JP2004049677A - 浴室装置 - Google Patents
浴室装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004049677A JP2004049677A JP2002213405A JP2002213405A JP2004049677A JP 2004049677 A JP2004049677 A JP 2004049677A JP 2002213405 A JP2002213405 A JP 2002213405A JP 2002213405 A JP2002213405 A JP 2002213405A JP 2004049677 A JP2004049677 A JP 2004049677A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mist
- nozzle unit
- bathroom
- nozzle
- bathroom device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
- Nozzles (AREA)
Abstract
【解決手段】ミストを噴霧する複数のノズル10を配設したノズルユニット11を備えたミスト発生装置8を洗い場水栓7の上方近傍の壁面6に設置することにより、噴霧したミストは胸部から腹部を中心に身体全体を包み込み、短時間で暖まることができ、また噴霧したミストが使用者の目に入ることがなく快適な入浴ができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はミスト発生装置を備えた浴室装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のミスト発生装置を備えた浴室装置は図5に示すように、ミスト発生装置の本体1を浴室壁面2に取り付けてあり、本体1には湯を霧状に噴霧するノズル3を縦に複数個設け、本体1は支点4を中心に左右に回動可能な構成である。
【0003】
また、図5は特開2001−311524公報に記載された浴室暖房装置を示すものであるが、複数個のノズル3が水平に配設されたミストサウナ装置は、水栓10の下方に位置する非常に低い位置に設置してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の浴室装置は、風呂椅子等に座ってミスト入浴する場合、ミスト発生装置のノズルが縦に複数個並べられているため、噴霧した霧状の湯水(以降ミストと呼ぶ)が目に入りやすく不快であったり、また、ミスト発生装置が低い位置にあり、且つ固定ノズルのため、足にのみに噴霧し、身体全体があたたまりにくいという課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するため、本発明の浴室装置は、湯水を噴霧する複数のノズルを配設したノズルユニットを備えたミスト発生装置を、洗い場水栓の上方近傍の壁面に設置したものである。
【0006】
上記発明によれば、風呂椅子等に座ってミスト入浴する場合ノズル設置位置が胸部から腹部の高さになるため、噴霧したミストは胸部から腹部を中心に身体全体を包み込み、短時間で暖まることができ、また噴霧したミストが使用者の目に入ることがなく快適である。
【0007】
また、ミスト発生装置を設けても鏡や洗い場水栓を使い勝手がよい位置に設置することができ、快適で使い勝手の良い浴室装置を提供することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1にかかる発明は、湯水を噴霧する複数のノズルを配設したノズルユニットを備えたミスト発生装置を、洗い場水栓の上方近傍の壁面に設置したことにより、風呂椅子等に座ってミスト入浴する場合、ミストが胸部から腹部にかけて噴霧されるため、体全体を包み込み短時間で暖まることができ、噴霧した湯が使用者の目に入ることがなく快適であり、また、鏡や洗い場水栓も使い勝手がよい位置に設置できる。
【0009】
請求項2にかかる発明は、ノズルユニットの幅が設置壁面下方の洗い場の幅と略等しくすることにより、ミストが直接身体に当たるのはもとより、洗い場全体に広がるため、洗い場全体が暖かくなり、快適に入浴することができる。
【0010】
請求項3にかかる発明は、ノズルユニットは下部に設けたレバーにより上下に回動可能とすることにより、レバー操作ででノズルの上下の角度を調節をすることができ、使用者の体格や好みに合わせて最適な位置に噴霧することができる。
【0011】
請求項4にかかる発明は、複数のノズルユニットを水平方向に配設し、各ノズルユニットが別々に回動することにより、各ノズルユニットを異なる角度に設定することができ、使用者の好みの位置や広い範囲でのでミスト入浴できる。
【0012】
請求項5にかかる発明は、ミスト発生装置の本体下部にノズルユニットを設け、本体上部に収納棚を形成したことにより、洗い場水栓上方の使い勝手の良い位置を収納棚として使用することができるため、使い勝手がよく、浴室内の備品として一体感があり、デザインも優れたものとなる。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0014】
(実施例1)
図1は本発明の第1の実施例における浴室装置の斜視図を示すものであり、図2はミスト発生装置の断面図を示すものである。
【0015】
図1において、浴室の壁面6下部には洗い場水栓7が設置されており、その上方にミスト発生装置8が設置されており、その上方に鏡9が取り付けられている。
【0016】
前記ミスト発生装置8は、下部には湯水を噴霧する複数のノズル10を水平方向に直線的に配設したノズルユニット11を設け、ノズルユニット11の下部側端部にはレバー12が設けられている。ノズルユニット11の幅は洗い場の幅13に可能な限り合わすように長くしている。
【0017】
ミスト発生装置8の上面はフラット状に形成し、収納棚14を兼ねた構成にしており、またミスト発生装置8の前面には操作用のスイッチ15が設けられている。
【0018】
図2において、ノズルユニット11は、中央部に噴霧口10aを有するノズル10を金属あるいは樹脂のパイプ16に適当な間隔で固定し、ノズル10およびパイプ16はノズルカバー17で覆い、ノズルカバー17の側端部にレバー12が取り付けてある。このような構成のノズルユニット11がミスト発生装置8の下部に回動自在に緩装されている。
【0019】
以上のように構成された浴室装置について、以下その動作、作用を説明する。
【0020】
ミスト発生装置8の前方に配置した風呂椅子等に座って、ミスト発生装置8のスイッチ15を入れると、ノズル10からミストが入浴者の胸部および腹部を中心に身体全体を包み込むように噴霧し、短時間であたたまることができるとともに、ノズルユニット11の幅が洗い場の幅13とほぼ等しいため、洗い場全体を暖かくすることができる。
【0021】
ノズルユニット11はレバー12を操作することによりノズル10の向きを入浴者の体格や好みに合わせて調節することができる。
【0022】
またノズル10はノズルユニット11の表面より奥まった場所に設置されており、噴霧口10aを直接入浴者がさわったり、汚れが付着することを防止している。
【0023】
またミスト発生装置8の上面は収納棚14として石けんやシャンプー等の浴室備品の置き場として使用できる。
【0024】
以上のように本実施例では洗い場水栓7の上方近傍にミスト発生装置8設置し、幅の広いノズルユニット11を採用したことにより、ノズル10の床面からの高さは55〜85センチとなり風呂椅子に座ってミスト入浴する場合、入浴者の胸部および腹部を中心とする高さにミストが噴霧されるため、ミストが目に入ることがなく快適に入浴することができ、またノズルユニット11の角度を調節することにより、子供から大人まで使用することが可能である。
【0025】
また、洗い場水栓7、鏡9も本来の位置をほとんど変更することなく設置することが可能であり、収納棚14を含め浴室の機能として全て使い勝手の良い高さが実現できる。
【0026】
(実施例2)
図3は、本発明の第2の実施例における浴室装置の斜視図を示すものである。
【0027】
図3において、洗い場水栓7は洗い場と浴槽の兼用とし、洗い場カウンター18上面に設置してあり、鏡9は横長のものを設置している。ミスト発生装置8の下部には左右2個に分割し、別々に上下に回動可能なノズルユニット11a、11bを設けている。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し説明は省略する。
【0028】
次に動作、作用を説明すると、本実施例の場合、ノズルユニット11a、11bは左右に配設されており、目的に合わせて左右別の角度に調節することができる。
【0029】
以上のように、ノズルユニット11a、11bの調節の自由度が高いため、入浴者の体格や好みに合わせてミストを広いの範囲に噴霧することができ、また、大人と子供が同時に使用する場合等には別々の角度に調節して、お互いに最適な状態で入浴することが可能である。また、ノズルユニットを分けることにより、ノズルユニットの長さが半分になり製造しやすくなるという利点もある。
【0030】
また、洗い場水栓7や鏡9は実施例1と同様に本来の設置高さに設置することができ、使い勝手がよい。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の浴室装置は、風呂椅子等に座ってミスト入浴する場合、ミストを胸部から腹部にかけて噴霧するため、体全体を包み込み短時間であたたまることができ、噴霧したミストが使用者の目に入ることがなく快適であり、また、鏡や洗い場水栓も使い勝手がよい位置に設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における浴室装置の斜視図
【図2】本発明の実施例1におけるミスト発生装置の断面図
【図3】本発明の実施例2における浴室装置の斜視図
【図4】従来の浴室装置の断面図
【図5】従来の浴室装置の斜視図
【符号の説明】
6 壁面
7 洗い場水栓
8 ミスト発生装置
10 ノズル
11 ノズルユニット
12 レバー
14 収納棚
Claims (5)
- 湯水を噴霧する複数のノズルを配設したノズルユニットを備えたミスト発生装置を洗い場水栓の上方近傍の壁面に設置した浴室装置。
- 前記ノズルユニットの幅が設置壁面下方の洗い場の幅と略等しい請求項1記載の浴室装置。
- 前記ノズルユニットは下部に設けたレバーにより上下に回動可能なミスト発生装置を備えた請求項1および2記載の浴室装置。
- 複数のノズルユニットを水平方向に配設し、各ノズルユニットが別々に回動する構成のミスト発生装置を備えた請求項1〜3のいずれか1項記載の浴室装置。
- 前記ミスト発生装置の本体下部にノズルユニットを設け、本体上部に収納棚を形成した構成の請求項1〜4のいずれか1項記載の浴室装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002213405A JP2004049677A (ja) | 2002-07-23 | 2002-07-23 | 浴室装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002213405A JP2004049677A (ja) | 2002-07-23 | 2002-07-23 | 浴室装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004049677A true JP2004049677A (ja) | 2004-02-19 |
Family
ID=31936005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002213405A Pending JP2004049677A (ja) | 2002-07-23 | 2002-07-23 | 浴室装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004049677A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007159707A (ja) * | 2005-12-12 | 2007-06-28 | Osaka Gas Co Ltd | ミスト噴出装置 |
JP2007225202A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Max Co Ltd | ノズルユニット、室内環境調整システム及び室 |
JP2010275689A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Takashi Ishii | サウナ暖房冷房可能なミストノズルを有する混合栓 |
JP2012125494A (ja) * | 2010-12-17 | 2012-07-05 | Sekisui Home Techno Kk | 浴室装置 |
KR20220002582U (ko) * | 2021-04-21 | 2022-10-28 | 세비앙 주식회사 | 선반기능이 부여된 입식 샤워헤드 어셈블리 |
-
2002
- 2002-07-23 JP JP2002213405A patent/JP2004049677A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007159707A (ja) * | 2005-12-12 | 2007-06-28 | Osaka Gas Co Ltd | ミスト噴出装置 |
JP2007225202A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Max Co Ltd | ノズルユニット、室内環境調整システム及び室 |
JP2010275689A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Takashi Ishii | サウナ暖房冷房可能なミストノズルを有する混合栓 |
JP4645751B2 (ja) * | 2009-05-26 | 2011-03-09 | 孝 石井 | サウナ暖房冷房可能なミストノズルを有する混合栓 |
JP2012125494A (ja) * | 2010-12-17 | 2012-07-05 | Sekisui Home Techno Kk | 浴室装置 |
KR20220002582U (ko) * | 2021-04-21 | 2022-10-28 | 세비앙 주식회사 | 선반기능이 부여된 입식 샤워헤드 어셈블리 |
KR200496612Y1 (ko) * | 2021-04-21 | 2023-03-16 | 세비앙 주식회사 | 선반기능이 부여된 입식 샤워헤드 어셈블리 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20020040500A1 (en) | Water shower apparatus | |
JP2004049677A (ja) | 浴室装置 | |
JP5511011B2 (ja) | 浴室装置 | |
JP2006239069A (ja) | 浴室のベンチ構造 | |
JP4089238B2 (ja) | シャワー装置 | |
CN217338370U (zh) | 沐浴器 | |
JP4201102B2 (ja) | 浴室内設備 | |
JP2864805B2 (ja) | シャワー装置 | |
JP2806257B2 (ja) | シャワー装置 | |
JP3724022B2 (ja) | シャワー装置 | |
JP3687064B2 (ja) | シャワー装置 | |
JP2003180547A (ja) | 浴室用のミスト発生装置 | |
JP2001245809A (ja) | シャワー装置 | |
JP2595937Y2 (ja) | 浴槽蓋 | |
JP2002136566A (ja) | シャワー装置 | |
JP4473758B2 (ja) | シャワー装置 | |
JPH06284985A (ja) | シャワー装置 | |
JPH08280567A (ja) | シャワー装置 | |
JP4422641B2 (ja) | シャワー装置 | |
JP3612509B2 (ja) | シャワー器具 | |
JP2001204645A (ja) | シャワー装置 | |
JP2001286408A (ja) | シャワー装置 | |
JP2007319480A (ja) | 浴室 | |
JP3185794B2 (ja) | シャワー装置 | |
JP2003210344A (ja) | シャワー装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050624 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050713 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070320 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070918 |