JPH03158532A - 風呂装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、浴槽の湯水を循環用のポンプを使って循環さ
せたり、気泡を発生させる機能を有する風呂装置に関す
るものである。

従来の技術 従来の循環用のポンプを用いる風呂装置は、第３図に示
す構成のものがある。浴槽ｌ内の水１３を浴槽１の底面
に近い側壁の吸い込み口１７から管１８を通して、浴槽
本体２外に設けである循環用のポンプ７を経由して、他
の管１９を通じて循環し途中で空気を吸い込んで浴槽１
の噴出口２０から浴槽１内の水１３の中に泡２１を発生
させながら噴射するものである。浴槽Ｉ内の水１３を排
水するための排水口２２が浴槽ｌの底面に設けられ、一
端を固定した玉鎖２３の付いた排水栓２４により閉じら
れている。

発明が解決しようとする課題 従来、ジエント噴流や気泡噴流を得るために循環用のポ
ンプを用いているが、浴槽の湯水を排水するときは、浴
槽内に設けた排水栓の玉鎖を手で抜いて排水するのが一
般的に行なわれている。

最後の入浴者や主婦などが排水栓を抜いて浴槽の湯水を
排水する必要があり面倒である。また、浴槽水は浴槽水
位による水頭圧により排出されるので排水時間は、排水
口の穴径で決まる。従って、排水時間を短くするには排
水口の穴径を大きくする必要があり大きくすると排水栓
に加わる水圧が大きくなり、排水栓を抜く力も大きくな
り排水栓をつなぐ鎖がよく切れていた。

また、排水栓を閉め忘れたり、不完全に閉めて水漏れが
発生する危険もあった。

さらに、浴槽水を循環させるためには循環用のポンプか
ら往き管と戻り管の２本の配管と排水管が必要である。

課題を解決するための手段 そして上記の目的を達成するために本発明は、浴槽と、
前記浴槽に設けた湯水吐出口と浴槽湯水排出口と、前記
浴槽湯水排出口に接続した戻り管と、前記戻り管に接続
した循環用のポンプと、前記Ｗ１環用のポンプの出口側
に接続した往き管と、前記往き管を前記湯水吐出口また
は排水管に切り換え分岐する切り替え弁と、前記切り替
え弁を前記湯水吐出口側と前記排水管側に切り換える切
り替え弁制ｊＢ１部を設けたものである。

作用 本発明の風呂装置は、上記構成により、浴槽内の湯水を
循環させジェット噴流や気泡噴流を発生する循環機能と
浴槽水を外部に排出する排水機能を、切り替え弁と切り
替え制御部を設けることにより、同一のポンプで行う事
ができるものである。

したがって、排水時にはポンプにより強制的に排水され
るのである。

さらに、切り替え弁により循環用管路と排水用管路に確
実に切り替えが行われるので、循環用管路に切り替え弁
を切り換えると切り替え弁が排水栓の機能をするので排
水栓が不要となるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図において、浴槽１の側壁に湯水吐出口２と底
面に浴槽湯水排出口３を設け、前記浴槽湯水排出口３に
は取り外し可能なフィルター４を装着して有る。前記浴
槽湯水排出口３に接続した戻り管５には、水位検出用の
圧力センサ６を設けて循環用のポンプ７に接続している
。前記循環用のポンプ７の出口側に接続した往き管８を
、切り替え弁９により前記湯水吐出口２側と排水管１０
の側排水管路に分岐切り換える。前記湯水吐出口２には
、供給する泡用空気量を調整する制御弁１１が接続され
ている。１２は加熱装置で循環する浴槽水１３を加熱す
るための電気ヒーターである。１４はサーミスタを用い
た温度センサーであり浴槽水Ｉ３の温度を検出する。な
お加熱装置１２は加熱量の制御手段を付加した物で有れ
ば熱源はガスでも石油でも何でもよい、１５は切り替え
弁９を制御する切り替え弁制御部であり、他の機能を制
御する制御部（図示せず）と共に制御器１６に設けて有
る。

第２図に制御器１６の外観を示すが図示しない制御回路
により、風呂装置としての運転コントロールが行われ、
たとえばジェット、泡、保温、排水等の運転がスイッチ
操作できる。

上記構成において動作を説明する。まず、ポンプ７の循
環運転に関わる動作を説明すると、まず入浴者が制御器
１６の泡運転スイッチを選択すると循環用のポンプ７が
運転され、浴槽湯水排水口３より浴槽水１３がポンプ７
に吸い込まれ切り替え弁９と加熱装置１２を経由して湯
水吐出口２より噴出される。そしてこの噴出時に発生す
る負圧により、制御弁１１が開けられて空気を吸引し泡
状の噴流を浴槽１内に噴出する。制御器１６により制御
弁１１の開度を調節し、泡の流量が調整できる。

ジェット運転の場合は、前記泡運転とほぼ同一の動作で
あるが制御弁１１が閉じられるので気泡の無い噴流のみ
が噴出される。

保温運転の場合は、ポンプ７の運転を制御し循環湯量を
少ない状態で温度センサー■４で浴槽ｌの浴槽水１３の
温度を検出する。前記湯温か保温温度より低下している
と、加熱装置１２の電気ヒーターに通電が開始される。

所定の湯温になると通電が停止される。この動作が自動
的に繰り返されて浴槽ｌの湯温がほぼ一定に保たれる。

なお循環湯量を少なくするのは、入浴中に保温運転をし
たとき入浴者に噴流を強く当てないようにするためであ
る。

次に、排水運転の動作を説明する。入浴が終わる等で浴
槽水１３を排水する時には、排水運転スイッチを操作す
ると切り替え弁９が駆動され浴槽湯水排水口３側管路に
切り換えられる。そしてポンプ７の運転が開始され浴槽
水１３が強制的に排水管１０より排水され始める。この
時、水位センサー１４により水位を検出しているので、
その信号により排水完了を検知すると、ポンプ７の運転
を停止する。そして切り替え弁９が自動的に最初の状態
に切り換えられ排水運動が終わる。なお排水完了を水位
センサー１４で検出したがポンプ７の流量の有無を検出
する流水スインチでもよい。

発明の効果 以上のように本発明は、浴槽水１３の排水を循環用のポ
ンプ７を用いて強制的に排水するので排水時間が短くな
る。さらに、ポンプ圧が有るので排水管を細くすること
も可能であり、また、排水管に立ち上がり部を有する場
合でも排水することが可能になる。

また本発明は、排水栓が不要となるので、従来の排水栓
にまつわるトラブル、たとえば締め忘れや不完全による
水漏れが無くなる。さらに排水のために玉鎖を力を込め
て引っ張り排水栓を抜く手間が不要となる。

さらに本発明は、−台の循環用のポンプ７で浴槽水の循
環と排水を行うのでそれぞれにポンプを設けるよりもコ
ストが安くなり、また設置スペースが少なくてすむ。

そして本発明は、浴槽水の循環管路として浴槽湯水排水
口からの戻り管を使うので従来の戻り管が不要になり、
配管が簡単にできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の風呂装置の全体構成図、第
２図は同装置の制御器の外観斜視図、第３図は従来の風
呂装置の構成図である。 ！・・・・・・浴槽、２・・・・・・湯水吐出口、３・
・・・・・浴槽湯水排出口、５・・・・・・戻り管、７
・・・・・・ポンプ、８・・・・・・往き管、９・・・
・・・切り替え弁、１０・・・・・・排水管、１５・・
・・・・切り換え弁制御部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 浴槽と、前記浴槽に設けた湯水吐出口と浴槽湯水排出口
   と、前記浴槽湯水排出口に接続した戻り管と、前記戻り
   管に接続した循環用のポンプと、前記ポンプの出口側に
   接続した往き管と、前記往き管を前記湯水吐出口または
   排水管に切り換え分岐する切り替え弁と、前記切り替え
   弁を前記湯水吐出口側と前記排水管側に切り換える切り
   替え弁制御部を有する風呂装置。