JPH0659301B2 - ミスト噴出装置 - Google Patents
ミスト噴出装置Info
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- JPH0659301B2 JPH0659301B2 JP2301365A JP30136590A JPH0659301B2 JP H0659301 B2 JPH0659301 B2 JP H0659301B2 JP 2301365 A JP2301365 A JP 2301365A JP 30136590 A JP30136590 A JP 30136590A JP H0659301 B2 JPH0659301 B2 JP H0659301B2
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- mist
- sauna
- hot water
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Description
に、温水のミストを噴出するノズルを備えるミスト噴出
装置を設け、そのミスト噴出装置から前記ミストを噴出
することによって前記室内にサウナ雰囲気を形成するこ
とが行われている。
ルが単一設置されており、そのミスト噴出装置は、前記
ノズルのミスト噴出方向が一定となるように(例えば、
上向き30゜の角度となるように)設置されていた。
を形成する場合、前記ノズルのミスト噴出方向が一定と
なっているため、その噴出方向に局部的なサウナ雰囲気
が形成される(例えば、雰囲気温度が高くなる)傾向と
なって前記室内のサウナ雰囲気の条件を均一にすること
が難しい。従って、前記サウナ雰囲気を前記室内全とし
て適正に設定したとしても、複数の入浴者の好みに応じ
た条件とはなっていないことがあるという問題があっ
た。例えば、一部の入浴者にとって雰囲気が適温となる
ように前記ノズルのミスト噴出方向を設定した場合であ
っても、他の入浴者にとって頭部の方が熱く感じられ且
つ足下が寒く感じられることがあるという問題があっ
た。又、前記室内の状況、例えばその大きさも種々のケ
ースがあり、夫々のケースに応じて前記サウナ雰囲気を
変化させたいということもあるが、そのような要求にも
従来のミスト噴出装置では応じきれないという問題があ
った。
述した如き問題を解消し得る手段を提供ることを目的と
している。
ナ用の複数のミスト噴出ノズルを長尺扞状体に、その軸
芯方向に並ぶ列状に配置して装備し、前記長尺扞状体を
縦姿勢で、かつ、軸芯周りで回動自在にサウナ室内に支
持してある点にあり、その作用・効果は次の通りであ
る。
のミスト噴出ノズルを長尺扞状体の軸芯方向に列状に並
設しているので、ミストをサウナ室内の上下方向で均一
に噴出させることができる。又、長尺扞状体は、その軸
芯周りで回動自在となるようにサウナ室内に支持されて
いるので、長尺扞状体をその軸芯周り回動操作すること
によって、複数のミスト噴出ノズルの向きを長尺扞状体
の軸芯周りで一体的に変更することができる。しかも、
長尺扞状体は縦姿勢で支持されているので、入浴者が立
位であれば、その状態で長尺扞状体の上部を掴んで回動
操作することにって、複数のミスト噴出ノズルの向き変
更を行うことができ、入浴者が座位であれば、その状態
で長尺扞状体の下部を掴ん回動操作することによって、
複数のミスト噴出ノズルの向き変更を行うことができ
る。
され、サウナ室内の上下方向での均一なサウナ効果、す
なわち、入浴者の全身に対して均一なサウナ効果を与え
ることができるようになった。又、長尺扞状体の回動操
作による複数のミスト噴出ノズルの一体的な向き変更に
より、均一なサウナ効果を崩すことなく、入浴者に与え
るサウナ感覚を変化させることができ、しかも、長尺扞
状体の回動操作は入浴者の姿にかかわらず極めて簡便に
行うことができるので、極めて簡便にサウナ状態を好み
の状態に調節できるようになった。
の付帯設備について説明する。
いる。図中の(1)は、フィンチューブ型の水加熱用熱
交換器(2)と、バーナ(3)と、制御器(4)とを主
要構成要素として備える給湯器である。前記熱交換器
(2)らの給湯路(5)は、一般給湯路(5A)と風呂給湯
路(5B)とに分岐され、更にその風呂給湯路(5B)は、浴槽
用給湯路(5B1)とサウナ用給湯路(5B2)とに分岐されてい
る。
湯量調整とは、その給湯路(5B)の途中に介装されている
風呂弁(6)の弁操作によって行われる。又、前記風呂
給湯路(5B)に対する浴槽給湯路(5B1)とサウナ用給湯路
(5B2)との連通状態の択一的な切換えは、浴槽用給湯路
(5B1)とサウナ用給湯路(5B2)との分岐部に設けられてい
る切換弁(7)の弁操作によって行われる。
記一般給湯路(5A)は、第4図に示すように浴室(10)外に
設置の混合栓やシャワー栓等の出湯栓(8A)に接続されて
いる。他方、浴槽用給湯路(5B1)は、第3図に示すよう
に浴室(10)内に設置の浴槽用湯栓やシャワー用湯栓等の
出湯栓(8B)に接続され、また前記サウナ室用給湯路(5
B2)は、浴室(10)内に設けられたミスト噴出部(11)に接
続されている。
されており、その加圧ポンプ(12)によるミスト噴出部(1
1)への加圧給湯を行うことにより、給湯器(1)に対す
る元給水圧の変動に拘らず、また元給水圧が低い地域に
おいても、ミスト噴出部(11)からの温水噴霧圧を所定の
高圧に維持し、これによって、ミスト噴出部(11)からの
温水噴霧状態を良好な状態に保ち、前記浴室(10)内でサ
ウナ雰囲気を快適な状態に設定できるようにしてある。
(RB)からのサウナ運転開始指令に基づき、風呂給湯路(5
B)をサウナ用給湯路(5B2)に連通させる側に切換弁
(7)を切り換えると共に風呂弁(6)を開弁し、また
風呂弁(6)の開弁に伴う水量センサ(14)の水流発生検
知に応答してバーナ(3)を着火させ、更に加圧ポンプ
(12)を起動し、もってミスト噴出部(11)に対する給湯を
開始する。
る浴室(10)の室温に基づき、ガス量調整弁(16)を調整し
て熱交換器(2)からの給湯温を調整することにより、
サウナ室としての浴室(10)の室温を室外リモコン(RA)又
は室内リモコン(RB)において人為設定された設定温度に
調整維持する。
リモコン(RB)からのサウナ運転停止指令に基づき、加圧
ポンプ(12)を停止して風呂弁(6)を閉弁すると共に、
ガス弁(19)を閉弁することによりバーナ(3)を消火さ
せ、もって浴室(10)でのサウナ実施のためのミスト噴出
部(11)への給湯を終了する。
て詳しく説明する。
く、浴室(10)内において上下一対の支持部(11B),(11C)
により縦姿勢で、かつ、縦軸芯周りで回動自在に枢支さ
れた長尺扞状体としてのポール(11D)に、複数(本実施
例においては7個)のミスト噴出ノズル(11A)をポール
(11D)の軸芯方向に一列状に並べた状態で装着すること
によって構成されており、それによって、浴室(10)内の
上下方向でミストを均一に噴出させることができ、又、
入浴者の姿勢にかかわらず、ポール(11D)のいずれの部
分を掴んでポール(11D)の回動操作を行うとによって、
均一にミストを噴出している夫々のミスト噴出ノズル(1
1A)の一体的な向き変更を極めて簡単に行うことができ
るのである。
体(11D1)と、その筒状本(11D1)の端面を嵌合させるD字
状嵌合部を備えその嵌合によって前記筒状本体(11D1)と
一体化される上下一対の蓋体(11D2),(11D3)との組合せ
からなる。従って、前記筒状本体(11D1)を把持して回動
させると、前記蓋体(11D2),(11D3)も一体回動する。
部が、前記ポール(11D)の筒状本体(11D1)内に配置され
たパイプ(11E)に装着される(更に具体的には、そのパ
イプ(11E)に適宜間隔に且つ一列状に形成された取付孔
に挿通状態で取り付けられる)一方、その先端部が、前
記筒状本体(11D1)に装着される(更に具体的には、その
パイプ(11E)に適宜間隔に且つ一列状に形成された取付
孔に挿通状態で取り付けられる)ことにより、前記ミス
ト噴出用ノズル(11A)が前記ポール(11D)及び前記パイプ
(11E)間にわたるように装着されている。かくして、前
記ミスト噴出用ノズル(11A)は前記ポール(11D)及び前記
パイプ(11E)に対して上下一列状に並んだ状態となって
いる。尚、前記ミスト噴出用ノズル(11A)の保持部(11H)
には、その基端側にフィルタ(11H2)が装着され、且つ、
その先端側に合成樹脂製の保護カバー(11H1)が装着され
ている。
たるように前記ミスト噴出用ノズル(11A)が装着されて
いるので、前記ミスト噴出部(11)の向き変更を行うべ
く、前記筒状本体(11D1)を把持してそれを回動させると
きは、その直接的な駆動力が前記ポール(11D)自体、即
ち、前記筒状本体(11D1)と前記一対の蓋体(11D2),(11D
3)との組合せ体にかかり、その駆動力は前記ミスト噴出
用ノズル(11A)のポール(11D)及びパイプ(11E)への装着
部には直接的にかからないようになる。従って、その装
着部には大きな負荷がかかなようになってその部分の耐
久性が向上する。
された栓孔には、通常は閉栓状態とされる水抜栓(11D4)
が取り付けられている。その水抜栓(11D4)は、前記パイ
プ(11E)内の水を抜く必要があるときに開栓する。又、
その水抜栓(11D4)の取付部分にもフィルタ(11D5)が装着
されている。
は、ブッシュ状滑り軸受(11B1)を介して前記ポール(11
D)の上端部を枢支する枢支部材(11B2)が設置され、その
設置部分にはカバー(11B3)が装着されている。尚、前記
ブッシュ状滑に軸受(11B1)は、前記ポール(11D)の上端
部を枢支してその回動を許容すると共に所定位置まで回
動した状態を緊密保持する機能も果たすようになってい
る。
は、ブッシュ状滑り軸受(11C1)を介して前記ポール(11
D)の下端部を枢支する枢支部材(11C2)が設置され、その
枢支部材(11C2)には、前記浴室(10)の側壁(10A)を通し
て配管された前記サウナ用給湯路(5B2)の先端部に接続
の管継手(11F)が接続されている。そして、前記枢支部
材(11C2)及び管継手(11F)の部分にはカバー(11C3)が装
着されている。尚、前記ブッシュ状滑り軸受(11C1)は、
前記ポール(11D)の下端部を枢支してその回動を許容す
ると共に所定位置まで回動した状態を緊密保持する機能
も果たすようになっている。
述の如きブッシュ状滑り軸受(11B1),(11C1)が設けられ
ているため、そのブッシュ状滑り軸受(11B1),(11C1)の
作用により、ポール(11D)の向き、延いてはミスト噴出
部(11)の向きを回動調整するときの操作性が容易になる
と共に、その調整後の状態を適度に保持することができ
るようになる。
側の支持部(11C)が、第5図にす如く、浴室(10)内の適
宜位置に形成されたカウンター(10B)に設けられていて
もよい。この場合、前記サウナ用給湯路(5B2)の先端部
が前記カウンター(10B)内まで延設され、そこで前記パ
イプ(11E)に連通接続されていのは勿論である。
の上側の支持部(11B)が浴室(10)の天井部に設けられて
いてもよい(図外)。
を2列状や3列状に設ける等、ノズル配設形態は各種変
更できる。
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成
に限定されるものではない。
例を示し、第1図はそのミスト噴出装置の全体構成を示
す縦断面図、第2図はその分解斜視図、第3図はそのミ
スト噴出装置を浴室に取り付けた状態を示す斜視図、第
4図はその浴室及びその付帯設備の全体構成を示す説明
図である。第5図は本発明のミスト噴出装置の別実施例
を浴室に取り付けた状態を示す斜視図である。 (11A)……ミスト噴出ノズル、(11D)……長尺扞状体。
Claims (1)
- 【請求項1】ミストサウナ用の複数のミスト噴出ノズル
(11A)を長尺扞状体(11D)に、その軸芯方向に並ぶ列状に
配置して装備し、前記長尺扞状体(11D)を縦姿勢で、か
つ、軸芯周りで回動自在にサウナ室内に支持してあるミ
スト噴出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2301365A JPH0659301B2 (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | ミスト噴出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2301365A JPH0659301B2 (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | ミスト噴出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04174667A JPH04174667A (ja) | 1992-06-22 |
JPH0659301B2 true JPH0659301B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=17895992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2301365A Expired - Fee Related JPH0659301B2 (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | ミスト噴出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0659301B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007283029A (ja) * | 2006-04-20 | 2007-11-01 | Hitachi Housetec Co Ltd | ミスト噴霧装置 |
Families Citing this family (3)
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JP4896507B2 (ja) * | 2005-12-12 | 2012-03-14 | 大阪瓦斯株式会社 | ミスト噴出装置 |
JP2007229433A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-09-13 | Takara Standard Co Ltd | ミストサウナ装置及びこれを備えた浴室 |
JP4951996B2 (ja) * | 2006-02-23 | 2012-06-13 | 株式会社ノーリツ | ミスト発生装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63176441U (ja) * | 1987-05-01 | 1988-11-16 | ||
JPS63176443U (ja) * | 1987-05-01 | 1988-11-16 |
-
1990
- 1990-11-07 JP JP2301365A patent/JPH0659301B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007283029A (ja) * | 2006-04-20 | 2007-11-01 | Hitachi Housetec Co Ltd | ミスト噴霧装置 |
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JPH04174667A (ja) | 1992-06-22 |
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