JPH08266940A - 節水型シャワーヘッド - Google Patents

節水型シャワーヘッド

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JPH08266940A
JPH08266940A JP7100038A JP10003895A JPH08266940A JP H08266940 A JPH08266940 A JP H08266940A JP 7100038 A JP7100038 A JP 7100038A JP 10003895 A JP10003895 A JP 10003895A JP H08266940 A JPH08266940 A JP H08266940A
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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B15/00Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
    • B05B15/60Arrangements for mounting, supporting or holding spraying apparatus
    • B05B15/62Arrangements for supporting spraying apparatus, e.g. suction cups

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水道圧が通常の基準値以上ある場合は当然と
して、水道圧が低くなっても勢いのある水の放出を確保
でき、更に、節水しようとして接続される水道蛇口を絞
っても十分な散水力を有する節水型シャワーヘッドを提
供する。 【構成】 シャワーヘッド本体10aの基端部11aに
水導入口24を、先部12aに多数の小孔14が形成さ
れた散水板13を備えている節水型シャワーヘッド10
において、散水板13の手前側の通水路に、出口側が拡
径する縮径通水部15cを設け、更に多数の小孔14の
入水部22が手前側にテーパー状に拡径している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、散水の勢いを落とすこ
となく節水を行うことが可能な節水型シャワーヘッドに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来型のシャワーヘッド25は、図7で
示すように、基端側に図示しないホース接続口が設けら
れた比較的長い把手となるシャワーヘッド本体26と、
シャワーヘッド本体26の先部に配置された多数の小孔
が形成された散水板27とを有している。そして、シャ
ワーヘッド本体26の基端側のホース接続口から導入さ
れた水は、内部が中空となったシャワーヘッド本体26
の内部を通って、先部の散水板27から放出されるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記シ
ャワーヘッド25においては、基端側のホース接続口か
ら導入された水の圧力を利用して散水板27から水が放
出されるようになっているので、散水板27から放出さ
れる水の強さ、即ち、散水板27の小孔から吹き出され
る水の速度は、シャワーヘッド本体26内部の水圧に依
存し、通常の水道圧の基準値で定められる一定の圧力が
あれば十分な速度で散水されるが、水制限の実施等で水
道圧が低くなった場合には、散水板27から放出される
水の勢いが極端に落ちるという問題があった。また、節
水しようとして前記シャワーヘッド25が接続されてい
る水道蛇口を絞ると、シャワーヘッド本体26内部の圧
力が減少し散水板27から放出される水の強さが極端に
弱くなるという問題があった。本発明はこのような事情
に鑑みてなされたもので、水道圧が通常の基準値以上あ
る場合は当然として、水道圧が低くなっても勢いのある
水の放出を確保でき、更に、節水しようとして接続され
る水道蛇口を絞っても十分な散水力を有する節水型シャ
ワーヘッドを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の節水型シャワーヘッドは、シャワーヘッド本体の
基端部に水導入口を、先部に多数の小孔が形成された散
水板を備えたシャワーヘッドにおいて、前記散水板の手
前側の通水路に、出口側が拡径する縮径通水部を設け、
更に前記多数の小孔の入水部が手前側にテーパー状に拡
径している。また、請求項2記載の節水型シャワーヘッ
ドは、請求項1記載の節水型シャワーヘッドにおいて、
前記縮径通水部の形成部材は、前記シャワーヘッド本体
とは別成型体となって、該シャワーヘッド本体の先部に
組み込まれている。更に、請求項3記載の節水型シャワ
ーヘッドは、請求項1又は2記載の節水型シャワーヘッ
ドにおいて、前記シャワーヘッド本体の先部の通水路
は、基端側の通水路に対して屈曲している。また、請求
項4記載の節水型シャワーヘッドは、請求項1〜3のい
ずれか1項に記載の節水型シャワーヘッドにおいて、前
記シャワーヘッド本体の先部を除く部分は、細長状の把
手となる延長パイプが連接されている。そして、請求項
5記載の節水型シャワーヘッドは、請求項4記載の節水
型シャワーヘッドにおいて、前記シャワーヘッド本体の
把手部分の基端には、アタッチメントが連接されてい
る。
【0005】
【作用】請求項1〜5記載の節水型シャワーヘッドにお
いては、散水板の手前側の通水路に、出口側が拡径した
縮径通水部を設けたことにより、散水板に流れ込む水の
流速がこの部分で急速に増加する。そして、この流速の
速くなった水を、手前側にテーパー状に拡径した入水部
を設けた多数の小孔で取り込むようにして放出している
ので、規定の水道圧より低い水圧であっても十分な勢い
で散水板の小孔から放出される。また、縮径通水部の出
口側を拡径しているので、速度の速くなった水をその運
動エネルギーを減らすことなく比較的広い面積を有する
散水板に衝突させることができる。更に、散水板の小孔
を手前側にテーパー状に拡径する入水部としたことによ
って、流速の速い水をその運動エネルギーを大きく減少
させることなく取り込む作用がある他、小孔の流体抵抗
をより小さくして圧力損失を出来るだけ少なくし、勢い
のある散水を確保している。
【0006】特に、請求項2記載の節水型シャワーヘッ
ドにおいては、縮径通水部の形成部材はシャワーヘッド
本体とは別成型体として、シャワーヘッド本体の先部に
組み込まれているので、縮径通水部だけを単独で成型す
ることができ、細部にわたっても、複雑な成型が可能と
なる。なお、これらの接合は接着剤又は超音波接合によ
って接合することも可能であるが、分解可能なことを必
要とする場合には、ねじ等によって取り外し可能に接合
してもよい。
【0007】請求項3記載の節水型シャワーヘッドにお
いては、シャワーヘッド本体の先部の通水路は、基端側
の通水路に対して屈曲しているので、シャワーヘッドが
使い易い。この場合、屈曲することによってやや流体抵
抗が増加するが、この部分の断面積を大きくして流速を
遅くして失うエネルギーを減少させることができる。そ
して、屈曲した後の水は、散水板の手前側の縮径通水部
によって流速が増大し、放出される水は十分な勢いのあ
る水を確保できる。
【0008】請求項4記載の節水型シャワーヘッドにお
いては、シャワーヘッド本体の先部を除く部分は、延長
パイプが連接されて細長状の把手となっているので、自
分で使用するときに、使い勝手がよいと共に、その部分
にデザインを施し、家庭やホテル等で使用する場合に、
外観を良くすることができる。
【0009】請求項5記載の節水型シャワーヘッドにお
いては、シャワーヘッド本体の把手部分の基端には、ア
タッチメントが連接されていることにより、シャワーホ
ース接続部のねじ山がメーカーにより異なっていても、
シャワーヘッド本体全部を取り替えることなく、アタッ
チメントだけの取り替えにより、容易に連接することが
できる。また、アタッチメントも用途に合わせて、屈曲
角度を変える等、色々な形状のものに取り替えることが
できる。
【0010】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の第1の実施例に係る節水型
シャワーヘッドを示す図面であって、(A)は半割り状
態の斜視図、(B)は同断面斜視図、図2は本発明の第
2の実施例に係る節水型シャワーヘッドを示す図面であ
って、(A)は半割り状態の斜視図、(B)は同断面斜
視図、図3は本発明の第3の実施例に係る節水型シャワ
ーヘッドを示す図面であって、(A)は半割り状態の斜
視図、(B)は同断面斜視図、図4は本発明の第4の実
施例に係る節水型シャワーヘッドを示す図面であって、
(A)は半割り状態の斜視図、(B)は同断面斜視図、
図5は本発明の第4の実施例に係る節水型シャワーヘッ
ドの断面図、図6は散水板の拡大部分断面図である。
【0011】図1に示すように、本発明の第1の実施例
に係る節水型シャワーヘッド10は、シャワーヘッド本
体10aと、シャワーヘッド本体10aに内蔵される縮
径通水部の形成部材(以下、単に形成部材という)10
bと、シャワーヘッド本体10aの出口側に取付けられ
る散水板13と、この取付け用のキャップ16とを有し
ている。以下、これらについて詳しく説明する。
【0012】出口側にねじ取付けされたキャップ16に
より、シャワーヘッド本体10aに締着された散水板1
3の手前側の通水路に、シャワーヘッド本体10aとは
別体となった形成部材10bがねじ止めされ、この形成
部材10bには出口側が拡径する縮径通水部15cが設
けられている。縮径通水部15cの直径は、水導入口2
4の直径の約1/3、具体的には5mm程度であり、出
口側の拡径部の直径は、水導入口24の直径の約2/
3、具体的には10mm程度にしている。長さは拡径部
の約5mmを含み全体で約20mmにしている。
【0013】前記形成部材10bは、シャワーヘッド本
体10aとは別成型体となっており、形成部材10bの
ねじ部60aをシャワーヘッド本体10aの先部12a
の屈曲側の根元に螺着することにより、該先部12aに
組み込まれている。縮径通水部15cの拡径部分は、縮
径通水部15cを螺着するための六角レンチ等を使用で
きるように、断面形状を正六角形にしたものである。ま
た、シャワーヘッド本体10aの先部12aの通水路1
5bは、縮径通水部15cに比較して大きく、更に基端
側の通水路15aに対して屈曲し、手元側から水を入れ
て、略直交する方向に水を噴出し、使い易くなってい
る。
【0014】前記散水板13を図6を参照しながら説明
する。散水板13に設けられた多数の小孔14の入水部
22が手前側にテーパー状に拡径しているので、散水板
13に流れ込んだ水は、入水部22に取り込まれ易くな
ると共に、小孔14の流体抵抗を小さくして圧力損失を
少なくすることができるので、勢いのある散水23を確
保できる。また、散水板13の直径は約2.9cm、小
孔14の数は54、小孔14の直径は、散水側が約0.
6mm、テーパー状に拡径している側が約1.2mmと
している。
【0015】本発明の第1の実施例に係る節水型シャワ
ーヘッド10において、シャワーヘッド本体10aの基
端部11aに形成された水導入口24から湯と水が混合
された温水がシャワーヘッド本体10aに入ってくる。
基端側の通水路15aは先細になっているために、水圧
が上がり、温水の流速が上昇する。そして、更に、基端
側の通水路15aと屈曲して設けられた先部12aの通
水路15bと散水板13の間に形成された縮径通水部1
5cを通ることにより、なお一層加速される。こうし
て、流速を上げた温水が、キャップ16によりシャワー
ヘッド本体10aに締着されている散水板13から、温
水が散水23となって勢いよく飛び出す。また、このと
き、図6に示すように、散水板13の多数の小孔14の
入水部22が手前側にテーパー状に拡径していることに
より、流速の増した温水を効率的に小孔14に取り込む
ことができると共に、小孔14通過時の圧力損失を小さ
くすることができ、勢いのある散水を確保することがで
きる。このように、基端側の通水路15aを先細にした
こと、縮径通水路15cを設けたこと、散水板13の小
孔14を手前側にテーパー状に拡径させたことの相乗効
果により、水制限の実施等で水道圧が低くなった場合や
節水しようとして水道蛇口を絞った場合等で水道圧が低
くなっても、節水型シャワーヘッド10内部に水を通過
させることにより十分に加圧することができ、洗う使い
勝手やマッサージ効果等、シャワーとしての十分な機能
を発揮することができる。図1の節水型シャワーヘッド
10は理容室や美容院等で使用する場合を想定して作製
したものであるため、シャワーヘッド本体10aのみか
らなり、シャンプードレッサ等の狭い場所での使用に
も、邪魔にならない。
【0016】なお、この実施例において、パッキン17
は、ゴム製である。パッキン17以外は、耐熱ABS、
PP、塩化ビニール、PC等の合成樹脂(以下の実施例
においても同様)からなっている。
【0017】水道水圧力下(水温17.0℃、水道水圧
力2.58kgf/cm2 )での本発明の節水型シャワ
ーヘッド10の水道圧流量と高さ1mからの水平到達距
離、及びシャワー水圧を他社製品と比較した試験結果
(福岡県工業技術センターにて実施)を、表1に示して
いる。
【0018】
【表1】
【0019】この表1からも明らかなように、節水型シ
ャワーヘッド10は、水の流量においては約45%の節
水になり、水平到達距離は約18%伸びることがわか
る。また、シャワー水圧は約47%上昇する。
【0020】本発明の第2の実施例に係る節水型シャワ
ーヘッド30を図2に示すが、図1で示す第1の実施例
の節水型シャワーヘッド10と同様に、理容室や美容院
での使用を想定したものであり、店の雰囲気に合わせて
外観等を多様化したり、シャンプードレッサ等の広さに
合わせて屈曲角度を変え、使用する人が使いやすいもの
を選択できるようにしたものである。なお、第1の実施
例と同一の構成要素については同一の番号を付してその
詳しい説明を省略する(以下の実施例においても同
様)。なお、図2において11bはシャワーヘッド本体
30aの基端部、12bはその先部、60bは縮径通水
部の形成部材10b′を取付けるねじ部を示す。
【0021】図3には本発明の第3の実施例に係る節水
型シャワーヘッド40を示すが、第1の実施例で示され
るシャワーヘッド本体10aに延長パイプ19とジョイ
ントキャップ20により連接されたアタッチメント21
を接続したものである。この部分が把手として機能する
ので、自分で使用するときに使い勝手がよいと共に、そ
の部分にデザインを施し、家庭やホテル等で使用する場
合に、外観を良くすることができる。
【0022】そして、図4には本発明の第4の実施例に
係る節水型シャワーヘッド50を示すが、図3で示す第
3の実施例の節水型シャワーヘッド40と同様に、家庭
やホテル等での使用を想定したものであるが、使用場所
の雰囲気やスペースに合わせて、外観等を多様化した
り、屈曲角度を変えて、使用する人の選択の幅を広げた
ものである。
【0023】なお、第3、4の実施例において、Oリン
グ18は、パッキン17と同様に、ゴム製である。
【0024】図5は本発明の第4の実施例に係る節水型
シャワーヘッド50の断面図である。基端側の通水路1
5aにおいて、シャワーヘッド本体50aの基端部11
dの直径は約15mmであり、これが屈曲部分にかけて
約7mmに縮径する。そして、基端側の通水路15aに
対して、60度の角度に屈曲して設けられた先部12d
の通水路15bの直径は約12mmであり、長さは約2
0mmである。この先に、その直径が入口側から出口側
に拡径する縮径通水部15cが設けられている。縮径通
水部15cの入口側の直径は、基端部11dの直径の約
1/3、具体的には約5mmであり、出口側の拡径部の
直径は、基端部11dの直径の約2/3、具体的には約
10mmにしている。長さは拡径部の約5mmを含み全
体で約20mmにしている。
【0025】以上のように本実施例によれば、基端側の
通水路15aが先細になっているために、水圧が上昇
し、水の流速を増加させることができる。また、縮径通
水部15cを設けたことにより、なお一層、水圧が上昇
し、水の流速を増加させることができると共に、縮径通
水部15cの出口側が拡径しているので、流速が増した
水を縮径通水部15cの断面より十分大きい面積を有す
る散水板13に効果的に当てることができ、温水を散水
板13の小孔14から勢いよく放水させることができ
る。更に、散水板13の小孔14の入水部22が手前側
にテーパー状に拡径していることにより、流速の増した
温水を効率的に小孔14に取り込むことができると共
に、小孔14を通過する時の圧力損失を小さくすること
ができ、勢いのある散水23を確保することができる。
【0026】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はこれらの実施例に限定されるものではなく、要旨を
逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲であ
る。例えば前記実施例においては、シャワーヘッド本
体、延長パイプ、ジョイントキャップ及びアタッチメン
トに耐熱ABS等の合成樹脂を使用したが、散水板をス
テンレス製にしてもよく、シャワーヘッド本体全部をス
テンレスやアルミ製とし、耐熱ABS等の合成樹脂で被
膜してもよい。また、形状やデザイン等の外観も、設置
する場所や環境、使用目的等に合わせて、適宜選択でき
る。更に、アタッチメントがジョイントキャップで螺合
することにより延長パイプ部分に連接されているが、ワ
ンタッチ式の嵌合等にすることにより、どのメーカーの
シャワーホースとも、手間をかけずに簡単に取り替える
ことができるようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】請求項1〜5記載の節水型シャワーヘッ
ドにおいては、散水板の手前側の通水路に、縮径通水部
を設けたことにより、水圧が上昇し、水の流速を増加さ
せることができる。更に、縮径通水部の出口側を拡径し
ているので、速度の増した水を縮径通水部の断面より十
分大きい面積を有する散水板に効果的に当てることがで
きる。また、散水板に形成された多数の小孔の入水部が
手前側にテーパー状に拡径しているので、流速の増した
温水を効率的に小孔に取り込むことができると共に、小
孔を通過する時の流体抵抗を少なくすることができ、勢
いのある散水を確保することができる。このように、通
水路の一部を縮径させたことと、散水板の小孔を手前側
にテーパー状に拡径させたこととの相乗効果により、水
道の蛇口を絞って、節水しながらでも、シャワーとして
の使い勝手のよさを保つことができる。
【0028】特に、請求項2記載の節水型シャワーヘッ
ドにおいては、縮径通水部がシャワーヘッド本体とは別
成型体として、シャワーヘッド本体の先部に組み込まれ
ているので、複雑な成型を可能にでき、生産コストを下
げることが可能になる。
【0029】請求項3記載の節水型シャワーヘッドにお
いては、シャワーヘッド本体の先部の通水路が、基端側
の通水路に対して屈曲しているので、シャワーヘッドが
使い易くなる。
【0030】請求項4記載の節水型シャワーヘッドにお
いては、シャワーヘッド本体の基端部に、延長パイプが
連接されて細長状の把手となっているので、自分で使用
するときに、使い勝手がよいと共に、家庭やホテル等で
使用する場合に、その部分にデザインを施して外観を良
くすることができる。
【0031】請求項5記載の節水型シャワーヘッドにお
いては、シャワーヘッド本体の把手部分の基端には、ア
タッチメントが連接されていることにより、シャワーホ
ース接続部のねじ山がメーカーにより異なっていても、
シャワーヘッド本体全部を取り替えることなく、アタッ
チメントだけの取り替えにより、容易に連接することが
できる。そこで、取り替えるシャワーヘッドのメーカー
毎の規格に合わせて、何種類もの節水型シャワーヘッド
本体を用意する必要がないので、生産性を高め、コスト
を下げることができる。また、アタッチメントも用途に
合わせて、屈曲角度を変える等、色々な形状のものに取
り替えることができるので、用途や環境に対する適応が
容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)はそれぞれ、本発明の第1の実
施例に係る節水型シャワーヘッドの半割り状態の斜視図
及び同断面斜視図である。
【図2】(A)、(B)はそれぞれ、本発明の第2の実
施例に係る節水型シャワーヘッドの半割り状態の斜視図
及び同断面斜視図である。
【図3】(A)、(B)はそれぞれ、本発明の第3の実
施例に係る節水型シャワーヘッドの半割り状態の斜視図
及び同断面斜視図である。
【図4】(A)、(B)はそれぞれ、本発明の第4の実
施例に係る節水型シャワーヘッドの半割り状態の斜視図
及び同断面斜視図である。
【図5】本発明の第4の実施例に係る節水型シャワーヘ
ッドの断面図である。
【図6】散水板の拡大部分断面図である。
【図7】従来例に係るシャワーヘッドの断面図である。
【符号の説明】
10 節水型シャワーヘッド 10a シャワーヘッド本体 10b 縮径通水部の形成部材 10b′ 縮径通水部の形成部材 11a 基端部 11b 基端部 11c 基端部 11d 基端部 12a 先部 12b 先部 12c 先部 12d 先部 13 散水板 14 小孔 15a 通水路 15b 通水路 15c 縮径通水部 16 キャップ 17 パッキン 18 Oリング 19 延長パイプ 20 ジョイントキャップ 21 アタッチメント 22 入水部 23 散水 24 水導入口 30 節水型シャワーヘッド 30a シャワーヘッド本体 40 節水型シャワーヘッド 50 節水型シャワーヘッド 50a シャワーヘッド本体 60a ねじ部 60b ねじ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャワーヘッド本体の基端部に水導入口
    を、先部に多数の小孔が形成された散水板を備えたシャ
    ワーヘッドにおいて、 前記散水板の手前側の通水路に、出口側が拡径する縮径
    通水部を設け、更に前記多数の小孔の入水部が手前側に
    テーパー状に拡径していることを特徴とする節水型シャ
    ワーヘッド。
  2. 【請求項2】 前記縮径通水部の形成部材は、前記シャ
    ワーヘッド本体とは別成型体となって、該シャワーヘッ
    ド本体の先部に組み込まれている請求項1記載の節水型
    シャワーヘッド。
  3. 【請求項3】 前記シャワーヘッド本体の先部の通水路
    は、基端側の通水路に対して屈曲している請求項1又は
    2記載の節水型シャワーヘッド。
  4. 【請求項4】 前記シャワーヘッド本体の先部を除く部
    分は、細長状の把手となる延長パイプが連接されている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の節水型シャワーヘ
    ッド。
  5. 【請求項5】 前記シャワーヘッド本体の把手部分の基
    端には、アタッチメントが連接されている請求項4記載
    の節水型シャワーヘッド。
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