JPH08182717A - ジェットバス用吸気装置 - Google Patents

ジェットバス用吸気装置

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Publication number
JPH08182717A
JPH08182717A JP33744694A JP33744694A JPH08182717A JP H08182717 A JPH08182717 A JP H08182717A JP 33744694 A JP33744694 A JP 33744694A JP 33744694 A JP33744694 A JP 33744694A JP H08182717 A JPH08182717 A JP H08182717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
bathtub
air
jet
intake
Prior art date
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Pending
Application number
JP33744694A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Teranaka
吉彦 寺中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Living Tech Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Living Tech Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yamaha Living Tech Co Ltd filed Critical Yamaha Living Tech Co Ltd
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Publication of JPH08182717A publication Critical patent/JPH08182717A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バスタブ1に設けられるジェットバス装置3
において、空気を吸気する吸気口によりバスタブの外観
を害することなく、吸気音を消すための消音装置や長い
空気配管によってコストが高くなることのないジェット
バス用吸気装置を提供する事を目的とする。 【構成】 オリフィス31から水30を高速で噴射した
ときに生じる負圧を利用して、空気33を吸気し、噴射
水の周囲から内部に混合させて混合噴射水17をつく
り、この混合噴射水をバスタブ1内の水中に噴射する。
このとき、オリフィス31の出口の混合室35に連通す
る短い吸気管37の端部に逆止弁39を設ける。逆止弁
の上流側には吸気口43を設ける。これら逆止弁39や
吸気口43は、バスタブ1の外側で浴室外に通じる空間
S、即ちジェットバス装置3が設けられる空間Sに位置
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】この発明は、水(お湯を含む)と
空気との混合噴射水をバスタブ内の水(お湯を含む)中
に噴射するジェットバス装置に関し、特にこのジェット
バス装置に備えられ、空気を吸気する吸気装置の構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】前記のような従来のジェットバス装置に
は、たとえば特開昭64−64611号公報や特開平3
−221050号公報に記載された技術などがある。こ
のような従来技術の一例を図2に示す。バスタブ1に設
けられるジェットバス装置3は、バスタブ1内の水4を
吸水口5から取り込んで、ポンプ6を介して、図示しな
いオリフィスから水を高速で、バスタブ1内の水4中に
噴射する。そして、噴射したときに生じる負圧を利用し
て、噴射水の周囲から空気を噴射水の内部に混入させ
る。この空気は、バスタブ1の縁部の上面に設けられた
吸気口9から取り込まれ、空気配管11を通って消音器
13に送られ、吸気管15を通って前記オリフィスの出
口付近に導かれ、噴射水の内部に混入させる。このよう
にして気泡を含んだ混合噴射水17をつくり、バスタブ
1の水中に噴射する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来技術
によれば、吸気口9がバスタブ1の縁部の上面に設けら
れているので、バスタブ1の外観を害する可能性があっ
た。また、吸気口9がバスタブ1の縁部の上面に、即ち
浴室内に設けられているので、吸気音が浴室内に響く。
このため、消音装置13が必要であった。また、バスタ
ブ1の縁部の上面に設けられた吸気口9とジェットバス
装置3を連通するために、長い空気配管11および吸気
管15が必要であった。よって、吸気装置のコストを押
し上げるものであった。
【0004】この発明は、以上の問題点を解決するため
になされたもので、吸気口によりバスタブの外観を害す
ることなく、消音装置や長い空気配管および吸気管が不
要になることによって工事も簡単になり、低コストのジ
ェットバス用吸気装置を提供する事を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、この発明は、オリフィスから水を高速で噴射した
ときに生じる負圧を利用して、空気を吸気し噴射水の周
囲から内部に混入させて混合噴射水をつくり、この混合
噴射水をバスタブ内の水中に噴射するジェットバス装置
に備えられ前記空気を吸気する吸気装置において、前記
オリフィスの出口付近に連通する吸気管と、吸気管の吸
気側端部に設けられ、バスタブの外側で浴室外に通じる
空間即ちジェットバス装置が設けられる空間に位置する
逆止弁と、前記逆止弁の上流側に設けられ前記空間に位
置する吸気口と、を有することを特徴とする。
【0006】
【作用】この発明では、オリフィスから水を高速で噴射
すると、空気は、バスタブの外側で浴室外に通じる空間
で吸気口に取り込まれ、噴射水の負圧で開いた逆止弁と
吸気管を通って、噴射水の周囲から内部に混入する。オ
リフィスから水を噴射しないときは、逆止弁は閉じてお
り、バスタブ内の水は吸気口から漏れない。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を、図1に示す。この実
施例のジェットバス装置3は、バスタブ1の壁21を貫
通して、壁21の外側の空間Sに設けられる。この空間
Sは、バスタブ1の縁部1Aの下側にあり、一般には浴
室を構成するタイル1B等の下に広がっており、浴室外
に通じる空間である。そして、壁21に形成された孔に
対し、内側から噴流口継手23が、外側から装置ハウジ
ング25が、パッキン27を介して取り付けられる。
【0008】装置ハウジング25の後方には、高圧の水
が導かれる高圧導水路29が形成される。高圧導水路2
9の上流側には、バスタブ1内の水4を吸水口5から取
り込んでポンプPを介して高圧の水として、導いてい
る。高圧導水路29の終端には、水30を高速で噴射す
るためのオリフィス31が略水平に設けられる。オリフ
ィス31の先端は、細い通路31Aになっており、水3
0の速度は大きくなる。
【0009】オリフィス31の先端の出口には、水30
と空気33が混合される混合室35が形成される。この
混合室35には、空気33を吸気する短い吸気管37
が、オリフィス31の周囲に形成されるリング状の通路
を介して、連通する。
【0010】吸気管37は、上方に伸び、上端部に逆止
弁39が設けられる。この逆止弁39は、吸気管37に
連通する円筒状の本体41を有しており、本体41の上
端に小さな穴が開口しており吸気口43を形成する。本
体41の内部にはコイルスプリング45が収納され、球
状の弁体47を押上げ、この弁体47により前記吸気口
43を内部から塞いでいる。これら吸気管37、逆止弁
39、および吸気口43は、ジェットバス装置1が設け
られる前記空間Sに位置する。
【0011】オリフィス31の先端の前方には、水30
と空気33とが混合された混合噴射水17を案内するノ
ズル49が設けられる。ノズル49の後端は球状部51
となっている。球状部51の後方は、軸方向に移動可能
なリング状の支持部材53で支持され、バネ55で前方
に付勢されている。球状部51の前方は、噴流口継手2
3の開口縁で支持されている。この支持構造により、ノ
ズル49は姿勢を変更可能に支持されている。以下、こ
の実施例の作用を説明する。
【0012】ポンプPが働くと、バスタブ1内の水4を
吸水口5から取り込んで高圧の水とし、高圧導水路29
へ導く。高圧導水路29の高圧の水30は、オリフィス
31から噴射水として高速で噴射される。この噴射のと
きに生じる負圧により、コイルスプリング45が下方に
撓み、弁体47が吸気口43から離れ、開口する。この
吸気口43から空気33が取り込まれ、吸気管37を介
して、混合室35に導かれる。そして、混合室35内に
おいて、噴射水の周囲から空気33を、噴射水の内部に
混入し、混合噴射水17がつくられる。この混合噴射水
17は、ノズル49に案内される。ノズル49は、球状
部51において支持されているので、ノズル49の先端
を指で動かす事で、回動し姿勢を変更できる。
【0013】ノズル49から噴射され大量の空気33が
含まれている混合噴射水17は、バスタブ1の中にいる
人の体に対し、より大きなマッサージ作用を発揮する。
また、ポンプPが働かずオリフィス31から混合噴射水
を噴射しないときは、前記負圧が生じないので逆止弁3
9は閉じており、バスタブ1内の水は吸気口43から漏
れない。
【0014】以上のように、この実施例によれば、空気
は、バスタブ1の外側で浴室外に通じる空間Sで吸気口
43に取り込まれるが、吸気口43がいわば浴室外に設
けられているので浴室内からは見えない。よって、この
吸気口43がバスタブ1の外観を害する事はない。
【0015】また、吸気口43がバスタブ1の外側で浴
室外に設けられているので、吸気音が吸気口43を通っ
て浴室内に響く事がなく、消音装置13(図2参照)が
不要となる。また、ジェットバス装置3が設けられる空
間Sに吸気口43が位置するので、このジェットバス装
置3と吸気口43とを連通するための吸気管37は、極
めて短くてすむ。短くても、逆止弁39や負圧の働きに
より、水が吸気口43から漏れる事はない。このよう
に、消音装置と長い吸気管などが不要なため、吸気装置
のコストを押さえる事ができ工事も簡単に済む。
【0016】なお、以上の実施例では、逆止弁39は球
状の弁体47とコイルスプリング45を有するものであ
るが、他の実施例では必ずしも弁体は球状である必要は
なく、スプリングも他の形態のものでよい。また、以上
の実施例では、ノズル49は姿勢を変更できるものであ
ったが、他の実施例では必ずしも変更できる必要はな
い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、空気は、バスタブの外側で浴室外に通じる空間で吸
気口に取り込まれ、噴射水の負圧で開いた逆止弁と吸気
管を通って、噴射水の周囲から内部に混入するが、吸気
口が浴室外に設けられているので浴室内からは見えず、
吸気口がバスタブ1の外観を害する事はない。また、吸
気口がバスタブの外側で浴室外に設けられているので、
吸気音が浴室内に響く事がなく、消音装置が不要とな
る。また、ジェットバス装置が設けられる空間に吸気口
が位置するので、このジェットバス装置と吸気口とを連
通するための吸気管は、短くてすむ。このように、消音
装置と長い吸気管などが不要なため、吸気装置のコスト
を押さえる事ができ工事が簡単に済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す要部縦断面図であ
る。
【図2】従来例を示す全体概略断面図である。
【符号の説明】
1…バスタブ、3…ジェットバス装置、4…水、5…吸
水口、6…ポンプ、9…吸気口、11…空気配管、13
…消音器、15…吸気管、17…混合噴射水、21…
壁、S…空間、23…噴流口継手、25…装置ハウジン
グ、27…パッキン、29…高圧導水路、31…オリフ
ィス、33…空気、35…混合室、37…吸気管、39
…逆止弁、41…本体、43…吸気口、45…コイルス
プリング、47…弁体、49…ノズル、51…球状部、
53…支持部材、55…バネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オリフィスから水を高速で噴射したとき
    に生じる負圧を利用して、空気を吸気し噴射水の周囲か
    ら内部に混入させて混合噴射水をつくり、この混合噴射
    水をバスタブ内の水中に噴射するジェットバス装置に備
    えられ前記空気を吸気する吸気装置において、 前記オリフィスの出口付近に連通する吸気管と、吸気管
    の吸気側端部に設けられ、バスタブの外側で浴室外に通
    じる空間即ちジェットバス装置が設けられる空間に位置
    する逆止弁と、前記逆止弁の上流側に設けられ前記空間
    に位置する吸気口と、を有することを特徴とするジェッ
    トバス用吸気装置。 【0001】
JP33744694A 1994-12-28 1994-12-28 ジェットバス用吸気装置 Pending JPH08182717A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33744694A JPH08182717A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 ジェットバス用吸気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33744694A JPH08182717A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 ジェットバス用吸気装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08182717A true JPH08182717A (ja) 1996-07-16

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ID=18308715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33744694A Pending JPH08182717A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 ジェットバス用吸気装置

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JP (1) JPH08182717A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013010065A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Shinei Kogyo Kk 滅菌装置
KR20170116443A (ko) * 2016-04-11 2017-10-19 주식회사 인포트 물때제거장치가 구비된 월풀욕조
US10537210B1 (en) 2018-07-26 2020-01-21 Changju Lee Whirlpool bath with descaling function

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013010065A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Shinei Kogyo Kk 滅菌装置
KR20170116443A (ko) * 2016-04-11 2017-10-19 주식회사 인포트 물때제거장치가 구비된 월풀욕조
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