JP2003319885A - シャワーユニット - Google Patents

シャワーユニット

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JP2003319885A
JP2003319885A JP2002127977A JP2002127977A JP2003319885A JP 2003319885 A JP2003319885 A JP 2003319885A JP 2002127977 A JP2002127977 A JP 2002127977A JP 2002127977 A JP2002127977 A JP 2002127977A JP 2003319885 A JP2003319885 A JP 2003319885A
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JP2002127977A
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Hajime Yada
肇 矢田
Masaki Fujitani
昌己 藤谷
Noriyuki Kawaguchi
範幸 川口
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Sekisui House Ltd
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Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率よく体を温めることができ、シャワー機
能、シャワーを使うことに配慮した付帯機能を充実させ
た魅力あるシャワーユニットを提供する。 【解決手段】 側壁と天井と床を一体的に構成してシャ
ワー空間を構成したシャワーユニット1において、天井
近傍に、円環形状のシャワーヘッド2を設け、円柱状に
吐水する。また、シャワーヘッド2の下部に、鉛直下方
へ吐出する垂直ノズル23aと、円環中心下方方向に吐
出する焦点ノズル24aを設け、該垂直ノズル23aか
らの吐水と焦点ノズル24aからの吐水を切換可能に構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャワーユニット
に関し、より詳しくは、効率よく体を温め、快適にシャ
ワーを浴びることができるシャワーユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図8に示すように、浴室内、
シャワー室内等に配置されるシャワー101は、手に持
って使用することができるものが一般的になっている。
このようなシャワー101は、通常は、立った状態で、
手に持って、あるいは、壁面等の係止具102に係止し
た状態で、シャワーを浴びるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のシャワ
ーは、1方向から吐出されるので、頭部・顔を濡らすこ
となく、体の前面・後面を同時に温めることができない
ため、効率よく体を温めることができないという不具合
があった。また、従来のシャワーユニットは、体や頭を
洗うための最小限の機能しか設けられていないため、入
浴感をもつ機能、くつろぐ、リラックスするための空間
となっていなかった。そこで、本発明では、効率よく体
を温めることができ、シャワー機能、シャワーを使うこ
とに配慮した付帯機能を充実させた魅力あるシャワーユ
ニットを提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。
【0005】即ち、請求項1においては、側壁と天井と
床を一体的に構成してシャワー空間を構成したシャワー
ユニットにおいて、天井近傍に、円環形状のシャワーヘ
ッドを設け、円柱状に吐水するものである。
【0006】請求項2においては、前記円環状のシャワ
ーヘッドの下部に、鉛直下方へ吐出する垂直ノズルと、
円環中心下方方向に吐出する焦点ノズルを設け、該垂直
ノズルからの吐水と焦点ノズルからの吐水を切換可能に
構成したものである。
【0007】請求項3においては、前記シャワーヘッド
にランプを装着するものである。
【0008】請求項4においては、前記シャワーユニッ
トの、上部にシャワーヘッド、側部にベンチとボディシ
ャワーを設け、前記ボディシャワーに、上下方向に複数
のノズルを配置し、該ノズルを選択して吐出可能に構成
したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を説明す
る。図1はシャワーユニットの平面図、図2は同じく正
面図、図3は同じく側面図、図4は同じく斜視図、図5
はシャワーヘッドおよびボディシャワーへの給湯状態を
示すブロック図、図6はシャワーヘッドの吐水方式の切
換を示す図、図7はシャワーヘッドの断面図、図8は従
来のシャワーを示す図である。
【0010】まず、本発明のシャワーユニットの全体概
略構成を説明する。図1乃至図4に示すように、シャワ
ーユニット1は、空間を形成する壁5や床8や開閉扉6
等と、シャワーヘッド2、ボディシャワー3・3、ベン
チ4、操作具(切換スイッチ)11・12・13・14
等で構成されている。シャワーユニット1は、本実施例
では、浴室またはシャワー室を配置する室の一隅に省ス
ペースで配設できるようにしており、平面視略扇形状
で、前面壁の円周部1aに開閉扉6が装着されている。
該開閉扉6は、円周部1aに添った形状で、天井と床8
にそれぞれ円周に沿ってレールを形成してスライド可能
に構成されており、取っ手6a・6aを開閉扉6一端の
表裏に設けて開閉扉6をスライドさせ、開閉を行えるよ
うにし、閉じたときには水が外へ漏れない構造としてい
る。該取っ手6a・6aは、シャワーユニット1の内側
と外側に上下方向に設けられているが、形状や位置等は
限定するものではない。また、シャワーユニット床8に
は、排水溝を配設している。
【0011】前記円周部1aの対面の角部には、ベンチ
4が装着されている。該ベンチ4は、腰掛部4a、軸4
d、ブラケット4c等からなっており、折畳式としてい
る。該腰掛部4aは、座りやすい高さに配置しており、
シャワーユニット1の直角に隣接する内壁面から突設し
ているブラケット4c・4cにより、軸4dを介して回
動可能に取り付けられている。ベンチ4を使用する際
は、腰掛部4a後面に設けられている取っ手4bを引張
って、腰掛部4aを下方に回動し、水平状態として使用
する。なお、図示しないが水平状態で回動を止めるスト
ッパーが設けられている。前記軸4dには腰掛部4aを
垂直状態となるように付勢する弾性部材(図示せず)が
取り付けられ、腰掛部4aを使用しない時は、腰掛部4
aは弾性部材により垂直状態となり、ベンチ4をコンパ
クトに収納し、シャワーユニット1内の空間を効率よく
使用できるようにしている。また、シャワーユニットの
床下には、床下照明9・・が配設されている。
【0012】シャワーユニット1の側壁5には、シャワ
ーの入切等を切り換える切換スイッチが装着されてい
る。該切換スイッチは、使用者がシャワーを浴びている
時、手の届く位置に配置している。但し、スイッチの代
わりに、ハンドルやダイヤル等で構成することもでき
る。本実施例では、シャワー入・切スイッチ11、シャ
ワーの吐水方式を切り換える吐水方式切換スイッチ1
2、ボディシャワー切換スイッチ13、温度調節スイッ
チ14、吐水量調節ダイヤル等が配設されている。図5
に示すように、温度調節スイッチ14は、コントローラ
15を介して温度調節バルブ16と電気的に接続されて
おり、該温度調節バルブ16で、給湯用配管51を通じ
て供給される湯と、供水用配管52を通じて供給される
水とを、該温度調節スイッチ14で設定された温度に混
合している。前記シャワー入・切スイッチ11は、コン
トローラ15を介して開閉バルブ17と接続している。
該開閉バルブ17は、前記温度調節スイッチ14で設定
された温度の温水をシャワーヘッド2に供給する吐水管
53に連通し、該吐水管53の流路を開閉できるように
しており、該開閉バルブ17のソレノイドは、電気的に
前記コントローラ15に接続されている。そして、該コ
ントローラ15からの制御信号によりソレノイドを作動
させて開閉バルブ17の開閉を行い、シャワーヘッド2
への吐水、止水の切り換えを行っている。なお、本実施
例では、切換スイッチ11・12・13・14は、シャ
ワーユニット1の側壁に配設しているが、シャワー中に
使用者の手の届く位置であれば、位置は限定されるもの
ではない。
【0013】次に、シャワーヘッドについて説明する。
図1乃至図4に示すように、前記シャワーヘッド2は、
シャワーヘッド2を固定する固定部29と、ノズル等を
備える吐水部21からなっており、該固定部29でシャ
ワーユニット1の上部側壁5に固定されている。該吐水
部21は、使用者がシャワーを浴びる際、使用者の立つ
位置の上方、つまり、シャワーユニット空間の平面視中
央の天井近傍に配設している。本実施例では、シャワー
ヘッドをシャワーユニット上部の側壁に固定している
が、シャワーユニットの固定位置は限定されるものでは
なく、シャワーユニット天井部に固定することもでき
る。該吐水部21は、円環形状に形成されており、吐水
部21の下面に複数のノズルを設け、該ノズルから吐水
できるようにしている。本実施例では、成人男子の肩幅
を想定して、シャワーヘッド2の吐水部21の径を略4
50mmとしている。ただし、シャワーヘッドは、使用
者に合わせていた大きさの吐水部21の径を有するシャ
ワーヘッドに取り替えることもできる。または、「C」
字状に構成して直径を変更可能に構成することもでき
る。
【0014】前記吐水部21には2種類の吐水ノズルを
同心円上に装備しており、一方は円柱状に鉛直下方へ吐
出する垂直吐水ノズルで、他方は円環状吐水部21の中
心下方に向けた焦点吐水ノズルとしている。垂直吐水ノ
ズルは、使用者の頭部・顔を吐水部21の中心に位置さ
せて吐水すると、頭部・顔の周囲を通過して頭部や顔を
濡らすことなく体全体にシャワーを浴びることができる
ようにしている(図6a)。焦点吐水ノズルは、洗髪時
に用いられる方式で、使用者の頭部・顔を吐水部21の
中心に位置させて吐水すると、頭部や顔や側頭部に向か
って吐水されて洗剤を洗い流すことができる(図6
b)。この二つの吐出方式は、前記吐水方式切換スイッ
チ12の操作で切り換えられる構成としている。
【0015】本実施例では、図7に示すように、シャワ
ーヘッド2の吐水部21は内外二重のパイプを形成して
おり、内周部23と外周部24の間には、温水がお互い
に連通しないように、平面視円形状の仕切り22を設け
ている。前記内周部23の下面には、鉛直下方に吐水す
る垂直ノズル23a・・・を複数設け、外周部24下面
には、吐水部21中心下方に向けて吐水する焦点ノズル
24a・・・を複数設けている。そして、図5に示すよ
うに、シャワーヘッド2近傍に吐水方式切換バルブ18
を配設し、該吐水方式切換バルブ18は、前記吐水管5
3に連通し、該吐水管53からの温水の、内周部23へ
の供給と、外周部24への供給との切り換えを行ってい
る。
【0016】また、該吐水方式切換バルブ18は、コン
トローラ15を介して前記吐水方式切換スイッチ12に
電気的に接続され、吐水方式切換スイッチ12の操作を
コントローラ15に伝え、該該コントローラ15からの
制御信号により、吐水方式切換バルブ18のソレノイド
を作動させ、該吐水管53からの温水を内周部23へ供
給したり、外周部24へ供給したりしている。前記吐水
管53からの温水が、内周部23に供給された場合は、
垂直下方に吐水する垂直ノズル23a・・・により垂直
下方に吐水される。一方、吐水管53からの温水が、吐
水方式切換バルブ18を介して外周部24に供給された
場合は、吐水部21中心下方に向けて吐水する焦点ノズ
ル24a・・・により吐水部21中心下方に向けて吐水
される。
【0017】このような構成で、前記吐水方式切換スイ
ッチ12で「垂直下方への吐水方式」を選択すると、前
記コントローラ15からの制御信号により吐水方式切換
バルブ18が作動し、内周部23に温水が供給され、図
6(a)に示すように、吐水部21の内周部23下面に
設けられた垂直ノズル23a・・・より垂直下方に吐水
する。また、洗髪時には、吐水方式切換スイッチ12を
「円環部中心下方に向けた吐水方式」に設定すること
で、前記コントローラ15からの制御信号により吐水方
式切換バルブ18が作動し、外周部24に温水が供給さ
れ、図6(b)に示すように、吐水部21の外周部24
下面に設けられた焦点ノズル24a・・・より、吐水部
21中心下方、つまり、使用者の頭部に向けて吐水され
る。
【0018】このように、シャワーユニット1に、円環
形状のシャワーヘッド2を設けることで、使用者の頭部
・顔を濡らさず、長時間快適にシャワーを浴びることが
可能となり、また、体の前面と後面と同時にシャワーを
あてることができるので、従来のように、体の前面にシ
ャワーをあてた時、体の後面が寒いというような寒さを
感じることがなく、効率よく体を温めることができる。
また、前記シャワーヘッド2に、使用者の頭部・顔を濡
らさない垂直下方への吐水方式と、洗髪用にシャワーヘ
ッド吐水部21中心下方に向けた吐水方式とを装備し、
該吐水方式を切換可能にすることで、洗髪の際に、吐水
方式切換スイッチ12を切り換えれば、頭部にシャワー
をあてることもでき、洗髪にも対応できる。
【0019】また、前記シャワーヘッド2の吐水部21
には照明装置が設けられている。該照明装置は、ランプ
としてLED(発光ダイオード)を用いたもので、シャ
ワーヘッドの吐水部21に装着する。本実施例の照明装
置は、図7に示すように、複数のLED7・・を、吐水
部21内周面に円環状に配置している。そして、該LE
D7・・・を、防水部材により覆い、シャワーの温水等
が直接当たらないようにし、吐水部21内周面に組み込
み、固定している。このように、照明装置にLED7・
・・を使用することで、LED7・・・の色の組み合わ
せにより、白以外の色の照明も可能となり、例えば、青
色のLEDを使用することにより、シャワーユニット1
を青色に照明することができ、視覚面からのくつろぎ効
果を図ることができる。また、LED7は、低電圧で点
灯することができるので、多湿環境であるシャワーユニ
ット1内に用いても安全であり、消費電力を削減するこ
とができる。なお、本実施例では、LEDを用いた照明
をシャワーヘッド吐水部内周面に設けたが、位置は限定
されるものではない。
【0020】次に、ボディシャワーについて説明する。
図1乃至図3に示すように、ボディシャワー3・3は、
シャワーユニット1内部側壁5から突設させ、該ボディ
シャワー3・3の吐水部は上下方向のパイプから中心部
水平方向に向けて吐水するように配設されている。該ボ
ディシャワー3は、4個のノズル3a・・・を縦一列に
設け、該ノズル3a・・・を、全身に均一にボディシャ
ワーが浴びれる高さに配設している。また、一番上を除
く3個のノズル3a・3a・3aを、使用者が前記ベン
チ4に座った時に全身に均一にボディシャワーが浴びれ
る高さに配設している。ボディシャワー3は、前記ボデ
ィシャワー切換スイッチ13で操作され、該ボディシャ
ワー切換スイッチ13は、ノズル3a・3a・・・を選
択して、ボディシャワー切状態と、立ち姿勢モードと、
座姿勢モードとに切り換えるようにしている。
【0021】図5に示すように、該ボディシャワー切換
スイッチ13は、コントローラ15を介して、ボディシ
ャワー開閉バルブ55およびボディシャワー切換バルブ
54と接続している。該ボディシャワー開閉バルブ55
は、前記温度調節スイッチ14で設定された温度の温水
をボディシャワー3に供給する吐水管56に連通し、該
吐水管56の流路を開閉できるようにしている。該ボデ
ィシャワー開閉バルブ55のソレノイドは、電気的に前
記コントローラ15に接続されており、該コントローラ
15からの制御信号によりソレノイドを作動させてボデ
ィシャワー開閉バルブ55の開閉を行っている。該ボデ
ィシャワー切換バルブ54は、立ち姿勢モードと、座姿
勢モードとを切り換えるもので、コントローラ15から
の制御信号により立ち姿勢モードのときに一番上のノズ
ル3aからも吐水できるようにしている。
【0022】このような構成で、立った状態でボディシ
ャワー3を浴びる際に、前記ボディシャワー切換スイッ
チ13で「立ち姿勢モード」を選択すると、前記コント
ローラ15からの制御信号によりソレノイドを作動させ
て、ボディシャワー開閉バルブ55を開状態とする。同
時に、ボディシャワー切換バルブ54も開状態とし、一
番上のノズル3aからも吐水することで、4箇所のノズ
ル3a・・・から吐水し、使用者が立った状態で全身に
ボディシャワー3を浴びることができるようにしてい
る。前記ベンチ4に座った状態でボディシャワー3を浴
びる際、前記ボディシャワー切換スイッチ13で「座姿
勢モード」を選択すると、前記コントローラ15からの
制御信号によりボディシャワー開閉バルブ55を開状態
とする。同時に、ボディシャワー切換バルブ54を閉状
態とし、一番上のノズル3aから吐水しないように、つ
まり、一番上のノズル3aを除く三箇所のノズル3a・
3a・3aから吐水することで、座った状態でも全身に
ボディシャワー3が浴びることができるようにしてい
る。
【0023】また、前記ボディシャワー切換スイッチ1
3を「切」にすると、前記コントローラ15からの制御
信号により、ボディシャワー開閉バルブ55を閉状態と
し、ボディシャワー3を止水する。なお、ボディシャワ
ーのノズルの個数および位置は、使用者が全身にボディ
シャワーを浴びることができる位置であれば、限定され
るものではない。また、本実施例では、立ち姿勢モード
と座姿勢モードとの切り換えを、ノズルの個数を制限す
ることで、対応しているが、ノズルの方向を調節するこ
とでモード切り換えを行うこともできる。例えば、ノズ
ル3a・・・の一端をプレート状部材等に固定し、スイ
ッチとプレートを連動させることでノズルを上下方向に
摺動させ、或いは、上下に回動してノズルの高さ調節を
行う等である。また、所望のノズルのみ選択して吐出で
きるようにして、所望の部分のみシャワーを当てて、疲
労回復やマッサージ等できるようにすることもできる。
【0024】このように、ボディシャワー3・3をシャ
ワーユニット1側壁に設け、該ボディシャワー3・3
に、使用者が立った状態と、前記ベンチ4に座った状態
とで、吐出高さを調節可能なノズル3a・・・を設ける
ことで、一種類のノズルで、立った状態と座った状態両
方に対応することができる。また、座った状態でも、ボ
ディシャワー3・3を全身に浴びることができるので、
リラックスすることもできる。なお、本実施例では、円
環形状のシャワーヘッドを、シャワーユニットに設けて
いるが、ユニットバス等にも取り付けることもできる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下に示すような効果を奏する。
【0026】即ち、請求項1に示す如く、側壁と天井と
床を一体的に構成してシャワー空間を構成したシャワー
ユニットにおいて、天井近傍に、円環形状のシャワーヘ
ッドを設け、円柱状に吐水するので、従来のように、体
の前面にシャワーをあてた時、体の後面が寒いというよ
うな寒さを感じることがなく、効率よく体を温めること
ができる。
【0027】請求項2に示す如く、前記円環状のシャワ
ーヘッドの下部に、鉛直下方へ吐出する垂直ノズルと、
円環中心下方方向に吐出する焦点ノズルを設け、該垂直
ノズルからの吐水と焦点ノズルからの吐水を切換可能に
構成したので、垂直下方への吐水方式にすれば、頭部・
顔を濡らさず、長時間快適にシャワーを浴びることが可
能となり、洗髪の際には、シャワーヘッド中心下方に向
けた吐水方式に切り換えれば、頭部にシャワーをあてる
こともでき、洗髪にも対応できる。
【0028】請求項3に示す如く、前記シャワーヘッド
にランプを装着するので、ランプとしてLED(発光ダ
イオード)を用いることで、LEDの色の組み合わせに
より、白以外の色の照明も可能となり、例えば、青色の
LEDを使用することにより、シャワーユニットを青色
に照明することができ、視覚面からのくつろぎ効果を図
ることができる。
【0029】請求項4に示す如く、前記シャワーユニッ
トの、上部にシャワーヘッド、側部にベンチとボディシ
ャワーを設け、前記ボディシャワーに、上下方向に複数
のノズルを配置し、該ノズルを選択して吐出可能に構成
したので、リラックスすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャワーユニットの平面図。
【図2】同じく正面図。
【図3】同じく側面図。
【図4】同じく斜視図。
【図5】シャワーヘッドおよびボディシャワーへの給湯
状態を示すブロック図。
【図6】シャワーヘッドの吐水方式の切換を示す図。
【図7】シャワーヘッドの断面図。
【図8】従来のシャワーを示す図。
【符号の説明】
1 シャワーユニット 2 シャワーヘッド 3 ボディシャワー 3a ノズル 4 ベンチ 23a 垂直ノズル 24a 焦点ノズル
フロントページの続き (72)発明者 川口 範幸 大阪府大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハウス株式会社内 Fターム(参考) 2D032 FA01 FA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁と天井と床を一体的に構成してシャ
    ワー空間を構成したシャワーユニットにおいて、天井近
    傍に、円環形状のシャワーヘッドを設け、円柱状に吐水
    することを特徴とするシャワーユニット。
  2. 【請求項2】 前記円環状のシャワーヘッドの下部に、
    鉛直下方へ吐出する垂直ノズルと、円環中心下方方向に
    吐出する焦点ノズルを設け、該垂直ノズルからの吐水と
    焦点ノズルからの吐水を切換可能に構成したことを特徴
    とする請求項1に記載のシャワーユニット。
  3. 【請求項3】 前記シャワーヘッドにランプを装着する
    ことを特徴とする請求項1に記載のシャワーユニット。
  4. 【請求項4】 前記シャワーユニットの、上部にシャワ
    ーヘッド、側部にベンチとボディシャワーを設け、前記
    ボディシャワーに、上下方向に複数のノズルを配置し、
    該ノズルを選択して吐出可能に構成したことを特徴とす
    る請求項1に記載のシャワーユニット。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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