JP3128711B2 - 気泡浴槽 - Google Patents
気泡浴槽Info
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- JP3128711B2 JP3128711B2 JP04275562A JP27556292A JP3128711B2 JP 3128711 B2 JP3128711 B2 JP 3128711B2 JP 04275562 A JP04275562 A JP 04275562A JP 27556292 A JP27556292 A JP 27556292A JP 3128711 B2 JP3128711 B2 JP 3128711B2
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Description
吸入された浴湯中に空気を混入して噴射口から気泡混じ
りの浴湯を浴槽本体に噴射させる浴湯循環式の気泡浴槽
に関する。
吸水経路と浴湯吐出経路とを設け、浴湯吐出経路に空気
取り入れ部を接続したうえ、その空気取り入れ部から取
り入れた空気を浴湯吐出経路の浴湯中に混入して噴射口
から気泡混じりの浴湯を浴槽本体に噴射させるように構
成した浴湯循環式の気泡浴槽は、浴槽本体の吸水口に体
の一部が吸い寄せられ、特に小児の場合は危険な状態に
なることがあるという問題がある。あるいは、噴射口が
入浴者の手、足などで閉鎖された場合は、噴流が空気取
り入れ部の配管を逆流し、ポンプ室に流出してポンプ室
が水びたしになることがあるという問題がある。
槽本体の吸水口、あるいは噴射口が入浴者の体の一部な
どで塞がれたときの浴湯圧力の変化が大きくなった場
合、循環ポンプの運転を停止することにより、前記従来
の問題を解決することを技術的課題とするものである。
術的手段は、浴槽本体と循環ポンプの間に、吸水口に接
続された浴湯吸水経路と噴出口に接続された浴湯吐出経
路とからなる浴湯循環経路を設け、前記浴湯吐出経路に
空気取り入れ部を接続したうえ、その空気取り入れ部か
ら取り入れた空気を前記浴湯吐出経路の浴湯中に混入し
て噴射口から気泡混じりの浴湯を浴槽本体に噴射させる
ように構成した浴湯循環式の気泡浴槽において、前記浴
湯循環経路途中に循環浴湯の圧力を検出する圧力検出器
を設けるとともに、据え付け直後に最初に循環ポンプが
運転された時の循環浴湯の初期圧力を圧力検出器で検出
して記憶する初期圧力記憶手段を設け、更に、そのあと
の浴湯循環運転における浴湯圧力を前記初期圧力と比較
し、その差が所定値を越えたときに前記循環ポンプを停
止させるポンプ停止手段を備えた構成にすることであ
る。
おいて循環ポンプが運転されたときの気泡浴湯の初期浴
湯圧力が初期圧力記憶手段により記憶されると、そのあ
との浴湯循環運転における浴湯圧力が、その初期浴湯圧
力と比較され、その差が所定値を越えたときに循環ポン
プが停止されるため、浴槽本体の吸水口、あるいは噴射
口が入浴者の体の一部などで塞がれたときの安全性が保
たれ、更に、浴湯の逆流が防止される。尚、浴湯循環運
転における浴湯圧力を、初期浴湯圧力と比較する理由
は、浴湯循環経路の配管条件がそれぞれの家屋等により
異なるため、基準圧力を一定値に設定して工場出荷する
ことが困難なためであり、初期浴湯圧力を基準圧力とす
るものである。
明する。図１は、本発明の一実施例の全体的な構成を示
した系統図である。図１に示すように、浴槽本体１に
は、浴湯２が吸水される吸水口３と、気泡混じりの浴湯
を浴槽本体１に噴出させる噴出口４とが設けられてい
る。また、吸水口３には浴湯吸水管５が接続されてお
り、噴出口４には浴湯吐出管６が接続されている。そし
て上記吸水口３から吸入された浴湯２を浴湯吸水管５と
浴湯吐出管６とを経由して噴出口４から吐出させるため
にポンプ７が設けられている。尚、このポンプ７は自吸
式ポンプが用いられている。
吸水管５と浴湯吐出管６とを経由して噴出口４から吐出
させるときに気泡混じりの浴湯とするため、浴湯吐出管
６にはエア−配管８が接続されている。そしてエア−配
管８の端部にはエア−用開閉弁９が取り付けられてお
り、このエア−用開閉弁９が開制御されると気泡噴流が
噴出口４から吐出される。また、浴湯吸水管５には圧力
検出器１０が設けられ、浴湯吸水管５を流れる浴湯２の
圧力を検出したうえ、検出圧力に対応した信号を出力す
るように構成されている。
するためコントロ−ラ１１が設けられている。また、上
記圧力検出器１０とコントロ−ラ１１とが電気的に接続
されており、浴湯吸水管５を流れる浴湯２の圧力に対応
した信号がコントロ−ラ１１に入力されると、コントロ
−ラ１１は、その信号に対応した圧力を演算し、それを
記憶する圧力記憶回路を内蔵している。上記コントロ−
ラ１１にはリモ−トコントロ−ラ１２が接続されてお
り、そのリモ−トコントロ−ラ１２には、浴湯吸水管５
を流れる浴湯２の圧力に異常が発生したとき、この圧力
異常を表示する吸込圧力異常警報ランプ１３と、浴湯２
を循環させるか、循環させないかを切り換えるための切
り換えスイッチとなるジェットスイッチ１４とが取り付
けられている。
−用開閉弁９と圧力検出器１０とコントロ−ラ１１とは
ポンプケ−ス１５に収納されている。
浴槽本体１の浴湯２が適切な温度に加温されたあと、ジ
ェットスイッチ１４がオンに操作されると、コントロ−
ラ１１はポンプ７を駆動させて浴湯２の循環を開始する
とともに、エア−用開閉弁９を開制御し、浴湯２の最初
の気泡浴湯の循環を開始させる。そして、コントロ−ラ
１１は前記圧力検出器１０から出力された信号を入力
し、浴湯吸水管５を流れる浴湯２の圧力を演算するとと
もに、その圧力を初期浴湯圧力として記憶する。更に、
コントロ−ラ１１は、その初期浴湯圧力を記憶したあと
は、そのあとの浴湯循環運転における浴湯圧力を、その
初期浴湯圧力と比較し、その差が所定値を越えたときに
リモ−トコントロ−ラ１２の吸込圧力異常警報ランプ１
３を点灯させ、ポンプ７を停止させる。尚、コントロ−
ラ１１には、停電したときの前記初期浴湯圧力のバック
アップが消失したとき、あるいは再施工により初期浴湯
圧力を変更するようなとき、初期浴湯圧力をリセットす
る機構が設けられている。
力が異常状態になる原因として次のようなことが考えら
れる。 （１）吸水口３が入浴者の身体の一部を引き付けて塞が
れたとき （２）吸水口３に装着されたヘアキャッチャ−が外れた
とき （３）吸水口３に頭髪が吸い込まれて吸水口３が塞がれ
たとき （４）噴射口４が入浴者の身体の一部で塞がれたとき
を流れる浴湯２の圧力を初期浴湯圧力として記憶する理
由は、各施工現場における配管条件が様々に異なるた
め、工場出荷時に基準となる浴湯圧力を設定することが
できないためである。
力が異常状態になった場合に、コントロ−ラ１１はポン
プ７を停止させるため、幼児等が吸水口３に引き付けら
れるというようなことが防止される。あるいは、噴射口
４が入浴者の手、足などで閉鎖された場合の浴湯２のエ
ア−配管８を経由した逆流が防止され、ポンプケ−ス１
５が水びたしになるというようなことが防止される。
と循環ポンプの間に設けられた浴湯循環経路に循環浴湯
の圧力を検出する圧力検出器を設けるとともに、据え付
け直後に最初に循環ポンプが運転された時の循環浴湯の
初期圧力を圧力検出器で検出して記憶する初期圧力記憶
手段を設け、更に、そのあとの浴湯循環運転における浴
湯圧力を前記初期圧力と比較し、その差が所定値を越え
たときに前記循環ポンプを停止させるように構成したた
め、現場の配管条件等に対応できて、入浴者の身体の一
部が吸水口に引き付けられたり、噴射口が塞がれた場合
に噴出されるべき気泡浴湯が空気取り入れ部を逆流し、
ポンプ部が水浸しになるというような問題を防止するこ
とができる。
図である。
Claims (1)
- 【請求項１】 浴槽本体と循環ポンプの間に、吸水口に
接続された浴湯吸水経路と噴出口に接続された浴湯吐出
経路とからなる浴湯循環経路を設け、前記浴湯吐出経路
に空気取り入れ部を接続したうえ、その空気取り入れ部
から取り入れた空気を前記浴湯吐出経路の浴湯中に混入
して噴射口から気泡混じりの浴湯を浴槽本体に噴射させ
るように構成した浴湯循環式の気泡浴槽において、前記
浴湯循環経路途中に循環浴湯の圧力を検出する圧力検出
器を設けるとともに、据え付け直後に最初に循環ポンプ
が運転された時の循環浴湯の初期圧力を圧力検出器で検
出して記憶する初期圧力記憶手段を設け、更に、そのあ
との浴湯循環運転における浴湯圧力を前記初期圧力と比
較し、その差が所定値を越えたときに前記循環ポンプを
停止させるポンプ停止手段を備えたことを特徴とする気
泡浴槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04275562A JP3128711B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 気泡浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04275562A JP3128711B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 気泡浴槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06105879A JPH06105879A (ja) | 1994-04-19 |
| JP3128711B2 true JP3128711B2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=17557182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04275562A Expired - Lifetime JP3128711B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 気泡浴槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3128711B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002325813A (ja) * | 2001-04-27 | 2002-11-12 | Chofu Seisakusho Co Ltd | 強制循環式風呂装置 |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP04275562A patent/JP3128711B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06105879A (ja) | 1994-04-19 |
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