JP2000077520A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2000077520A
JP2000077520A JP10243950A JP24395098A JP2000077520A JP 2000077520 A JP2000077520 A JP 2000077520A JP 10243950 A JP10243950 A JP 10243950A JP 24395098 A JP24395098 A JP 24395098A JP 2000077520 A JP2000077520 A JP 2000077520A
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film
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etching
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Takahiko Mizutani
隆彦 水谷
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/768Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics
    • H01L21/76897Formation of self-aligned vias or contact plugs, i.e. involving a lithographically uncritical step

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性を低下させることなく微細化すること
ができる半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 下地基板10上に、上面及び側面に第1
の絶縁膜が形成された複数の配線20を形成する工程
と、下地基板10上及び配線20上に、下地基板に対し
てほぼ垂直方向に堆積し、複数の配線20間を埋めるよ
うに第2の絶縁膜28を形成する工程と、第2の絶縁膜
28上に、エッチング特性が第2の絶縁膜と異なる第3
の絶縁膜30を形成する工程と、第2の絶縁膜28をス
トッパとして第3の絶縁膜30をエッチングする工程
と、第2の絶縁膜28をエッチングして下地基板10に
達するコンタクトホール32を形成する工程とを有して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に係り、特に微細な配線をする半導体装置の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの大規模化に伴い、素子の微細化
が追求されている。より微細な寸法のゲート電極、配
線、コンタクトホールを有する半導体集積回路を実現す
るために、従来より、フォトリソグラフィにおける露光
波長を短波長化して解像力を向上することが行われてい
る。
【0003】このようにして最小現像寸法を縮小する一
方で、リソグラフィ工程間の位置合わせマージンを確保
するためのデバイス構造が種々検討されており、形成す
るパターンの寸法を縮小せずにデバイスの寸法を小さく
することが試みられている。形成するパターンの寸法を
縮小せずにデバイスの寸法を小さくすることができる技
術として、セルフアラインコンタクト(Self-aligned C
ontact、以下、SACと呼ぶ)が注目されている。
【0004】SACを用いた半導体装置の製造方法で
は、図7(a)に示すように、層間絶縁膜130をエッ
チングする際にストッパ膜128がエッチングストッパ
として機能し、絶縁膜118を過剰のエッチングから保
護することができるので、ゲート電極120が露出して
しまうのを防止することができ、リソグラフィ工程にお
いて位置ずれが生じた場合にも、所定の位置にコンタク
トホール132を形成することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような半導体装置の製造方法では、半導体装置の微細化
に伴いゲート電極120の間隔が狭くなると、図7
(b)に示すように、ストッパ膜128の間に狭い間隙
129が生じてしまい、ストッパ膜128をエッチング
ストッパとして層間絶縁膜130をエッチングする際
に、間隙129内の層間絶縁膜130を除去しきれない
ことがあった。
【0006】このような場合、間隙129内の層間絶縁
膜130を完全に除去するためには、オーバーエッチン
グを行わなければならない。しかし、オーバーエッチン
グを行うと、層間絶縁膜130のみならず、ストッパ膜
128や絶縁膜118をもエッチングしてしまうことが
あり、ひいてはゲート電極120が露出してしまった
り、シリコン基板110までもがエッチングされてしま
うことがあり、半導体装置の信頼性が低下してしまうこ
とがあった。
【0007】本発明の目的は、信頼性を低下させること
なく微細化することができる半導体装置の製造方法を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、下地基板上
に、上面及び側面に第1の絶縁膜が形成された複数の配
線を形成する工程と、前記下地基板上及び前記配線上
に、前記下地基板に対してほぼ垂直方向に堆積し、前記
複数の配線間を埋めるように第2の絶縁膜を形成する工
程と、前記第2の絶縁膜上に、エッチング特性が前記第
2の絶縁膜と異なる第3の絶縁膜を形成する工程と、前
記第2の絶縁膜をストッパとして前記第3の絶縁膜をエ
ッチングする工程と、前記第2の絶縁膜をエッチングし
て前記下地基板に達するコンタクトホールを形成する工
程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法に
より達成される。これにより、下地基板に対してほぼ垂
直方向に堆積して第2の絶縁膜を形成するので、第2の
絶縁膜の表面に狭い間隙が生じることはなく、所望のコ
ンタクトホールを形成することができる。従って、信頼
性を低下させることなく微細な半導体装置を製造するこ
とができる。
【0009】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、前記第2の絶縁膜を形成する工程では、前記下地基
板にバイアスをかけてプラズマCVD法により前記第2
の絶縁膜を形成することが望ましい。これにより、下地
基板にバイアスをかけたプラズマCVD法を用いて第2
の絶縁膜を形成するので、第2の絶縁膜表面に狭い間隙
が生じることはなく、所望のコンタクトホールを形成す
ることができる。
【0010】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、前記第2の絶縁膜を形成する工程では、スパッタ法
により前記第2の絶縁膜を形成することが望ましい。こ
れにより、スパッタ法を用いて第2の絶縁膜を形成する
ので、第2の絶縁膜表面に狭い間隙が生じることはな
く、所望のコンタクトホールを形成することができる。
また、上記目的は、下地基板上に、上面及び側面に第1
の絶縁膜が形成された複数の配線を形成する工程と、前
記下地基板上及び前記配線上に、前記複数の配線間を埋
めるように第2の絶縁膜を形成する工程と、前記第2の
絶縁膜上に、エッチング特性が前記第2の絶縁膜と異な
る第3の絶縁膜を形成する工程と、前記第2の絶縁膜を
ストッパとして前記第3の絶縁膜をエッチングし、更に
前記第2の絶縁膜をエッチングして前記下地基板に達す
るコンタクトホールを形成する工程と、前記コンタクト
ホール内に第4の絶縁膜を形成する工程とを有すること
を特徴とする半導体装置の製造方法により達成される。
これにより、第2の絶縁膜に大きなアンダーカットが生
じた場合であっても、コンタクトホール内に第4の絶縁
膜を形成するので、隣接するコンタクトホール間の絶縁
耐圧を高くすることができる。従って、信頼性を低下さ
せることなく微細な半導体装置を製造することができ
る。
【0011】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、前記第4の絶縁膜を形成する工程の後に、前記下地
基板上の前記第4の絶縁膜をエッチングする工程を更に
有することが望ましい。これにより、下地基板に達する
コンタクトホールを形成することができる。また、上記
の半導体装置の製造方法において、前記複数の配線を形
成する工程の後、前記第2の絶縁膜を形成する工程の前
に、全面に第5の絶縁膜を形成する工程と、前記コンタ
クトホールを形成する工程の後、前記第4の絶縁膜を形
成する工程の前に、前記下地基板上の前記第5の絶縁膜
をエッチングする工程とを更に有することが望ましい。
【0012】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、前記複数の配線を形成する工程の後、前記第2の絶
縁膜を形成する工程の前に、全面に第5の絶縁膜を形成
する工程を更に有し、前記第4の絶縁膜をエッチングす
る工程では、前記下地基板上の前記第4の絶縁膜及び前
記第5の絶縁膜をエッチングすることが望ましい。これ
により、簡略な工程で第5の絶縁膜をエッチングするこ
とができる。
【0013】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、前記第2の絶縁膜は、SiN膜又はSiON膜であ
ることが望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]本発明の第1実
施形態による半導体装置の製造方法を図1乃至図3を用
いて説明する。図1乃至図3は、本実施形態による半導
体装置の製造方法を示す工程断面図である。本実施形態
による半導体装置の製造方法は、DRAMに適用したも
のであって、図1乃至図3において、紙面左側はDRA
Mのワード線の延在方向に対して垂直方向の断面図であ
り、紙面右側はDRAMのワード線に沿った断面図、即
ち紙面左側の図の紙面垂直方向のA−A′線断面図であ
る。
【0015】まず、LOCOS法により、シリコン基板
10表面に素子分離膜12を形成する。次に、全面に、
ゲート絶縁膜(図示せず)を形成する。次に、ゲート絶
縁膜上に、CVD法により、膜厚50nmのポリシリコ
ン膜14を形成する。
【0016】次に、ポリシリコン膜14上に、膜厚12
0nmのWSi膜16を形成する。次に、WSi膜16
上に、CVD法により、膜厚30nmのSiON膜、膜
厚50nmのシリコン酸化膜を形成することにより、S
iON膜及びシリコン酸化膜より成る絶縁膜18を形成
する(図1(a)参照)。次に、フォトリソグラフィ技
術により、絶縁膜18、WSi膜16、ポリシリコン膜
14をパターニングし、ポリシリコン膜14とWSi膜
16とより成るゲート電極20を形成する(図1(b)
参照)。
【0017】次に、ゲート電極20に自己整合で不純物
を導入し、低濃度拡散層22aを形成する(図1(c)
参照)。次に、全面に、CVD法により、膜厚70nm
のシリコン酸化膜を形成する。この後、シリコン酸化膜
を異方性エッチングすることにより、ゲート電極の側面
にシリコン酸化膜より成るサイドウォール絶縁膜24を
形成する。
【0018】次に、サイドウォール絶縁膜24が形成さ
れたゲート電極20に自己整合で不純物を高濃度に導入
し、高濃度拡散層22bを形成する。これにより、低濃
度拡散層22aと高濃度拡散層22bとよりソース/ド
レイン拡散層22が構成されることとなる(図2(a)
参照)。次に、全面に、膜厚20nmのシリコン酸化膜
26を形成する。シリコン酸化膜26は後工程で形成す
るストッパ膜28をエッチングをする際のエッチングス
トッパとして機能するものである。
【0019】次に、シリコン基板10に負のバイアスを
かけ、プラズマCVD法により、全面に、膜厚100n
mのストッパ膜28を形成する。シリコン基板10に負
のバイアスをかけたプラズマCVD法を用いるので、シ
リコン基板10に対してほぼ垂直方向に堆積してストッ
パ膜28が形成される。また、ストッパ膜28の膜厚が
100nmと厚いため、ゲート電極20間のストッパ膜
28表面に狭い間隙が生じてしまうことはない。なお、
ストッパ膜28の膜厚は、ゲート電極20間においてス
トッパ膜28表面に狭い間隙が生じることがないよう適
宜設定すればよく、例えば100nm乃至200nmと
することができる(図2(b)参照)。
【0020】次に、全面に、膜厚1μmのPSG膜より
成る層間絶縁膜30を形成する。次に、ストッパ膜28
をエッチングストッパとして層間絶縁膜30をエッチン
グし、ストッパ膜28表面までコンタクトホール32を
形成する。なお、エッチングには異方性エッチングを用
い、エッチングガスは、例えばC48/Ar/O 2/C
Oガスを用いる。ゲート電極20間のストッパ膜28の
表面に狭い間隙が生じていないので、ストッパ膜28上
に層間絶縁膜30の残渣が生じることはなく、コンタク
トホール32をストッパ膜28表面まで形成することが
できる(図2(c)参照)。
【0021】次に、シリコン酸化膜26をエッチングス
トッパとして、準異方性エッチングによりストッパ膜2
8をエッチングする。ここで、準異方性エッチングと
は、一方向に対してのみ特に高いエッチングレートでエ
ッチングが進む異方性でありながら、同時に、かかる方
向に対して垂直の方向に対しても若干量エッチングが進
むようなエッチングのことをいう。準異方性エッチング
を用いるのは、異方性エッチングではシリコン酸化膜2
6に対して高選択比でストッパ膜28をエッチングする
ことが困難であるためである。準異方性エッチングを用
いれば、シリコン酸化膜26に対して高選択比でストッ
パ膜28をエッチングすることができる。エッチングガ
スとしては、例えば、SF6/HBr/N2ガスやSF6
/O2/N2ガス等を用いることができる。こうして、ス
トッパ膜28は、大きなアンダーカットを生じることな
くエッチングされることとなる(図3(a)参照)。
【0022】次に、異方性エッチングにより、シリコン
酸化膜26をエッチングする。これにより、ソース/ド
レイン拡散層22に達するコンタクトホール32が形成
されることとなる。次に、CVD法により、全面にポリ
シリコン膜を形成する。この後、CMP(Chemical Mec
hanical Polishing、化学的機械的研磨)法により層間
絶縁膜30表面が露出するまでポリシリコン膜を研磨
し、これによりコンタクトホール内にポリシリコン膜よ
り成る導体プラグ34を形成する(図3(b)参照)。
【0023】このように、本実施形態によれば、シリコ
ン基板に負のバイアスをかけたプラズマCVD法を用い
てストッパ膜を厚く形成するので、ストッパ膜表面に狭
い間隙が生じることはなく、ソース/ドレイン拡散層に
達する所望のコンタクトホールを形成することができ
る。これにより、信頼性を低下させることなく微細な半
導体装置を製造することができる。
【0024】[第2実施形態]本発明の第2実施形態に
よる半導体装置の製造方法を図4乃至図6を用いて説明
する。図4乃至図6は、本実施形態による半導体装置の
製造方法を示す工程断面図である。図1乃至図3に示す
第1実施形態による半導体装置の製造方法と同一の構成
要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔に
する。
【0025】本実施形態による半導体装置の製造方法
は、ストッパ膜を熱CVD法により形成し、コンタクト
ホール内に絶縁膜を形成することにより導体プラグ間の
絶縁耐圧を確保することに主な特徴がある。まず、図4
(a)乃至図5(a)に示す本実施形態による半導体装
置の製造方法は、図1(a)乃至図2(a)に示す第1
実施形態による半導体装置の製造方法と同様であるの
で、説明を省略する。
【0026】次に、第1実施形態と同様に、膜厚20n
mのシリコン酸化膜26を形成する。次に、全面に熱C
VD法(Thermal Chemical Vapor Deposition)によ
り、ストッパ膜28aを形成する。ストッパ膜28aの
膜厚は、ゲート電極20間においてストッパ膜28aに
よる間隙29を広くすることができるよう、適宜設定す
ることが望ましく、例えば100nm乃至200nmと
することができる。ストッパ膜28aを熱CVD法によ
り形成するため、ストッパ膜28aはシリコン酸化膜2
6上にほぼ均等に成膜が進行して形成され、最終的には
ゲート電極20間においてストッパ膜28a表面が接触
して接触面31が生じることとなる(図5(b)参
照)。
【0027】次に、全面に、膜厚1μmのPSG膜より
成る層間絶縁膜30を形成する。次に、ストッパ膜28
aをエッチングストッパとして異方性エッチングを行
い、ストッパ膜28a上面までコンタクトホール32を
形成する。エッチングガスは、例えばC48/Ar/O
2/COガスを用いることができる(図5(c)参
照)。
【0028】次に、シリコン酸化膜26をエッチングス
トッパとして、準異方性エッチングによりストッパ膜2
8aをエッチングする。エッチングガスとしては、例え
ば、SF6/HBr/N2ガスやSF6/O2/N2ガス等
を用いることができる。熱CVD法により形成されたス
トッパ膜28aには接触面31が生じているため、接触
面31に沿ってエッチングが速く進行し、図6(a)の
右側の図に示すように大きなアンダーカットが生じるこ
ととなる(図6(a)参照)。
【0029】次に、CVD法により、膜厚50nmのシ
リコン窒化膜より成る絶縁膜36を形成する(図6
(b)参照)。本実施形態ではストッパ膜28aが大き
くアンダーカットされてしまうが、コンタクトホール3
2内に絶縁膜36を形成することにより、導体プラグ3
4間の絶縁耐圧を高くすることができる。なお、絶縁膜
36としては、例えばシリコン酸化膜やシリコン窒化膜
(SiN4膜)等を用いることができるが、後工程で導
体プラグを形成する際にHF系の前処理を行うことを考
慮すると、シリコン窒化膜を用いる方が望ましい。
【0030】次に、異方性エッチングにより、ソース/
ドレイン拡散層22上のシリコン酸化膜26及びストッ
パ膜28aをエッチングし、ソース/ドレイン拡散層2
2に達するコンタクトホール32を形成する。エッチン
グガスとしては、例えば、CHF3/O2ガスを用いるこ
とができる。このようなエッチングガスを用いれば、シ
リコン酸化膜26に対する絶縁膜36の選択比は約2と
なる。
【0031】次に、CVD法により全面にポリシリコン
膜を形成する。この後、CMP法により層間絶縁膜30
表面が露出するまでポリシリコン膜を研磨し、これによ
りコンタクトホール32内にポリシリコン膜より成る導
体プラグ34を形成する(図6(c)参照)。このよう
に、本実施形態によれば、熱CVD法を用いてストッパ
膜を形成するため、ゲート電極間においてストッパ膜表
面に接触面が生じてしまい、接触面に沿ってエッチング
が速く進行してストッパ膜が大きくアンダーカットされ
てしまうが、コンタクトホール内に絶縁膜を形成するの
で隣接する導体プラグの絶縁耐圧を高くすることができ
る。これにより、信頼性を低下させることなく微細な半
導体装置を製造することができる。
【0032】[変形実施形態]本発明は上記実施形態に
限らず種々の変形が可能である。例えば、第1又は第2
実施形態では、DRAMに適用した場合を説明したが、
適用する対象はDRAMに限定されるものではなく、S
ACを用いて製造する半導体装置であればあらゆる半導
体装置に適用することができる。
【0033】また、第1及び第2実施形態では、ストッ
パ膜としてシリコン窒化膜を用いたが、ストッパ膜はシ
リコン窒化膜に限定されるものではなく、例えばSiO
N膜を用いてもよい。また、第2実施形態では、絶縁膜
36を形成した後、絶縁膜36及びシリコン酸化膜26
をエッチングしてソース/ドレイン拡散層22に達する
コンタクトホール32を形成したが、シリコン酸化膜2
6をエッチングした後に絶縁膜36を形成し、その後、
絶縁膜36をエッチングすることによりソース/ドレイ
ン拡散層22に達するコンタクトホール32を形成して
もよい。この場合、シリコン酸化膜26をエッチングす
るエッチングガスとしては、例えば、CHF3/CF4
Arガス又はCHF3/O2ガスを用いることができる。
【0034】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、シリコン
基板に負のバイアスをかけたプラズマCVD法を用いて
ストッパ膜を厚く形成するので、ストッパ膜表面に狭い
間隙が生じることはなく、ソース/ドレイン拡散層に達
する所望のコンタクトホールを形成することができる。
これにより、信頼性を低下させることなく微細な半導体
装置を製造することができる。
【0035】また、本発明によれば、熱CVD法を用い
てストッパ膜を形成すると、ゲート電極間においてスト
ッパ膜表面に接触面が生じてしまい、接触面に沿ってエ
ッチングが速く進行してストッパ膜が大きくアンダーカ
ットされてしまうが、コンタクトホール内に絶縁膜を形
成するので隣接する導体プラグの絶縁耐圧を高くするこ
とができる。これにより、信頼性を低下させることなく
微細な半導体装置を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その1)である。
【図2】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その2)である。
【図3】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その3)である。
【図4】本発明の第2実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その1)である。
【図5】本発明の第2実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その2)である。
【図6】本発明の第2実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その3)である。
【図7】従来の半導体装置を示す断面図である。
【符号の説明】
10…シリコン基板 12…素子分離膜 14…ポリシリコン膜 16…WSi膜 18…絶縁膜 20…ゲート電極 22…ソース/ドレイン拡散層 22a…低濃度拡散層 22b…高濃度拡散層 24…サイドウォール絶縁膜 26…シリコン酸化膜 28…ストッパ膜 28a…ストッパ膜 29…間隙 30…層間絶縁膜 32…コンタクトホール 34…導体プラグ 36…絶縁膜 110…シリコン基板 118…絶縁膜 120…ゲート電極 128…ストッパ膜 129…間隙 130…層間絶縁膜 132…コンタクトホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M104 AA01 BB01 CC05 DD04 DD08 DD16 DD19 DD26 DD43 EE09 EE14 EE15 FF13 FF14 GG09 GG16 HH14 5F033 AA02 AA13 AA15 AA17 AA19 AA23 AA25 AA28 AA29 AA54 AA64 BA02 BA15 BA24 BA37 CA04 DA07 DA14 EA02 EA03 EA04 EA22 EA25 EA27 EA28

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地基板上に、上面及び側面に第1の絶
    縁膜が形成された複数の配線を形成する工程と、 前記下地基板上及び前記配線上に、前記下地基板に対し
    てほぼ垂直方向に堆積し、前記複数の配線間を埋めるよ
    うに第2の絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜上に、エッチング特性が前記第2の絶
    縁膜と異なる第3の絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜をストッパとして前記第3の絶縁膜を
    エッチングする工程と、 前記第2の絶縁膜をエッチングして前記下地基板に達す
    るコンタクトホールを形成する工程とを有することを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記第2の絶縁膜を形成する工程では、前記下地基板に
    バイアスをかけてプラズマCVD法により前記第2の絶
    縁膜を形成することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記第2の絶縁膜を形成する工程では、スパッタ法によ
    り前記第2の絶縁膜を形成することを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 下地基板上に、上面及び側面に第1の絶
    縁膜が形成された複数の配線を形成する工程と、 前記下地基板上及び前記配線上に、前記複数の配線間を
    埋めるように第2の絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜上に、エッチング特性が前記第2の絶
    縁膜と異なる第3の絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜をストッパとして前記第3の絶縁膜を
    エッチングし、更に前記第2の絶縁膜をエッチングして
    前記下地基板に達するコンタクトホールを形成する工程
    と、 前記コンタクトホール内に第4の絶縁膜を形成する工程
    とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記第4の絶縁膜を形成する工程の後に、前記下地基板
    上の前記第4の絶縁膜をエッチングする工程を更に有す
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記複数の配線を形成する工程の後、前記第2の絶縁膜
    を形成する工程の前に、全面に第5の絶縁膜を形成する
    工程と、 前記コンタクトホールを形成する工程の後、前記第4の
    絶縁膜を形成する工程の前に、前記下地基板上の前記第
    5の絶縁膜をエッチングする工程とを更に有することを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記複数の配線を形成する工程の後、前記第2の絶縁膜
    を形成する工程の前に、全面に第5の絶縁膜を形成する
    工程を更に有し、 前記第4の絶縁膜をエッチングする工程では、前記下地
    基板上の前記第4の絶縁膜及び前記第5の絶縁膜をエッ
    チングすることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項4乃至7のいずれか1項に記載の
    半導体装置の製造方法において、 前記第2の絶縁膜は、SiN膜又はSiON膜であるこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
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