JP2019210628A - 吐水装置 - Google Patents

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【課題】吐水装置の使い勝手を向上させる。【解決手段】吐水装置4は、浴槽2に設けられる吸水口6と、吸水口6に連結される吸水路8と、吸水路8に連結され、吸水口6から浴槽水を吸い込むポンプ10と、ポンプ10に連結される導水路12と、導水路12に連結され、ポンプ10が吸い込む浴槽水Wを吐出する吐水口14と、吐水装置4の内部を洗浄するための上水を供給する上水供給部28とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、浴槽に設置される吐水装置に関する。
入浴者の腰や首、肩などに局所的な吐水をすることにより、マッサージ効果を提供する吐水装置が知られている(特許文献1参照)。吐水装置は、浴槽水をポンプで吸い込んで、浴槽内の入浴者に向けて吐水することで浴槽水を循環させている。
特開2010−75473号公報
前述した吐水装置では、浴槽水に入浴剤が混入している場合に入浴剤の残留物が配管やポンプに固着して作動に支障を来すおそれがあるため、入浴剤の使用が制限される場合があった。このため、従来の吐水装置には、使い勝手を向上させる余地があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的の1つは、吐水装置の使い勝手を向上させるための技術を提供することにある。
本発明のある態様は吐水装置である。当該吐水装置は、浴槽に設置される吐水装置であって、浴槽に設けられる吸水口と、吸水口に連結される吸水路と、吸水路に連結され、吸水口から浴槽水を吸い込むポンプと、ポンプに連結される導水路と、導水路に連結され、ポンプが吸い込む浴槽水を吐出する吐水口と、吐水装置の内部を洗浄するための上水を供給する上水供給部と、を備える。
本発明によれば、吐水装置の使い勝手を向上させることができる。
実施の形態に係る吐水装置を備える浴槽システムの構成図である。 吐水装置の使用状態を示す斜視図である。 吸水口と下部吐水口の拡大図である。 変形例に係る吐水装置を備える浴槽システムの構成図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図に示す各部の縮尺や形状は、説明を容易にするために便宜的に設定されており、特に言及がない限り限定的に解釈されるものではない。また、本明細書または請求項中に「第1」、「第2」等の用語が用いられる場合には、特に言及がない限りこの用語はいかなる順序や重要度を表すものでもなく、ある構成と他の構成とを区別するためのものである。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
図1は、実施の形態に係る吐水装置を備える浴槽システムの構成図である。浴槽システム1は、浴槽2と、浴槽2に設置される吐水装置4と、給湯器26とを備える。吐水装置4は、吸水口6と、吸水路8と、ポンプ10と、導水路12と、吐水口14と、上水供給部28とを主な構成として備える。なお、図1では、制御装置20を機能ブロックとして描いている。これらの機能ブロックは、ハードウェア構成としてはコンピュータのCPUやメモリをはじめとする素子や回路で実現され、ソフトウェア構成としてはコンピュータプログラム等によって実現される。これらの機能ブロックがハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。
吸水口6は、浴槽2の内壁面に設けられる。吸水口6には、吸水路8の一端側が連結される。吸水路8の他端側には、ポンプ10が連結される。ポンプ10は、浴槽2に溜まった湯または水である浴槽水Wを吸い込んで、吐水口14側へ送り出す動力源である。ポンプ10は、公知のポンプを用いることができる。ポンプ10の駆動により、吸水口6から浴槽水Wが吸い込まれる。
ポンプ10には、導水路12の一端側が連結される。導水路12の他端側には、吐水口14が連結される。ポンプ10が吸い込む浴槽水Wは、導水路12を経由して吐水口14から浴槽2に吐出される。「吐出」あるいは「吐水」とは、浴槽水Wを単に吐き出すことを意味し、その吐き出し方を限定するものではない。例えば、帯状に浴槽水Wを垂らすような吐水方法も、ジェット噴射や噴霧のような吐水方法も、「吐出」あるいは「吐水」の一種である。
本実施の形態の導水路12は、共通導水路12aと、上部導水路12bと、下部導水路12cとを含む。また、吐水口14は、上部吐水口14aと、下部吐水口14bとを含む。下部吐水口14bは、鉛直方向において上部吐水口14aよりも下方に配置される。なお、「鉛直方向において」とは水平方向の位置関係を問わないことを意味し、上部吐水口14aと下部吐水口14bとは水平方向において重なってもずれてもよい。共通導水路12aは、一端側がポンプ10に連結される。上部導水路12bは、共通導水路12aの他端側から分岐して上部吐水口14aに連結される。下部導水路12cは、共通導水路12aの他端側から分岐して下部吐水口14bに連結される。
吐水装置4は、切替弁18を備える。共通導水路12aと、上部導水路12bおよび下部導水路12cとは、切替弁18を介して連結される。つまり、切替弁18は、共通導水路12aから上部導水路12bと下部導水路12cへ分岐する分岐点に設けられる。切替弁18は、公知の弁を用いることができる。詳細は後述するが、本実施の形態では上水供給部28も切替弁18に連結されるため、切替弁18は四方弁で構成される。切替弁18を制御することで、共通導水路12aと上部導水路12bおよび下部導水路12cとの連通状態を切り替えることができる。また、切替弁18は、導水路12(すなわち、共通導水路12a、上部導水路12bおよび下部導水路12c)と上水供給部28との連通状態を切り替えることもできる。
本実施の形態では、吐水装置4が備える制御装置20からの制御信号により、切替弁18が制御される。また、制御装置20は、ポンプ10の駆動も制御する。入浴者は、図示しないコンソールやリモートコントローラなどにより、制御装置20に入力を行うことができる。制御装置20は、外部の電源線に接続され、弁制御部20aとポンプ制御部20bとを含む。
例えばコンソールがユーザの操作を受け付けると、コンソールはこの操作入力にしたがって弁制御部20aに指示を出す。弁制御部20aは、切替弁18に制御信号を送り、切替弁18を動作させる。弁制御部20aは、内蔵プログラムにしたがって切替弁18に所定の制御を自動実行させることもできる。また、弁制御部20aは、コンソールからの指令の一部をポンプ制御部20bに転送する。ポンプ制御部20bは、ポンプ10に各種制御信号を送ることでポンプ10を制御する。なお、入浴者が手動で、つまり電気制御ではなく物理的に切替弁18を制御してもよい。
浴槽水Wは、吸水口6から吸水路8とポンプ10を経由して共通導水路12aに導かれる。入浴者が上部吐水口14aを選択すると、弁制御部20aは切替弁18を上開放状態にセットする。上開放状態では、切替弁18が共通導水路12aと上部導水路12bとを連通し、共通導水路12aと下部導水路12cとを遮断する。したがって、浴槽水Wは、共通導水路12aから上部導水路12bを経由して、上部吐水口14aのみから浴槽2内に吐出される。
入浴者が下部吐水口14bを選択すると、弁制御部20aは切替弁18を下開放状態にセットする。下開放状態では、切替弁18が共通導水路12aと下部導水路12cとを連通し、共通導水路12aと上部導水路12bとを遮断する。したがって、浴槽水Wは、共通導水路12aから下部導水路12cを経由して、下部吐水口14bのみから浴槽2内に吐出される。
このように、共通導水路12aを流れる浴槽水Wを、分流させずに上部吐水口14aと下部吐水口14bのいずれか一方のみから吐水することで、ポンプ10のパワーが小さい場合であっても十分な吐水量を確保しやすくすることができる。なお、上開放状態と下開放状態のいずれにおいても、上水供給部28と導水路12とは遮断され、導水路12から上水供給部28への浴槽水Wの流入と、上水供給部28から導水路12への上水の流入とが阻止される。
図2は、吐水装置4の使用状態を示す斜視図である。図3は、吸水口6と下部吐水口14bの拡大図である。上部吐水口14aは、浴槽2のフランジ部22に設置される。上部吐水口14aは、横長扁平な形状を有し、膜状の横長な吐水流を前方に吐き出す。上部吐水口14aから吐き出される帯状水を入浴者の肩や首にかけることにより、打たせ湯に似たリラックス感を入浴者に与えることができる。
吸水口6および下部吐水口14bは、浴槽2の内壁面に設置される。本実施の形態では、吸水口6と下部吐水口14bとは、単一のカバー24に設けられる。カバー24は扁平な円筒状であり、カバー24の側面に吸水口6が設けられ、カバー24の正面に下部吐水口14bが設けられる。下部吐水口14bは、入浴者の腰や背中に向けて勢いよく浴槽水Wを噴射する。これにより、入浴者にマッサージ効果を与えることができる。なお、外部から空気が取り入れられ、この空気と下部導水路12cを流れる浴槽水Wとが混合されて、下部吐水口14bから噴射されてもよい。
図1に示すように、吐水装置4は上水供給部28を備える。上水供給部28は、吐水装置4の内部を洗浄するための上水を、給湯器26から吐水装置4に供給する。本実施の形態の上水供給部28は、給湯器26と吐水装置4とを連結する配管で構成されている。また、本実施の形態では、鉛直方向において上から上部吐水口14a、上部導水路12b、切替弁18、共通導水路12a、ポンプ10の順に配置されている。また、下部導水路12cおよび下部吐水口14bは、切替弁18よりも下方に位置する。なお、吸水口6および吸水路8も切替弁18より下方に位置する。
下方に位置すると説明された部材は、その少なくとも一部が、上方に位置すると説明された部材よりも下方に位置していれば、前述の位置関係の要件を満たす。例えば、上部導水路12bの一部が上部吐水口14aと同じ高さか、より高い位置にあっても、上部導水路12bの他の一部が上部吐水口14aより下方にあれば、鉛直方向において上から上部吐水口14a、上部導水路12bの順に配置されているといえる。
上水供給部28は、一端側が給湯器26に連結され、他端側が切替弁18に連結されている。つまり、上水供給部28は、切替弁18を介して導水路12に連結されている。例えば、ユーザがコンソールから洗浄モードの実行指示を入力すると、弁制御部20aは、切替弁18を洗浄モード状態にセットする。洗浄モードは、浴槽水Wが浴槽2から抜かれた状態、少なくとも喫水面が吸水口6よりも下方に位置する状態で実行されることが好ましい。洗浄モード状態では、切替弁18が上水供給部28と、共通導水路12a、上部導水路12bおよび下部導水路12cとを連通する。また、ポンプ10の駆動中に洗浄モードが指示された場合には、ポンプ制御部20bがポンプ10を停止させる。これにより、給湯器26から流れてくる上水は、上水供給部28および切替弁18を経由して導水路12に流れ込む。
前述のとおり、鉛直方向において上部導水路12bは切替弁18よりも上方に位置し、共通導水路12aおよび下部導水路12cは切替弁18よりも下方に位置する。このため、上水の大部分は、共通導水路12aおよび下部導水路12cに流れ込む。わずかではあるが、一部の上水が上部導水路12bに流れ込む場合もある。共通導水路12aに流入した上水は、ポンプ10および吸水路8を経由して吸水口6から浴槽2に吐出される。下部導水路12cに流入した上水は、下部吐水口14bから浴槽2に吐出される。これにより、少なくとも鉛直方向で切替弁18から下方に位置する部分を上水で洗浄することができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る吐水装置4は、浴槽2に設けられる吸水口6と、吸水口6に連結される吸水路8と、吸水路8に連結され、吸水口6から浴槽水Wを吸い込むポンプ10と、ポンプ10に連結される導水路12と、導水路12に連結され、ポンプ10が吸い込む浴槽水Wを吐出する吐水口14と、吐水装置4の内部を洗浄するための上水を供給する上水供給部28とを備える。
このように、吐水装置4が上水供給部28を備えることで、入浴剤が混入している浴槽水Wを吸い込んだ場合でも、吐水装置4の配管内やポンプ10内に付着した入浴剤成分を洗い流すことができる。よって、入浴剤成分が吐水装置4内に固着することを抑制することができる。このため、吐水装置4を設けた浴槽システム1において、吐水装置4と入浴剤の同時使用を許容することができる。この結果、吐水装置4の使い勝手を向上させることができる。また、上水供給部28から上水を供給することで、吐水装置4の内部を清潔に保つことができる。よって、吐水装置4のメンテナンス性を向上させることができる。
また、給湯器26が気泡発生装置を備える場合には、微細な気泡を含む上水を吐水装置4の内部に流すことができる。これにより、上水による洗浄効果をより高めることができる。また、上水供給部28に気泡発生装置を連結してもよい。気泡発生装置は、公知のものを用いることができる。
また、吐水口14は、上部吐水口14aと、鉛直方向において上部吐水口14aよりも下方に配置される下部吐水口14bとを含む。導水路12は、ポンプ10に連結される共通導水路12aと、共通導水路12aから分岐して上部吐水口14aに連結される上部導水路12bと、共通導水路12aから分岐して下部吐水口14bに連結される下部導水路12cとを含む。また、吐水装置4は、共通導水路12aと上部導水路12bおよび下部導水路12cとの連通状態を切り替える切替弁18を備える。これにより、上部吐水口14aから吐出される浴槽水Wを入浴者の肩や首にかけ、下部吐水口14bから吐出される浴槽水Wを入浴者の腰や背中に当てるといった入浴方法を提供することができる。
また、鉛直方向において上から上部吐水口14a、上部導水路12b、切替弁18、共通導水路12a、ポンプ10の順に配置され、上水供給部28は、切替弁18に連結される。ポンプ10が停止している状態、且つ浴槽2に浴槽水Wが溜まっている状態では、浴槽2に溜まった浴槽水Wの水面、つまり喫水面の高さまで、浴槽水Wが吐水装置4の内部に浸入する。図1に示す構造では、およそ切替弁18の位置まで浴槽水Wが浸入する。また、前述したとおり、上部吐水口14aはフランジ部22に設置される。このため、浴槽水Wの喫水面は、高くても上部導水路12bの途中までである。
吐水装置4の内部のうち浴槽水Wの喫水面以下の領域は、喫水面より上の領域に比べて浴槽水Wとの接触時間が長くなる傾向にある。このため、浴槽水Wに入浴剤が混入している場合、喫水面以下の領域において、入浴剤成分が固着しやすい。したがって、上水供給部28を切替弁18に連結することで、吐水装置4の内部において入浴剤成分が固着しやすい領域の大部分を、上水で洗浄することができる。
また、上水供給部28を切替弁18に連結することで、切替弁18よりも下方に位置するポンプ10を確実に洗浄することができる。ポンプ10は、導水路12や吸水路8等の配管に比べて構造が複雑であり、入浴剤成分が固着してしまうと入浴剤成分の除去が困難である。また、入浴剤成分の固着によって支障を来す度合いが大きい。このため、ポンプ10の洗浄がより重要である。
また、吐水装置4に上水供給部28を設ける場合、給湯器26側と吐水装置4側との遮断と連通とを切り替え可能にする必要がある。これに対し、共通導水路12aと上部導水路12bおよび下部導水路12cとの連通状態を切り替える切替弁18に、上水供給部28を接続することで、さらなる切替弁の追加を伴わずに上水供給部28を吐水装置4に設けることができる。つまり、部品点数の増加を抑制することができる。
さらに、本実施の形態では、下部導水路12cおよび下部吐水口14bが切替弁18よりも下方に位置する。これにより、上水供給部28からの上水を、下部導水路12cおよび下部吐水口14bにも流すことができる。したがって、吐水装置4内のより広い領域を上水で洗浄することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明した。前述した実施の形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体例を示したものにすぎない。実施の形態の内容は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、請求の範囲に規定された発明の思想を逸脱しない範囲において、構成要素の変更、追加、削除等の多くの設計変更が可能である。前述の実施の形態では、このような設計変更が可能な内容に関して、「本実施の形態の」、「本実施の形態では」等の表記を付して強調しているが、そのような表記のない内容でも設計変更が許容される。以上の構成要素の任意の組み合わせも、本発明の態様として有効である。図面の断面に付したハッチングは、ハッチングを付した対象の材質を限定するものではない。
実施の形態では上水供給部28が切替弁18に連結されているが、上水供給部28は、上部吐水口14aまたは上部導水路12bに連結されてもよい。図4は、変形例に係る吐水装置4を備える浴槽システムの構成図である。変形例に係る吐水装置4では、上水供給部28が上部導水路12bに連結されている。この場合、上部導水路12bの途中に第2切替弁30が設けられ、上水供給部28は第2切替弁30を介して上部導水路12bに連結される。上部吐水口14aに上水供給部28を連結する場合も同様である。
したがって、変形例に係る吐水装置4では、実施の形態のように切替弁18に上水供給部28を連結する場合に比べて、部品点数の増加を招く。一方で、切替弁18よりも上方に位置する上部吐水口14aまたは上部導水路12bに上水供給部28を連結することで、吐水装置4の内部のより広い範囲を上水で洗浄することができる。
なお、上水供給部28は、複数箇所に連結されてもよい。例えば、上水供給部28は、上部吐水口14a、上部導水路12bおよび切替弁18のいずれか2つ以上に接続されてもよい。あるいは、上水供給部28は、1つの部材の複数箇所に接続されてもよい。また、上水供給部28は、給湯器26ではなく上水道に直に接続されてもよい。また、上水供給部28が切替弁18に接続される場合、切替弁18は、共通導水路12a、上部導水路12bおよび下部導水路12cのいずれか1つ、あるいは2つと上水供給部28とを連通してもよい。これにより、上水供給部28に連通された配管内での上水の水圧を高めることができ、上水による洗浄効果を高めることができる。
また、実施の形態においては、2つの下部吐水口14bと1つの上部吐水口14aとを対象として説明したが(図2参照)、言うまでもなく下部吐水口14bや上部吐水口14a、吸水口6の数は任意である。また、実施の形態では、共通導水路12aを流れる浴槽水Wを、分流させずに上部吐水口14aと下部吐水口14bのいずれか一方のみから吐水しているが、浴槽水Wを分流させて上部吐水口14aおよび下部吐水口14bから同時に吐水してもよい。
さらに、吐水装置4は、上部吐水口14aと下部吐水口14bのいずれか一方のみを備えてもよい。この場合、共通導水路12aと上部導水路12bおよび下部導水路12cとの連通状態を切り替えるための切替弁は省略することができる。したがって、吐水装置4は、上水供給部28を連結するための切替弁のみを有すればよい。また、実施の形態では、吸水口6と下部吐水口14bとが単一のカバー24に設けられているが、吸水口6と下部吐水口14bとは別々に配置されてもよい。
2 浴槽、 4 吐水装置、 6 吸水口、 8 吸水路、 10 ポンプ、 12 導水路、 12a 共通導水路、 12b 上部導水路、 12c 下部導水路、 14 吐水口、 14a 上部吐水口、 14b 下部吐水口、 18 切替弁、 28 上水供給部。

Claims (4)

  1. 浴槽に設置される吐水装置であって、
    浴槽に設けられる吸水口と、
    前記吸水口に連結される吸水路と、
    前記吸水路に連結され、前記吸水口から浴槽水を吸い込むポンプと、
    前記ポンプに連結される導水路と、
    前記導水路に連結され、前記ポンプが吸い込む浴槽水を吐出する吐水口と、
    前記吐水装置の内部を洗浄するための上水を供給する上水供給部と、
    を備えることを特徴する吐水装置。
  2. 前記吐水口は、上部吐水口と、鉛直方向において前記上部吐水口よりも下方に配置される下部吐水口とを含み、
    前記導水路は、前記ポンプに連結される共通導水路と、前記共通導水路から分岐して前記上部吐水口に連結される上部導水路と、前記共通導水路から分岐して前記下部吐水口に連結される下部導水路と、を含み、
    吐水装置は、前記共通導水路と前記上部導水路および下部導水路との連通状態を切り替える切替弁を備える請求項1に記載の吐水装置。
  3. 鉛直方向において上から前記上部吐水口、前記上部導水路、前記切替弁、前記共通導水路、前記ポンプの順に配置され、
    前記上水供給部は、前記上部吐水口、前記上部導水路または前記切替弁に連結される請求項2に記載の吐水装置。
  4. 前記上水供給部は、前記切替弁に連結される請求項2または3に記載の吐水装置。
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