JP2019152400A - ミスト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】浴室内に排水される滞留水が利用者にかかるのを抑制できるミスト装置を提供することを目的とする。【解決手段】ミスト装置100は、浴室Y内に液体を噴霧するミスト運転の開始を利用者から受け付ける受付部19と、浴室Y内に液体を噴霧する少なくとも1のノズル部21と、浴室Y内に噴霧する液体を加熱する熱源機1と、浴室Y内に風を送り出す循環ファン94と、角度を変更することで、循環ファン94から送り出される風の送風方向を変更する変更可動ルーバ97と、受付部19がミスト運転の開始を受け付けると、ミスト運転を開始した直後の初期運転において、浴室Y内での利用者の存在確率の低い方向に液体が噴霧されるように、変更可動ルーバ97の角度を制御し、ノズル21からの液体の噴霧を開始させるミスト制御部13とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ミストを噴霧するミスト装置に関する。
特許文献1には、配管及び熱交換器等に滞留した滞留水には菌が発生している可能性があるため、このような滞留水を排水するミスト装置が開示されている。特許文献1のミスト装置では、排水制御部が設けられており、排水制御部は、操作リモコンにミスト運転の開始が入力されてからミスト用水の利用開始条件を満足するまで、滞留水をノズル部から排出させる。
そして、排水制御部は、浴室内に利用者が存在することが検知されると、滞留水の排水を停止させる。これにより、利用者が、冷たい滞留水を浴びて不快感を抱くことを阻止できる。
特開2017−164381号公報
しかし、特許文献1のミスト装置では、利用者が浴室内に入った場合に、ノズル部からの滞留水の排水が停止されてしまうため、滞留水の排水を完了することができない。よって、滞留水を排水しつつも、浴室内の利用者に滞留水がかからない技術が望まれている。
そこで、本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、浴室内に排水される滞留水が利用者にかかるのを抑制できるミスト装置を提供することを目的とする。
本発明に係るミスト装置の特徴構成は、
浴室内に液体を噴霧するミスト運転の開始を利用者から受け付ける受付部と、
前記浴室内に液体を噴霧する少なくとも1のノズル部と、
前記浴室内に噴霧する液体を加熱する加熱部と、
前記浴室内に風を送り出す送風ファンと、
角度を変更することで、前記送風ファンから送り出される風の送風方向を変更する風向変更部と、
前記受付部が前記ミスト運転の開始を受け付けると、前記ミスト運転を開始した直後の初期運転において、前記浴室内での利用者の存在確率の低い方向に液体が噴霧されるように、前記風向変更部の角度を制御し、前記ノズルからの液体の噴霧を開始させるミスト制御部と、
を備える点にある。
本特徴構成によれば、ミスト運転を開始した直後の初期運転において、ミスト制御部は、浴室内での利用者の存在確率の低い方向に液体が噴霧されるように風向変更部の角度を制御する。よって、配管内等に滞留している液体である加温されていない冷たい滞留水が、浴室内の利用者にかかるのを抑制し、ミストの利用者が感じる不快感を抑制できる。
本発明に係るミスト装置の更なる特徴構成は、
前記ミスト制御部は、前記初期運転において、前記ノズル部からの液体の噴霧方向に対して、前記送風ファンからの風の送風方向を交差させるように前記風向変更部の角度を制御する点にある。
本特徴構成によれば、液体の噴霧方向に対して送風ファンからの風の送風方向を交差させることで、利用者の存在位置への液体の噴霧が阻止される。これにより、初期運転において、滞留水が浴室内の利用者にかかるのを抑制できる。
本発明に係るミスト装置の更なる特徴構成は、
前記ミスト制御部は、前記初期運転において、前記浴室内での利用者の存在確率の低い方向に液体が噴霧されるように、前記ノズルからの液体の噴霧方向に対して前記風向変更部を交差させる点にある。
本特徴構成によれば、液体の噴霧方向に対して風向変更部を交差させることで、浴室内での利用者の存在確率の高い方向への液体の噴霧が風向変更部によって阻止され、利用者の存在確率の低い方向に液体が噴霧される。これにより、初期運転において、配管内等に滞留している液体である滞留水が浴室内の利用者にかかるのを抑制できる。
本発明に係るミスト装置の更なる特徴構成は、
前記ミスト制御部は、前記初期運転において、前記浴室内での利用者の存在確率の低い方向に液体が噴霧されるように、前記送風ファンから送り出される風の風量を調整する点にある。
本特徴構成によれば、ミスト制御部は、浴室内での人の存在確率の低い方向に液体が噴霧されるように風向変更部の角度を制御した上で、送風ファンから送り出される風の風量を調整する。例えば、ミスト制御部は、送風ファンを停止させて風量をゼロにする。これにより、初期運転において噴霧される滞留水が送風ファンからの風によって拡散するのを抑制できる。逆に、例えば、ミスト制御部は、人の存在確率の低い方向に滞留水が噴霧されるように風向変更部の角度を制御した上で、当該方向への風の風量を大きくすることで、初期運転において噴霧される滞留水を浴室内の人から遠ざけることができる。
本発明に係るミスト装置の更なる特徴構成は、
前記ミスト制御部は、前記初期運転において、前記ノズル部から噴霧する液体の噴霧量を最大近傍から最大までの上限範囲内のいずれかに調整する点にある。
本特徴構成によれば、初期運転において、ミスト制御部は、浴室内での人の存在確率の低い方向に液体が噴霧されるように風向変更部の角度を制御した上で、ノズル部からの液体の噴霧量を上限範囲内に調整する。これにより、初期運転において、滞留水のノズル部からの排出を早めることができる。よって、ミストの利用者は、ミスト装置において温められたミストを早期に利用することができる。
本発明に係るミスト装置の更なる特徴構成は、
前記ノズル部から噴霧される液体の温度を測定する温度測定部を備え、
前記ミスト制御部は、前記初期運転において、前記温度測定部が測定した前記液体の温度が所定値以上になると、前記ノズル部からの液体の噴霧量を前記受付部で利用者から受け付けた噴霧量に制御する点にある。
滞留水の排出が完了すると、ノズル部からは、ミスト装置によって温められた所定値以上の温度のミストが噴霧される。つまり、ミスト制御部は、液体の温度が所定値以上となることをもって滞留水の排出が完了したことを判断できる。本特徴構成によれば、ミスト制御部は、液体の温度が所定値以上になると、利用者から受け付けた噴霧量でノズル部からミストを噴霧させるため、利用者に所望の噴霧量でミストを提供できる。
本発明に係るミスト装置の更なる特徴構成は、
前記ノズル部から噴霧される液体の温度を測定する温度測定部を備え、
前記ミスト制御部は、前記初期運転において、前記温度測定部が測定した前記液体の温度が所定値以上になると、前記風向変更部の角度を前記受付部で利用者から受け付けた角度に制御する点にある。
本特徴構成によれば、ミスト制御部は、液体の温度が所定値以上となると、風向変更部の角度を利用者から受け付けた角度に戻すため、利用者に所望の角度でミストを提供できる。
本発明に係るミスト装置の更なる特徴構成は、
前記初期運転において、前記温度測定部が測定した前記液体の温度が所定値以上になると、報知する報知部を備える点にある。
本特徴構成によれば、液体の温度が所定値以上になると利用者に報知されるため、利用者は、滞留水の排出が終わり、ミストを快適に利用できるようになったことを把握できる。
ミスト装置の構成を示す模式図である。 複数のノズル部の配列を浴室内から見た場合のレイアウト図である。 ミスト装置の制御部の構成を示すブロック図である。 初期運転における滞留水の噴霧制御の概要を示す模式図である。 初期運転における滞留水の噴霧制御の概要を示す模式図である。 利用者の存在位置と、ルーバ角度と、循環ファンからの風の風量レベルとの関係を示すテーブルである。 初期運転における滞留水の噴霧制御の流れを示すフローチャートの一例である。 ミスト装置の他の構成を示す模式図である。 初期運転における滞留水の噴霧制御の概要を示す模式図である。 初期運転における滞留水の噴霧制御の概要を示す模式図である。 ミスト装置の他の構成における、初期運転における滞留水の噴霧制御の概要を示す模式図である。 ミスト装置の他の構成における、初期運転における滞留水の噴霧制御の概要を示す模式図である。
〔実施形態〕
以下に、本発明の実施形態に係るミスト装置100について説明する。ミスト装置100は、利用者である入浴者が浴室で手軽にミストサウナ入浴を楽しむことができるように構成される。
ミスト装置100の利用を開始する前には、ミスト装置100内の配管等に冷めた滞留水が溜まっており、ミスト運転を開始した場合にこの滞留水が浴室Y内に噴霧される。すると、利用者に冷たい滞留水がかかり、利用者に不快感を与える。そこで、本発明の実施形態に係るミスト装置100では、利用開始時に噴霧される滞留水が、浴室Y内の利用者にかかるのを抑制する制御が行われる。
以下の図1等では、所謂、「給湯直結方式」であって、浴室Yの天井裏に設置する「天井設置型」のミスト装置100を例に挙げて説明する。「給湯直結方式」は、熱源機1(加熱部)で加熱した温水を当該温水の供給圧力を利用してそのままノズルユニット2からミスト状に噴霧するミスト運転を行う方式である。この給湯直結式のミスト装置100は、温水循環式のミスト装置に比べて、給湯水を直接利用できるため、ミスト噴出量が多く、浴室Yの加温効果も期待できるものである。
なお、浴室Yとは、ミストが噴霧された状態でのミストサウナ入浴を楽しめる空間の一例である。そして、浴室Yには、入浴するための浴槽66が設けられた上側の浴槽空間Yaと、浴槽66に隣接して利用者が体等を洗うための洗い場空間Ybとが備えられている。
図1に示すように、ミスト装置100は、水を加熱して温水を生成する熱源機1と、熱源機1からの温水を温水路82及びノズル供給路3を介して供給を受け、複数のノズル部21からミストを噴霧するミスト部90とを備えている。以下では、ミスト運転の開始時に熱交換器及び配管等に滞留している水を滞留水と称し、滞留水が排出された後、利用者に噴霧される適温の水をミスト用水と称する。滞留水は、例えば、前回のミスト運転の終了後に、熱交換器及び配管等から排出されずに滞留している水である。
なお、本実施形態に係るミスト装置100は、給湯機能も有しており、給湯部89を備えている。つまり、ミスト装置100は、熱源機1からの温水が供給される、後述の浴槽66、シャワー58、カラン56等の給湯部89を備えている。また、ミスト装置100は、ミスト装置100への操作を利用者から受け付ける受付部19、熱源機1、ミスト部90及び給湯部89等の動作を制御する制御部11を備えている。以下に、各部の構成について説明する。
(1)ミスト部90
図1に示すように、ミスト部90は、浴室Yの天井Ycの裏側に設置される本体ケーシング91aと、浴室Yの天井Ycの表側に設置されるグリル板91bとを備えている。ミスト部90は、これら本体ケーシング91aとグリル板91bとからなる筐体内に、浴室Y内へのミスト用水の噴霧及び浴室Y内の暖房運転等を行う各種部材を備えている。
ミスト部90は、図1及び図2に示すように、グリル板91bと一体に形成された平板状の支持板28に支持されたノズルユニット2を備えている。ノズルユニット2は、浴室Y内に向かってミスト用水を噴霧する噴霧手段として複数のノズル部21を有している。よって、ノズルユニット2が有する複数のノズル部21が、支持板28により天井Ycに支持されている。複数のノズル部21は、例えば、天井Yc側の支持板28から浴室Y内に向けて先端が突出した状態で設けられている。
より具体的には、本実施形態では、複数のノズル部21を備えるノズルユニット2は、図1に示すように、例えば、浴槽空間Yaと洗い場空間Ybとの境目近傍において、天井Ycから突出するように設けられている。そして、ノズル部21は、浴槽空間Yaと洗い場空間Ybとの間の天井Ycから、洗い場空間Ybに向けて先端が傾斜して突出している。つまり、ノズル部21からのミスト用水の噴霧方向は、浴槽空間Yaと洗い場空間Ybとの間から、洗い場空間Ybに向かう方向である。
ノズルユニット2には後述のノズル供給路3が接続されており、熱源機1の後述の第一燃焼器42によって加熱された温水が、温水路82を介してノズル供給路3に供給される。これにより、ノズルユニット2のノズル部21からミスト用水である温水が浴室Y内に向けてミストとして噴霧されるミスト運転が行われる。
ノズル部21は、噴霧する場合に、ミスト用水の圧力でミスト用水を噴霧する。つまり、ノズル部21は、所謂、一流体ノズルである。
複数のノズル部21は、例えば図2に示すように配置されている。つまり、本実施形態では、例えば、浴室Yの側から見た場合、ノズル部21が一定間隔で直線状に2列配列され、1列に13個配列されている。そして、ノズル部21は、ミスト用水を噴霧する噴霧孔としてノズル口(図示せず)を備えている。例えば、一のノズル部21は、一のノズル口を備えていてもよいし、複数のノズル口を備えていてもよい。
ノズル供給路3についてさらに説明する。ノズル供給路3は、温水路82に連通接続され、温水路82とノズル部21とを連通し、温水がミスト用水として流通する管である。
ノズル供給路3には、ノズル供給路3を通流する温水の圧力を検知する圧力検知部86と、圧力検知部86の上流の噴霧流量調節弁10とが設けられている。
噴霧流量調節弁10は、ノズル供給路3を流れるミスト用水の通流と停止を制御する弁部材である。噴霧流量調節弁10としては、例えば開閉自在の開閉弁が用いることができる。また、噴霧流量調節弁10としては、開閉のみならず、例えば流路面積の変更動作(開度調整)が自在の弁部材、すなわち流量調整弁が用いられる場合もある。
噴霧流量調節弁10が、ノーマルクローズタイプの開閉弁であると、停電時などは閉状態となるため好ましい。
本実施形態での噴霧流量調節弁10は、例えば、後述のミスト制御部13により通流と停止が制御される開閉弁である。そして、噴霧流量調節弁10は、通常は閉弁状態にあり、開弁指令を受けた場合に所定の開度で開状態となる、ノーマルクローズタイプの流量調整弁である。よって、ミスト制御部13の制御によって、ノズル供給路3を流れるミスト用水の通流量を所定の流量に調節可能である。
噴霧流量調節弁10が流量調整弁である場合、ノズル供給路3を通流する温水の単位時間当たりの流量(例えば1分間)の調節が可能である。例えば、ノズル供給路3を通流する温水の流量が過大であるために、ノズルユニット2からの噴霧量が過大となる場合には、ミスト制御部13は噴霧流量調節弁10を制御し、ノズル供給路3を通流する温水の流量を制限する。
このような噴霧流量調節弁10としては、ノズル供給路3を流れるミスト用水が所望の流量に調節できるように、流路面積をリニアに変更可能なリニア弁が好適である。
そして、噴霧流量調節弁10の上流には、温度センサ88が設けられている。この温度センサ88により検出された温度が、ノズル部21から噴霧されるミスト用水の温度である。
また、ミスト部90は、浴室Yの暖房装置として、暖房運転を行う循環部70を備えている。循環部70は、浴室Y内から内気を吸引するとともに、熱源機1の後述の第二燃焼器45によって加熱供給される熱媒により当該内気を加温して温風として浴室Y内に戻す暖房運転を行う浴室Yの暖房装置である。
循環部70は、循環ファン94と、空気加熱用熱交換器95と、換気ファン96と、変更可動ルーバ(風向変更部)97を有する。
循環ファン94は、グリル板91に形成された吸引口92を通して浴室Y内の空気(内気)を吸引し、吸引した空気を浴室Y内に向けて送風路93を通して噴き出す送風・循環手段である。循環ファン94は、空気を送風路93を介して変更可動ルーバ97へ供給する。循環ファン94としては、例えばシロッコファンを用いることができる。
変更可動ルーバ97は、送風路93から連続して天井Ycに設けられた開口に備えられており、送風路93から供給される空気(温風)の浴室Y内への吹き出し方向を変更可能な部材である。変更可動ルーバ97は、所定の支点を中心として回動可能に構成されている。変更可動ルーバ97は、その回動角度を変更することで、送風路93から供給される空気の吹出方向を適宜変更して、浴室Y内に向けて吹き出す。変更可動ルーバ97は、本実施形態では、例えば、板状部材から構成されている。そして、変更可動ルーバ97は、未使用時には天井Ycの開口に収納されており、使用時には図1等に示すように天井Ycの開口からせり出し可能に構成されている。
ただし、変更可動ルーバ97は、浴室Y内への空気の吹き出し方向を変更可能であれば、板状部材に限定されず、例えば、回動可能であり内部を空気が通過可能な筒状部材であってもよい。筒状部材からなる変更可動ルーバ97は、例えば、断面コの字状であり、複数のノズル部21が配置されている方向に沿って延びていてもよい。
本実施形態では、前述の通り、ノズルユニット2は、図1に示すように、例えば、浴槽空間Yaと洗い場空間Ybとの間において、天井Ycから洗い場空間Ybに向けて先端が突出している。また、変更可動ルーバ97は、図1及び図2に示すように、ノズルユニット2よりも洗い場空間Yb側において、ノズルユニット2に隣接するように設けられている。そして、変更可動ルーバ97は、ノズルユニット2の複数のノズル部21が直線状に並ぶ方向に対して平行に設けられている。
このように、ノズルユニット2が、変更可動ルーバ97の隣に、変更可動ルーバ97に対して平行に設けられることで、ノズルユニット2から噴霧されたミストは、変更可動ルーバ97から吹出す空気の随伴流に誘引される。よって、ノズルユニット2から噴霧されたミストは、変更可動ルーバ97から吹出す空気(温風)と効率よく接触することができる。例えば、ミスト運転が実行されている場合において、さらに暖房運転を実行する場合に、ノズルユニット2から噴霧されたミストと変更可動ルーバ97から吹出す空気(温風)とが熱交換されて入浴者の好みに応じた浴室環境の調整を可能となる。これにより、例えば、入浴者が肌寒く感じる場合を回避し、入浴感を向上させる場合があるため好ましい。
そして、変更可動ルーバ97は、後で詳述するが、ノズルユニット2側に回動された場合に、ノズルユニット2のノズル部21のノズル口の少なくとも一部を覆うことが可能な大きさに構成されていると好ましい。
空気加熱用熱交換器95は、循環ファン94にて通風される空気を加熱する空気加熱手段としての熱交換器である。
換気ファン96は、吸引口92を通して浴室Y内の空気(内気)を吸引し、外部に排出する送風および換気手段である。例えば、シロッコファンを用いることができる。
(2)給湯部89
ミスト装置100は、浴室Y内で温水を放出(使用)する給湯運転を行う浴室設備である給湯部89を備えている。本実施形態では、給湯部89として、例えば湯張り部65及び蛇口部55が備えられている。
蛇口部55は、シャワー58や通常の給湯等を行う給湯口であるカラン56を有し、給水路81から分岐する蛇口水路57を介してカラン56に熱源機1で生成された温水を供給する給湯運転を行う。
湯張り部65は、浴槽66に湯張り給湯を行う給湯口である風呂アダプタ67を有している。湯張り部65は、温水路82から分岐する湯張り水路68を介して、風呂アダプタ67に熱源機1で生成された温水を供給する給湯運転を行う。
ミスト装置100は「給湯直結方式」であり、熱源機1で加熱された温水は、ノズル供給路3を介してミスト部90のノズルユニット2に供給されるともに、蛇口部55の蛇口水路57及び湯張り部65の湯張り水路68を含む給湯部89に供給される。
なお、ミスト用水を供給するノズル供給路3と、蛇口水路57及び湯張り水路68等の給湯水路とは一連の水路であってもよいし、それぞれ独立に設けられていてもよい。
(3)熱源機1
熱源機1は、第一熱交換機構31と第二熱交換機構32とを備えている。
第一熱交換機構31は、第一熱交換部41と第一燃焼器42と第一比例弁43とを有する。第一熱交換部41の入口には給水路81が接続され、出口には温水路82が接続されている。第一熱交換部41は、給水路81から供給された水を加熱して温水を生成する。生成された温水は温水路82に供給される。生成された温水は、ノズルユニット2からの噴霧(ミスト運転)、蛇口部55や湯張り部65からの供給(給湯運転)のために使用される。
ミスト運転が開始された場合、流量検知部84が検出した給水路81の流量が所定の流量に達すると、熱源制御部16(図3)は、第一燃焼器42に着火(運転開始)を指令する。第一燃焼器42は、当該指令により運転を開始する。すなわち、第一比例弁43、及び開閉弁47が開弁され、熱源機1に燃料(例えばガス)が供給される。これにより第一燃焼器42が運転を開始し、給水路81を流通する水が第一熱交換部41において加温され、温水路82に供給される。このように加温されたミスト用の温水が、上述したノズル供給路3を流通する。
なお、第一熱交換部41により加温された水の温度は温水路82に設けられた温度センサ83により検出される。
給湯運転が開始された場合、蛇口部55に連通する蛇口水路57及び湯張り部65に連通する湯張り水路68の少なくともいずれかが開放され、流量検知部84によって検出される給水路81を流通する流量が所定の流量に達すると、熱源制御部16は、第一燃焼器42に着火(運転開始)を指令する。この指令により、第一比例弁43及び開閉弁47が開弁され、熱源機1に燃料(例えばガス)が供給される。これにより第一燃焼器42が運転を開始し、給水路81を流通する湯張り用水が第一熱交換部41において加温され、温水路82に供給される。このように加温された給湯用の温水が、蛇口水路57を介して蛇口部55から供給され、また湯張り水路68及び風呂アダプタ67を介して浴槽66に供給される。
第二熱交換機構32は、第二熱交換部44と第二燃焼器45と第二比例弁46とを有する。第二熱交換部44は、熱媒循環路51を流通する熱媒を加熱する。加熱された熱媒は、空気加熱用熱交換器95による暖房運転を行う場合に使用される。
空気加熱用熱交換器95による暖房運転が開始されると、熱媒循環路51における熱媒の流通を制御する制御弁52を開状態とし、ポンプPにより熱媒循環路51内の熱媒を循環させた状態で第二比例弁46を開弁し、第二燃焼器45にガスを供給する。これより、第二燃焼器45が点火して運転を開始し、熱媒循環路51を流通する熱媒が第二熱交換部44において加温される。
このように加温された熱媒が、空気加熱用熱交換器95に供給される。その後、循環ファン94が動作されて、吸引口92を通して浴室Y内の空気を吸引し、吸引した空気が空気加熱用熱交換器95によって加熱された後に浴室Y内に向けて吹き出される。
(4)受付部19
受付部19は、ミスト装置100への操作を利用者から受け付ける。受付部19は、例えば、浴室Yの外部に設けられており、リモコン等により構成されている。受付部19は、少なくとも利用者がミスト運転の開始や停止を指示できる開始ボタン及び停止ボタンを有している。また、受付部19は、ミスト運転でのミストの噴霧量、ミストの温度、空気加熱用熱交換器95での空気の加熱温度、及び、変更可動ルーバ97の方向等を受け付け可能な操作部を有していると好ましい。
その他、受付部19は、蛇口部55及び湯張り部65等における給湯温度を設定できる操作部が設けられていてもよい。
(5)制御部11
制御部11は、図3に示すように、ミスト運転を開始した直後の初期運転においてノズルから噴霧される滞留水が利用者へかかるのを抑制するように滞留水の噴霧制御を行うミスト制御部13と、ミスト制御部13が行う滞留水の噴霧制御が定義されたテーブルを記憶する記憶部14と、滞留水のノズル部21からの噴霧が完了したことを報知する報知部15と、熱源機1を制御するための熱源制御部16とを備えている。
ここで、熱交換器及び配管等に滞留している滞留水は、ミスト運転終了後に配管及び熱交換器等に滞留して、温水の状態から時間が経過することにより水温が低下している。また、滞留水は、配管等に滞留することで細菌等が発生している可能性がある。ミスト運転を開始した直後の初期運転においては、この滞留水がノズル部21から噴霧される。よって、利用者に冷たい滞留水がかかり、利用者に不快感を与える。また、滞留水に細菌等が発生している場合には、利用者の健康を阻害する。
図1等の場合、例えば、給水路81、第一熱交換部41、温水路82、ノズル供給路3、噴霧流量調節弁10、圧力検知部86及びノズルユニット2等に滞留水が滞留する。
そこで、本実施形態の制御部11では、ミスト運転を開始した直後の初期運転において、ノズル部21から噴霧される滞留水が利用者にかかるのを抑制するように滞留水の噴霧制御を行う。
(5−1)滞留水の噴霧制御の概要
次に、滞留水の噴霧制御の概要について、図1、図4、図5を用いて説明する。
受付部19が浴室Yの利用者からミスト運転の開始を受け付けると、ミスト制御部13は、ミスト運転を開始する。そして、ミスト運転を開始した直後の初期運転においては、熱交換器及び配管等に滞留している滞留水がノズル部21から噴霧される。
図1では、ノズル部21は、浴槽空間Yaと洗い場空間Ybとの間の天井Ycから、洗い場空間Ybに向けて先端が傾斜して突出している。よって、初期運転においては、ノズル部21からの滞留水の噴霧方向は、浴槽空間Yaと洗い場空間Ybとの間から、洗い場空間Ybに向かう方向である。ここで、ノズル部21からは、例えば図1に示すように、噴霧範囲φa1(角度範囲φa1で表される噴霧範囲)を有して水が噴霧される。
そして、図1では、変更可動ルーバ97は、ノズルユニット2よりも洗い場空間Yb側において、ノズルユニット2に隣接するように設けられている。また、変更可動ルーバ97は、ノズル部21とは反対方向において、天井Ycとルーバ角度θa1を成して傾斜している。ルーバ角度θa1は、例えば、少なくとも90°よりも小さい角度であり、変更可動ルーバ97は、ノズル部21から噴霧されている滞留水の噴霧範囲φa1を遮らない方向に傾斜している。この変更可動ルーバ97の傾斜方向は、例えば、滞留水の噴霧方向に沿った方向ということもできる。
このような図1における、ノズル部21からの滞留水の噴霧範囲φa1と、変更可動ルーバ97の傾斜方向との関係においては、初期運転において、滞留水が噴霧範囲φa1を有して洗い場空間Ybに噴霧される。この場合に、洗い場空間Ybにおいて噴霧範囲φa1内に利用者が存在すると、利用者に滞留水がかかる。よって、利用者に冷たい滞留水がかかり、利用者に不快感を与える。また、滞留水に細菌等が発生している場合には、利用者の健康を阻害する。
そこで、ミスト制御部13は、図4に示すように、浴室Y内での利用者の存在確率の低い方向に滞留水が噴霧されるように、変更可動ルーバ97を回動させる。つまり、ミスト制御部13は、利用者の存在位置への滞留水の噴霧を阻止するように変更可動ルーバ97を回動させる。
このとき、ミスト制御部13は、記憶部14を参照して変更可動ルーバ97を回動させる。これにより、ノズル部21から噴霧されている滞留水の噴霧範囲φa1(図1参照)の少なくとも一部を遮るように、変更可動ルーバ97が回動される。図4では、変更可動ルーバ97は、ノズル部21とは反対方向において、天井Ycとルーバ角度θa2を成して傾斜している。ルーバ角度θa2は、例えば、少なくとも90°よりも大きい角度であり、変更可動ルーバ97は、滞留水のノズル部21からの噴霧範囲φa1(図1参照)の少なくとも一部を遮る方向に傾斜している。この変更可動ルーバ97の傾斜方向は、例えば、滞留水の噴霧方向と交差する方向ということもできる。
なお、滞留水を排出する場合のルーバ角度の変更可能範囲は、通常のミスト噴霧時のルーバ角度の変更可能範囲よりも大きく設定することが可能である。例えば、通常のミスト噴霧時のルーバ角度は約20°から約90°まで変更可能であるのに対して、滞留水を排出する場合のルーバ角度は約10°から約170°まで変更可能に設定されている。
より具体的には、変更可動ルーバ97は、図4に示すように、ノズルユニット2側に回動された場合に、ノズル部21の少なくとも一部を覆うことが可能な大きさに構成されている。これにより、ノズル部21から洗い場空間Yb側への滞留水の噴霧が、変更可動ルーバ97によって部分的に遮られる。その結果、図4に示すように、初期運転において、滞留水が噴霧範囲φa2を有して洗い場空間Ybに噴霧される。このように滞留水の噴霧範囲が、図1の噴霧範囲φa1から、図4の噴霧範囲φa2へと小さくなることで、洗い場空間Ybに存在する利用者に滞留水がかかるのを抑制できる。この場合、例えば、滞留水の噴霧範囲が利用者の存在位置に対して約30〜40°ずれるように、変更可動ルーバ97の角度が変更される。
ミスト制御部13は、初期運転において、図4のように変更可動ルーバ97を回動させた場合、循環ファン94の運転を停止してもよい。図4の場合、ミスト制御部13は、循環ファン94の運転を停止している。これにより、初期運転において噴霧される滞留水が循環ファン94からの風によって拡散するのを抑制できる。
逆に、ミスト制御部13は、図4において、循環ファン94を駆動し、送風路93を通して変更可動ルーバ97の傾斜に沿った空気を吹き出させるようにしてもよい。このような例について図5を用いて説明する。
ミスト制御部13は、図5に示すように、記憶部14を参照し、浴室Y内での利用者の存在確率の低い方向に滞留水が噴霧されるように、変更可動ルーバ97を回動させる。例えば、ミスト制御部13は、浴槽66側に滞留水が噴霧されるように変更可動ルーバ97を回動させる。
図5では、変更可動ルーバ97は、ノズル部21とは反対方向において、天井Ycとルーバ角度θa3を成して傾斜している。ルーバ角度θa3は、例えば、少なくとも90°よりも大きい角度であり、変更可動ルーバ97は、ノズル部21から噴霧されている滞留水の噴霧範囲φa1(図1参照)の少なくとも一部を遮る方向に傾斜している。この状態において、ミスト制御部13は、循環ファン94を駆動し、送風路93を通して変更可動ルーバ97の傾斜に沿った空気を吹き出させる。
これにより、ノズル部21から洗い場空間Yb側へ滞留水の噴霧が、変更可動ルーバ97によって部分的に遮られるとともに、浴槽空間Ya側に流される。その結果、図5に示すように、初期運転において、噴霧範囲φa3を有する滞留水の少なくとも一部が浴槽空間Ya側に噴霧される。よって、洗い場空間Ybに存在する利用者に滞留水がかかるのを抑制できる。
前述の通り、循環ファン94を駆動させた場合、送風路93からの空気の吹き出しによって、滞留水は浴槽空間Ya側に流される。よって、図5に示すルーバ角度θa3は、図4に示すルーバ角度θa2よりも小さくてもよい。
(5−2)滞留水の噴霧制御のためのテーブル
本実施形態では、ミスト制御部13が上記のような滞留水の噴霧制御を行うために、記憶部14において、滞留水の噴霧制御のためのテーブルを記憶している。このテーブルには、図6に示すように、変更可動ルーバ97のルーバ角度が定義されている。このルーバ角度は、浴室Y内での利用者の存在確率の低い方向に滞留水が噴霧されるようにするための角度である。
このテーブルには、図6に示すように、変更可動ルーバ97のルーバ角度に加えて、循環ファン94から吹き出す風の風量が定義されていてもよい。なお、図6のテーブルには、ノズル部21からの滞留水の噴霧量がさらに定義されていてもよい。
(5−3)滞留水の噴霧制御の流れ
次に、制御部11が行う、初期運転における滞留水の噴霧制御の流れについて、図7を用いて説明する。
ステップS10:受付部19が利用者からミスト運転の開始を受け付けると(ステップS10においてYes)、熱源制御部16は熱源機1の運転を制御し、加温されたミスト用水を生成する。受付部19は、ミスト運転の開始に加えて、ミスト運転でのミストの噴霧量、ミストの温度、空気加熱用熱交換器95での空気の加熱温度、及び、変更可動ルーバ97の方向等の設定を利用者から受け付けてもよい。
受付部19がミスト運転の開始を受け付けていない場合(ステップS10においてNo)は、受付部19はミスト運転が入力されるまで待機する。
ステップS11:ミスト制御部13は、初期運転において、浴室Y内での利用者の存在確率の低い方向に滞留水が噴霧されるように、変更可動ルーバ97を制御する。このとき、ミスト制御部13は、記憶部14に記憶された図6に例示するテーブルを参照して変更可動ルーバ97を制御する。
さらに、ミスト制御部13は、変更可動ルーバ97のルーバ角度の制御に加えて、循環ファン94を駆動させてもよい。これにより、ルーバ角度が制御された変更可動ルーバ97に沿って、送風路93から空気が吹き出される。
ステップS12:ミスト制御部13は、変更可動ルーバ97を制御した後、滞留水をノズル部21から噴霧する。ステップS11において、変更可動ルーバ97は、滞留水が利用者にかからないルーバ角度に制御されるため、初期運転において、浴室Yに存在する利用者に滞留水がかかるのが抑制される。
ミスト制御部13が、変更可動ルーバ97の制御に加えて循環ファン94から風を吹き出すように制御した場合には、滞留水の噴霧方向が浴室Yに存在する利用者からさらに遠ざかる。よって、初期運転において、利用者に滞留水がかかるのをさらに抑制できる。
ここで、ミスト制御部13は、ノズル部21からの滞留水の噴霧量を、最大近傍から最大までの上限範囲内のいずれかに調整してもよい。例えば、滞留水の噴霧量は、最大噴霧量の80%〜100%の範囲のいずれかに調整可能である。ミスト制御部13は、噴霧流量調節弁10の開度を制御することで、滞留水の噴霧量を制御可能である。このように滞留水の噴霧量を大きくすることで、配管内等の滞留水のノズル部21からの排出を早めることができる。よって、ミストの利用者は、ミスト装置100において温められたミストを早期に利用することができる。
ステップS13:ミスト制御部13は、温度センサ88からミスト用水の温度を取得しており、ミスト用水の温度が所定値以上となった場合(ステップS13においてYes)は、ステップS14に処理を進める。一方、ミスト制御部13は、ミスト用水の温度が所定値未満の場合(ステップS13においてNo)は、ミスト用水の温度が所定値以上となるまで待機し、滞留水の噴霧を継続する。なお、所定値とは、例えばミストの利用者が快適に感じる温度であり、例えば28℃である。
ここで、ミスト制御部13は、ミスト用水の温度が所定値以上となると、報知部15にその旨を出力してもよい。そして、報知部15が、スピーカ(図示せず)及び表示装置(図示せず)を介して、ミスト用水の温度が所定値以上となったことを利用者に報知するようにしてもよい。このようにミストの温度が所定値以上になると利用者に報知されるため、利用者は、滞留水の排出が終わり、ミストを快適に利用できるようになったことを把握できる。
ステップS14:ミスト制御部13は、ミストの温度が所定値以上になると、受付部19において変更可動ルーバ97のルーバ角度の設定を受け付けている場合は、それに基づいて変更可動ルーバ97を制御する。これにより、利用者に所望のルーバ角度でミストを提供できる。
その他、受付部19において、ミスト運転でのミストの噴霧量、ミストの温度、空気加熱用熱交換器95での空気の加熱温度等を受け付けている場合は、ミスト制御部13は、それに基づいた制御を行う。これにより、利用者に所望の噴霧量、温度、空気温度でミストを提供できる。
ステップS15:ミスト制御部13は、ミスト運転の運転時間が設定されている場合は、ミスト運転の開始から設定時間が経過したか否かを判断する。ミスト運転の開始から設定時間が経過している場合(ステップS15においてYes)は、ミスト制御部13は、ミスト運転を終了する。そうでない場合(ステップS15においてNo)は、ミスト制御部13はミスト運転を継続する。
上記の本実施形態によれば、ミスト運転を開始した直後の初期運転において、ミスト制御部13は、浴室Y内での利用者の存在確率の低い方向に液体が噴霧されるように変更可動ルーバ97のルーバ角度を制御する。よって、配管内等に滞留している加温されていない冷たい滞留水が、浴室Y内の人にかかるのを抑制し、ミストの利用者が感じる不快感を抑制できる。また、細菌等が発生している可能性がある滞留水が利用者にかかるのを抑制できる。
〔他の実施形態〕
(1)上記実施形態では、受付部19がミスト運転の開始を受け付けると、ミスト制御部13は、浴室Y内の利用者の存在確率の低い方向に滞留水を噴霧させるように、変更可動ルーバ97のルーバ角度を制御する。
これとは異なり、ミスト制御部13は、受付部19が利用者から受け付けた変更可動ルーバ97のルーバ角度に基づいて、変更可動ルーバ97のルーバ角度を制御してもよい。つまり、受付部19が利用者から受け付けた変更可動ルーバ97のルーバ角度は、利用者がミスト運転においてミストの噴霧を受けたい場所であると考えられる。つまり、受け付けたルーバ角度の方向に利用者が位置する可能性が高い。よって、ミスト制御部13は、利用者から受け付けたルーバ角度とは異なる方向に変更可動ルーバ97のルーバ角度を変更する。
例えば、記憶部14は、ルーバ角度をどの程度変更するかを定義した変更角度を記憶している。前述の通り、ルーバ角度の方向に利用者が位置する可能性が高い。よって、例えば、利用者の存在する可能性が高い位置に、ミストの噴霧範囲が重ならないようなルーバ角度に変更されるのが好ましい。つまり、ルーバの変更角度は、ミストの噴霧範囲を考慮して設定されるのが好ましい。
記憶部14は、1つの変更角度のみを記憶していてもよいし、複数の変更角度を記憶していてもよい。また、記憶部14は、受付可能なルーバ角度それぞれに対して、異なる変更角度を記憶していてもよい。
ミスト制御部13は、受付部19が利用者から受け付けた変更可動ルーバ97のルーバ角度と、記憶部14の変更角度とを考慮し、変更可動ルーバ97のルーバ角度を変更する。これにより、ミスト制御部13は、浴室Y内での利用者の存在確率の低い方向に滞留水が噴霧されるように変更可動ルーバ97のルーバ角度を制御できる。よって、配管内等の滞留水が、浴室Y内の利用者にかかるのを抑制し、ミストの利用者が感じる不快感を抑制できる。
(2)上記実施形態では、図1、図4、図5等に示すように、ノズル部21は、浴槽空間Yaと洗い場空間Ybとの間の天井Ycから、洗い場空間Ybに向けて先端が傾斜して突出している。また、変更可動ルーバ97は、ノズルユニット2よりも洗い場空間Yb側において、ノズルユニット2に隣接するように設けられている。ただし、ノズルユニット2と変更可動ルーバ97との配置関係は、これに限定されない。
例えば、ノズルユニット2と変更可動ルーバ97とは、図8〜図10のように配置されてもよい。図8〜図10では、ノズルユニット2のノズル部21は、洗い場空間Ybの天井Ycから、直下の洗い場空間Ybに向けて先端が下方に突出している。また、変更可動ルーバ97は、ノズルユニット2と同様に洗い場空間Ybに配置されており、かつノズルユニット2よりもさらに浴槽空間Yaから離れる側において、ノズルユニット2に隣接するように設けられている。
前述のような配置において、図8に示すように、変更可動ルーバ97が、ノズル部21から噴霧されている滞留水の噴霧範囲φb1を遮らない方向に傾斜していると、洗い場空間Ybにおいて噴霧範囲φb1内に利用者が存在すると、利用者に滞留水がかかる。
そこで、ミスト制御部13は、図9に示すように、記憶部14を参照し、浴室Y内での利用者の存在確率の低い方向に液体が噴霧されるように、変更可動ルーバ97を回動する。具体的には、ミスト制御部13は、滞留水のノズル部21からの噴霧範囲φb1(図8参照)の少なくとも一部を遮る方向に変更可動ルーバ97を傾斜させる。これにより、滞留水の噴霧範囲がφb2(<φb1)に小さくなり、洗い場空間Ybに存在する利用者に滞留水がかかるのを抑制できる。
さらに、ミスト制御部13は、図10に示すように、記憶部14を参照し、浴室Y内での利用者の存在確率の低い方向に液体が噴霧されるように、変更可動ルーバ97を回動するとともに、循環ファン94を駆動する。これにより、滞留水の噴霧範囲がφb3(<φb1)に小さくなるとともに、滞留水が浴槽空間Ya側に流され、洗い場空間Ybに存在する利用者に滞留水がかかるのを抑制できる。
その他、例えば、ノズルユニット2と変更可動ルーバ97とは、図11のように配置されてもよい。図11では、ノズルユニット2のノズル部21は、洗い場空間Ybの天井Ycから、直下の洗い場空間Ybに向けて先端が下方に突出している。また、変更可動ルーバ97は、ノズルユニット2と同様に洗い場空間Ybに配置されており、かつノズルユニット2よりも浴槽空間Ya側において、ノズルユニット2に隣接するように設けられている。
前述のような配置において、変更可動ルーバ97をノズルユニット2の少なくとも一部を遮る方向に傾斜させても、滞留水の噴霧範囲φc11内に利用者が存在するため、利用者に滞留水がかかる。
そこで、ミスト制御部13は、図11に示すように、記憶部14を参照し、浴室Y内での利用者の存在確率の低い方向に液体が噴霧されるように、変更可動ルーバ97を回動するとともに、循環ファン94を駆動する。これにより、滞留水の噴霧範囲φc12が利用者の存在位置を超えて洗い場空間Ybの背面側に流され、洗い場空間Ybに存在する利用者に滞留水がかかるのを抑制できる。
その他、例えば、ノズルユニット2と変更可動ルーバ97とは、図12のように配置されてもよい。図12では、ノズルユニット2のノズル部21は、洗い場空間Ybの天井Ycから、直下の洗い場空間Ybに向けて先端が下方に突出している。また、変更可動ルーバ97は、浴槽空間Ya側に配置されてノズルユニット2に隣接するように設けられている。
図12の配置では、前述の図11の配置よりもノズルユニット2及び変更可動ルーバ97が浴槽空間Ya側に配置されている。
前述のような配置において、変更可動ルーバ97をノズルユニット2の少なくとも一部を遮る方向に傾斜させても、滞留水の噴霧範囲φc21内に利用者が存在するため、利用者に滞留水がかかる。
そこで、ミスト制御部13は、図12に示すように、記憶部14を参照し、浴室Y内での利用者の存在確率の低い方向に液体が噴霧されるように、変更可動ルーバ97を回動するとともに、循環ファン94を駆動する。このとき、ミスト制御部13は、循環ファン94からの風の風量を、図11の場合の風量よりも大きくする。これにより、滞留水の噴霧範囲φc22が利用者の存在位置を超えて洗い場空間Ybの背面側に流され、洗い場空間Ybに存在する利用者に滞留水がかかるのを抑制できる。
(3)上記実施形態では、給湯直結方式のミスト装置100を例に挙げて説明したが、ミスト装置100を温水循環方式に適用することも可能である。温水循環方式は、ミスト装置内の熱交換器で熱源機から送られる熱媒としての高温用暖房温水(例えば80℃)と給水との間で熱交換を行って装置内で給水を加熱し、それにより得られる温水をノズル部21からミスト状に噴霧するミスト運転を行う方式である。つまり、熱源機1が加熱する熱媒とノズル部21に供給する温水とは別であり、ノズル部21には少量の温水しか供給しない状態で熱源機1を動作させることもできる。
(4)上記の実施形態では、循環部70が、ミスト運転及び給湯運転のための温水を生成する熱源機1によって加熱供給される温水により内気を加温する例を示したが、循環部70は、熱源機1とは異なる他の熱源機を用いて内気を加温してもよい。
(5)上記の実施形態では、浴室Yの天井裏に設置する「天井設置型」のミスト部90を有するミスト装置100を例示し、ノズルユニット2が浴室Yの天井Ycから浴室Y内に向けて設けられる例を示した。
しかし、浴室Yの壁に設置する「壁掛け型」のミスト部を有するミスト装置であって、ノズルユニット2が浴室Yの壁から浴室Y内に向けて設けられてもよい。
(6)上記の実施形態では、浴室Yの側から見た場合、ノズル部21を同一の間隔で、直線状に1列に13個配列し、これを平行に2列に並べた場合を例示した。
しかし、ノズル部21は、同一の間隔で配列する場合に限られない。ノズル部21は、不均一な間隔で配置してもよい。また、所定の複数の間隔の組み合わせで配列してもよい。
また、ノズル部21を直線状に配列する場合に限られない。ノズル部21を曲線状に配列する場合もある。
また、ノズル部21を直線状や曲線状に配列した場合に、1列や2列、もしくは3列以上並べる場合もある。
(7)ノズル部21は、夫々方向の調節ができるように構成することも可能である。この場合には、噴出されたミスト用水が利用者に良く当たるノズル部21に供給するミスト用水の流量を少なくし、噴出されたミスト用水が利用者に当たらないノズル部21に供給するミスト用水の流量を多くしても良い。これにより、ミスト浴を楽しむ利用者の体感性を向上することができる。
(8)上述した実施形態では、ミスト装置100を浴室Yで利用する場合の例を挙げて説明したが、例えばサウナ室やその他の空間で利用することも可能である。
(9)上述した実施形態では、変更可動ルーバ97は、ノズルユニット2側に回動された場合に、ノズルユニット2のノズル部21のノズル口の少なくとも一部を覆うことが可能な大きさに構成されている。しかし、図5等に示すように送風路93から空気が吹き出される場合には、変更可動ルーバ97は、ノズルユニット2のノズル部21のノズル口を覆うほど大きく形成されていなくてもよい。この場合であっても、送風路93からの空気の吹き出しによって、滞留水が利用者にからない方向に滞留水の噴霧方向を調整可能である。
なお上述の実施形態(他の実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
1 :熱源機(加熱部)
13 :ミスト制御部
15 :報知部
19 :受付部
21 :ノズル部
66 :浴槽
83 :温度センサ
88 :温度センサ(温度測定部)
94 :循環ファン(送風ファン)
97 :変更可動ルーバ(風向変更部)
100 :ミスト装置
Y :浴室

Claims (8)

  1. 浴室内に液体を噴霧するミスト運転の開始を利用者から受け付ける受付部と、
    前記浴室内に液体を噴霧する少なくとも1のノズル部と、
    前記浴室内に噴霧する液体を加熱する加熱部と、
    前記浴室内に風を送り出す送風ファンと、
    角度を変更することで、前記送風ファンから送り出される風の送風方向を変更する風向変更部と、
    前記受付部が前記ミスト運転の開始を受け付けると、前記ミスト運転を開始した直後の初期運転において、前記浴室内での利用者の存在確率の低い方向に液体が噴霧されるように、前記風向変更部の角度を制御し、前記ノズルからの液体の噴霧を開始させるミスト制御部と、
    を備える、ミスト装置。
  2. 前記ミスト制御部は、前記初期運転において、前記ノズル部からの液体の噴霧方向に対して、前記送風ファンからの風の送風方向を交差させるように前記風向変更部の角度を制御する、請求項1に記載のミスト装置。
  3. 前記ミスト制御部は、前記初期運転において、前記浴室内での利用者の存在確率の低い方向に液体が噴霧されるように、前記ノズルからの液体の噴霧方向に対して前記風向変更部を交差させる、請求項1に記載のミスト装置。
  4. 前記ミスト制御部は、前記初期運転において、前記浴室内での利用者の存在確率の低い方向に液体が噴霧されるように、前記送風ファンから送り出される風の風量を調整する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のミスト装置。
  5. 前記ミスト制御部は、前記初期運転において、前記ノズル部から噴霧する液体の噴霧量を最大近傍から最大までの上限範囲内のいずれかに調整する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のミスト装置。
  6. 前記ノズル部から噴霧される液体の温度を測定する温度測定部を備え、
    前記ミスト制御部は、前記初期運転において、前記温度測定部が測定した前記液体の温度が所定値以上になると、前記ノズル部からの液体の噴霧量を前記受付部で利用者から受け付けた噴霧量に制御する、請求項5に記載のミスト装置。
  7. 前記ノズル部から噴霧される液体の温度を測定する温度測定部を備え、
    前記ミスト制御部は、前記初期運転において、前記温度測定部が測定した前記液体の温度が所定値以上になると、前記風向変更部の角度を前記受付部で利用者から受け付けた角度に制御する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のミスト装置。
  8. 前記初期運転において、前記温度測定部が測定した前記液体の温度が所定値以上になると、報知する報知部を備える、請求項6又は7に記載のミスト装置。
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