JP2002153534A - 浴槽用気液噴流装置 - Google Patents

浴槽用気液噴流装置

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JP2002153534A
JP2002153534A JP2000355819A JP2000355819A JP2002153534A JP 2002153534 A JP2002153534 A JP 2002153534A JP 2000355819 A JP2000355819 A JP 2000355819A JP 2000355819 A JP2000355819 A JP 2000355819A JP 2002153534 A JP2002153534 A JP 2002153534A
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JP
Japan
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water
bathtub
hot water
gas
pump
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JP2000355819A
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English (en)
Inventor
Tadanori Kuzutani
忠則 葛谷
Yoshihiro Ohira
善弘 大平
Shoji Hirose
捷司 広瀬
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Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
Original Assignee
Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、浴槽に装着される気泡発生部の機能
を活用して、簡単に残り湯(又は水)の利用が行える浴
槽用気液噴流型気泡発生装置を提供する。 【解決手段】本発明の浴槽用気液噴流型気泡発生装置
は、気泡が混じった湯(又は水)の噴流を浴槽1内へ噴
出させる気泡発生部4の機能を活用すべく、当該気泡発
生部4のうち、循環ポンプ5の吐出部5bと噴出口2と
の間の配管部分に分岐部12を設け、この分岐部12へ
向う流通方向に切換える流路切換弁14を設け、この流
路切換弁14と気泡発生部4の循環ポンプ5とを用い
て、分岐部12から浴槽1内の湯(又は水)を浴槽外へ
送水可能にして、浴槽の残り湯(又は水)を洗濯機の洗
濯水やトイレの洗浄水や庭の散水などに利用できるよう
にしたことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽内の湯又は水
に気泡を発生させる浴槽用気液噴流装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、入浴を終えた浴槽の残り湯を有効
に利用することが進められている。多くは、バケツを用
いて、浴槽の残り湯を洗濯機まで運んで洗濯に利用した
りしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この作業
は、煩雑である上、かなりの労力とするので、大変であ
る。
【0004】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、浴槽に組付く機器である
気泡発生部の機能を活用して、簡単に残り湯(又は水)
の利用が行えるようにした浴槽用気液噴流装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】浴槽用気液噴流装置は、
浴槽に組み付けて使用される装置で、浴槽内の湯(又は
水)をポンプで吸込み、これに空気を混合させて噴出口
から浴槽へ吐出させることによって、気泡が混じった湯
(又は液体)の噴流を浴槽内へ噴出させる構造の気泡発
生装置をもつ。
【0006】そこで、請求項1に記載した発明は、この
気泡発生装置の機能を活用すべく、気泡発生装置のう
ち、ポンプの吐出部と噴出口との間の流路に分岐部を設
け、この分岐部へ向う流通方向に切換える流路切換弁を
設け、この流路切換弁と気泡発生部のポンプとを用い
て、分岐部から浴槽内の湯(又は水)を浴槽外へ送水可
能としたことにある。
【0007】この浴槽用気液噴流装置によると、浴槽内
に残り湯(又は水)が貯まっている状態から、流路切換
弁を分岐部側へ向う流通方向に切換えて、気泡発生部の
ポンプを運転させれば、ポンプで吸込まれた浴槽内の湯
(又は水)が、分岐部へ向って送水される。
【0008】これにより、残り湯(又は水)を、当該湯
(又は水)を利用しようとする、洗濯機、トイレ、庭の
散水などの設備へ導くことにより、簡単に残り湯(水)
の利用が行える。
【0009】請求項2に記載した発明は、上記目的に加
え、気泡発生装置が、残り湯(又は水)を利用する設備
と簡単につなげられるよう、分岐部は、屋内や屋外に配
管される配管部材と接続可能な取合う接続部を有した構
造としたことにある。
【0010】請求項3に記載した発明は、上記目的に加
え、簡単な操作で、気泡を発生するモードから、残り湯
(又は水)を浴槽外へ送水するモードに切換えられるよ
う、気泡発生運転をオンオフ操作する操作部と、浴槽外
への送水開始信号を出力する信号出力部と、操作部から
のオン信号、前記信号出力部からの信号出力にしたがっ
て気泡発生部、前記流路切換弁を制御する制御部とを有
し、制御部が、操作部のオン操作にしたがい流路切換弁
を噴出口へ向う流通方向に切換えてポンプで湯(又は
水)を送り、信号出力部からオン信号の出力にしたがい
流路切換弁を分岐部から利用系配管へ向う流通方向に切
換えてポンプで湯(又は水)を送るようにしたことにあ
る。
【0011】請求項4に記載した発明は、上記目的に加
え、ポンプの空運転(無負荷運転)を防ぐよう、制御部
は、外部送水時、浴槽内の湯(又は水)が無くなると、
外部送水を強制的に停止させるようにしたことにある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1〜図4に示す
一実施形態にもとづいて説明する。
【0013】図1および図2は、いずれも浴槽用気液噴
流装置の概略構成を示し、図中1は例えば浴室に置かれ
た浴槽、2は例えば該浴槽1の側壁の上段側に設けられ
た噴出口、3は浴槽1の側壁の下段側に設けられた吸込
口である。なお、図示はしないが吸込口3は、浴槽1の
底部にも形成してもよい。
【0014】4は、例えば浴槽1の近くに配設された気
泡発生装置である。この気泡発生装置4は、浴槽1に組
み付いている。具体的には、気泡発生装置1は、例えば
電動式の循環ポンプ5(本願のポンプに相当)を有して
いる。この循環ポンプ5の吸込部5aは、吸込側の流路
を構成する配管部材6を介して、浴槽1内に開口してい
る吸込口3に接続されている。循環ポンプ5の吐出部5
bは、吐出側の流路を構成する配管部材7を介して、浴
槽1内に開口している噴出口2に接続されている。こう
した循環ポンプ5の接続により、循環ポンプ5で浴槽1
内に貯まっている湯(又水)を吸込み、これを浴槽1内
へ吐出させるようにしている。また噴出口2の近くの配
管部材7部分には、図1(b)に示されるようにエジェ
クター8が介装されている。このエジェクター8は、ノ
ズル9aを有する主流路9が配管部材7にならう向きに
接続されている。また主流路9から分岐した副流路10
は、大気に開放していて、循環ポンプ5からの湯が主流
路9内を通ると、副流路10内から大気中の空気を取り
込み、主流路9内を流れる湯に空気を混合させるように
してある。このエジャクター8により、気泡が混じった
湯を噴出口2から連続的に浴槽1内へ噴出させるように
している。
【0015】一方、循環ポンプ5の吐出部5bと噴出口
2との間をむすぶ配管部材7の途中には、同配管部材7
から分かれる分岐部12が設けてある。分岐部12に
は、例えば短い配管部材13が接続してある。また循環
ポンプ5からの流れは、流路切換弁14により、噴出口
2へ流れる流通方向と、分岐部12から配管部材13へ
流れる流通方向とに選択的に切り換わるようにしてあ
る。具体的には、流路切換弁14には、例えば分岐部1
2を挟むエジェクター8に向う配管部材7の配管部分7
aと配管部材13との2個所にニ方弁、例えば電磁二方
弁15a,15bを介装した構造が用いられる。この切
換弁構造により、エジェクター8側の電磁二方弁15a
を「開」、配管部材13側の電磁二方弁15bを「閉」
にすれば、循環ポンプ5からの湯(又は水)の流れは噴
出口2側へ切り換わり、反対にエジェクター8側の電磁
二方弁15aを「閉」、配管部材13側の電磁二方弁1
5bを「開」にすれば、循環ポンプ5からの湯(又は
水)の流れは利用系(機器又は配管)13側へ切り換わ
るようにしてある。また配管部材13の先端部には、接
続部として例えばフランジ部材16が取付けてある。こ
のフランジ部材16により、配管部材13に対して、残
り湯(又は水)を利用する屋内や屋外設備の配管、例え
ば屋内の洗面所に置かれた洗濯機へ向う設備の配管や屋
内トイレの洗浄水を導く設備の配管や屋外の庭に散水す
る水を導く設備の配管などといった利用系配管17が取
合って接続される。これで、分岐部12からの湯(又は
水)が、利用系配管17へ導けるようにしている。
【0016】他方、20は主制御部、21は該主制御部
20と組合う副制御部(いずれも本願の制御部に相当)
である。これら各制御部20,21には、循環ポンプ5
および電磁二方弁15a,15bが接続される。22
は、気泡発生運転をオンオフするスイッチを有する気泡
発生用操作部(本願の操作部に相当)、23は外部送水
運転をオンオフするスイッチを有する利用系用操作部
(本願の信号出力部に相当)である。このうち気泡発生
用操作部22は、例えば浴室に配設され、利用系用操作
部23は、例えば洗濯機の近くや屋内トイレや庭の散水
設備などといった残り湯を利用する設備の近くに配設さ
れる。そして、気泡発生用操作部22は、主制御部20
に接続され、気泡発生用の制御系統を形成している。ま
た利用系操作部23は、副制御部21に接続され、上記
制御系統とは独立した利用系用の制御系統を形成してい
る。このうち主制御部20には、気泡発生用操作部22
がオン操作されると、噴出口2に向う流通方向に電磁二
方弁15a,15bを切換えて循環ポンプ5を運転させ
る気泡発生モードが設定されている。また副制御部21
には、利用系用操作部23がオン操作されると、該オン
信号を外部から出力される操作信号として受け、配管部
材13(分岐部12)に向う流通方向に電磁二方弁15
a,15bを切換えて循環ポンプ5を運転させる外部送
水モードが設定されている。さらに両制御部20,21
には、気泡発生運転および外部送水運転の一方が運転
中、他方の運転開始の操作が行われても、当該運転開始
信号を無視して、当初の運転を保つ最先運転機能が設定
されている。また副制御部21には、この他、外部送水
モード時、浴槽1内の湯(又は水)の全量が無くなる
と、該モードの運転を停止させる停止モードの機能が設
定されている。なお、停止モードは、例えば通常運転か
ら湯又は水が無くなるときに生じる循環ポンプ5の電動
モータ(ポンプを駆動するモータ)の電流変動を検知す
る機能と、同電流変動を検知すると循環ポンプ5の運転
を停止させる機能との組合わせから構成してある。
【0017】こうした循環ポンプ5を流用した気液噴流
装置の外部送水機能により、必要に応じて浴槽1内の湯
に気泡を発生させたり、浴槽1内の残り湯(又は水)を
他の場所で利用できるようにしている。
【0018】この気泡噴流型装置の制御が図3および図
4のフローチャートに示されている。
【0019】同図に基づき気泡噴流装置の作用について
説明すれば、今、浴槽1内の湯に浸り身体(図示しな
い)を温めているとする。
【0020】このとき、浴室内に在る気泡発生用操作部
22のスイッチをオン操作し、気泡発生モードを開始さ
せる。
【0021】すると、主制御部20は、図3に示される
ようにステップS1からステップS2を経て、ステップ
S3およびS4へ進み、電磁二方弁15aを「開」、電
磁二方弁15bを「閉」にし、循環ポンプ5を作動させ
る。
【0022】これにより、図1中の矢印に示されるよう
に浴槽1内の湯は、循環ポンプ5により吸込まれ、配管
部材7を通じてエジェクター8へ送られる。そして、エ
ジェクター8を通る際、大気中の空気が、噴出口2へ向
う湯に混ざり合う。この気泡が混じった湯が、図1中に
示されるように噴出口2から浴槽1内の湯中へ噴射さ
れ、気泡が混じった湯を身体表面に当て、身体を癒す。
なお、気泡発生運転が行われている間、利用系用操作部
23が操作されても、ステップS2により、同操作部2
3からの操作が無視され、最先の気泡発生運転が続けら
れる。
【0023】気泡発生用操作部22のスイッチをオフ操
作すれば、循環ポンプ5の運転が止まり、気泡の発生が
しなくなる。
【0024】一方、入浴を終え、浴槽1内に貯まる残り
湯(又は水)を利用してもよい状況になったとする。
【0025】このとき、残り湯を洗濯機で利用したいの
であれば、洗濯機の近くに配設されている利用系用操作
部23のスイッチをオン操作し、残り湯をトイレの洗浄
水で利用したいのであれば、トイレの近くに配設されて
いる利用系用操作部23のスイッチをオン操作し、残り
湯を庭の散水に利用したいのであれば、庭の近くに配設
されている利用系用操作部23のスイッチをオン操作
し、外部送水モードを開始させる。
【0026】すると、副制御部21は、図4に示される
ようにステップS11からステップS12を経て、ステ
ップS13およびS14へ進み、電磁二方弁15aを
「閉」、電磁二方弁15bを「開」にし、循環ポンプ5
を作動させる。
【0027】これにより、図2中の矢印に示されるよう
に循環ポンプ5で吸込まれた湯は、噴出口2でなく、分
岐部12から配管部材13を通じて、求められる利用の
設備や施設の配管17へ送水される。
【0028】このとき、湯が送水される設備が洗濯機で
あれば、洗濯機の洗濯水に風呂の残り湯が利用され、湯
が送水される設備がトイレであれば、トイレの洗浄水に
風呂の残り湯が利用され、湯が送水される設備が庭の散
水設備であれば、散水する水に風呂の残り湯が利用され
る。なお、外部送水運転が行われている間、気泡発生用
操作部22が操作されても、ステップS12により、同
操作部23からの操作が無視され、最先の外部送水運転
が続けられる。こうした利用は、浴槽1内の湯が冷めて
水となったときでも同様である。
【0029】そして、利用系用操作部23のスイッチを
オフ操作すれば、ステップS11からステップS16、
ステップS17へ進んで、例えば電磁二方弁15aを
「開」、電磁二方弁15bを「閉」にして、メインとな
る気泡発生状態に復帰可能な体制にしてから、循環ポン
プ5の運転が止まり、送水が停止する(湯水利用運転:
停止)。
【0030】なお、湯水の利用中、浴槽1内の残り湯が
無くなったときは、副制御部21は、循環ポンプ5を駆
動する電動モータへ流れる電流の変化から、ステップS
14からステップS15へ進み、浴槽1内が全量排水さ
れたと判断して、循環ポンプ5の運転を利用系用操作部
23のオンに関わらず、強制的に停止させる。
【0031】このように面倒とされていた浴槽1内の残
り湯(又は水)の利用は、浴槽1に付属する気泡発生装
置4の機能をそのまま活用して、簡単に行うことができ
る。しかも、外部送水には、気泡発生装置4を構成して
いる機器(循環ポンプ5等)をそのまま流用しているの
で、構造的に簡単である上、コストの負担も少なくてす
む。
【0032】そのうえ、分岐部12には、接続部(フラ
ンジ部材16)が取付けてあるので、残り湯(又は水)
を利用する既存の屋内、屋外の設備と簡単につなげるこ
とができる。
【0033】さらに、主制御部20、副制御部21に、
気泡発生用操作部22、利用系用操作部23に組合わせ
て、気泡発生モードと外部送水モードとを切換え可能と
したことにより、簡単な操作で、気泡を発生するモード
から、残り湯(又は水)を浴槽外へ送水するモードに切
換えることができる。
【0034】加えて、外部送水モード時、浴槽1内の湯
(又は水)が無くなると、外部送水を強制的に止めるよ
うにしたことにより、無用な循環ポンプ5の空運転(無
負荷運転)を未然に防ぐことができ、安全性にも優れ
る。
【0035】また、気泡発生モードでも外部送水モード
でも、最先のモードが運転中は、後から他のモードが操
作されても受け付けないようにしてあるので、気泡発生
モード、外部送水モードを良好に実行できる利点があ
る。
【0036】なお、本発明は上述した一実施形態に限定
されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施しても構わない。例えば一実施形態で
は、流路切換弁として2つの電磁二方弁を用いた例を挙
げたが、これに限らず、2つの電動二方弁を用いて流路
の切換えを行っても、三方電磁切換弁(又は三方電動切
換弁)を1つ用いて流路の切換えを行ってもよく、流路
切換構造には限定されるものではない。また一実施形態
では、短い配管部材をもつ分岐部を採用したが、これに
限らず、例えば短い配管部材がなく、分岐部だけの構
造、例えば交差部に三方切換弁が付く分岐部の構造を用
いて、噴出口に向う流れをそれから外れる流れに変える
などしてもよく、分岐部の構造には限定されるものでは
ない。むろん、接続部も、フランジ部材に限らず、ねじ
込み式や溶接式でも構わない。また上述した一実施形態
では、主制御部、副制御部を用いた例を挙げたが、1つ
の制御部を用いて制御する構造としてもよく、制御系の
構造には限定されるものではない。また一実施形態は、
信号出力部として、専用の利用系用操作部を用いた例を
挙げたが、専用の操作部を用いず、図1および図2中の
二点鎖線に示されるように風呂の残り湯(又は水)を利
用する利用機器25(本願の信号出力部に相当)のオン
オフ部からの信号出力をそのまま、浴槽外への送水開始
信号を出力する信号として制御部へ出力させて、外部送
水を行うようにしてもよい。また一実施形態は、電流の
変化から循環ポンプの運転を停止させたが、これに限ら
ず、例えば循環ポンプの吸込配管の途中に吸込配管内の
圧力を検出する圧力スイッチを設けて、吸込配管内の圧
力変動を検知して循環ポンプの運転を停止させるように
してもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、浴槽に装着される気泡発生装置の機能を活用し
て、簡単に浴槽内の残り湯(又は水)を、洗濯機の洗濯
水、トイレの洗浄水、庭の散水に利用することができ
る。しかも、外部送水には、気泡発生部のポンプをその
まま流用しているので、構造的に簡単である上、コスト
的にも安価である。
【0038】請求項2に記載の発明によれば、上記効果
に加え、接続部を用いて、気泡発生装置を、残り湯(又
は水)を利用する既存の設備と簡単につなげることがで
きるといった効果を奏する。
【0039】請求項3に記載の発明によれば、上記効果
に加え、簡単な操作で、気泡を発生するモードから、残
り湯(又は水)を浴槽外へ送水するモードに切換えるこ
とができるといった効果を奏する。
【0040】請求項4に記載の発明によれば、上記効果
に加え、ポンプの空運転(無負荷運転)を未然に防ぐこ
とができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る浴槽用気液噴流装置
の概略構成を、気泡発生モード時の湯の流れと共に示す
図。
【図2】同装置における外部送水モード時の湯の流れを
示す図。
【図3】同装置における気泡発生モードの制御を示すフ
ローチャート。
【図4】同装置における外部送水モードの制御を示すフ
ローチャート。
【符号の説明】
1…浴槽 2…噴出口 3…吸込口 4…気泡発生装置 5…電動式の循環ポンプ(ポンプ) 7…配管部材(流路) 8…エジェクター 12…分岐部 15a,15b…電磁二方弁(流路切換弁) 16…フランジ部材(接続部) 17…利用系配管 20,21…主制御部,副制御部(制御部) 22…気泡発生用操作部(操作部) 23,25…利用系操作部,利用機器(信号出力部)。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月11日(2000.12.
11)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】そこで、請求項1に記載した発明は、この
気泡発生装置の機能を活用すべく、気泡発生装置のう
ち、ポンプの吐出部と噴出口との間の流路に分岐部を設
け、この分岐部へ向う流通方向に切換える流路切換弁を
設け、この流路切換弁と気泡発生装置のポンプとを用い
て、分岐部から浴槽内の湯(又は水)を浴槽外へ送水可
能としたことにある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】この浴槽用気液噴流装置によると、浴槽内
に残り湯(又は水)が貯まっている状態から、流路切換
弁を分岐部側へ向う流通方向に切換えて、気泡発生装置
のポンプを運転させれば、ポンプで吸込まれた浴槽内の
湯(又は水)が、分岐部へ向って送水される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項3に記載した発明は、上記目的に加
え、簡単な操作で、気泡を発生するモードから、残り湯
(又は水)を浴槽外へ送水するモードに切換えられるよ
う、気泡発生運転をオンオフ操作する操作部と、浴槽外
への送水開始信号を出力する信号出力部と、操作部から
のオン信号、前記信号出力部からの信号出力にしたがっ
て気泡発生装置、前記流路切換弁を制御する制御部とを
有し、制御部が、操作部のオン操作にしたがい流路切換
弁を噴出口へ向う流通方向に切換えてポンプで湯(又は
水)を送り、信号出力部からオン信号の出力にしたがい
流路切換弁を分岐部から利用系配管へ向う流通方向に切
換えてポンプで湯(又は水)を送るようにしたことにあ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】4は、例えば浴槽1の近くに配設された気
泡発生装置である。この気泡発生装置4は、浴槽1に組
み付いている。具体的には、気泡発生装置は、例えば
電動式の循環ポンプ5(本願のポンプに相当)を有して
いる。この循環ポンプ5の吸込部5aは、吸込側の流路
を構成する配管部材6を介して、浴槽1内に開口してい
る吸込口3に接続されている。循環ポンプ5の吐出部5
bは、吐出側の流路を構成する配管部材7を介して、浴
槽1内に開口している噴出口2に接続されている。こう
した循環ポンプ5の接続により、循環ポンプ5で浴槽1
内に貯まっている湯(又水)を吸込み、これを浴槽1内
へ吐出させるようにしている。また噴出口2の近くの配
管部材7部分には、図1(b)に示されるようにエジェ
クター8が介装されている。このエジェクター8は、ノ
ズル9aを有する主流路9が配管部材7にならう向きに
接続されている。また主流路9から分岐した副流路10
は、大気に開放していて、循環ポンプ5からの湯が主流
路9内を通ると、副流路10内から大気中の空気を取り
込み、主流路9内を流れる湯に空気を混合させるように
してある。このエジャクター8により、気泡が混じった
湯を噴出口2から連続的に浴槽1内へ噴出させるように
している。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、浴槽に装着される気泡発生装置の機能を活用し
て、簡単に浴槽内の残り湯(又は水)を、洗濯機の洗濯
水、トイレの洗浄水、庭の散水に利用することができ
る。しかも、外部送水には、気泡発生装置のポンプをそ
のまま流用しているので、構造的に簡単である上、コス
ト的にも安価である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広瀬 捷司 愛知県名古屋市中区大須4丁目11番39号 株式会社川本製作所本社内 Fターム(参考) 2D005 FA00 4C074 LL07 MM04 QQ12 QQ14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽内の湯又は水をポンプで吸込み、こ
    れに空気を混合させて噴出口から前記浴槽内へ吐出させ
    る気泡発生装置と、 前記ポンプの吐出部と前記噴出口との間をつなぐ前記湯
    又は水が流通する流路に設けられた分岐部と、 前記分岐部へ流通方向を切換える流路切換弁とを有し、 前記流路切換弁と前記気泡発生装置のポンプとを用いて
    前記分岐部から前記浴槽内の湯又は水を浴槽外へ送水可
    能としてなることを特徴とする浴槽用気液噴流装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の浴槽用気液噴流装置に
    おいて、 前記分岐部は、屋内や屋外に配管される配管部材と取合
    う接続部を有して構成されることを特徴とする浴槽用気
    液噴流装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の浴槽用気
    液噴流装置において、 気泡発生運転をオンオフ操作する操作部と、 浴槽外への送水開始信号を出力する信号出力部と、 前記操作部からのオン信号、前記信号出力部からの信号
    出力にしたがって前記気泡発生部、前記流路切換弁を制
    御する制御部とを有し、 前記制御部が、前記操作部のオン操作にしたがい前記流
    路切換弁を湯又は水が前記噴出口へ向う流通方向に切換
    えて前記ポンプで該湯又は水を送り、前記信号出力部か
    らオン信号の出力にしたがい前記流路切換弁を湯又は水
    が前記分岐部から利用系配管へ向う流通方向に切換えて
    前記ポンプで該湯又は水を送るように構成されることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の浴槽用気液噴
    流装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の浴槽用気液噴流装置に
    おいて、 前記制御部は、前記外部送水時、浴槽内の湯又は水が無
    くなると、外部送水を強制的に停止させることを特徴と
    する請求項3に記載の浴槽用気液噴流装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20140121803A (ko) 2014-09-05 2014-10-16 씨제이제일제당 (주) 겔형 육수 조성물 및 그 제조 방법
CN110604643A (zh) * 2018-06-16 2019-12-24 苏州欧圣电气股份有限公司 一种护理机及其运行方法

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