JP2019208640A - 吐水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吐水装置のメンテナンス性を向上させる排水方法を提供する。【解決手段】吐水装置4は、吸水口6と、吸水口6に連結される吸水路8と、吸水路8に連結されるポンプ10と、ポンプ10に連結される導水路12と、導水路12に連結される吐水口14と、吐水装置4内を洗浄するための上水を供給する上水供給部28と、吐水装置4内および浴槽2内の水を排出する排水路32と、ポンプ10の駆動、上水供給部28からの上水供給、および排水路32からの排水を制御する制御装置20とを備える。制御装置20は、浴槽水Wが浴槽2に溜まっている状態で、ポンプ10を駆動する第1制御と、第1制御の後に、吐水装置4内および浴槽2内の浴槽水Wを排水路32から排水する第2制御と、第2制御の後に、上水供給部28から吐水装置4内および浴槽2内に上水を供給する第3制御とを実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、浴槽に設置される吐水装置に関する。
入浴者の腰や首、肩などに局所的な吐水をすることにより、マッサージ効果を提供する吐水装置が知られている(特許文献1参照)。吐水装置は、浴槽水をポンプで吸い込んで、浴槽内の入浴者に向けて吐水することで浴槽水を循環させている。
特開2010−75473号公報
吐水装置の使用後、装置内には少なからず浴槽水が残り得る。また、ユーザは時として浴槽に浴槽水を長時間溜めた状態で放置する場合がある。例えば、近年の浴槽は、8時間程度経過した後でも、浴槽水の温度低下を数℃に抑えることができる。このため、夜に湯を張り翌朝に入浴するという使用態様がある。また、洗濯用水として利用するために、浴槽水を溜めておくことがある。また、災害時に貯水目的で浴槽水を溜めておくことがある。浴槽に浴槽水が溜まった状態では、吐水装置の内部にも浴槽水が浸入した状態となる。
吐水装置内に浴槽水が残った状態が続くと、装置内部に湯垢やバイオフィルムといった汚れが発生しやすくなる。また、装置内の浴槽水中に、菌が発生するおそれもある。一方で、吐水装置内部の洗浄は面倒であるとともに容易でない。とはいえ、清掃を怠れば不衛生であるばかりか、ポンプ内への異物混入などが起こり得る。このような状況から、本発明者らは吐水装置のメンテナンス性のさらなる向上が望ましいことを認識するに至った。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的の1つは、吐水装置のメンテナンス性を向上させるための技術を提供することにある。
本発明のある態様は吐水装置である。当該吐水装置は、浴槽に設けられる吸水口と、吸水口に連結される吸水路と、吸水路に連結され、吸水口から浴槽水を吸い込むポンプと、ポンプに連結される導水路と、導水路に連結され、ポンプが吸い込む浴槽水を吐出する吐水口と、吐水装置内を洗浄するための上水を供給する上水供給部と、吐水装置内および浴槽内の水を排出する排水路と、ポンプの駆動、上水供給部からの上水供給、および排水路からの排水を制御する制御装置とを備える。制御装置は、浴槽水が浴槽に溜まっている状態で、ポンプを駆動する第1制御と、第1制御の後に、吐水装置内および浴槽内の浴槽水を排水路から排水する第2制御と、第2制御の後に、上水供給部から吐水装置内および浴槽内に上水を供給する第3制御と、を実行するよう構成される。
本発明によれば、吐水装置のメンテナンス性を向上させることができる。
実施の形態に係る吐水装置を備える浴槽システムの構成図である。 吐水装置の使用状態を示す斜視図である。 吸水口と下部吐水口の拡大図である。 メンテナンスモードのフローチャートである。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図に示す各部の縮尺や形状は、説明を容易にするために便宜的に設定されており、特に言及がない限り限定的に解釈されるものではない。また、本明細書または請求項中に「第1」、「第2」等の用語が用いられる場合には、特に言及がない限りこの用語はいかなる順序や重要度を表すものでもなく、ある構成と他の構成とを区別するためのものである。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
図1は、実施の形態に係る吐水装置を備える浴槽システムの構成図である。浴槽システム1は、浴槽2と、浴槽2に設置される吐水装置4とを備える。吐水装置4は、吸水口6と、吸水路8と、ポンプ10と、導水路12と、吐水口14と、上水供給部28と、排水路32と、制御装置20とを主な構成として備える。なお、図1では、制御装置20を機能ブロックとして描いている。これらの機能ブロックは、ハードウェア構成としてはコンピュータのCPUやメモリをはじめとする素子や回路で実現され、ソフトウェア構成としてはコンピュータプログラム等によって実現される。これらの機能ブロックがハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。
吸水口6は、浴槽2の内壁面に設けられる。吸水口6には、吸水路8の一端側が連結される。吸水路8の他端側には、ポンプ10が連結される。ポンプ10は、浴槽2に溜まった湯または水である浴槽水Wを吸い込んで、吐水口14側へ送り出す動力源である。ポンプ10は、公知のポンプを用いることができる。ポンプ10の駆動により、吸水口6から浴槽水Wが吸い込まれる。
ポンプ10には、導水路12の一端側が連結される。導水路12の他端側には、吐水口14が連結される。ポンプ10が吸い込む浴槽水Wは、導水路12を経由して吐水口14から浴槽2に吐出される。「吐出」あるいは「吐水」とは、浴槽水Wを単に吐き出すことを意味し、その吐き出し方を限定するものではない。例えば、帯状に浴槽水Wを垂らすような吐水方法も、ジェット噴射や噴霧のような吐水方法も、「吐出」あるいは「吐水」の一種である。
本実施の形態の導水路12は、共通導水路12aと、上部導水路12bと、下部導水路12cとを含む。また、吐水口14は、上部吐水口14aと、下部吐水口14bとを含む。下部吐水口14bは、鉛直方向において上部吐水口14aよりも下方に配置される。なお、「鉛直方向において」とは水平方向の位置関係を問わないことを意味し、上部吐水口14aと下部吐水口14bとは水平方向において重なってもずれてもよい。共通導水路12aは、一端側がポンプ10に連結される。上部導水路12bは、共通導水路12aの他端側から分岐して上部吐水口14aに連結される。下部導水路12cは、共通導水路12aの他端側から分岐して下部吐水口14bに連結される。
図2は、吐水装置4の使用状態を示す斜視図である。図3は、吸水口6と下部吐水口14bの拡大図である。上部吐水口14aは、浴槽2のフランジ部22に設置される。上部吐水口14aは、横長扁平な形状を有し、膜状の横長な吐水流を前方に吐き出す。上部吐水口14aから吐き出される帯状水を入浴者の肩や首にかけることにより、打たせ湯に似たリラックス感を入浴者に与えることができる。
吸水口6および下部吐水口14bは、浴槽2の内壁面に設置される。本実施の形態では、吸水口6と下部吐水口14bとは、単一のカバー24に設けられる。カバー24は扁平な円筒状であり、カバー24の側面に吸水口6が設けられ、カバー24の正面に下部吐水口14bが設けられる。下部吐水口14bは、入浴者の腰や背中に向けて勢いよく浴槽水Wを噴射する。これにより、入浴者にマッサージ効果を与えることができる。なお、外部から空気が取り入れられ、この空気と下部導水路12cを流れる浴槽水Wとが混合されて、下部吐水口14bから噴射されてもよい。
図1に示すように、排水路32は、吐水装置4内および浴槽2内の水を排出するための配管である。「吐水装置内」とは、吸水路8や導水路12といった配管の内部や、ポンプ10、第1切替弁34、第2切替弁36において浴槽水Wが流れる部分を意味する。本実施の形態では、排水路32は吸水路8の途中に連結されている。排水路32は、一端側が吸水路8に連結され、他端側が図示しない排水口に連結される。また、吐水装置4は第1切替弁34を備え、排水路32と吸水路8とは第1切替弁34を介して連結される。第1切替弁34は、ポンプ10、吸水口6および排水路32の連通状態を切り替える弁である。第1切替弁34は、三方弁などの公知の弁を用いることができる。三者間の連通状態の切り替えについては、後に詳細に説明する。
上水供給部28は、吐水装置4内を洗浄するための上水を、給湯器26から吐水装置4に供給する。本実施の形態の上水供給部28は、給湯器26と吐水装置4とを連結する配管で構成されている。上水供給部28は、一端側が給湯器26に連結される。また、吐水装置4は第2切替弁36を備え、上水供給部28の他端側は第2切替弁36を介して導水路12に連結されている。
本実施の形態の第2切替弁36は、共通導水路12aから上部導水路12bおよび下部導水路12cへの分岐点に設けられる。つまり、共通導水路12aと、上部導水路12bと、下部導水路12cと、上水供給部28とは、第2切替弁36を介して連結される。よって、第2切替弁36は、ポンプ10、上部吐水口14a、下部吐水口14bおよび上水供給部28の連通状態を切り替え可能である。第2切替弁36は、四方弁などの公知の弁を用いることができる。
制御装置20は、ポンプ10の駆動、上水供給部28からの上水供給、および排水路32からの排水を制御する。本実施の形態では、制御装置20からの制御信号により第1切替弁34および第2切替弁36が制御されることで、上水供給部28からの上水供給と排水路32からの排水とが制御される。入浴者は、図示しないコンソールやリモートコントローラなどにより、制御装置20に入力を行うことができる。制御装置20は、外部の電源線に接続され、弁制御部20aとポンプ制御部20bとを含む。ユーザによる吐水装置4の使用態様は、例えば以下の通りである。
例えばコンソールがユーザの操作を受け付けると、コンソールはこの操作入力にしたがって弁制御部20aに指示を出す。弁制御部20aは、第2切替弁36に制御信号を送り、第2切替弁36を動作させる。弁制御部20aは、内蔵プログラムにしたがって第2切替弁36に所定の制御を自動実行させることもできる。また、弁制御部20aは、コンソールからの指令の一部をポンプ制御部20bに転送する。ポンプ制御部20bは、ポンプ10に各種制御信号を送ることでポンプ10を制御する。なお、入浴者が手動で、つまり電気制御ではなく物理的に第2切替弁36を制御してもよい。また、ポンプ制御部20bは、弁制御部20aを介さずにコンソールからの指令を直に受けて、ポンプ10を制御してもよい。
浴槽水Wは、吸水口6から吸水路8とポンプ10を経由して共通導水路12aに導かれる。入浴者が上部吐水口14aを選択すると、弁制御部20aは第2切替弁36を上開放状態にセットする。上開放状態では、第2切替弁36が共通導水路12aと上部導水路12bとを連通し、共通導水路12aと下部導水路12cとを遮断する。したがって、浴槽水Wは、共通導水路12aから上部導水路12bを経由して、上部吐水口14aのみから浴槽2内に吐出される。
入浴者が下部吐水口14bを選択すると、弁制御部20aは第2切替弁36を下開放状態にセットする。下開放状態では、第2切替弁36が共通導水路12aと下部導水路12cとを連通し、共通導水路12aと上部導水路12bとを遮断する。したがって、浴槽水Wは、共通導水路12aから下部導水路12cを経由して、下部吐水口14bのみから浴槽2内に吐出される。
このように、共通導水路12aを流れる浴槽水Wを、分流させずに上部吐水口14aと下部吐水口14bのいずれか一方のみから吐水することで、ポンプ10のパワーが小さい場合であっても十分な吐水量を確保しやすくすることができる。なお、上開放状態と下開放状態のいずれにおいても、第1切替弁34は、吸水口6とポンプ10とを連通し、排水路32と吸水口6およびポンプ10とを遮断する。これにより、吸水路8から排水路32への浴槽水Wの流入が阻止される。
また、制御装置20は、所定のタイミングで以下に説明するメンテナンスモードを実行するよう構成される。例えば、ユーザがコンソールからメンテナンスモードの実行指示を入力すると、メンテナンスモードが実行される。メンテナンスモードは、浴槽水Wが浴槽2に溜まっている状態でユーザによって実行が指示されるモードである。このとき、浴槽水Wには洗剤が混入されていることが好ましい。メンテナンスモードのプログラムは、制御装置20が有する図示しないメモリに予め内蔵されている。
図4は、メンテナンスモードのフローチャートである。本実施の形態のメンテナンスモードには、洗浄工程、第1排水工程、給水工程、濯ぎ工程および第2排水工程が含まれる。また、制御装置20は、メンテナンスモードの実行中に第1制御〜第5制御を実行する。
メンテナンスモードでは、まず洗浄工程が実施される(S101)。洗浄工程において、制御装置20は、第1所定時間だけポンプ10を駆動する第1制御を実行する。制御装置20は、図示しないタイマーを備え、第1所定時間の経過を検知することができる。
第1制御の実行中、第1切替弁34は、ポンプ10と吸水口6とを連通し排水路32とポンプ10および吸水口6とを遮断する状態とされる。これにより、浴槽水Wが排水路32に流れ込むことが阻止される。なお、吐水装置4の使用中、つまり吐水口14から吐水している状況では、第1切替弁34は当該状態をとる。このため、吐水装置4の使用からメンテナンスモードの実行が連続する場合には、弁制御部20aから第1切替弁34に制御信号を送ることなく、第1切替弁34の状態が維持されてもよい。あるいは、第1切替弁34が当該状態にあることをより確実にするために、第1制御において、弁制御部20aが第1切替弁34に制御信号を送信してもよい。
また、第1制御の実行中、第2切替弁36は、ポンプ10と吐水口14とを連通し上水供給部28とポンプ10および吐水口14とを遮断する状態とされる。より具体的には、ポンプ10と上部吐水口14aおよび下部吐水口14bの少なくとも一方とを連通し上水供給部28とポンプ10、上部吐水口14aおよび下部吐水口14bとを遮断する状態とされる。好ましくは、上部吐水口14aと下部吐水口14bの両方がポンプ10と連通される。これにより、浴槽水Wが吐水装置4内を循環するとともに、上水が上水供給部28から導水路12内に流れ込むことが阻止される。浴槽水Wに洗剤が投入されている場合には、浴槽水Wを循環させることによる吐水装置4内の洗浄効果をより高めることができる。
吐水装置4の使用中、第2切替弁36は当該状態をとる。このため、吐水装置4の使用からメンテナンスモードの実行が連続する場合には、弁制御部20aから第2切替弁36に制御信号を送ることなく、第2切替弁36の状態が維持されてもよい。あるいは、第2切替弁36が当該状態にあることをより確実にするために、第1制御において、弁制御部20aが第2切替弁36に制御信号を送信してもよい。
洗浄工程に続いて、第1排水工程が実施される(S102)。第1排水工程において、つまり第1制御の後に、制御装置20は、吐水装置4内および浴槽2内の浴槽水Wを排水路32から排水する第2制御を実行する。例えば、制御装置20は、第2所定時間が経過したことをタイマーにより検知するまで第2制御を継続する。なお、制御装置20は、浴槽2における浴槽水Wの水位を図示しない水位センサにより検知することで、第1排水工程の終了を判断してもよい。第1排水工程は、ポンプ10が停止した状態で実行される。ポンプ制御部20bからのポンプ10の停止指示は、第1制御の中で実行されてもよいし、第2制御の中で実行されてもよい。
第2制御の実行中、第1切替弁34は、ポンプ10、吸水口6および排水路32を連通する状態とされる。第1制御では、第1切替弁34は排水路32側を遮断する状態にある。このため第2制御において、制御装置20は、排水路32側を連通する状態となるように第1切替弁34を動作させる。これにより、ポンプ10側および吸水口6側から排水路32へ浴槽水Wが流れ込む。
また、第2制御の実行中、第2切替弁36は、ポンプ10と吐水口14(より具体的には上部吐水口14aおよび下部吐水口14bの少なくとも一方)とを連通し上水供給部28とポンプ10および吐水口14とを遮断する状態が維持される。なお、第2切替弁36が当該状態にあることをより確実にするために、第2制御において、弁制御部20aが第2切替弁36に制御信号を送信してもよい。これにより、吐水口14内および導水路12内の浴槽水Wが排水路32へ送られるとともに、上水が上水供給部28から導水路12内に流れ込むことが阻止される。
図1に示す吐水装置4では、上部導水路12bおよび上部吐水口14aが第2切替弁36よりも上方にある。一方、下部導水路12cおよび下部吐水口14bは第2切替弁36よりも下方にある。この場合、少なくとも上部吐水口14aとポンプ10とが連通されることが望ましい。これにより、上部吐水口14a内および上部導水路12b内の浴槽水Wを排水することができる。下部吐水口14b内および下部導水路12c内の浴槽水Wは、下部吐水口14bとポンプ10とが遮断されていても、浴槽2および吸水口6を経由して排水路32に送ることができる。しかしながら、より迅速に排水するためには、上部吐水口14aおよび下部吐水口14bの両方がポンプ10に連通されることが好ましい。
第1排水工程に続いて、給水工程が実施される(S103)。給水工程において、つまり第2制御の後に、制御装置20は、上水供給部28から吐水装置4内および浴槽2内に上水を供給する第3制御を実行する。例えば、制御装置20は、第3所定時間が経過したことをタイマーにより検知するまで第3制御を継続する。なお、制御装置20は、浴槽2における浴槽水Wの水位を図示しない水位センサにより検知することで、給水工程の終了を判断してもよい。ポンプ10は、停止状態が維持される。
本実施の形態では、上水供給部28は給湯器26に接続されている。このため、給湯器26で温められた上水(つまり湯)が吐水装置4および浴槽2に供給される。したがって、給水工程は、湯張り工程ということもできる。
第3制御の実行中、第1切替弁34は、ポンプ10と吸水口6とを連通し排水路32とポンプ10および吸水口6とを遮断する状態とされる。第2制御では、第1切替弁34は排水路32側を連通する状態にある。このため第3制御において、制御装置20は、排水路32側を遮断する状態となるように第1切替弁34を動作させる。これにより、上水供給部28から供給される上水が排水路32に流れ込むことが阻止される。
また、第3制御の実行中、第2切替弁36は、上水供給部28とポンプ10および吐水口14の少なくとも一方とを連通する状態とされる。より具体的には、上水供給部28とポンプ10、上部吐水口14aおよび下部吐水口14bの少なくとも1つとを連通する状態とされる。第2制御では、第2切替弁36は上水供給部28側を遮断する状態にある。このため第3制御において、制御装置20は、上水供給部28側を連通するように第2切替弁36を動作させる。
これにより、上水が上水供給部28から吐水装置4内に供給され、さらに吸水口6および/または吐水口14から吐出されることで浴槽2内にも供給される。上水供給部28は、ポンプ10、上部吐水口14aおよび下部吐水口14bの2つ以上と連通されることが好ましい。これにより、上水をより迅速に供給することができる。
洗浄工程から給水工程までで吐水装置4内の汚れを落とすことができる。しかしながら、本実施の形態のメンテナンスモードでは、より一層の洗浄効果が得られるように、給水工程に続いて濯ぎ工程が実施される(S104)。濯ぎ工程において、つまり第3制御の後に、制御装置20は、第4所定時間だけポンプ10を駆動する第4制御を実行する。制御装置20は、タイマーにより第4所定時間の経過を検知することができる。
第4制御の実行中、第1切替弁34は、ポンプ10と吸水口6とを連通し排水路32とポンプ10および吸水口6とを遮断する状態が維持される。なお、第1切替弁34が当該状態にあることをより確実にするために、第4制御において、弁制御部20aが第1切替弁34に制御信号を送信してもよい。これにより、上水が排水路32に流れ込むことが阻止される。
また、第4制御の実行中、第2切替弁36は、ポンプ10と吐水口14(より具体的には上部吐水口14aおよび下部吐水口14bの少なくとも一方)とを連通し上水供給部28とポンプ10および吐水口14とを遮断する状態とされる。好ましくは、上部吐水口14aと下部吐水口14bの両方がポンプ10と連通される。第3制御では、第2切替弁36は上水供給部28側を連通する状態にある。このため第4制御において、制御装置20は、上水供給部28側を遮断する状態となるように第2切替弁36を動作させる。これにより、給水工程で供給された上水が吐水装置4内を循環するとともに、新たな上水が上水供給部28から導水路12内に流れ込むことが阻止される。
また、本実施の形態のメンテナンスモードでは、濯ぎ工程に続いて第2排水工程が実施される(S105)。第2排水工程において、つまり第4制御の後に、制御装置20は、給水工程で供給された吐水装置4内および浴槽2内の上水を排水路32から排水する第5制御を実行する。例えば、制御装置20は、第5所定時間が経過したことをタイマーにより検知するまで第5制御を継続する。なお、制御装置20は、浴槽2における上水の水位を図示しない水位センサにより検知することで、第2排水工程の終了を判断してもよい。第2排水工程は、ポンプ10が停止した状態で実行される。ポンプ制御部20bからのポンプ10の停止指示は、第4制御の中で実行されてもよいし、第5制御の中で実行されてもよい。
第5制御の実行中、第1切替弁34は、ポンプ10、吸水口6および排水路32を連通する状態とされる。第4制御では、第1切替弁34は排水路32側を遮断する状態にある。このため第5制御において、制御装置20は、排水路32側を連通する状態となるように第1切替弁34を動作させる。これにより、ポンプ10側および吸水口6側から排水路32へ上水が流れ込む。
また、第5制御の実行中、第2切替弁36は、ポンプ10と吐水口14(より具体的には上部吐水口14aおよび下部吐水口14bの少なくとも一方)とを連通し上水供給部28とポンプ10および吐水口14とを遮断する状態が維持される。なお、第2切替弁36が当該状態にあることをより確実にするために、第5制御において、弁制御部20aが第2切替弁36に制御信号を送信してもよい。これにより、吐水口14内および導水路12内の上水が排水路32へ送られるとともに、新たな上水が上水供給部28から導水路12内に流れ込むことが阻止される。
第2制御の説明でも述べたように、少なくとも上部吐水口14aとポンプ10とが連通されることが望ましい。下部吐水口14b内および下部導水路12c内の上水は、浴槽2および吸水口6を経由して排水路32に送ることができる。しかしながら、より迅速に排水するためには、上部吐水口14aおよび下部吐水口14bの両方がポンプ10に連通されることが好ましい。
第1〜5所定時間は、設計者による実験やシミュレーションに基づいて適宜設定することが可能である。第1,4所定時間は、使用する洗剤の種類などに応じて設定される。例えば、第1所定時間は2分程度であり、第4所定時間は5分程度である。第2,3,5所定時間は、浴槽2のサイズや単位時間あたりの排水量、吸水量などに応じて設定される。
以上説明したように、本実施の形態に係る吐水装置4は、吸水口6と、吸水口6に連結される吸水路8と、吸水路8に連結され浴槽水Wを吸い込むポンプ10と、ポンプ10に連結される導水路12と、導水路12に連結され浴槽水Wを吐出する吐水口14と、吐水装置4内を洗浄するための上水を供給する上水供給部28と、吐水装置4内および浴槽2内の水を排出する排水路32と、ポンプ10の駆動、上水供給部28からの上水供給、および排水路32からの排水を制御する制御装置20とを備える。制御装置20は、浴槽水が浴槽に溜まっている状態で、ポンプ10を駆動する第1制御と、第1制御の後に、吐水装置4内および浴槽2内の浴槽水を排水路32から排水する第2制御と、第2制御の後に、上水供給部28から吐水装置4内および浴槽2内に上水を供給する第3制御とを実行するよう構成される。
このように、制御装置20が第1制御〜第3制御、言い換えれば、洗浄、第1排水および給水を一連の工程として含むメンテナンスモードを実行することで、吐水装置4内を清掃することができる。これにより、装置内部に湯垢やバイオフィルムといった汚れが発生することや残水中に菌が発生することを、抑制することができる。また、ユーザのボタン操作1つでメンテナンスモードが実行されるといった設計が可能であるため、ユーザに煩雑な作業を強いることなく吐水装置4の内部を清掃することができる。よって、吐水装置4のメンテナンス性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、排水路32は吸水路8に連結され、吐水装置4はポンプ10、吸水口6および排水路32の連通状態を切り替える第1切替弁34を備える。制御装置20は、第1切替弁34を制御し、第1切替弁34は、第1制御および第3制御の実行中、ポンプ10と吸水口6とを連通し排水路32とポンプ10および吸水口6とを遮断する状態とされ、第2制御の実行中、ポンプ10、吸水口6および排水路32を連通する状態とされる。
また、本実施の形態では、上水供給部28は導水路12に連結され、吐水装置4はポンプ10、吐水口14および上水供給部28の連通状態を切り替える第2切替弁36を備える。制御装置20は、第2切替弁36を制御し、第2切替弁36は、第1制御および第2制御の実行中、ポンプ10と吐水口14とを連通し上水供給部28とポンプ10および吐水口14とを遮断する状態とされ、第3制御の実行中、上水供給部28とポンプ10および吐水口14の少なくとも一方とを連通する状態とされる。これらの構成により、円滑な洗浄、排水および給水を実現することができる。
また、本実施の形態では、吐水口14は上部吐水口14aと、下部吐水口14bとを含む。導水路12は、ポンプ10に連結される共通導水路12aと、共通導水路12aから分岐して上部吐水口14aに連結される上部導水路12bと、共通導水路12aから分岐して下部吐水口14bに連結される下部導水路12cとを含む。第2切替弁36は、共通導水路12aから上部導水路12bおよび下部導水路12cへの分岐点に設けられ、ポンプ10、上部吐水口14a、下部吐水口14bおよび上水供給部28の連通状態を切り替え可能である。第2切替弁36は、第1制御および第2制御の実行中、ポンプ10と上部吐水口14aおよび下部吐水口14bの少なくとも一方とを連通し上水供給部28とポンプ10、上部吐水口14aおよび下部吐水口14bとを遮断する状態とされ、第3制御の実行中、上水供給部28とポンプ10、上部吐水口14aおよび下部吐水口14bの少なくとも1つとを連通する状態とされる。
これにより、上部吐水口14aから吐出される浴槽水Wを入浴者の肩や首にかけ、下部吐水口14bから吐出される浴槽水Wを入浴者の腰や背中に当てるといった入浴方法を提供することができる。また、共通導水路12aと上部導水路12bおよび下部導水路12cとの連通状態を切り替える第2切替弁36に上水供給部28を接続することで、さらなる切替弁の追加を伴わずに上水供給部28を吐水装置4に設けることができる。つまり、部品点数の増加を抑制することができる。
また、本実施の形態のメンテナンスモードは濯ぎ工程を含み、制御装置20は、第3制御の後にポンプ10を駆動する第4制御を実行するように構成される。これにより、吐水装置4内の汚れをより確実に落とすことができ、より清潔な状態とすることができる。さらに、メンテナンスモードは第2排水工程を含み、制御装置20は、第4制御の後にポンプ10を停止させ、吐水装置4内および浴槽2内の上水を排水路32から排水する第5制御を実行するように構成される。第2排水工程を設けることで、吐水装置4内を浴槽水Wに非接触の状態とすることができる。これにより、吐水装置4の内部が清潔な状態をより確実に維持することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明した。前述した実施の形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体例を示したものにすぎない。実施の形態の内容は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、請求の範囲に規定された発明の思想を逸脱しない範囲において、構成要素の変更、追加、削除等の多くの設計変更が可能である。前述の実施の形態では、このような設計変更が可能な内容に関して、「本実施の形態の」、「本実施の形態では」等の表記を付して強調しているが、そのような表記のない内容でも設計変更が許容される。以上の構成要素の任意の組み合わせも、本発明の態様として有効である。図面の断面に付したハッチングは、ハッチングを付した対象の材質を限定するものではない。
実施の形態においては、2つの下部吐水口14bと1つの上部吐水口14aとを対象として説明したが(図2参照)、言うまでもなく下部吐水口14bや上部吐水口14a、吸水口6の数は任意である。また、実施の形態では、共通導水路12aを流れる浴槽水Wを、分流させずに上部吐水口14aと下部吐水口14bのいずれか一方のみから吐水しているが、浴槽水Wを分流させて上部吐水口14aおよび下部吐水口14bから同時に吐水してもよい。また、実施の形態では、吸水口6と下部吐水口14bとが単一のカバー24に設けられているが、吸水口6と下部吐水口14bとは別々に配置されてもよい。
さらに、吐水装置4は、上部吐水口14aと下部吐水口14bのいずれか一方のみを備えてもよい。この場合、共通導水路12aと上部導水路12bおよび下部導水路12cとの連通状態を切り替えるための切替弁は省略することができる。したがって、吐水装置4は、上水供給部28を連結するための切替弁のみを有すればよい。また、実施の形態では上水供給部28が第2切替弁36に連結されているが、上水供給部28は、他の位置に接続されてもよい。ただし、この場合には新たな切替弁を設ける必要がある。このため、実施の形態のように第2切替弁36に上水供給部28を連結する場合に比べて部品点数の増加を招くが、一方で吐水装置4の設計の自由度を高めることができる。
また、本実施の形態では給水工程において、給湯器26で温められた上水が吐水装置4および浴槽2に供給される。これにより、吐水装置4内の洗浄効果を高めることができる。しかしながら、特にこの構成に限定されず、上水供給部28が給湯器26ではなく上水道に直に接続され、常温の上水が吐水装置4および浴槽2に供給されてもよい。
また、メンテナンスモードにおいて濯ぎ工程を省略し、給水工程の後に第2排水工程が実行されてもよい。これにより、メンテナンスモードの実行時間を短縮することができる。また、第2排水工程の後に、追加の給水、濯ぎおよび排水が繰り返されてもよい。また、各工程の時間や繰り返し回数などを異ならせた複数のメンテナンスモードを予め設定しておき、求める洗浄度合いや吐水装置4の使用状況等に応じてユーザが適宜選択できるように設計することもできる。
また、各工程の間に、所定の待ち時間を設けてもよい。例えば制御装置20は、第1制御が終了した後、10分程度の待ち時間が経過した後に第2制御を実行する。これにより、浴槽水Wに洗剤が混入している場合には、洗剤が吐水装置4内に付着した状態を待ち時間だけ維持することができ、洗浄効果をより高めることができる。
以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。例えば、本発明には以下の態様を含めることができる。
[項目1]
浴槽に設けられる吸水口、吸水口に連結される吸水路、吸水路に連結され、吸水口から浴槽水を吸い込むポンプ、ポンプに連結される導水路、および導水路に連結され、ポンプが吸い込む浴槽水を吐出する吐水口を備える吐水装置の洗浄方法であって、
浴槽水を吐水装置内に循環させる洗浄工程と、
洗浄工程の後に、吐水装置内および浴槽内の浴槽水を排水する第1排水工程と、
第1排水工程の後に、吐水装置内および浴槽内に上水を供給する給水工程と、
を含む、吐水装置の洗浄方法。
[項目2]
給水工程の後に、吐水装置内に上水を循環させる濯ぎ工程を含む、項目1に記載の吐水装置の洗浄方法。
[項目3]
濯ぎ工程の後に、吐水装置内および浴槽内の上水を排水する第2排水工程を含む、項目2に記載の吐水装置の洗浄方法。
2 浴槽、 4 吐水装置、 6 吸水口、 8 吸水路、 10 ポンプ、 12 導水路、 12a 共通導水路、 12b 上部導水路、 12c 下部導水路、 14 吐水口、 14a 上部吐水口、 14b 下部吐水口、 20 制御装置、 28 上水供給部、 32 排水路、 34 第1切替弁、 36 第2切替弁。

Claims (6)

  1. 浴槽に設置される吐水装置であって、
    浴槽に設けられる吸水口と、
    前記吸水口に連結される吸水路と、
    前記吸水路に連結され、前記吸水口から浴槽水を吸い込むポンプと、
    前記ポンプに連結される導水路と、
    前記導水路に連結され、前記ポンプが吸い込む浴槽水を吐出する吐水口と、
    前記吐水装置内を洗浄するための上水を供給する上水供給部と、
    前記吐水装置内および浴槽内の水を排出する排水路と、
    前記ポンプの駆動、前記上水供給部からの上水供給、および前記排水路からの排水を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    浴槽水が浴槽に溜まっている状態で、前記ポンプを駆動する第1制御と、
    前記第1制御の後に、前記吐水装置内および浴槽内の浴槽水を前記排水路から排水する第2制御と、
    前記第2制御の後に、前記上水供給部から前記吐水装置内および浴槽内に上水を供給する第3制御と、
    を実行するよう構成されることを特徴とする吐水装置。
  2. 前記排水路は、前記吸水路に連結され、
    前記吐水装置は、前記ポンプ、前記吸水口および前記排水路の連通状態を切り替える第1切替弁を備え、
    前記制御装置は、前記第1切替弁を制御し、
    前記第1切替弁は、前記第1制御および前記第3制御の実行中、前記ポンプと前記吸水口とを連通し前記排水路と前記ポンプおよび前記吸水口とを遮断する状態とされ、前記第2制御の実行中、前記ポンプ、前記吸水口および前記排水路を連通する状態とされる請求項1に記載の吐水装置。
  3. 前記上水供給部は、前記導水路に連結され、
    前記吐水装置は、前記ポンプ、前記吐水口および前記上水供給部の連通状態を切り替える第2切替弁を備え、
    前記制御装置は、前記第2切替弁を制御し、
    前記第2切替弁は、前記第1制御および前記第2制御の実行中、前記ポンプと前記吐水口とを連通し前記上水供給部と前記ポンプおよび前記吐水口とを遮断する状態とされ、前記第3制御の実行中、前記上水供給部と前記ポンプおよび前記吐水口の少なくとも一方とを連通する状態とされる請求項1または2に記載の吐水装置。
  4. 前記吐水口は、上部吐水口と、下部吐水口と、を含み、
    前記導水路は、前記ポンプに連結される共通導水路と、前記共通導水路から分岐して前記上部吐水口に連結される上部導水路と、前記共通導水路から分岐して前記下部吐水口に連結される下部導水路と、を含み、
    前記第2切替弁は、前記共通導水路から前記上部導水路および前記下部導水路への分岐点に設けられ、前記ポンプ、前記上部吐水口、前記下部吐水口および前記上水供給部の連通状態を切り替え可能であり、
    前記第2切替弁は、前記第1制御および前記第2制御の実行中、前記ポンプと前記上部吐水口および前記下部吐水口の少なくとも一方とを連通し前記上水供給部と前記ポンプ、前記上部吐水口および前記下部吐水口とを遮断する状態とされ、前記第3制御の実行中、前記上水供給部と前記ポンプ、前記上部吐水口および前記下部吐水口の少なくとも1つとを連通する状態とされる請求項3に記載の吐水装置。
  5. 前記制御装置は、前記第3制御の後に前記ポンプを駆動する第4制御を実行するように構成される請求項1乃至4のいずれか1項に記載の吐水装置。
  6. 前記制御装置は、前記第4制御の後に、前記吐水装置内および浴槽内の前記上水を前記排水路から排水する第5制御を実行するように構成される請求項5に記載の吐水装置。
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