JP2010220704A - シャワーヘッド - Google Patents

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JP2010220704A JP2009069326A JP2009069326A JP2010220704A JP 2010220704 A JP2010220704 A JP 2010220704A JP 2009069326 A JP2009069326 A JP 2009069326A JP 2009069326 A JP2009069326 A JP 2009069326A JP 2010220704 A JP2010220704 A JP 2010220704A
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健策 戸高
Hideyuki Matsui
英之 松井
Shunichi Wada
俊一 和田
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Abstract

【課題】より効果的に水垂れを防止できるシャワーヘッドを提供する。
【解決手段】シャワーヘッド本体内の通水路の先端に複数の散水孔を有するシャワーヘッドにおいて、前記通水路から前記散水孔に通水される湯水の圧力が下がることにより、前記散水孔の孔径が縮小する構成とし、更に、前記通水路から前記散水孔に通水される湯水の圧力が上がることにより、前記散水孔の孔径が拡大し、前記散水孔が開いている状態において、前記孔径は複数の値をとることを特徴とした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、シャワーヘッドに関する発明である。
従来のシャワーヘッドとして、シャワーヘッド本体内の通水路の末端に複数の散水孔を有する散水板をシャワーヘッド本体に固定する構成が知られている。このような従来のシャワーヘッドは、シャワー使用後、シャワーフックに係止したりすると散水孔からの外気浸入によるエアー交換等が起こり散水孔よりシャワーヘッド内に残留する湯水が水滴となって水垂れを起こしてシャワーヘッドの品位を落とすという問題がある。
その問題に対して、例えば、特許文献1では、複数の散水孔を有する散水キャップをシャワーヘッドに取付けて、かつ、前記散水キャップの裏面の散水孔周囲を凸部形状に形成し、この凸部に網体を当接させた構成にすることで、残留している湯水の水垂れを防止している。また、特許文献2では、弁による開閉機能を有するノズル本体に伸延パイプを取付け、パイプに水圧で開閉する補助弁を取付けた構造にすることで、伸延パイプの先端部からの水垂れを防止している。
特開2002−355581号公報 特開平4−290566号公報
しかしながら、特許文献1のように、散水部内側にメッシュ状の網体を入れることで、表面張力を上げて、残留する湯水が流れ出ない構成としても、掃除の時や使用後等で、シャワーホースに触れた際の振動によって、散水孔からの外気浸入によるエアー交換等が起こり、シャワーヘッド内に残留する湯水のうち、メッシュ状の網体より下流側に残った湯水、つまり、散水孔の表面張力で残留していた湯水が水垂れを起こしてしまうという問題があった。
また、特許文献2でも、水圧で開閉する補助弁をシャワーヘッド内部に設ける構成においても、散水孔からの外気浸入によるエアー交換等が起こり、補助弁より下流側に残留する湯水が、つまり、散水孔の表面張力で残留していた湯水が水垂れを起こしてしまうといった問題があり、更には、シャワーヘッド内部に補助弁を設ける構成とするため、どうしてもシャワーヘッドが大型化してしまうといった問題もあった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、より効果的に水垂れを防止できるシャワーヘッドを提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明は、シャワーヘッド本体内の通水路の先端に複数の散水孔を有するシャワーヘッドにおいて、前記通水路から前記散水孔に通水される湯水の圧力が下がることにより、前記散水孔の孔径が縮小することを特徴としている。
この構成により、散水孔に水が通水され、湯水の圧力に応じて、孔径が縮まるので、シャワーの止水時は、孔径が小さくなり、散水孔で表面張力が大きくなるので、シャワーヘッド本体内に残留する湯水の水垂をより効果的に防止できる。また、シャワーヘッド本体内の通水路の末端、つまり、シャワーヘッドから湯水が吐水される散水孔で水垂れを防止しているので、シャワーヘッドに振動が発生しても、散水孔が小さくなっており、表面張力が維持されるので、散水孔からの外気浸入によるエアー交換等が起こりずらくなっており、より効果的に水垂れすることを防止できる。また、湯水の圧力で開閉する補助弁を別途、シャワーヘッド本体内に設ける構成ではなく、従来の構造と同じで、散水板及び散水孔だけを変えればよいので、コンパクトで且つ水垂れが防止されるシャワーヘッドとすることができる。
さらに本発明のシャワーヘッドは、前記散水孔は、前記通水路から前記散水孔にかかる湯水の圧力が所定値以下のときは閉じている構成とすることもできる。
この構成により、通水されていない時(シャワー使用後で湯水の圧力がゼロのとき)は、散水孔が閉じた状態になるので、外気とシャワーヘッド本体内がエアー交換を起こすことがなく、たとえ、シャワーヘッドに振動が生じたり、外気の気圧・温度変化や、シャワーヘッド内に残留する湯水の温度変化が起こったとしても、シャワーヘッド本体内に残留する湯水の水垂をより効果的に防止できる。また、シャワーホースなどが、シャワー使用後、長時間かかって収縮することを防ぐことができ、このことに起因する湯水の水垂れも防止することができる。
さらに本発明は、前記通水路から前記散水孔に圧力がかかっていないときでも、前記散水孔が閉じていない構成とすることもできる。
この構成により、散水孔に圧力がかかっていないときでも散水孔が開いているので、シャワーを長時間使用しないときでも、散水孔が閉じた状態で固着することを防ぐことができる。
さらに本発明は、前記通水路から前記散水孔に通水される湯水の圧力が上がることにより、前記散水孔の孔径が拡大し、前記散水孔が開いている状態において、前記孔径は複数の値をとる構成とすることもできる。
この構成により、湯水の圧力に応じて、孔径が、段階的又は連続的に変化するので、低い圧力の時には、孔径が小さく勢い良い吐水ができ、更に、高い圧力の時には、孔径が大きくなるので、散水孔からでる湯水の流線が太く、たっぷりした吐水とすることができるので、もともと湯水の圧力が低い場所でも、その場所の圧力に応じて、孔径が変わるので、勢いのある低水圧シャワーを実現できる。
本発明によれば、湯水の圧力が下がることにより、前記散水孔の孔径が縮小する構成としているので、シャワーの止水時に、より効果的に水垂れを防止できる。
本発明の止水時を示すシャワーヘッドの断面図である。 本発明の吐水時を示すシャワーヘッドの断面図である。 本発明の止水時を示すシャワーヘッドの外観図である。 本発明の止水時及び吐水時を示す散水孔の断面図である。
以下、図面を参照して本発明のシャワーヘッドの実施形態について説明する。図1および図2は本発明の実施形態によるシャワーヘッドの止水時及び吐水時を示す断面図である。ここでは、浴室やシャワールームなどで身体にシャワーを浴びるときなどに利用されるシャワーヘッド1に適用した例を示している。なお、図示しないが、このシャワーヘッド1は、湯水混合水栓から分岐されたシャワーホースに接続されている。
図1及び図2のシャワーヘッド1は、シャワーヘッド1のヘッド部に吐水ユニット2を取付けて構成されている。この吐水ユニット2は、図1及び図2に示すとおり、継ぎ手3と散水板ガイド4と、複数の散水孔6を形成した散水板5とから外面を構成しており、また、水密を保つ部位にはOリングを使用している。更に、図3の外観図で示すように、散水孔6は、散水板5に同心円状に規則的に形成されている。
そして、シャワーヘッド1の給水口8より供給された湯水は、シャワーヘッド本体1の通水路9を通り吐水ユニット2内に供給され、散水板5の散水孔6から最終的に吐水される構成となっている。
この散水孔6は、ゴムなどの弾性のある弾性体で作られており、散水孔6に通水される湯水の圧力が下がることにより、孔径が縮小する構成となっている。そのため、図1、図3及び図4(a)のように、止水状態、つまり通水孔6に通水される圧力がゼロの時には、それぞれの散水孔6の弾性力で、先端が完全に閉じている状態(孔径がゼロ)となる。このため、止水時では、散水孔6が完全に閉じているため、通水路9や、吐水ユニット2に残っている湯水が、散水孔6から水垂れとして吐水されることを防止できる。
また、この散水孔6は、孔径をゼロにする場合を、湯水の圧力がゼロの状態のみにする必要は無く、所定値以下の圧力の状態で孔径をゼロにしても良い。一般的なシャワーでは、シャワーホースはシャワー使用時には通水される湯水の圧力で押し拡げられている。この状態で湯水を供給する湯水混合栓(図示せず)を閉弁すると、シャワーホースは徐々に縮径し、その体積分の湯水がシャワーヘッドを通過し外部に吐水される。この縮径動作が終了するにはかなり時間がかかり、水垂れの原因にもなっている。このことに対し、本構成では、孔径をゼロにすることでシャワーホースの縮径動作の進行を抑え、水垂が続くことを防止することができる。
また、図1、図3及び図4(a)では、止水時では、完全に散水孔6の先端が閉じている構成を示しているが、必ずしも、止水時で、散水孔6の先端が完全に閉じるように縮める必要はなく、止水時でも、孔径を有した散水孔6としてもよい。このような構成とすることで、シャワーヘッド1が長期間使用されないような時に、散水孔6が完全に閉じていることでの固着が生じ、操作部で吐水操作をしたにも係わらず、散水孔6から吐水されなくなるといった問題を防止することができる。
また、この状態では、シャワー吐水時よりも小さな孔径であるので、散水孔6で大きな表面張力が発生しているので、たとえ、シャワーヘッド1に振動が発生したとしも、、吐水ユニット2内や通水路9に残留する湯水が、流れることも防止できる。
次に、図2及び図4(b)により、使用者が図示しない操作部の吐水操作をした後の散水孔6から吐水される吐水時を説明する。
図4(b)の散水孔6に示すように、吐水時では、通水路9を通り、散水孔6に供給された湯水は、ある一定の圧力を有しているため、この圧力が、散水孔6の孔径を縮めようとする弾性力より高い力で、散水孔6の孔径を拡大する方向にかかり、散水孔6の孔径が拡大することで、散水孔6から湯水が吐水される。
このとき、散水孔6を、湯水の圧力がある一定の圧力以上の時に、孔径が拡大し吐水され、ある一定の圧力以下の時には、散水孔6が縮んで止水されるといった構成にしてもよいが、散水孔6の孔径が、湯水の圧力に応じて、連続的又は段階的に拡大するといった構成にするほうが好ましい。
このように、湯水の圧力に応じて、連続的又は段階的に、拡大するといった構成にすることで、低い圧力の時には、孔径が小さく勢い良い吐水ができ、更に、高い圧力の時には、孔径が大きくなるので、流線が太く、たっぷりとした吐水とすることができるので、もともと湯水の圧力の低い場所でも、勢いのある低水圧シャワーを実現することができる。
なお、本実施形態では、浴室やシャワールームなどで身体にシャワーを浴びるときなどに利用されるシャワーヘッドであるが、これに限らず、洗面台やキッチンなどで使用されるシャワーヘッドに用いてもよい。
本発明は、浴室、洗面台およびその他の水栓が結合され、シャワーヘッドが結合できるような態様等、シャワーを使用する環境であるなら、いずれも使用可能である。
1 シャワーヘッド
2 吐水ユニット
3 継ぎ手
4 散水板ガイド
5 散水板
6 散水孔
8 給水口
9 通水路

Claims (4)

  1. シャワーヘッド本体内の通水路の先端に複数の散水孔を有するシャワーヘッドにおいて、
    前記通水路から前記散水孔に通水される湯水の圧力が下がることにより、前記散水孔の孔径が縮小することを特徴とするシャワーヘッド。
  2. 前記散水孔は、前記通水路から前記散水孔にかかる湯水の圧力が所定値以下のときは閉じていることを特徴とする請求項1に記載のシャワーヘッド。
  3. 前記通水路から前記散水孔に圧力がかかっていないときでも、前記散水孔が閉じていないことを特徴とする請求項1に記載のシャワーヘッド。
  4. 前記通水路から前記散水孔に通水される湯水の圧力が上がることにより、前記散水孔の孔径が拡大し、前記散水孔が開いている状態において、前記孔径は複数の値をとることを特徴とする請求項1乃至3に記載のシャワーヘッド。
JP2009069326A 2009-03-23 2009-03-23 シャワーヘッド Pending JP2010220704A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018110797A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 Toto株式会社 筒状吐水装置および筒状吐水装置の製造方法
JP2018123553A (ja) * 2017-01-31 2018-08-09 Toto株式会社 吐水装置
JP2020503927A (ja) * 2016-12-21 2020-02-06 ザバリ,リドル 殺菌効果を有する自己密封シャワーヘッド

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