JP2503955Y2 - 打たせ湯装置 - Google Patents
打たせ湯装置Info
- Publication number
- JP2503955Y2 JP2503955Y2 JP1990103595U JP10359590U JP2503955Y2 JP 2503955 Y2 JP2503955 Y2 JP 2503955Y2 JP 1990103595 U JP1990103595 U JP 1990103595U JP 10359590 U JP10359590 U JP 10359590U JP 2503955 Y2 JP2503955 Y2 JP 2503955Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- line
- bathtub
- valve
- air intake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、泡風呂及び水圧マッサージ機能に併せて打
たせ湯機能を有する装置に関するものである。
たせ湯機能を有する装置に関するものである。
［従来の技術］ 従来の泡風呂及び打たせ湯装置は夫々独立している。
第２図は従来の泡風呂を示すもので、ケーシング01内
に循環ポンプ02と制御器03を組み込み、風呂ａ内の湯を
吸引口04から吸い込み、空気とり入れ口05からとり入れ
た空気をこの湯に混入して泡湯発生口06から浴槽ａ内に
噴出する構成である。
に循環ポンプ02と制御器03を組み込み、風呂ａ内の湯を
吸引口04から吸い込み、空気とり入れ口05からとり入れ
た空気をこの湯に混入して泡湯発生口06から浴槽ａ内に
噴出する構成である。
又、打たせ湯装置は、別に設けた給油器から給油され
るシャワーと兼用のもので、通常は洗い場に設けてあ
り、シャワーと打たせ湯はシャワーヘッドを切り替えて
使用する構造である。
るシャワーと兼用のもので、通常は洗い場に設けてあ
り、シャワーと打たせ湯はシャワーヘッドを切り替えて
使用する構造である。
［従来技術の課題］ このように、従来の泡風呂と打たせ湯装置は、夫々別
々のため、双方を一緒に使用することはできないと共に
打たせ湯は別に設けた給油器で加熱した温水を使用する
ため、エネルギーの無駄があり、又、打たせ湯に使用し
た湯はそのまま洗い湯から排水してしまうことになり、
湯の無駄も多い。
々のため、双方を一緒に使用することはできないと共に
打たせ湯は別に設けた給油器で加熱した温水を使用する
ため、エネルギーの無駄があり、又、打たせ湯に使用し
た湯はそのまま洗い湯から排水してしまうことになり、
湯の無駄も多い。
このような問題を解決する手段として、風呂内の湯を
泡風呂とシャワーに使用できるように構成した装置が特
開昭48-58966号公報に掲載されている。
泡風呂とシャワーに使用できるように構成した装置が特
開昭48-58966号公報に掲載されている。
しかし、この公知例においては、シャワーの使用はで
きるが、打たせ湯の機能は持っていない。また、この公
知例の場合、浴槽内において気泡の発生を行うことは可
能であるが、水圧によるマッサージ、及び打たせ湯と水
圧マッサージを同時に行う機能は有していない。
きるが、打たせ湯の機能は持っていない。また、この公
知例の場合、浴槽内において気泡の発生を行うことは可
能であるが、水圧によるマッサージ、及び打たせ湯と水
圧マッサージを同時に行う機能は有していない。
本考案は斯かる点に鑑みて提案されるものであって、
湯の使用に無駄がないと共に一台の装置で泡風呂、打た
せ湯、水圧マッサージ、及び打たせ湯と水圧マッサージ
を同時に行うことができる装置を提供するのが目的であ
る。
湯の使用に無駄がないと共に一台の装置で泡風呂、打た
せ湯、水圧マッサージ、及び打たせ湯と水圧マッサージ
を同時に行うことができる装置を提供するのが目的であ
る。
［課題を解決するための手段である］ 本考案の構成は以下の通りである。
浴槽内に浸漬するケーシングの一部に、浴槽内から湯
を吸引するための吸引口と浴槽内に泡湯を噴出するため
の泡湯噴出口を設けて前記吸引口と泡湯噴出口間を泡湯
発生ラインで結んだこと、 前記ケーシング外から空気をとり入れる空気とり入れ
ラインを設けてこの空気とり入れラインを前記泡湯発生
ラインに結んだこと、 前記泡湯発生ラインにおいて、前記空気とり入れライ
ンを結んだ位置により下流側を分岐して浴槽上方に設け
た打たせ湯ヘッドに至る打たせ湯ラインを設けたこと、 前記泡湯発生ラインにおいて、泡湯噴出口と打たせ湯
ラインの分岐部間に開閉弁V1を取り付けると共に打たせ
湯ラインに開閉弁V2を取り付け、更に空気とり入れライ
ンに開閉弁V3を取り付けたこと、 前記泡湯発生ラインにおいて、空気とり入れラインを
結んだ位置よりも上流側に循環ポンプを取り付けたこ
と、 入浴者が泡風呂モードを設定すると前記開閉弁V1及び
V3を開き、V2を閉じ、循環ポンプを駆動して吸引口から
浴槽内の湯を吸引し、空気とり入れラインから空気をと
り入れて泡湯噴出口から浴槽内に泡湯を噴出させ、打た
せ湯モードを設定すると前記開閉弁V2を開き、開閉弁V1
及びV3を閉じ、循環ポンプを駆動して吸引口から吸引し
た浴槽内の湯を泡湯発生ライン及び打たせ湯ラインを経
由して打たせ湯ヘッドに供給することにより打たせ湯ヘ
ッドから湯を吐出させ、打たせ湯と水圧マッサージモー
ドを設定すると前記開閉弁V3を閉じ、開閉弁V1及びV2を
開き、循環ポンプ５を駆動して吸引口２から吸引した湯
を泡湯噴出口３から浴槽内に噴出させると同時に打たせ
湯ヘッド８から吐出させる制御を行う制御器を設けたこ
と、 を特徴とする打たせ湯装置。
を吸引するための吸引口と浴槽内に泡湯を噴出するため
の泡湯噴出口を設けて前記吸引口と泡湯噴出口間を泡湯
発生ラインで結んだこと、 前記ケーシング外から空気をとり入れる空気とり入れ
ラインを設けてこの空気とり入れラインを前記泡湯発生
ラインに結んだこと、 前記泡湯発生ラインにおいて、前記空気とり入れライ
ンを結んだ位置により下流側を分岐して浴槽上方に設け
た打たせ湯ヘッドに至る打たせ湯ラインを設けたこと、 前記泡湯発生ラインにおいて、泡湯噴出口と打たせ湯
ラインの分岐部間に開閉弁V1を取り付けると共に打たせ
湯ラインに開閉弁V2を取り付け、更に空気とり入れライ
ンに開閉弁V3を取り付けたこと、 前記泡湯発生ラインにおいて、空気とり入れラインを
結んだ位置よりも上流側に循環ポンプを取り付けたこ
と、 入浴者が泡風呂モードを設定すると前記開閉弁V1及び
V3を開き、V2を閉じ、循環ポンプを駆動して吸引口から
浴槽内の湯を吸引し、空気とり入れラインから空気をと
り入れて泡湯噴出口から浴槽内に泡湯を噴出させ、打た
せ湯モードを設定すると前記開閉弁V2を開き、開閉弁V1
及びV3を閉じ、循環ポンプを駆動して吸引口から吸引し
た浴槽内の湯を泡湯発生ライン及び打たせ湯ラインを経
由して打たせ湯ヘッドに供給することにより打たせ湯ヘ
ッドから湯を吐出させ、打たせ湯と水圧マッサージモー
ドを設定すると前記開閉弁V3を閉じ、開閉弁V1及びV2を
開き、循環ポンプ５を駆動して吸引口２から吸引した湯
を泡湯噴出口３から浴槽内に噴出させると同時に打たせ
湯ヘッド８から吐出させる制御を行う制御器を設けたこ
と、 を特徴とする打たせ湯装置。
［作用］ 入浴者は制御器に希望する運転モードを選択して入力
すると、制御器は、この運転モードに基づいて制御弁
V1、V2、V3を制御し、循環ポンプを駆動して自動制御を
行う。
すると、制御器は、この運転モードに基づいて制御弁
V1、V2、V3を制御し、循環ポンプを駆動して自動制御を
行う。
［実施例］ 第１図に本考案の実施例を示す。
１は浴槽ａ内に浸漬されたケーシングであって、この
ケーシング１には、浴槽ａ内から湯を吸引するための吸
引口２と浴槽ａ内に泡湯を噴出するための泡湯噴出口３
を設けた構成である。４は前記吸引口２と泡湯噴出口３
間を結んだ泡湯発生ライン、６は前記ケーシング１外か
ら空気をとり入れる空気とり入れラインであって、この
空気とり入れライン６は前記泡湯発生ライン４に結ばれ
ている。
ケーシング１には、浴槽ａ内から湯を吸引するための吸
引口２と浴槽ａ内に泡湯を噴出するための泡湯噴出口３
を設けた構成である。４は前記吸引口２と泡湯噴出口３
間を結んだ泡湯発生ライン、６は前記ケーシング１外か
ら空気をとり入れる空気とり入れラインであって、この
空気とり入れライン６は前記泡湯発生ライン４に結ばれ
ている。
７は前記泡湯発生ライン４において、空気とり入れラ
イン６を結んだ位置より下流側を分岐して浴槽上方に設
けた打たせ湯ヘッド８に至る打たせ湯ライン、V1は前記
泡湯発生ライン４において、泡湯噴出口３と打たせ湯ラ
イン７の分岐部間に取り付けた開閉弁、V2は打たせ湯ラ
イン７に取り付けた開閉弁、V3は空気とり入れライン６
に取り付けた開閉弁である。
イン６を結んだ位置より下流側を分岐して浴槽上方に設
けた打たせ湯ヘッド８に至る打たせ湯ライン、V1は前記
泡湯発生ライン４において、泡湯噴出口３と打たせ湯ラ
イン７の分岐部間に取り付けた開閉弁、V2は打たせ湯ラ
イン７に取り付けた開閉弁、V3は空気とり入れライン６
に取り付けた開閉弁である。
５は前記泡湯発生ライン４において、空気とり入れラ
イン６を結んだ位置よりも上流側に取り付けた循環ポン
プである。
イン６を結んだ位置よりも上流側に取り付けた循環ポン
プである。
９は自動運転制御器であって、この制御器９は、入浴
者が泡風呂モードを設定すると前記開閉弁V1及びV3を開
き、V2を閉じ、循環ポンプ５を駆動して吸引口２から浴
槽ａ内の湯を吸引し、空気とり入れライン６から空気を
とり入れて泡湯噴出口３から浴槽ａ内に泡湯を噴出し、
打たせ湯モードを設定すると前記開閉弁V2を開き、開閉
弁V1及びV3を閉じ、循環ポンプ５を駆動して吸引口２か
ら吸引した浴槽ａ内の湯を泡湯発生ライン４から打たせ
湯ライン７を経由して打たせ湯ヘッド８に供給してこの
打たせ湯ヘッド８から湯を吐出させ、打たせ湯と水圧マ
ッサージモードを設定すると前記開閉弁V3を閉じ、開閉
弁V1及びV2を開き、循環ポンプ５を駆動して吸引口２か
ら吸引した湯を泡湯噴出口３と打たせ湯ヘッド８から噴
出させる。
者が泡風呂モードを設定すると前記開閉弁V1及びV3を開
き、V2を閉じ、循環ポンプ５を駆動して吸引口２から浴
槽ａ内の湯を吸引し、空気とり入れライン６から空気を
とり入れて泡湯噴出口３から浴槽ａ内に泡湯を噴出し、
打たせ湯モードを設定すると前記開閉弁V2を開き、開閉
弁V1及びV3を閉じ、循環ポンプ５を駆動して吸引口２か
ら吸引した浴槽ａ内の湯を泡湯発生ライン４から打たせ
湯ライン７を経由して打たせ湯ヘッド８に供給してこの
打たせ湯ヘッド８から湯を吐出させ、打たせ湯と水圧マ
ッサージモードを設定すると前記開閉弁V3を閉じ、開閉
弁V1及びV2を開き、循環ポンプ５を駆動して吸引口２か
ら吸引した湯を泡湯噴出口３と打たせ湯ヘッド８から噴
出させる。
［考案の効果］ 本考案は以上のように、泡風呂と打たせ湯装置を一体
化して、双方とも浴槽内の湯を使用し、又、打たせ湯を
浴槽内に入りながら使用できるようにしたので、湯及び
エネルギーの無駄がなく、又、風呂に入りながら泡風呂
又は水圧マッサージに加えて打たせ湯を同時に楽しむこ
とができる。
化して、双方とも浴槽内の湯を使用し、又、打たせ湯を
浴槽内に入りながら使用できるようにしたので、湯及び
エネルギーの無駄がなく、又、風呂に入りながら泡風呂
又は水圧マッサージに加えて打たせ湯を同時に楽しむこ
とができる。
第１図は本考案の実施例図、第２図は従来例の泡風呂の
説明図である。 １……ケーシング ２……吸引口 ３……泡湯噴出口 ４……泡湯発生ライン ５……循環ポンプ ６……空気とり入れライン ７……打たせ湯ライン ８……打たせ湯ヘッド ９……制御器
説明図である。 １……ケーシング ２……吸引口 ３……泡湯噴出口 ４……泡湯発生ライン ５……循環ポンプ ６……空気とり入れライン ７……打たせ湯ライン ８……打たせ湯ヘッド ９……制御器
Claims (1)
- 【請求項１】浴槽内に浸漬するケーシングの一部に、浴
槽内から湯を吸引するための吸引口と浴槽内に泡湯を噴
出するための泡湯噴出口を設けて前記吸引口と泡湯噴出
口間を泡湯発生ラインで結んだこと、 前記ケーシング外から空気をとり入れる空気とり入れラ
インを設けてこの空気とり入れラインを前記泡湯発生ラ
インに結んだこと、 前記泡湯発生ラインにおいて、前記空気とり入れライン
を結んだ位置より下流側を分岐して浴槽上方に設けた打
たせ湯ヘッドに至る打たせ湯ラインを設けたこと、 前記泡湯発生ラインにおいて、泡湯噴出口と打たせ湯ラ
インの分岐部間に開閉弁V1と取り付けると共に打たせ湯
ラインに開閉弁V2を取り付け、更に空気とり入れライン
に開閉弁V3を取り付けたこと、 前記泡湯発生ラインにおいて、空気とり入れラインを結
んだ位置よりも上流側に循環ポンプを取り付けたこと、 入浴者が泡風呂モードを設定すると前記開閉弁V1及びV3
を開き、V2を閉じ、循環ポンプを駆動して吸引口から浴
槽内の湯を吸引し、空気とり入れラインから空気をとり
入れて泡湯噴出口から浴槽内に泡湯を噴出させ、打たせ
湯モードを設定すると前記開閉弁V2を開き、開閉弁V1及
びV3を閉じ、循環ポンプを駆動して吸引口から吸引した
浴槽内の湯を泡湯発生ライン及び打たせ湯ラインを経由
して打たせ湯ヘッドに供給することにより打たせ湯ヘッ
ドから湯を吐出させ、打たせ湯と水圧マッサージモード
を設定すると前記開閉弁V3を閉じ、開閉弁V1及びV2を開
き、循環ポンプ５を駆動して吸引口２から吸引した湯を
泡湯噴出口３から浴槽内に噴出させると同時に打たせ湯
ヘッド８から吐出させる制御を行う制御器を設けたこ
と、 を特徴とする打たせ湯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990103595U JP2503955Y2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 打たせ湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990103595U JP2503955Y2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 打たせ湯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0459786U JPH0459786U (ja) | 1992-05-22 |
| JP2503955Y2 true JP2503955Y2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=31848537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990103595U Expired - Lifetime JP2503955Y2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 打たせ湯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2503955Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5239333B2 (ja) * | 1971-11-26 | 1977-10-04 |
-
1990
- 1990-10-01 JP JP1990103595U patent/JP2503955Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0459786U (ja) | 1992-05-22 |
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