JP4496128B2 - シャワー装置 - Google Patents
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Description
また、第2の通水路に設けられた多数のシャワー水噴射孔から通水路の中心軸方向に向かってシャワー水を噴射させるようにしたので、第2の通水路にシャワー水を通水するようにすれば、従来のシャワーのように手でシャワーヘッドを持ったりすることなく、両手で頭や身体を洗うことができる。
また、第1の通水路および第2の通水路を備えたシャワー装置本体部をスライドバー等に支持させて、シャワー装置本体部をスライドバーに沿って上下させて背の異なる使用者でも効率よく洗髪等を行えるようにすることもできるが、シャワー装置本体部はその直径が大きいため、シャワー装置本体部に手を掛けて上下させるためには、かなりの荷重に耐える支持構造としなければならず、コストがかかるという問題がある。
すなわち、床面からの高さ位置が異なる2以上の仮想集合点でそれぞれ他のシャワー水噴射孔から線状に噴射されたシャワー水と衝突して集合し、太い水流となって床面に向かって垂直に落下するので、シャワー装置本体部を上下させなくても、背丈の異なる使用者が快適に洗髪等を効率よく行えるようになる。しかも、シャワー装置本体部がシャワー室または浴室の天井面に固定されているので、シャワー水の落差を最大限にすることができ、第2通水路の噴射シャワー水をより多段な位置で集合させることができ、いろいろな背丈の異なる使用者が快適に洗髪等を効率よく行えるようになる。
図1〜図6は、本発明にかかるシャワー装置の1つの実施の形態をあらわしている。
シャワー装置本体部2は、図2〜図4に示すように、シャワー室5の天井面51に固定されていて、リング状のカバー21内にシャワー水が通水される第1通水路22と、第2通水路23とを備えている。また、カバー21内には、40個の青色LED(発光ダイオード)7がリング状に等ピッチで配置されている。
すなわち、第1通水路22は、シャワー水が通水されると、各噴射孔22aからシャワー水が浴室の床面に向かって直径0.5mm程度の線状になって噴射され、図7に示すように、噴射された多数の線状シャワー水S1によって使用者の頭部より大きい内径(好ましくは標準の人の肩幅である直径36cm程度)で、後述するシャワータワー3のシャワー操作部31を臨む位置にスリット部(切欠部)6を有する断面略C字形をしたカーテン状シャワーSが水膜状に形成されるようになっている。
そして、3種類の噴射角度の異なるシャワー水噴射孔のうち、第1のシャワー噴射孔は、噴射された線状シャワー水S2が、たとえば、第2通水路23の中心軸に対してシャワー室床面から1.8m付近の第1仮想集合点aで衝突する噴射角度に穿設され、第2のシャワー噴射孔は、たとえば、噴射された線状シャワー水S3が、第2通水路23の中心軸に対してシャワー室床面から1.5m付近の第2仮想集合点bで衝突する噴射角度に穿設され、第3のシャワー噴射孔は、たとえば、噴射された線状シャワー水S4が、第2通水路23の中心軸に対してシャワー室床面から1.2m付近の第3仮想集合点cで衝突する噴射角度に穿設されている。
シャワータワー3は、カーテン状シャワーSのスリット部6と対面するように、シャワー室壁面に沿って設けられていて、中空柱部3a内に図3および図6に示すシャワー水配管P1と、後述するミストシャワーへのミスト形成用温水の供給配管P2とを備えている。
操作部31は、シャワー水切替ハンドル31aと、温調ハンドル31bと、ミスト吐出ハンドル31cとを備えている。
図5に示す操作パネル9の入浴準備ボタン92を1回押すと、図6に示すシャワー用電磁弁V1が開放され、第1通水路22および第2通水路23に温水が送られ第1通水路22および第2通水路23の各シャワー水噴射孔から線状シャワー水S1〜S4が噴射される。また、同時にミスト用電磁弁V2が開放され上部ミストノズル81および足元ミストノズル82から温水がシャワー室5内にミスト状になって噴霧されるとともに、入浴準備ボタン92の、シャワー準備中であることを告知するLED92aが点滅する。
そして、一定時間(たとえば、300秒程度)経過するとともに、供給配管P2の上部ミストノズル82の手前に設けられたミスト用フロースイッチ95内に設けられたサーミスタ等の温度センサによって測定された湯温が50℃に達すると、シャワー用電磁弁V1およびミスト用電磁弁V2が閉じて、シャワー室内へのシャワー水およびミストの噴射が止まるとともに、LED92aが点灯し、シャワー準備完了を知らせるブザーが鳴動する。
入浴準備ボタン92が押されたのち、シャワー準備が完了するまでの間に、再度入浴準備ボタン92が押されると、シャワー準備モードから予備暖房準備モードに切り替わる。
予備暖房準備モードに切り替わると、シャワー準備中を示すLED92aが消灯し、入浴準備予備暖房中を示すLED92bが点滅し、まず、上記のシャワー準備の工程を行ってシャワー準備完了後、ミスト用電磁弁V2が開放された状態でシャワー用電磁弁V1が閉じ、浴室5内へのシャワー水の噴霧が停止する。
つぎに、シャワー用電磁弁V1が閉じたのち、一定時間(たとえば、300秒程度)経過後、シャワー室5内の設けられた温度センサ(図示せず)によって測定されたシャワー室5内温度が所定温度、たとえば、30℃を越えると、ミスト用電磁弁V2が閉じてミストの噴射も停止する。そして、ミストの噴射が止まると、LED92bが点灯し、予備暖房完了を知らせるブザーが鳴動する。
使用者Mがその頭部をシャワー装置本体部2の中心軸付近に位置させるようにシャワー室床面に立ち、シャワー水切替ハンドル31aを操作して、第1通水路22側のバルブを開放するとともに、温調ハンドル31bを操作して所定温度のシャワー水を第1通水路22に通水し、第1通水路22のシャワー水噴射孔22aから噴射される線状シャワー水S1によって形成される横断面C形をしたカーテン状シャワーSによって使用者の身体を主に温めるとともに、頭部以外の部分を洗浄することもできる。なお、操作パネル9の照明連動ボタン93を操作して照明連動有にしておくと、シャワー用フロースイッチ94がシャワー水の流れを検知すると、青色LED7が全て点灯する。なお、カーテン状シャワーSの内径は、標準的な人間の肩幅程度になっている。
使用者Mがその頭部をシャワー装置本体部2の中心軸付近に位置させるようにシャワー室床面に立ち、シャワー水切替ハンドル31aを操作して、第2通水路23側のバルブを開放するとともに、温調ハンドル31bを操作して所定温度のシャワー水を第2通水路23に通水し、第2通水路23の各シャワー噴射孔から中心軸方向に向かって斜めに噴射される線状シャワー水S2〜S4がそれぞれ1.8m付近、1.5m付近、1.2m付近で衝突することによって生じる垂直方向への水流によって頭および身体を洗浄する。なお、操作パネル9の照明連動ボタン93を操作して照明連動有にしておくと、シャワー用フロースイッチ94がシャワー水の流れを検知すると、青色LED7が全て点灯する。
上記身体の加温および洗浄と同じ状態で、図10に示すように、使用者Mがシャワー室床面に立ち、カーテン状シャワーS内に身体を置くとともに、ミスト吐出ハンドル31cを操作して上部ミストノズル81および足元ミストノズル82からスリット部6を介してカーテン状シャワーS内にミスト83を噴霧させる。なお、操作パネル9の照明連動ボタン93を操作して照明連動有にしておくと、シャワー用フロースイッチ94がシャワー水の流れを検知すると、青色LED7が全て点灯する。
そして、この状態で、ミストノズルからミストを噴霧させれば、ミストがスリット部6を介してカーテン状シャワーS内に入り込み、カーテン状シャワーS内空間がミストで充満し、効率よく使用者Mの身体を温めることができる。
また、シャワー水が第1通水路22あるいは第2通水路23に通水されている場合、青色LED7が点灯するので、シャワー水があたかも青い水が噴射されているように見え、シャワーを視覚的にも楽しむことができる。
また、予備暖房準備を行えるようにしたので、予備暖房準備を行えば、冬場でも使用者Mに寒さを感じさせることがなく、快適にシャワーを浴びることができる。しかも、シャワー水およびミストにより、予備暖房を行うようにしたので、短時間で予備暖房が完了する。
上記の実施の形態では、青色LEDによってシャワー水を照明するようにしたが、赤色LEDでも構わないし、LEDを用いなくても構わない。
上記の実施の形態では、シャワー装置にダウンライトが備わっていたが、別部材でも構わない。また、シャワー室内には、本発明のシャワー装置とは別にハンドシャワーを設けるようにしても構わない。
上記の実施の形態では、仮想集合点が3つであったが、4つ以上でも構わないし、2つでも構わない。
2 シャワー装置本体部
22 第1通水路
22a シャワー水噴射孔
23 第2通水路
5 シャワー室
51 天井面
M 使用者
S カーテン状シャワー
S1 線状シャワー水
S2 線状シャワー水
S3 線状シャワー水
S4 線状シャワー水
a 第1仮想集合点
b 第2仮想集合点
c 第3仮想集合点
Claims (2)
- 環状あるいは略環状をしたシャワー装置本体部が、シャワー用の湯あるいは水が通水される2つの通水路を有し、第1の通水路に設けられた多数のシャワー水噴射孔から噴射された多数の噴射シャワー水が使用者の頭部外径より大きな径をした環状あるいは略環状をしたカーテン状シャワーを形成するとともに、第2の通水路に設けられた多数のシャワー水噴射孔から通水路の中心軸方向に向かってシャワー水を噴射させるようにしたシャワー装置であって、
前記シャワー装置本体部をシャワー室または浴室の天井面に固定するとともに、多数のシャワー水噴射孔を、シャワー水噴射孔から線状に噴射されたシャワー水が、床面からの高さ位置が異なる2以上の仮想集合点で複数本ずつ他のシャワー水噴射孔から線状に噴射されたシャワー水と衝突して集合し、太い水流となって床面に向かって垂直に落下するように第2の通水路に穿設したことを特徴とするシャワー装置。 - 第1の通水路および第2の通水路のシャワー水噴射孔の孔径が1.0mm以下である請求項1に記載のシャワー装置。
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