JP2007143747A - 気泡発生・供給装置 - Google Patents

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JP2007143747A JP2005340718A JP2005340718A JP2007143747A JP 2007143747 A JP2007143747 A JP 2007143747A JP 2005340718 A JP2005340718 A JP 2005340718A JP 2005340718 A JP2005340718 A JP 2005340718A JP 2007143747 A JP2007143747 A JP 2007143747A
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Abstract

【課題】コンパクトな装置構成にて、浴槽から取り出した温水に微細気泡を生じさせて所要の目的場所に供給することと給湯口からの温水に微細気泡を生じさせて前記とは異なる目的場所に供給することを切り換える気泡発生・供給装置を提供する。
【解決手段】温水2を吸引し加圧して吐出するポンプ4と、ポンプ4の吸入部に備えた空気混合装置5と、ポンプ4からの加圧温水3に空気を溶解させて空気溶解温水8を吐出する空気溶解槽7と、ポンプ4の吸入部4aの空気混合装置5より上流側に接続した第1温水吸入口11及び第2温水吸入口14と、気泡発生部34を備えて空気溶解槽7の吐出部7bに接続した第1温水供給口15及び第2温水供給口16と、第1温水吸入口11と第1温水供給口15が連通する状態と、第2温水吸入口14と第2温水供給口16が連通する状態とに切り換える切換器9とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴槽から取り出した温水に微細気泡を生じさせて所要の目的場所に供給することと、給湯口からの温水に微細気泡を生じさせて前記とは異なる目的場所に供給することを1つの装置で容易に切り換えて行えるようにした気泡発生・供給装置に関するものである。
従来より、温水等の水中に微細気泡を発生させるようにした気泡発生装置が知られている。例えば浴槽の温水に微細気泡を生じさせると水が乳白色に変化して爽快感や良好な肌滑り感等が得られ、更に肌の洗浄・殺菌効果やマッサージ効果により皮膚の活性化作用が期待できる等の効用が知られている。
この種の気泡発生装置としては従来より種々の方式のものが提案されており、浴槽と、浴槽中の浴湯を吸い込む浴湯吸い込み口と、浴湯吸い込み口から吸い込んだ浴湯に空気を溶解させた後に浴槽へ吐出する浴湯吐出口と、浴湯吸い込み口から浴湯吐出口までの循環経路に設けられ空気を吸い込む空気吸い込み部を有する空気吸い込み手段とを備えて浴槽内に微細気泡を生じさせるものがある(例えば、特許文献1等参照)。
また、噴出させる湯の中に、気泡径を皮膚の汗孔及び毛口の大きさより小と成した微細気泡を懸濁させるものにして、給湯設備に接続され、多数の散水孔からのシャワー、若しくは棒状の流れで湯を噴出させる噴出ノズルを備え、給湯設備からの流路中に気泡生成器および気泡生成器に空気を供給する手段を設けたものがある(例えば、特許文献2等参照)。
特開2005−177062号公報 特開平09−276170号公報
しかしながら、特許文献1に示すように、浴槽内の温水に微細気泡を生じさせるには浴槽のための気泡発生装置を設置する必要があり、またシャワーによる温水に微細気泡を生じさせるにはシャワー用の気泡発生装置を設置する必要があり、このために浴槽とシャワーの両方に微細気泡を生じさせて利用する場合には2台の気泡発生装置が必要となり、従って、装置設備が高価になって利用し難くなるばかりでなく、浴室等の限られたスペース内に2台の気泡発生装置を設置することによって浴室空間が狭くなってしまい、更に使用し難くなるといった問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなしたもので、コンパクトな装置構成によって、浴槽から取り出した温水に微細気泡を生じさせて所要の目的場所に供給することと、給湯口からの温水に微細気泡を生じさせて前記とは異なる目的場所に供給することを1つの装置で容易に切り換えて行えるようにした気泡発生・供給装置を提供しようとするものである。
本発明の気泡発生・供給装置は、温水を吸引し加圧して吐出するポンプと、
該ポンプの吸入部に備えた空気混合装置と、
前記ポンプからの加圧温水を導入し加圧温水に空気を溶解させて空気溶解温水を吐出する空気溶解槽と、
前記ポンプの吸入部の空気混合装置より上流側に接続した第1温水吸入口及び第2温水吸入口と、
気泡発生部を夫々備えて前記空気溶解槽の吐出部に接続した第1温水供給口及び第2温水供給口と、
前記第1温水吸入口と第1温水供給口が連通する状態と、前記第2温水吸入口と第2温水供給口が連通する状態とに切り換えるようにした切換器と、
を備えたことを特徴とする。
上記気泡発生・供給装置において、前記第1温水吸入口を第1温水吸入路により浴槽に接続すると共に第1温水供給口を第1温水供給路により浴槽に備えた浴槽ノズルに接続する一方、第2温水吸入口を第2温水吸入路により浴室給湯口に接続すると共に第2温水供給口を第2温水供給路により浴室用シャワーヘッドに接続することは好ましい。
また、上記気泡発生・供給装置において、前記第1温水吸入口を第1温水吸入路により浴槽に接続すると共に第1温水供給口を第1温水供給路により洗濯機の水槽上部に備えた洗濯機ノズルに接続する一方、第2温水吸入口を第2温水吸入路により洗面台給湯口に接続すると共に第2温水供給口を第2温水供給路により洗面台に備えた洗面台用シャワーヘッドに接続することは好ましい。
また、上記気泡発生・供給装置において、前記気泡発生部は、前記第1温水供給路及び第2温水供給路における温水の吐出側端部に小口を有する圧力解放板を備えていることは好ましい。
また、上記気泡発生・供給装置において、前記切換器が、同軸上に備えた2個の三方弁からなることは好ましい。
また、上記気泡発生・供給装置において、前記空気溶解槽に液面計を設け、該液面計の検出液面高さが所定液面高さに保持されるように前記ポンプの回転を制御する制御器を備えることは好ましい。
また、上記気泡発生・供給装置において、前記第1温水吸入路と、第2温水吸入路と、第1温水供給路と、第2温水供給路とが接続される流路マニホールドに、前記ポンプと、空気混合装置と、空気溶解槽と、切換器とを取り付けて気泡発生装置を構成していることは好ましい。
本発明の気泡発生・供給装置によれぱ、第1温水吸入口を第1温水供給路により浴槽に接続すると共に第1温水供給口を第1温水供給路により浴槽に備えた浴槽ノズルに接続する一方、第2温水吸入口を第2温水吸入路により浴室給湯口に接続すると共に第2温水供給口を第2温水供給路により浴室用シャワーヘッドに接続すると、切換器の切り換えにより、前記第1温水吸入路と第1温水供給路とを連通させて、浴槽の温水を取り出し微細気泡を生じさせて浴槽ノズルから浴槽内に吐出する状態と、前記第2温水吸入路と第2温水供給路とを連通させて、浴室給湯口からの温水に微細気泡を生じさせて浴室用シャワーヘッドから吐出する状態とに容易に切り換えて用いることができる。
更に、本発明の気泡発生・供給装置によれば、第1温水吸入口を第1温水吸入路により浴槽に接続すると共に第1温水供給口を第1温水供給路により洗濯機の水槽上部に備えた洗濯機ノズルに接続する一方、第2温水吸入口を第2温水吸入路により洗面台給湯口に接続すると共に第2温水供給口を第2温水供給路により洗面台に備えた洗面台用シャワーヘッドに接続すると、切換器の切り換えにより、前記第1温水吸入路と第1温水供給路とを連通させて、浴槽の温水を取り出し微細気泡を生じさせて洗濯機ノズルから洗濯機の水槽内に吐出する状態と、前記第2温水吸入路と第2温水供給路とを連通させて、洗面台給湯口からの温水に微細気泡を生じさせて洗面台用シャワーヘッドから吐出させる状態とに容易に切り換えて用いることができる。
前記気泡発生部は、前記第1温水供給路及び第2温水供給路における温水の吐出側端部に備えているので、第1温水供給路及び第2温水供給路が長い場合にもその先端部から微細気泡が混入した温水を効果的に吐出することができる。
前記切換器は、同軸上に備えた2個の三方弁からなるので、装置がコンパクトになると共に切り換え操作が容易になる。
前記第1温水吸入路と、第2温水吸入路と、第1温水供給路と、第2温水供給路が接続される流路マニホールドに、前記ポンプと、空気混合装置と、空気溶解槽と、切換器とを取り付けて気泡発生装置を構成しているので、気泡発生装置全体がコンパクトになる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は本発明の気泡発生・供給装置の一例を示すブロック図、図2は図1に備えられる気泡発生装置の詳細を示す正面図、図3は図2の平面図である。
図1〜図3において、1は気泡発生装置であり、該気泡発生装置1は、温水2を吸引して加圧し加圧温水3を吐出するポンプ4(渦流ポンプ)と、オリフィス5aと電磁弁5bを備えて前記ポンプ4の吸入部4aに接続されポンプ4の吸引により所定量の空気6を導入させるようにした空気混合装置5と、前記ポンプ4の吐出部4bからの加圧温水3を導入部7aから導入し加圧温水3に前記空気6を溶解させて空気溶解温水8を吐出する空気溶解槽7と、前記ポンプ4の吸入部4aの空気混合装置5より上流において、三方弁9aを介して接続され且つ逆止弁10を備えた第1温水吸入口11と、前記三方弁9aに接続され且つ定流量弁12と電磁弁13を備えた第2温水吸入口14と、前記空気溶解槽7の吐出部7bに三方弁9bを介して接続した第1温水供給口15と、前記三方弁9bに接続した第2温水供給口16とが、流路マニホールド17に取付けられて一体に組み立てられている。
前記三方弁9a,9bは、図2、図3に示す如く、同一の軸18上に設けて1つの切換コック19で切り換えられるようにした切換器9を構成しており、該切換器9により、前記第1温水吸入口11と第1温水供給口15が連通する状態と、前記第2温水吸入口14と第2温水供給口16が連通する状態のいずれかに同時に切り換えられるようになっている。
また、前記第2温水吸入口14における三方弁9aの入口には空気抜きのための空気分離タンク20が接続されており、また、前記ポンプ4の吸入部4aと吐出部4bとを繋ぐ流路21が設けてあり該流路21に流量調節弁22を配置している。図2、図3中23は気泡発生装置のカバーである。
一方、図1の形態では、前記第1温水吸入口11に接続した第1温水吸入路11a(例えばホース)を浴槽24底部の温水取出口25に接続すると共に、前記第1温水供給口15に接続した第1温水供給路15a(例えばホース)を浴槽24に取付けた浴槽ノズル26に接続する。更に、第2温水吸入口14に接続した第2温水吸入路14a(例えばホース)を浴室に備えられている浴室蛇口装置27の浴室給湯口28に接続すると共に、第2温水供給口16に接続した第2温水供給路16a(例えばホース)を浴室用シャワーヘッド29に接続する。前記浴室蛇口装置27は水栓30と給湯栓31と切換レバー32とを備えており、水栓30と給湯栓31により温度調節した温水2を蛇口33と前記浴室給湯口28に切り換えて供給するようになっており、この浴室給湯口28に前記第2温水吸入路14aを接続している。
前記第1温水供給路15aにおける温水の吐出側端部と前記浴槽24の浴槽ノズル26との接続部、及び前記第2温水供給路16aにおける温水の吐出側端部と浴室用シャワーヘッド29との接続部には、図4に示す気泡発生部34を設けている。
気泡発生部34は、図4に示す如く、段部35と雌ネジ部36を有する接続具37が前記第1温水供給路15a及び第2温水供給路16aにおける温水の吐出側端部に締付バンド38により取り付けてあり、更に、前記段部35には圧力が高められた空気溶解温水8の圧力を複数の小口39を通して解放することによって微細気泡を発生させる例えば円形の圧力解放板40が挿入してあり、一方、前記浴槽ノズル26及び浴室用シャワーヘッド29には前記雌ネジ部36に螺合する雄ネジ部41と、前記雌ネジ部36と前記雄ネジ部41が螺合することによって前記圧力解放板40を段部35に押付けるようにした押圧部42とを備えている。
また、図1の前記空気溶解槽7の導入部7aには圧力計43を設けていると共に、空気溶解槽7内の加圧温水3の液面高さを検出する液面計44が設けてあり、前記圧力計43の検出圧力と液面計44の検出液面高さが制御器45に入力されており、制御器45は、前記空気溶解槽7内の加圧温水3の液面高さを所定値より高く保持して前記空気混合装置5からの空気6が全て加圧温水3に溶解し、且つ空気溶解槽7から空気(大径気泡)が流出しないように前記ポンプ4の回転数を制御し、また閉塞等によって圧力計43の検出圧力が所定値以上に上昇した場合にはポンプ4の作動を停止するようにしている。
次に、上記図1に示す形態の作動を図2及び図3も参照しつつ説明する。
図1において、切換器9を操作して、温水取出口25が第1温水吸入路11aを介してポンプ4の吸入部4aに連通し、且つ空気溶解槽7の吐出部7bが第1温水供給路15aを介して浴槽24の浴槽ノズル26に連通した状態(図1のAの状態)とし、この状態でポンプ4(渦流ポンプ)を駆動すると、浴槽24内の温水2は第1温水吸入路11aからポンプ4に吸入されて加圧され、ポンプ4で加圧された加圧温水3は空気溶解槽7を経て第1温水供給路15aにより浴槽ノズル26に供給されて浴槽24内に吐出されて循環する。
この状態から空気混合装置5の電磁弁5bを開けると、浴槽24からの温水2に空気混合装置5からの空気6が混合されてポンプ4で加圧され、加圧された加圧温水3が空気溶解槽7に導入されることにより加圧温水3への空気6の溶解が促進され、これにより空気溶解温水8が浴槽ノズル26から浴槽24内に吐出されるようになる。この時、前記第1温水供給路15aにおける温水の吐出側端部と浴槽ノズル26との接続部には、図4に示す気泡発生部34が設けてあるので、前記空気溶解温水8が気泡発生部34における圧力解放板40の小口39を通って圧力が解放されることによって微細気泡Sを生じるため、浴槽24内の温水2が乳白色に変化する。尚、前記空気溶解槽7に設けた液面計44の検出液面高さが制御器45に入力されており、前記空気溶解槽7内の加圧温水3の液面高さが所定値より高く保持されるようにポンプ4の回転数を制御するようにしているので、前記空気混合装置5からの空気6を全て加圧温水3に溶解させて空気溶解槽7から空気(大径気泡)が流出しないようにしているので、浴槽ノズル26から大径気泡が流出することは防止される。
従って、浴槽には微細気泡Sのみが噴出されて乳白色に変化するので、入浴時の爽快感や良好な肌滑り感等を得ることができ、更に肌の洗浄・殺菌効果やマッサージ効果による皮膚の活性化作用が期待できる。
また、上記状態から、切換器9を操作して、浴室給湯口28が第2温水吸入路14aを介してポンプ4の吸入部4aに連通し、且つ空気溶解槽7の吐出部7bが第2温水供給路16aを介して浴室用シャワーヘッド29に連通する状態(図1のBの状態)に切り換えると、浴室蛇口装置27からの温水2はポンプ4に吸入されて加圧され、ポンプ4で加圧された加圧温水3は空気溶解槽7に導入されて加圧温水3への空気6の溶解が促進され、空気溶解温水8が浴室用シャワーヘッド29から吐出される。この時、前記第2温水供給路16aにおける温水の吐出側端部と浴室用シャワーヘッド29との接続部には、図4に示す気泡発生部34を設けているので、気泡発生部34によって生じた微細気泡が含まれた乳白色の温水が浴室用シャワーヘッド29から吐出される。
浴室用シャワーヘッド29からの微細気泡が混入した乳白色のシャワーを浴びることにより爽快感や良好な肌滑り感等を得ることができ、更に肌の洗浄・殺菌効果やマッサージ効果による皮膚の活性化作用が期待できる。
図5は本発明の気泡発生・供給装置の他の例を示すブロック図であり、前記図1と同一の構成には同じ符号を付して説明を省略し、本発明の特徴部分についてのみ説明する。
図5では、前記気泡発生装置1の流路マニホールド17に備えられた第1温水吸入口11に接続した第1温水吸入路11a(例えばホース)を浴槽24底部の温水取出口25に接続すると共に、第1温水供給口15に接続した第1温水供給路15a(例えばホース)の端部を洗濯機46の水槽47の上部に備えた洗濯機ノズル48に接続する。図中、49は洗濯機46の蓋、50は洗濯機46の上部に備えた給水口である。更に、第2温水吸入口14に接続した第2温水吸入路14a(例えばホース)を洗面台51に備えた洗面台蛇口装置52の洗面台給湯口53に接続すると共に、第2温水供給口16に接続した第2温水供給路16a(例えばホース)の端部を洗面台51に備えた洗面台用シャワーヘッド54に接続する。前記洗面台蛇口装置52は、前記浴室蛇口装置27と同様に水栓30と給湯栓31と切換レバー32とを備えており、水栓30と給湯栓31により温度調節した温水2を蛇口33と前記洗面台給湯口53に切り換えて供給するようになっており、この洗面台給湯口53に前記第2温水吸入路14aを接続している。
前記第1温水供給路15aにおける温水の吐出側端部と前記洗濯機46に備えた洗濯機ノズル48との接続部、及び前記第2温水供給路16aにおける温水の吐出側端部と洗面台用シャワーヘッド54との接続部には、図4に示した気泡発生部34を設けている。
次に、上記図5に示す形態の作動を図2及び図3も参照しつつ説明する。
図5において、切換器9を操作して、温水取出口25が第1温水吸入路11aを介してポンプ4の吸入部4aに連通し、且つ空気溶解槽7の吐出部7bが第1温水供給路15aを介して洗濯機46の洗濯機ノズル48に連通する状態(図5のAの状態)とし、この状態でポンプ4(渦流ポンプ)を駆動すると共に空気混合装置5の電磁弁5bを開けると、浴槽24からの温水2に空気混合装置5からの空気6が混合されてポンプ4で加圧され、加圧された加圧温水3が空気溶解槽7に導入されることにより加圧温水3への空気6の溶解が促進され、これにより空気溶解温水8が洗濯機ノズル48から洗濯機46の水槽47内に吐出されるようになる。この時、前記第1温水供給路15aにおける温水の吐出側端部と洗濯機ノズル48との接続部には、図4に示す気泡発生部34が設けてあるので、前記空気溶解温水8が気泡発生部34における圧力解放板40の小口39を通って圧力が解放されることにより微細気泡を生じ、微細気泡が含まれた乳白色の温水が洗濯機ノズル48から洗濯機46の水槽47に供給される。
上記したように、浴槽24から取り出した温水2に微細気泡を生じさせ、この温水を用いて洗濯を行うと、洗濯物の洗浄・殺菌効果を著しく向上させることができる。また、洗濯機46で水すすぎを行う前に前記微細気泡を有する温水を用いてすすぎを行うと、洗濯物のすすぎ効果を更に高めることができ、よって水すすぎの回数を減らして水資源の節約を図ることができる。
また、上記状態から、切換器9を操作して、洗面台給湯口53が第2温水吸入路14aを介してポンプ4の吸入部4aに連通し、且つ空気溶解槽7の吐出部7bが第2温水供給路16aを介して洗面台用シャワーヘッド54に連通する状態(図5のBの状態)に切り換えると、洗面台給湯口53からの温水2はポンプ4に吸入されて加圧され、ポンプ4で加圧された加圧温水3は空気溶解槽7に導入されて加圧温水3への空気6の溶解が促進され、空気溶解温水8が洗面台用シャワーヘッド54から吐出される。この時、前記第2温水供給路16aにおける温水の吐出側端部と洗面台用シャワーヘッド54との接続部には、図4に示した気泡発生部34を設けているので、気泡発生部34によって生じた微細気泡が含まれた乳白色の温水が洗面台用シャワーヘッド54から吐出される。
洗面台用シャワーヘッド54からの微細気泡が混入した乳白色のシャワーを浴びることにより爽快感や良好な肌滑り感等を得ることができ、更に肌の洗浄・殺菌効果やマッサージ効果による皮膚の活性化作用が期待できる。
なお、本発明の気泡発生・供給装置は、上記形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の気泡発生・供給装置の一例を示すブロック図である。 図1に備えられる気泡発生装置の詳細を示す正面図である。 図2の平面図である。 気泡発生部の一例を示す断面図である。 本発明の気泡発生・供給装置の他の例を示すブロック図である。
符号の説明
1 気泡発生装置
2 温水
3 加圧温水
4 ポンプ
4a 吸入部
4b 吐出部
5 空気混合装置
6 空気
7 空気溶解槽
7a 導入部
7b 吐出部
8 空気溶解温水
9 切換器
9a,9b 三方弁
11 第1温水吸入口
11a 第1温水吸入路
14 第2温水吸入口
14a 第2温水吸入路
15 第1温水供給口
15a 第1温水供給路
16 第2温水供給口
16a 第2温水供給路
17 流路マニホールド
18 軸
24 浴槽
25 温水取出口
26 浴槽ノズル
28 浴室給湯口
29 浴室用シャワーヘッド
34 気泡発生部
39 小口
40 圧力解放板
44 液面計
45 制御器
46 洗濯機
47 水槽
48 洗濯機ノズル
51 洗面台
53 洗面台給湯口
54 洗面台用シャワーヘッド

Claims (7)

  1. 温水を吸引し加圧して吐出するポンプと、
    該ポンプの吸入部に備えた空気混合装置と、
    前記ポンプからの加圧温水を導入し加圧温水に空気を溶解させて空気溶解温水を吐出する空気溶解槽と、
    前記ポンプの吸入部の空気混合装置より上流側に接続した第1温水吸入口及び第2温水吸入口と、
    気泡発生部を夫々備えて前記空気溶解槽の吐出部に接続した第1温水供給口及び第2温水供給口と、
    前記第1温水吸入口と第1温水供給口が連通する状態と、前記第2温水吸入口と第2温水供給口が連通する状態とに切り換えるようにした切換器と、
    を備えたことを特徴とする気泡発生・供給装置。
  2. 前記第1温水吸入口を第1温水吸入路により浴槽に接続すると共に第1温水供給口を第1温水供給路により浴槽に備えた浴槽ノズルに接続する一方、第2温水吸入口を第2温水吸入路により浴室給湯口に接続すると共に第2温水供給口を第2温水供給路により浴室用シャワーヘッドに接続したことを特徴とする請求項1に記載の気泡発生・供給装置。
  3. 前記第1温水吸入口を第1温水吸入路により浴槽に接続すると共に第1温水供給口を第1温水供給路により洗濯機の水槽上部に備えた洗濯機ノズルに接続する一方、第2温水吸入口を第2温水吸入路により洗面台給湯口に接続すると共に第2温水供給口を第2温水供給路により洗面台に備えた洗面台用シャワーヘッドに接続したことを特徴とする請求項1に記載の気泡発生・供給装置。
  4. 前記気泡発生部は、前記第1温水供給路及び第2温水供給路における温水の吐出側端部に小口を有する圧力解放板を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の気泡発生・供給装置。
  5. 前記切換器は、同軸上に備えた2個の三方弁からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の気泡発生・供給装置。
  6. 前記空気溶解槽に液面計を設け、該液面計の検出液面高さが所定液面高さに保持されるように前記ポンプの回転を制御する制御器を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の気泡発生・供給装置。
  7. 前記第1温水吸入路と、第2温水吸入路と、第1温水供給路と、第2温水供給路とが接続される流路マニホールドに、前記ポンプと、空気混合装置と、空気溶解槽と、切換器とを取り付けて気泡発生装置を構成していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の気泡発生・供給装置。
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