JP2017124042A - 肩湯システム - Google Patents

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美千代 盛興
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Abstract

【課題】浴槽や浴室に制限されずに肩湯を愉しむことができる安価な肩湯システムを提供すること
【解決手段】浴槽2に設けられた循環口3と、追い焚き機能を有する給湯器4と、循環口3から給湯器4へ浴槽2の風呂湯Xを供給する復路配管5と、給湯器4で加熱された風呂湯Xを給湯器4から循環口3へ供給する第1往路配管6と、第1往路配管6に配設される三方弁7と、入浴者の肩に当てる肩湯Yを吐出する肩湯吐出口8cと、肩湯吐出口8cと三方弁7とを接続する第2往路配管9と、を備える肩湯システム1において、肩湯吐出口8cを備え、浴室の壁Wに取り付けられる肩湯装置8を有すること、三方弁7と第2往路配管9が浴室の外部に配設されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、入浴者の肩に湯を当てる肩湯システムに関する。
肩や首の後ろを温めると、血行が良くなり、肩凝りや冷え性が改善されることが知られている。そこで、例えば図12に示すように、浴槽101の風呂湯に浸かる入浴者の肩や首筋に湯を当てる肩湯システム100が知られている。以下、本明細書において、この入浴者の肩や首筋に当てる湯を「肩湯」という。
浴槽101の風呂湯は、循環口102、第1復路配管104、給湯器103、第1往路配管105を循環することにより、追い焚きされる。従来の肩湯システム100は、第1往路配管105に配設された三方弁106の操作レバー106aを操作して肩湯を開始すると、給湯器103で追い焚きされた風呂湯が、第1往路配管105から三方弁106を介して第2往路配管107へ流れ、浴槽101に一体に設けられた肩湯吐出口108から肩湯として吐出される。三方弁106と第2往路配管107は、浴室の壁Wと浴槽101との間に収容されている。第2往路配管107には、ハイカット弁兼ローカット弁109が配設され、適温を超える高温の湯と適温に達しない低温の湯を第1往路配管105に第2復路配管110を介して戻す。そのため、肩湯吐出口108からは、適温の肩湯が吐出される(例えば特許文献1参照)。
特開2003−275121号公報
しかしながら、従来の肩湯システム100は、以下の問題があった。すなわち、肩湯システム100は、肩湯吐出口108を浴槽101に一体に設けていた。また、肩湯システム100は、浴室の内部である浴槽101と壁Wとの間に三方弁106と第2往路配管107を収容する構造であった。よって、従来の肩湯システム100は、浴槽101や浴室が肩湯専用の構造となり、高価だった。また、肩湯を愉しみたくても、既存の浴槽や浴室を、肩湯システム100専用の浴槽101や浴室に交換しなければならなかった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、浴槽や浴室に制限されずに肩湯を愉しむことができる安価な肩湯システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、次のような構成を有している。
(1)浴槽に設けられた循環口と、追い焚き機能を有する給湯器と、前記循環口から前記給湯器へ前記浴槽の風呂湯を供給する復路配管と、前記給湯器で加熱された前記風呂湯を前記給湯器から前記循環口へ供給する第1往路配管と、前記第1往路配管に配設される三方弁と、入浴者の肩に当てる肩湯を吐出する肩湯吐出口と、前記肩湯吐出口と前記三方弁とを接続する第2往路配管と、を備える肩湯システムにおいて、前記肩湯吐出口を備え、浴室の壁に取り付けられる肩湯装置を有すること、前記三方弁と前記第2往路配管が前記浴室の外部に配設されていることを特徴とする。
上記構成の肩湯システムは、肩湯吐出口を備える肩湯装置を浴室の壁に取り付けるので、浴槽の形状に関係なく、どの浴室にも肩湯吐出口を設けることができる。そして、三方弁と第2往路配管を浴室の外部に配設するので、肩湯吐出口に肩湯を供給する配管を浴槽や浴室の構造に関係なく設置できる。よって、上記構成によれば、浴槽や浴室に制限されずに肩湯システムを浴室に設置して、肩湯を愉しむことができる。また、浴室や浴槽が肩湯専用構造にならないので、安価に肩湯システムを提供できる。
(2)(1)に記載の構成において、前記給湯器と前記第2往路配管とを接続し、前記給湯器で加熱された止水を前記給湯器から前記第2往路配管に供給する第3往路配管と、前記第3往路配管に配設される開閉弁と、前記風呂湯を前記肩湯として使用する第1モードと前記止水を前記肩湯として使用する第2モードの何れかを設定するモード設定手段と、前記モード設定手段が前記第1モードを設定している場合には、前記三方弁に前記第1往路配管と前記第2往路配管とを導通させるように動作させると共に、前記開閉弁に弁閉動作させる一方、前記モード設定手段が前記第2モードを設定している場合には、前記三方弁に前記第1往路配管と前記第2往路配管とを導通させないように動作させると共に、前記開閉弁に弁開動作させるバルブ制御手段と、を有することが好ましい。
上記構成の肩湯システムは、風呂湯だけでなく、止水も、肩湯として使用できるので、使い勝手が良い。具体的に説明すると、入浴者は、例えば節水する場合には、モード設定手段により第1モードを設定する。この場合、バルブ制御手段は、第1往路配管と第2往路配管とを導通させるように三方弁を動作させ、第3往路配管の開閉弁を弁閉する。これにより、浴槽の風呂湯は、給湯器で加熱されてから肩湯装置の肩湯吐出口から吐出されて入浴者の肩に当たると、浴槽に戻され、再び給湯器へ送られて循環する。よって、入浴者は、風呂湯を循環させて肩湯を愉しむことができ、節水できる。一方、入浴者は、例えば湯を足しながら肩湯を愉しむ場合には、モード設定手段により第2モードを設定する。この場合、バルブ制御手段は、第1往路配管と第2往路配管とを導通させないように三方弁を動作させ、第3往路配管の開閉弁を弁開する。これにより、給湯器で加熱された止水が第3往路配管、開閉弁、第2往路配管を介して肩湯装置の肩湯吐出口から浴槽に吐出され、浴槽に溜められる。そのため、入浴者は、肩湯で肩を温めながら、足し湯できる。このように、上記構成の肩湯システムは、入浴者が風呂湯と止水を適宜選択して肩湯を愉しむことができ、使い勝手が良い。
(3)(1)又は(2)に記載の構成において、前記肩湯吐出口から吐出される前記肩湯の肩湯温度を設定する肩湯温度設定手段と、前記循環口から前記浴槽に供給する前記風呂湯の風呂温度を設定する風呂温度設定手段と、前記肩湯装置に供給する前記風呂湯又は前記止水を前記肩湯温度に加熱する一方、前記循環口に供給する前記風呂湯を前記風呂温度に加熱する温度変更手段と、を有することが好ましい。
上記構成の肩湯システムでは、入浴者が、風呂湯の風呂温度と別個に肩湯の肩湯温度を設定できるので、便利である。具体的に説明すると、肩湯は、肩湯吐出口から吐出された後、入浴者の肩に当たるまでの間、空気に接触して熱を奪われる。そのため、肩湯温度が風呂温度と同じ場合には、入浴者の肩に風呂温度より低温の肩湯が当たり、入浴者に不快感を与える恐れがある。そこで、入浴者は、肩湯温度設定手段により設定する肩湯温度を、風呂温度設定手段により設定する風呂温度より高温にすれば、肩湯が入浴者に当たる際の温度を風呂温度と同程度又は風呂温度より高温にでき、心地よく肩湯を愉しむことができる。また、温度に対する感じ方は千差万別なので、肩湯温度を風呂温度と別個に設定できれば、入浴者が自分の好みに応じて肩湯温度を自由に設定できる。このように、上記構成の肩湯システムは、入浴者が風呂湯の風呂温度と別個に肩湯の肩湯温度を自由に設定できるので、便利である。
(4)(2)又は(3)に記載の構成において、前記第2モードが設定されている場合に、前記肩湯装置からミストを発生させるミスト発生手段を有することが好ましい。
上記構成の肩湯システムは、肩湯装置に供給される止水のみがミスト化されるので、衛生的である。
(5)(1)乃至(4)の何れか一つに記載の構成において、前記肩湯を入浴者に当てる強さを変更する強度変更手段を有することが好ましい。
上記構成の肩湯システムでは、入浴者は、強度変更手段により肩湯が入浴者に当たる強さを自由に変更できる。よって、上記構成の肩湯システムによれば、入浴者は好みに応じた強さで肩湯を肩に当て、心地よいマッサージ効果が得られる。
(6)(5)に記載の構成において、前記強度変更手段は、前記肩湯装置に供給する前記風呂湯又は前記止水の流量を変更する流量変更手段を有することが好ましい。
上記構成の肩湯システムは、流量変更手段が、肩湯装置に供給する風呂湯又は止水の流量を増加させると、肩湯が肩湯吐出口から勢いよく吐出され、利用者の肩に強く当たる。一方、流量変更手段が、肩湯装置に供給する風呂湯又は止水の流量を減少させると、肩湯が肩湯吐出口から吐出する勢いが小さくなり、利用者の肩に弱く当たる。よって、上記構成によれば、肩湯装置に供給される風呂湯又は止水の流量を調整することにより、肩湯の強さを簡単に調整でき、より一層快適に肩湯を愉しむことができる。
(7)(5)に記載の構成において、前記強度変更手段は、前記肩湯吐出口から吐出される前記肩湯の形状を変更することにより、前記肩湯を入浴者に当てる強さを変更するものであることが好ましい。
上記構成の肩湯システムは、流量変更手段が、利用者の肩に当てる肩湯の形状を変更することにより、肩湯の強さを変更する。例えば、筋状の肩湯は、滝状の肩湯より、利用者の肩に強く当たる。よって、上記構成によれば、入浴者の好みに応じて肩湯の強さを設定でき、より一層快適に肩湯を愉しむことができる。
(8)(1)乃至(7)の何れか一つに記載の構成において、前記肩湯吐出口から前記肩湯を吐出する場合に、前記浴槽の風呂湯を半身浴に適した半身浴水位に調整する水位調整手段を有することが好ましい。
上記構成の肩湯システムは、肩湯が浴槽に流れ落ちても、風呂湯を半身浴水位に維持できるので、半身浴と肩湯を同時に愉しむことができる。
(9)(1)乃至(8)の何れか一つに記載の構成において、前記肩湯装置は、前記肩湯吐出口の形状を変更する肩湯吐出口形状変更手段を有することが好ましい。
上記構成の肩湯システムは、肩湯吐出口の形状を変更すれば、異なる吐出パターンで肩湯を愉しむことができる
従って、本発明によれば、浴槽や浴室に制限されずに肩湯を愉しむことができる安価な肩湯システムを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る肩湯システムの機器構成を示す図である。 壁に取り付けられた肩湯装置の上面図である。 肩湯装置の正面図である。 肩湯の形状を示す図である。 肩湯の形状を示す図である。 肩湯の形状を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る肩湯システムの機器構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る肩湯システムの機器構成を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る肩湯システムに使用されるノズルの外観斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る肩湯システムに使用されるノズルの外観斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る肩湯システムに使用されるノズルの外観斜視図である。 従来の肩湯システムの機器構成を示す図である。
以下に、本発明に係る肩湯システムの実施形態について図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る肩湯システム1の機器構成を示す図である。図2は、壁Wに取り付けられた肩湯装置8の上面図である。図3は、肩湯装置8の正面図である。図4〜図6は、肩湯Yの形状を示す図である。以下では、まず肩湯システム1の機器構成を説明する。それから、肩湯装置8の構造を説明する。そして、肩湯システム1の動作を説明する。その後、肩湯システム1の作用効果を説明する。
<肩湯システム1の機器構成について>
図1に示すように、肩湯システム1は、肩湯吐出口8c(図2参照)を備える肩湯装置8を浴槽2と別個に設けて浴室の壁Wに取り付け、その肩湯装置8に給湯器4で加熱された湯を供給する肩湯給湯回路14が浴室の外部に設けられている。肩湯給湯回路14は、浴槽2の風呂湯Xと止水を切り換えて肩湯装置8から吐出するように構成されている。
具体的に説明すると、肩湯システム1は、肩湯装置8が、浴槽2内の入浴者の肩に肩湯Yを当てるように、浴槽2に対する位置や壁Wに取り付ける高さを調整されて、壁Wに取り付けられている。壁Wの裏側(肩湯装置8が取り付けられる面と反対側の面)には、浴槽2の風呂湯Xを追い焚きする追い焚き回路19や、肩湯装置8に湯を供給する肩湯給湯回路14などが設けられている。つまり、追い焚き回路19や肩湯給湯回路14は、浴室の外部に設けられている。
追い焚き回路19は、循環口3と、復路配管5と、第1往路配管6と、ポンプ20を有する。循環口3は、浴槽2に設けられている。復路配管5は、循環口3と給湯器4に接続し、浴槽2の風呂湯Xを給湯器4に供給する。第1往路配管6は、給湯器4と循環口3に接続し、給湯器4で追い焚きされた風呂湯Xを浴槽2に供給する。ポンプ20は、給湯器4に内蔵され、浴槽2の風呂湯Xを追い焚き回路19に循環させる。よって、追い焚き回路19は、風呂湯Xを浴槽2と給湯器4との間で循環させ、風呂湯を温めることができる。
肩湯給湯回路14は、風呂湯Xと止水を切り換えて肩湯装置8に供給するように構成されている。肩湯給湯回路14は、三方弁7と、第2往路配管9と、第3往路配管10と、第1逆止弁11と、第2逆止弁12と、開閉弁13とを有する。
三方弁7は、第1往路配管6に配設されている。第2往路配管9は、肩湯装置8と三方弁7とを接続している。三方弁7は、第1ポート7aが給湯器4に導通し、第2ポート7bが循環口3に導通し、第3ポート7cが肩湯装置8に導通している。かかる三方弁7は、給湯器4で加熱された風呂湯Xを浴槽2に供給する流路と、肩湯装置8に供給する流路とを切り換える。具体的には、三方弁7は、第1ポート7aを第2ポート7bに連通させ、第3ポート7cを遮断することにより、給湯器4で加熱された風呂湯Xを浴槽2に供給する流路を形成する。また、三方弁7は、第1ポート7aを第3ポート7cに連通させ、第2ポート7bを遮断することにより、給湯器4で加熱された風呂湯Xを肩湯装置8に供給する流路を形成する。
第3往路配管10は、給湯器4と第2往路配管9とを接続する。これにより、給湯器4で加熱された止水は、第3往路配管10と第2往路配管9を介して肩湯装置8に供給される。第3往路配管10は、給湯器4側から順に第1及び第2逆止弁11,12が配設され、風呂湯Xが第3往路配管10を介して給湯器4に流れることを阻止する。開閉弁13は、第2逆止弁12の下流側(第2往路配管9と第3往路配管10との接続点P1側)に配設され、止水の供給を制御する。
肩湯システム1は、制御手段18(バルブ制御手段、温度変更手段の一例)を備える。制御手段18は、周知のマイクロコンピュータで構成されている。制御手段18は、給湯器4の動作を設定する給湯器リモコン15(モード設定手段、風呂温度設定手段、肩湯温度設定手段の一例)が電気的に接続されている。給湯器リモコン15は、通信線17を介して運転リモコン16(モード設定手段、風呂温度設定手段、肩湯温度設定手段の一例)に接続している。給湯器リモコン15は、運転リモコン16の設定が自動的に自機に反映されるようになっている。給湯器リモコン15と運転リモコン16は、給湯器4の各種設定を行うスイッチを備え、そのスイッチはオンオフ式のアナログスイッチでも、液晶タッチパネルに表示されるデジタルスイッチでも良い。本実施形態では、給湯器リモコン15はキッチンに設置され、運転リモコン16は浴室に設置される。
制御手段18は、三方弁7、開閉弁13、給湯器4と、ポンプ20に電気的に接続されている。制御手段18は、追い焚き動作を制御するプログラムや肩湯吐出動作を制御するプログラム等を記憶している。制御手段18は、給湯器リモコン15から入力する指令に応じて、三方弁7と開閉弁13と給湯器4とポンプ20の動作を制御する。
<肩湯装置8の構造について>
図2に示すように、肩湯装置8は、装置本体8aが挟み込み金具8i,8iを介して壁Wに取り付けられ、第2往路配管9に接続されている。装置本体8aは、吐出部8hが一対の脚部8f,8fに脱着可能に連結されている。吐出部8hは、長手方向に沿って形成されたメイン流路8bが第2往路配管9に連通する。メイン流路8bには、肩湯吐出口8cを形成するノズル8dが複数連通しており、止水又は風呂湯が複数のノズル8dから吐出される。このような、肩湯装置8は、肩湯Yが入浴者の肩に届くように、肩湯吐出口8cの位置や高さを自由に調整できる。また、肩湯装置8は、浴槽2と別個に設けているので、任意の高さに肩湯吐出口8cを設け、肩湯Yの落差を利用してマッサージ効果を高めることが可能である。
図2及び図3に示すように、吐出部8hは箱形をなす。吐出部8hの前面(壁Wと対向する面と反対側に位置する面)には、ノズル8dが長手方向に沿って一列に並んで設けられている。本実施形態のノズル8dは、肩湯吐出口8cが円形に形成されている。図2に示すように、装置本体8aは、第2往路配管9に連通するメイン流路8bが長手方向中央部に形成され、ノズル8dが気密に接続されている。図4〜図6に示すように、肩湯装置8は、吐出部8hを長手方向の軸線を中心に回転させるダイヤル8eを備え、肩湯Yの形状を変更できるようになっている。図3に示すように、装置本体8aは、ノズル8dから吐出された肩湯Yの向きを調整する流水板8gが肩湯吐出口8cの下方に位置する吐出部8hの一側面に着脱可能に取り付けられ、肩湯Yを入浴者の肩に導きやすくしている。
尚、肩湯装置8は、吐出部8hを、肩湯吐出口8cの形状が異なる他の吐出部と交換できるようになっている。例えば、肩湯装置8は、ミストノズルにより肩湯吐出口8cを形成する吐出部8hx(図示せず)が、一対の脚部8f,8fに脱着可能に連結される。よって、肩湯装置8は、ミストサウナを行う場合、入浴者が吐出部8hを他の吐出部8hxに簡単に交換できる。
肩湯装置8は、ミストを発生させるミストモードを設定するミストモード設定手段を備える。ミストモード設定手段は、吐出部8hxが肩湯装置8に取り付けられた場合にはミストモードを設定し、その他の吐出部8hが肩湯装置8に取り付けられた場合にはミストモードを設定しないように構成されている。本実施形態では、脚部8fにリミットスイッチを設け、吐出部8hにリミットスイッチをオフするオフ操作部を設け、吐出部8hxにリミットスイッチをオンするオン操作部を設けることにより、ミストモード設定手段を構成する。
制御手段18は、ミストモード設定手段(リミットスイッチ)に電気的に接続されている。制御手段18は、ミストモード設定手段にミストモードが設定された場合には(リミットスイッチがオンされた場合には)、給湯器リモコン15及び運転リモコン16に第2モードの設定のみを許可し、ミストモード設定スイッチにミストモードが設定されない場合には(リミットスイッチがオフされた場合には)、給湯器リモコン15及び運転リモコン16に第1又は第2モードの設定を許可する。つまり、肩湯装置8は、止水を使用してミストを発生させることはできるが、風呂湯を使用してミストを発生させることはできない。本実施形態では、ミストモード設定手段と制御手段18により、「ミスト発生手段」が構成される。
<肩湯システム1の動作について>
肩湯システム1は、追い焚きも肩湯吐出も行わない待機状態では、制御手段18が開閉弁13を弁閉している。また、制御手段18は、第1ポート7aと第2ポート7bを連通させ、第1ポート7aと第3ポート7cを連通させないように三方弁7を初期状態にしている。このとき、制御手段18は、給湯器4のポンプ20を作動させない。
例えば入浴者が、運転リモコン16を操作して浴槽2の風呂湯Xを追い焚きする追い焚きモードを設定すると、給湯器リモコン15には、自動的に追い焚きモードが設定される。すると、制御手段18は、開閉弁13を弁閉状態にし、三方弁7を初期状態にする。そして、制御手段18は、ポンプ20を作動させ、追い焚き回路19に浴槽2の風呂湯Xを循環させる。このとき、制御手段18は、給湯器リモコン15に設定されている風呂湯Xの風呂温度(例えば40℃)を読み込み、風呂湯Xを風呂温度に加熱するようにバーナ4aの動作を制御する。これにより、浴槽2の風呂湯Xは、給湯器4によって風呂温度に加熱されてから浴槽2に戻され、追い焚きされる。
入浴者が、運転リモコン16を操作して肩湯を開始する肩湯開始モードを設定すると、給湯器リモコン15が自動的に肩湯開始モードを設定される。すると、制御手段18は、給湯器リモコン15に、風呂湯Xを肩湯Yとして使用する第1モードが設定されているか、止水を肩湯Yとして使用する第2モードが設定されているかを判断する。尚、第1モードと第2モードは、給湯器リモコン15を操作して直接的に設定しても良いし、運転リモコン16を操作して給湯器リモコン15に間接的に設定しても良い。
制御手段18は、給湯器リモコン15に第1モードが設定されていると判断した場合には、第1ポート7aと第3ポート7cを導通させ、第1ポート7aを第2ポート7bに導通させないように三方弁7を動作させる。そして、制御手段18は、開閉弁13を弁閉する。これにより、浴槽2の風呂湯Xが、循環口3、復路配管5、給湯器4、第1往路配管6、三方弁7の第1ポート7a、第3ポート7c、第2往路配管9を介して肩湯装置8に供給され、肩湯吐出口8cから浴槽2に向けて肩湯Yとして吐出され、入浴者の肩に当てられる。
これに対し、制御手段18は、給湯器リモコン15に第2モードが設定されていると判断した場合には、三方弁7を初期状態に戻し、開閉弁13を弁開する。これにより、風呂湯Xが第2往路配管9を介して肩湯装置8に供給されなくなる。そして、給湯器4で加熱された止水が第3往路配管10、第2往路配管9を介して肩湯装置8に供給され、肩湯吐出口8cから肩湯Yとして入浴者の肩に当てられる。
ここで、肩湯システム1は、肩湯温度と風呂温度を別々に設定できる。そのため、制御手段18は、肩湯装置8が肩湯Yを吐出する場合、給湯器リモコン15に設定されている肩湯Yの肩湯温度を読み込み、風呂湯X又は止水を肩湯温度に加熱するように、給湯器4のバーナ4aの動作を制御する。よって、肩湯システム1は、風呂湯Xと異なる温度で肩湯Yを入浴者の肩や首筋に当てることができる。
ところで、入浴者は、肩湯Yを肩湯吐出口8cから吐出させる場合に、ダイヤル8eにより吐出部8hを回転させると、肩湯Yの形状を変更できる。すなわち、図4に示すように、装置本体8aは、吐出部8hが肩湯吐出口8cを真横に向ける第1姿勢では、肩湯吐出口8cから吐出される肩湯Yの形状は、細い筋状となる。この場合、肩湯Yは、表面張力により粒を形成しようとする。そのため、入浴者の肩には、肩湯Yがリズミカルに強弱を付けて当たる。よって、この場合には、肩の温めに加えて、マッサージ効果が得られる。
また図6に示すように、装置本体8aは、ダイヤル8eを操作することにより、吐出部8hが第1姿勢時より90度回転されて肩湯吐出口8cを真上に向ける第3姿勢では、肩湯Yが肩湯吐出口8cから噴水状に吐出され、吐出部8hの側面を伝って滝状に流れ落ちる。この状態では、肩湯Yが入浴者の肩まで届かない。そこで、入浴者は、装置本体8aの吐出部8hに流水板8gを取り付け、吐出部8hの側面を伝って流れ落ちる肩湯Yの向きを入浴者側に向ける。これにより、入浴者の肩には、肩湯Yが滝状に流れ落ちる。よって、この場合には、第1姿勢のときより、肩湯Yを入浴者に当てる強さが小さくなるものの、入浴者の肩の広範囲に肩湯Yを当て、肩全体を均一に温めることができる。尚、かかる滝状の肩湯Yは、肩湯吐出口8cを第1姿勢の位置から上方に60度以上回転させることにより実現できることを、発明者らは確認している。
図5に示すように、装置本体8aは、吐出部8hが第1姿勢時より45度回転されて肩湯吐出口8cを斜め45度上方に向ける第2姿勢では、第1姿勢より、肩湯Yが肩湯吐出口8cの内周面に接触する面積が広くなる。そのため、肩湯Yは、肩湯吐出口8cを真横に向ける場合より幅広に肩湯吐出口8cから吐出される。この姿勢では、第1姿勢の場合より肩湯Yを吐出する勢いが小さくなるので、流水板8gを装置本体8aの吐出部8hに取り付けて肩湯Yを入浴者の肩に導く。この場合、第2姿勢は、第3姿勢より、肩湯Yを肩湯吐出口8cから細く吐出し、第3姿勢より流水板8gを流れる速度が速くなる。よって、この場合、肩湯Yを入浴者に当てる力を第3姿勢より強くしつつ、肩湯Yを入浴者の肩に当てる範囲を第1姿勢より広げることができ、マッサージ効果と肩全体の温め効果との双方を得られやすい。
更に、肩湯システム1は、吐出部8hを吐出部8hxに交換すれば、肩湯装置8から止水をミスト化して吐出し、入浴者の肩を温めることができる。具体的には、入浴者が吐出部8hを吐出部8hxに交換すると、脚部8fのリミットスイッチがオンからオフに切り換えられる。すると、制御手段18は、ミストモードを設定されたと判断し、給湯器リモコン15又は運転リモコン16に第2モードの設定のみを許可し、第1モードの設定を許可しない。これにより、肩湯システム1は、第2モードが設定された場合のみ、肩湯装置8からミストを発生するようになる。よって、肩湯システム1は、肩湯装置8から風呂湯をミスト化して吐出せず、止水のみをミスト化して肩湯装置8から吐出するので、衛生的に入浴者の肩全体をじんわりと温めることができる。このとき、ミスト化された肩湯は、入浴者の肩に当たって周りに飛び散らないので、リラクゼーション効果をより一層高めることができる。
<肩湯システム1の作用効果について>
以上説明したように、本実施形態は、浴槽2に設けられた循環口3と、追い焚き機能を有する給湯器4と、循環口3から給湯器4へ浴槽2の風呂湯Xを供給する復路配管5と、給湯器4で加熱された風呂湯Xを給湯器4から循環口3へ供給する第1往路配管6と、第1往路配管6に配設される三方弁7と、入浴者の肩に当てる肩湯Yを吐出する肩湯吐出口8cと、肩湯吐出口8cと三方弁7とを接続する第2往路配管9と、を備える肩湯システム1において、肩湯吐出口8cを備え、浴室の壁に取り付けられる肩湯装置8を有すること、三方弁7と第2往路配管9が浴室の外部に配設されていることを特徴とする。このような肩湯システム1は、肩湯吐出口8cを備える肩湯装置8を浴室の壁Wに取り付けるので、浴槽2の形状に関係なく、どの浴室にも肩湯吐出口8cを設けることができる。そして、三方弁7と第2往路配管9を浴室の外部に配設するので、肩湯吐出口8cに肩湯を供給する配管を浴槽2や浴室の構造に関係なく設置できる。よって、本実施形態の肩湯システム1によれば、浴槽2や浴室に制限されずに肩湯システム1を浴室に設置して、肩湯Yを愉しむことができる。また、浴室や浴槽2が肩湯専用構造にならないので、安価に肩湯システム1を提供できる。
また、本実施形態の肩湯システム1は、給湯器4と第2往路配管9とを接続し、給湯器4で加熱された止水を給湯器4から第2往路配管9に供給する第3往路配管10と、第3往路配管10に配設される開閉弁13と、風呂湯Xを肩湯Yとして使用する第1モードと止水を肩湯Yとして使用する第2モードの何れかを設定する給湯器リモコン15又は運転リモコン16(モード設定手段の一例)と、給湯器リモコン15又は運転リモコン16が第1モードを設定している場合には、三方弁7に第1往路配管6と第2往路配管9とを導通させるように動作させると共に、開閉弁13に弁閉動作させる一方、給湯器リモコン15又は運転リモコン16が第2モードを設定している場合には、三方弁7に第1往路配管6と第2往路配管9とを導通させないように動作させると共に、開閉弁13に弁開動作させる制御手段18(バルブ制御手段の一例)と、を有する。このような肩湯システム1は、風呂湯Xだけでなく、止水も、肩湯Yとして使用できるので、使い勝手が良い。
具体的に説明すると、入浴者は、例えば節水する場合には、給湯器リモコン15又は運転リモコン16により第1モードを設定する。この場合、制御手段18は、第1往路配管6と第2往路配管9とを導通させるように三方弁7を動作させ、第3往路配管10の開閉弁13を弁閉する。これにより、浴槽2の風呂湯Xは、給湯器4で加熱されてから肩湯装置8の肩湯吐出口8cから吐出されて入浴者の肩に当たると、浴槽に戻され、再び給湯器4へ送られて循環する。よって、入浴者は、風呂湯Xで肩湯Yを愉しむことができ、節水できる。一方、入浴者は、例えば湯を足しながら肩湯Yを愉しむ場合には、給湯器リモコン15又は運転リモコン16により第2モードを設定する。この場合、制御手段18は、第1往路配管6と第2往路配管9とを導通させないように三方弁7を動作させ、第3往路配管10の開閉弁13を弁開する。これにより、給湯器4で加熱された止水が第3往路配管10、開閉弁13、第2往路配管9を介して肩湯装置8の肩湯吐出口8cから浴槽2に吐出され、浴槽2に溜められる。そのため、入浴者は、肩湯Yで肩を温めながら、浴槽2に湯を足すことができる。このように、本実施形態の肩湯システム1は、入浴者が風呂湯Xと止水を適宜選択して肩湯Yを愉しむことができ、使い勝手が良い。
また、本実施形態の肩湯システム1は、肩湯吐出口8cから吐出される肩湯Yの肩湯温度を設定する給湯器リモコン15(肩湯温度設定手段の一例)又は運転リモコン16(肩湯温度設定手段の一例)と、循環口3から浴槽2に供給する風呂湯Xの風呂温度を設定する給湯器リモコン15(風呂温度設定手段の一例)又は運転リモコン16(風呂温度設定手段の一例)と、肩湯装置8に供給する風呂湯X又は止水を肩湯温度に加熱する一方、循環口3に供給する風呂湯Xを風呂温度に加熱する制御手段18(温度変更手段の一例)と、を有する。このような肩湯システム1では、入浴者が、風呂湯Xの風呂温度と別個に肩湯Yの肩湯温度を設定できるので、便利である。
具体的に説明すると、肩湯Yは、肩湯吐出口8cから吐出された後、入浴者の肩に当たるまでの間、空気に接触して熱を奪われる。特に、本実施形態のように、肩湯装置8が浴槽2より高い位置に設置される場合、空気との接触時間が長く、熱を奪われやすい。そのため、肩湯温度が風呂温度と同じ場合には、入浴者の肩に風呂温度より低温の肩湯Yが当たり、入浴者に不快感を与える恐れがある。そこで、入浴者は、給湯器リモコン15又は運転リモコン16により設定する肩湯温度を、給湯器リモコン15又は運転リモコン16により設定する風呂温度より高温にすれば、肩湯Yが入浴者に当たる際の温度を風呂温度と同程度又は風呂温度より高温にでき、心地よく肩湯Yを愉しむことができる。また、温度に対する感じ方は千差万別なので、肩湯温度を風呂温度と別個に設定できれば、入浴者が自分の好みに応じて肩湯温度を自由に設定できる。このように、本実施形態の肩湯システム1は、入浴者が風呂湯Xの風呂温度と別個に肩湯Yの肩湯温度を自由に設定できるので、便利である。
また、本実施形態の肩湯システム1は、肩湯Yを入浴者に当てる強さを変更する強度変更手段を、装置本体8aの吐出部8hとダイヤル8eとで構成する。このような肩湯システム1では、入浴者は、ダイヤル8eを操作して吐出部8hを回転させることにより肩湯Yが入浴者に当たる強さを自由に変更できる。よって、本実施形態の肩湯システム1によれば、入浴者は好みに応じた強さで肩湯Yを肩に当て、心地よいマッサージ効果が得られる。
特に、本実施形態の肩湯システム1は、強度変更手段が、肩湯吐出口8cから吐出される肩湯Yの形状を変更することにより、肩湯Yの強さを変更するものである。具体的には、例えば図4に示す筋状の肩湯Yは、図6に示す滝状の肩湯Yより、入浴者の肩に強く当たる。よって、本実施形態によれば、入浴者の好みに応じて肩湯Yの強さを設定でき、より一層快適に肩湯Yを愉しむことができる。しかも、本実施形態の肩湯システム1は、ダイヤル8eを操作するだけで簡単に肩湯Yの形状を変えることができるので、使い勝手が良い。
更に、本実施形態の肩湯システム1は、第2モードが設定されている場合に、肩湯装置8からミストを発生させるミスト発生手段を有する。そのため、肩湯システム1は、肩湯装置8に供給される止水のみがミスト化されるので、衛生的である。
従って、本実施形態によれば、浴槽2や浴室に制限されずに肩湯Yを愉しむことができる安価な肩湯システム1を提供することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る肩湯システムを説明する。図7は、本発明の第2実施形態に係る肩湯システム21の機器構成を示す図である。本実施形態の肩湯システム21は、第1及び第2流量調整弁22,23を備える点だけが、第1実施形態と相違する。ここでは、第1実施形態と共通する構成には、説明及び図面に第1実施形態と同じ符号を使用し、適宜説明を省略する。
肩湯システム21の第2往路配管9は、第3往路配管10が第2往路配管9に接続する接続点P1と三方弁7との間に、第1流量調整弁22が配設されている。第1流量調整弁22は、肩湯装置8に供給する風呂湯Xの流量を制御する。また、第3往路配管10は、開閉弁13と接続点P1との間に第2流量調整弁23が配設されている。第2流量調整弁23は、肩湯装置8に供給する止水の流量を制御する。第1及び第2流量調整弁22,23は、制御手段26に電気的に接続されている。制御手段26は、給湯器4が風呂湯X又は止水を加熱できる最小流量(例えば3L/min)以上となるように、第1及び第2流量制御弁22,23の制御流量を制御する。制御手段26には、給湯器リモコン24が接続している。その給湯器リモコン24には、通信線17を介して運転リモコン25が接続されている。
給湯器リモコン24及び運転リモコン25は、肩湯Yが利用者に当たる強さを変更する強度変更スイッチが設けられている点だけが、第1実施形態の給湯器リモコン15及び運転リモコン16と相違する。また、制御手段26は、第1及び第2流量調整弁22,23の動作を制御する機能を有する点だけが、第1実施形態の制御手段18と相違する。
利用者は、肩湯Yが肩に当たる強さを変更する場合、給湯器リモコン24に設定される強さを変更する。肩湯Yの強さは、給湯器リモコン24で直接設定しても良いし、運転リモコン25を介して給湯器リモコン24に間接的に設定しても良い。例えば、利用者は、肩湯Yを肩に当てている最中に、肩湯Yをより強く肩に当てたい場合には、運転リモコン25により肩湯の強さを大きくする。
制御手段26は、第1モードが設定されている場合には、第1流量調整弁22の弁開度を給湯器リモコン24に設定された強さに応じて制御する。これにより、風呂湯Xは、第1流量調整弁22で流量を制御された後、肩湯装置8から吐出される。一方、制御手段18は、第2モードが設定されている場合には、第2流量調整弁23の弁開度を給湯器リモコン24に設定された強さに応じて調整する。これにより、止水は、第2流量調整弁23で流量を制御された後、肩湯装置8から吐出される。
以上説明したように、本実施形態の肩湯システム21は、肩湯Yを入浴者に当てる強さを変更する強度変更手段を、給湯器リモコン24と運転リモコン25と第1流量調整弁22と第2流量調整弁23と制御手段26で構成する。これにより、肩湯システム21は、給湯器リモコン24と運転リモコン25を操作して第1及び第2流量調整弁22,23を作動させることにより肩湯Yが入浴者に当たる強さを自由に変更できるので、入浴者の好みに応じたマッサージ効果が簡単に得られる。
より具体的には、肩湯システム1は、第1又は第2流量調整弁22,23が肩湯装置8に供給する風呂湯X又は止水の流量を増加させると、肩湯Yが肩湯吐出口8cから勢いよく吐出され、利用者の肩に強く当たる。一方、第1又は第2流量調整弁22,23が、肩湯装置8に供給する風呂湯X又は止水の流量を減少させると、肩湯Yが肩湯吐出口8cから吐出する勢いが小さくなり、利用者の肩に弱く当たる。よって、本実施形態の肩湯システム21によれば、肩湯装置8に供給される風呂湯X又は止水の流量を調整することにより、肩湯Yの強さを簡単に調整でき、より一層快適に肩湯Yを愉しむことができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る肩湯システムを説明する。図8は、本発明の第3実施形態に係る肩湯システム31の機器構成を示す図である。本実施形態の肩湯システム31は、肩湯吐出口8cから肩湯を吐出する場合に浴槽2の風呂湯Xを半身浴に適した水位に調整する水位調整手段を有する点だけが、第1実施形態と相違している。ここでは、第1実施形態と共通する構成には、説明及び図面に第1実施形態と同じ符号を使用し、適宜説明を省略する。
本実施形態の肩湯システム31は、水位検出手段34と、三方弁32と、制御手段33により、水位調整手段が構成されている。水位検出手段34は、浴槽2に設けられ、風呂湯Xの水位を検出する。三方弁32は、復路配管5に配設され、浴槽2から風呂湯Xを排水する。三方弁32は、第1ポート32aが循環口3に接続され、第2ポート32bが給湯器4に接続され、第3ポート32cが図示しない排水管に接続される。制御手段33は、水位検出手段34と三方弁32に電気的に接続され、水位検出手段34が検出する検出水位に応じて三方弁32の動作を制御する。
肩湯システム31は、肩湯を停止している場合、制御手段33は、第1ポート32aと第2ポート32bを導通させ、第3ポート32cを遮断するように三方弁32の動作を制御する。これにより、風呂湯Xが排水されない。
肩湯システム31は、例えば入浴者が運転リモコン16を介して給湯器リモコン15に第1又は第2モードを設定すると、制御手段33が、水位検出手段31が検出する検出水位を入力する。制御手段33は、半身浴に適した半身浴水位を記憶している。そこで、制御手段33は、検出水位を半身浴水位と比較する。そして、制御手段33は、検出水位が半身浴水位以下である場合には、第1ポート32aと第2ポート32bを導通させ、第3ポート32cを遮断するように三方弁32の動作を制御し、風呂湯Xを排水しない。これに対して、制御手段33は、検出水位が半身浴水位を超える場合には、第1ポート32aと第3ポート32cを導通させ、第2ポート32bを遮断するように三方弁32の動作を制御する。これにより、風呂湯Xは、浴槽2から図示しない排水管へ排水され、浴槽2の水位が半身浴水位まで下がる。
以上説明したように、本実施形態の肩湯システム31は、肩湯吐出口8cから肩湯Yを吐出する場合に、浴槽2の風呂湯Xを半身浴に適した半身浴水位に調整する水位調整手段を、水位検出手段34と三方弁32と制御手段33とで構成する。このような肩湯システム31は、肩湯Yが浴槽2に流れ落ちても、風呂湯Xを半身浴水位に維持できるので、半身浴と肩湯Yを同時に愉しむことができる。これは特に、冬場に有効である。なぜなら、風呂湯Xに浸かっていない上半身を肩湯Yで温めながら半身浴するので、上半身の寒さを感じずに、血行を促進して体を温めることができるからである。
尚、本実施形態では、第2モードを設定して肩湯Yの吐出を開始すると、自動的に風呂湯Xを半身浴水位に調整するようにした。これに対して、給湯器リモコン15又は運転リモコン16により第2モードに加えて、半身浴を実行する半身浴モードを設定した場合に、風呂湯Xを半身浴水位に調整するようにしても良い。この場合、利用者が肩湯Yの吐出と同時に、半身浴するか否かを選択でき、便利である。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係る肩湯システムを説明する。図9〜図11は、本発明の第4実施形態に係る肩湯システムに使用される第1〜第3ノズル41,42,43を示す図である。本実施形態の肩湯システムは、肩湯装置8に第1〜第3ノズル41,42,43を付け替える点だけが、第1実施形態と相違する。
第4実施形態の肩湯システムでは、図9に示すように、第1ノズル41は肩湯吐出口41aが円形状である。図10に示すように、第2ノズル42は、肩湯吐出口42aの形状が楕円形である。更に、図11に示すように、第3ノズル43は、肩湯吐出口43aが多数の孔部43bで形成されている。肩湯装置8は、第1〜第3ノズル41〜43を付け替えられることで、肩湯吐出口41a〜43aの形状が変更される。第1〜第3ノズル41〜43は、肩湯装置8に気密に差し込まれてメイン流路8bに連通する。
この肩湯システムは、第1ノズル41を肩湯装置8に取り付けた場合、円形状の肩湯吐出口41aから肩湯Yを筋状に吐出する。また、第2ノズル42を肩湯装置8に取り付けた場合、楕円形状の肩湯吐出口42aから肩湯Yを帯状に吐出する。更に、第3ノズル43を肩湯装置8に取り付けた場合、多数の孔部43bを備える肩湯吐出口43aから肩湯Yをシャワー状に吐出する。
同じ流量であれば、筋状の肩湯Yは、帯状の肩湯Yやシャワー状の肩湯Yより入浴者に強く当たり、マッサージ効果が高い。また、帯状の肩湯Yは、筋状の肩湯Yより入浴者の肩に広範囲で供給され、温め効果が高い。また、帯状の肩湯Yは、シャワー状の肩湯よりたくさんの量を入浴者の肩に当てることができる。シャワー状の肩湯Yは、入浴者に当たる強さや範囲が筋状の肩湯Yと帯状の肩湯Yの中間程度である。よって、利用者は、第1〜第3ノズル41〜43を肩湯装置8に付け替えることにより、好みの強さと範囲で肩湯Yを肩に当てることができる。
以上説明したように、第4実施形態の肩湯ユニットでは、第1〜第3ノズル41〜43を肩湯装置8に付け替えて肩湯吐出口41a〜43aから吐出する肩湯Yの形状を変更することにより、肩湯Yを入浴者に当てる強さを変更する。例えば、図9に示す第1ノズル41から筋状に吐出される肩湯Yは、図10に示す第2ノズル42から滝状に吐出される肩湯Yより、利用者の肩に強く当たる。よって、本実施形態に肩湯システムによれば、入浴者の好みに応じて肩湯Yの強さを設定でき、心地良いマッサージ効果が得られる。また、本実施形態の肩湯システムによれば、より一層快適に肩湯を愉しむことができる。
また、本実施形態の肩湯システムは、肩湯装置8は、第1〜第3ノズル41〜43を付け替えられて肩湯吐出口41a〜43aの形状を変更するので、第1〜第3ノズル41〜43を交換すれば、異なる吐出パターンで肩湯Yを愉しむことができる。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、色々な応用が可能である。
(1)例えば、上記第2実施形態では、第1及び第2流量調整弁22,23により強度変更手段を構成したが、第2往路配管9の接続点P1と肩湯装置8との間に流量調整弁を設置して強度変更手段としても良い。
(2)例えば、上記第3実施形態では、制御手段33が水位検出手段34の検出水位に基づいて三方弁32の動作を制御することにより風呂湯Xを半身浴水位に制御したが、制御手段33が水位検出手段34の検出水位に基づいて浴槽2の自動排水栓を位置制御することにより風呂湯Xを半身浴水位に制御するようにしても良い。また例えば、半身浴水位に対応する浴槽2の位置に排水口を設けても良い。
(3)また、上記実施形態において、運転リモコン16から給湯器4の給湯温度を変更するようにしても良い。この場合、開閉弁13の下流側に温度センサを設け、その温度が肩湯温度になるように、給湯水に水を混合するようにしても良い。
(4)また、上記実施形態では、肩湯給湯回路14を浴室の壁Wの裏側に設置した。これに対して、肩湯給湯回路14は、給湯器4内や、給湯器4の隣など、浴室の外部の色々な場所に設置できる。
(5)また、上記第1実施形態では、吐出部8hxが肩湯装置8に取り付けられた場合に、第1モードの設定を許可しない(禁止する)ことで、止水のみをミスト化するように構成した。これに対して、例えば、給湯器リモコン15と運転リモコン16に、肩湯をミスト化して吐出するミストモードを設定するミストモード設定スイッチを設け、第2モードが設定されている場合にのみ、ミストモード設定スイッチの操作を有効にすることで、第2モードが設定されている場合に肩湯装置8からミストを発生させるようにしても良い。
(6)また、上記第2実施形態では、吐出部8hを吐出部8hxに交換することにより、ミストを発生するようにした。これに対して、例えば吐出部8hの肩湯吐出口8cにミストノズルを接続し、ミストを発生するようにしても良い。これによれば、吐出部8hを交換せずに、ミストを発生させることができる。
(7)また、運転リモコン16,25が、給湯器リモコン15,24を介さずに、給湯器4を直接制御するようにしても良い。
1、21、31 肩湯システム
2 浴槽
3 循環口
4 給湯器
5 復路配管
6 第1往路配管
7 三方弁
8 肩湯装置
8c 肩湯吐出口
8e ダイヤル(強度変更手段の一例)
8h 吐出部(強度変更手段の一例)
9 第2往路配管
10 第3往路配管
13 開閉弁
15,24 給湯器リモコン(モード設定手段、風呂温度設定手段、肩湯温度設定手段の一例)
18 制御手段(バルブ制御手段、温度変更手段の一例)
22 第1流量調整弁(強度変更手段、流量変更手段の一例)
23 第2流量調整弁(強度変更手段、流量変更手段の一例)
26 制御手段(強度変更手段、流量変更手段の一例)
32 三方弁(水位調整手段の一例)
33 制御手段制御手段(水位調整手段の一例)
34 水位検出手段(水位調整手段の一例)
41 第1ノズル(吐出口形状変更手段の一例)
41a 肩湯吐出口
42 第2ノズル(吐出口形状変更手段の一例)
42a 肩湯吐出口
43 第3ノズル(吐出口形状変更手段の一例)
43a 肩湯吐出口
X 風呂湯
Y 肩湯

Claims (9)

  1. 浴槽に設けられた循環口と、追い焚き機能を有する給湯器と、前記循環口から前記給湯器へ前記浴槽の風呂湯を供給する復路配管と、前記給湯器で加熱された前記風呂湯を前記給湯器から前記循環口へ供給する第1往路配管と、前記第1往路配管に配設される三方弁と、入浴者の肩に当てる肩湯を吐出する肩湯吐出口と、前記肩湯吐出口と前記三方弁とを接続する第2往路配管と、を備える肩湯システムにおいて、
    前記肩湯吐出口を備え、浴室の壁に取り付けられる肩湯装置を有すること、
    前記三方弁と前記第2往路配管が前記浴室の外部に配設されていること
    を特徴とする肩湯システム。
  2. 請求項1に記載する肩湯システムにおいて、
    前記給湯器と前記第2往路配管とを接続し、前記給湯器で加熱された止水を前記給湯器から前記第2往路配管に供給する第3往路配管と、
    前記第3往路配管に配設される開閉弁と、
    前記風呂湯を前記肩湯として使用する第1モードと前記止水を前記肩湯として使用する第2モードの何れかを設定するモード設定手段と、
    前記モード設定手段が前記第1モードを設定している場合には、前記三方弁に前記第1往路配管と前記第2往路配管とを導通させるように動作させると共に、前記開閉弁に弁閉動作させる一方、前記モード設定手段が前記第2モードを設定している場合には、前記三方弁に前記第1往路配管と前記第2往路配管とを導通させないように動作させると共に、前記開閉弁に弁開動作させるバルブ制御手段と、を有すること
    を特徴とする肩湯システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する肩湯システムにおいて、
    前記肩湯吐出口から吐出される前記肩湯の肩湯温度を設定する肩湯温度設定手段と、
    前記循環口から前記浴槽に供給する前記風呂湯の風呂温度を設定する風呂温度設定手段と、
    前記肩湯装置に供給する前記風呂湯又は前記止水を前記肩湯温度に加熱する一方、前記循環口に供給する前記風呂湯を前記風呂温度に加熱する温度変更手段と、を有すること
    を特徴とする肩湯システム。
  4. 請求項2又は請求項3に記載する肩湯システムにおいて、
    前記第2モードが設定されている場合に、前記肩湯装置からミストを発生させるミスト発生手段を有する
    を特徴とする肩湯システム。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載する肩湯システムにおいて、
    前記肩湯を入浴者に当てる強さを変更する強度変更手段を有すること
    を特徴とする肩湯システム。
  6. 請求項5に記載する肩湯システムにおいて、
    前記強度変更手段は、前記肩湯装置に供給する前記風呂湯又は前記止水の流量を変更する流量変更手段を有すること
    を特徴とする肩湯システム。
  7. 請求項5に記載する肩湯システムにおいて、
    前記強度変更手段は、前記肩湯吐出口から吐出される前記肩湯の形状を変更することにより、前記肩湯を入浴者に当てる強さを変更するものであること
    を特徴とする肩湯システム。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れか一つに記載する肩湯システムにおいて、
    前記肩湯吐出口から前記肩湯を吐出する場合に、前記浴槽の風呂湯を半身浴に適した半身浴水位に調整する水位調整手段を有すること
    を特徴とする肩湯システム。
  9. 請求項1乃至請求項8の何れか一つに記載する肩湯システムにおいて、
    前記肩湯装置は、前記肩湯吐出口の形状を変更する肩湯吐出口形状変更手段を有すること
    を特徴とする肩湯システム。
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