JPH0216421B2 - - Google Patents

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JPH0216421B2
JPH0216421B2 JP57212011A JP21201182A JPH0216421B2 JP H0216421 B2 JPH0216421 B2 JP H0216421B2 JP 57212011 A JP57212011 A JP 57212011A JP 21201182 A JP21201182 A JP 21201182A JP H0216421 B2 JPH0216421 B2 JP H0216421B2
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JP
Japan
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nozzle
cleaning
water
telescopic
toilet bowl
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JP57212011A
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Masami Iida
Tetsuhiro Katamune
Shigenari Kadomatsu
Yoshiaki Sugimoto
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Koito Industries Ltd
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Koito Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は局部を衛生的かつ快適に洗浄すること
のできる衛生洗浄装置の改良に関する。
従来、人体局部洗浄用の衛生洗浄装置には、便
座下面側に洗浄水を噴出するノズルを1または2
個進退可能に設けたものがある。ノズルを1個用
いるものはそのノズルの進退位置が一定であるの
で噴出位置は一ケ所となり肛門及びビデ洗浄の双
方を行うことができにくい構成となつている。ま
た1ノズル方式のものは、一般にノズル先端にキ
ヤツプ状の小筒を回転自在に取付けたもので、こ
の小筒に流量及び噴出力が異なるように2方式の
噴出孔を形成し、同小筒の回転によつて洗浄水噴
出形態を変えるようにしている。
しかし、ノズル先端の小筒を直接手等で触れて
回転させなければならないので、切換操作が煩雑
であるとともに、手が汚れて不衛生であるという
欠点があり、さらに上述のように噴出位置は一ケ
所であるので、肛門及びビデ洗浄の両方を行なう
には、その都度体を動かさなければならず不便で
あるという問題もある。
また、2本のノズルを便座下面側にその噴出位
置を互いに異にして進退可能に設けるものでは、
手動切換操作による上記の欠点を解消しようとす
るものではあるが、機構上大型化する必要があ
り、洗浄水の配管系も複雑となるのでメンテナン
ス及びコストの面で不利であり、またコンパクト
な設計が不可能であるという欠点がある。
更に、ノズルの位置を変えることによつて洗浄
位置も複数に設定できても、用途に応じた洗浄水
の最適な噴射形態が伴わなければ良好な洗浄は不
可能である。たとえば、洗浄水の指向性が不良で
あつたり洗浄水が散乱しやすいと、局部洗浄機能
の低下は免れ得ない。
そこで、本発明は、1本のノズルによつて複数
の洗浄位置からの洗浄水の噴射が簡単に行えると
同時に洗浄水の指向性や噴出状態を安定させて良
好な洗浄を可能とすることを目的とする。
以下、添付図面に示す一実施例に基いて本発明
を具体的に説明する。
第1図に本発明に係る衛生洗浄装置の一実施例
を示す斜視図が示されており、図中1は便器、2
は同便器1の後方端に垂設連結される洗浄水タン
ク、3は便座、4は便蓋である。さらに5は便器
1の正面側から観て〓状に同便器1後方端に連設
される給水加熱装置で、上記便座3、及び便蓋4
が回動自在に枢着されており、同給水加熱装置5
内には洗浄水を貯留するとともにシーズヒーター
等よりなる加熱体及び温水温度を検知する温度セ
ンサ等を備えた加熱器を構成する貯湯槽、同貯湯
槽内で加温される洗浄水温度を制御するとともに
後述する噴出部におけるノズルの挙動等、その他
電気的構成要素の全てを制御することのできる制
御部等が備えられており、また洗浄水を貯湯槽か
ら噴出部へ供給する配管系が所要の弁等を配して
設けられている。
6は便器1の略軸線位置に相当する部位の給水
加熱装置5に設けられ洗浄水を局部に噴出する噴
出部で、この噴出部6からの洗浄水噴出操作は給
水加熱装置5のパネル部5aに設けられる回ダイ
ヤル式の洗浄スイツチ5bにより、停止、肛門洗
浄及びビデ洗浄の切換えが行え、また噴出時の水
量調整も同様に回転式の水量調節摘み5cにより
行うことができる。
尚、給水加熱装置5への洗浄水の供給は水道に
直結する直接給水方式と、洗浄水タンク2から取
水する間接給水方式とがあるが、後者の場合に
は、一点鎖線で示すように洗浄水タンク2と給水
加熱装置5との間に給送管8を配管接続してお
く。
第2図及び第3図に噴出部6の要部が示されて
おり、同噴出部6は給水加熱装置5のケーシング
5d内であつて便器1の略軸線近傍に位置するも
ので、給水加熱装置5の底板5eに垂設される機
枠6a、同機枠6aに固着され便器1の便鉢1a
方向を指向し、かつ先端に角型のカバー部6bを
有するノズル本体6c、同ノズル本体6cの軸線
方向に進退自在に装着されるノズル部をなす伸縮
ノズル6d、同伸縮ノズル6dの進退駆動を行う
モータ6e、及び同モータ6eの回転を伸縮ノズ
ル6dの往復動に変換する板バネ6f等を主要素
として構成されている。
ノズル本体6cは機枠6aに固着される第1ノ
ズル本体6c1と先端側に着脱可能に取付けられる
第2ノズル本体6c2とにより構成される。第4図
に第2図の−矢視図であつて、第1ノズル本
体6c1の端面が示されており、6gは後述する伸
縮ノズルが摺動自在に嵌装される伸縮ノズル摺動
孔であり、第1ノズル本体6c1の軸線方向全長に
亘つて貫設される。また6hはタツプ穴で第5図
で示すようにビス6iにより第2ノズル本体6c2
がこのタツプ穴6hに螺着されて連結される。
尚、第4図において第1ノズル本体6c1の側方は
切欠されており、これは後述する伸縮ノズル位置
を検出するマグネツト・リードスイツチ機構のマ
グネツトが伸縮ノズルとともに移動可能となるよ
うにしたものである。
第2図と第3図において、第2ノズル本体6c2
には給水加熱装置5内の貯湯槽からの洗浄温水を
供給するためのホース(図示せず)を接続するエ
ルボ6jが一体的に連結され、同エルボ6jに連
通するように連絡路6kが中心方向に貫設され、
かつ同連絡路6kに連通するように伸縮ノズルへ
の流路を形成する環状凹部6lが形成される。さ
らに6mは同環状凹部6lをはさむようにして配
管されるU字状断面のパツキンである。
第6図と第7図に各々伸縮ノズル6dの断面図
と平面図が示されており、図示のように実質的に
2重管構造をなしている。図中20は中空管状の
筒体で、一端開口に前述した板バネ6fとの連結
用の連結金具21を嵌着するとともに、同連結金
具21には筒体20と同心的に伸延するパイプ2
2が取付られている。このパイプ22に連通する
ように連結金具21には半径方向に洗浄水の第1
流入口23が貫設されて外部に連通するととも
に、同様に筒体20の中途には第2流入口24が
貫設されており、第1流入口23からの洗浄水は
パイプ22内を、及び第2流入口24からのそれ
はパイプ22と筒体20とによつて画成される環
状流路F1を各々独立して流下することができる。
25は筒体20に嵌着されるとともに、パイプ2
2外径より所要量大きい内径を有して同パイプ2
2外周面との間に環状流路F2を画成できるよう
なノズルキヤツプである。同ノズルキヤツプ25
は一端側に凹窪25aが凹設され、さらに筒体2
0にはその所要位置であつて同筒体20の上部に
内周側に突出する突部20aが形成される。従つ
て、本例ではノズルキヤツプ25は例えばABS
樹脂等により製作するので同キヤツプ25の取付
けは凹窪25aと突部20aの嵌合により着脱自
在となすことができ、しかも正しい位置に取付け
られる。さらに26は連結金具21とノズルキヤ
ツプ25の所要位置に設けられるシールパツキン
である。
上記嵌合により接続された筒体20とノズルキ
ヤツプ25の組合体において、パイプ22を介し
て第1流入口23に連通するように例えば5穴の
第1噴出孔部27が、また環状流路F1,F2を介
して第2流入口24に連通するように例えば3穴
の第2噴出孔部28が各々形成される。この第
1、第2噴出孔部27,28は各々ビデ洗浄及び
肛門洗浄に適するような水勢が得られるように3
穴及び5穴に形成したものである。なお、第6図
に示すようにノズルキヤツプ25はパイプ20に
比べて肉厚が大きく、第1、第2噴出孔部27,
28の開口軸線の傾きは異なつている。このた
め、肉厚が小さい場合では噴出される洗浄水に指
向性を与えるには不十分であるが、孔の流れ方向
の長さを大きくすることによつて噴出される洗浄
水に方向性を持たせることができる。したがつ
て、穴数を異なるようにして洗浄水の水勢に強弱
を持たせしかも方向性を与えることで、ビデ用と
して第1噴出孔部27及び肛門洗浄用として第2
噴出部28をそれぞれ適正に利用することができ
る。
尚、第1流入口23と第2流入口24間の距離
はビデ洗浄位置と肛門洗浄位置間の間隔よりやや
短めに形成しておく。さらにノズルキヤツプ25
は筒体20の取付端から第1、第2噴出孔部2
7,28にかけて上下方向が縮小するように扁平
に形成する。すなわち、ノズルキヤツプ25は第
1、第2噴出孔部27,28を含む部分の外形を
平坦面状としており、各孔から噴出される洗浄水
は平面部分から放出される。たとえばノズルキヤ
ツプ25を円形断面として第7図のように噴出孔
部27,28の孔を周方向にも散らした場合で
は、噴出面が曲面となるため中央からの洗浄水は
局部に向けて直進しても、周方向に離れた孔から
の洗浄水は散乱しやすい。これに対し、第1、第
2噴出孔部27,28を含む部分を平坦面状とし
ておけば、複数の孔を開けた場合でも洗浄水の散
乱が防止され、噴出孔部27,28部分のノズル
キヤツプ25の肉厚を大きくしたことによる指向
性が更に良好となる。
上記構成の伸縮ノズル6dはノズル本体6cの
伸縮ノズル摺動孔6g内に摺動自在に装着される
とともにビス29を介して板バネ6fに連結さ
れ、モータ6eの作動により伸縮ノズル6dの進
退動を行う。モータ6eは伸縮ノズル6dの進退
速度を常に略一定に保つためにシンクロナスモー
タを用い、さらに減速機付きのものを使用する。
第2図において6nはモータ6eにより回転駆動
されるドラムであり、このドラム6nに板バネ6
fの一端を固着するとともに巻回し、同板バネ6
fの他端が伸縮ノズル6dの連結金具21に連結
してある。さらに6pはドラム6nから伸縮ノズ
ル6dまで配置される板バネ用ガイドであり、ド
ラム6nの回転により板バネ6fがこの板バネ用
ガイド6pに案内されつつ伸縮動を行ない、これ
により伸縮ノズル6dの進退運動が可能となるも
のである。
伸縮ノズル6dはその収納位置から肛門洗浄位
置若しくはビデ洗浄位置へと移動するが、この移
動ストロークは肛門洗浄時には伸縮ノズル6dの
第2流入口24が第8図で示すように第2ノズル
本体6c2の環状凹部6lに達するように、一方ビ
デ洗浄時には第9図で示すように第1流入口23
が環状凹部6lに達するようにして、各洗浄のた
めの流路を形成する。即ち、エルボ6j、連絡路
6k、環状凹部6lと第1、第2噴出孔部27,
28のいずれか一方が連通する形態をなすのであ
る。この伸縮ノズル6dのストロークを決定する
ものは、モータ6eの回動量に基くが、本実施例
ではリードスイツチを用いてモータ6eの駆動及
び停止を行うように構成する。即ち、第3図にお
いて伸縮ノズル6dと板バネ6fとの接続部分に
は取付金具30によつてマグネツトMが固着さ
れ、同マグネツトMに対向する側に第1ノズル本
体6c1に連結される支持枠Fにリードスイツチ
S1,S2,S3が設けられており、この両者によりモ
ータ6eの駆動及び停止を行うように制御回路を
構成するもので、リードスイツチS2,S3の位置を
適当になすことにより上記肛門洗浄及びビデ洗浄
に要する伸縮ノズル6dのストロークを確実に得
ることができるものである。
第10図及び第11図に水道管から給水加熱装
置5に直接給水する水道直結式の場合の洗浄水の
フローチヤート、及び洗浄水タンク2から給水加
熱装置5へ間接給水する場合のフローチヤートが
示されている。第10図のものは給水源(即ち水
道管)から洗浄水タンク2およひ給水加熱装置5
への二方向に流路が分岐し、所要のストレーナ、
逆止弁及び電磁弁VMを経て給水加熱装置5内に
水が流入し、同給水加熱装置5内では調圧弁を経
て貯湯槽に向う経路と、流量調整のため絞り弁を
経て直接排出される経路とに分れる。貯湯槽に至
つた洗浄水はヒータにより加熱され逆流防止用の
バキユームブレーカを経たのちエルボ6jからノ
ズル本体6c及び伸縮ノズル6dに達して吐水さ
れる。また貯湯槽に流入しない経路の洗浄水は絞
り弁及びバキユームブレーカを経て排出される
が、この排出水はノズル本体6cのカバー部6b
に排出口を有するドレンDにより行う。
また、第11図においては洗浄水タンク2から
給送管8により給水加熱装置5内に供給するもの
で、同装置内に内蔵された電磁ポンプPにより水
を貯湯槽に送り込み、噴出部6の伸縮ノズル6d
から吐水する構成となつている。
尚、電磁ポンプPを位相制御することにより、
噴出部6よりの水勢を調整できる。
以下、第10図で示した直接給水の場合の洗浄
水吐水について述べる。洗浄水の吐水は電磁弁
VMの開弁によつて行うが、この電磁弁VMの開閉
弁操作はマグネツトMと各リードスイツチS1
S2,S3とによる伸縮ノズル6dの位置検出信号を
受けて制御部によりなされ、またモータ6eの駆
動も同様に伸縮ノズル6dの位置検出に基いて適
時オン、オフを行うものであり、以下洗浄時の手
順について述べる。
まず肛門洗浄の場合には、洗浄スイツチ5bを
肛門洗浄側にオンさせると、モータ6eが回転
し、ドラム6n及び板バネ6fにより伸縮ノズル
6dが便鉢1a方向へ第2図で示すように位置
L1まで伸出し、マグネツトMがリードスイツチ
S2位置に達すると両者の対応による信号を制御部
が受けてモータ6eが停止する。この時、前述し
たように伸縮ノズル6dのストローク調整により
第2流入口24が給水源側のエルボ6jに連絡路
6k及び環状凹部6lを介して連通する第8図と
ともに、電磁弁VMも同時に開弁するので貯湯槽
から快適温度の洗浄水が環状流路F1,F2を流下
し、第2噴出孔部28より吐出されて肛門洗浄を
行うことができる。洗浄終了後は洗浄スイツチ5
bをオフとすれば電磁弁VMが閉弁して吐出が停
止し、同時にマグネツトM及びリードスイツチS2
による信号を受けた制御部によりモータ6eが逆
転し、伸縮ノズル6dは収納部位即ち非作動位置
へ移動し、同移動に伴つてマグネツトMとリード
スイツチS1が対応した時点でモータ6eが停止し
て伸縮ノズル6dはノズル本体6c内に収納され
洗浄の一過程を完了する。
一方、ビデ洗浄の場合は洗浄スイツチ5bをビ
デ洗浄側にオンし、これにより上記と同様に伸縮
ノズル6dが伸長するが、この場合制御回路の構
成によりマグネツトMがリードスイツチS3に対応
するまで伸長可能であり、これによりエルボ6j
と第1流入口23とが連通し、かつ電磁弁VM
開弁により第2図において位置L2に達した第1
噴出孔部27より洗浄水が噴出されて洗浄が行
え、終了後は洗浄スイツチ5bをオフにすること
により上記と同様にマグネツトMとリードスイツ
チS1との対応によつて伸縮ノズル6dの収納が行
えるものである。
また、洗浄スイツチ5bを肛門洗浄からビデ洗
浄、あるいはビデ洗浄から肛門洗浄に切換える
と、一端電磁弁VMが閉弁してからモータ6eが
回転し始めて伸縮ノズル6dが移動し、伸縮ノズ
ル6dが所定の位置に達してから再び電磁弁VM
が開弁して洗浄を開始する。
尚、第11図の間接給水方式の場合では、電磁
弁VMの開閉の代りに電磁ポンプPを作動あるい
は停止させることにより、上記と同様な洗浄形態
が得られる。
本実施例では、第1、第2噴出孔部を伸縮ノズ
ルの所定位置に設け、2つの洗浄位置で形態の異
なる洗浄水噴出を行うようにしたが、流入口を3
個以上設け、洗浄形態を異にすることができるよ
うに同数の噴出孔部を独立した流路にて各流入口
に連通するように形成すれば、複数位置での洗浄
水噴出形態の異なる洗浄を行うことができる。
また、ノズル本体6cにおいてパツキン6mを
有する第2ノズル本体6c2はビス6iにより容易
に取外すことができるので、パツキン6mが摩耗
した場合でも交換が簡単に行え、シール性を向上
することができるという利点もある。
以上のように本発明によれば一つの噴出部によ
つて洗浄位置と洗浄水噴出形態が異なる複数の噴
出系をなすことができる構成となしたので、噴出
部を構成する部品点数が少数となり、製作費が安
価であるとともに故障も少なくなり、かつ一噴出
部にまとめたことにより容量が小となり占有スペ
ースを低減できるので便器の形状に制約を受ける
ことがなく設計変更等が自在であるという効果が
ある。更に、噴出孔は肉厚のノズルキヤツプに開
けられているので、洗浄水の噴出方向に十分な指
向性を与えることができ、洗浄水の噴出形態との
組み合わせによつて快適な洗浄が可能となる。ま
た、噴出孔部を含むノズルキヤツプの外形を平坦
面状としているので、曲面の外形とした場合では
周方向に中心から離れた孔からの洗浄水が散乱し
やすいのに比べて、洗浄水の乱れを抑えることが
できる。このため、ノズルキヤツプの肉厚を大き
くして洗浄水の指向性を高めることと相伴つて良
好な洗浄水の噴射が可能となり、効率的な洗浄が
行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る衛生洗浄装置の斜視図、
第2図は噴出部の要部を示す断面図、第3図は同
一部切欠平面図、第4図は第2図の−線矢視
による第1ノズル本体の端面図、第5図は同第2
図の−線矢視図、第6図は伸縮ノズルの縦断
面図、第7図は同伸縮ノズルの平面図、第8図は
伸縮ノズルの第2流入口と第2ノズル本体の環状
凹部が整合して流路を連通させた状態を示す断面
図、第9図は伸縮ノズルの第1流入口と第2ノズ
ル本体の環状凹部が整合して流路を連通させた状
態を示す断面図、第10図は直接給水の場合の洗
浄水の流れを示すフローチヤート、第11図は間
接給水の場合の洗浄水の流れを示すフローチヤー
トである。 1……便器、6d……伸縮ノズル、1a……便
鉢、6e……モータ、5……給水加熱装置、6f
……板バネ、6……噴出部、27……第1噴出孔
部、6c……ノズル本体、28……第2噴出孔
部、23……第1流入口、24……第2流入口、
25……ノズルキヤツプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 便器と、温水を噴出して局部を洗浄する噴出
    部と、該噴出部へ温水を供給する給水加熱装置と
    を備えてなり、前記噴出部を、便器の便鉢方向を
    指向して設けられるノズル本体と、該ノズル本体
    内に同様に便鉢方向を指向して摺動可能に装着さ
    れる伸縮ノズルと、該伸縮ノズルを洗浄位置とノ
    ズル本体内収納位置間を往復進退動させる駆動手
    段とより構成し、 前記ノズル本体の周壁に給水加熱装置からの洗
    浄水流路を接続し且つ該洗浄水流路を前記伸縮ノ
    ズルの周面に向けて開け放ち、 前記伸縮ノズルの周壁に、複数の流入口を該伸
    縮ノズルの軸線方向に間隔をおいて別々に開け、 前記駆動手段により前記伸縮ノズルを洗浄位置
    に設定したとき、前記ノズル本体の周壁に開けた
    洗浄水流路と前記伸縮ノズルの流入口とが整合可
    能とした衛生洗浄装置において、 前記伸縮ノズルの先端にノズルキヤツプを取り
    付け、 該ノズルキヤツプの周壁に洗浄水噴出方向及び
    噴出形態を異とする複数の噴出孔部を開けるとと
    もに内部に各噴出孔部に独立して連通する流路を
    前記別々に開けた流入口との間にそれぞれ形成
    し、 前記ノズルキヤツプは、少なくとも前記噴出孔
    部を含む領域の肉厚を大きくすると共に外形を平
    坦面状としたことを特徴とする衛生洗浄装置。
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