JP2017172124A - 噴霧ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】噴霧吐水において、噴霧口が閉塞されることによる流路内での顕著な圧力上昇を抑えることを目的としている。
【解決手段】本発明における噴霧ユニットにおいては、外部から供給される水を受け入れる流入口と、流入口と連通し、流入口より内径が小さく形成された霧状の吐水を行う噴霧口と、噴霧口と連通し、下流側に向けて吐水方向を規制する規制空間が形成された噴霧ガイド部と、を備えた噴霧ユニットにおいて、噴霧ガイド部の下流端面の内周は噴霧口の内周より大きく形成されており、噴霧ガイド部には前記規制空間内部と外部を連通する閉塞防止空間を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、噴霧吐水を行う噴霧ユニットに関する発明である。
少量の水を広範囲に散布するための手段として、噴霧吐水が有効であることが知られている。(例えば、特許文献1)
特開平11−241381号公報
しかしながら、噴霧吐水においては、吐水を霧状態にするために噴霧口を絞る必要があり、噴霧口に至るまでに流路内の圧力が高まりやすい構造となる。さらに、噴霧口が絞られている為、指などで簡単に塞がれてしまう恐れがある。塞がれた場合、流路内の圧力上昇は顕著になり、流路の接続部が外れて漏水する恐れがある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、噴霧口が閉塞されることによる流路内での顕著な圧力上昇を抑えることを目的としている。
前記目的を達成するために請求項1記載の噴霧ユニットにおいては、外部から供給される水を受け入れる流入口と、前記流入口と連通し、前記流入口より内径が小さく形成された霧状の吐水を行う噴霧口と、前記噴霧口と連通し、下流側に向けて吐水方向を規制する規制空間が形成された噴霧ガイド部と、を備えた噴霧ユニットにおいて、前記噴霧ガイド部の下流端面の内周は前記噴霧口の内周より大きく形成されており、前記噴霧ガイド部には前記規制空間の内部と外部を連通する閉塞防止空間を有することを特徴とする。
そのため、噴霧ガイド部により噴霧口を直接防ぐことを抑制でき、吐水中に使用者の指などにより噴霧ユニットの先端を押えても水が噴霧ガイド部に設けられた閉塞防止空間内部から外部へ抜ける。そのため、噴霧ガイド部内側の噴霧口は閉塞され難く、流路内での顕著な圧力上昇は発生しないため、装置本体の接続部の抜けや漏水を防止することができる。
また、請求項2記載の噴霧ユニットにおいては、前記噴霧ガイド部の下流端面には前記噴霧ガイド部の内周から前記噴霧ガイド部の外周端に伸びる溝を有し、前記溝の内部空間が前記閉塞防止空間となっていることを特徴とする。
そのため、噴霧ユニットの先端を指等で押えても、噴霧ガイド部に設けられた溝の内部空間から水が外部へ抜けるため、流路内の顕著な圧力上昇を防ぐことができる。
また、請求項3記載の噴霧ユニットにおいては、前記溝が前記噴霧口を中心として放射状に延びるように、対称的な位置に複数設けられていることを特徴とする。
そのため、噴霧ユニットの先端にどの方向から指等で抑えられた場合であっても、水を外部へ逃しやすく、流路内の顕著な圧力上昇を抑制しやすくなる。また、噴霧ユニットの一部または全部を着脱可能に構成した場合であっても、方向性がなくなり、組みたてやすい。
また、請求項4記載の噴霧ユニットにおいては、前記噴霧ガイド部が、拡散傾斜部と、前記拡散傾斜部の下流端と連通し、前期拡散傾斜部の下流端より大きい内径を持つガイド部と、を備え前記溝の深さが、前記ガイド部の深さよりも浅いことを特徴とする。
そのため、ガイド部の強度を保ったまま閉塞防止空間を設けることが出来る。また、溝が過度に深くならないため、汚れが付着しにくく、付着したとしても除去しやすい。さらには、溝がガイド部の底部まで届かないため、噴霧口の先端部分に水滴が残留した場合であっても、毛細管現象によって溝を通じて外周側まで運ばれてしまうことを抑制できる。
また、請求項5記載の噴霧ユニットにおいては、前記ガイド部の内周が多角形であることを特徴とする。
そのため、ガイド部に六角レンチなどを挿入して、簡単に着脱が可能となる。
また、請求項6記載の噴霧ユニットにおいては、前記ガイド部と、前記拡散傾斜部の下流端との間に段差を有することを特徴とする。
そのため、着脱のためにガイド部に六角レンチなどを挿入した場合であっても、六角レンチが拡散傾斜部と接触することがなく、拡散傾斜部に傷をつけてしまう恐れがない。これによって、着脱を容易にしながら、拡散傾斜部が傷つき吐水が乱れてしまうことを抑制できる。
また、請求項7記載の噴霧ユニットにおいては、前記噴霧ガイド部の前記下流端面の形状は波面形状に形成されており、前記下流端面の形状において、下流側へ突出している突出端より窪んでいる空間が前記閉塞防止空間となっていることを特徴とする。
そのため、噴霧ユニットの下流端面が波面形状となり凹凸面が形成されているため、水が下流方向への突出端より窪んでいる空間から外部へ抜けるため、流路内の顕著な圧力上昇を防ぐことができる。
また、噴霧ユニットの下流端面が曲面に形成されているため、汚れの付着を抑制することができる。
本発明によれば、噴霧ガイド部により噴霧口を直接防ぐことを抑制でき、吐水中に使用者の指などにより噴霧ユニットの先端を押えても水が噴霧ガイド部に設けられた閉塞防止空間内部から外部へ抜けるため、噴霧ガイド部内側の噴霧口は閉塞される恐れがなく、流路内での顕著な圧力上昇は発生しないため、装置本体の接続部の抜けや漏水を防止することができる。
本発明の実施形態に係る噴霧ユニットを内蔵した噴霧装置を設けた洗面化粧台示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る噴霧装置の正面図である。 本発明の実施形態に係る噴霧ユニットを示す斜視図である。 図3における噴霧ユニットのA−A断面図である。 図4と同様に噴霧ユニットの変形例を示した図4と同様の断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る噴霧ユニットを内蔵した噴霧装置を設けた洗面化粧台を示す斜視図である。
図1に示したように、洗面化粧台1は、洗面器10と、支持台20と、水栓システム30と、を備える。
本願明細書においては、使用者から見て手前側を「前方」とし、これと反対の方向を「後方」とする。また、前後方向及び上下方向に対して垂直な方向を左右方向とする。
洗面器10は、下方に向かって凹んだ凹状に形成された洗面ボウル11と、洗面ボウル11の底部に設けられた排水口12と、を有する。排水口12は、排水管(図示せず)に接続され、洗面ボウル11に吐出された水を排水管に流す。
支持台20は、洗面器10を下方から支持する。また、支持台20は、物品を収納可能なキャビネットとしても機能する。
なお、支持台20は、収納機能を有していなくてもよい。
また、洗面器10は、例えば、洗面所などの壁面に直接取り付けてもよい。すなわち、支持台20は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
水栓システム30は、洗面器10の洗面ボウル11に向けて水を吐出する吐水装置31と、吐水装置31の流量及び温度の調整を行う水栓操作部32と、洗面器10の洗面ボウル11に向けて機能水を吐出する噴霧装置33と、を有する。
吐水装置31から吐出される水は、上水(水道水)である。
噴霧装置33は、吐止水を操作するための操作部37を有し、使用者による操作部37の操作に応じて機能水を吐出する。噴霧装置33は、操作部37の操作に応じて所定時間(例えば、10秒間)吐水を行い、所定時間の経過に応じて自動的に吐水を停止する。また、噴霧装置33は、操作部37の1回目の操作で吐水を行い、操作部37の2回目の操作で吐水を停止させてもよい。
噴霧装置33内部から外部に機能水を吐出するために設けられた噴射口116は、吐水装置31の下端よりも下方に配置される。これにより、噴霧装置33から吐出された機能水が、吐水装置31にかかってしまうことを抑制することができる。そのため、使用者が、吐水装置31に付着した機能水に直接触れたり、吐水装置31からの吐水に混入した機能水を誤飲してしまったりすることなどを抑制することができる。
噴霧装置33には電気配線及び通水部材を介して給水装置34が接続されている。給水装置34は、支持台20の内部に設けられている。また、給水装置34は、給水源及び電源に接続され、給水源から水の供給を受け、電源から電力の供給を受ける。この電源により給水装置34に電圧を印加することで、給水装置34の水を電気分解することが可能となっている。給水装置34の水を電気分解することで次亜塩素酸水が得られ、給水装置34は、通水部材を介して噴霧装置33に除菌機能を有する機能水である次亜塩素酸水を供給する。
使用者が噴霧装置33に設けられた操作部37を操作すると、噴霧装置33から給水装置34に操作信号が送信される。給水装置34は、操作信号を受信すると、給水源から供給された水から機能水を生成し、生成した機能水を噴霧装置33に送る。これにより、使用者による操作部37の操作に応じて、噴霧装置33から機能水が吐出される。また、所定時間の経過などにより、操作部37の操作とは無関係に噴霧装置33から自動的に機能水を吐出させてもよい。以下では、操作部37の操作に応じて行う吐水を「手動吐水」、操作部37の操作とは無関係に定期的に行う吐水を「定期吐水」と称す。
洗面化粧台1では、噴霧装置33から洗面ボウル11に機能水を吐出することにより、排水口12における菌の繁殖を抑え、洗面器10を清潔に保つことができる。また、歯ブラシやコップなどに機能水を吐出することにより、これらの除菌を行うこともできる。
〈噴霧装置の構造〉
図2は、本発明の実施形態に係る噴霧装置の正面図である。
噴霧装置33は、内部に各種の部材が収納されたケーシング35と、ケーシング35内部に収納され霧状の吐水を形成する噴霧ユニット36と、ケーシング35の前面に設けられた操作部37と、から構成されている。
ケーシング35は、正面視で底面から上方に向うにつれ前後方向の厚みが細くなっていくように形成された楔状である。ケーシング35は、中空状であり、内部空間を有する。ケーシング35の内部空間の説明については省略する。
噴霧ユニット36は、ケーシング35の底面に固定される。噴霧ユニット36は、噴射口116を有する。噴霧ユニット36は、ケーシング35に保持され、底面から下方に向けて機能水を吐出する。噴霧ユニット36は、給水装置34から供給された機能水を噴射口116から洗面ボウル11に吐出する。
操作部37は、噴射口116よりも上方に設けられる。操作部37は、ケーシング35の前面に設けられている。これにより、操作部37が前方を向き、使用者に操作部37を操作しやすくさせることができる。
<噴霧ユニットの構造>
図3乃至図4を参照しながら、噴霧ユニットの構造について説明する。
図3は本発明の実施形態に係る噴霧ユニットの斜視図である。
噴霧ユニット36は、上流端に流入口111と、下流端に噴霧口112と、が設けられた筒状部110と、上流端が筒状部110の下流端と連通し、下流端に噴射口116が形成され、噴射口116に向けて吐水方向を規制する規制空間S1を形成している噴霧ガイド部120と、を有する。
筒状部110の上流部の外周面には、雄ネジ部113が形成されている。また、図2に示すケーシング35の底面には、噴霧ユニット36の筒状部110の外径に対応した略円形の開口が設けられている。このケーシング35の該略円形の開口面には、噴霧ユニット36の雄ネジ部113に対応した雌ネジ部(図示せず)が形成されている。
噴霧ガイド部120の下流端には、噴霧ガイド部120の内周である噴射口116から外周端に伸びる溝121が形成されている。溝121が噴霧ガイド部120の側面にまで伸びていることで、噴射口116を塞いでも、閉塞防止空間S2である溝121の内部空間を通じ、側面から外部へ水が抜けることで、流路内の顕著な圧力上昇を防ぐことができる。
噴射口116の形状は正六角形に形成されている。溝121は3箇所設けられており、正六角形の辺から外周端に伸びている。これらの三つの溝121は噴霧口112を中心として放射状に延びるように、対称的な位置に設けられている。噴射口116の形状が正六角形となっていることで、六角レンチなどを挿入して回転させることが出来るようになり、工具での着脱が容易となる。
なお、噴射口116の形状は様々な多角形でもよく、噴霧ガイド部の内周面にセレーションなどの工具がかりを設けてもよい。
図4は図3における噴霧ユニットのA―A断面図である。
噴霧ユニット36の内周面は、直進流供給流路114と、旋回流供給流路115と、噴、噴霧ガイド部120と、から構成されている。
直進流供給流路114は、流入口111と噴霧口112との間を接続する。直進流供給流路114は、流入口111から噴霧口112に向かって直線状に延びる。これにより、直進流供給流路114は、流入口111から流入した機能水の一部を、直進流として噴霧口112に供給する。
旋回流供給流路115は、直進流供給流路114と並行に設けられ、流入口111と噴霧口112との間を接続する。旋回流供給流路115は、流入口111から中心軸CAと平行に延び、略垂直に屈曲することにより、直進流供給流路114の側方に接続される。旋回流供給流路115は、流入口111から流入した機能水の一部を、中心軸CA周りの旋回流として噴霧口112に供給する。
噴霧ガイド部120は、下流に向かうにつれ徐々に径が広くなっていく逆漏斗状の拡散傾斜部122と、拡散傾斜部の下流端と連通し、拡散傾斜部の下流端より大きい内径を持つガイド部123とを有する。
拡散傾斜部122の下流端側にガイド部123を設けることで、外部から拡散傾斜部122よりも上流側への接触を抑制でき、傷をつけてしまうことを防止することが出来るようになる。これにより、噴霧吐水が乱れてしまうことを抑制できる。
なお、噴霧ガイド部120は、噴霧口112から噴射口116まで徐々に径を広くしていっても良い。このように、径の広げ方により、噴射口116から機能水を噴霧するための狙いの位置を調整できる。
使用者が噴霧吐水を開始すると、給水装置34から供給される機能水は流入口111から噴霧ユニット36へ入り込む。その後、直進流供給流路114または旋回流供給流路115を通過して噴霧口112へ至る。噴霧口112は流入口111より内径が小さく、機能水が通過する流路を絞ることで、機能水を霧状態にする。霧状態になった機能水は噴霧ガイド部120を介して噴射口116より噴霧ユニット36外部へ吐出を行う。
なお、流入口111は壁に設けられた水道配管から水道水を受け入れても良い。
ここで、溝121の深さdではガイド部123の深さDよりも浅くなるように構成されている。換言するならば、溝121はガイド部123の一部を切り欠く形で構成されている。このように構成することによって、ガイド部123と同じ深さで溝121を形成した場合と比較して、ガイド部123の強度を担保することができるようになる。また、溝121に汚れが付着しにくくなり、汚れが付着してしまった場合であっても除去しやすくなる。また、止水時に、拡散傾斜部122の下流端付近に滞留する残水が生じた場合に、溝121の深さがガイド部123と同じであると、残水を毛細管現象によって外周部まで運搬してしまう恐れがあるが、溝121をガイド部123より浅くすることでこれを防止できる。
なお、ガイド部123の内径は、拡散傾斜部122から噴霧される吐水の広がり(図4中に二点鎖線で示した範囲)を邪魔しない程度の内径を有していることが好ましい。これにより、吐水とガイド部の接触がおこらず、吐水に影響を与える恐れがなくなる。
また、ガイド部123と、拡散傾斜部122の下流端の間には段差Δが設けられている。これにより、ガイド部123に六角レンチなどの工具を挿入した場合であっても、この工具が拡散傾斜部122に接触することが抑制できる。このため、拡散傾斜部122に傷がつくことを抑制でき、噴霧吐水が乱れてしまうことを抑制できる。
〈噴霧ユニットの構造変形例〉
本発明の実施形態における噴霧ユニットの変形例について以下に説明する。
図5は図4と同様に噴霧ユニットの変形例を示した図4と同様の断面図である。
変形例における噴霧ユニット36Aでは、ガイド部123の下流端面に溝121が設けられているのではなく、ガイド部123の下流端面が周方向において波面形状123aに形成されている。換言すると、ガイド部123の下流端面が周方向において、凹凸面を交互に繰り返すように形成されている。また、この波面形状123aは周方向においては凹凸面に形成されているが、半径方向においては噴射口116からガイド部123の外周端まで面の形状が変化しない、換言すると凹凸面には形成されていない。
上記よりガイド部123の下流端面が、周方向において凹面と凸面が形成されているため面一でなくなる。
すなわち、ガイド部123の下流端面には下流端部123bから上流端部123cの間に窪んだ空間が形成され閉塞防止空間S2となる。
従って、噴霧ガイド部120の下流端を塞いでも、この閉塞防止空間S2より流路内の水が外部へ抜けるため、流路内の顕著な圧力上昇を防ぐことができる。
また、下流端面が波面形状であり曲面となっているため、汚れの付着を抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、水栓システム30などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1…洗面化粧台
10…洗面器
11…洗面ボウル
12…排水口
20…支持台
30…水栓システム
31…吐水装置
32…水栓操作部
33…噴霧装置
34…給水装置
35…ケーシング
36、36A…噴霧ユニット
37…操作部
110…筒状部
111…流入口
112…噴霧口
113…雄ネジ部
114…直進流供給流路
115…旋回流供給流路
116…噴射口
120…噴霧ガイド部
121…溝
122…拡散傾斜部
123…ガイド部
123a…波面形状
123b…下流端部
123c…上流端部
S1…規制空間
S2…閉塞防止空間
CA…中心軸

Claims (7)

  1. 外部から供給される水を受け入れる流入口と、
    前記流入口と連通し、前記流入口より内径が小さく形成された霧状の吐水を行う噴霧口と、
    前記噴霧口と連通し、下流側に向けて吐水方向を規制する規制空間が形成された噴霧ガイド部と、を備えた噴霧ユニットにおいて、
    前記噴霧ガイド部の下流端面の内周は前記噴霧口の内周より大きく形成されており、
    前記噴霧ガイド部には前記規制空間の内部と外部を連通する閉塞防止空間を有することを特徴とする噴霧ユニット。
  2. 前記噴霧ガイド部の前記下流端面には前記噴霧ガイド部の内周から前記噴霧ガイド部の外周端に伸びる溝を有し、前記溝の内部空間が前記閉塞防止空間となっていることを特徴とする請求項1に記載の噴霧ユニット。
  3. 前記溝が前記噴霧口を中心として放射状に延びるように、対称的な位置に複数設けられていることを特徴とする請求項2に記載の噴霧ユニット。
  4. 前記噴霧ガイド部が、拡散傾斜部と、前記拡散傾斜部の下流端と連通し、前記拡散傾斜部の下流端より大きい内径を持つガイド部と、を備え
    前記溝の深さが、前記ガイド部の深さよりも浅いことを特徴とする請求項2または3記載の噴霧ユニット。
  5. 前記ガイド部の内周が多角形であることを特徴とする請求項4に記載の噴霧ユニット。
  6. 前記ガイド部と、前記拡散傾斜部の下流端との間に段差を有することを特徴とする請求項4または5に記載の噴霧ユニット。
  7. 前記噴霧ガイド部の前記下流端面の形状は波面形状に形成されており、
    前記下流端面の形状において、下流側へ突出している突出端より窪んでいる空間が前記閉塞防止空間となっていることを特徴とする請求項1に記載の噴霧ユニット。
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