JP2864805B2 - シャワー装置 - Google Patents

シャワー装置

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JP2864805B2
JP2864805B2 JP3239441A JP23944191A JP2864805B2 JP 2864805 B2 JP2864805 B2 JP 2864805B2 JP 3239441 A JP3239441 A JP 3239441A JP 23944191 A JP23944191 A JP 23944191A JP 2864805 B2 JP2864805 B2 JP 2864805B2
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nozzle
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孝治 村瀬
英夫 安堂
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゆったり座りながら入浴
感を味わえるシャワー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、シャワーによる入浴は、入浴準備
や入浴行為の手軽さ、節水効果、省エネルギー、省スペ
ースなどの特徴により、簡便な入浴手段として、慣習化
してきている。
【0003】一方では、ガスや電気を熱源とした瞬間給
湯機あるいは超音波振動子を用いたスチーム発生器で発
生させたスチームを浴室に充満させて入浴するスチーム
サウナ入浴も、除々に定着してきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シャワ
ー入浴では温まらない、リラックスしないなどの日本人
の伝統化した風呂文化に根ざした課題がある。
【0005】一方のスチームサウナ入浴法では、密閉し
た浴室を高温の蒸気で充満させるため若干の息苦しさを
感じることや、高価でかつスケール対策の必要なスチー
ム発生器を別設置する必要があるなどの課題があった。
【0006】本発明の第1の目的は、高温霧滴のシャワ
ーで座位姿勢の身体を包み込み、リラックスした風呂入
浴感を、省スペース空間で簡便安価に得ることにある。
【0007】また、身体の前方からの霧滴のシャワーで
効率良く座位身体の全体を包み込む手段を提供すること
を第2の目的とする。
【0008】さらに、霧滴のシャワー中においても息苦
しさを低減することを第3の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明は上記第1の目
的を達成するために、着座部と、前記着座部に座った身
体に向けて直接高温霧滴を噴出する複数のノズルとから
なり、高温の霧滴シャワーが顔面部を除いた座位身体の
表面を覆うシャワー装置とする。 また、ノズルには、給
湯機に接続した給湯管からの湯と給水管からの水を湯水
混合栓で温度調節した湯が配管を通じて供給されるよう
にする。 また、浴室内に温度調節ツマミを設ける。
【0010】また第2の目的を達成するために、複数ノ
ズルのうち、高温霧滴を、体側を通り着座部の背面に直
接噴射するノズルを有する構成とした。
【0011】さらに第3の目的を達成するために、複数
ノズルのうち、肩部および胸部に噴出するノズルは、水
平方向偏平な噴射パターンを持ち、かつ上下方向の移
動が可変可能な構成とした。
【0012】
【作用】本発明は上記した第1の構成によって、ゆった
りと座った身体を高温の霧滴によって包み込み利用者に
くつろいだ入浴感覚を与える。
【0013】また上記した第2の構成により、前方から
の霧滴が着座部の背面で反射し、身体の背中にもまわり
込み、霧滴が身体全体を包み込む。
【0014】さらに第3の構成とすることにより、顔面
への直接の噴射をなくし息苦しさを低減する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図4を用
いて説明する。
【0016】図1は本発明の高温霧滴シャワー装置の一
実施例を示す平面断面図。図2はその側面断面図であ
る。シャワー室2を構成する壁4に着座部である腰掛け
3が形成されている。腰掛け3の背面となる壁4は湾曲
した凹型の形状とする。また腰掛け3に着座した身体1
の正面には、200〜600ミクロンの粒径の霧滴13
a,13b,及び13cを噴射する複数のノズル12
a,12b,12c,12b及び12eを配置する。こ
こでノズル12a,12b,12d,12eは、各々着
座姿勢の肩・胸・腹・足に向け噴射するよう対応してい
る。そしてそれぞれのノズルには給湯機に接続した給湯
管6からの湯と給水管7からの水を湯水混合栓9で温度
調節し、配管8を通じて供給している。また浴室内には
温度調節ツマミ10aを設けている。
【0017】上記の構成により、湯温を45〜50℃に
設定し、霧滴を噴射すると、着座姿勢の身体表面を高温
の霧滴13a,13b及び13cで包み込む。この時、
それぞれのノズルより広がりをもって噴射された高温の
霧滴13a,13b及び13cは、身体の周りに飛散し
雰囲気の温度を上昇させるためよく温まり、したがって
通常のシャワー入浴で言われるような温まらないと言う
課題は解決される。また温度設定が通常のシャワーより
高くしているが、霧滴の粒径が小さいため身体1に到達
するまでに空気により冷やされ熱さを感じることはな
い。一方、微細な高温霧滴で包み込むという点ではスチ
ームサウナ入浴によく似ているが、本一実施例の場合に
は霧滴を身体に直接噴射するためその噴流による刺激が
得られこれには一種のマッサージの作用がある。
【0018】また、ノズル12cについては、着座部3
の背面にあたる凹型形状の壁4に直接噴射するようノズ
ル方向を設定する。ノズル12cより噴射された霧滴1
3bは、身体背面の凹形状の壁で反射し、身体1の背中
側にまわり込む。したがって前方からの噴射のみにより
効果的に身体全体を高温霧滴で包み込むことができる。
また、複数のノズル12a,12b,12c,12d及
び12eを1つの配管8に集約でき、コストも安く、組
み立て施工も簡略化できる。
【0019】一方、肩に対応するノズル12aと胸に対
応するノズル12bは、その噴射パターンが水平方向に
偏平となり、上下の方向にノズルが可動するように設置
する。図3は偏平な噴射パターンをもつ霧滴ノズルの主
要断面図である。この構成により、肩胸などの顔に近い
部位へ噴射する霧滴13aの垂直方向への広がりを防ぐ
ことができ、顔への直接的な噴射をなくし、呼吸時に霧
滴を吸い込むことがなく息苦しさを感じさせない。また
使用者に体格差がある時は、噴射方向を上下に調節する
ことで対応できる。
【0020】本一実施例においては、身体1からそれぞ
れのノズルまでの水平距離Fは550mm、各ノズル間の
距離はそれぞれ、A=200mm、B=300mm、C,D
=200mm、E=200mmである。また、ノズル13c
の中心からの左右への広がり角度aは図1に示したよう
に30°である。
【0021】なお、上記一実施例ではそれぞれのノズル
の配置を着座身体1の正面前方としたが、これに限定さ
れるものでなく、図4に示すように、その配置をシャワ
ー室のスペースを有効に利用するため着座身体1の両斜
め前方としてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明のシャワー装置は、
着座部に座った身体に向けて高温の霧滴シャワーが顔面
部を除いた座位身体の表面を覆うように噴射するので霧
滴が身体周辺に効率よく飛散し、座位身体を包み込むよ
うに温めるとともに節水効果も期待できる。また直接身
体に噴射するので身体にマッサージ作用のある心地好い
刺激を与える。一方、顔への直接の噴射がないため霧中
においても息苦しさを感じない。また、浴槽入浴にある
ような水圧による圧迫感もない。このようにシャワー室
という省スペース空間で、特別高価な装置を用いずに、
簡便安易な方法で、温かでゆったりとリラックスした入
浴感を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における高温霧滴シャワー装
置の平面断面図
【図2】同装置の側面断面図
【図3】同装置に用いられる霧滴ノズルの主要断面図
【図4】本発明の他の実施例における高温霧滴シャワー
装置の平面断面図
【符号の説明】
1 身体 3 腰掛け 4 凹状の壁 12a,12b,12c,12d,12e 霧滴を噴射
するノズル

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着座部と、前記着座部に座った身体に向
    けて直接高温霧滴を噴出する複数のノズルとからなり、
    高温の霧滴シャワーが顔面部を除いた座位身体の表面を
    覆うシャワー装置。
  2. 【請求項2】 ノズルには、給湯機に接続した給湯管か
    らの湯と給水管からの水を湯水混合栓で温度調節した湯
    が配管を通じて供給される請求項1記載のシャワー装
    置。
  3. 【請求項3】 浴室内に温度調節つまみを設けた請求項
    2記載のシャワー装置。
  4. 【請求項4】 複数ノズルのうち少なくとも1つは高温
    霧滴が身体の体側を通り着座部の背面に噴出するノズル
    である請求項1記載のシャワー装置。
  5. 【請求項5】 複数ノズルのうち少なくとも1つは肩部
    および胸部に向かって噴出し、水平方向に扁平な噴霧パ
    ターンを持ち、上下方向の移動が可変可能なノズルであ
    る請求項記載のシャワー装置。
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