JPS5833341Y2 - 湯水混合水栓の調節弁操作装置 - Google Patents

湯水混合水栓の調節弁操作装置

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JPS5833341Y2
JPS5833341Y2 JP10472777U JP10472777U JPS5833341Y2 JP S5833341 Y2 JPS5833341 Y2 JP S5833341Y2 JP 10472777 U JP10472777 U JP 10472777U JP 10472777 U JP10472777 U JP 10472777U JP S5833341 Y2 JPS5833341 Y2 JP S5833341Y2
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hot water
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lever
cylinder
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JP10472777U
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JPS5431235U (ja
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義明 北村
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、湯と水とを混合して吐出させる水栓すなわ
ち湯水混合水栓に関し、更に詳しくは、湯と水との流量
調整及び温度調節を行う湯水混合水栓の調節弁の操作装
置に関する。
一般に、従来の湯水混合水栓は、その湯水の流量比率及
び温度調整を単一のレバーにより行っている。
第1図にその一例を示す。ここに、1は本体部、bは該
本体部aの後方中央部に取り付けられた軸受筒であって
、該軸受筒すに弁棒Cが軸方向の往復動(上下動)及び
回転動自在に支承されるとともに、軸受筒すの外方には
外筒dが回動自在に被冠されている。
そして、該外筒dにレバーハンドルeが前後動のみ自在
に軸fを介して枢支されるとともに、該レバーハンドル
eの後端を弁棒Cの上端に係止部材gを介して連結され
てなるものである。
この構造により、レバーハンドルeの前後動操作により
弁棒Cの下端のカムhを上下動させて流量比率の調整を
行い、また、レバーハンドルeの左右の回転操作により
弁棒Cのカムhを回転動させて温度調整を行うことがで
きる。
しかし、上記従来技術の操作装置(以下、レバーハンド
ル方式という)にあっては、■単一のレバー操作により
流量比率及び温度の調整を行うので、それらの一方のみ
を操作するとき他方に影響を与え、別々に正確な調整を
行うことが困難である、■弁棒Cの端部のカムhに水流
が衝突し、該水流の脈動等により弁棒Cひいてはレバー
ハンドルeが振へ安定した調整が行われ難い、等の欠点
を有する。
そこで、上記の欠点の生ずる原因を考察すればレバーハ
ンドルeが軸fを支点にてこ運動をなし、弁棒Cの動き
(特に軸方向移動)が係止部材gを介して拡大されるこ
とがその原因であるとみなされる。
本考案は上記知見に基づいて、弁棒に連動するレバーハ
ンドルの機構を廃して、レバーハンドル方式のもつ欠点
を改良して流量比率と温度との調整の正確さと設定時の
安定性を高めることのできる新たな調節弁操作装置を提
供することをその目的(技術的課題)とする。
本考案の湯水混合水栓の調整弁操作装置は上記目的を達
成するため、弁棒の操作を独立した2系統の操作部(す
なわち、上下動操作部及び回転動操作部)により行うこ
とをその基本的技術思想とする。
本考案は更に具体的には、次の構成を採る。
給湯用水栓部及び給水用水栓部を有し、該両水栓部には
給湯用及び給水用のバルブ装置が装着されてなり、該バ
ルブ装置と弁棒の下端のカムとの連動によってバルブ装
置の弁口の開閉を行う湯水混合水栓において、[F]湯
水混合水栓の本体部に内筒が固定して取り付けられ、■
上部にスリットを有する弁棒が、前記内筒内に左右回動
並びに上下動自在に内装され、■前記弁棒には、ハンド
ルを有するねじ杆と螺合関係により昇降する昇降筒が、
連結子を介して相対回転自在に取り付けられ、■レバー
を有するレバー付き回転外筒が前記内筒の外周に左右回
動自在に嵌装され、■前記弁棒と前記レバー付き回転外
筒とは、該レバー付き回転外筒に固定され前記内筒の筒
壁を貫通して前記弁棒のスリットに係合されるビスによ
り、共に左右回動ずべく連動されてなる、ことを特徴と
する。
ここに、ハンドル、ねじ杆、昇降筒及び連結子が弁棒の
上下動操作部を構成し、また、レバー、レバー付き回転
外筒、及びビスが弁棒の左右回転動操作部を構成するも
のである。
この構成において、ハンドルを回動すれば昇降筒が上下
動し、該昇降筒に連結子を介して取り付けられている弁
棒を上下動させ、流量比率の調整を行う。
また、レバーを回動すれば、内筒に遊挿されたビスが弁
棒を左右に回動させ、温度の調整を行・うものである。
本考案の湯水混合栓の調整弁装置は次の特有の効果を有
する。
■ 弁棒の上下動操作(すなわち流量調整)と左右回転
動操作(すなわち温度調整)とは独立した二系統の操作
部により行われるので、互いに干渉することなく、正確
な調整をすることができる。
■ 弁棒の−L下動操作はねじ杆のねじ送りによりなさ
れるので、流量調整が微細かつ確実にできるうえ、調整
された位置を安定的に維持できる。
以下、本考案の実施例を第2図以下の図面に基づいて説
明する。
第2図ないし第4図は本考案の一実施例を示す。
ここに、1は内部に混合室1Aを有する湯水混合水栓の
本体部であって、その前方上方に吐出管Hが、また、前
方下方にシャワーヘッド(図示せず)に連なる継ぎ手簡
■がそれぞれ切換え可能に取 付けられる。
2は内筒であって、本体部1の後部中央位置に継ぎ手簡
81を介して固定して取り付けられる。
該内筒2の内部下方部には弁棒挿通孔21が形成される
とともに、該弁棒挿通孔21の上位の筒壁部に横長孔2
2が形成される。
3は弁棒であって、内筒2の弁棒挿通孔21に回動並び
に上下自在に挿通される。
該弁棒3は、上部に縦割りのスリット31が形成される
とともに上端部にはねじ孔32が穿設され、下端に作用
頭部33A並びに非作用頭部33Bを有するカム33が
形成される。
4は昇降筒、5はねじ杆である。
両者は該昇降筒4の雌ねじ部41とねじ杆5の外周の雄
ねじ部52とによって螺合関係にあり、この螺合により
、ねじ杆5は回動が自在で上下動が拘束され、また、昇
降筒4は回動が拘束され上下動が自在とされる。
5Aはねじ杆5の上方に固着部材(ねじ)をもって一体
に固着したハンドルである。
6は昇降筒4の内部下端に該昇降筒4との相対回転を切
って取り付けられた連結子であって、その鍔部61を昇
降筒4に係合し、そのねじ部62を弁棒3の上端部に形
成されたねじ孔32にねじ込んで固定される。
上記の昇降筒4、ねじ杆5、ハンドル5A、及び連結子
6により弁棒3の「上下動操作部」を構成する。
7は外側に一体に張設されたレバー付き回転外筒であっ
て、内筒2の外周に密接して、かつ、該内筒2に対して
左右回動自在に嵌装される。
7Bは該レバー付き回転外筒7に固定され該レバー付き
回転外筒7の側壁部からその内径方向に向って張設され
たビスであって、その杆部を内筒2の横長孔22に貫通
するとともに弁棒3のスリット31内に挿通される。
該ビス7Bは本装置の組立ての際に取り付けられる。
上記のレバー7A、レバー付き回転外筒7の本体、及び
ビス7Bは弁棒3の「左右回動操作部」を構成する。
81,82はそれぞれ継ぎ手前、83.84はそれぞれ
カバー(又はユニオン)である。
なお、これらは、本装置にとって本質的部分ではなく、
適宜省略されるものである。
すなわち、内筒2が直接本体部1に取り付けられる態様
にあっては継ぎ手前81及びカバー83は省略される。
また、昇降筒4及びねじ杆5の動きを内筒2によって拘
束する態様を採れば継ぎ手前82は省略される。
9はバルブ装置であって、この湯水混合水栓の本体部1
の給湯用水栓部1B及び給水用水栓部1Cのそれぞれに
内装される。
該バルブ装置9はボール弁91(給水側ボール弁91A
、給湯側ボール弁91B)、弁口92、弁93、弁棒9
4、弁内筒95、通孔96Aを有する調整内筒96、及
びスプリング97より構成され、弁口92の開閉によっ
て湯又は水を混合室1人に送り込む機能をもつ。
すなわち、弁棒3のカム33に当接するボール弁91の
移動により弁棒94が軸方向に移動し、該弁棒94の連
動に関連して弁93が弁口92を開閉するものである。
上記のバルブ装置9は従来周知のものであり、バルブ装
置9の適用にあたってはこの構造に限られるものではな
い。
要は、弁棒3のカム33の動きに連動して給湯用水栓部
1B及び給水用水栓部1Cの弁口92の開閉を行って湯
及び/又は水を混合室1人に導入する構造のものであれ
ばよい。
吐出管Hとシャワーヘッドに連なる継ぎ手前■との切換
え機構は次の構造よりなる。
すなわち、1Dは本体部1の前方部に形成された分岐栓
部であり、該分岐栓部IDは弁口11.ねじ孔12、及
び弁挿口13よりなる。
また、Jは吐出管Hの端部下方に一体に形成された切換
え弁部であって。
区切り板J1.吐出管側連通口J2、シャワーヘッド側
連通口J3を有する。
該切換え弁部Jは分岐栓部1Dの弁挿口13より挿入さ
れて、該分岐栓部1D内に装着される。
次に、本実施例の湯水混合水栓の使用態様について説明
する。
(1)レバー7Aが中立位置にあって、湯水量を調整す
る場合:ハンドル5Aを一方方向に回動すると、そのね
じ杆に螺合されている昇降筒4が上昇して連結子6を介
して連結されている弁棒3を引上げる。
この場合、弁棒3のカム33の作用頭部33A及び非作
用頭部33Bとボール弁91A及び91Bとは第3図の
ように対応しているので、作用頭部33Aの上昇により
ボール弁91A、91Bは互いに離反する方向に変位し
て両弁棒94をスプリング97の弾力に抗して開弁方向
に移動させる。
この結果弁93は弁口92を開口し、同量の熱湯と冷水
とが両弁口92から通孔96Aを経て混合室1人に導入
され、該混合室1人内で適温に混合される。
その後、切換え弁部Jの吐出管側連通口J2、吐出管H
を通って適温の温湯を供給する。
(2)この給湯中に、給湯温度を下げる場合ニレバー7
Aを第2図の紙面手前方向へ回動すると、該レバー7A
の回転外筒7にビス7Bを介して連動する弁棒3も共に
同一の方向へ回動し、弁棒3の作用頭部33Aは依然と
して給水側ボール弁91人を加圧しているが、給湯側ボ
ール弁91Bは非作用頭部33Bに接触することにより
給湯用水栓部1Bの弁口92を絞って給湯を制限する。
(3)また、温湯がぬるく給湯温度を上げる場合は上記
(2)の逆の操作を行う。
(4)上記(1)〜(3)の給湯中に、シャワーヘッド
に切り換えるには、吐出管Hを左右何れかへ約1200
回動させると、切換え弁部Jが共に回転して吐出管側連
通口J2とシャワーヘッド側連通口J3との位置が入れ
替わって連通口J3と混合室1Aとが連通ずる。
この結果、温湯は連通口J3、弁口11、及び継手管■
に連結した耐圧管(図示せず)を経てシャワーヘッドに
供給される。
本考案は叙上の実施例のみに限定されるものではなく、
本考案の基本的技術思想の範囲内で種々設計変更が可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の単一レバ一方式の湯水混合水栓の構造を
示す。 第2図ないし第4図は本考案の湯水混合水栓の調整弁操
作装置の一実施例を示し、第2図はその縦断面図、第3
図は第2図のX−X線一部切欠き断面図、第4図イない
しへは本考案の各部材の拡大分解側断面図である。 1・・・・・・本体部、2・・・・・・内筒、3・・・
・・・弁棒、31・・・・・・スリット、33・・・・
・・カム、4・・・・・・昇降筒、5・・・・・・ネジ
、5A・・・・・・ハンドル、6・・・・・・連結子、
7・・・・・・レバー付き回転外筒、 7人・・・・・・レバー B ・・・・・・ビス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 給湯用水栓部及び給水用水栓部を有し、該両水栓部には
    給湯用及び給水用のバルブ装置が装着されてなり、該バ
    ルブ装置と弁棒の下端のカムとの連動によってバルブ装
    置の弁口の開閉を行う湯水混合栓において、 湯水混合水栓の本体部1に内筒2が固定して取り付けら
    れ、 上部にスリット31を有する弁棒3が、前記内筒2内に
    左右回動並びに上下動自在に内装され、前記弁棒3には
    、ハンドル5人を有するねじ杆5と螺合関係により昇降
    する昇降筒4が、連結子6を介して相対回転自在に取り
    付けられ、レバー7Aを有するレバー付き回転外筒7が
    、前記内筒2の外周に左右回動自在に嵌装され、前記弁
    棒3と前記レバー付き回転外筒7とは、該レバー付き回
    転外筒7に固定され前記内筒2の筒壁を貫通して前記弁
    棒3のスリット31に係合されるビス7Bにより、共に
    左右回動すべく連動されてなる、 ことを特徴とする湯水混合水栓の調節弁操作装置。
JP10472777U 1977-08-04 1977-08-04 湯水混合水栓の調節弁操作装置 Expired JPS5833341Y2 (ja)

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JP10472777U JPS5833341Y2 (ja) 1977-08-04 1977-08-04 湯水混合水栓の調節弁操作装置

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JP10472777U JPS5833341Y2 (ja) 1977-08-04 1977-08-04 湯水混合水栓の調節弁操作装置

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Publication Number Publication Date
JPS5431235U JPS5431235U (ja) 1979-03-01
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ID=29046352

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JP10472777U Expired JPS5833341Y2 (ja) 1977-08-04 1977-08-04 湯水混合水栓の調節弁操作装置

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JPS58114808U (ja) * 1982-01-30 1983-08-05 いすゞ自動車株式会社 内燃機関のブロ−バイガス還流装置

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JPS5431235U (ja) 1979-03-01

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