置で傾斜したときにピストン部23a、24aの外周面とノズルガイドパイプ13、14の内周面とが干渉するのを避けるため、図2に平行斜線で示すようにピストン部23a、24aの外周面に逃がし傾斜面を形成し、円滑な突出・退入動作に支障が生じないように構成されている。
【0020】
ノズル軸23、24の上下端には略全長にわたって浅い凹溝23b、24bが形成されるとともにノズルガイドパイプ13、14の先端壁のガイド穴13a、14aが同形状に開口されてノズル軸23、24の軸芯回りの回転位置が規制されている。さらに、ピストン部23a、24aの外周の凹溝23b、24bに対応する位置に切欠23c、24cが形成され、洗浄ノズル3、4の突出行程中にノズルガイドパイプ13、14に流入した洗浄水の一部が切欠23c、24cから凹溝23b、24b上に流出し、この凹溝23b、24bを伝い、ガイド穴13a、14aの上部に形成された切欠(図示せず)を通って噴出部3a、4aの外面に流出して清掃するように構成されている。
【0021】
なお、おしり洗浄ノズル3においてはピストン部23aがノズル軸23の基端よりも適当距離先端側に配設され、ビデ洗浄ノズル4においてはピストン部24aがノズル軸24の基端に配設され、それらの突出位置で図3に示すようにおしり洗浄ノズル3の噴出部3aよりもビデ洗浄ノズル4の噴出部4aが若干前方に突出するように構成されている。
【0022】
また、流量調節切換弁5のノズル掃除ポート5dは、図1に示すように、掃除用洗浄水通路30を通って待機位置の洗浄ノズル3、4の噴出部3a、4aの外面に向けて洗浄水を吐出させ、これら噴出部3a、4aを掃除するように設けられたものであり、弁体20がおしり洗浄ポート5bとビデ洗浄ポート5cの中間の中立位置に切換えられたときに開口するように構成されている。
【0023】
以上の構成において、待機中は流量調節切換弁5の弁体20はその弁口21がおしり洗浄ポート5bとビデ洗浄ポート5cの何れにも連通しない中間の中立位置に位置しており、その状態でノズル掃除ポート5dが開口している。したがって、待機中に温水タンク6内で洗浄水が所定温度まで加熱されることによって膨張すると、その膨張分の洗浄水はノズル掃除ポート5dから流出し、掃除用洗浄水通路30を通っておしり洗浄ノズル3とビデ洗浄ノズル4の噴出部3a、4aの外面に吐出し、噴出部3a、4aに掃除に有効に利用される。
【0024】
使用時に、おしり洗浄又はビデ洗浄のスイッチが押圧されると、流量調節切換弁5のモータ5eにて弁体20が回転され、弁口21がおしり洗浄ポート5bとビデ洗浄ポート5cの何れかの選択された側に回転され、この流量調節切換弁5の最小流量(5又は6レベル段階ある流量レベルの1レベル以下の流量)に切換えられた後電磁開閉弁9が開かれ、さらにその後に流量調節切換弁5の開度が所定流量レベルに調節される。
【0025】
例えば、おしり洗浄が選択された場合、洗浄水は洗浄ポート5bからノズルガイドパイプ13内に流入し、その水圧がおしり洗浄ノズル3のピストン部23aに作用し、ばね25の付勢力に抗しておしり洗浄ノズル3が突出位置に向けて押し出される。その間に、洗浄水の一部はノズル軸23内に流入して先端の噴出部3aから少量流出するとともに、ピストン部23aに形成された切欠23cから洗浄水の一部がノズル軸23上に流出し、凹溝23bを伝って流れ、先端の噴出部3a外面に流出し、噴出部3aの内外の掃除が行われ、またこの間に温水タンク6とピストン部23aの間の水路中に滞留し、温度が低下していた洗浄水が便器に排出されるため、次に噴出部3aから洗浄水が噴出されるときには適温の温水が局部に向けて噴出される。
【0026】
おしり洗浄ノズル3が、図3に示すように、その突出位置まで突出されると、ピストン部23aに設けたシールリング26がノズルガイドパイプ13の先端部の段部13bに圧接されてノズルガイドパイプ13内が密閉されるとともにその体積膨張が停止するため、洗浄水はノズル軸23内を通って先端の噴出部3aに圧送され、その噴出穴から勢い良く局部に向けて噴出し、確実に洗浄が行われる。
【0027】
この洗浄時に、ノズルガイドパイプ13、14は便座の前後方向の中心線Oから偏芯させてかつ平行に配設されていても、洗浄ノズル3、4を突出位置に突出させた状態で、その軸芯がノズルガイドパイプ13、14の軸芯に対して傾斜し、図4に示すように、その噴出部3a、4aがおしりHの局部の略直下位置に位置するので、おしりHの高さにばらつきがあっても局部を適正に洗浄することができる。
【0028】
所定時間の洗浄が終了すると、電磁開閉弁9が閉じられ、その後若干タイミングを遅らせて流量調節切換弁5が元の待機状態に切換えられ、これによって突出位置のおしり洗浄ノズル3がばね25の付勢力によって待機位置に復帰する。その後、電磁開閉弁9が適当時間開かれることによって洗浄水が掃除用洗浄水通路30を通って待機位置に戻ったおしり洗浄ノズル3の噴出部3aの外面に向けて洗浄水が供給され、その掃除が行われる。
【0029】
なお、ビデ洗浄を選択した場合にも、ビデ洗浄ノズル4が同様に動作し、同様の作用効果を奏することは重ねて説明するまでもない。
【0030】
また、本実施形態によれば、おしり洗浄ノズル3とビデ洗浄ノズル4を支持する一対のノズルガイドパイプ13、14が互いに平行に並列配置されているので、簡単に一体成形することができ、コンパクトで低コストにて構成することができる。
【0031】
また、洗浄ノズル3、4を突出させた状態でノズルガイドパイプ13、14の軸芯に対して傾斜させる偏角手段を、ノズルガイドパイプ13、14の先端面の洗浄ノズルが貫通するガイド穴13a、14aをノズルガイドパイプ13、14の軸芯から偏芯させて形成し、洗浄ノズル3、4のピストン部23a、24aの先端面がシール状態で当接する段部13b、14bをノズルガイドパイプ13、14の軸芯に対して垂直な面に対して傾斜させて形成して構成しているので、簡単で安価な構成で上記作用効果を奏することができる。
【0032】
【発明の効果】
本発明の温水洗浄装置によれば、以上の説明から明らかなように、洗浄ノズルを突出位置に突出させた状態でその軸芯をノズルガイドパイプの軸芯に対して傾斜させる偏角手段を設けたので、ノズルガイドパイプを便座の前後方向の中心線から偏芯させてかつ平行に配設しても洗浄ノズルを突出させたときにその噴出部を局部の略直下位置に位置させることができ、おしりの高さにばらつきがあっても局部を適正に洗浄でき、またノズルガイドパイプを便座の中心線と平行な部材とも簡単に一体成形でき、コンパクトで低コストにて構成することができる。
【0033】
また、複数のノズルガイドパイプがその軸芯を互いに平行にして並列配置され、各ノズルガイドパイプに嵌合配置された洗浄ノズルが突出位置で互いに近接して位置するように偏角手段を構成すると、複数の洗浄ノズルを有するノズルユニットの場合に、両洗浄ノズルが突出位置に突出したときにそれぞれ噴出部が局部の略直下位置に位置するので、おしりの高さにばらつきがあっても局部を適正に洗浄でき、また両ノズルガイドパイプが互いに平行であるため簡単に一体成形することができ、コンパクトで低コストにて構成することができる。
【0034】
また、ノズルガイドパイプの先端面の洗浄ノズルが貫通するガイド穴をノズルガイドパイプの軸芯から偏芯させて形成し、ノズルガイドパイプの先端面から適当距離の位置にノズルガイドパイプの内面に嵌合する洗浄ノズルのピストン部の先端面がシール状態で当接する段部をノズルガイドパイプの軸芯に対して垂直な面に対して傾斜させて形成すると、ガイド穴の位置を偏芯させかつ段部を傾斜して形成するだけの簡単で安価な構成で上記偏角手段を構成して上記作用効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温水洗浄装置の一実施形態の全体構成図である。
【図2】同実施形態のノズルユニットの待機状態の横断平面図である。
【図3】同実施形態のノズルユニットにおける洗浄ノズルの突出状態を示す部分横断平面図である。
【図4】同実施形態における洗浄状態の説明図である。
【図5】従来例の温水洗浄装置における洗浄状態の説明図である。
【符号の説明】
1 温水洗浄装置
2 ノズルユニット
3 おしり洗浄ノズル
3a 噴出部
4 ビデ洗浄ノズル
4a 噴出部
13 ノズルガイドパイプ
13a ガイド穴
13b 段部
14 ノズルガイドパイプ
14a ガイド穴
14b 段部
Claims (1)
- 本体ケース内に平行に並列配置された2本のノズルガイドパイプのそれぞれの内に、ピストン部の先端に噴出部を有する洗浄ノズルを軸芯方向に移動自在に嵌合配置し、前記洗浄ノズルのそれぞれを待機位置と突出位置との間で出退可能に支持されたノズルユニットを備えた温水洗浄装置において、
前記洗浄ノズルのそれぞれの前記ピストン部の外周面には逃がし傾斜面が形成されており、
前記洗浄ノズルのそれぞれを突出位置に突出させた状態で、前記洗浄ノズルのそれぞれの前記噴出部同士が近接するように、前記2本のノズルガイドパイプのそれぞれに対して互いに内向き方向に同一角度だけ傾斜させる偏角手段と、
前記2本のノズルガイドパイプ同士の間に設けられ、出口が待機位置での、前記噴出部のそれぞれに向いた掃除用洗浄水通路と、
前記2本のノズルガイドパイプの基端に設けられており、前記噴出部のそれぞれを掃除ために設けられた掃除用洗浄水通路と前記2本のノズルガイドパイプのぞれぞれとに流水を振り分ける弁体と、を有すること、
を特徴とする温水洗浄装置。
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JP33573199A Expired - Fee Related JP4342054B2 (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | 温水洗浄装置 |
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