JP2714746B2 - 泡風呂装置の空気吸引装置 - Google Patents

泡風呂装置の空気吸引装置

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JP2714746B2 JP5266490A JP26649093A JP2714746B2 JP 2714746 B2 JP2714746 B2 JP 2714746B2 JP 5266490 A JP5266490 A JP 5266490A JP 26649093 A JP26649093 A JP 26649093A JP 2714746 B2 JP2714746 B2 JP 2714746B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【利用分野】本発明は、泡風呂装置、特に、気泡運転時
に作動する空気吸引装置に関するものである。
【0002】
【従来技術及び課題】最近の家庭用風呂装置には、泡風
呂装置が普及している。この種泡風呂は、図1に示すよ
うな構成となっており、浴槽(B) には、相互に対向する
位置に足側の吐出口(12a) と背側の吐出口(12b) とが設
けられ、各吐出口には循環回路(1) の往路(1a)が接続さ
れ、浴槽(B) の吸引口(B1)からの復路(1b)は大容量の循
環ポンプ(P1)の入口側に接続されている。この循環ポン
プ(P1)の出口側に接続される往路(1a)が分岐点(Q) で分
岐されてその一方は足側の吐出口(12a) に、他方は背側
の吐出口(12b) にそれぞれ接続されて循環回路(1) が構
成されている。そして、前記吐出口(12a)(12b)には空気
吸引回路(13)の下流側の分岐回路が各別に接続され、こ
の空気吸引回路(13)の前記吐出口への経路は分岐点の上
流側に挿入した空気弁(14)によって開閉される。
【0003】循環回路(1) に並列に設けられるろ過回路
(2) はろ過容器(20)を挿入した構成で、ろ過容器(20)の
両端と循環ポンプ(P1)の入口側及び出口側とが接続さ
れ、ろ過容器(20)のろ過方向が循環ポンプ(P1)による循
環回路の順方向と一致している。尚、ろ過回路(2) に於
けるろ過容器(20)の出口側には切替弁(31)が、ろ過容器
(20)の入口側には切替弁(32)がそれぞれ設けれている。
【0004】また、給湯機(4) 及び風呂用熱交換器(11)
が内蔵されており、給湯機(4) からの給湯回路には湯張
り弁(30)を挿入した湯張り回路(3a)が設けられて前記循
環回路(1) を介して浴槽(B) に湯張り可能とする。一
方、循環回路(1) の一部と前記風呂用熱交換器(11)とが
前記循環ポンプ(P1)に比べて小容量の自吸式ポンプ(P2)
を挿入した強制循環回路(1c)を介して連通接続され、必
要に応じて浴槽(B) 内を循環加熱可能にしている。な
お、前記自吸式ポンプ(P2)の入口側と循環回路(1)との
接続部には循環切替弁(16)が挿入され、これの制御によ
り強制循環回路(1c)が循環回路(1) と連通した循環加熱
状態と、強制循環回路(1c)が循環回路(1) から遮断され
た気泡運転状態とに切り替えられる。
【0005】上記構成の泡風呂装置の場合、気泡運転状
態では、循環回路(1) が連通した状態で循環ポンプ(P1)
が運転されると共に空気弁(14)が開弁されて、足側の吐
出口(12a) と背側の吐出口(12b) からの噴出水中には空
気が吸引され、浴槽(B) 内への噴出水中に気泡が混入さ
れる。この従来のものでは、循環ポンプ(P1)の吐出力に
よって空気吸引されて気泡運転状態となるものであるか
ら、浴槽(B) への吐出温水内に空気を強制的に混入する
形式に比べて空気混入の為の構成が簡素化できる。
【0006】ところが、上記従来のものでは、循環ポン
プや空気吸引回路(13)、更には、各熱交換器及び配管を
内蔵した風呂装置本体が、浴槽(B) よりも下位に設置さ
れる条件の場合、空気吸引回路(13)から浴槽(B) 内の温
水が逆流排出されることがある。上記したように、空気
吸引回路(13)は吐出口(12a)(12b)に接続されて、これら
吐出口でのエジェクター効果によって空気が吸引される
だけであるから、空気吸引回路(13)の吸引口側が浴槽
(B) の水位よりも低い場合、空気弁(14)の開閉タイミン
グによってはこの吸引口側から浴槽(B) 内の湯が漏れ出
ることとなるからである。
【0007】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、『循環用ポンプを挿入した気泡運転用の循環回
路(1) を浴槽(B) に連通接続すると共に、この浴槽(B)
に於ける前記循環回路(1) の出口部又はその近傍に空気
吸引回路(13)を接続し、この空気吸引回路(13)に空気弁
(14)を挿入して気泡運転時に当該空気弁(14)を開弁させ
る様にした泡風呂装置の空気吸引装置』において、風呂
装置本体が、浴槽(B)よりも下位に設置された条件下で
も気泡運転時に於いて空気吸引回路(13)から浴槽(B) 内
の湯が逆流しない様にすることをその課題とする。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【技術的手段】上記課題を解決するための本発明の技術
的手段は、『気泡運転を制御する制御装置(C)を設
け、この制御装置(C)は、気泡運転開始信号が入力さ
れた時には循環用ポンプ(P)を運転開始させ循環回
路(1)が定常の強制循環状態になる所定時間経過後に
空気弁(14)を開弁させる構成とすると共に、気泡運
転停止信号が入力された時には空気弁(14)を閉弁さ
せた後に循環用ポンプ(P)を停止させ循環回路
(1)の強制循環を停止するようにした』ことである。
【0014】
【作用・効果】気泡運転開始時には、気泡運転開始信号
の入力によって循環用ポンプ(P)を運転開始させ、
空気弁(14)は循環回路(1)が定常の強制循環状態
になる所定時間経過後に開弁させるようにした。そして
気泡運転停止時には、気泡運転停止信号の入力により、
空気弁(14)を閉止させ、その後に循環用ポンプ(P
)を停止させて循環回路(1)の強制循環を停止する
ようにした。これにより運転開始時から運転停止時まで
の間において、空気弁(14)が開弁状態にある時に
は、常に、循環回路(1)が定常の強制循環状態にある
ようにし、これにより浴槽(B)の水位が空気弁(1
4)より高い位置にあっても、浴槽(B)の湯が空気吸
引回路(13)へ逆流することが確実に防止される。
【0015】
【実施例】次に、上記した本発明の実施例を図2以下に
基づいて詳述する。 [実施例1]この実施例の泡風呂装置の基本的な構成は
既述の従来例と同様である。浴槽(B) には、足側の一対
の吐出口(12a)(12a)と背側の一対の吐出口(12b)(12b)と
が設けられ、各吐出口には循環回路(1) の往路(1a)の分
岐回路が各別に接続されている。浴槽(B) の吸引口(B1)
からの復路(1b)は非自吸式の大容量の循環ポンプ(P1)
(既述の大容量循環ポンプに相当する)の入口側に接続
され、この循環ポンプ(P1)の出口側に接続される往路(1
a)が分岐点(Q) で分岐されてその一方は足側の吐出口(1
2a) に、他方は背側の吐出口(12b) にそれぞれ接続され
て循環回路(1) が構成されている。そして、前記吐出口
(12a)(12b)には空気吸引回路(13)の下流側の分岐回路が
各別に接続され、この空気吸引回路(13)の前記吐出口へ
の経路は分岐点の上流側に挿入した空気弁(14)によって
開閉され、この空気弁(14)と前記分岐点の間に逆止弁(1
5)が挿入されている。
【0016】循環回路(1) に並列に設けられるろ過回路
(2) はろ過容器(20)を挿入した構成で、ろ過容器(20)の
両端と循環ポンプ(P1)の入口側及び出口側とが接続さ
れ、ろ過容器(20)のろ過方向が循環ポンプ(P1)による循
環回路の順方向と一致している。追焚用の強制循環回路
(1c)は、循環回路(1) の往路側回路に挿入し且サーボモ
ータによって切り替えられる循環切替弁(16)から前記往
路側回路の下流側の分岐点(Q) の上流側近傍に達する回
路となっており、自吸式ポンプ(P2)及び風呂用熱交換器
(11)が挿入されている。従って強制循環回路(1c)は、循
環切替弁(16)→自吸式ポンプ(P2)→風呂用熱交換器(11)
→分岐点(Q) の上流側近傍までとなり、この強制循環回
路(1c)と循環回路(1) の一部とによって浴槽(B) 内が強
制循環されることとなる。そして、この循環状態で風呂
用熱交換器(11)を動作させると浴槽(B) 内の湯が追焚き
できる。
【0017】上記構成の泡風呂装置では、従来のものと
同様にして気泡運転が実行されて、循環回路(1) の強制
循環運転、つまり、気泡運転開始信号が入力されると、
循環ポンプ(P1)が運転開始されると同時に空気弁(14)が
開弁される。これにより、空気吸引回路(13)から吸引さ
れる空気が足側の一対の吐出口(12a)(12a)と背側の一対
の吐出口(12b)(12b)にて吐出温水に混入されて気泡運転
状態となる。このとき、仮に、浴槽(B) の水位が空気吸
引回路の空気弁(14)の位置よりも高い位置にある条件下
に於いて、空気弁(14)の開弁と循環ポンプ(P1)の運転開
始との間にズレがあっても、又、空気弁(14)の閉弁と循
環ポンプ(P1)の運転停止の間にズレがあっても、逆止弁
(15)によって浴槽(B) 内が空気吸引回路(13)から漏れ出
る不都合が解消される。
【0018】なお、この実施例では、逆止弁(15)を空気
弁(14)と分岐点との間に設けたが、図2の破線で示す様
に、これを空気弁(14)の上流側に設けてもよく、また、
分岐点の下流側のそれぞれに設けてもよい。 [実施例2]この実施例の泡風呂装置は、図1に示す従
来のものと同様の配管構成としてあるので、各配管の説
明及びこれに挿入される諸装置の説明を省略する。
【0019】この実施例では、図3に示す様に、気泡運
転を制御する為の制御装置(C) として、マイクロコンピ
ュータ式の制御装置(C) が内蔵される。この制御装置
(C) の構成を、図4に示す、フローチャートに基づいて
その動作と共に説明する。気泡運転開始信号が入力され
ると、循環ポンプ(P1)が運転状態となり、同時にタイマ
ー(T1)が「オン」となって、このタイマー(T1)の設定時
間だけ前記循環ポンプ(P1)だけが運転した状態を維持す
る。このタイマー(T1)の設定時間が経過すると、この
後、空気弁(14)が開弁される。
【0020】これにより、空気吸引回路(13)から吸引さ
れた空気が足側の吐出口(12a) と背側の吐出口(12b) に
て上記循環ポンプ(P1)によって吐出される温水に混入さ
れて浴槽(B) 内に吐出される。そして、この状態が継続
されて気泡運転状態となるが、このとき、ステップ(92)
によって気泡運転停止信号が入力されたかどうかを監視
する。
【0021】気泡運転停止信号が入力されると、空気弁
(14)が閉弁されて、同時にタイマー(T2)が「オン」とな
る。従って、この状態では循環ポンプ(P1)の運転状態が
継続したままにある。この後、タイマー(T2)の設定時間
が経過すると、循環ポンプ(P 1)の運転が停止されて、ス
テップ(91)に戻り、気泡運転開始信号が入力されたかど
うかを検知する状態に待機される。
【0022】そして、再度気泡運転開始信号が入力され
ると、上記一連の動作が繰り返される。この様に、この
実施例のものでは、空気弁(14)が開弁又は閉弁する時点
では確実に循環ポンプ(P1)が運転状態にあって、循環回
路(1) が強制循環状態に維持されることとなる。
【0023】なお、この実施例では、タイマー(T1)及び
タイマー(T2)の設定時間は5〜30秒程度に設定してい
る。又、上記実施例では、空気吸引回路には逆止弁を挿
入していないが、上記制御装置(C) を採用することに加
えて、上記実施例1と同様に逆止弁(15)を空気吸引回路
に挿入する構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図
【図2】本発明の実施例1の構成の全体図
【図3】本発明の実施例2の構成の全体図
【図4】制御装置(C) のフローチャート図
【符号の説明】
(B) ・・・・・浴槽 (12a)(12b)・・吐出口 (1) ・・・・・循環回路 (15)・・・・・逆止弁 (C) ・・・・・制御装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 循環用ポンプ(P)を挿入した気泡運
    転用の循環回路(1)を浴槽(B)に連通接続すると共
    に、この浴槽(B)に於ける前記循環回路(1)の出口
    部又はその近傍に空気吸引回路(13)を接続し、この
    空気吸引回路(13)に空気弁(14)を挿入して気泡
    運転時に当該空気弁(14)を開弁させる様にした泡風
    呂装置の空気吸引装置において、気泡運転を制御する制
    御装置(C)を設け、この制御装置(C)は、気泡運転
    開始信号が入力された時には循環用ポンプ(P)を運
    転開始させ循環回路(1)が定常の強制循環状態になる
    所定時間経過後に空気弁(14)を開弁させる構成とす
    ると共に、気泡運転停止信号が入力された時には空気弁
    (14)を閉弁させた後に循環用ポンプ(P)を停止
    させ循環回路(1)の強制循環を停止するようにした泡
    風呂装置の空気吸引装置。
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