JP2791027B2 - 浴槽への噴流の切換装置 - Google Patents

浴槽への噴流の切換装置

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JP2791027B2
JP2791027B2 JP63005987A JP598788A JP2791027B2 JP 2791027 B2 JP2791027 B2 JP 2791027B2 JP 63005987 A JP63005987 A JP 63005987A JP 598788 A JP598788 A JP 598788A JP 2791027 B2 JP2791027 B2 JP 2791027B2
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勉 尼木
秀彦 岸江
治成 津坂
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、浴槽への噴流の切換装置及び切換弁に関
し、詳しくは全体としての構成及び操作を簡素化しよう
とする技術に係るものである。
[従来の技術] 従来、浴槽に背中側噴射ノズル、足側噴射ノズル及び
体側(サイド)のような第3の噴射ノズルを形成して、
これらの夫々の噴射ノズルから例えば気泡を含んだ噴流
を噴出するのに、第7図に示すように噴流水を2個の吐
出口6,6のうちいずれかの吐出口6から吐出する状態及
び両吐出口6,6から同時に吐出することができる三方弁
5を第6図に示すように2個使用するものとなってい
た。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このように三方弁5を2個使用するものに
おいては、三方弁5の開閉パターンに限界があり、2個
の三方弁5,5を組み込む配管工事が面倒になり、加えて
2個の三方弁5,5の夫々の摘みを操作しなければなら
ず、施工性並びに操作性に問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、四方弁を採用すること
で、三方弁を2個使用するものに比べて施工性及び操作
性を高め、その構成も簡素化することができる浴槽への
噴流の切換装置を提供することにある。又、本発明の他
の目的とするところは、背中側噴射ノズル、足側噴射ノ
ズル及び第3の噴射ノズルの3者の切換えを行える弁自
体を一層操作性を高める浴槽への噴流の切換装置を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の浴槽への噴流の切換装置は、浴槽Bに設けた
背中側への背中側噴射ノズル1と足側への足側噴射ノズ
ル2、及び体側部側への噴射ノズル3の3者に選択して
噴流水を供給すべく四方弁4を構成し、四方弁4は、円
筒体の弁棒8にその軸芯方向に位置をずらせて3個の弁
部分10a,10b,10cを吐出口9a,9b,9cに対応させて形成
し、3個の弁部分10a,10b,10cのうち第1の弁部分10aを
円筒体の直径方向に対向する90°の領域を有する一対の
90°領域体16a,16aから構成し、第2の弁部分10bを上記
一対の90°の領域の一方の領域の端縁を起点Sとしてそ
の反対側に円筒体の180°の領域を有する180°領域体16
bから構成し、第3の弁部分10cを上記起点Sから第2の
弁部分10bと同方向に円筒体の270°領域を有する270°
領域体16cから構成して成ることを特徴とするものであ
る。
[作用] このように、浴槽Bに設けた背中側への背中側噴射ノ
ズル1と足側への足側噴射ノズル2及び体側部側に対す
る噴射ノズル3への噴流水の供給を切換える四方弁4を
備えることによって、三方弁を2個設けるものに比べて
配管構成を簡素化し、かつ三方弁の夫々の摘みを操作す
るのに比べてその操作性も向上させ、施工性、操作性及
び全体構成を簡素化したものである。
そして、四方弁4は、円筒体の弁棒8にその軸芯方向
に位置をずらせて3個の弁部分10a,10b,10cを吐出口9a,
9b,9cに対応させて形成し、3個の弁部分10a,10b,10cの
うち第1の弁部分10aを円筒体の直径方向に対向する90
°の領域を有する一対の90°領域体16a,16aから構成
し、第2の弁部分10bを上記一対の90°の領域の一方の
領域の端縁を起点Sとしてその90°の領域とは反対側に
円筒体の180°の領域を有する180°領域体16bから構成
し、第3の弁部分10cを上記起点Sから第2の弁部分10b
と同方向に円筒体の270°領域を有する270°領域体10c
から構成することによって、弁棒8を90°単位で回転操
作することで、3個の吐出口9a,9b,9cの切換えを順番に
行い、浴槽への噴流の切換装置として好適なものにした
ものである。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図及び第2図に示すように、浴槽Bの外部にポン
プ11を配し、浴槽Bの底部近くから導出された導出管12
にて湯水をポンプ11にて吸引し、この湯水をポンプ11の
吐出側の返流管13を介して浴槽Bに設けた入浴者の背中
側への背中側噴射ノズル1と足側への足側噴射ノズル2
と体側(サイド)側への噴射ノズル3の3者の噴射ノズ
ル1,2,3のうち、背中側噴射ノズル1と足側噴射ノズル
2との2者から同時に噴出させる等のように、噴出形態
を種々に切換えることができるようにしてある。浴槽B
に噴出させる噴流中に気泡を混入させて、ジェット状に
噴出してマッサージ効果等を得るようにしてもよい。
第3図は四方弁4を示していて、背中側噴射ノズル
1、足側噴射ノズル2及び第3の噴射ノズル3の3者へ
の噴流水の切換えを行うことができるようにしてある。
以下その構成を詳述する。
円筒状のケーシング7に円形の弁棒8を回転操作自在
に設けてある。弁棒8の上端には摘み14を取付けて、摘
み14を回転操作させることで、手動で弁棒8を回転操作
し、手動にて噴流水の供給方向を切換えることができる
ようにしてある。そしてケーシング7にその軸芯方向に
位置をずらせて3個の吐出口9a,9b,9cを形成してある。
第3図において左側上部の第1の吐出口9aを足側用とし
てあり、足側噴射ノズル2に配管接続してある。第3図
の左側下部の吐出口9cをサイド用としてあり、第3の噴
射ノズル3に配管接続してある。そして第3図の右側の
吐出口9bを背中側用としてあり、背中側噴射ノズル1に
配管接続してある。ケーシング7の下端には吸入口15を
形成してある。図中17はOリングである。
弁棒8は円筒状であり、その軸芯方向に位置をずらせ
て3個の弁部分10a,10b,10cを上記吐出口9a,9b,9cに対
応させて形成してある。3個の弁部分10a,10b,10cのう
ち、第1の弁部分10aを第4図(b)のように、円筒体
の直径方向に対向して夫々略90°の領域を有する一対の
90°領域体16a,16aから構成してある。第2の弁部分10b
を第4図(c)のように円筒体の略180°の領域を有す
る180°領域体16bから構成してある。第3の弁部分10c
を第4図(d)のように円筒体の270°の領域を有する2
70°領域体16cから構成してある。弁棒8の下端は第4
図(e)に示すように円筒状に形成してある。
しかして摘み14を握っての回転操作により、第5図
(b)の弁棒8の操作位置においては、吐出口9aを開口
させて足側噴射ノズル2から噴流を噴出し、吐出口9b,9
cを閉塞して、背中側噴射ノズル1及び第3の噴射ノズ
ル3からの噴出を停止させる。次に摘み14を90°回転さ
せて弁棒8を第5図(c)に示す操作位置に回すと、吐
出口9a,9cが閉じて、足側噴射ノズル2及び第3の噴射
ノズル3からの噴出が停止され、吐出口9bが開き、背中
側噴射ノズル1のみから噴出が行なわれる。次に摘み14
を介して弁棒8を更に90°回転させて第5図(d)に示
す操作位置にまで回すと、吐出口9a,9bが開き、足側噴
射ノズル2及び背中側噴射ノズル1から同時に噴出が行
なわれ、吐出口9cが閉じ、第3の噴射ノズル3からの噴
出が停止される。更に90°回転させた第5図(e)に示
す操作位置においては、吐出口9a,9bが閉じ、足側噴射
ノズル2及び背中側噴射ノズル1からの噴出が停止さ
れ、吐出口9cが開き、第3の噴射ノズル3から噴出が行
なわれる。
以上のように、浴槽Bに設けた背中側への背中側噴射
ノズル1と足側への足側噴射ノズル2とこれら背中側噴
射ノズル1及び足側噴射ノズル2以外の第3の噴射ノズ
ル3への噴流水の供給を切換える四方弁4を備えること
で、三方弁を2個設けるものに比べて配管構成を簡素化
し、かつ三方弁の夫々の摘みを操作するものに比べてそ
の操作性も向上させ、施工性、操作性及び全体構成を簡
素化できるものである。しかも弁棒8にその軸芯方向に
位置をずらせて3個の弁部分10a,10b,10cを吐出口9a,9
b,9cに対応させて形成し、3個の弁部分10a,10b,10cの
うち第1の弁部分10aを円筒体の直径方向に対向して夫
々90°の領域を有する一対の90°領域体16aから構成
し、第2の弁部分10bを円筒体の180°の領域を有する18
0°領域体16bから構成し、第3の弁部分10cを円筒体の2
70°の領域を有する270°領域体16cから構成すること
で、弁棒8を90°単位で回転操作して、3個の吐出口9
a,9b,9cの切換えを順番に行い、浴槽Bへの噴流の切換
装置として好適なものにできるのである。
上記各領域体16a,16b,16cはその閉弁状態において、
対応する吐出口9a,9b,9cとの間に若干の隙間が構成され
るようにしてあり、浴槽B内の湯水を抜く場合に、各噴
射ノズル1,2,3側の配管から排水するようにして、各配
管に湯水が残留することがないようにしてある。
[発明の効果] 本発明の請求項1にかかる発明においては、浴槽に設
けた背中側への背中側噴射ノズルと足側への足側噴射ノ
ズル、及び体側部側への噴射ノズルの3者に選択して噴
流水を供給すべく四方弁を構成し、四方弁は、円筒体の
弁棒にその軸芯方向に位置をずらせて3個の弁部分を吐
出口に対応させて形成し、3個の弁部分のうち第1の弁
部分を円筒体の直径方向に対向する90°の領域を有する
一対の90°領域体から構成し、第2の弁部分を上記一対
の90°の領域の一方の領域の端縁を起点としてその反対
側に円筒体の180°の領域を有する180°領域体から構成
し、第3の弁部分を上記起点から第2の弁部分と同方向
に円筒体の270°領域を有する270°領域体から構成して
あるから、つまり、円筒状の弁棒に一対の90°領域体、
180°及び270°の領域体に形成することで、円筒体の内
部を通過する噴射水の噴射の勢いを阻害することをでき
るだけ回避することができ、かつ、背中側への背中側噴
射ノズル、足側への足側噴射ノズル、及び体側部側への
噴射ノズルの3者に選択して噴射水を供給することがで
き、噴流水の噴射によるマッサージ効果等を高めること
ができ、浴槽への噴射水の切換装置において有効である
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体側面図、第2図は同上
の平面図、第3図は同上の切換弁の断面図、第4図
(a)は同上の側面図、第4図(b)は第4図(a)の
X−X線断面図、第4図(c)は第4図(a)のY−Y
線断面図、第4図(d)は第4図(a)のZ−Z線断面
図、第4図(e)は第4図(a)の底面図、第5図
(a)は同上の切換弁の概略側面図、第5図(b)
(c)(d)及び(e)は同上の各吐出口における切換
え状態を示す説明図、第6図は従来例の配管構成を示す
説明図、第7図は従来例の三方弁の切換え状態を示す説
明図であり、1は背中側噴射ノズル、2は足側噴射ノズ
ル、3は第3の噴射ノズル、4は四方弁である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−119424(JP,U) 実開 昭55−126826(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61H 23/00 A47K 3/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽に設けた背中側への背中側噴射ノズル
    と足側への足側噴射ノズル、及び体側部側への噴射ノズ
    ルの3者に選択して噴流水を供給すべく四方弁を構成
    し、四方弁は、円筒体の弁棒にその軸芯方向に位置をず
    らせて3個の弁部分を吐出口に対応させて形成し、3個
    の弁部分のうち第1の弁部分を円筒体の直径方向に対向
    する90°の領域を有する一対の90°領域体から構成し、
    第2の弁部分を上記一対の90°の領域の一方の領域の端
    縁を起点としてその反対側に円筒体の180°の領域を有
    する180°領域体から構成し、第3の弁部分を上記起点
    から第2の弁部分と同方向に円筒体の270°領域を有す
    る270°領域体から構成して成ることを特徴とする浴槽
    への噴流の切換装置。
JP63005987A 1988-01-14 1988-01-14 浴槽への噴流の切換装置 Expired - Lifetime JP2791027B2 (ja)

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JP2007209563A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Toto Ltd 浴槽装置
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