JP3218699B2 - ショルダー吐水浴槽 - Google Patents
ショルダー吐水浴槽Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、浴湯を昇温させて入浴
者の肩等に吐出可能としたショルダー吐水浴槽に関す
る。
者の肩等に吐出可能としたショルダー吐水浴槽に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、入浴者の肩等に浴湯を吐出可能と
したショルダー吐出浴槽の一形態として、特開昭64-464
60号公報に記載されているように、浴槽本体と二段イン
ペラー型ポンプとの間に浴湯吸込パイプと浴湯吐出パイ
プとからなる浴湯循環パイプを介設すると共に、浴湯吐
出パイプの先端吐出口を浴槽本体の縁部に配設して、同
先端吐出口より浴湯を吐出させて、浴槽本体内で入浴し
ている入浴者の肩等に当てることにより、肩こり解消等
のマッサージ効果が得られるようにしたものがある。
したショルダー吐出浴槽の一形態として、特開昭64-464
60号公報に記載されているように、浴槽本体と二段イン
ペラー型ポンプとの間に浴湯吸込パイプと浴湯吐出パイ
プとからなる浴湯循環パイプを介設すると共に、浴湯吐
出パイプの先端吐出口を浴槽本体の縁部に配設して、同
先端吐出口より浴湯を吐出させて、浴槽本体内で入浴し
ている入浴者の肩等に当てることにより、肩こり解消等
のマッサージ効果が得られるようにしたものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したシ
ョルダー吐水浴槽では、浴槽本体内の浴湯を浴槽吐出パ
イプの先端吐出口より吐出させて循環させるようにして
いるために、同浴湯の温度が低い場合には、冷めやすい
肩等への吐水温度としては低すぎることがあり、かかる
肩等を暖めることができず、かえって入浴者に不快感を
与えることがあった。
ョルダー吐水浴槽では、浴槽本体内の浴湯を浴槽吐出パ
イプの先端吐出口より吐出させて循環させるようにして
いるために、同浴湯の温度が低い場合には、冷めやすい
肩等への吐水温度としては低すぎることがあり、かかる
肩等を暖めることができず、かえって入浴者に不快感を
与えることがあった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、浴
槽本体内の浴湯を一旦浴槽本体外に吸引して、再度浴槽
本体内に強送するするとともに、強送する浴湯の一部を
浴槽本体のお湯張り水面よりも上方から浴槽本体内に向
けて吐出するようにしているショルダー吐水浴槽におい
て、浴槽本体に浴湯吸込パイプの一端を接続するととも
に、同浴湯吸込パイプの他端を二段インペラー型ポンプ
の下段インペラー室の底部に接続して、同二段インペラ
ー型ポンプにより浴槽本体内の浴湯を吸引するととも
に、下段インペラー室の周囲壁に浴湯強送パイプの一端
を接続するとともに、同浴湯強送パイプの他端を、中途
部に第１流量調節弁を介設した第１浴湯強送分岐パイプ
と、中途部に第２流量調節弁を介設した第２浴湯強送分
岐パイプとに分岐させ、第１浴湯強送分岐パイプの先端
を背側噴出ノズルを介して浴槽本体の背側側壁に接続
し、かつ、第２浴湯強送分岐パイプの先端を足側噴出ノ
ズルを介して浴槽本体の足側側壁に接続して、二段イン
ペラー型ポンプにより吸引した浴湯を浴槽本体内に強送
可能とする一方で、二段インペラー型ポンプの上段イン
ペラー室の周壁に、中途部に第３流量調節弁を介設した
浴湯吐出パイプの一端を接続し、同浴湯吐出パイプの他
端を吐出ノズルに接続して、同吐出ノズルの先端吐出口
を浴槽本体のお湯張り水面よりも上方に位置させて、二
段インペラー型ポンプにより強送された浴湯を同先端吐
出口より吐出可能とし、第３流量調節弁と吐出ノズルと
の間の浴湯吐出パイプに、吐出ノズルより吐出される浴
湯の温度を上げるための加熱部を介設するとともに、同
加熱部の下流側に吐出浴湯温度検出センサを配設して加
熱部により加熱された浴湯の温度を検出し、浴湯吐出パ
イプからのみ浴槽本体内の浴湯の湯温より高い温度の浴
湯を吐出可能とした。
槽本体内の浴湯を一旦浴槽本体外に吸引して、再度浴槽
本体内に強送するするとともに、強送する浴湯の一部を
浴槽本体のお湯張り水面よりも上方から浴槽本体内に向
けて吐出するようにしているショルダー吐水浴槽におい
て、浴槽本体に浴湯吸込パイプの一端を接続するととも
に、同浴湯吸込パイプの他端を二段インペラー型ポンプ
の下段インペラー室の底部に接続して、同二段インペラ
ー型ポンプにより浴槽本体内の浴湯を吸引するととも
に、下段インペラー室の周囲壁に浴湯強送パイプの一端
を接続するとともに、同浴湯強送パイプの他端を、中途
部に第１流量調節弁を介設した第１浴湯強送分岐パイプ
と、中途部に第２流量調節弁を介設した第２浴湯強送分
岐パイプとに分岐させ、第１浴湯強送分岐パイプの先端
を背側噴出ノズルを介して浴槽本体の背側側壁に接続
し、かつ、第２浴湯強送分岐パイプの先端を足側噴出ノ
ズルを介して浴槽本体の足側側壁に接続して、二段イン
ペラー型ポンプにより吸引した浴湯を浴槽本体内に強送
可能とする一方で、二段インペラー型ポンプの上段イン
ペラー室の周壁に、中途部に第３流量調節弁を介設した
浴湯吐出パイプの一端を接続し、同浴湯吐出パイプの他
端を吐出ノズルに接続して、同吐出ノズルの先端吐出口
を浴槽本体のお湯張り水面よりも上方に位置させて、二
段インペラー型ポンプにより強送された浴湯を同先端吐
出口より吐出可能とし、第３流量調節弁と吐出ノズルと
の間の浴湯吐出パイプに、吐出ノズルより吐出される浴
湯の温度を上げるための加熱部を介設するとともに、同
加熱部の下流側に吐出浴湯温度検出センサを配設して加
熱部により加熱された浴湯の温度を検出し、浴湯吐出パ
イプからのみ浴槽本体内の浴湯の湯温より高い温度の浴
湯を吐出可能とした。
【０００５】また、吐出浴湯温度検出センサは制御部に
接続し、同吐出浴湯温度検出センサによる検出結果にも
とづいて制御部により加熱部を制御して、吐出浴湯の温
度を調節可能とした。
接続し、同吐出浴湯温度検出センサによる検出結果にも
とづいて制御部により加熱部を制御して、吐出浴湯の温
度を調節可能とした。
【０００６】
【作用】ショルダー吐水を行なう際には、二段インペラ
ー型ポンプを作動させて、同二段インペラー型ポンプに
より浴槽本体内の浴湯を浴湯吸込パイプ→二段インペラ
ー型ポンプ→浴湯吐出パイプ→浴湯吐出パイプの先端吐
出口→浴槽本体内に強制的に循環させ、浴湯吐出パイプ
の先端吐出口より吐出される浴湯を浴槽本体内の入浴者
の肩等に当ててマッサージする。
ー型ポンプを作動させて、同二段インペラー型ポンプに
より浴槽本体内の浴湯を浴湯吸込パイプ→二段インペラ
ー型ポンプ→浴湯吐出パイプ→浴湯吐出パイプの先端吐
出口→浴槽本体内に強制的に循環させ、浴湯吐出パイプ
の先端吐出口より吐出される浴湯を浴槽本体内の入浴者
の肩等に当ててマッサージする。
【０００７】この際、浴湯吐出パイプの先端吐出口より
吐出される浴湯は、浴槽吐出パイプの中途部に設けた加
熱部によって入浴者の好みに応じて昇温され、浴槽本体
内の浴湯よりも温度の高い浴湯を冷えやすい肩等に当て
ることができ、かかる肩等を暖めて入浴者に快適なショ
ルダー吐水入浴を提供することができる。
吐出される浴湯は、浴槽吐出パイプの中途部に設けた加
熱部によって入浴者の好みに応じて昇温され、浴槽本体
内の浴湯よりも温度の高い浴湯を冷えやすい肩等に当て
ることができ、かかる肩等を暖めて入浴者に快適なショ
ルダー吐水入浴を提供することができる。
【０００８】さらに、吐出浴湯の湯温を吐出浴湯温度検
出センサにより検出し、同検出結果を制御部に入力して
加熱部を制御することにより、吐出浴湯の温度を入浴者
の好みに適応させることができて、より一層入浴者に快
適なショルダー吐水入浴を提供することができる。
出センサにより検出し、同検出結果を制御部に入力して
加熱部を制御することにより、吐出浴湯の温度を入浴者
の好みに適応させることができて、より一層入浴者に快
適なショルダー吐水入浴を提供することができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
【００１０】図１に示すＡは、本発明に係るショルダー
吐水浴槽であり、同浴槽Ａは、浴槽本体10と二段インペ
ラー型ポンプＰとの間に、浴湯吸込流路を形成する浴湯
吸込パイプ11と、浴湯強送流路を形成する浴湯強送パイ
プ12と、浴湯吐出流路を形成する浴湯吐出パイプ13とを
介設して、浴湯を循環させることができるようにしてい
る。Ｍはポンプ駆動モータである。
吐水浴槽であり、同浴槽Ａは、浴槽本体10と二段インペ
ラー型ポンプＰとの間に、浴湯吸込流路を形成する浴湯
吸込パイプ11と、浴湯強送流路を形成する浴湯強送パイ
プ12と、浴湯吐出流路を形成する浴湯吐出パイプ13とを
介設して、浴湯を循環させることができるようにしてい
る。Ｍはポンプ駆動モータである。
【００１１】浴湯吸込パイプ11は、浴槽本体10の一側壁
に形成した浴湯吸込口16に基端を接続し、二段インペラ
ー型ポンプＰの下段インペラー室p1の底部に先端を接続
している。
に形成した浴湯吸込口16に基端を接続し、二段インペラ
ー型ポンプＰの下段インペラー室p1の底部に先端を接続
している。
【００１２】浴湯強送パイプ12は、中途部より二又状に
分岐させて第１浴湯強送分岐パイプ12aと、第２浴湯強
送分岐パイプ12bとを設けており、下段インペラー室p1
の周囲壁に浴湯強送パイプ12の基端を接続し、浴槽本体
10の背側側壁10aに分岐させた一方である第１浴湯強送
分岐パイプ12aの先端を背側噴出ノズル17を介して接続
すると共に、浴槽本体10の足側側壁10bに分岐の他方で
ある第２浴湯強送分岐パイプ1 2bの先端を足側噴出ノズ
ル18を介して接続している。
分岐させて第１浴湯強送分岐パイプ12aと、第２浴湯強
送分岐パイプ12bとを設けており、下段インペラー室p1
の周囲壁に浴湯強送パイプ12の基端を接続し、浴槽本体
10の背側側壁10aに分岐させた一方である第１浴湯強送
分岐パイプ12aの先端を背側噴出ノズル17を介して接続
すると共に、浴槽本体10の足側側壁10bに分岐の他方で
ある第２浴湯強送分岐パイプ1 2bの先端を足側噴出ノズ
ル18を介して接続している。
【００１３】浴湯吐出パイプ13は、上段インペラー室p2
の周壁に基端を接続し、浴槽本体10の背側側壁10aの上
端縁部に形成した頭載せ部10cに吐出ノズル19を介して
接続している。
の周壁に基端を接続し、浴槽本体10の背側側壁10aの上
端縁部に形成した頭載せ部10cに吐出ノズル19を介して
接続している。
【００１４】このようにして、ポンプ駆動モータＭによ
り二段インペラー型ポンプＰを駆動させて、浴槽本体10
内の浴湯を浴湯吸込口16→浴湯吸込パイプ11→二段イン
ペラー型ポンプＰの下段インペラー室p1内に吸込み、同
下段インペラー室p1→浴湯強送パイプ12→第１浴湯強送
分岐パイプ12a,第２浴湯強送分岐パイプ12b→背側噴出
ノズル17,足側噴出ノズル18→浴槽本体10内に気泡混じ
り状態にて噴出させることも、また、二段インペラー型
ポンプＰの下段インペラー室p1内に吸込まれた浴湯は上
段インペラー室p2→浴湯吐出パイプ13→吐出ノズル19→
浴槽本体10内に気泡混じり状態にて噴出させることもで
きるようにしている。
り二段インペラー型ポンプＰを駆動させて、浴槽本体10
内の浴湯を浴湯吸込口16→浴湯吸込パイプ11→二段イン
ペラー型ポンプＰの下段インペラー室p1内に吸込み、同
下段インペラー室p1→浴湯強送パイプ12→第１浴湯強送
分岐パイプ12a,第２浴湯強送分岐パイプ12b→背側噴出
ノズル17,足側噴出ノズル18→浴槽本体10内に気泡混じ
り状態にて噴出させることも、また、二段インペラー型
ポンプＰの下段インペラー室p1内に吸込まれた浴湯は上
段インペラー室p2→浴湯吐出パイプ13→吐出ノズル19→
浴槽本体10内に気泡混じり状態にて噴出させることもで
きるようにしている。
【００１５】この際、背側噴出ノズル17より噴出される
気泡混じりの浴湯は、浴槽本体10内に入浴している入浴
者Ｎの背側に当たるようにしており、また、足側噴出ノ
ズル18より噴出される気泡混じりの浴湯は、入浴者Ｎの
足側に当たるようにしており、また、吐出ノズル19より
吐出される気泡混じりの浴湯は、お湯張り水面ｗよりも
上方位置から入浴者Ｎの肩等に当たるようにして、入浴
者Ｎの体の各部位をマッサージ等することができるよう
にしている。
気泡混じりの浴湯は、浴槽本体10内に入浴している入浴
者Ｎの背側に当たるようにしており、また、足側噴出ノ
ズル18より噴出される気泡混じりの浴湯は、入浴者Ｎの
足側に当たるようにしており、また、吐出ノズル19より
吐出される気泡混じりの浴湯は、お湯張り水面ｗよりも
上方位置から入浴者Ｎの肩等に当たるようにして、入浴
者Ｎの体の各部位をマッサージ等することができるよう
にしている。
【００１６】また、噴出ノズル17,18としては、出願人
が先に出願した特願昭63-331772 号、特願平2-16388
号、及び特願平2-294740号に記載したものを使用するこ
とができ、又、吐出ノズル19としては、出願人が先に出
願した特願平3-64995号、及び特願平4-47233号に記載し
たものを使用することができる。なお、符号23は操作パ
ネル部である。
が先に出願した特願昭63-331772 号、特願平2-16388
号、及び特願平2-294740号に記載したものを使用するこ
とができ、又、吐出ノズル19としては、出願人が先に出
願した特願平3-64995号、及び特願平4-47233号に記載し
たものを使用することができる。なお、符号23は操作パ
ネル部である。
【００１７】さらに本発明では、浴湯吐出パイプ13の中
途部にのみ加熱部29を介設しているものである。すなわ
ち、浴湯吐出パイプ13中を圧送される浴湯を加熱部29に
より加熱して、吐出浴湯を昇温することができるように
している。その一方で、浴湯強送パイプ12及び途中で分
岐した第１浴湯強送分岐パイプ12a,第２浴湯強送分岐パ
イプ12b中を圧送される浴湯は加熱されることなく、循
環されるようにしている。
途部にのみ加熱部29を介設しているものである。すなわ
ち、浴湯吐出パイプ13中を圧送される浴湯を加熱部29に
より加熱して、吐出浴湯を昇温することができるように
している。その一方で、浴湯強送パイプ12及び途中で分
岐した第１浴湯強送分岐パイプ12a,第２浴湯強送分岐パ
イプ12b中を圧送される浴湯は加熱されることなく、循
環されるようにしている。
【００１８】さらに、加熱部29の下流側には、制御部26
と電気的に接続した吐出浴湯温度検出センサ22を配設
し、加熱部29によって加温された吐出浴湯の温度を検出
して制御部26への入力を行うようにしている。
と電気的に接続した吐出浴湯温度検出センサ22を配設
し、加熱部29によって加温された吐出浴湯の温度を検出
して制御部26への入力を行うようにしている。
【００１９】しかも、本発明に係るショルダー吐水浴槽
Ａには、制御手段25を設けて、同制御手段25により各パ
イプ12a,12b,13の流量制御や、加熱部29による吐出浴湯
の温度制御を行なうことができるようにしている。
Ａには、制御手段25を設けて、同制御手段25により各パ
イプ12a,12b,13の流量制御や、加熱部29による吐出浴湯
の温度制御を行なうことができるようにしている。
【００２０】すなわち、制御手段25は、加熱部29の下流
側に取付けた吐出浴湯温度検出センサ22と、浴槽本体10
の縁部又は浴槽本体10の近傍の室壁等に取付けた操作パ
ネル部23とを、制御部26の入力側に接続する一方、ポン
プ駆動モータＭと加熱部29と各パイプ12a,12b,13にそれ
ぞれ介設した第１・第２・第３流量調節弁V1,V2,V3を、
制御部26の出力側に接続している。
側に取付けた吐出浴湯温度検出センサ22と、浴槽本体10
の縁部又は浴槽本体10の近傍の室壁等に取付けた操作パ
ネル部23とを、制御部26の入力側に接続する一方、ポン
プ駆動モータＭと加熱部29と各パイプ12a,12b,13にそれ
ぞれ介設した第１・第２・第３流量調節弁V1,V2,V3を、
制御部26の出力側に接続している。
【００２１】また、操作パネル部23には、ポンプ駆動・
停止スイッチ、ショルダー吐水スイッチ、加熱湯供給部
駆動・停止スイッチ、各パイプ流量調節ボリューム等
（図示せず）を設けており、各スイッチやボリュームを
操作して、所望のノズル17,18,19より気泡混じりの浴湯
を所望の量だけ噴出させることができると共に、吐出ノ
ズル19より吐出される吐出浴湯の温度を一定に調節する
こともできるようにしている。
停止スイッチ、ショルダー吐水スイッチ、加熱湯供給部
駆動・停止スイッチ、各パイプ流量調節ボリューム等
（図示せず）を設けており、各スイッチやボリュームを
操作して、所望のノズル17,18,19より気泡混じりの浴湯
を所望の量だけ噴出させることができると共に、吐出ノ
ズル19より吐出される吐出浴湯の温度を一定に調節する
こともできるようにしている。
【００２２】図２は、吐出浴湯の温度を設定温度に制御
する制御フロー図であり、以下に説明する。
する制御フロー図であり、以下に説明する。
【００２３】すなわち、操作パネル部23に設けたショル
ダー吐水スイッチをＯＮすると(50)、第３流量調節弁V3
が開放動作し(51)、吐出浴湯温度検出センサ22により検
出される吐出浴湯の温度と吐出湯温設定ボリュームによ
り設定された設定温度との比較を制御部26が行ない(5
2)、設定温度に達している場合には(52Y)、そのまま吐
出ノズル19より浴湯が吐出され、ショルダー吐水スイッ
チをＯＦＦすると(53Y)、第３流量調節弁V3が閉塞動作
して(54)、ショルダー吐水が停止する。
ダー吐水スイッチをＯＮすると(50)、第３流量調節弁V3
が開放動作し(51)、吐出浴湯温度検出センサ22により検
出される吐出浴湯の温度と吐出湯温設定ボリュームによ
り設定された設定温度との比較を制御部26が行ない(5
2)、設定温度に達している場合には(52Y)、そのまま吐
出ノズル19より浴湯が吐出され、ショルダー吐水スイッ
チをＯＦＦすると(53Y)、第３流量調節弁V3が閉塞動作
して(54)、ショルダー吐水が停止する。
【００２４】そして、吐出浴湯の温度が設定温度に達し
ていない場合には(52N)、加熱部29を作動させて(56)、
浴湯吐出パイプ13中を圧送される浴湯を加熱して、設定
温度まで昇温する。
ていない場合には(52N)、加熱部29を作動させて(56)、
浴湯吐出パイプ13中を圧送される浴湯を加熱して、設定
温度まで昇温する。
【００２５】また、吐出浴湯の温度が設定温度を越えた
場合には(57Y)、加熱部29の作動を停止する(58)。
場合には(57Y)、加熱部29の作動を停止する(58)。
【００２６】これにより、吐出ノズル19からは、常に、
吐出浴湯設定ボリュームにより設定された設定温度の吐
出浴湯を吐出させることができる。また、第３流量調節
弁V3の開度を調整することにより、吐出される浴湯の水
圧を所望する水圧とすることができる。
吐出浴湯設定ボリュームにより設定された設定温度の吐
出浴湯を吐出させることができる。また、第３流量調節
弁V3の開度を調整することにより、吐出される浴湯の水
圧を所望する水圧とすることができる。
【００２７】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
れる。
【００２８】浴湯吐出流路の中途部に加熱部を設け
て、同加熱部により吐出浴湯を昇温させることができる
ようにしているために、浴槽本体内の入浴者の冷めやす
い肩等を、吐出浴湯により暖めながらマッサージするこ
とができる。特に、常に浴湯よりも温度の高い湯を吐出
させることができ、かつ、第３流量調整弁により吐出さ
れる浴湯の水圧を好みの圧力に調整することができるの
で、長時間にわたって快適に使用することができる。さ
らに、その際に、足や背中にも第１・第２浴湯強送分岐
パイプからの浴湯の圧送によって十分なマッサージ効果
を維持することができる。
て、同加熱部により吐出浴湯を昇温させることができる
ようにしているために、浴槽本体内の入浴者の冷めやす
い肩等を、吐出浴湯により暖めながらマッサージするこ
とができる。特に、常に浴湯よりも温度の高い湯を吐出
させることができ、かつ、第３流量調整弁により吐出さ
れる浴湯の水圧を好みの圧力に調整することができるの
で、長時間にわたって快適に使用することができる。さ
らに、その際に、足や背中にも第１・第２浴湯強送分岐
パイプからの浴湯の圧送によって十分なマッサージ効果
を維持することができる。
【００２９】加熱部は、吐出浴湯を検出する吐出浴湯
温度検出センサの検出結果にもとづいて制御部により制
御することができるため、入浴者の好みの温度とした浴
湯を吐出させることができるので、入浴者が満足できる
快適なショルダー吐水入浴を提供することができる。
温度検出センサの検出結果にもとづいて制御部により制
御することができるため、入浴者の好みの温度とした浴
湯を吐出させることができるので、入浴者が満足できる
快適なショルダー吐水入浴を提供することができる。
【図１】本発明に係るショルダー吐水浴槽の概念的説明
図。
図。
【図２】吐出湯温制御フロー図。
Ａ ショルダー吐水浴槽 Ｐ 二段インペラー型ポンプ 10 浴槽本体 11 浴湯吸込パイプ 12 浴湯強送パイプ 13 浴湯吐出パイプ 22 吐出浴湯温度検出センサ 29 加熱部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A61H 9/00 A61H 23/00
Claims (2)
- 【請求項１】 浴槽本体(10)内の浴湯を一旦浴槽本体(1
0)外に吸引して、再度浴槽本体(10)内に強送するすると
ともに、強送する浴湯の一部を浴槽本体(10)のお湯張り
水面(w)よりも上方から浴槽本体(10)内に向けて吐出す
るようにしているショルダー吐水浴槽において、 浴槽本体(10)に浴湯吸込パイプ(11)の一端を接続すると
ともに、同浴湯吸込パイプ(11)の他端を二段インペラー
型ポンプ(P)の下段インペラー室(p1)の底部に接続し
て、同二段インペラー型ポンプ(P)により浴槽本体(10)
内の浴湯を吸引するとともに、 下段インペラー室(p1)の周囲壁に浴湯強送パイプ(12)の
一端を接続するとともに、同浴湯強送パイプ(12)の他端
を、中途部に第１流量調節弁(V1)を介設した第１浴湯強
送分岐パイプ(12a)と、中途部に第２流量調節弁(V2)を
介設した第２浴湯強送分岐パイプ(12b)とに分岐させ、
第１浴湯強送分岐パイプ(12a)の先端を背側噴出ノズル
(17)を介して浴槽本体(10)の背側側壁(10a)に接続し、
かつ、第２浴湯強送分岐パイプ(12b)の先端を足側噴出
ノズル(18)を介して浴槽本体(10)の足側側壁(10b)に接
続して、二段インペラー型ポンプ(P)により吸引した浴
湯を浴槽本体(10)内に強送可能とする一方で、 二段インペラー型ポンプ(P)の上段インペラー室(p2)の
周壁に、中途部に第３流量調節弁(V3)を介設した浴湯吐
出パイプ(13)の一端を接続し、同浴湯吐出パイプ(13)の
他端を吐出ノズル(19)に接続して、同吐出ノズル(19)の
先端吐出口を浴槽本体(10)のお湯張り水面(w)よりも上
方に位置させて、二段インペラー型ポンプ(P)により強
送された浴湯を同先端吐出口より吐出可能とし、 第３流量調節弁(V3)と吐出ノズル(19)との間の浴湯吐出
パイプ(13)に、吐出ノズル(19)より吐出される浴湯の温
度を上げるための加熱部(29)を介設するとともに、同加
熱部(29)の下流側に吐出浴湯温度検出センサ(22)を配設
して加熱部(29)により加熱された浴湯の温度を検出し、
浴湯吐出パイプ(13)からのみ浴槽本体(10)内の浴湯の湯
温より高い温度の浴湯を吐出可能とした ことを特徴とす
るショルダー吐水浴槽。 - 【請求項２】 吐出浴湯温度検出センサ(22)は制御部(2
6)に接続し、同吐出浴湯温度検出センサ(22)による検出
結果にもとづいて制御部(26)により加熱部(29)を制御し
て、吐出浴湯の温度を調節可能としたことを特徴とする
請求項１記載のショルダー吐水浴槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18409892A JP3218699B2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | ショルダー吐水浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18409892A JP3218699B2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | ショルダー吐水浴槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0630966A JPH0630966A (ja) | 1994-02-08 |
| JP3218699B2 true JP3218699B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=16147361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18409892A Expired - Fee Related JP3218699B2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | ショルダー吐水浴槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3218699B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4682515B2 (ja) | 2003-12-26 | 2011-05-11 | ソニー株式会社 | ディスクカートリッジ |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP18409892A patent/JP3218699B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0630966A (ja) | 1994-02-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |