JPH02253869A - 気泡噴射ヘッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、主として浴室で用いる気泡噴射ヘッドに関す
る。

（従　　来　　技　　術　　） 近年、例えば特開昭８３−２７４４１８号公報に示され
ているごとく　浴槽中に気泡を発生させて、その気泡の
マツサージ効果などにより身体の疲れをいやすための装
置が開発されている。

前記公報に示されている装置は、浴槽中に設置するケー
シング内に、モータと該モータにより駆動するポンプと
エジエクタとを設け、モータ駆動により、前記ポンプで
吸引加圧した浴槽内の湯に空気を、前記エジェクタを介
して混入させて、気泡を含んだ湯を前記ケーシングに設
けた噴射口から浴槽内に噴射させるようにしている。

（発明が解決しようとする課題） ところで前記公報に開示された装置にあっては、気泡混
入量と噴射液量とが常に一定であって、これら気泡混入
量と噴射液量とを全く変えることができないため、気泡
噴射液が身体に与える感じ及びマツサージ効果が不変で
あると云う不具合がある。

本発明は以上の実情に鑑みて開発したものであって、気
泡混入量と噴射液量とを使用者の好み及び使用目的に応
じて自由に調整することの出来る気泡噴射ヘッドを提供
するにある。

（課題を解決するための手段） しかして本発明は、ポンプ装置に連通連結される吸水口
（４１）と、この吸水口（４１）に絞り部（４２）及び
負圧室（３０）を介して連通ずる噴射口（３２）とをも
ったヘッド本体（１）に、前記負圧室（３０）に連通す
る所定の長さをもった空気導入管（６）と、前記負圧室
（３０）に連通ずる少なくとも１つの導水口（３３）と
を設けると共に、この導水口（３３）を開閉制御する調
整体（３６）を設けたことを特徴とするものである。

（作　　　　用　　） 本発明によれば、前記調整体（３６）を操作して前記導
水口（３６）の開口量を調整することにより閉で、気泡
混入量及び噴射液量を自由に調整することが出来る。

（実　　施　　例　　） 以下本発明にかかる気泡噴射ヘッドを図面に示す実施例
に従って説明する。

図において符号（１）で示すヘッド本体は、−側面に空
気導入管（６）の連結筒部（２１）を一体形成した有底
筒状のボディ（２）と、前記筒状ボディ（２）の開口部
に、該筒状ボディ（２）と同一軸線を中心として回転自
由に組付けた筒状体（３）とから成り、前記ボディ（２
）内には、吸水管（７）を接続する吸水口（４１）と、
絞り部（４２）と、前記吸水口（４１）と絞り部（４２
）とを連絡する第１流水路（４４）とを備えたノズル体
（４）を組付けて、前記吸水口（４１）を前記連結筒部
（２１）の上端開口と対向させている。

前記筒状体（３）の内部には、該筒状体（３）の遊端開
口部を閉鎖する鍔部をもった内筒（３１）を組込んで、
該内筒（３１）の一端開口を前記ノズル体（４）の絞り
部（４２）と対向させ、他端開口を噴射口（３２）と成
す一方、前記筒状体（３）内部における前記絞り部（４
２）近傍周りを負圧室（３０）としている。

また前記筒状体（３）の遊端部外層に半径方向に貫通す
る複数の長孔状導水口（３３）を周方向に所定間隔を置
いて形成して、該導水口（３３）を前記負圧室（３０）
に、前記筒状体（３）の内周と前記内筒（３１）の外周
との間に形成される第２流水路（３４）を介して連通さ
せる一方、前記筒状体（３）の遊端部外層には、前記導
水口（３３）に対応する複数個の透孔（３５）を存する
円筒状の調整体（３θ）を回転自由に支持して、該調整
体（３６）の回転操作により、前記導水口（３３）を開
閉して、該導水口（３３）の開口量を調整するようにし
ている。

また図に示す実施例では、前記ボディ（２）の上部周壁
に、前記第１、第２流水路（４４）（３４）及び負圧室
（３０）とは区画された収容室（２０）を設けて、この
収容室（２０）内にリードスイッチからなるスイッチ体
（５）を埋設する一方、前記ボディ（２）の外側壁に操
作体（５０）を枢軸（５１）を介して揺動自由に支持し
て、該操作体（５０）の遊端部を前記スイッチ体（５）
と対向する位置まで延設し、該操作体（５０）の前記ス
イッチ体（５）と対向する部位に、該スイッチ体（５）
を動作させるマグネット（５２）を組込み、前記操作体
（５０）の揺動操作により、前記マグネット（５）を前
記スイッチ体（５）上に位置させた時、該マグネット（
５２）の磁力で前記スイッチ体（５）をオン動作させ、
また前記操作体（５０）の揺動操作により、前記マグネ
ット（５２）を前記スイッチ体（５）から離した時には
前記スイッチ体（５）をオフ動作させるようにしている
。

以上の構造から成るヘッド本体（１）は、前記ボディ（
２）の連結筒部（２１）に弾性変形可能で且つ所定長さ
の空気導入管（８）の一端開口部を、ジｇインド筒（６
０）を介して接続しているのであって、また前記吸水口
（４１）には、前記連結筒部（２１）及び空気導入管（
６）の内径よりも−回り小径の外径からなる弾性変形可
能な吸水管（７）の一端開口部を接続すると共に、該吸
水管（７）を前記空気導入管（６）内を通している。

また前記吸水管（７）の遊噛を、モータ（Ｍ）で駆動さ
れるポンプ装置（Ｐ）の吐出口に接続している。尚、ポ
ンプ装置ＣＰ）は、その吸入口を、吸入ホースなどを介
して浴槽（Ｂ）などの温源に連通させているが、その他
、夏季においては、水源に連通させていもよいことは勿
論である。

一方、前記スイッチ体（５）から延びる導電線（５３）
は、前記連結筒部（２１）の内周と前記吸水管（７）の
外周との間の隙間（Ｓ）から前記空気導入管（８）内を
通し、トランス、パワーリレー等の制御器を介して前記
ポンプ装ｇｔ　（Ｐ）のモータ（Ｍ）に接続している。

尚、一端を前記連結筒部（２１）に接続された空気導入
管（６）は、その他端を前記ポンプ装置ｆ　（Ｐ）側に
延ばして、大気に開口させるのである。

又、前記ポンプ装置（Ｐ）は、吐出量５．６！／■ｉｎ
、吐出圧１０にτ／Ｃ１８程度の容量をもったものを使
用するのである。

しかして気泡のでない一般的なシャワーヘッドと同様、
浴室内で使用者が手に持って用いるのであって、この手
に持った状態で前記操作体（ＳＯ）を操作することがで
きるのである。そして、この操作体（５０）の操作によ
り前記スイッチ体（５２）をオン動作させ、前記ポンプ
装［（Ｐ）のそ−タ（Ｍ）を駆動させると、浴槽（Ｂ）
などの温源の湯がポンプ装置（Ｐ）で吸い上げられて前
記吸水管（７）を通り、前記ノズル体（４）の絞り部（
４２）で絞られた上で該絞り部（４２）から前記噴射口
（３２）に向けて約１０ｋｇ／ｃｓ”程度の高圧で噴出
するのであり、該絞り部（４２）からの湯の噴出に伴い
、前記負正室（３０）が負圧になって、前記空気導入管
（６）によって導かれる空気が、前記負圧室（３０）に
吸引されて前記絞り部（４２）から内筒（３）内に噴出
する湯に混入し、前記噴射口（３２）から高圧の湯が噴
き出すのである。

従って気泡噴射ヘッドを浴槽（Ｂ）内に入れて使用する
ことにより、前記負圧室（３０）に吸引されて、内筒（
３）内で湯に混入した空気が気泡となって、湯と共に噴
射口（３２）から噴射できるのである。

しかして、使用者はヘッド本体（１）を片手に持って、
前記噴射口（３２）を身体の所望部位と対向させるだけ
で、多量の気泡を含んだ高圧の噴出湯を身体の特定部位
に確実に作用させることが出来る。

そしてかかる状態において前記調整体（３６）を回転さ
せて、前記導水口（３３）を開口させると、前記ヘッド
本体（１）が渦中にある場合は、浴槽（Ｂ）内の湯が前
記導水口（３３）から前記第２流水路（３４）を介して
前記負王室（３０）に引き込まれて、前記絞り部（４２
）から吐出する湯と合流し、前記噴射口（３２）から噴
射する湯量及び該湯の気泡混入量が任意変化するのであ
る。即ち、導水口（３３）の開口量を最大にすると、該
導水口（３３）から負圧室（３０）内に導入される湯量
が多くなって、前記空気導入管（６）から負圧室（３０
）内に空気が導入されにく−なるため、気泡混入量は少
なくなり、噴射湯量は例えば最大６８１２．／ｍｌｎと
多くなるのであり、又、前記導水口（３３）の開口量を
小さくすると、該導水口（３３）から負圧室（３０）内
に導入される湯量が少なくなって、空気導入管（６）か
ら負圧室（３０）内に空気が導入され易くなるため、気
泡混入量は多くなり、噴射湯量は例えば最小５．θＬ／
１ｅｌｎと少なくなるのであり、又、場面に対し深い箇
所で使用する程、導水口（３３）に入る１圧が高くなっ
て該導水口（３３）の開口量が小さくても負圧室（３０
）内に導入される湯量が多くなるため、空気導入管（６
）から負圧室（３０）内に空気が導入されにく＼なり、
気泡混入量が現象して噴射湯量が増大するのである。

従って使用者は前記調整体（３８）の回転操作により、
前記導水口（３３）の開口量を調整するだけの簡単な操
作で、好みの気泡混入量の湯を身体に浴びることが出来
、マツサージ効果を自由に調整出来るのである。

また浴槽外で使用する場合は、前記ノズル本体（１）を
片手に持って、好みに応じた部位に約１０ｋｇ／ａｍ”
程度の高圧の噴射湯をシャワーのように自由に浴びるこ
とができるである。

尚、本発明の気泡噴射ヘッドは、吸水口（４１）に弾性
変形可能な吸水管（７）を接続すると共に、弾性変形可
能な空気導入管（６）を使用して、使用者が手に持って
自由に使用できる手持ち式とする他、例えば浴槽に放置
したり、或いは浴槽内にポンプ装置と共に据え置いて使
用する固定式としてもよい。この場合、前記空気導入管
（６）は、浴槽外に開口する長さがあればよい。

又、前記導水口（３３）は実施例の如く複数個設けるの
が好ましいのであるが、１個であってもよい。

又、前記調整体（３６）は、ヘッド本体（１）に対し回
転可能とする他、例えば噴射口（３２）の中心線方向に
スライド可能としてもよいのである。

（発明の効果　） 以上のごとく本発明は、ポンプ装置に連通連結される吸
水口（４１）と、この吸水口（４１）に絞り部（４２）
及び負圧室（３０）を介して連通ずる噴射口（３２）と
をもったヘッド本体（１）に、前記負圧室（３０）に連
通ずる所定の長さをもった空気導入管（６）と、前記負
圧室（３０）に連通する少なくとも１つの導水口（３３
）とを設けると共に、この導水口（３３）を開閉制御す
る調整体（３６）を設けたことにより、前記調整体（３
６）を操作するだけの非常に簡単な操作で、気泡混入量
と噴射液量とを使用者の好み及び使用目的に応じて自由
に調整することができるのである。従って、使用者の好
みに応じた感触を楽しむことができると共に、使用者に
合ったマツサージ効果を得ることができるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる気泡噴射ヘッドの一実施例を示
す断面図、第２図は第１図■−■線断面図である。 （１）・・・・・・ヘッド本体 （３０）・・・・負圧室 （３３）・・・・導水口 （４１）・・Ｓ・給水口 （４２）・・・・絞り部 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）ポンプ装置に連通連結される吸水口（４１）と、こ
   の吸水口（４１）に絞り部（４２）及び負圧室（３０）
   を介して連通する噴射口（３２）とをもったヘッド本体
   （１）に、前記負圧室（３０）に連通する所定の長さを
   もった空気導入管（６）と、前記負圧室（３０）に連通
   する少なくとも１つの導水口（３３）とを設けると共に
   、この導水口（３３）を開閉制御する調整体（３６）を
   設けたことを特徴とする気泡噴射ヘッド。