JP2007159707A - ミスト噴出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】浴室内に浴用ミストを噴出するミスト噴出装置であって、同一の軸心の長手方向に沿って並び且つその軸心周りで各別に回転調整自在な複数の可動枠2の夫々に、複数のミスト噴出用のノズル3が備えられている。複数の可動枠のうちの隣接するもの同士が、軸心周りで回転自在に接続され、可動枠のうちの両端側に位置するものが、固定側支持部1に対して、軸心周りで回転自在に支持されている。
【選択図】図2
Description
そして、前記ポールを回転調整することにより、浴用ミストの噴出方向を変更調整するように構成していた(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、従来のミスト噴出装置では、ポールを回転調整すると、複数のノズルの向きが一体的に変更調整されるので、前述のような人の要求を満足させることができず、使い勝手が悪いものであった。
つまり、入浴者は通常は洗い場にて浴用ミストを浴びることになるので、洗い場の床面を略全面にわたって暖めることにより、快適に浴用ミストを浴びることができるものとなる。
しかしながら、従来のミスト噴出装置では、ポールの周方向に沿う方向での浴用ミストの噴出範囲が狭いので、浴室内を予備暖房するときに、浴室の洗い場の床面を略全面にわたって暖め難く、使い勝手が悪かった。
ちなみに、ノズル夫々の浴用ミストの噴出範囲を広くするにも限度があるので、従来のミスト噴出装置では、ポールの周方向に沿う方向での浴用ミストの噴出範囲が狭くなるのである。
第1特徴構成は、同一の軸心の長手方向に沿って並び且つその軸心周りで各別に回転調整自在な複数の可動枠の夫々に、複数のミスト噴出用のノズルが備えられている点を特徴とする。
又、浴室内を予備暖房するときには、洗い場の床面における互いに異なる部分に向けて浴用ミストを噴出するように、複数の可動枠夫々からの浴用ミストの噴出方向を調整することにより、洗い場の床面を略全面にわたって暖めることが可能となる。
ちなみに、浴室に対して固定的に設置されるノズル支持部に複数のノズルを各別に向き変更調整自在に設けて、ノズルを1個ずつ向き変更することにより、好みの浴用ミストの浴び状態にて浴用ミストを浴びるようにしたり、洗い場の床面における互いに異なる部分に向けて浴用ミストを噴出するようにすることが想定されるが、この場合は、ノズルを1個ずつ向き変更する必要があるので、操作性が悪い。
従って、設置性及び操作性に優れながらも、使い勝手を向上し得るミスト噴出装置を提供することができるようになった。
複数の前記可動枠のうちの隣接するもの同士が、前記軸心周りで相対回転自在に接続され、前記軸心方向に並ぶ複数の可動枠のうちの両端側に位置するものが、固定側支持部に対して、前記軸心周りで回転自在に支持されている点を特徴とする。
ちなみに、複数の可動枠を、相互に接続せずに、前記軸心周りで回転調整自在なように各別に固定側支持部にて支持した状態で、前記軸心方向に沿って並ぶように設ける場合が想定されるが、この場合は、複数の可動枠を支持するために、多くの固定側支持部を設ける必要があり、複数の可動枠の支持構成が複雑になる。
従って、複数の可動枠の支持構成を簡略化することができるので、ミスト噴出装置を低廉化することができるようになった。
複数の前記可動枠のうちの少なくとも一つの可動枠に備えられている複数のノズルのうちの少なくとも一部が、ミスト噴出方向の変更のために向き変更調整自在である点を特徴とする。
つまり、可動枠を回転調整することにより、その可動枠からの浴用ミストの噴出方向を変更調整することができるに加えて、ノズルの向きを変更調整することにより、その可動枠からの浴用ミストの噴出方向を変更調整することができるので、可動枠からの浴用ミストの噴出方向の変更範囲をより一層大きくすることができ、又、可動枠からの浴用ミストの噴出方向をより一層細かく変更調整することができる。
又、可動枠からの浴用ミストの噴出方向の変更範囲をより一層大きくすることができることにより、浴室内を予備暖房するときに、複数の可動枠により浴用ミストをより一層広い範囲にわたって噴出することができるので、洗い場の床面をより一層広い範囲にわたって暖めることが可能となる。
従って、使い勝手をより一層向上することができるようになった。
複数の前記可動枠のうちの少なくとも一つの可動枠に備えられる複数のノズルが、前記可動枠の周方向に沿って複数並べるように設けられ、それらノズルのミスト噴出方向が、前記軸心からの放射方向である点を特徴とする。
そして、複数の可動枠のうちの少なくとも一つの可動枠から、浴用ミストが可動枠の周方向に沿って広がる状態の放射状に噴出されることにより、浴用ミストに切れ目が生じるのを抑制しながら、可動枠相互間の回転位相のずれ量を大きく変更調整するように、可動枠を大きく回転調整することが可能となる。
従って、浴用ミストに切れ目が生じるのを抑制しながら、可動枠の周方向に沿う方向でのミスト噴出範囲をより一層広くすることができるようになった。
複数の前記可動枠のうちの少なくとも一つの可動枠に備えられる複数のノズルが、前記軸心方向に沿って列状に並べられている点を特徴とする。
従って、浴用ミストに切れ目が生じるのを抑制しながら、可動枠の回転軸心の軸心方向に沿う方向でのミスト噴出範囲をより一層広くすることができるようになった。
複数の前記可動枠のうちの少なくとも一つの可動枠に備えられる複数のノズルが、前記軸心方向に沿う列状で且つ前記周方向に沿って複数列となるように並べられている点を特徴とする。
そして、複数の可動枠のうちの少なくとも一つの可動枠から、浴用ミストが可動枠の周方向に沿って広がる状態の放射状に噴出されることにより、浴用ミストに切れ目が生じるのを抑制しながら、可動枠相互間の回転位相のずれ量を大きく変更調整するように、可動枠を大きく回転調整することが可能となる。
従って、浴用ミストに切れ目が生じるのを抑制しながら、可動枠の周方向に沿う方向と可動枠の回転軸心の軸心方向に沿う方向との両方向でのミスト噴出範囲をより一層広くすることができるようになった。
前記複数の可動枠のうちの一端側の可動枠に備えられる湯水供給管が、固定側支持部に備えられた湯水供給管に、前記軸心周りで相対回転自在に接続され、前記複数の可動枠のうちの一端側の可動枠以外の可動枠に備えられた湯水供給管が、隣接する可動枠に備えられた湯水供給管に、前記軸心周りで相対回転自在に接続されている点を特徴とする。
つまり、固定側支持部に備えられた湯水供給管にのみ、湯水供給用の管路を接続するだけの簡単な配管構成で、複数の可動枠夫々の複数のノズルから浴用ミストが噴出されるようにすることができるのである。
又、複数の可動枠のうちの前記一端側の可動枠以外の可動枠を回転させると、その可動枠に備えられている湯水供給管もその可動枠と一緒に回転して、その可動枠の両側に隣接する可動枠夫々に備えられた湯水供給管に対して相対回転する。
つまり、複数の可動枠夫々には、夫々に備えた複数のノズルに浴用ミスト用の湯水を供給するための湯水供給管を設けることになるが、浴用ミストの噴出方向の変更調整のために可動枠を回転させるのに伴って、その可動枠に備えられた湯水供給管も可動枠と一緒に回転させるようにすることにより、その湯水供給管が捩れるのを回避することができるので、湯水供給管の劣化を防止して、ミスト噴出装置の耐久性を向上することができるのである。
要するに、ミスト噴出装置を設置する際の配管構成の簡略化、及び、ミスト噴出装置の耐久性の向上を図ることができるようになった。
前記複数の可動枠における隣接する可動枠の間に、追加用の可動枠を組み込み自在に構成されている点を特徴とする。
ちなみに、追加用の可動枠にも、その追加用の可動枠に備えられる湯水供給管から湯水が供給されるようにノズルを備えるようにすると、浴用ミストをそれに切れ目が生じるのを抑制すべく噴出するようにしながら、可動枠の回転軸心の軸心方向に沿う方向での浴用ミストの噴出範囲を広げることができるので、好ましい。
従って、可動枠の回転軸心の軸心方向に沿う方向での浴用ミストの噴出範囲をより一層広くすることができるようになった。
又、追加用の可動枠の組み込み数を変更することにより、可動枠の回転軸心の軸心方向に沿う方向での浴用ミストの噴出範囲を簡単に変更することができるので、浴室の広さ等、ミスト噴霧対象空間の広さに応じて、浴用ミストの噴出範囲を簡単に広くすることができる。
ミスト噴出を断続する開閉弁に対する操作部が、複数の前記可動枠のうちのいずれかに備えられている点を特徴とする。
又、浴用ミストの噴出方向又は噴出範囲を変更調整すべく複数の可動枠の全て又は一部を回転調整するのに合わせて、操作部を操作して浴用ミストを噴出させることができる、あるいは、操作部を操作して浴用ミストを噴出させるのに合わせて、浴用ミストの噴出方向又は噴出範囲を変更調整すべく複数の可動枠の全て又は一部を回転調整することができるので、ミスト噴出装置の操作性を向上することができる。
要するに、ミスト噴出装置の設置性及び操作性をより一層向上することができるようになった。
以下、図面に基づいて、本発明の第1実施形態を説明する。
図5に示すように、ミスト噴出装置Mは、一対の固定側支持部1を用いて浴室内の壁面Wに取り付けて使用するものであり、図1及び図2に示すように、同一の軸心Pの長手方向(以下、軸心方向と記載する場合がある)に沿って並び且つその軸心周りで各別に回転調整自在な複数の可動枠2の夫々に、複数のミスト噴出用のノズル3を備えて、それら複数の可動枠2を、前記一対の固定側支持部1に支持して構成してある。
詳細は後述するが、前記一対の固定側支持部1のうちの一方には、このミスト噴出装置に温水を供給するためのミスト用湯水供給路20を接続する湯水供給管4を設けてあり、以下の説明では、一対の固定側支持部1のうち、前記湯水供給管4を設けたものを上手側の固定側支持部1Uと記載し、他方側のものを下手側の固定側支持部1Lと記載する場合がある。
又、2個の可動枠2のうち、前記上手側の固定側支持部1Uの側のものを上手側の可動枠2Uと記載し、前記下手側の固定側支持部1Lの側のものを下手側の可動枠2Lと記載する場合がある。
下手側の可動枠2Lにおける上手側の可動枠2Uに接続する端部には、前記凹入状嵌合部2eに嵌合自在な、前記軸心方向視にてリング状で且つ径方向外側から内側に突出する凸部を備えた凸状嵌合部2f設け、下手側の固定側支持部1Lに接続する側の端部には、前記軸心方向視にてリング状で且つ径方向外側から内側に凹入する凹入溝を有する凹入状嵌合部2eを設けてある。
又、図1にも示すように、各可動枠2の前面2dにおける前記軸心方向の中間部分に、ノズル取り付け用の孔を形成し、各可動枠2の各前方側側面2cには、2個のノズル取り付け用の孔を、前記前面2dのノズル取り付け用の孔に対して前記軸心方向両側に振り分けた状態で形成してある。
そして、各分岐管6の先端に、前記ノズル3を、前面視で中心から360°のいずれの方向にも首振り自在な状態で接続してある。
又、2個の可動枠2夫々に備える複数のノズル3を、可動枠2の周方向に沿って複数並べるように設け、それらノズル3のミスト噴出方向が、前記軸心Pからの放射方向となるように構成してある。
又、2個の可動枠2夫々に備える複数のノズル3を、前記軸心方向に沿って列状に並べてある。
又、2個の可動枠2夫々に備える複数のノズル3を、前記軸心方向に沿う列状で且つ可動枠2の周方向に沿って複数列となるように並べてある。
そして、例えば、上手側の可動枠2Uを2分割した状態で、その凹入状嵌合部2eを上手側の固定側保持部材1Uの凸状嵌合部1aに嵌合させるように2つの部分を組み合わせた後に、一体化し、並びに、下手側の可動枠2Lを2分割した状態で、その下手側の可動枠2Lの凸状嵌合部2fを上手側の可動枠2Uの凹入状嵌合部2eに嵌合させ、且つ、その下手側の可動枠2Lの凹入状嵌合部2eを下手側の固定側保持部1Lの凸状嵌合部1aに嵌合させるように、2つの部分を組み合わせた後に、一体化することにより、一対の固定側保持部1及び2個の可動枠2を上述のように組み付けることになる。
つまり、上手側の固定側支持部1Uに備えられた湯水供給管4と、複数の可動枠2夫々に備えられた湯水供給管5とが直列状に一連に連通接続される。
又、下手側の可動枠2Lを把持して回転させて、上手側の可動枠2Uや下手側の固定側支持部1Lに対して相対回転させると、その下手側の可動枠2Lの内部の湯水供給管5も下手側の可動枠2Lと一体的に回転して、上手側の可動枠2Uの湯水供給管5に対して相対回転することになる。
又、下手側の可動枠2Lの内部には、前記電磁弁8の開閉操作等、ミスト噴出装置Mの運転を制御するための制御動作を実行する制御部9と、その制御部9に電力を供給するための電池10を保持する電池保持部11とを設け、更に、その下手側の可動枠2Lには、ミスト噴出の開始及び停止を指令するための運転スイッチ12(操作部に相当する)を外部から操作自在に設けてある。
つまり、ミスト噴出を断続する開閉弁としての電磁弁8に対する操作部としての運転スイッチ12を、複数の可動枠2のうちのいずれかに備えてある。
図5に示すように、ミスト噴出装置Mを、例えば、前記上手側の可動枠2Uが下側になる状態で2個の可動枠2U,2Lが上下方向に並ぶ形態で、前記一対の固定側保持部1により浴室内の壁面Wに取り付ける。
例えば、ミスト噴出装置Mの長さを500〜600mmとすると、ミスト噴出装置Mを、その下端が洗い場30の床面から650〜800mmの高さに位置する状態に設置するのが好ましい。
そして、前記混合水路24における前記切換弁26よりも上流側の部分から、前記ミスト用温水供給路20を分岐させて、そのミスト用温水供給路20を前記上手側の固定側保持部2Uの湯水供給管4に接続してある。
ちなみに、浴用ミストの噴出量は前記吐出流量調節用つまみ25aにより調節し、噴出ミストの温度は前記吐出温度調節用つまみ25bにより調節することになる。
そして、前記運転スイッチ12によりミスト噴出の停止を指令すると、制御部9により電磁弁8が閉弁されて、複数のノズル3からの浴用ミストの噴出が停止される。
尚、図6は浴室の平面図を示し、その図6において、29は平面視で長方形状の浴槽、30は洗い場、31は浴室のドアである。又、図6において、一点鎖線を用いて符合2Uにて示す範囲は、上手側の可動枠2Uによる浴用ミストの噴出範囲であり、破線を用いて符号2Lにて示す範囲は、下手側の可動枠2Lによる浴用ミストの噴出範囲である。
ちなみに、浴室内にて浴用ミストを浴びる場合、一般には、図7に示すように、入浴者Nは洗い場30に設置したイスCに座る等の姿勢で浴用ミストを浴びるので、浴室内を浴用ミストの噴出により予備暖房する場合、洗い場30の床面を略全面にわたって暖めるように浴用ミストを噴出するのが好ましい。
そして、例えば、上手側の可動枠2Uの複数のノズル3にて、浴用ミストを主として入浴者Nの下半身に向けて噴出するように、上手側の可動枠2Uの複数のノズル3の向きを調節し、下手側の可動枠2Lの複数のノズル3にて、浴用ミストを主として入浴者Nの上半身に向けて噴出するように、下手側の可動枠2Lの複数のノズル3の向きを調整する。
以下、図面に基づいて、本発明の第2実施形態を説明する。
図8及び図9に示すように、この第2実施形態のミスト噴出装置Mは、複数の可動枠2における隣接する可動枠2の間に、追加用の可動枠13を組み込み自在に構成してある。
ちなみに、この第2実施形態では、追加用の可動枠13として、1個の追加用の可動枠13を組み込む場合について説明する。
又、追加用の可動枠13の内部には、その中心において前記軸心方向に延びる状態で、湯水供給管14を設け、その湯水供給管14から2本の分岐管15を分岐させてある。
そして、前記2本の分岐管15のうちの一方の分岐管15の先端を、追加用の可動枠13の一方の前方側側面13cに形成したノズル取り付け用の孔に連通する状態でその前方側側面13cに接続し、他方の分岐管15の先端を、追加用の可動枠13の他方の前方側側面13cに形成したノズル取り付け用の孔に連通する状態でその前方側側面13cに接続してある。
そして、各分岐管15の先端に、前記ノズル3を、前面視で中心から360°のいずれの方向にも首振り自在な状態で接続してある。
又、追加用の可動枠13に備える複数のノズル3を、周方向に沿って複数並べるように設け、それらノズル3のミスト噴出方向が、前記軸心Pからの放射方向となるように構成してある。
以下、図面に基づいて、本発明の第3実施形態を説明する。
この第3実施形態は、ミスト噴出装置Mの設置形態を上記の第1実施形態と異ならせた実施形態であり、ミスト噴出装置Mの構成は上記の第1実施形態と同様であるので、主として、ミスト噴出装置Mの設置形態について説明する。
図11に示すように、この第3実施形態では、入浴者Nが洗い場30に設置したイスCに座った状態でも、あるいは、立った状態でも、浴用ミストを入浴者Nの上方から入浴者Nに向けて落下させるように噴出することができるように、ミスト噴出装置Mを、2個の可動枠2U,2Lが水平方向に並ぶ形態で、浴室の壁面Wにおける天井の下方近傍に取り付ける。
上手側の可動枠2Uの複数のノズル3及び下手側の可動枠2Lの複数のノズル3にて、入浴者Nの正面に向けて浴用ミストを噴出するように、上手側の可動枠2Uの複数のノズル3及び下手側の可動枠2Lの複数のノズル3夫々の向きを入浴者Nの正面に向ける。
そして、上手側の可動枠2U及び下手側の可動枠2Lのいずれか一方、例えば上手側の可動枠2Uの複数のノズル3から浴用ミストを主として入浴者Nの顔に向けて噴出するように、上手側の可動枠2Uを回転させてそのミスト噴出方向を調節し、上手側の可動枠2U及び下手側の可動枠2Lの他方、例えば下手側の可動枠2Lの複数のノズル3から浴用ミストを主として入浴者Nの胸から下の部分に向けて噴出するように、下手側の可動枠2Lを回転させてそのミスト噴出方向を調節することになる。
次に別実施形態を説明する。
(イ) 複数の可動枠2を、同一の軸心の長手方向に沿って並び且つその軸心周りで各別に回転調整自在に設けるに当たって、可動枠2の設置数は上記の実施形態における2個に限定されるものではなく、3個以上でも良い。
例えば、複数の可動枠2のうちの一部の可動枠2に備えるノズル3を、向き変更調整自在に設け、残りの可動枠2に備えるノズルの全てを向き固定に設けても良い。その場合、一部の可動枠2に備える複数のノズル3の全てを向き変更調整自在に設けても良いし、複数のノズル3のうちの一部のノズル3を向き変更調整自在に設けても良い。
又、上記の実施形態においては、複数の可動枠2に、互いに同数のノズル3を設ける場合について例示したが、複数の可動枠2に、個数を異ならせてノズル3を設けても良い。
例えば、上記の第1実施形態のように、複数の可動枠3を上下方向に並ぶ形態で設置する場合、下側の可動枠2に備えるノズル数を、上側の可動枠2に備えるノズル数よりも多くしても良い。
つまり、複数の可動枠3を上下方向に並ぶ形態で設置する場合、顔に当たる浴用ミストの量が多過ぎると、不快に感じる虞があるので、下側の可動枠2に備えるノズル数を、上側の可動枠2に備えるノズル数よりも多くして、顔に当たる浴用ミスト量を少なくするのが好ましい。
例えば、可動枠3の回転軸心Pの軸心方向に沿って1列状に並べても良いし、あるいは、可動枠3の周方向に沿って1列状に並べても良い。
又、3個以上の可動枠2を、同一の軸心Pの長手方向に沿って並び且つその軸心周りで各別に回転調整自在に設ける場合、隣接する可動枠2の間の夫々に、追加用の可動枠13の組み込むように構成しても良い。
但し、複数のノズル3を、それらノズル3のミスト噴出方向が可動枠の回転軸心Pからの放射方向となるように周方向に沿って並べることにより、浴用ミストの噴出範囲を広くする場合は、可動枠2を、上記の実施形態の如き六角筒状や、円筒状又は半円筒状のように、前方側の面が膨出する形状にするのが好ましい。
例えば、図12に示すように、前記下手側の可動枠2Lが左側になる状態で2個の可動枠2U,2Lが水平方向に並ぶ形態で設置しても良い。この場合は、上記の第3実施形態と同様に、ミスト噴出装置Mを設置した状態で上側に位置する可動枠2の前方側側面2cに接続した分岐管6には、ノズル3を取り付けずに、その分岐管6の先端開口部を蓋体16にて閉塞する。
2 可動枠
3 ノズル
4 湯水供給管
5 湯水供給管
8 開閉弁
12 操作部
13 追加用の可動枠
Claims (9)
- 浴室内に浴用ミストを噴出するミスト噴出装置であって、
同一の軸心の長手方向に沿って並び且つその軸心周りで各別に回転調整自在な複数の可動枠の夫々に、複数のミスト噴出用のノズルが備えられているミスト噴出装置。 - 複数の前記可動枠のうちの隣接するもの同士が、前記軸心周りで相対回転自在に接続され、前記軸心方向に並ぶ複数の可動枠のうちの両端側に位置するものが、固定側支持部に対して、前記軸心周りで回転自在に支持されている請求項1記載のミスト噴出装置。
- 複数の前記可動枠のうちの少なくとも一つの可動枠に備えられている複数のノズルのうちの少なくとも一部が、ミスト噴出方向の変更のために向き変更調整自在である請求項1又は2記載のミスト噴出装置。
- 複数の前記可動枠のうちの少なくとも一つの可動枠に備えられる複数のノズルが、前記可動枠の周方向に沿って複数並べるように設けられ、それらノズルのミスト噴出方向が、前記軸心からの放射方向である請求項1〜3のいずれか1項に記載のミスト噴出装置。
- 複数の前記可動枠のうちの少なくとも一つの可動枠に備えられる複数のノズルが、前記軸心方向に沿って列状に並べられている請求項1〜3のいずれか1項に記載のミスト噴出装置。
- 複数の前記可動枠のうちの少なくとも一つの可動枠に備えられる複数のノズルが、前記軸心方向に沿う列状で且つ前記周方向に沿って複数列となるように並べられている請求項5記載のミスト噴出装置。
- 前記複数の可動枠のうちの一端側の可動枠に備えられる湯水供給管が、固定側支持部に備えられた湯水供給管に、前記軸心周りで相対回転自在に接続され、前記複数の可動枠のうちの一端側の可動枠以外の可動枠に備えられた湯水供給管が、隣接する可動枠に備えられた湯水供給管に、前記軸心周りで相対回転自在に接続されている請求項1〜6のいずれか1項に記載のミスト噴出装置。
- 前記複数の可動枠における隣接する可動枠の間に、追加用の可動枠を組み込み自在に構成されている請求項1〜7のいずれか1項に記載のミスト噴出装置。
- ミスト噴出を断続する開閉弁に対する操作部が、複数の前記可動枠のうちのいずれかに備えられている請求項1〜8のいずれか1項に記載のミスト噴出装置。
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