JPH01155853A - 噴流噴出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は浴槽内に気泡を含んだ噴流を噴出する噴流噴出
装置に関するものである。

［背景技術］ 従来の噴流噴出装置にあっては、第５図に示すように水
吐出部３の水噴出ノズル４から水を噴出し、このときの
エゼクタ−作用で空気供給部５がら空気を吸い込み、水
に空気を巻き込んで気泡を含んだ噴流が噴出口２から浴
槽１内に噴出するようになっている。ところでこの装置
の使用中に第６図に示すように噴出口２に指や手が入っ
て噴出口２が塞がれることがある。しかし噴出口２を塞
ぐと、ポンプから水吐出部３に送られてくる水が空気供
給部５や空気供給管２０に流入し、空気供給管２０の他
端の空気吸い込み口から溢れるという問題があった。空
気吸い込み口は場所によって水がかかってはいけない場
所になる。

［発明の目的］ 本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本発
明の目的とするところは逆止弁にて空気供給部側に水が
逆流するのを防止できて空気の吸い込み口から水が溢れ
たり、空気供給管に水を巻き込んで使用当初に空気を正
常に巻き込まない状態が生じたりするのを防止できる噴
流噴出装置を提供するにある。

［発明の開示］ 本発明噴流噴出装置は、浴槽１の側壁に貫通するように
空気を含んだ噴流を噴出する噴出口２を設け・加圧した
水を吐出する水吐出部３の先端に水噴出ノズル４を装着
し、水噴出ノズル４からの水の噴出にて巻き込まれる空
気を供給する空気供給部５を水噴出ノズル４の上方に設
け、空気供給部５乃至空気供給ｇｓに連通する空気供給
管２０に空気供給部５側に水が逆流するのを防止するた
めの逆止弁６を配置して成ることを特徴とするものであ
って、上述のように構成することにより従来例の欠点を
解決したものである。つまり、空気供給部５乃至空気供
給部５に連通ずる空気供給管２０に逆止弁６を設けたこ
とにより空気供給部５側に水が逆流するのを防止できる
ものであって、水が空気供給管２０に逆流して空気吸い
込み口から溢れたり、空気供給管２０に水を巻き込んで
使用当初に正常に空気が巻き込まれないような弊害が生
じたりしないようになった。

以下本発明を実施例により詳述する。

先ず第１図の実施例から述べる。浴槽１の側壁には貫通
孔８を穿孔してあり、噴流噴出装置の本体９の口部１０
を貫通孔８に挿通し、口部１０の雌ねじ部１１にナツト
１２を蝶合することにより本体９を浴槽１に取り付けで
ある０貫通孔８の孔縁にはパツキン１３を装着してあり
、７ランノ１４とナツト１２とでパツキン１３を挾んで
ある。

このナツト１２及び口部１０の内周をカバーするように
カバ一部材１５を螺合にて装着しである。

口部１０の内周には噴出口２を配置してあり、噴出口２
の基部に設けた球面部１６は本体９に回転自在に装着し
てあり、球面部１６を回転することにより噴出口２の向
きを自在に変えられるようになっている。この球面部１
６を受ける球面押さえ２５は本体９に対して着脱自在で
カバ一部材１５で押さえて保持してあり、球面押さえ２
５にはＯリングのようなシール材１７を装着しである。

本体９の浴槽１側と反対側には水吐出部３を設けてあり
、水吐出部３に水供給管２１を介して加圧された水が供
給されるようになっている。つまり浴槽１内の水をポン
プで吸入して水吐出部３に供給するようになっている。

水吐出部３の先端には水噴出ノズル４を着脱自在に装着
しである。つまり水噴出ノズル４の雄ねじ部１８を水吐
出部３の先端の雌ねじ部１９に螺合することにより取り
付けである。この水噴出ノズル４の脱着は噴出口２から
手を入れてできるようになっている。水噴出ノズル４の
上方の位置で本体９には空気供給部５を設けてあり、空
気供給部５には空気供給管２０を接続してあり、空気吸
い込み口から空気供給管２０を介して空気を吸い込むこ
とができるようになっている。この空気供給部５には逆
止弁６を設けてあり、この逆止弁６は弁孔６Ｃを有する
弁座６ａと弁ポール６ｂとで構成されている。この逆止
弁６の弁ボール６ｂは水噴出ノズル４をストッパーとし
て下に落ちないようになっている。しかして水噴出ノズ
ル４より水を噴出すると、水を噴出するときのエゼクタ
−作用で空気供給部５がら空気が吸入され、水に空気が
巻き込まれ、気泡を含んだ噴流が噴出口２から噴出され
る。このとき逆止弁６の弁ボール６ｂが第１図に示すよ
うに水噴出ノズル４をストッパーとして下方に落下しな
いように止められている。噴出口２が指や手で泰がれて
空気供給部５側に浴槽１内に水が逆流しようとしたとき
弁ボール６ｂが押されて弁ポール６ｂで弁孔６ｃが塞が
れて水の逆流が防止される。

次に第２図の実施例について述べる。浴槽１の前後に夫
々複数個の噴流噴出装置の本体９を装着しである。浴槽
１の底部とポンプ２２とは吸入管２３にて連結してあり
、ポンプ２・２と上記本体９の水供給部３とは水供給管
２１にて連通させである。水供給管２１には電動切り替
え弁２８を設けてあり、浴槽１の前部と後部とから交互
に噴流を噴出するようになっている０前後の本体９には
夫々別々の空気供給管２０を接続してあり、空気供給管
２０の他端は合流させて空気吸い込み口２４に連通させ
である。この空気吸い込み口２４には電動開閉弁２６を
設けである。空気供給管２０の空気吸い込み口２４の手
前には夫々逆止弁６を設けである。この場合も逆止弁６
により逆流する水が空気供給管２０を介して空気吸ν１
込み口２４から溢れるのを防止できる。つまり第３図（
ａ）に示すように同時に複数個の噴出口２から噴流を噴
出しないもので空気供給管２０を連通させると空気供給
管２０が浴槽１の水位より低いとき空気供給管２０が連
通管となり、噴流を噴出しなり・側の空気供給部５から
水が吸われて噴出する側で空気を吸わないことが起こる
。また第３図（ｂ）に示すように空気供給管２０を浴槽
１の７ランジ２７の直下に位置させれば連通管とならな
く、空気を正常に混入した噴流が得られるが、浴槽１内
の水が満水となると第３図（ａ）に示すものと同じであ
る。

ところが、上記のように空気供給管２０に逆止弁６を設
けであると浴槽１の水位に拘わらず、空気を混入された
噴流が得られる。

次に第４図の実施例について述べる。本実施例の場合、
本体９の近傍で空気供給管２０に逆止弁６を設けである
。この場合空気供給管２０に殆ど空気が入らないように
逆流を防止でき、空気供給部５から混入される空気に殆
ど水が含まれず、正常な空気の混入ができる。また第２
図のように逆止弁６を空気吸い込み口２４側に設けると
メンテナンスのために逆止弁６がポンプ２２のあるポン
プボックス内に配管する必要があるが、逆止弁６がポン
プボックス内にあるとポンプボックスと浴槽１との開に
複数本の空気供給管２０を配管しなければならなく配管
が複雑になるが、第４図に示すように逆止弁６を本体９
側に設けると、浴槽１の近傍で空気供給Ｗ２０を複数本
に分岐するだけですみポンプボックスと浴槽１との間の
配管を簡易にできる。

［発明の効果］ 本発明は叙述のように空気供給部乃至空気供給部に連通
する空気供給管に逆止弁を設けたので、噴出口を指や手
で塞いだとき空気供給部側に水が逆流するのを防止でき
るものであって、水が空気供給管に逆流して空気吸い込
み口から溢れたり、空気供給管に水を巻き込んで使用当
初に正常に空気が巻き込まれないような弊害が生じたり
しないものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の断面図、第２図は同上の他
の実施例の概略斜視図、第３図（ａ）（ｂ）は第２図の
実施例を説明するための概略断面図、第４図は同上の他
の実施例の概略斜視図、第５図は従来例の断面図、１６
図は従来例の欠点を説明する断面図であって、１は浴槽
、２は噴出口、３は水吐出部、４は水噴出ノズル、５は
空気供給部、６は逆止弁である。 代理人　弁理士　石　１）艮　七 第３図 （ｂ） 第４ｔｊＪ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ［１］浴槽の側壁に貫通するように空気を含んだ噴流を
   噴出する噴出口を設け、加圧した水を吐出する水吐出部
   の先端に水噴出ノズルを装着し、水噴出ノズルからの水
   の噴出にて巻き込まれる空気を供給する空気供給部を水
   噴出ノズルの上方に設け、空気供給部乃至空気供給部に
   連通する空気供給管に空気供給部側に水が逆流するのを
   防止するための逆止弁を配置して成ることを特徴とする
   噴流噴出装置。